JP2022024069A - 特典管理装置及び特典管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】店舗における損失を抑制する。【解決手段】ポイント管理サーバ4は、所定のカード11を使用するユーザのユーザ端末12に対して、カード11を使用して商品又はサービスを購入可能な現実又は仮想の店舗で提供される商品又はサービスに対応する特典であるポイントの付与に係る特典情報を通知する通知部476と、ユーザ端末12に対応付けられたカード11を用いて、ユーザが特典情報に関連する商品又はサービスを購入したことに応じてユーザに特典としてのポイントを付与する特典付与部477と、ユーザ端末12から、カード番号に関連付けられた電子通貨の口座にユーザに付与されたポイントを所定のレートにより変換して算出された電子通貨をチャージすることを受け付けるチャージ部と、を有する。【選択図】図11

Description

特許法第30条第2項適用申請有り ウェブサイトでの公開 ウェブサイトの掲載日 平成26年5月8日 ウェブサイトのアドレスhttp://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2014/05/08/333.html http://news.kddi.com/kddi/corporate/newsrelease/2014/05/08/besshi333.html
特許法第30条第2項適用申請有り サービスの提供 サービス提供開始日 平成26年5月1日
本発明は、特典管理装置及び特典管理方法に関する。
従来、店舗における来客を増加させるために、当該商品又はサービスの購入に対して特典を付与するクーポンを発行することが行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009-251843号公報
ユーザが店舗に来店する可能性を高め、店舗における損失を抑制することが求められている。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、店舗における損失を抑制することができる特典管理装置及び特典管理方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る特典管理装置は、所定のカードを使用するユーザの携帯端末に対して、前記カードを使用して商品又はサービスを購入可能な現実又は仮想の店舗で提供される商品又はサービスに対応する特典であるポイントの付与に係る特典情報を通知する通知部と、前記携帯端末に対応付けられた前記カードを用いて、前記ユーザが前記特典情報に対応する前記商品又はサービスを購入したことに応じて前記ユーザに前記特典としての前記ポイントを付与する特典付与部と、前記カードのカード番号に関連付けられた電子通貨の口座に、前記ユーザに付与された前記ポイントを所定のレートにより変換して算出された電子通貨をチャージすることを前記携帯端末から受け付けるチャージ部と、を有する。
本発明によれば、店舗における損失を抑制することができるという効果を奏する。
本発明の電子通貨管理システムの概要を示す図である。 電子通貨管理システムのシステム構成を示す図である。 電子通貨管理システムを構成する各サーバで管理する情報を示す図である。 ユーザ端末の表示画面例を示す図である。 カード発行時の動作を示す図である。 カード発行時の処理の流れを示す図である。 カードにチャージする際の動作を示す図である。 カードを用いて商品を購入する際の動作を示す図である。 ユーザに対してポイントを付与する際の動作を示す図である。 ユーザに対してユーザ固有のサービスを提供する際の動作を示す図である。 ポイント管理サーバの構成を示す図である。 属性情報記憶部及び店舗情報記憶部に記憶されている情報の一例を示す図である。 特典情報記憶部及び使用履歴記憶部に記憶されている情報の一例を示す図である。 受信した特典を示す表示画面例を示す図である。 ポイント管理サーバが特典を付与する処理に係るシーケンス図である。
[電子通貨管理システムSの概要]
初めに、図1を参照して、電子通貨管理システムSの概要について説明する。電子通貨管理システムSは、ユーザがカード11を用いて使用することができる電子通貨の残高を管理し、ユーザの携帯電話(以下、ユーザ端末12)からカード11の管理を可能にするシステムである。電子通貨とは、クレジット、ポイント及びクーポン等のように、金銭価値を有する無形の通貨である。カードは、例えば、電子通貨を用いて商品やサービスを購入する際に使用できるクレジットカード又はプリペイドカードである。
ユーザは、予めカード11に関連付けられた口座に電子通貨を貯めて、商品やサービスを購入する際に、カード11を用いて、当該口座に格納された電子通貨を使用することができる。電子通貨管理システムSでは、ユーザ端末12が、例えば携帯電話網の基地局を介してアクセス可能な電子通貨管理装置10においてカード11とユーザ端末12とを連携させることで、ユーザ端末12を用いたカード管理を実現している。具体的には、電子通貨管理システムSでは、ユーザ端末12を用いて、プリペイド式のカードへのチャージ(入金)や、カード残高、付与されたポイント及び利用履歴の確認等を実現している。
ユーザは、多様な方法で電子通貨を貯めることができる。ユーザは、例えば、カード11に設定されたカード番号によって指定される口座に現金を振り込んでチャージすることにより電子通貨を貯めることができる。また、ユーザは、カード11を用いて現実店舗やオンライン店舗で買い物をして、購入額等に応じたポイントを受け取ることにより、電子通貨を貯めることもできる。ユーザは、カード11に関連付けられた電子通貨の残高を、ユーザ端末12から確認することができるので、電子通貨を貯めて、様々な用途で利用する意欲が高まる。
以下、電子通貨管理システムSを実現するための具体的な構成の一例について説明する。
[電子通貨管理システムSのシステム構成]
図2は、電子通貨管理システムSのシステム構成の一例を示す図である。図2に示すように、電子通貨管理システムSは、ユーザ機器1と、ユーザ機器1がアクセス可能な電子通貨管理装置10と、を含んで構成される。電子通貨管理装置10は、カード管理サーバ2と、キャリアサーバ3と、ポイント管理サーバ4と、を含んで構成される。
ユーザ機器1は、電子通貨管理システムSが提供するサービスを利用する各ユーザが用いる機器であり、カード11と、ユーザ端末12と、を含む。
カード11は、国際ブランドの決済NW50を利用して決済を行うカードであり、予めチャージしておいた金額に基づいて利用額の決済を行えるプリペイドカードである。なお、カード11として、プリペイドカードに代えて(又は加えて)利用額を後払いするクレジットカード又はチャージ額を後払いするポストペイ型カードを用いることとしてもよい。
ユーザ端末12は、通信キャリアが提供する通信NWを介して通信(通話)を行う通信装置であり、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレットPC等である。ユーザ端末12には、所定のアプリケーションプログラムがインストールされており、当該プログラムに基づき実行されるアプリケーションを介して、ユーザ端末12からカード11の管理をすることができる。
カード管理サーバ2は、カード11の利用履歴をユーザ毎に管理するサーバであり、当該カード11に関する情報を記憶する。ここで、図3(A)にカード管理サーバ2に記憶される各種情報の一例を示す。図3(A)に示すように、カード管理サーバ2では、管理番号に関連付けてプリペイドカード番号(以下、単に「カード番号」と呼ぶ)、残高、及び利用履歴等の各種情報を記憶する。
カード番号は、カード11に設定された概ね16桁の英数字からなる番号であり、カード11を識別するための識別情報である。管理番号は、カード番号に対して一意に対応する番号であり、他サーバと連携する際にカード番号に代えてカード11を識別するために用いられる。残高は、カード11に設定されたカード番号によって指定される口座にチャージされた金額の残高を示す情報である。利用履歴は、カード11を用いた買い物の履歴であり、購入日時、購入対象の商品/サービス、購入額、購入場所(店舗名)等を含む。
キャリアサーバ3は、通信キャリアが用いるサーバであり、通信キャリアが提供するサービスのユーザ端末12の利用履歴をユーザ毎に管理する。キャリアサーバ3は、利用履歴に基づいて、ユーザに対する請求額を算出する。また、キャリアサーバ3は、通信キャリアが提供するサービスをユーザ端末12に提供する入口(ポータル)として機能する。例えば、キャリアサーバ3は、ユーザ端末12からの要求に応じて、ユーザIDに関連付けられたカード番号に対応する口座に貯まっている電子通貨の残高をポイント管理サーバ4から取得し、ユーザ端末12に電子通貨の残高を通知することができる。また、キャリアサーバ3は、ユーザIDに関連付けられたポイントをポイント管理サーバ4から取得し、ユーザ端末12にポイントの残高を通知してもよい。
ここで、図3(B)にキャリアサーバ3において管理される各種情報の一例を示す。図3(B)に示すように、キャリアサーバ3では、ユーザIDに関連付けて、ユーザ端末12の電話番号、請求額、契約ID、及び契約者名等の各種情報を記憶する。
ユーザIDは、ユーザ端末12又は当該ユーザ端末12を用いるユーザを識別する識別情報である。電話番号は、通信端末であるユーザ端末12に設定された電話番号である。請求額は、ユーザ端末12の利用に伴いユーザに対して請求する金額であり、例えば、通信料金、ユーザ端末12で利用したコンテンツの利用料金を含む。なお、通信キャリアによっては、携帯電話だけでなく、固定電話やケーブルテレビ等の複合的なサービスをユーザに提供することがあるため、請求額には、ユーザIDが示すユーザに対して提供しているサービスに関する料金を含めることとしてもよい。また、契約IDは、通信キャリアと結んだ契約を識別する識別情報であり、契約者が、当該契約を行ったことを示す情報である。通信キャリアでは、通信料金を同一人又は家族の範囲でまとめて請求することがある。契約ID及び契約者名は、通信料金の請求をまとめる範囲、及びまとめた通信料金を請求する対象を判別するための情報である。
なお、図示しないものの、キャリアサーバ3は、ユーザIDに関連付けて、ユーザ端末12の契約期限、契約日時等の契約に関する情報、また、ユーザ端末12の利用に応じた請求額の支払いが済んでいる/遅延しているといった通信料金の支払いに関する情報を記憶することとしてもよい。
ポイント管理サーバ4は、カード11の利用(例えば、カードを用いた買い物)に応じたポイントと、ユーザ端末12又はユーザIDが示すユーザに対して提供しているサービスの利用に応じたポイントとを統合して管理するサーバである。ここで、図3(C)及び図3(D)にポイント管理サーバ4において管理される各種情報の一例を示す。
図3(C)に示すように、ポイント管理サーバ4では、ユーザIDに関連付けて、管理番号、ポイント、及び明細情報等の各種情報を記憶する。ユーザIDは、ユーザ端末12を用いるユーザを識別する識別情報であり、キャリアサーバ3と連携する際に用いられる。管理番号は、カード番号に一意に対応する番号であり、カード管理サーバ2と連携する際に用いられる。ポイントは、キャリアサーバ3から取得した請求額、及びカード管理サーバ2から取得した購入額(即ち、購入した商品の決済金額)に応じて、対応するユーザに対して付与されたポイント数を示す情報である。明細情報は、カード11及びポイントの利用履歴を含む情報であり、カード11を用いた買い物の履歴、及びユーザに対して付与されたポイントの履歴を示す。
また、図3(D)に示すように、ポイント管理サーバ4では、購入額や請求額に基づいて付与するポイントを算出するためのポイント付与レートを、利用形態に関連付けて記憶する。利用形態としては、カード11の利用又はユーザ端末12の利用が考えられるが、これら以外にも、カード11を利用した店舗が通常店であるか、ポイント優遇店であるか等に応じて、レートを異ならせることとしてもよい。なお、カード11を利用した店舗を示す情報は、カード管理サーバ2から利用履歴を受信することで、取得することができる。
ポイント管理サーバ4は、カード管理サーバ2がカード番号に関連付けて管理する電子通貨の残高を、ユーザIDに関連付けて記憶してもよい。この場合、ポイント管理サーバ4は、カード管理サーバ2において電子通貨の残高が更新されたタイミングに同期して、記憶している電子通貨の残高を更新する。ポイント管理サーバ4は、ユーザ端末12からの要求に応じて、当該ユーザ端末12に対応するユーザIDに関連付けて記憶した電子通貨の残高を記憶部から読み出し、キャリアサーバ3を介して、電子通貨の残高をユーザ端末12に通知することができる。なお、ポイント管理サーバ4は、ユーザ端末12から電子通貨の残高を要求されたタイミングで、カード管理サーバ2からユーザIDに対応するカード番号に関連付けられた電子通貨の残高を取得し、取得した残高をユーザ端末12に通知してもよい。
以上のとおり、電子通貨管理システムSでは、カード管理サーバ2と、キャリアサーバ3と、ポイント管理サーバ4とが連携することにより、カード番号とユーザIDとを関連付けて管理することができる。即ち、電子通貨管理システムSは、カード識別情報とユーザ端末を用いるユーザを識別するユーザ識別情報とを関連付けて管理する。具体的には、電子通貨管理システムSでは、ポイント管理サーバ4が、カード番号及びユーザIDのいずれにも関連付けられた管理番号を介して、カード番号とユーザIDとを関連付ける。
そして、電子通貨管理システムSは、カード管理サーバ2において、カード番号に関連付けて、カードによる決済が可能な電子通貨の残高を管理する。キャリアサーバ3は、ユーザ端末12からの要求に応じて、ユーザIDに関連付けられたカード番号に対応する口座に貯まっている電子通貨の残高を、ポイント管理サーバ4を介してカード管理サーバ2から取得し、ユーザ端末12に電子通貨の残高を通知することができる。このようにすることで、電子通貨管理システムSにおいては、ユーザが、電子通貨の口座に関する情報をユーザ端末12に入力することなく、あたかもユーザ端末12に関連付けて電子通貨が管理されているかのような感覚で、電子通貨の残高を把握することができる。
また、以上の構成の電子通貨管理システムSでは、ポイント管理サーバ4は、カード管理サーバ2において管理されるカード11の利用状況と、キャリアサーバ3において管理されるユーザ端末12の利用状況とを統合し、ポイントの統合を実現する。具体的には、ポイント管理サーバ4は、管理番号とユーザIDとを連携させることで、カード11の利用状況とユーザ端末12の利用状況とを統合する。
ポイント管理サーバ4では、統合された情報をユーザIDに関連付けて管理するため、ユーザIDをキーとして、該当するユーザのカード11の利用状況及びユーザ端末12の利用状況を取得することができる。
そこで、電子通貨管理システムSでは、ユーザ端末12を用いるユーザがユーザIDを指定して要求を行うと、当該ユーザがポイント管理サーバ4で管理される各種情報を把握可能にしている。具体的には、ユーザ端末12が、ユーザIDを含む所定の情報をキャリアサーバ3に送信すると、キャリアサーバ3は、このユーザIDをキーとしてポイント管理サーバ4から関連する各種情報を取得し、ユーザ端末12に対して提供する。なお、ポイント管理サーバ4及びキャリアサーバ3は、前回要求時に提供した情報に対する差分の情報を、ユーザ端末12に対して提供することとしてもよい。
[ユーザ端末12の表示画面例]
ここで、キャリアサーバ3から提供される各種情報に基づきユーザ端末12に表示される表示画面の一例を図4に示す。図4(A)は、上述のアプリケーション実行中に表示されるトップ画面の一例を示す表示画面200であり、図4(B)は、当該アプリケーション実行中に表示されるメニュー画面の一例を示す表示画面210である。
図4(A)に示すように、表示画面200は、カード残高表示201と、ポイント数表示202と、チャージボタン203と、メニューボタン204と、を含んで構成される。
カード残高表示201は、プリペイド式のカード11の残高を示す表示であり、ポイント数表示202は、ユーザに付与されたポイント数を示す表示である。カード残高表示201及びポイント数表示202は、ユーザIDをキーとしてポイント管理サーバ4から取得したカード11の残高やポイント数に基づいて表示内容が制御される。
チャージボタン203は、ユーザがカード11に所望の金額をチャージする際に用いられる。チャージボタン203が操作され、ユーザが所定のチャージ操作を行うと、ユーザIDと管理番号とが連携して、カード管理サーバ2へチャージ要求が行われる。
メニューボタン204は、キャリアサーバ3が提供する各種サービスのメニュー画面を呼び出す際に用いられる。メニューボタン204が操作されると、ユーザ端末12には、図4(B)に示す表示画面210が表示される。
図4(B)に示すように、表示画面210には、ポイント用メニュー211と、ショッピング用メニュー212と、カード用メニュー213と、が含まれる。
ポイント用メニュー211は、「ポイントを利用して商品を購入する」、「ポイントを利用して特典(クーポン)を得る」等のように、ポイントの利用を促すメニューを含む。これにより、ユーザにはポイントを利用可能な様々なサービスが提供されるため、ユーザは、付与されたポイントを様々な場面で利用することができる。
ショッピング用メニュー212は、「ポイント優遇店の紹介」や、「カード11を用いて買い物が可能な店舗を紹介する」等のようにカード11の利用を促すメニューを含む。カード11が利用されると、ポイント管理サーバ4において購入額に応じたポイントが付与されることになるため、このようなメニューを提供することで、ポイント付与の機会を増大することができる。
カード用メニュー213は、カード11の利用明細を確認するためのメニューを含む。このメニューを選択することで、ユーザは、カード11の利用履歴を確認することができる。
[電子通貨管理システムSの動作]
以上、電子通貨管理システムSの構成について説明した。続いて、図5~図10を参照して、電子通貨管理システムSの動作について説明する。
[カード発行時の動作]
まず、図5及び図6を参照して、カード発行時の動作について説明する。電子通貨管理システムSでは、使用できないようにロックした状態でカード11を発行するとともに、カード11とユーザ端末12とを連携してカード11のロックを解除する。ロックした状態とは、例えば、カード管理サーバ2側において決済やチャージ等の要求を不可とする状態である。
具体的には、図5に示すように、カード11には、ユーザ端末12が読み取り可能なIC(Integrated Circuit)チップ111が設けられており、このICチップ111をユーザ端末12が読み取ることでカード11のロックが解除され、カード11が使用可能になる。なお、本実施形態では、カード11にNFC(Near Field Communication)に対応したICチップ111を設けておき、ユーザ端末12は、自身が有するNFC通信機能を用いてICチップ111を読み取ることとしている。
ここで、図6を参照して、カード発行時の処理の一例について説明する。
初めに、ステップS1において、カード発行事業者(カード管理サーバ2)は、ロック解除に使用可能な情報をICチップ111に格納することで、当該情報をカード11にセットする。なお、ICチップ111に格納する情報は任意の情報であり、本実施形態では、例えば、ユーザ端末12を識別するユーザIDを用いることとしている。カード11にロック解除に使用可能な情報をセットすると、ステップS2において、カード管理サーバ2は、ユーザに対してカード11を発行する。
カード管理サーバ2から発行されたカード11が届くと、ステップS3において、ユーザは、ユーザ端末12を用いてカード11のICチップ111を読み取る。即ち、ユーザがユーザ端末12とカード11とを接触させると、ユーザ端末12が有するNFC機能が発揮され、ICチップ111に格納されたロック解除に使用可能な情報をカード11から読み取る。続いて、ステップS4において、ユーザ端末12では、自身が有する情報と読み取った情報とが一致するか否かを判定する。このとき、両情報(ユーザID)が一致する場合には、ステップS5において、ユーザ端末12は、使用許可要求を行い、ステップS6において、カード管理サーバ2は、発行したカード11のロックを解除し、使用を許可する。他方、ステップS4において両情報が一致しない場合には、ステップS7において、ユーザ端末12では所定のエラー処理が行われる。
以上、カード発行時の処理の一例について説明した。なお、カード11にセットするロック解除に使用可能な情報は、所定の方式により暗号化しておくこととしてもよい。この場合、ユーザ端末12において自身のユーザIDを暗号化した情報を持っておくこと、又は暗号鍵情報を記憶しておくことで、ユーザ端末12において両情報が一致するか否かの判定を行うことができる。
また、図6に示す例では、ユーザ端末12においてロック解除のための判定を行うこととしている。この点、当該判定をユーザ端末12ではなく、カード管理サーバ2、キャリアサーバ3及びポイント管理サーバ4のいずれかで行うこととしてもよい。
なお、カード11のロックを解除した後にユーザ端末12がカード11に設けられたICチップ111を読み取ると、上述のアプリケーション実行中に表示される表示画面(例えば、図4(A)に示す表示画面200)を、ユーザ端末12において自動的に表示することとしてもよい。即ち、ユーザ端末12は、ICチップ111を読み取ると、キャリアサーバ3に対して各種情報の要求を行い、この要求に応じて取得した情報を表示する。
[チャージ時の動作]
続いて、図7を参照して、カード11に金額をチャージする際の動作について説明する。図7(A)は、トップ画面を示す表示画面200(図4(A)参照)において、チャージボタン203が操作された場合に表示されるチャージメニュー画面を示す表示画面220である。
図7(A)に示すように、本実施形態の電子通貨管理システムSでは、カード11に金額をチャージする方法として、チャージ方法221及びチャージ方法222を少なくとも含む。チャージ方法221は、付与されたポイントの少なくとも一部のポイントを用いてカード11に金額をチャージするチャージ方法であり、ポイントを所定のレートで金銭に変換することでチャージする。また、チャージ方法222は、キャリア決済を用いてチャージするチャージ方法である。キャリア決済とは、ユーザ端末12の通信料金と併せて決済することであり、このチャージ方法222では、チャージした金額をユーザ端末12の請求額に加算して請求する。なお、本実施形態では、チャージ方法221、222についてのみ説明するが、カード11へのチャージ方法はこれらに限るものでなく、他の方法により実現することとしてもよい。例えば、ユーザが用いる銀行口座を予め設定しておき、この銀行口座を介してカード11にチャージすることとしてもよい。
チャージ方法221とチャージ方法222の動作の流れを図7(B)に示す。図7(B)に示すように、ステップS11において、ユーザ端末12は、キャリアサーバ3に対してチャージ要求を行う。このチャージ要求では、ユーザ端末12は、キャリアサーバ3に対してユーザIDとともに、チャージ方法及びチャージ金額を通知する。
キャリアサーバ3は、チャージ要求を受けると、ステップS12において、ポイント管理サーバ4に対して、ユーザ端末12からチャージ要求を受けたことを通知する。具体的には、キャリアサーバ3は、チャージ要求を受けたユーザ端末12を識別するユーザIDを用いて、ポイント管理サーバ4に対して通知を行う。
続く、ステップS13において、ポイント管理サーバ4では、ユーザIDに対応する管理番号を特定し、カード管理サーバ2に対して、当該管理番号に対応するカード11に設定されたカード番号に関連付けられた口座に対して、要求された金額をチャージするように通知する。この通知を受けると、カード管理サーバ2では、管理番号に対応するカード番号のカード11に設定されたカード番号に対応する口座に対して通知された金額を入金する。なお、このステップS13の処理は、詳細には、ステップS14A,Bの処理が行われた後に行われることになる。
ステップS14Aは、チャージ方法221が選択された場合に実行される処理であり、ステップS14Bは、チャージ方法222が選択された場合に実行される処理である。
ステップS14Aでは、ポイント管理サーバ4は、ユーザIDに関連付けられたポイントから、チャージ金額に相当するポイントを減算する。
また、ステップS14Bでは、キャリアサーバ3は、ユーザIDに関連付けられている請求額にチャージ金額に相当する金額を加算し、所定のタイミングでユーザに対して請求する。
なお、キャリア決済では、通信キャリアとの契約内容に応じて決済可能枠が設定される場合がある。一例として、通信キャリアが提供するサービスへの加入月数に応じて決済可能枠が設定される場合があり、例えば、加入月数「12ヶ月」のユーザに対しては決済可能枠「5000円」、加入月数「36ヶ月」のユーザに対しては決済可能枠「1万円」が設定される。このような場合には、ステップS14Bの処理において、キャリアサーバ3は、当月のチャージ金額の合計が、決済可能枠内であるか否かを判定し、決済可能枠内である場合に限り、キャリア決済を可能にしてもよい。
[商品購入時の動作]
続いて、図8を参照して、カード11を用いて商品を購入する際の動作について説明する。なお、カード11は、現実の店舗やインターネット上の仮想店舗で用いることができる。
現実の店舗で商品を購入する場合、ステップS21Aに示すように、カードリーダーを介してカード11を読み取ることで、国際ブランドが提供する決済NW50にカード11のカード番号及び商品購入に関する情報が通知される。なお、商品購入に関する情報とは、例えば、購入額、購入した商品、購入した店舗等の情報である。また、ステップS21Bに示すように、仮想店舗で商品を購入する場合、ユーザ端末12から決済NW50にカード11のカード番号及び商品購入に関する情報が通知される。
決済NW50において所定の決済処理が行われる際には、ステップS22において、決済NW50からカード管理サーバ2に対してカード番号及び商品購入に関する情報が通知される。カード管理サーバ2では、これら情報を受けると、カード番号に対応する残高から購入額を減算して利用履歴を更新するとともに、減算処理が完了したことを決済NW50に通知する。
続いて、ステップS23において、カード管理サーバ2は、ポイント管理サーバ4に対して、カード番号に対応する管理番号とともに商品購入に関する情報を通知する。ポイント管理サーバ4では、取得した商品購入に関する情報に基づいて、管理番号に対応するユーザIDに関連付けられたポイントを更新する。
[ポイント付与時の動作]
続いて、図9を参照して、ユーザに対してポイントを付与する際の動作について説明する。上述したように、本実施形態の電子通貨管理システムSでは、カード11を用いた商品の購入に応じてポイントを付与するとともに、ユーザ端末12の利用に応じてもポイントを付与する。
商品の購入に応じてポイントを付与する場合、ステップS31において、ポイント管理サーバ4は、カード管理サーバ2から管理番号とともに商品購入に関する情報を取得する。すると、ステップS32において、ポイント管理サーバ4は、商品を購入した店舗に応じたレートを特定し、当該レートに基づいて購入額に応じたポイントを算出する。なお、このステップS31、ステップS32の処理は、ユーザがカード11を用いて商品を購入する度に行われる。
購入額に応じたポイントを算出すると、ステップS35において、ポイント管理サーバ4は、管理番号に対応するユーザIDに関連付けて記憶しているポイントに、算出したポイントを加算する。
また、ステップS33において、ポイント管理サーバ4は、キャリアサーバ3からユーザIDとともに請求額を取得する。すると、ステップS34において、ポイント管理サーバ4は、予め定められたレートに基づいて請求額に応じたポイントを算出する。なお、このステップS33、ステップS34の処理は、請求額が確定したタイミングで行われる。
請求額に応じたポイントを算出すると、ステップS35において、ポイント管理サーバ4は、ユーザIDに関連付けて記憶しているポイントに、算出したポイントを加算する。
[ユーザに対してサービスを提供する際の動作]
続いて、図10を参照して、電子通貨管理システムSを利用するユーザに対して当該ユーザ固有のサービスを提供する際の動作について説明する。
ステップS41において、ユーザ端末12は、ユーザIDを伴いキャリアサーバ3にアクセスすると、ステップS42において、キャリアサーバ3は、ユーザIDをポイント管理サーバ4に対して通知する。ステップS43において、ポイント管理サーバ4は、通知されたユーザIDに応じたサービスに関する情報を取得し、キャリアサーバ3に通知し、ステップS44において、キャリアサーバ3からユーザ端末12に対して当該サービスが提供される。
なお、ポイント管理サーバ4ではユーザID毎にアクセス履歴を管理しており、このアクセス履歴に基づいて、前回アクセス時からの差分情報(利用金額、チャージ金額、ポイントの増減)と、現在の残高及び現在のポイント数とを取得する。そして、取得した情報がキャリアサーバ3を介してユーザ端末12に提供されることで、ユーザ端末12において前回との差分や現在の残高及びポイント数等が表示されることになる。
なお、ユーザIDに応じたサービスとは、例えば、当該ユーザが所有するカード11の残高や付与されたポイントを確認可能にするサービスであり、また、ユーザの属性に合った商品を紹介(レコメンド)するサービス等である。
一例として、ポイント管理サーバ4は、ユーザIDに関連付けられた残高やポイントに基づいて、当該残高又はポイントで購入可能な商品、当該残高又はポイントでは足りないもののあと少し追加することで購入可能な商品等を紹介するサービスを提供する。また、ポイント管理サーバ4は、ユーザIDに関連付けらえたユーザの属性(性別、年齢、生年月日、趣味嗜好)等に基づいて、当該ユーザが好む商品を紹介するサービスを提供する。
このようなサービスについても、前回アクセス時から更新があったものを提供することができる。
また、ポイント管理サーバ4は、ユーザ端末12を用いたサービスの提供者との契約が解除された場合に、ポイントを使用できない状態に変更してもよい。例えば、通信キャリアが、ユーザ端末12を用いた通信サービスを提供し、通信料金に応じたポイントをユーザ端末12のユーザに付与しているとする。この場合において、ポイント管理サーバ4は、ユーザ端末12のユーザが通信キャリアとの契約を解除した旨の情報をキャリアサーバ3から取得すると、ユーザ端末12に関連付けて記憶しているポイントを削除する。ポイント管理サーバ4は、ユーザ端末12のユーザが通信キャリアとの契約を解除した旨の情報を取得すると、ポイントを使用できない旨を示すフラグを付加した状態でポイント残高を記憶してもよい。ポイント管理サーバ4は、ユーザが通信キャリアとの契約を、契約を解除してから所定期間以内に再開したという通知をキャリアサーバ3から受けた場合に、上記のフラグを変更することにより、ポイントを使用できるようにしてもよい。
また、本実施形態において、ポイント管理サーバ4は、特典管理装置として機能し、店舗において商品又はサービスを提供することが容易である場合に、価値が高い特典をユーザに通知することにより、当該ユーザが店舗に来店する可能性を高め、店舗における損失を抑制する。
具体的には、ポイント管理サーバ4は、店舗における商品又はサービスの提供可能状況を特定し、当該提供可能状況に基づいて特典を示す特典情報を生成する。そして、ポイント管理サーバ4は、当該店舗の位置から所定範囲内に存在する携帯端末としてのユーザ端末12を特定し、当該ユーザ端末12に対して生成した特典情報を通知する。ここで、提供可能状況とは、店舗における商品又はサービスの提供が可能であるか否か、及び店舗における商品又はサービスの提供が容易であるか否かを示す情報である。
以下、ポイント管理サーバ4がユーザ端末12に対して特典を通知するための機能について詳細に説明する。
[ポイント管理サーバ4の構成]
図11は、本実施形態に係るポイント管理サーバ4の構成を示す図である。ポイント管理サーバ4は、ポイント記憶部41と、属性情報記憶部42と、店舗情報記憶部43と、特典情報記憶部44と、使用履歴記憶部45と、記憶部46と、制御部47とを備える。
ポイント記憶部41、属性情報記憶部42、店舗情報記憶部43、特典情報記憶部44、使用履歴記憶部45、及び記憶部46は、ROM及びRAM等のメモリ、又はハードディスク等の記憶媒体である。
ポイント記憶部41は、図3(C)に示したように、ユーザIDと、管理番号と、ポイント数と、ポイント明細情報とを関連付けたテーブルを記憶している。ポイント明細情報には、ポイントが付与された店舗や企業の名称、及びポイントが付与された日時等の情報が含まれている。
属性情報記憶部42は、図12(A)に示すように、ユーザ端末12のユーザを識別するユーザ識別情報としてのユーザIDと、当該ユーザが通知を希望する特典の属性情報とを関連付けて記憶する。属性情報には、グルメ、ファッション、スポーツ等の各種項目が含まれる。図12(A)に示す例において、項目に「○」が付されている場合、ユーザが当該項目に関連する特典の通知を希望していることを示している。図12(A)に示す例では、ユーザID「TARO97」に対応するユーザが、「グルメ」及び「スポーツ」に係る特典の通知を希望していることを示している。
店舗情報記憶部43は、図12(B)に示すように、店舗を識別する店舗識別情報としての店舗IDと、当該店舗において、店舗が混雑していることにより商品又はサービスの提供が困難である場合の基準となる基準売上と、店舗の位置(緯度・経度)を示す位置座標情報とを関連付けて記憶する。ここで、基準売上は、例えば単位時間(例えば、1時間)における売上である。
特典情報記憶部44は、図13(A)に示すように、特典を識別する特典識別情報としての特典IDと、当該特典を通知する店舗を識別する店舗IDと、特典を通知する際の商品又はサービスの提供可能状況と、特典情報と、特典の属性を示す属性情報を関連付けて記憶する。特典情報には、特典が付与される対象の商品又はサービスを識別する商品IDと、特典内容と、特典が付与される期限を示す有効期限とが含まれている。商品IDは、特典を所定の商品又はサービスの購入に限定して付与する場合に用いられる。また、商品IDは、例えば店舗において販売されている全ての商品について特典の対象とする場合には、「-」が記憶される。また、特典内容に含まれている「100p付与」とは、特典として100ポイント付与されることを示している。
使用履歴記憶部45は、ユーザ端末12のユーザの特典の使用履歴を記憶する。具体的には、使用履歴記憶部45は、ユーザ端末12のユーザのユーザIDと、当該ユーザが使用した特典の特典IDと、当該特典の利用日とを関連付けて記憶する。
図11に戻り、記憶部46は、制御部47を動作させるためのプログラム、及び制御部47が動作する際に生成されるデータを記憶する。
制御部47は、例えばCPUであり、記憶部46に記憶されたプログラムを実行することにより、特典受付部471、取得部472、状況特定部473、生成部474、端末特定部475、通知部476、及び特典付与部477として機能する。
特典受付部471は、例えば、商品又はサービスの提供者が使用する管理端末5から、特典を示す特典情報を受け付ける。具体的には、特典受付部471は、管理端末5から特典情報の登録要求を受け付けたことに応じて、特典情報を受け付けるための受付画面を当該管理端末5に送信し、当該受付画面を介して特典情報、提供可能状況、及び特典の属性等を受け付ける。
ここで、特典受付部471は、特典情報を受け付ける際に、商品又はサービスの提供が困難な状況において通知する特典を示す特典情報と、商品又はサービスの提供が容易な状況において通知する特典を示す特典情報とを受け付ける。特典受付部471は、特典情報等を受け付けると、特典IDを生成し、当該特典IDと、受け付けた提供可能状況、特典情報及び特典の属性とを関連付けて特典情報記憶部44に記憶させる。図13(A)では、特典ID「T001」に、提供可能状況「困難」に対応して特典情報が記憶されているとともに、提供可能状況「容易」に対応して特典情報が記憶されていることが確認できる。ここで、提供可能状況が「容易」に対応する特典は、例えば、店舗において来客が少ない時間帯に対応して設定される特典であり、提供可能状況が「困難」に対応する特典に比べて高い価値に設定される。これにより、ユーザが、高い価値の特典を得るために店舗において来客が少ない時間帯に来店する可能性が高くなり、店舗における機会損失を抑制することができる。
取得部472は、店舗に係るリアルタイムの売上情報を取得する。具体的には、取得部472は、複数の店舗のそれぞれにおける時間帯ごとの商品等の売上数若しくは商品や商品を構成する部材の在庫数、又は店舗における空席状態を示す情報を売上情報として外部システムから取得する。取得部472は、売上情報をリアルタイムに取得してもよい。ここで、外部システムは、例えば、店舗の売上を集計するPOS(Point Of Sale)システムや、販売管理システム等である。なお、取得部472は、予約管理システムから、店舗の予約状況及び混雑状況を売上情報として取得してもよい。
また、取得部472は、複数の店舗のそれぞれにおける時間帯ごとの商品等の売上数若しくは在庫数、又は店舗における空席状態を示す情報を記憶部46に記憶させてもよい。また、取得部472は、カード管理サーバ2から、ユーザ端末12のユーザがカード11を用いて購入した商品又はサービスに対応する商品ID、購入した店舗を示す店舗ID、及び管理番号を含む購入情報を取得してもよい。そして、取得部472は、当該購入情報に含まれる店舗IDを参照し、複数の店舗のそれぞれにおける、購入情報を受信した時間帯に売上を集計することによってリアルタイムの売上情報を取得してもよい。
状況特定部473は、例えば、管理端末5から、店舗ID及び特典IDを含み、ユーザ端末12に特典を通知する指示を示す指示情報を受信すると、店舗における商品又はサービスの提供可能状況を特定する。具体的には、状況特定部473は、指示情報を受信すると、取得部472が取得した売上情報のうち、指示情報に含まれている店舗IDに対応する売上情報を抽出し、当該売上情報が示す売上が、店舗情報記憶部43に記憶されている基準売上を超えているか否かに基づいて提供可能状況を特定する。例えば、状況特定部473は、売上が基準売上以上である場合、店舗が混雑していることによって商品又はサービスを新規に提供することが困難な状況にあると特定し、売上が基準売上未満である場合、店舗において商品又はサービスを新規に提供することが容易な状況にあると特定する。
なお、本実施形態では、取得部472が取得した売上情報に基づいて商品又はサービスの提供可能状況を特定したが、これに限らない。例えば、商品や、商品を構成する部材、サービスを提供するために必要な物品等の在庫を示す在庫情報を取得し、当該在庫情報に基づいて商品又はサービスの提供可能状況を特定してもよい。
生成部474は、特定した提供可能状況に基づいて特典を示す特典情報を生成する。生成部474は、特定した提供可能状況が、店舗において商品又はサービスを提供することが困難であることを示している場合に、第1価値の特典を示す第1特典情報を生成し、店舗において商品又はサービスを提供することが容易であることを示している場合に、第1価値よりも価値の高い第2価値の特典を示す第2特典情報を生成する。具体的には、生成部474は、特典情報記憶部44を参照し、特定した提供可能状況に対応する特典情報を特定する。より具体的には、生成部474は、店舗において商品又はサービスを提供することが容易であることを示している場合に、第1特典情報に比べて割引率又は割引額が高い第2特典情報を生成する。
例えば、生成部474は、特典ID「T001」をユーザ端末12に通知する場合において、特定した提供可能状況が商品等を提供することが困難であることを示しているとき、提供可能状況「困難」に関連付けられ、「3%割引」を特典内容とする第1特典情報を生成する。また、生成部474は、特定した提供可能状況が商品等を提供することが容易であることを示しているとき、提供可能状況「容易」に関連付けられ、「10%割引」を特典内容とする第2特典情報を生成する。
ここで、商品又はサービスの提供者から、日常的にユーザに与える特典のみを受け付けておき、生成部474が、特定した提供可能状況が商品等を提供することが容易であることを示している場合に、当該特典の内容を価値の高いものに変化させることにより第2特典情報を生成してもよい。例えば、特典ID「T002」に対応する特典内容は、「100p付与」しか設定されていない。この場合、生成部474は、特定した提供可能状況が商品等を提供することが容易であることを示しているとき、特典内容を「200p付与」と変化させて特典情報を生成してもよい。
また、生成部474は、店舗において商品又はサービスを提供することが容易であることを示している場合に、有効期間が所定期間に設定された第2価値の特典を示す特典情報を生成してもよい。例えば、生成部474は、管理端末5から指示情報を受信した時間から所定期間(例えば、1時間)に有効期間が設定された特典情報を生成してもよい。このようにすることで、例えば、タイムセール形式で特典を通知して集客することができる。
端末特定部475は、店舗の位置から所定範囲内に存在するユーザ端末12を特定する。具体的には、端末特定部475は、店舗情報記憶部43を参照し、特典を通知する指示を示す指示情報に含まれる店舗IDに対応する位置情報を特定する。そして、端末特定部475は、指示情報を受信してから所定期間以内に、ユーザ端末12から送信された位置情報を取得する。例えば、端末特定部475は、指示情報を受信した時刻の前後の所定期間に、ユーザ端末12から送信された位置情報を取得する。
ここで、位置情報には、ユーザ端末12のユーザに対応するユーザIDと、ユーザ端末12の位置(緯度・経度)を示す位置座標情報とが含まれている。端末特定部475は、位置情報を送信したユーザ端末12のうち、店舗IDに対応する位置情報から所定範囲(例えば、100m)以内のユーザ端末12のユーザIDを特定する。なお、端末特定部475は、Bluetooth(登録商標)や、Wi-Fi(登録商標)等の近距離無線通信を用いて店舗の位置から所定範囲内に存在する端末を特定してもよい。
ここで、端末特定部475は、所定のサービスに加入しているユーザのユーザ端末12を特定してもよい。所定のサービスとは、通信キャリアが提供するサービスの少なくともいずれかであり、例えば、プリペイドカードを利用した決済サービスである。カード11を利用した決済サービスを利用するユーザに特典を付与することで、ポイント管理サーバ4は、当該ユーザが店舗においてカード11を使用した場合に、カード管理サーバ2を介してリアルタイムに当該ユーザに係る売上を取得することができる。これにより、特典を付与されたユーザが、特典によって商品又はサービスを購入しているか否かを確認することができる。
また、端末特定部475は、特定したユーザ端末12から、通知する特典の属性情報に関連付けられているユーザIDに対応するユーザ端末12をさらに特定してもよい。例えば、端末特定部475は、属性情報記憶部42を参照し、特定したユーザ端末12のユーザIDのうち、通知する特典に対応する属性情報に関連付けられているユーザIDを特定する。このようにすることで、ユーザに対して、希望する属性の特典が通知されるので、特典が使用される確率を上げることができる。
また、端末特定部475は、特定したユーザ端末12から、使用履歴記憶部45において、通知する特典に関連付けて記憶されているユーザIDに対応するユーザ端末12をさらに特定してもよい。例えば、端末特定部475は、特定したユーザIDのうち、使用履歴記憶部45において、指示情報に含まれている特典IDに関連付けられているユーザIDをさらに特定する。このようにすることで、通知する特典を過去に使用したユーザに、再度特典を通知することができる。過去に特典を使用したユーザは、特典に対応した店舗において商品又はサービスを購入していることから、当該店舗において再度特典を使用することが期待できる。よって、効果的に特典を通知することができる。
通知部476は、端末特定部475が特定したユーザ端末12に、生成部474によって生成された第1特典情報又は第2特典情報を通知する。通知部476は、通知した特典を示す特典IDと、特典内容と、有効期限と、通知したユーザ端末12に対応するユーザIDとを関連付けて、通知情報として記憶部46に記憶させる。ユーザ端末12は、図14に示すように、ポイント管理サーバ4から通知された特典情報を示す表示画面230を自身の表示部に表示させることにより、ユーザに対して特典を通知する。
特典付与部477は、通知部476が特典を通知したユーザが、カード11を用いて当該特典に対応する店舗において当該特典に関連する所定の商品又はサービスを購入したことに応じて、当該ユーザに対して当該特典を付与する。ここで、特典付与部477は、通知した特典が有効期限を経過する前に使用されることを条件として、当該特典を付与する。
具体的には、特典付与部477は、カード管理サーバ2から、ユーザ端末12のユーザがカード11を用いて購入した商品又はサービスに対応する商品ID、店舗ID及び管理番号を含む購入情報を取得する。続いて、特典付与部477は、特典情報記憶部44を参照し、取得した購入情報に含まれる商品ID及び店舗IDに対応する特典IDを特定する。特典付与部477は、特典IDを特定すると、購入情報に含まれる管理番号に基づいてユーザIDを特定する。
その後、特典付与部477は、特定した特典ID及びユーザIDが関連付けられて通知情報として記憶部46に記憶されているか否かを判定する。特典付与部477は、通知情報として記憶されている場合に、通知した特典が有効期限を経過していないと判定すると、当該ユーザIDのユーザに対して当該特典を付与する。また、特典付与部477は、当該ユーザIDと、特典IDと、特典を使用した日とを関連付けて、使用履歴記憶部45に記憶させる。
なお、本実施形態では、特典が通知された後に、特典が通知されたユーザから特典の使用に係る宣言を受け付け、宣言したユーザが特典に対応する商品又はサービスを購入したことに応じて特典を付与してもよい。ここで、特典の使用の宣言には、金銭的価値としてのポイントの消費が必須であってもよい。また、それぞれの特典で、宣言に対して必要なポイントの消費量が異なるものであってもよい。例えば、店舗において商品又はサービスを提供することが困難である場合に生成される第1価値の特典は、店舗において商品又はサービスを提供することが容易である場合に生成される第2価値の特典に比べて、宣言する際に必要とされるポイントが高い。このようにすることで、店舗において余裕がある場合には、ポイントの消費量が低く価値の高い特典が付与されることから、ユーザが積極的に特典を宣言して来店する可能性が高くなる。逆に、店舗において混雑等によって余裕がない場合には、ポイントの消費量が高く価値の低い特典が付与されることから、ユーザが特典を宣言する可能性が低くなり、結果として混雑時に集客を抑えることができる。
例えば、制御部47は、通知部476が特典情報を通知したユーザ端末12の少なくともいずれかから、当該特典情報に対応する特典の使用を宣言する宣言情報を取得する。具体的には、まず、ユーザ端末12は、所定の操作が行われたことに応じて、図14に示すように、ポイント管理サーバ4から通知された特典情報を示す表示画面230を自身の表示部に表示させ、ユーザから使用を宣言する特典の選択を受け付ける。続いて、ユーザ端末12は、使用を宣言する特典が選択されると、特典IDとユーザIDとを関連付けた、特典の使用を宣言する宣言情報をポイント管理サーバ4に送信する。制御部47は、受信部として機能し、宣言情報をユーザ端末12から受信すると、受信した宣言情報を記憶部46に記憶させる。
ここで、状況特定部473は、受信した宣言情報に基づいて提供可能状況をリアルタイムに更新してもよい。さらに、生成部474は、提供可能状況が更新されたことに応じて、当該提供可能状況に基づいて特典を示す特典情報を生成してもよい。このようにすることで、ポイント管理サーバ4では、ユーザ端末12のユーザによる特典の使用の宣言に応じて提供可能状況がリアルタイムに更新され、当該提供可能状況に応じて、特典をリアルタイムに変化させることができる。
特典付与部477は、カード管理サーバ2から、ユーザ端末12のユーザが購入した商品又はサービスに対応する商品ID及び管理番号を含む購入情報を取得する。続いて、特典付与部477は、当該購入情報に含まれる商品IDを参照し、当該商品IDに対応する商品又はサービスが特典に対応しているか否かを判定する。特典付与部477は、特典に対応している場合、購入情報に含まれる管理番号からユーザIDを特定する。そして、特典付与部477は、記憶部46に記憶された宣言情報を参照して、当該ユーザIDのユーザが特典の使用を宣言しているとともに、宣言した特典が有効期限を経過していないと判定すると、当該ユーザに対して当該宣言に対応する特典を付与する。
[特典の通知に係るシーケンス]
続いて、ポイント管理サーバ4が特典を付与する処理の流れについて説明する。図15は、本実施形態に係るポイント管理サーバ4が特典を付与する際のシーケンス図である。
まず、S51において、特典受付部471は、管理端末5から、特典情報等を受け付ける。具体的には、特典受付部471は、管理端末5から、店舗ID、提供可能状況、特典情報、属性情報等を受け付ける。特典受付部471は、特典情報等を受け付けると、特典情報記憶部44に記憶させる。
続いて、S52において、取得部472は、店舗に係るリアルタイムの売上情報を取得する。
続いて、S53において、状況特定部473は、管理端末5から、ユーザ端末12に特典を通知する指示を示す指示情報を受信したか否かを判定する。状況特定部473は、指示情報を受信したと判定するとS54に処理を移す。
続いて、S54において、状況特定部473は、店舗における商品又はサービスの提供可能状況を特定する。
続いて、S55において、生成部474は、特定した提供可能状況に基づいて特典情報を生成する。例えば、生成部474は、特定した提供可能状況が、商品等を提供することが困難であることを示しているとき、提供可能状況「困難」に関連付けられている特典内容を含む第1特典情報を生成し、特定した提供可能状況が商品等を提供することが容易であることを示しているとき、提供可能状況「容易」に関連付けられている特典内容を含む第2特典情報を生成する。
続いて、S56において、端末特定部475は、特典を通知するユーザ端末12を特定する。その後、通知部476は、S56において特定されたユーザ端末12に、S55において生成された特典情報を通知する。
続いて、S57において、特典情報を通知されたユーザ端末12のユーザが、カード11を用いて特典情報に対応する店舗において、特典に対応する商品又はサービス(対応商品等)を購入したとする。すると、カード管理サーバ2経由で、ポイント管理サーバ4に当該商品又はサービスに係る購入情報が送信される。
続いて、S58において、特典付与部477は、カード管理サーバ2から、ユーザ端末12のユーザがカード11を用いて購入した商品又はサービスに対応する商品ID、店舗ID及び管理番号を含む購入情報を取得する。
続いて、S59において、特典付与部477は、取得した購入情報に基づいて、特典が通知されたユーザが、特典に対応する店舗において、対応商品等を購入したか否かを判定する。特典付与部477は、特典が通知されたユーザが、判定対応商品等を購入したと判定すると、S60に処理を移し、当該ユーザに対して特典を付与する。
[本実施形態における効果]
以上説明したとおり、本実施形態に係るポイント管理サーバ4は、店舗において商品又はサービスを提供することが容易である場合に、相対的に価値が高い特典をユーザに通知することにより、当該ユーザが店舗に来店する可能性を高め、店舗における損失を抑制することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。特に、装置の分散・統合の具体的な実施形態は以上に図示するものに限られず、その全部又は一部について、種々の付加等に応じて、又は、機能負荷に応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。
S・・・電子通貨管理システム、1・・・ユーザ機器、11・・・カード、12・・・ユーザ端末、10・・・電子通貨管理装置、2・・・カード管理サーバ、3・・・キャリアサーバ、4・・・ポイント管理サーバ、41・・・ポイント記憶部、42・・・属性情報記憶部、43・・・店舗情報記憶部、44・・・特典情報記憶部、45・・・使用履歴記憶部、46・・・記憶部、47・・・制御部、471・・・特典受付部、472・・・取得部、473・・・状況特定部、474・・・生成部、475・・・端末特定部、476・・・通知部、477・・・特典付与部、50・・・決済NW

Claims (1)

  1. 所定のカードを使用するユーザの携帯端末に対して、前記カードを使用して商品又はサービスを購入可能な現実又は仮想の店舗で提供される商品又はサービスに対応する特典であるポイントの付与に係る特典情報を通知する通知部と、
    前記携帯端末に対応付けられた前記カードを用いて、前記ユーザが前記特典情報に対応する前記商品又はサービスを購入したことに応じて前記ユーザに前記特典としての前記ポイントを付与する特典付与部と、
    前記カードのカード番号に関連付けられた電子通貨の口座に、前記ユーザに付与された前記ポイントを所定のレートにより変換して算出された電子通貨をチャージすることを前記携帯端末から受け付けるチャージ部と、
    を有する特典管理装置。

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