JP2022021910A - 接合構造 - Google Patents
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Abstract
Description
接合部分の片側からナットを用いることなく接合可能な接合手段を用いて接合金物が鋼管杭の頭部に接合されている、接合構造である。
本発明の第1の実施形態に係る接合構造を示す(図1~図3等参照)。本実施形態に係る接合構造1は、鋼管杭100に接合プレート(接合金物)10、介在プレート(板状金物)20を介して構造物(一例としてソーラーカーポートの梁を構成するH鋼200)を接合するための構造である。なお、以下では、便宜的に、H鋼200の長手方向をX方向、幅方向をY方向として説明する(図1、図2参照)。
本発明の第2の実施形態に係る接合工法とそれによる構造を示す(図7、図8等参照)。本実施形態では、既設の鋼管杭100に対し、当該建設現場においてその頭部101に透孔102を穿設し、その後、当該鋼管杭100に接合プレート10を接合する。
蓋部材103にスタッドボルトや棒状部材(ネジ鉄筋、ネジ、丸鋼等を含む)などの接合部材31を溶接したものを後から鋼管杭100に溶接し、これらスタッドボルトなどを接合手段30として用いる(図9参照)。スタッドボルトや棒状部材などの接合部材31と接合プレート10とを溶接することで、鋼管杭100に接合プレート10を接合することができる。
ボルト等の接合部材31の頭部を、鋼管杭100の頭部101の片端(蓋部材103の裏側の位置)に、透孔102の孔径より大きな端部形状構造で引っ掛けたものを接合手段30として用いる(図10参照)。接合部材31の頭部を鋼管杭100の内周面に引っ掛けておくための引っ掛け手段104としては、鉄筋継手構造やネジ継手構造、圧接などを利用することができる。接合部材31と接合プレート10とを溶接することで、鋼管杭100に接合プレート10を接合することができる。
鋼管杭100の蓋部材103に丸孔ではない透孔(例えば十字孔)102を設けておき(図11参照)、頭部が非円形(例えば十字のボルトや棒など)の接合部材31の当該頭部を透孔12に差し込み、例えば45°回転させて抜けないようにした構造を接合手段30として用いる(図12、図13参照)。蓋部材103の裏側に、接合部材31の頭部が係止し逆回転するのを抑止する係止部材105を設けておくことが好ましい(図11、図12参照)。接合部材31と接合プレート10とを溶接することで、鋼管杭100に接合プレート10を接合することができる(図13参照)。
鋼管杭100の蓋部材103にワイヤー部材32を通すための透孔106を設けておき(図14参照)、かつ、接合プレート10にも同様にワイヤー部材32を通すための透孔16を設けておく(図15参照)。これらの透孔106および透孔16にワイヤー部材32を通し、巻きまわすことによって接合プレート10を鋼管杭100の頭部に101に接合プレート10を接合することができる(図16参照)。
鋼管杭100の頭部101に透孔102に差し込んだ後に一部が笠状に開いて透孔102から抜け出なくなる笠状構造体33を利用して接合プレート10を鋼管杭100に接合する(図17参照)。接合プレート10を接合するにあたっては、溶接を利用することができる(図17(C)参照)。
鋼管杭100の頭部101の外周に雄ネジ107が設けられた雄ネジ構造を用いる(図18(A)参照)。接合プレート10の底部11には、雄ネジ107が螺合するように雌ネジ17を設けておく(図18(B)参照)。雄ネジ107に雌ネジ17を螺合させることによって、接合プレート10を鋼管杭100に接合することができる(図18(C)参照)
鋼管杭100の頭部101の内周に雌ネジ108が設けられた雌ネジ構造を用いる(図19(A)参照)。接合プレート10の底部11には、下方に突出する形状の円板部18を設け、該円板部18の周面に雄ネジ19を設けておく(図19(B)参照)。雄ネジ19と雌ネジ108を螺合させることによって、接合プレート10を鋼管杭100に接合することができる(図19(C)参照)
10…接合プレート(接合金物)
11…底部
11A…ボルト孔
12,13…フランジ部
12A,12B,13C,13D…ボルト孔
14,15…段部
16…透孔
17…雌ネジ
18…円板部
19…雄ネジ
20…介在プレート(板状金物)
20A,20B,20C,20D…(相対位置を画定する)ボルト孔
30…ワンサイドボルト(接合手段)
31…接合部材(接合手段)
32…ワイヤー部材(接合手段)
33…笠状構造体(接合手段)
41…接合ボルト(接合手段)
42…接合ナット(接合手段)
100…鋼管杭
100C…杭芯
101…頭部
102…透孔
103…蓋部材
104…引っ掛け手段
105…係止部材
106…透孔
107…雄ネジ
108…雌ネジ
200…H鋼(構造物)
P…所定位置
X1…杭芯の所定位置PからのX方向へのずれ量
Claims (15)
- 鋼管杭に接合金物を介して梁などの構造物を接合するための接合構造であって、
接合部分の片側からナットを用いることなく接合可能な接合手段を用いて前記接合金物が前記鋼管杭の頭部に接合されている、接合構造。 - 前記鋼管杭の頭部に設けられた透孔に前記接合手段が差し込まれている、請求項1に記載の接合構造。
- 前記鋼管杭の頭部に設けられた前記透孔は、前記鋼管杭の前記頭部に予め穿設された透孔である、請求項2に記載の接合構造。
- 前記接合金物は、位置調整用の長孔からなる長ボルト孔を備えている、請求項3に記載の接合構造。
- 前記接合金物は、前記鋼管杭に接合される底部と、前記構造物が接合されるフランジ部とを有する接合プレートからなる、請求項4に記載の接合構造。
- 前記接合金物は、前記底部と前記フランジ部との間に段差が形成されるように折り曲げられた形状である、請求項5に記載の接合構造。
- 前記底部に設けられた長孔からなるボルト孔の孔長手方向と、前記フランジ部に設けられた長孔からなる複数のボルト孔の孔長手方向とが平行ではない、請求項6に記載の接合構造。
- 前記接合金物の前記フランジ部と前記構造物との間に介在する板状金物をさらに備える、請求項4から7のいずれか一項に記載の接合構造。
- 前記板状金物に、前記接合金物と前記構造物とを接合する複数の接合ボルトの相対位置を画定するボルト孔が設けられている、請求項8に記載の接合構造。
- 前記鋼管杭の頭部に設けられた前記透孔は、既設の前記鋼管杭に前記接合金物を接合する現場にて穿設されたものである、請求項2に記載の接合構造。
- 前記透孔は、現場における前記鋼管杭の芯ずれを解消させるように杭芯からずれた位置に穿設されている、請求項10に記載の接合構造。
- 前記接合金物として、前記鋼管杭に接合ボルトを使って接合される底部と、前記構造物が接合ボルトで接合されるフランジ部とを有する接合プレートが用いられている、請求項11に記載の接合構造。
- 前記接合プレートの前記底部に設けられた前記接合ボルト用のボルト孔は、位置調整用の遊びを有しない透孔で構成されている、請求項12に記載の接合構造。
- 前記接合プレートの前記底部に設けられた前記接合ボルト用のボルト孔は、位置調整用の遊びを有しない透孔で構成されている、請求項12または13に記載の接合構造。
- 前記接合手段はワンサイドボルトである、請求項1から14のいずれか一項に記載の接合構造。
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