JP2002005575A - 粉粒体攪拌機能付き真空熱処理炉 - Google Patents

粉粒体攪拌機能付き真空熱処理炉

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JP2002005575A
JP2002005575A JP2000189932A JP2000189932A JP2002005575A JP 2002005575 A JP2002005575 A JP 2002005575A JP 2000189932 A JP2000189932 A JP 2000189932A JP 2000189932 A JP2000189932 A JP 2000189932A JP 2002005575 A JP2002005575 A JP 2002005575A
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vessel
processing container
vacuum
heat treatment
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JP2000189932A
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English (en)
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Kenjiro Matsumoto
健二郎 松本
Hiroshi Okino
浩 沖野
Nobuyoshi Kawasaki
信義 川崎
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IHI Corp
Ishikawajima Iwakuni Seisakusho Co Ltd
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IHI Corp
Ishikawajima Iwakuni Seisakusho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 (1)小容量の粉粒体のバッチ処理を容易に
行うことができ、(2)粉粒体の飛散を防止することが
でき、(3)処理速度を高めることができ、(4)処理
品の温度分布と品質を均一化でき、(5)処理物の炉内
装入を容易にできる、粉粒体攪拌機能付き真空熱処理炉
を提供する。 【解決手段】 内部を排気可能な真空容器1と、真空容
器内に収容され内部に処理物4を収容しかつ軸方向一端
面の流通口にフィルタ10を有する中空円筒形の処理容
器3と、処理容器をその軸心を中心に回転可能又は揺動
可能に支持する支持装置6と、真空容器を通して処理容
器の軸方向一端面に着脱自在に連結される駆動軸8と、
真空容器を通して処理容器の軸方向他端面に着脱自在に
連結されかつ処理容器内に処理用ガス19を供給するよ
うになった従動軸9とを備える。従動軸を通して処理用
ガスを処理容器内に供給しながら駆動軸により処理容器
を回転又は揺動させて内部の処理物を熱処理する、

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉粒体攪拌機能付
き真空熱処理炉に関する。
【0002】
【従来の技術】粉体または粒体(以下、粉粒体)を真空
熱処理炉内で熱処理、例えばアンモニアガスを用いて金
属の窒化処理を行う場合に、従来、定置式処理容器で熱
処理する場合と、ロータリーキルン式真空熱処理炉(回
転真空容器)で熱処理する場合とがある。
【0003】図8は、定置式処理容器で熱処理する場合
の真空熱処理炉を模式的に示している。この熱処理炉
(定置式真空熱処理炉)は、熱処理する粉粒体を定置式
処理容器内に収容し、これを真空熱処理炉に複数格納し
て熱処理するものであり、特に小容量のバッチ処理に適
している。
【0004】一方、図9はロータリーキルン式真空熱処
理炉(回転真空容器)の模式図である。この熱処理炉で
は、傾斜して回転する回転真空容器(ロータリーキル
ン)内に複数の切り出し弁を介して原料となる粉粒体を
半連続的に供給し、これをキルン内で加熱・冷却して熱
処理しながらキルン内を移動させ、別の複数の切り出し
弁で熱処理した粉粒体を半連続的に排出するものであ
り、特に大容量の連続処理に適している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図8に示した定置式真
空熱処理炉は、小容量のバッチ処理に適するが、粉粒体
が処理容器内に入ったままで熱処理されるため、温度分
布が不均一となり、熱処理の品質が不均一となる問題点
がある。また、処理容器の粉粒体と反応用ガス(例えば
アンモニアガス)との接触が少なく、反応速度が遅い問
題点がある。すなわち、定置式真空熱処理炉では処理容
器が動かないため、処理のスピードが遅く、また処理物
の温度の均一化が難しく、かつ処理物が動かないため表
面側の温度と内部温度に差が生じやすい、等の問題点が
あった。
【0006】一方、図9はロータリーキルン式真空熱処
理炉は、粉粒体が飛散しやすく、かつキルン内は連続処
理で処理条件の頻繁な変更ができないので、小容量のバ
ッチ処理が困難である問題点があった。
【0007】本発明は、かかる問題点を解決するために
創案されたものである。すなわち、本発明の目的は、
(1)小容量の粉粒体のバッチ処理を容易に行うことが
でき、(2)粉粒体の飛散を防止することができ、
(3)処理速度を高めることができ、(4)処理品の温
度分布と品質を均一化でき、(5)処理物の炉内装入を
容易にできる、粉粒体攪拌機能付き真空熱処理炉を提供
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、内部を
排気可能な真空容器(1)と、該真空容器内に収容され
内部に処理物(4)を収容しかつ軸方向一端面の流通口
にフィルタ(10)を有する中空円筒形の処理容器
(3)と、該処理容器をその軸心を中心に回転可能又は
揺動可能に支持する支持装置(6)と、真空容器を通し
て処理容器の軸方向一端面に着脱自在に連結される駆動
軸(8)と、真空容器を通して処理容器の軸方向他端面
に着脱自在に連結されかつ処理容器内に処理用ガス(1
9)を供給するようになった従動軸(9)とを備え、該
従動軸を通して処理用ガスを処理容器内に供給しながら
駆動軸により処理容器を回転又は揺動させて内部の処理
物を熱処理する、ことを特徴とする粉粒体攪拌機能付き
真空熱処理炉が提供される。
【0009】本発明の構成によれば、真空容器(1)内
に中空円筒形の処理容器(3)を収容して熱処理するの
で、処理物(7)、例えば小容量の粉粒体のバッチ処理
を容易に行うことができる。また、処理容器(3)の処
理用ガス(19)の流通口にフィルタ(10)を設ける
ことにより、粉粒体の飛散を防止することができる。更
に、従動軸(9)を通して処理用ガスを処理容器内に供
給しながら駆動軸(8)を介して処理容器を回転又は揺
動させるので、処理容器内の粉粒体と処理ガスとの接触
効率を高めて処理速度を高めることができ、かつ処理品
の温度分布と品質を均一化できる。また、駆動軸及び従
動軸と処理容器は着脱自在に連結されているので、この
連結を外して処理容器を真空容器から容易に取り出すこ
とができ、処理物の炉内装入が容易にできる。
【0010】本発明の好ましい実施形態によれば、前記
支持装置(6)は、処理容器をローラで支持する複数の
支持ローラ、又は処理容器を駆動軸および従動軸で支持
する軸受装置である。この構成により、複数の支持ロー
ラで処理容器を支持し、或いは軸受装置で駆動軸および
従動軸で支持して処理容器をその軸心を中心に回転可能
又は揺動可能にできる。
【0011】また、前記駆動軸と処理容器の間に、軸方
向に着脱可能な連結器(11)を有し、該連結器は、駆
動軸と処理容器に設けられ互いに嵌合しかつ周方向に遊
びを有する爪クラッチを有し、これにより処理容器を水
平に搬入/搬出して連結器の着脱ができるようになって
いる。この構成により、処理容器を真空容器内に水平に
搬入して連結器の連結ができ、逆に水平に搬出して同時
に連結器の分離ができる。
【0012】更に、前記従動軸と処理容器の間に、軸方
向に着脱可能な連結器(11)を有し、該連結器は、従
動軸と処理容器に設けられ互いに嵌合しかつ周方向に遊
びを有する爪クラッチ又は摩擦連結であるのがよい。こ
の構成により、処理容器を真空容器内に水平に搬入した
のち、真空容器の扉を閉じるだけで、従動軸との連結が
でき、逆に真空容器の扉を開くだけで、従動軸と真空容
器とを分離でき、処理容器を真空容器から直ぐに搬出で
きる。
【0013】また、前記処理容器の回転又は揺動は、少
なくとも90°以上であるのが好ましい。この構成によ
り、処理容器内の処理品(粉粒体)の攪拌を有効に行う
ことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
を図面を参照して説明する。なお、各図において、共通
する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略す
る。図1は、本発明の粉粒体攪拌機能付き真空熱処理炉
の全体構成図であり、図2は、図1のA−A線における
断面図である。また、図3は、駆動軸と処理容器との連
結器を示す図1のB部拡大図であり、図4は、従動軸の
構造を示す図1のC部拡大図であり、図5は、駆動軸の
ガスシール構造を示す図1のD部拡大図であり、図6
は、従動軸のガスシール構造を示す図1のE部拡大図で
あり、図7は、処理物容器の支持構造の一例を示す図で
ある。
【0015】図1及び図2に示すように、本発明の粉粒
体攪拌機能付き真空熱処理炉は、真空容器1、処理容器
3、支持装置6、駆動軸8及び従動軸9を備える。
【0016】真空容器1は、真空チャンバーであり、円
筒形のドラム部とその前後(図1で左右)の鏡板とから
なる。図1の左側の鏡板は、容易に開閉可能に構成され
ている。また、この真空容器1は、図2に示す排気ダク
ト1bを介して図示しない排気ポンプ又は真空ポンプに
連結されており、内部を排気し必要な圧力(例えば真
空)まで減圧できるようになっている。更に、真空容器
1の内側には中空円筒形の断熱材1aを備え、その内側
に設けられた複数のヒータ2により断熱材1aの内側を
高温(例えば1000℃以上)まで加熱できるようにな
っている。図1で左側の端面に位置する断熱材1aは、
左側の鏡板の開閉と共に取り外せるようになっている。
【0017】処理容器3は、中空円筒形であり、真空容
器1の断熱材1aの内側に収容できる大きさに設定れて
いる。また、この処理容器3は、図3,図4に示すよう
に軸方向両端面に流通口3aを有し、それ以外の部分は
気密に構成されている。また、図3の流通口3aにはフ
ィルタ10が設けられている。この処理容器3の内部に
処理物4(例えば粉粒体)が収容される。
【0018】支持装置6は、図1及び図7に示すよう
に、この例では処理容器3をローラで支持する複数の支
持ローラ6である。また、この支持装置6は処理容器3
を駆動軸および従動軸で支持する軸受装置であってもよ
い。この構成により、処理容器3をその軸心を中心に回
転可能又は揺動可能に支持することができる。
【0019】駆動軸8は、真空容器1を貫通して処理容
器3の軸方向一端面(図1で右端面)に着脱自在に連結
される。図3の(A)は、駆動軸8と処理容器3との連
結器を示す図1のB部拡大図であり、(B)はその右側
面図、(C)はそのC−C矢視図である。図3に示すよ
うに、駆動軸8と処理容器3の間には、軸方向に着脱可
能な連結器11を有する。この連結器11は、駆動軸8
と処理容器3に設けられ互いに嵌合しかつ周方向に遊び
を有する爪クラッチ11a,11bを有し、これにより
処理容器3を水平に搬入/搬出して連結器11の着脱が
できるようになっている。
【0020】図4の(A)は、従動軸の構造を示す図1
のC部拡大図であり、(B)はその側面図である。従動
軸9は、真空容器1を貫通して処理容器3の軸方向他端
面(図1の左側)に着脱自在に連結されかつ処理容器3
内に処理用ガス19を供給するようになっている。ま
た、従動軸9と処理容器3の間に、軸方向に着脱可能な
連結器11を有する。この連結器11は、図4の例で
は、従動軸9と処理容器3に設けられ互いに嵌合しかつ
周方向に遊びを有する爪クラッチ11a,11bである
が、摩擦連結であってもよい。
【0021】上述した構成の粉粒体攪拌機能付き真空熱
処理炉により、従動軸9を通して処理用ガス19を処理
容器内に供給しながら駆動軸8により処理容器3を回転
又は揺動させて内部の処理物を熱処理することができ
る。この処理容器の回転又は揺動は、処理容器内の処理
品(粉粒体)の攪拌を有効に行うことができるように少
なくとも90°以上であるのがよい。
【0022】上述したように、本発明の粉粒体攪拌機能
付き真空熱処理炉は、真空容器1内の断熱材1aの内部
に置いた処理容器3に粉粒体処理物4を入れ、ヒータ2
にて加熱しながら処理容器3を回転・揺動させて処理物
4を均一化しながら熱処理する装置である。また、図1
に示す回転・揺動装置5により発生した動力を駆動軸8
を通じて炉内の処理容器3へ伝える。駆動軸8には真空
シール機構7(図5参照)が付いていて、駆動軸8が回
転・揺動した時にも炉内雰囲気(あるいは真空)のシー
ルが保持される。なお、図5において13は真空シール
パッキン、14は軸受である。
【0023】駆動軸8と処理容器3は、爪クラッチ状ま
たは凹凸状の連結器11を有し、処理容器3の水平装入
・抽出を可能とするための遊びを設けている。処理物容
器3は、連結器11により駆動軸8とは着脱が可能とす
る。処理物4は処理容器3の中に入れる。
【0024】処理容器3は密閉構造としておき、炉内雰
囲気変動(真空、復圧)のためにフィルタ10付きの連
結器11を有し、真空・復圧時の内部よりの処理物4の
処理容器外への飛散を防止する。処理容器3は回転可能
なローラ6にて支持される。またはローラを省いて駆動
軸8と従動軸9にて荷重を支え、処理容器3の回転・揺
動を可能とする。
【0025】処理容器3は、図4,図6に示すように、
従動軸9に取り付けたスプリング15によりシール材1
2を介して駆動側に押し付けられていて、フィルタ10
以外の部分よりのガスの流通を防止すると共に熱処理容
器3の熱膨張を吸収する。処理容器3の内部には粉粒体
の攪拌を促進するためにフィン17を取り付けている。
また、処理用ガス19を処理物に万遍なく吹き付けるた
めにスリットまたは穴の付いた吹き込み管18がある。
【0026】
【発明の効果】上述した本発明の粉粒体攪拌機能付き真
空熱処理炉は以下の特徴を有している。 1.粉粒体の飛散防止ができる。真空容器内に密閉構造
の処理容器に粉粒体を入れ、フィルタ付連通器で炉内雰
囲気連動させているため粉粒体の飛散がない。 2.処理速度が促進できる。処理容器を回転或いは揺動
させるため、粉粒体が攪拌され加熱速度および反応速度
が促進される。 3.処理温度分布と品質の均一化ができる。炉内容器を
回転・揺動させるため、キルン式と違い処理容器が完全
に加熱室内に入っているので、温度分布の均一化が図
れ、かつ処理物の攪拌により品質の均一化が図れる。 4.処理容器と回転・揺動駆動軸との着脱が可能である
ため、処理容器が簡単に炉外に取り出すことができ、処
理物の出し入れ、容器の保守が容易になる。
【0027】従って、本発明の粉粒体攪拌機能付き真空
熱処理炉は、(1)小容量の粉粒体のバッチ処理を容易
に行うことができ、(2)粉粒体の飛散を防止すること
ができ、(3)処理速度を高めることができ、(4)処
理品の温度分布と品質を均一化でき、(5)処理物の炉
内装入を容易にできる、等の優れた効果を有する。
【0028】なお、本発明は上述した実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない限りで自由に変更するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の粉粒体攪拌機能付き真空熱処理炉の全
体構成図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】駆動軸と処理容器との連結器を示す図1のB部
拡大図である。
【図4】従動軸の構造を示す図1のC部拡大図である。
【図5】駆動軸のガスシール構造を示す図1のD部拡大
図である。
【図6】従動軸のガスシール構造を示す図1のE部拡大
図である。
【図7】処理物容器の支持構造の一例を示す図である。
【図8】従来の定置式真空熱処理炉の模式図である。
【図9】従来のロータリーキルン式真空熱処理炉の模式
図である。
【符号の説明】
1 真空容器、1a 断熱材、1b 排気ダクト、2
ヒータ、3 処理容器、4 処理物、5 回転・揺動装
置、6 支持装置(支持ローラ)、7 シール装置、8
駆動軸、9 従動軸、10 フィルタ、11 連結
器、11a,11b 爪クラッチ、12 シール材、1
3 真空シールパッキン、14 軸受け、15 スプリ
ング、16 軸受け、17 フィン、18 吹付管、1
9 処理用ガス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // B22F 1/00 B22F 1/00 C 1/02 1/02 F (72)発明者 沖野 浩 山口県岩国市日の出町2丁目1番地 株式 会社石川島岩国製作所内 (72)発明者 川崎 信義 山口県岩国市日の出町2丁目1番地 株式 会社石川島岩国製作所内 Fターム(参考) 4K018 AA01 AD10 BA01 BC02 4K061 AA08 BA00 BA02 CA02 DA05 4K063 AA05 AA16 CA04 CA06 DA04 DA13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部を排気可能な真空容器(1)と、該
    真空容器内に収容され内部に処理物(4)を収容しかつ
    軸方向一端面の流通口にフィルタ(10)を有する中空
    円筒形の処理容器(3)と、該処理容器をその軸心を中
    心に回転可能又は揺動可能に支持する支持装置(6)
    と、真空容器を通して処理容器の軸方向一端面に着脱自
    在に連結される駆動軸(8)と、真空容器を通して処理
    容器の軸方向他端面に着脱自在に連結されかつ処理容器
    内に処理用ガス(19)を供給するようになった従動軸
    (9)とを備え、該従動軸を通して処理用ガスを処理容
    器内に供給しながら駆動軸により処理容器を回転又は揺
    動させて内部の処理物を熱処理する、ことを特徴とする
    粉粒体攪拌機能付き真空熱処理炉。
  2. 【請求項2】 前記支持装置(6)は、処理容器をロー
    ラで支持する複数の支持ローラ、又は処理容器を駆動軸
    および従動軸で支持する軸受装置である、ことを特徴と
    する請求項1に記載の粉粒体攪拌機能付き真空熱処理
    炉。
  3. 【請求項3】 前記駆動軸と処理容器の間に、軸方向に
    着脱可能な連結器(11)を有し、該連結器は、駆動軸
    と処理容器に設けられ互いに嵌合しかつ周方向に遊びを
    有する爪クラッチを有し、これにより処理容器を水平に
    搬入/搬出して連結器の着脱ができるようになってい
    る、ことを特徴とする請求項1に記載の粉粒体攪拌機能
    付き真空熱処理炉。
  4. 【請求項4】 前記従動軸と処理容器の間に、軸方向に
    着脱可能な連結器(11)を有し、該連結器は、従動軸
    と処理容器に設けられ互いに嵌合しかつ周方向に遊びを
    有する爪クラッチ又は摩擦連結である、ことを特徴とす
    る請求項1に記載の粉粒体攪拌機能付き真空熱処理炉。
  5. 【請求項5】 前記処理容器の回転又は揺動は、少なく
    とも90°以上である、ことを特徴とする請求項1に記
    載の粉粒体攪拌機能付き真空熱処理炉。
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