JP2022025193A - 車載制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車載バッテリの異常電圧低下に対する限界能力の向上を実現できる車載制御装置を提供する。【解決手段】車載バッテリ(10)から入力電圧が供給され、少なくとも車両制御を行うマイクロプロセッサ(20)を搭載した車載制御装置(100A)において、入力電圧の低下を検知したとき、入力電圧が印加される部位と制御電源電圧が印加される部位との間を入力電圧安定化回路(29)により遮断して電流の流出を防止するとともに、その遮断遅延が発生しても、入力電圧安定化回路(29)のコイル(26)が有する電流変化抑制機能により電流の流出を防止するように構成した。【選択図】図1

Description

本願は、車載制御装置に関するものである。
車両のエンジン始動時には、始動用電動機に大量の電流が流れるので、車載バッテリの電圧が瞬時に低下することがあり、車載バッテリに接続されているECU(Electronic Control unit)などの車載電装機器に十分な電力が供給されず、車載電装機器のリセットによるエンジン再始動の遅れ、車載電装機器の制御の遅れ、などが発生する。
特に、アイドリングストップ機能を有する車両では、エンジン停止とエンジン再始動とが頻繁に繰り返され、その度にバッテリ電圧が瞬時に低下する。このため、アイドリングストップ機能を有する車両では、DC/DCコンバータ、キャパシタ、予備電池などにより構成される電源補助装置を用いて、エンジン再始動時の電圧低下に対する車載電装機器などのリセット動作の防止を図っている。
一般に、エンジン始動時における車載制御装置に対する外部機器類への突入電流発生時には、車載バッテリの電圧が瞬時に低下するので、逆流阻止ダイオードを用いて、平滑コンデンサの電荷が逆流して制御機器群に引き抜かれることを防止するようにしている。たとえば、特許文献1に開示された従来の車両用電源制御装置では、ダイオードを設け、電源入力直後における電流の逆流を防止するようにしている。また、特許文献2に開示された従来の電源システムの制御方法では、高負荷時に電圧の昇圧が必要とされるような場合に、モータジェネレータに流すべき電流が意図せずモータジェネレータに流れることを防止するために、ダイオードが用いられている。
特開2001-328518号公報 特開2014-079081号公報
特許文献1、および特許文献2に開示された従来の装置においては、電源の入力直後に逆流阻止用のダイオードに電流が流れて電圧降下が生じ、後段の機器に対する電圧供給効率が悪化してしまう。したがって、突入電流に起因して電圧が瞬時に急低下したときには、逆流阻止用のダイオードを設けるのみでは、平滑コンデンサにおける電荷が逆流するのは防止できても、車載バッテリの異常電圧低下に対する対策としては改善の余地があった。
本願は、上記のような課題を解決するための技術を開示するものであり、車載バッテリの異常電圧低下に対する限界能力の向上を実現できる車載制御装置を提供することを目的とする。
本願に開示される車載制御装置は、
車載バッテリから入力電圧が供給され、前記入力電圧に基づいて入力電圧安定化回路を介して制御電源電圧を生成し、前記制御電源電圧に基づいて安定化電圧を生成し、少なくとも車両の制御を行なうマイクロプロセッサに、前記安定化電圧を供給するように構成された車載制御装置であって、
前記入力電圧の低下を検知する電圧検知回路を備え、
前記入力電圧安定化回路は、接続開閉回路と、前記接続開閉回路に直列に接続されたコイルと、前記制御電源電圧を平滑化する平滑コンデンサと、を備え、
前記接続開閉回路は、前記入力電圧が印加される部位と前記制御電源電圧が印加される部位との間を電気的に遮断する遮断動作と、前記入力電圧が印加される部位と前記制御電源電圧が印加される部位との間を電気的に接続する接続動作とを行ない得るように構成され、
前記電圧検知回路は、前記入力電圧が予め定められた低下電圧閾値より小さいことを検知したとき、前記遮断動作を行なわせる開閉指令信号を前記接続開閉回路に与えるように構成され、
前記入力電圧が前記低下電圧閾値より低下したとき、前記接続開閉回路の前記遮断動作により電流が外部に流出するのを防止するとともに、前記コイルの電流変化抑制機能により、前記遮断動作の遅延による前記電流の流出を防止するように構成されている、
ことを特徴とする。
本願に開示される車載制御装置によれば、車載バッテリの異常電圧低下に対する限界能力の向上を実現できる車載制御装置が得られる。
実施の形態1から実施の形態3による車載制御装置の全体を示すブロック図である。 実施の形態1による車載制御装置における、電圧検知回路の構成を示す回路構成図である。 実施の形態2による車載制御装置における、電圧検知回路の構成を示す回路構成図である。 図3に示す電圧検知回路における、入力電圧と、接続開閉回路の動作と、の関係を示す説明図である。 実施の形態3による車載制御装置における、電圧検知回路の構成を示す回路構成図である。 図5に示す電圧検知回路における、入力電圧および入力電圧分圧電圧と、接続開閉回路の動作と、の関係を示す説明図である。
実施の形態1.
以下、実施の形態1による車載制御装置の構成を詳細に説明する。図1は、実施の形態1から実施の形態3による車載制御装置の全体を示すブロック図である。図1において、車載制御装置100Aは、CPU(Central Processing Unit)としてのマイクロプロセッサ20と、入力電圧安定化回路29と、電圧検知回路30aとを主体として構成されている。車載制御装置100Aの外部には、車載バッテリ10、電源リレー11が設けられている。車載バッテリ10は、たとえばDC12[V]系のバッテリで構成され、図示していない電源スイッチに応動する電源リレー11の出力接点を介して、そのバッテリ電圧が、車載制御装置100Aの入力電圧Vbaとして入力電圧端子VbaLに供給されている。
入力電圧安定化回路29は、接続開閉回路28と、接続開閉回路28に直列に接続されたコイル26と、制御電源電圧Vbbを平滑化する平滑コンデンサ25と、を備えている。接続開閉回路28は、制御電源電圧Vbbが印加される部位としての制御電源電圧端子VbbLと、入力電圧Vbaが印加される部位としての入力電圧端子VbaLとの間を電気的に接続する接続動作と、制御電源電圧Vbbが印加される部位としての制御電源電圧端子VbbLと、入力電圧Vbaが印加される部位としての入力電圧端子VbaLとの間を電気的に遮断する遮断動作と、を行ない得るように構成されている。
なお、制御電源電圧Vbbが印加される部位は、制御電源電圧端子VbbLに限られるものではなく、また、入力電圧Vbaが印加される部位は、入力電圧端子VbaLに限られるものではない。このことは、後述の実施の形態2、および実施の形態3の場合でも同様である。
接続開閉回路28に動作遅れが生じた場合、後述するようにその動作遅れをコイル26の電流抑制機能により補償する。電圧検知回路30a、30b、30cは、入力電圧Vbaの異常低下の発生の有無を常時検知するように構成され、後述するように、車載バッテリ10から車載制御装置100Aに入力された入力電圧Vbaが、任意に設定可能な低下電圧閾値Vlow未満となるとき、接続開閉回路28に遮断動作を行なわせて、入力電圧端子VbaLと制御電源電圧端子VbbLとの電気的接続を遮断する。
なお、図1では、電圧検知回路を符号30a、30b、30cで示しているが、30aは実施の形態1における電圧検知回路、30bは後述の実施の形態2における電圧検知回路、30cは後述の実施の形態3における電圧検知回路を、それぞれ示すものであり、以下述べる実施の形態1では、電圧検知回路30aとして説明する。
入力電圧安定化回路29は、入力電圧Vbaに基づいて制御電源電圧Vbbを生成する。入力電圧Vbaは、後述するように、基準電圧回路32に供給されるとともに、分圧抵抗により分圧されて電圧比較器31の非反転入力端子に供給される。定電圧回路21は、制御電源電圧Vbbに基づいて安定化電圧Vccを生成する。制御電源電圧Vbbは、後述するように、電圧検知回路30aの基準電圧回路32に供給される。さらに、制御電源電圧Vbbは、電圧比較器31の電源として用いられる。安定化電圧Vccは、マイクロプロセッサ20の電源端子に供給される。
基準電圧回路32の出力である低下電圧閾値Vlowは、電圧比較器31の反転入力端子へ接続されている。電圧比較器31から出力されるイネーブル信号(Enable Signal)としての開閉指令信号Sは、論理レベル「H」と論理レベル「L」とのうちの何れかの論理レベルを備え、入力電圧安定化回路29の接続開閉回路28に供給される。
入力電圧安定化回路29は、前述のように、接続開閉回路28と、接続開閉回路28の後段に接続されたLCフィルタとを備えている。LCフィルタは、車載制御装置100Aから車載バッテリ10に向けて電流が逆流するのを遅らせる電流変化抑制機能を有するコイル26と、電荷を保持する制御電源電圧平滑用の平滑コンデンサ25と、により構成されている。接続開閉回路28は、論理レベル「H」の開閉指令信号Sが供給されたときに前述の接続動作を行なって、入力電圧端子VbaLと制御電源電圧端子VbbLとを電気的に接続し、論理レベル「L」の開閉指令信号Sが供給されたときに前述の遮断動作を行なって、入力電圧端子VbaLと制御電源電圧端子VbbLとの電気的接続を遮断する。
なお、接続開閉回路28は、電圧検知回路30aからの開閉指令信号Sの論理レベルに応動して前述の遮断動作と接続動作を行ない得るものであればよいため、MOS-FET(Metal-Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)、トランジスタ、スイッチ、リレーなどのうちの何れかで構成されていてもよい。このことは、後述の実施の形態2、および実施の形態3の場合でも同様である。
定電圧回路21は、制御電源電圧Vbbを電圧変換して安定化電圧Vccを生成し、安定化電圧端子VccLとマイクロプロセッサ20の入力端子に印加する。なお、定電圧回路21は、電圧変換が行えるものであればよいため、シリーズレギュレータ、スイッチング電源などで構成されていてもよい。このことは後述の実施の形態2、および実施の形態3の場合でも同様である。
図2は、実施の形態1による車載制御装置における、電圧検知回路の構成を示す回路構成図である。図2において、電圧検知回路30aは、基準電圧としての低下電圧閾値Vlowを生成する基準電圧回路32と、電圧比較器31と、入力電圧Vbaを分圧する分圧抵抗31a、31bとから構成されている。電圧比較器31は、低下電圧閾値Vlowと、突入電流の有無に応動する入力電圧Vbaの現在値に対応する電圧と、を比較動作することが可能なように構成されている。
具体的には、電圧比較器31の非反転入力端子には、入力電圧Vbaを分圧抵抗31a、31bにより分圧した入力電圧分圧電圧Vjudが供給され、電圧比較器31の反転入力端子には、基準電圧回路32により生成された基準電圧としての低下電圧閾値Vlowが供給される。電圧比較器31の出力端子は、入力電圧安定化回路29の接続開閉回路28に接続されており、電圧比較器31の比較動作により得られる判定信号としての開閉指令信号Sは、接続開閉回路28に供給される。
次に、車載制御装置100Aの通常作動時における電圧比較器31の動作について説明する。電圧比較器31は、入力電圧分圧電圧Vjudと基準電圧としての低下電圧閾値Vlowとを比較の結果、入力電圧Vbaに比例する入力電圧分圧電圧Vjudが低下電圧閾値Vlowを超過したとき、すなわち、[低下電圧閾値Vlow<入力電圧分圧電圧Vjud]のとき、論理レベルがハイレベル(以下、「H」レベルと称する)の判定信号を出力する。
このように、車載制御装置100Aの通常動作時にあっては、電圧比較器31による比較結果が[低下電圧閾値Vlow<入力電圧分圧電圧Vjud]のときに、論理レベル「H」の開閉指令信号Sが、電圧比較器31から入力電圧安定化回路29の接続開閉回路28に対して送信される。これにより、接続開閉回路28は接続動作を継続し、入力電圧端子VbaLと制御電源電圧端子VbbLとの電気的接続を維持し、後段の機器に対して制御電源電圧Vbbと安定化電圧Vccを供給することが可能となる。
ここで、車載制御装置100Aに対する突入電流が発生したとすれば、入力電圧Vbaが低下して入力電圧分圧電圧Vjudが低下電圧閾値Vlowと等しくなり、やがて入力電圧分圧電圧Vjudが低下電圧閾値Vlowを下回り、[低下電圧閾値Vlow>入力電圧分圧電圧Vjud]となる。このとき、電圧検知回路30aの電圧比較器31からの判定信号としての開閉指令信号Sの論理レベルは、「H」レベルから「L」レベルに変化する。その結果、接続開閉回路28は遮断動作を行ない、入力電圧端子VbaLと制御電源電圧端子VbbLとの電気的接続を遮断する。なお、この動作については、さらに後述する。
ここで、判定信号である開閉指令信号Sは、入力電圧Vbaに比例する入力電圧分圧電圧Vjudが低下電圧閾値Vlowを超えているか否かにより論理レベルが前述のように変化することで、車載制御装置100Aへの突入電流発生の有無を検出できるようにした論理信号である。さらに、低下電圧閾値Vlowは、任意に設定可能であって、車載制御装置100Aを動作させることが可能な駆動制御限界値である。
ところで、バッテリ電圧Vbは、図示していない充電用発電機により、通常はDC12[V]から14[V]となるように充電制御されているが、たとえば、エンジン始動時には、始動リレー13がオンとなり、あるいは制御機器群電源リレー14がオンとなって、瞬時に始動電動機12、あるいは制御機器群15に大電流が流れたとき、始動電動機12もしくは制御機器群15に電流が引き抜かれ、車載バッテリ10から車載制御装置100Aに供給されているバッテリ電圧Vbが低下する。
また、たとえば、劣化した車載バッテリ10による寒冷始動時において、エンジン始動時には、バッテリ電圧が瞬時にDC3.0[V]前後にまで低下することがあり、低下電圧閾値Vlow(たとえば4.0[V])を確保できなくなる懸念があり、最悪の場合には、ECUが停止してしまうことが考えられる。瞬時の車載バッテリの電圧低下の要因の一例として、バッテリ電圧Vbを同一電源とする外部機器への突入電流などがあげられる。
そこで、実施の形態1による車載制御装置は、電圧検知回路30aにおける電圧比較器31により、低下電圧閾値Vlowと入力電圧分圧電圧Vjudとを比較することで入力電圧Vbaの状態を検知し、その検知結果に基づく開閉指令信号Sにより、接続開閉回路28に接続動作又は遮断動作を行なわせるように構成されている。
次に、図2により、電圧検知回路30aを構成する基準電圧回路32、電圧比較器31についてさらに詳細に説明する。図2において、基準電圧回路32は、入力電圧選択素子32eと、入力電圧選択素子32eに並列接続された制御電源電圧選択素子32fと、基準電圧抵抗32aと、基準電圧抵抗32aに直列に接続された定電圧素子32bと、を備えている。入力電圧選択素子32eのアノードには、入力電圧Vbaが供給され、制御電源電圧選択素子32fのアノードには、制御電源電圧Vbbが供給される。したがって、基準電圧抵抗32aには、入力電圧Vbaと制御電源電圧Vbbとのうちの電圧値の高い方から電源が供給される。
基準電圧抵抗32aと定電圧素子32bとからなる定電圧回路は、定電圧素子32bのツェナー効果を用いて低下電圧閾値Vlowを生成して電圧比較器31の反転入力端子に供給する。ここで、基準電圧回路32により生成される低下電圧閾値Vlowは、たとえば、前述したように4.0[V]である。
なお、実施の形態1においては、基準電圧抵抗32aと定電圧素子32bにより、低下電圧閾値Vlowを生成するようにしているが、これに限られるものではなく、低下電圧閾値Vlowを生成可能であれば、たとえば、抵抗分圧回路、もしくはレギュレータなどのような回路構成としてもよい。このことは、後述の実施の形態2および実施の形態3の場合でも同様である。
外部機器への突入電流が流れた際に発生する入力電圧Vbaの低下時には、制御電源電圧Vbbが基準電圧回路32に対する供給電力源として選択されることになり、基準電圧抵抗32aを介して定電圧素子32bに電圧が供給される。なお、実施の形態1では、定電圧素子32bの動作電圧を10[V]とし、基準電圧抵抗32aを介して生成される低下電圧閾値Vlowは、前述のように4.0[V]となるように設定されている。
電圧比較器31はコンパレータにより構成されており、非反転入力端子には入力電圧Vbaに比例する入力電圧分圧電圧Vjudが供給され、反転入力端子には低下電圧閾値Vlowが供給される。分圧抵抗31aは、入力電圧Vbaに接続され、分圧抵抗31bは接地されている。分圧抵抗31aと分圧抵抗31bとの直列接続点は、電圧比較器31の非反転入力端子に接続されている。
なお、図2では、低下電圧閾値Vlowと比較される電圧として、入力電圧Vbaが分圧抵抗31a、31bにより分圧された入力電圧分圧電圧Vjudを反転入力端子に供給しているが、入力電圧Vbaがそのまま反転入力端子に供給されるようにしてもよい。このことは、後述する実施の形態2、実施の形態3においても同様である。入力電圧Vbaをそのまま電圧比較器31の反転入力端子に供給する場合の低下電圧閾値Vlowは、入力電圧分圧電圧Vjudを反転入力端子に供給する場合の低下電圧閾値Vlowとは異なることは当然である。
次に、突入電流発生時の電圧比較器31の動作について説明する。基準電圧回路32により生成された低下電圧閾値Vlowと、入力電圧Vbaに比例する入力電圧分圧電圧Vjudと、を電圧比較器31により比較した結果、車載制御装置100Aの通常作動時である[低下電圧閾値Vlow<入力電圧分圧電圧Vjud]から、[低下電圧閾値Vlow>入力電圧分圧電圧Vjud]に変化したことを示す場合、すなわち、電圧比較器31の出力である開閉指令信号Sが、論理レベルが「H」から「L」に切り替わることで突入電流の発生が検出され、入力電圧安定化回路29の接続開閉回路28が遮断動作を行ない、入力電圧端子VbaLと制御電源電圧端子VbbLとの電気的接続が遮断される。
つぎに、図1に戻り、外部機器への突入電流発生に際して、入力電圧安定化回路29では、コイル26が平滑コンデンサ25からの電荷の逆流を防止している間、入力電圧Vbaは低下し続け、電圧検知回路30aにより、入力電圧Vbaに比例する入力電圧分圧電圧Vjudが低下電圧閾値Vlow未満となったことが検知されたときに、電圧比較器31から接続開閉回路28に供給される開閉指令信号Sの論理レベルが「H」から「L」に直ちに切り替わり、入力電圧端子VbaLと制御電源電圧端子VbbLとの電気的接続が遮断されるので、車載制御装置100Aの内部の電圧低下の影響を最小限に抑えることができる。
しかしながら、入力電圧安定化回路29において、接続開閉回路28の接続動作と遮断動作とに、それぞれ時間遅れが発生する場合、あるいは接続開閉回路28そのものに動作遅れが発生する場合があるので、実施の形態1では、このような遅れを補完するために、コイル26が有する電流変化抑制機能により、平滑コンデンサ25から車載バッテリ10に向けた電荷の逆流を阻止するようにしている。
つまり、入力電圧安定化回路29において、平滑コンデンサ25の電荷が制御機器群15などの外部機器に引き抜かれるのを予め定められた期間だけ遅らせ、電力を入力電圧安定化回路29内に十分に留めることができるので、電圧が瞬時に低下するような場合であっても、平滑コンデンサ25の電荷を用いて、定電圧回路21により生成された安定化電圧Vccをマイクロプロセッサ20に供給することが可能となる。
以上のように、実施の形態1によれば、制御装置、補助電源を必要としないため簡素な回路構成であって、特に電源の瞬断による機能停止を防止し、安定性に優れた車載制御装置を提供できる。具体的には、電流の経路を遮断することで逆流を防止し、たとえ接続開閉回路の遮断動作に遅れが発生し、あるいは接続開閉回路そのものに動作遅れが発生しても、コイルによって、平滑コンデンサの電荷が車載バッテリに向けて逆流するのを遅らせ、接続開閉回路による遮断動作の遅れ、又は接続開閉回路そのものの動作遅れを補償することができるので、突入電流発生時には、それに応動し、車載制御装置100A内において瞬時に電圧が低下するのを抑制することができる。
さらに、電源入力直後における電流の逆流を防止するダイオードを設けていないので、電源入力直後に電力が入力される車載制御装置100Aの電圧降下を防ぐことができ、瞬時の電圧低下に対する限界能力を向上させた車載制御装置100Aを得ることができる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2による車載制御装置について説明する。図3は、実施の形態2による車載制御装置における、電圧検知回路の構成を示す回路構成図である。図3において、入力電圧Vbaが分圧抵抗31a、31bにより分圧された入力電圧分圧電圧Vjudが、電圧検知回路30bの電圧比較器31の非反転入力端子に供給されており、これについては実施の形態1と同様である。
前述の実施の形態1の車載制御装置100Aについて、入力電圧Vba又は入力電圧分圧電圧Vjudが、任意に設定可能な低下電圧閾値Vlow未満となるとき、電圧検知回路30aが、接続開閉回路28に遮断動作を行なわせるように構成されていたが、実施の形態2においては、電圧検知回路30bの電圧比較器31における電圧比較動作に、ヒステリシスを備えるようにしたことを特徴としている。実施の形態2による車載制御装置のその他の構成は、実施の形態1の車載制御装置と同様である
実施の形態2による車載制御装置では、電圧検知回路30bの電圧比較器31において、入力電圧Vbaを分圧抵抗31a、31bにより分圧した入力電圧分圧電圧Vjudと、低下電圧閾値Vlowと、の比較を行うが、安定化電圧Vccをヒステリシスの定電圧として用いるために、安定化電圧Vccが基準電圧抵抗32aに接続されている。基準電圧抵抗32aと、接地された抵抗32dと、の直列接続点における電圧は、低下電圧閾値Vlowとして電圧比較器31の反転入力端子に供給される。電圧比較器31の出力端子は、ヒステリシス抵抗32cを介して反転入力端子に接続される。実施の形態2では、電圧検知回路30bにおける電圧比較器31の動作にヒステリシスを付与する構成の一例として、ヒステリシスを付与するためのヒステリシス抵抗32c、抵抗32dが設けられている。
なお、電圧比較器31の比較動作にヒステリシス特性を持たせることができればよいため、ヒステリシス特性を有するヒステリシス回路、もしくはシュミットトリガ回路、シュミットトリガICなどを用いてもよい。
電圧比較器31の比較動作にヒステリシスが設けられていない場合には、ノイズなどにより入力電圧Vbaが変動した場合に、入力電圧Vbaを分圧した入力電圧分圧電圧Vjudが変動し、低下電圧閾値Vlowの近傍で入力電圧分圧電圧Vjudの閾値超過が断続的に発生し、電圧比較器31の出力の論理レベルが断続的に発生し、入力電圧安定化回路29の動作が不安定になることが考えられる。そこで、実施の形態2では、突入電流に起因する瞬時の入力電圧Vbaの低下の際、電圧比較器31の反転入力端子に供給される低下電圧閾値Vlowにヒステリシス幅を持たせるようにしたものであり、判定信号としての開閉指令信号Sを安定させることができる。
図4は、図3に示す電圧検知回路における、入力電圧と接続開閉回路の動作との関係を示す説明図であって、縦軸は接続開閉回路28の接続動作としての「オン」と、遮断動作としての「オフ」を示し、横軸は入力電圧分圧電圧Vjudを示している。図4において、電圧比較器31の非反転入力端子に入力される入力電圧分圧電圧Vjudが、電圧比較器31の反転入力端子に入力されている低下電圧閾値Vlow未満(Vjud<Vlow)の状態Xになれば、電圧比較器31の出力である開閉指令信号Sの論理レベルは「L」となり、接続開閉回路28は遮断動作としての「オフ」となり、入力電圧端子VbaLと制御電源電圧端子VbbLとの電気的接続、従って入力電圧端子VbaLと定電圧回路21との電気的接続、は遮断される。
つぎに、入力電圧分圧電圧Vjudが、低下電圧閾値Vlow未満(Vjud<Vlow)の状態Xから、低下電圧閾値Vlowを超過(Vjud>Vlow)した状態Yとなっても、入力電圧分圧電圧Vjudが低下電圧解除閾値Vhiに達するまでは、電圧比較器31の出力の論理レベルは「L」のままとなり、接続開閉回路28の遮断動作としての「オフ」は継続され、入力電圧端子VbaLは定電圧回路21から電気的に遮断されたままとなる。
入力電圧分圧電圧Vjudが、低下電圧閾値Vlowを超過(Vjud>Vlow)した状態Yにおいて、低下電圧解除閾値Vhiに達すれば、電圧比較器31の出力である開閉指令信号Sの論理レベルは「L」から「H」に変化し、接続開閉回路28は遮断動作としての「オフ」から接続動作としての「オン」に変化し、入力電圧端子VbaLは定電圧回路21に電気的に接続される。その後、入力電圧分圧電圧Vjudが、低下電圧解除閾値Vhiを下回る状態Zとなっても、電圧比較器31の出力としての開閉指令信号Sの論理レベルは「H」のままとなり、入力電圧端子VbaLは定電圧回路21に接続された状態が維持される。
その後、入力電圧分圧電圧Vjudが、低下電圧閾値Vlow未満(Vjud<Vlow)の状態Xになれば、電圧比較器31の出力である開閉指令信号Sの論理レベルは「H」から「L」に変化し、接続開閉回路28は遮断動作としての「オフ」となり、入力電圧端子VbaLは定電圧回路21から電気的に遮断される。
このように、実施の形態2によれば、電圧比較器31の比較動作にヒステリシスが設けられているので、ノイズなどにより入力電圧Vbaが変動した場合でも、電圧比較器31の出力を安定させることができる。したがって、突入電流に起因する瞬時の入力電圧Vbaの低下の際、電圧比較器31の反転入力端子に供給される低下電圧閾値Vlowの近傍での入力電圧分圧電圧Vjudの電圧変動による電圧検知回路30bの出力のばたつきを抑制することができる効果がある。
実施の形態3、
次に、実施の形態3による車載制御装置について説明する。図5は、実施の形態3による車載制御装置における、電圧検知回路の構成を示す回路構成図である。図5に示す電圧検知回路30cにおいて、分圧抵抗31a、31bにより入力電圧Vbaが分圧された入力電圧分圧電圧Vjudが、電圧比較器31の非反転入力端子へ供給される。
基準電圧回路32は、入力電圧選択素子32eと、制御電源電圧選択素子32fと、基準電圧抵抗32aと、基準電圧抵抗32aに直列に接続された定電圧素子32bと、を備えている。入力電圧選択素子32eのアノードには、入力電圧Vbaが供給され、制御電源電圧選択素子32fのアノードには、制御電源電圧Vbbが供給されている。したがって、基準電圧抵抗32aには、入力電圧Vbaと制御電源電圧Vbbとのうちの電圧値の高い方から電源が供給される。
基準電圧抵抗32aと定電圧素子32bとからなる定電圧回路は、定電圧素子32bのツェナー効果を用いて低下電圧閾値Vlowを生成して電圧比較器31の反転入力端子に供給するように構成されている。ここで、基準電圧回路32により生成される低下電圧閾値Vlowは、たとえば、前述したように4.0[V]である。
実施の形態3による電圧検知回路30cでは、ハイパスフィルタコンデンサ34aとハイパスフィルタ抵抗34bとの直列回路からなるハイパスフィルタが、分圧抵抗31aに対して並列に接続されている。このハイパスフィルタは、前述の突入電流が発生した場合に、分圧抵抗31a、31bにより入力電圧Vbaが分圧された入力電圧分圧電圧Vjudから、あらかじめ定められた高周波成分のみを通過させ、ノイズなどの低周波数成分を遮断して、ハイパスフィルタコンデンサ34aに電荷が注入されるよう構成されている。ハイパスフィルタコンデンサ34aとハイパスフィルタ抵抗34bとの直列回路からなるハイパスフィルタは、入力電圧Vbaの変動を増幅する変動成分増幅回路を構成している。
図6は、図5に示す電圧検知回路における、入力電圧と接続開閉回路の動作との関係を示す説明図であって、(a)は、縦軸が入力電圧Vbaを示し、横軸が時間を示している。(b)は、縦軸が入力電圧分圧電圧Vjudを示し、横軸が時間を示している。図5および図6において、時刻t1で入力電圧Vbaが瞬時に低下した際、低周波成分などのノイズを除去した電流がハイパスフィルタコンデンサ34aに注入され、マイナス電荷がハイパスフィルタ抵抗34bを介して電圧比較器31の非反転入力端子に供給される。
図7の(b)に示すように、時刻t1で瞬時に入力電圧Vbaが低下すると、入力電圧Vbaの低下が増幅されて入力電圧分圧電圧Vjudが瞬時に低下電圧閾値Vlowより小さい値に大きく低下するので、実施の形態1による電圧検知回路30aの場合よりも実施の形態3による電圧検知回路30cの方が、突入電流発生の判断を迅速に行なうことが可能であって、実施の形態1の場合よりも早い段階で、入力電圧Vbaの低下を検知し、接続開閉回路28に遮断動作を行なわせることができる。
つぎに、時刻t2で入力電圧Vbaが復帰すると、その変化を入力電圧分圧電圧Vjudが増幅して低下電圧閾値Vlowを瞬時に超えて上昇する。したがって、実施の形態1による電圧検知回路30aの場合よりも実施の形態3による電圧検知回路30cの方が、入力電圧Vbaの復帰の判断を迅速に行なうことが可能であって、実施の形態1の場合よりも早い段階で、入力電圧Vbaの復帰を検知し、接続開閉回路28に接続動作を行なわせることができる。
このように、実施の形態3では、ハイパスフィルタにより周波数成分のフィルタリングを行い、効率的かつ迅速に入力電圧Vbaの入力電圧分圧電圧を電圧比較器31の非反転入力端子に供給するように構成されている。
なお、低下電圧閾値Vlowと比較される電圧は、実施形態1と同様に、前述のように分圧抵抗31a、31bにより分圧された入力電圧分圧電圧Vjudでもよいし、入力電圧Vbaがそのまま供給されてもよい。
実施の形態3による車載制御装置100Aによれば、電圧検知回路30cにハイパスフィルタを設けているので、接続開閉回路28をより迅速にオフにすることができる。
本願は、例示的な実施の形態1及び実施の形態2を記載しているが、これらの実施の形態に記載された特徴、態様、及び機能は特定の実施の形態の適用に限られるのではなく、単独で、または様々な組み合わせで実施の形態に適用可能である。従って、例示されていない無数の変形例が、本願に開示される技術の範囲内において想定される。たとえば、少なくとも1つの構成要素を変形する場合、追加する場合または省略する場合、さらには、少なくとも1つの構成要素を抽出し、他の実施の形態の構成要素と組み合わせる場合が含まれるものとする。
100A 車載制御装置、10 車載バッテリ、11 電源リレー、12 始動電動機、13 始動リレー、14 制御機器群電源リレー、15 制御機器群、20 マイクロプロセッサ、21 定電圧回路、25 平滑コンデンサ、26 コイル、28 接続開閉回路、29 入力電圧安定化回路、30a、30b、30c 電圧検知回路、31 電圧比較器、31a、31b 分圧抵抗、32 基準電圧回路、32a 基準電圧抵抗、32b 定電圧素子、32c ヒステリシス抵抗、32d 抵抗、32e 入力電圧選択素子、32f 制御電源電圧選択素子、34a ハイパスフィルタコンデンサ、34b ハイパスフィルタ抵抗、VbaL 入力電圧端子、VbbL 制御電源電圧端子、VccL 安定化電圧端子、Vb バッテリ電圧、Vba 入力電圧、Vbb 制御電源電圧、Vcc 安定化電圧、Vlow 低下電圧閾値、Vhi 低下電圧解除閾値、Vjud 入力電圧分圧電圧

Claims (4)

  1. 車載バッテリから入力電圧が供給され、前記入力電圧に基づいて入力電圧安定化回路を介して制御電源電圧を生成し、前記制御電源電圧に基づいて安定化電圧を生成し、少なくとも車両の制御を行なうマイクロプロセッサに、前記安定化電圧を供給するように構成された車載制御装置であって、
    前記入力電圧の低下を検知する電圧検知回路を備え、
    前記入力電圧安定化回路は、接続開閉回路と、前記接続開閉回路に直列に接続されたコイルと、前記制御電源電圧を平滑化する平滑コンデンサと、を備え、
    前記接続開閉回路は、前記入力電圧が印加される部位と前記制御電源電圧が印加される部位との間を電気的に遮断する遮断動作と、前記入力電圧が印加される部位と前記制御電源電圧が印加される部位との間を電気的に接続する接続動作とを行ない得るように構成され、
    前記電圧検知回路は、前記入力電圧が予め定められた低下電圧閾値より小さいことを検知したとき、前記遮断動作を行なわせる開閉指令信号を前記接続開閉回路に与えるように構成され、
    前記入力電圧が前記低下電圧閾値より低下したとき、前記接続開閉回路の前記遮断動作により電流が外部に流出するのを防止するとともに、前記コイルの電流変化抑制機能により、前記遮断動作の遅延による前記電流の流出を防止するように構成されている、
    ことを特徴とする車載制御装置。
  2. 前記電圧検知回路は、電圧比較器と、基準電圧回路と、を備え、
    前記基準電圧回路は、前記低下電圧閾値を生成するように構成され、
    前記電圧比較器は、前記入力電圧又は前記入力電圧に比例する電圧と、前記低下電圧閾値と、の比較に基づいて、前記入力電圧又は前記入力電圧に比例する電圧が前記低下電圧閾値より小さいことを検知したとき、前記遮断動作を行なわせる開閉指令信号を前記接続開閉回路に与えるように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載制御装置。
  3. 前記電圧検知回路は、電圧比較器を備え、
    前記低下電圧閾値は、ヒステリシス幅を有し、
    前記電圧比較器は、前記入力電圧又は前記入力電圧に比例する電圧と、前記ヒステリシス幅を有する低下電圧閾値と、の比較に基づいて、前記入力電圧又は前記入力電圧に比例する電圧が前記低下電圧閾値より小さいことを検知したとき、前記遮断動作を行なわせる開閉指令信号を前記接続開閉回路に与えるように構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の車載制御装置。
  4. 前記電圧比較器は、一方の入力端子に前記入力電圧又は前記入力電圧に比例する電圧が入力され、他方の入力端子に前記低下電圧閾値が入力され、
    前記電圧比較器の前記一方の入力端子には、前記入力電圧の変動を増幅する変動成分増幅回路が接続されている、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の車載制御装置。
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