JP2022020482A - 被加熱物の加熱装置及び加熱方法 - Google Patents
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Abstract
Description
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、複数の前記撹拌部材は、前記加熱筒内に配設される支持軸に軸方向に並んで取り付けられていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、複数の前記撹拌部材は、隣り合う前記撹拌部材の軸端側同士が噛み合うことで着脱可能に連結されていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の発明において、前記バッフル板の先端縁の両端側には、前記加熱筒の内周面に当接する突起が設けられていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の発明において、前記加熱部は、前記加熱筒の外周側に巻き回される誘導加熱コイルを備え、前記誘導加熱コイルは、前記加熱筒の軸方向に沿う複数の領域毎に配設されていることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の発明において、前記加熱筒の一方の軸端側には、被加熱物を供給する供給部が接続されており、前記加熱筒の他方の軸端側には、被加熱物を排出する排出部が接続されていることを要旨とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の発明において、前記被加熱物は食品であることを要旨とする。
上記問題点を解決するために、請求項8に記載の発明は、被加熱物の加熱方法であって、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の被加熱物の加熱装置を用いることを要旨とする。
また、複数の前記撹拌部材が、前記加熱筒内に配設される支持軸に軸方向に並んで取り付けられている場合は、複数の撹拌部材及び支持軸を一体物として加熱筒の軸端側から取り出すことで、撹拌部材及び加熱筒を容易に清掃することができる。
また、複数の前記撹拌部材が、隣り合う前記撹拌部材の軸端側同士が噛み合うことで着脱可能に連結されている場合は、複数の撹拌部材のそれぞれを加熱筒の軸端側から順に取り出すことで、撹拌部材及び加熱筒を容易に清掃することができる。
また、前記バッフル板の先端縁の両端側に、前記加熱筒の内周面に当接する突起が設けられている場合は、加熱筒に対す撹拌部材の接触面積を減らして、撹拌部材による被加熱物の押し潰しを抑制することができる。
また、前記加熱部が、前記加熱筒の外周側に巻き回される誘導加熱コイルを備え、前記誘導加熱コイルが、前記加熱筒の軸方向に沿う複数の領域毎に配設されている場合は、各誘導加熱コイルを独立して制御することで、被加熱物の種類や状態に応じて被加熱物を効果的に加熱することができる。
また、前記加熱筒の一方の軸端側に、被加熱物を供給する供給部が接続されており、前記加熱筒の他方の軸端側に、被加熱物を排出する排出部が接続されている場合は、被加熱物を連続的に撹拌させつつ加熱することができる。
さらに、前記被加熱物が食品である場合は、加熱筒内で食品を効果的に撹拌させつつ加熱することができる。
本発明の被加熱物の加熱方法によると、上述の被加熱物の加熱装置を用いるので、加熱筒内で上流側の撹拌部材から下流側の撹拌部材に被加熱物が受け渡される際に被加熱物が効果的に分散されて撹拌性が高められる。そのため、加熱筒内で被加熱物を効果的に撹拌させつつ加熱することができる。
本実施形態に係る被加熱物の加熱装置は、例えば、図1等に示すように、被加熱物が供給される回転可能な加熱筒(3)と、加熱筒を加熱する加熱部(4)と、を備え、加熱筒(3)内には、放射状をなす複数のバッフル板(26)を有する撹拌部材(5)が軸方向に並んで複数配設されている被加熱物の加熱装置(1)である。そして、例えば、図8及び図9等に示すように、複数の撹拌部材(5)は、隣り合う撹拌部材(5)の互いのバッフル板(26)の加熱筒(3)の軸回りの位置がずれるにように加熱筒(3)内に配設されている。
加熱筒(3)には、例えば、図1等に示すように、その一方の軸端側に該加熱筒内に被加熱物を供給する供給部(11)が接続されており、その他方の軸端側に該加熱筒内から加熱された被加熱物を排出する排出部(16)が接続されていることができる。
さらに、例えば、複数の撹拌部材(5)は、隣り合う撹拌部材(5)が加熱筒(3)の軸回りに回転不能となるように、一方の撹拌部材(5)に設けられた凸部(41)が他方の撹拌部材(5)に設けられた凹部(42)に加熱筒(3)の軸方向に噛み合うことで着脱可能に連結されていることができる。
本実施形態に係る被加熱物の加熱方法は、上述の実施形態に係る被加熱物の加熱装置(1)を用いることを特徴とする。この加熱方法によると、例えば、図1等に示すように、加熱部(4)により加熱された加熱筒(3)とともに複数の撹拌部材(5)が回転することで、加熱筒(3)内に供給される被加熱物(f)が複数の撹拌部材(5)により撹拌されつつ加熱される。
(1)食品加熱装置の構成
本実施例に係る食品加熱装置1は、図1に示すように、食品fが供給される回転可能な加熱筒3と、加熱筒3を加熱する加熱部4と、を備えている。この加熱筒3内には、放射状をなす複数(図中3枚)のバッフル板26を有する撹拌部材5が軸方向に並んで複数(図中4つ)配設されている(図8参照)。
なお、加熱筒3は、通常、下流側に向かって下方に傾斜した状態で回転される。
なお、加熱筒3の回転速度は、ホッパー12への食品fの投入量等に応じて適宜選択される。
なお、誘導加熱は、ガスバーナー式などの他の加熱に比べて、温度制御が正確且つ容易である。さらに、複数の誘導加熱コイル21による加熱パターンは、食品fの種類、状態、焙煎度(深煎り、浅煎り等)等に応じて適宜選択される。
なお、図9において、符号Rは、加熱筒3の回転方向を示す。また、隣り合う撹拌部材5のうちの上流側の撹拌部材5を実線で示し、下流側の撹拌部材5を破線で示す。
次に、上記構成の食品加熱装置1の作用について説明する。図1に示すように、加熱部4により加熱された加熱筒3を回転させることで、加熱筒3とともに複数の撹拌部材5が回転される。この状態で、スクリュウフィーダー13によりホッパー12内の食品fが加熱筒3内に送り出され、複数の撹拌部材5(具体的に、複数の撹拌部材5による掻き上げ作用及び掻き落とし作用)により加熱筒3内で食品fが撹拌されつつ加熱(焙煎)される。このとき、加熱筒3の内壁からの伝導熱及び輻射熱とともに各バッフル板26からの伝導熱により食品fが均一に加熱される。さらに、図9に示すように、上流側の撹拌部材5により仕切られた1つの撹拌室35から下流側の撹拌部材5により仕切られた2つの撹拌室35に食品fが分散されて受け渡される。その後、加熱された食品fは、排出部16を介して外部に排出される。
なお、本実施例では、比較的小型な加熱筒3(例えば、軸方向長さが約1.5メートルの加熱筒3)を採用することから、作業者は、上述の一体物を加熱筒3内から容易に取り出すことができる。
本実施例の食品加熱装置1及びこれを用いる食品加熱方法によると、複数の撹拌部材5は、隣り合う撹拌部材5の互いのバッフル板26の加熱筒3の軸回りの位置がずれるように加熱筒3内に配設されている。これにより、加熱筒3内で上流側の撹拌部材5から下流側の撹拌部材5に食品fが受け渡される際に食品fが効果的に分散されて撹拌性が高められる。そのため、加熱筒3内で食品fを効果的に撹拌させつつ加熱(特に焙煎)することができる。
次に、実施例2に係る食品加熱装置について説明する。なお、実施例2の食品加熱装置において、上記実施例1の食品加熱装置1と同じ構成部位には同符号を付けて詳説を省略し、両者の相違点である撹拌部材5の連結構造について以下に詳説する。
なお、本実施例において、比較的大型な加熱筒3(例えば、軸方向長さが約4.5メートルの加熱筒3)を採用しても、作業者は、各撹拌部材5を加熱筒3内から容易に取り出すことができる。
Claims (8)
- 被加熱物が供給される回転可能な加熱筒と、前記加熱筒を加熱する加熱部と、を備え、前記加熱筒内には、放射状をなす複数のバッフル板を有する撹拌部材が軸方向に並んで複数配設されている被加熱物の加熱装置であって、
複数の前記撹拌部材は、隣り合う前記撹拌部材の互いの前記バッフル板の前記加熱筒の軸回りの位置がずれるように前記加熱筒内に配設されていることを特徴とする被加熱物の加熱装置。 - 複数の前記撹拌部材は、前記加熱筒内に配設される支持軸に軸方向に並んで取り付けられている請求項1に記載の被加熱物の加熱装置。
- 複数の前記撹拌部材は、隣り合う前記撹拌部材の軸端側同士が噛み合うことで着脱可能に連結されている請求項1に記載の被加熱物の加熱装置。
- 前記バッフル板の先端縁の両端側には、前記加熱筒の内周面に当接する突起が設けられている請求項1乃至3のいずれか一項に記載の被加熱物の加熱装置。
- 前記加熱部は、前記加熱筒の外周側に巻き回される誘導加熱コイルを備え、
前記誘導加熱コイルは、前記加熱筒の軸方向に沿う複数の領域毎に配設されている請求項1乃至4のいずれか一項に記載の被加熱物の加熱装置。 - 前記加熱筒の一方の軸端側には、被加熱物を供給する供給部が接続されており、前記加熱筒の他方の軸端側には、被加熱物を排出する排出部が接続されている請求項1乃至5のいずれか一項に記載の被加熱物の加熱装置。
- 前記被加熱物は食品である請求項1乃至6のいずれか一項に記載の被加熱物の加熱装置。
- 請求項1乃至7のいずれか一項に記載の被加熱物の加熱装置を用いることを特徴とする被加熱物の加熱方法。
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