JP2022019583A - ロック - Google Patents

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Abstract

【課題】自転車を施錠するためのロックが提供される。【解決手段】自転車を施錠するために、ユーザは、ロープヘッドを、ロック穴を通してロックに挿入する。ロープヘッドは、ロック内のスライダを駆動し、スライダは、ピンを駆動して、ロックの上回転シャフトがロックの下回転シャフトと共に動かないように、連結しない。ロックの上回転シャフト及び下回転シャフトがそれぞれ自転車のハンドルバー及び前輪に接続されているため、ユーザは、ハンドルバーによって前輪を制御できない。また、ロープヘッドは、ロープに接続されてよく、ロックを施錠する場合、ユーザは、ロープをロックから引き出し、固定対象の周りに回し、その後、ロープヘッドをロック穴を通してロックに再挿入する。【選択図】図2A

Description

本開示は、ロックシステム及びその取付方法に関し、具体的には、複数の保護機構を備えるロックに関する。
ロープロックは、既存のよくある自転車ロックの1つである。ロープロックは、原理として、自転車と外部の固定対象とを接続し固定することにロープを使用して、盗難を防ぐ。しかしながら、窃盗犯は、携帯用の小さな油圧シャーによってロープを切断し、自転車に乗って逃げることができる。
上記の問題を解決するために、ロープが切断されたとしても鍵がかかったまま残るロックがある、そのようなロックは、ロック本体、ロープ、及びロープヘッドの3つの主部品を有する。ロープの一端は、ロックの本体に固定され、他端は、ロープヘッドに接続される。鍵をかける必要がある時、ユーザは、後輪にロープを回し、ロープヘッドをロック本体に挿入し、鍵をかける。ロープヘッドがロック本体に水平方向に沿って挿入されると、ロープヘッドは、ロック本体のロック舌部が戻しばねの復元力に打ち勝ち、中央シャフトを下方向に入るように駆動して、クランクが回転することを防止できる。
そのような設計によれば、窃盗犯が鋼ロープを切断したとしても、鋼ロープの頭部はロック本体の中にあるままであるため、ロックピンは中央シャフトに残り続けてクランクの回転を防止し、従って、鋼ロープを切断しても防犯機構は取り外されない。しかしながら、このような設計には、いくつかの欠点がある、まず、このロックは、取り付けて使用する前に、自転車を壊しかねない改造を必要とする。次に、窃盗犯がロープヘッドを力づくでロック本体から引き抜くと、戻しばねがロックピンを中央シャフトから自動的に押し出してしまい、ロック状態が勝手に解放されてしまう。さらに、窃盗犯がロープを切断し、クランクが固定された状態の自転車に無理やり乗ろうとすると、クランクが変形し損傷してしまう可能性がある。
一方、市販の電子ロックのほとんどは、鍵を外すためのモータ等の電子機器を稼働させるために、内部電池を使用する。しかしながら、悪環境において自転車を止める又は自転車に乗る場合、電子ロックの電池は水分により損傷し、漏れ出したバッテリー液が自転車本体を腐食又は錆びさせることがある。また、電子ロックの電池が切れた場合、電池を替えなければならず、これはユーザにとってとても不便である。
上記の既存のロープロック及び電子ロックの欠点に鑑みて、本開示の実施形態のロックは、第1の接続部材及び第2の接続部材を備える運動伝達部品群と、スライダと、スライダと共に動くように連結され、ロック動作を起こすように構成されるロープヘッドと、スライダと共に動くように連結され、第1の接続部材又は第2の接続部材が動くことを制限するように構成されるピンと、スライダと共に動くように連結され、スライダが動くことを制限するように構成される固定ロッドと、スライダと共に動くように連結され、ロープヘッドの動きを制限するように構成されるロックフックと、スライダと共に動くように連結され、スライダを動くように押すように構成される第1の駆動部品と、を備える。ロックのロック工程には以下の動作が含まれる。ロープヘッドは、スライダをアンロック位置からロック位置に押し、ロックフックは、ロープヘッドの動きを制限するようにロープヘッドにかかるようにスライダにより駆動され、スライダ及び固定ロッドは、ロック位置に係合され、スライダがアンロック位置から動くことを防止し、ピンは、第1の接続部材及び第2の接続部材の少なくとも1つから分離するようにスライダに駆動される。ロックのアンロック工程には以下の動作が含まれる。固定ロッドは、第1の駆動部品がスライダをロック位置からアンロック位置に押すように、スライダを開放し、ロックフックは、ロックフックがロープヘッドから分離して、ロープヘッドが動くようにスライダにより押され、ピンは、第1の接続部材及び第2の接続部材の少なくとも1つを再接続する。
上記の任意の1つのロックにおいて、
スライダ及びピンは、傾斜境界面により接続され、スライダがロック位置に向かって動くと、スライダは、ピンが第1の接続部材及び第2の接続部材の少なくとも1つから分離するように、傾斜境界面を通してピンを駆動する。
上記の任意の1つのロックにおいて、ロックは、さらに、ピンと共に動くように連結される第2の駆動部品を備え、第2の駆動部品は、アンロック工程において、ピンが、第1の接続部材及び第2の接続部材の少なくとも1つに接続するようにピンを駆動するように構成される。
上記の任意の1つのロックにおいて、スライダにはピン穴が設けられ、傾斜境界面は、前記ピン穴に設けられ、ピン穴は、ピンが、スライダを貫通して第1の接続部材及び第2の接続部材の少なくとも1つに接続するように構成される。
上記の任意の1つのロックにおいて、ロック工程及びアンロック工程において、ピンは、水平方向に前後に動き、水平方向は、スライダの動く方向に垂直である。
上記の任意の1つのロックにおいて、固定ロッドは、回転シャフト及びシフトレバーを備える。回転シャフトは、シフトレバーと共に動くように連結される。ロック工程において、スライダは、スライダが通れるように、回転シャフトに沿って外側に回転するようにシフトレバーを駆動し、スライダが通った後、シフトレバーは、回転シャフトに沿って内側に自動的に回転し、ロック位置においてスライダと係合し、スライダがアンロック位置へと動くことを防止し、アンロック工程において、シフトレバーは、外力により回転シャフトに沿って外側に回転し、スライダを開放する。
上記の任意の1つのロックにおいて、ロックは、さらに、アンロック装置に接続されるように構成される接続ポートと、シフトレバーと共に動くように連結されるアクチュエータと、接続ポート及びアクチュエータに接続され、アンロック工程において認証動作を実行して、アンロック装置を認証するように構成される制御モジュールと、を備え、アンロック装置が認証されると、制御モジュールは、シフトレバーが回転シャフトに沿って外側に回転し、スライダを開放するように、シフトレバーに外力を加えるようにアクチュエータを制御する。
上記の任意の1つのロックにおいて、ロックは、さらに、シフトレバーと共に動くように連結される第3の駆動部品を備える。第3の駆動部品は、ロック工程において、シフトレバーを回転シャフトに沿って内側に回転させ、ロック位置においてスライダと係合するように構成され、スライダがアンロック位置へと動くことを防止し、アクチュエータは、温度が反応温度範囲に上昇した場合に収縮し、シフトレバーに与えられる上記の外力を生成する形状記憶合金ワイヤを備え、アンロック工程において、シフトレバーを引っ張り、回転シャフトに沿って外側に回転させ、スライダを開放させる。
上記の任意の1つのロックにおいて、第1の駆動部品、第2の駆動部品、及び第3の駆動部品のそれぞれは、ばね、板ばね、又は空気圧シリンダである。
上記の任意の1つのロックにおいて、ロックは、電池を含まず、アンロック工程においてアクチュエータ及び制御モジュールに必要とされる電力は、接続ポートを通して供給される。
上記の任意の1つのロックにおいて、第1の接続部材及び第2の接続部材の一方は、上回転シャフトであり、他方は、下回転シャフトであり、第1の接続部材及び第2の接続部材は、同軸上に配置され、それぞれ、接続穴を有し、第1の接続部材及び第2の接続部材の各接続穴は、ピンを収容するために使用され、ピンが第1の接続部材及び第2の接続部材の接続穴を同時に貫通している場合、第1の接続部材及び第2の接続部材は、共に動くように連結され、ピンが第1の接続部材の接続穴及び第2の接続部材の接続穴を同時に貫通していない場合、第1の接続部材及び第2の接続部材は、共に動かないように連結していない。
上記の任意の1つのロックにおいて、ロックは、さらに、ロープを備え、ロープの一端は、ロック本体に接続され、他端は、ロープヘッドに接続され、ロープヘッドがロック位置に入ると、ロープは、固定対象の周りに回され、ロック効果を達成するように適用される。
上記の内容への理解を容易にするため、いくつかの実施形態が、図面と共に以下に説明される。
本開示の1つの目的は、簡便であり、自転車を壊しかねない改造を行わずに使用できる、コックを介してハンドルバーを接続することに上回転シャフトを使用し、フロントフォークチューブを介して前輪を接続することに下回転シャフトを使用するロックを提供することである。さらに、本開示のロックは、分離するロープ及びスライダの設計を採用し、それにより、ロープヘッドがロック状態から強制的に引き抜かれた場合、スライダは元の位置に残ったままであり、ハンドルバー及び前輪は非連結状態を維持し、自転車に乗ることができない。さらに、運動連結を開放する設計が採用されるため、従来技術において自転車が強制的に乗られたことによる部品の損傷が回避される。さらに、本開示の実施形態において、ロックは、ロック工程において電力を消費せず、アンロック工程において使用される電力は、外部のロック装置から直接供給され、すなわち、電池はロックから除去され、電池が損傷する問題が回避される。
付される図面は、本開示のさらなる理解を提供するために含まれ、本明細書に組み込まれてその一部を構成する。図面は、本開示の実施形態を図示し、説明と共に、本開示の原理を説明するために供される。
図1A及び1Bは、それぞれ、本開示の第1の実施形態に係る、自転車に適用されるロックの仕様状況の概略図及びロックの外観概略図である。
図1Cは、本開示の第1の実施形態に係る、図1BのA-A線に沿ったアンロック状態SULにおけるロックの概略断面図である。
図2A及び2Bは、それぞれ、本開示のロックの第1の実施形態に係る、アンロック状態SULにおける異なる視点からのハウジング内の主部品の概略図である。
図2Cは、本開示のロックの第1の実施形態に係る、スライダ及び周辺部品の概略分解図である。
図3A及び3Bは、本開示のロックの第1の実施形態に係る、それぞれ、異なる視点からのスライダの概略図である。
図4A及び4Bは、それぞれ、本開示のロックの第1の実施形態に係る、アンロック状態SUL及びロック状態SLにおけるピン及び運動伝達部品群の相対関係の概略図である。
図5A及び5Bは、それぞれ、本開示のロックの第1の実施形態に係る、アンロック状態SUL及びロック状態SLにおけるスライダ及びロックフックの相対関係の概略図である。
図6A乃至6Dは、それぞれ、本開示のロックの第1の実施形態に係る、異なる時点におけるスライダ及び固定ロッドの相対位置の概略図である。
以下の好適な実施形態の詳細な説明において、本明細書の一部を構成し、本開示が実装され得る特定の実施形態を図によって示す添付の図面を参照する。この観点において、「上側」、「下側」、「右側」、「左側」、「前側」、「後側」、「頭部」、「底部」、及び「側部」等の方向を示す用語は、説明される図における配置を参照するために使用され、本開示の限定を意図しない。
図1A及び1Bを参照すると、図1A及び1Bは、それぞれ、本開示の第1の実施形態に係る、自転車に適用されるロックの仕様状況の概略図及びロックの外観概略図である。ロック1の外観から、ロック1は、ハウジング130に覆われたロック本体と、それぞれハウジング130の上側及び下側を貫通する第1の接続部材11及び第2の接続部材12と、を有することが分かる。ハウジング130には、ロック穴131と、引込ボタン132と、接続ポート133と、ロープ30に接続されるロープヘッド31が設けられる。
ユーザは、ロック工程を通じて、自転車をアンロック状態SULからロック状態SLに変更し、アンロック工程によりその逆を行う。ロック工程の始めに、ユーザは、ロープ30に接続されていないロープヘッド31を単にロック穴131に挿入して、ロック1のロック動作を起こす、又はロープ30に接続されたロープヘッド31をハウジング130から引き抜き、固定対象2にロープ30を回した後、ロープヘッド31を、ロック穴131を通してロック1に挿入して、ロック1のロック動作を起こし、ユーザがロープヘッド31をロック1のロック位置へと押すと、ロープヘッド31は自動的にロック1にロックされる。同時に、自転車のハンドルバーと前輪との接続が自動的に切れ、ユーザは、ハンドルバーを回転させても前輪の回転を制御することが出来なくなり、従って、より良い防犯効果が達成される。
ユーザが自転車の鍵を外す必要がある場合、ユーザは、アンロック装置(不図示)を使用して接続ポート133を介してロック1を電気的に接続してよい。接続の後、ロック1は自動的に解除され、ロープヘッド31は、ハウジング130から自動的に開放される。その後、ロープヘッド31がロープ30に接続された場合、ユーザは、引込ボタン132を押してよく、ロック1は、ロープ30をハウジング130内に自動的に引き込み、アンロック状態SULに戻る。また、自転車のハンドルバー及び前輪は接続状態に戻り、ユーザは、普通に自転車に乗ることが出来る。上記のアンロック装置は、リモコン又は携帯電話等の電力及び信号通信機能を備える様々な電子装置であってよい。本実施形態において、アンロック装置及びロック1は物理接続線により接続されているが、必要に応じて、電力及び信号通信機能を備えるワイヤレスモジュールが代わりに使用されてよく、本開示はそれに限定されない。
本開示のロックの詳細な設計は、以下に説明される。
図1Aから図2Cを同時に参照すると、図1Cは、本開示の第1の実施形態に係る、図1AのA-A参照線に沿ったアンロック状態SULにおけるロックの概略断面図である。図1C及び2Aに示されるように、本実施形態において、ロック1は、主に、伝達部品群10と、スライダ20と、ロープ30と、ピン40と、固定ロッド50と、ロックフック60と、第1の駆動部品70と、第2の駆動部品80と、アクチュエータ100と、制御モジュール110と、第3の駆動部品120と、ハウジング130と、ロックロープターンテーブル140と、を備える。
各部品の相対的な関係を説明する前に、各部品の設計が以下に説明される。
運動伝達部品群10は、概して、伝達用の複数の部品の組み合わせを指す。図1Cを参照すると、本実施形態において、運動伝達部品群10は、第1の接続部材11及び第2の接続部材12を有する。第1の接続部材11及び第2の接続部材12は、それぞれ、中空管であり、第2の接続部材12の少なくとも一部は、第1の接続部材11の内部に貫通し、第1の接続部材11と同軸上に配置される。すなわち、第1の接続部材11は、外管であり、上回転シャフトとして使用され、第2の接続部材12は、内管であり、下回転シャフトとして使用される。第1の接続部材11及び第2の接続部材12は、それぞれ、同じ高さに配置される第1の接続穴111及び第2の接続穴121を有する。しかしながら、必要に応じて、第1の接続部材11が内管又は下回転シャフトであってよく、さらに第2の接続部材12がそれに対応していてよいが、本開示はこれに限定されない。
スライダ20は、ロック1内を1の自由度で第1の軸方向D1に沿ってスライドすることにより、他の部品を駆動してロック状態及びアンロック状態を切り替えることに使用される。図3A及び3Bを共に参照すると、図3A及び3Bは、本開示のロックの第1の実施形態に係る、それぞれ、異なる視点からのスライダの概略図である。
異なる機能に基づいて、スライダ20は、ピン穴21と、第1の側プレート22と、第2の側プレート23、第1の収容溝24と、クランプ引き構造25と、梯子構造26と、接続溝27と、連結面28と、ロックフック収容部29と、を備える。本実施形態において、スライダ20は、1つの材料であり、1つの部品で形成されるが、本開示はこれに限定されず、スライダ20は、複数の部品を組み合わせることにより形成されてもよい。
設計の説明を容易にするために、ハウジング130内のスライダ20のスライド方向は、第1の軸方向D1とする。ロック工程において、スライダ20がアンロック位置からロック位置に動く方向は、前側D11であり、その反対が後側D12である。第2の軸方向D2及び第1の軸方向D1は、同じ水平面上にあり、互いに垂直である。第3の軸方向D3は、第1の軸方向D1及び第2の軸方向D2と同時に垂直である。
ピン穴21は、スライダ20の下に設けられ、スライダ20を第2の軸方向D2に貫通する。ピン穴21の底部には傾斜面211が設けられており、傾斜面211は、スライダ20の左前に斜めに対向する。第1の側プレート22及び第2の側プレート23は、それぞれ、スライダ20の左側D21の側面及び右側D22の側面から上側D31に延伸し、その間には連結面28が設けられる。連結面28は、前側D11から後側D12への短い距離を水平に延伸し、その後、下側D32に向かって傾斜し、徐々に降下する。第1の側プレート22、第2の側プレート23、及び連結面28の中の空間は、ロックフック60を収納するロックフック収容部29として使用されてよい。第1の収容溝24は、スライダ20の前側D11の縦の端面上から後側D12に向かって形成される。クランプ引き構造25は、突出リブ251と、突出リブ251に隣接する溝252と、を備える。梯子構造26は、前側D11の第2の側プレート23の端面に配置され、縦面261を備える。接続溝27は、スライダ20の後側D12の端面から前側D11に向かって形成される。
ロープ30は、ロック1に回すために使用され、固定対象2上のロック1に接続された自転車は、ロック効果を達成する。図1A及び1Bを参照すると、ロープ30の一端は、ロック本体内のロックロープターンテーブル140接続され、他端は、ロープヘッド31に接続される。本実施形態において、ロープ30は、任意に、鋼ロープであってよい。ロープヘッド31は、一体に形成された金属片であり、互いに平行な2つの配置リングが設けられ、ロックフック60を引っかけるための2つの配置リングの間に設けられる。
しかしながら、ロック1は、ロープ30を備える構成に限定されない。別の実施形態において、固定対象2を覆うためにロープ30を使用する必要が無い時、ロック1は、任意に、ロープ30、引込ボタン132、ロックロープターンテーブル140、及びそれらに関連する設計を有さずともよい。そのような設計において、ロープヘッド31は、ロック1を施錠するための鍵と同様の独立した部品として使用されてよい。さらに、ロープヘッド31は、ハウジング130の外側に配置された別のボタンとして設計されてもよい。当該ボタンが押されると、ロープヘッド31は、施錠のためのロック1に押し込まれ、解錠する場合には、ロープヘッド31は飛び出すが、ハウジング130からは外れない。
ピン40は、第1の接続部材11及び第2の接続部材12の作動を制限することに使用される。図2Cから分かるように、ピン40は、基部41及び頭部42を備え、頭部42は、第1の接続部材11及び第2の接続部材12を接続するために使用され、基部41の右側D22には、傾斜面411が設けられ、傾斜面441の傾斜及び方向の両方は、スライダ20のピン穴21の傾斜面211に対応する。基部41には、基部41の左側D21の端面から右側D22に向かって形成される第2の収容溝412が設けられる。基部41及び頭部42は、1つの部品の異なる部分であってよい、又は2つの独立した部品であってよい。本実施形態において、基部41及び頭部42は、互いに組み合わされた2つの独立した部品である。
固定ロッド50は、スライダが動くことを制限することに使用される。図2Cを参照すると、固定ロッド50には回転シャフト51及びシフトレバー52が設けられていることが分かる。回転シャフト51は、ハウジング130内のベース(不図示)に配置され、第3の軸方向D3に沿って回転してよく、シフトレバー52は、回転シャフト51に沿って回転してよい。シフトレバー52の右側D22を向く側の一端には、クランプ引き構造25の形状に対応する突出構造521が設けられ、シフトレバー52の左側D21を向く側には、第3の収容溝522が設けられる。第3の収容溝522は、シフトレバー52の左側D21の端面から右側D22に向かって形成される。本実施形態において、回転シャフト51及びシフトレバー52は、1つの部品である。
ロックフック60は、ロープヘッド31が動くことを制限することに使用される。図2Cを参照すると、回転シャフト61及び頭部62は、ロックフック60の前側D11に配置される。回転シャフト61は、ハウジング130の内部構造に軸回転可能に接続され、それにより、ロックフック60は、第2の軸方向D2に沿って回転可能である。頭部62には、後側D12に対向する縦面621が設けられ、ロックフック60には、後側D12に、二股フォーク形状のあご部64が設けられ、二股フォークは、半円構造により接続され、頭部62及びあご部64は、腹部63により接続される。本実施形態において、ロックフック60の回転シャフト61、頭部62、腹部63、及びあご部64は、1つの部品で形成される。しかしながら、ロックフック60は、複数の部品を組み合わせることにより形成されてもよく、本開示はこれに限定されない。
第1の駆動部品70、第2の駆動部品80、及び第3の駆動部品120は、それぞれ、その内部の流体を圧縮する又は部品の材料に力を込めることにより、機械エネルギー又はひずみエネルギーを保存又は開放することができ、特に、当該部品は、ばね、板ばね、及び空気圧シリンダ(例えば、コンプレッサ)等の機械的部品又は装置の1つ又は組み合わせであってよい。本実施形態において、第1の駆動部品70、第2の駆動部品80、及び第3の駆動部品120は、ばねであり、これらのサイズは、それぞれ、スライダ20の第1の収容溝24、ピン40の第2の収容溝412、及び固定ロッド50の第3の収容溝522に対応する。
アクチュエータ100は、一般的に、電気エネルギーを機械的運動エネルギーに変換可能な装置を指す。図2Aから2Cを参照すると、本実施形態において、アクチュエータ100は、形状記憶モジュールであり、複数のステアリングコラム101及び形状記憶合金(SMA)ワイヤ102を含む。SMAワイヤ102は、温度が反応温度範囲(例えば、75℃~300℃)に上昇した場合に収縮する。SMAワイヤ102の一端を固定し、他端を固定ロッド50にセットすることにより、SMAワイヤ102は、収縮する際に固定ロッド50を引っ張り得る。ステアリングコラム101は、限定された空間内でSMAワイヤ102の全長を伸ばし、それにより、その総変形量をストロークの要求に合うように増加させる。また、アクチュエータ100は、ギア、ウォーム、ウォームギア、接続ロッド等の様々な運動伝達部品と共にモータを使用して、固定ロッド50を回転させる駆動効果を達成してよい。この例における形状記憶モジュールは、より簡単な設計、より低コスト、より小さい空間使用、より長い寿命、より高い信頼性、及びより良い性能を有する。
制御モジュール110は、識別信号を認証し、認証後の外部部品を制御することに使用される。制御モジュール110は、マイクロコントローラ(MCU)、シングルチップ、制御回路、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)、又は上記の機能を達成し得る別の電子部品であってよい。本実施形態において、制御モジュール110は、回路盤と、回路盤に接続されるマイクロコントローラ(MCU)と、を備える。
ハウジング130は、ロック1の各部品を覆い、固定し、ロック本体を画定するために使用される。図1Cを参照すると、ハウジング130の内部には、上記の部品の運動方向を制限することができる複数の突出リブ、突出部、又はロック穴が設けられており、これの説明は繰り返されない。さらに、ハウジング130は、さらに、少なくとも1つのベース(シャーシ)(不図示)を備え、ベースはハウジング130内部に固定され、ハウジング130内の各部品を接続し、それらの位置及び運動範囲を制限することに使用される。
本実施形態において、ロック1のロック工程において、電力は全く必要とされず、ロック工程の全てはユーザによりロープヘッド31に加えられた力によりのみ完了されることが理解される。アンロック工程において、アクチュエータ100及び制御モジュール110が必要とする電力は、接続ポート133を介してアンロック装置から直接得ることができる、すなわち、ロック1は、電池等の蓄電部品を備えなくともよく、従って、ロック1の電池が開放環境において損傷し、故障することを防止でき、ロック1の信頼性をさらに向上させることができる。
ロック1の動作モードを以下に説明する。
図1Bから2Bを参照すると、ロック工程が始まる前、ロック1はアンロック状態SULにあり、運動伝達部品群10の少なくとも一部、スライダ20、ロープ30、ピン40、固定ロッド50、ロックフック60、第1の駆動部品70、第2の駆動部品80、アクチュエータ100、制御モジュール110、第3の駆動部品120、及びロックロープターンテーブル140は、全てハウジング130内に設けられ、スライダ20はアンロック状態にあり、ロープ30は、ロック1のハウジング130の下部において、引き込み可能なロックロープターンテーブル140の周りに回され、ロープヘッド31のみがハウジング130から露出している。
ロック工程が始まると、最初に、ユーザは、ロープヘッド31を引き出し、ロープ30を固定対象2の周りに回し、次に、ロープヘッド31をロック穴131に挿入してロック穴131内の接続溝27に接続し、その後、ユーザは、ロープヘッド31をロック1の底部にあるロック位置へと押し、その間、それに対応して、スライダ20が、アンロック位置から第1の軸方向D1に沿って前側D11のロック位置に向かい、周辺の部品を駆動し、スライダ20が固定ロッド50にクランプされると、スライダ20はロック位置に到達し、ロック1はロック状態SLとなる。
図4A及び4Bを参照すると、図4A及び4Bは、それぞれ、本開示のロックの第1の実施形態に係る、アンロック状態SUL及びロック状態SLにおけるピン40及び運動伝達部品群10の相対関係の概略図である。図4Aから分かるように、ロック1がアンロック状態SULにある時、スライダ20はアンロック位置にあり、ロープヘッド31はロック1に挿入されていない。同時に、第1の接続部材11の第1の接続穴111及び第2の接続部材12の第2の接続穴121は、直線上に配置され、ピン40が、ピン穴21を介してスライダ20の左側及び右側の表面を貫通し、第1の接続穴111及び第2の接続穴121を同時に通って配置され、それにより、第1の接続部材11及び第2の接続部材12は互いに連結して動き、同軸上で回転し得る。図2Aに示されるように、この時、スライダ20の傾斜面211及びピン40の傾斜面411は、傾斜境界面I1を介して繋がっている。スライダ20のロック工程において、ピン40は、第2の軸方向D2に沿って左側D21に向かって水平に動くことができる。図4Bから分かるように、ピン穴21の傾斜面211は、ピン40の傾斜面411に、傾斜境界面I1を通じて左側D21に向かう力を与えてよく、それにより、ピン40は、左側D21に向かって動くように駆動され、第1の接続部材11及び第2の接続部材12の少なくとも1つから外れる。すなわち、ピン40が第1の接続穴111のみを貫通し、第2の接続穴121を貫通しないようになると、第1の接続部材11及び第2の接続部材12は、共に動かないように互いに連結されなくなる。一方、ピン40が左側D21に動くと、それに応じて、第2の駆動部品80がピン40により圧縮される。
一方、図2A、5A及び5Bを参照すると、図5A及び5Bは、それぞれ、本開示のロック1の第1の実施形態に係る、アンロック状態SUL及びロック状態SLにおけるスライダ20及びロックフック60の相対関係の概略図である。図2Aから分かるように、ロック1がアンロック状態SUlにあると、ロックフック60のほとんどは、ロックフック収容部29内に配置される。さらに、図2C及び5Aに示されるように、ロックフック60の腹部63は、スライダ20の連結面28により支持され、あご部64は、垂下状態にある。スライダ20が前側D11にロック位置に向かって動くと、梯子構造26の縦面261は、ロックフック60の頭部62の縦面621を押し、ロックフック60は、回転シャフト61を支点として第2の軸方向D2に沿って回転し、それにより、回転シャフト61の他端に設けられたあご部64は、下側D32に向かって動き、ロープヘッド31を留めてロープヘッド31の動きを制限し、ロープヘッド31が後側D12にアンロック位置に向かって動きことを防止する。上記のロックフック60のあご部64は、スライダ20により駆動されて、ロープヘッド31を留めてロープヘッド31の動きを制限し、これは、ロックフック60のあご部64がロープヘッド31上の2つの配置リングのリング溝に留められることを意味し、あご部64は、前側及び後側の配置リングに干渉し、それにより、ロープヘッド31は、ロックフック60を取り除くことができなくなる。しかしながら、ロープヘッド31は、依然として、2つの配置リングの間を、第1の軸方向D1に沿ってわずかに動くことができる。スライダ20がロック位置に到達すると、ロック1がロック状態SLとなり、部品間の関係が図5Bに示される。
一方、図2C及び6A乃至6Dを参照すると、図6A乃至6Dは、それぞれ、本開示のロック1の第1の実施形態に係る、異なる時点におけるスライダ20及び固定ロッド50の相対位置の概略図である。図6Aから分かるように、ロック1がアンロック状態SULにあると、シフトレバー52の第3の収容溝522に配置される第3の駆動部品120は、シフトレバー52に、右側D22に向かう押力を加え、シフトレバー52を閉じた状態にする。図6Bに示されるように、スライダ20が前側D11にロック位置に向かって動くと、スライダ20のクランプ引き構造25は、シフトレバー52に、左側D21に向かう力を与え、シフトレバー52を駆動して第3の軸方向D3の回転シャフト51に沿って外側R1に回転させ、スライダ20が通るようにする。図6Cに示されるように、この時、第3の駆動部品120(ばね)が圧縮され、スライダ20が通った後、シフトレバー52は第3の駆動部品120に力を与えられて回転シャフト51に沿って内側R2に自動的に回転し、スライダ20をロック位置に係合し、スライダ20が後側D12にアンロック位置に向かって動くことを防止する。
これにより、ロック1がロック状態SLにあると、ロープヘッド31のリング溝がロックフック60によりロックされ、ロック1から引き抜けなくなっていることを除き、第1の接続部材11及び第2の接続部材12は、共に動かないようにピン4により互いに連結されず、ユーザは、ハンドルバーにより前輪を制御できない。図5Bを参照すると、鍵がロック状態SLにある時にロープ30が強制的にロック1から引き抜かれた場合、ロープヘッド31及びスライダ20は独立した部品であり、それらは互いに固定されていないため、ロープヘッド31が損傷してロック1から引き抜かれたとしても、スライダ20には影響がない。一方、図6Cに示されるように、スライダ20は固定ロッド50によりロック位置に維持されたままであり、自転車ハンドルバー及び前輪が非連結状態であることが保証される。すなわち、スライダ20の配置により、従来の技術においてロープヘッド31が強制的に引き抜かれた場合にロック状態が開放されてしまう問題が回避される。さらに、干渉ロック設計ではなく非連結設計が採用されるため、本開示のロック1は、ロック状態の自転車に無理やり乗ると自転車が損傷する問題も解決される。
アンロック工程が始まると、ユーザは、アンロック装置を、接続ポート133を通してロック1に接続し、それにより、アンロック装置は、ロック1に電力を供給する。ロック1の制御モジュール110は、接続ポート133から電力を供給され、アンロック装置を認証する認証動作を実行する。認証操作において、アンロック装置は、識別信号を、接続ポート133を介して制御モジュール110に送信し、制御モジュール110は、識別信号がロック1の所定の識別コードと一致するかを判定し、一致する場合、アンロック装置は認証される。また、認証動作において、制御モジュール110が認証のために識別信号をアンロック装置に送信し、アンロック装置が認証に成功した場合に認証成功信号が制御モジュール110に送り返され、制御モジュール110が認証成功信号に基づいてアンロック装置を認証したと判定してもよい。しかしながら、上記の認証動作は、説明のためのみのものであり、本開示はこれに限定されない。アンロック装置が認証された後、制御モジュール110は、アクチュエータ100を制御してアクチュエータ100に電源を入れて開始させ、それにより、その内部のSMAワイヤ102が、温度が反応温度範囲(例えば、75℃~200℃)に上昇するまで加熱され、SMAワイヤ102は、収縮して、シフトレバー52に左側D21への外力を加える。上記の外力は、第3の駆動部品120により右側D22に向かってシフトレバー52に加えられる力よりわずかに大きく、それにより、シフトレバー52は、回転シャフト51に沿って外側R1に向かって回転し、スライダ20から引き離されて解放され、その結果は、図6Dに示される。
スライダ20をロック位置から解放することは、スライダ20により元々圧縮されていた第1の駆動部品70の歪みエネルギーを開放し、スライダ20をロック位置から後側D12に向かってアンロック位置へと押す。図5Bを参照すると、スライダ20が後側D12に向かってアンロック位置へと動くと、ロックフック60の腹部63がスライダ20の連結面28の回転部分により押されて持ち上げられ、それにより、ロックフック60は第2の軸方向D2に沿って反対方向に回転し、あご部64はロープヘッド31から外れ、従って、スライダ20が後側D12に向かってアンロック位置へと動くと、スライダ20は、ロープヘッド31を後側D2に向かって動かし、ハウジング130から押し出す。スライダ20がアンロック位置に到達した時のロックフック60及びスライダ20の相対関係が図5Aに示される。本実施形態において、アンロック工程において、ロックフック60はばねによっては戻らず、スライダ20により駆動し、これにより、従来のロックがぶつかってばねが変形した場合に、ロックフック60がロープヘッド31から誤って外れる状況を防止でき、ロック1の信頼性をさらに向上させる。
さらに、図2Aを参照すると、スライダ20が後側D12に向かってアンロック位置へと動くと、ピン40は、第2の駆動部品80により押され、第1の接続部材11の第1の接続穴111及び第2の接続部材12の第2の接続穴121に再挿入されて2つの部品を接続し、自転車のハンドルバー及び前輪が共に動くように互いに連結され、ロック1がアンロック状態SULにある時のピン40の状態が図4Aに示される。また、ロープヘッド31がハウジング130から解放される。この時、ユーザは、ハウジング130の引込ボタン132を押して、ロック1がロープ30をロック1内に引き込むようにしてよく、ユーザは普通に自転車に乗ることができる。
最後に、本開示のロックと同等の範囲は、実装される実施例を含むが、これに限定されず、本開示の上記の実施形態に開示される構成要素及びステップは、単に例示であり、本開示の範囲を限定するものではない。他の同等な部品及びステップによる置換及び変更も、本開示の特許出願の範囲内である。
本開示のロックは、ロックシステムに適用できる。
1 ロック
2 固定対象
10 運動伝達部品群
11 第1の接続部材
111 第1の接続穴
12 第2の接続部材
121 第2の接続穴
20 スライダ
21 ピン穴
211 傾斜面
22 第1の側プレート
23 第2の側プレート
24 第1の収容溝
25 クランプ引き構造
251 突出リブ
252 溝
26 梯子構造
261 縦面
27 接続溝
28 連結面
29 ロックフック収容部
30 ロープ
31 ロープヘッド
40 ピン
41 基部
411 傾斜面
412 第2の収容溝
42 頭部
50 固定ロッド
51 回転シャフト
52 シフトレバー
521 突出構造
522 第3の収容溝
60 ロックフック
61 回転シャフト
62 頭部
621 縦面
63 腹部
64 あご部
70 第1の駆動部品
80 第2の駆動部品
100 アクチュエータ
101 ステアリングコラム
102 形状記憶合金(SMA)ワイヤ
110 制御モジュール
120 第3の駆動部品
130 ハウジング
131 ロック穴
132 引込ボタン
133 接続ポート
140 ロックロープターンテーブル

D1 第1の軸方向
D11 前側
D12 後側
D2 第2の軸方向
D21 左側
D22 右側
D3 第3の軸方向
D31 上側
D32 下側
I1 傾斜境界面
R1 外側
R2 内側
SL ロック状態
SUL アンロック状態

Claims (12)

  1. 第1の接続部材及び第2の接続部材を備える運動伝達部品群と、
    スライダと、
    前記スライダと共に動くように連結され、ロック動作を起こすように構成されるロープヘッドと、
    前記スライダと共に動くように連結され、前記第1の接続部材又は前記第2の接続部材が動くことを制限するように構成されるピンと、
    前記スライダと共に動くように連結され、前記スライダが動くことを制限するように構成される固定ロッドと、
    前記スライダと共に動くように連結され、前記ロープヘッドの動きを制限するように構成されるロックフックと、
    前記スライダと共に動くように連結され、前記スライダを動くように押すように構成される第1の駆動部品と、
    を備え、
    ロックのロック工程において、
    前記ロープヘッドは、前記スライダをアンロック位置からロック位置に押し、
    前記ロックフックは、前記ロープヘッドの動きを制限するように、前記ロープヘッドにかかるように前記スライダにより駆動され、
    前記スライダ及び前記固定ロッドは、前記ロック位置に係合され、前記スライダが前記アンロック位置へと動くことを防止し、
    前記ピンは、前記第1の接続部材及び前記第2の接続部材の少なくとも1つから分離するように前記スライダに駆動され、
    前記ロックのアンロック工程において、
    前記固定ロッドは、前記第1の駆動部品が前記スライダを前記ロック位置から前記アンロック位置に押すように、前記スライダを開放し、
    前記ロックフックは、前記ロックフックが前記ロープヘッドから分離して、前記ロープヘッドが動くように前記スライダにより押され、
    前記ピンは、前記第1の接続部材及び前記第2の接続部材の少なくとも1つを再接続する、
    ロック。
  2. 前記スライダ及び前記ピンは、傾斜境界面により接続され、
    前記スライダが前記ロック位置に向かって動くと、前記スライダは、前記ピンが前記第1の接続部材及び前記第2の接続部材の少なくとも1つから分離するように、前記傾斜境界面を通して前記ピンを駆動する、
    請求項1のロック。
  3. 前記ピンと共に動くように連結される第2の駆動部品をさらに備え、
    前記第2の駆動部品は、前記アンロック工程において、前記ピンが、前記第1の接続部材及び前記第2の接続部材の少なくとも1つに接続するようにピンを駆動するように構成される、
    請求項2のロック。
  4. 前記スライダにはピン穴が設けられ、
    前記傾斜境界面は、前記ピン穴に設けられ、
    前記ピン穴は、前記ピンが、前記スライダを貫通して前記第1の接続部材及び前記第2の接続部材の少なくとも1つに接続するように構成される、
    請求項3のロック。
  5. 前記ロック工程及びアンロック工程において、前記ピンは、水平方向に前後に動き、
    前記水平方向は、前記スライダの動く方向に垂直である、
    請求項4のロック。
  6. 前記固定ロッドは、回転シャフト及びシフトレバーを備え、
    前記回転シャフトは、前記シフトレバーと共に動くように連結され、
    前記ロック工程において、
    前記スライダは、前記スライダが通れるように、前記回転シャフトに沿って外側に回転するように前記シフトレバーを駆動し、
    前記スライダが通った後、前記シフトレバーは、前記回転シャフトに沿って内側に自動的に回転し、前記ロック位置において前記スライダと係合し、前記スライダが前記アンロック位置へと動くことを防止し、
    前記アンロック工程において、
    前記シフトレバーは、外力により前記回転シャフトに沿って外側に回転し、前記スライダを開放する、
    請求項1のロック。
  7. アンロック装置に接続されるように構成される接続ポートと、
    前記シフトレバーと共に動くように連結されるアクチュエータと、
    前記接続ポート及び前記アクチュエータに接続され、前記アンロック工程において認証動作を実行して、前記アンロック装置を認証するように構成される制御モジュールと、
    をさらに備え、
    前記アンロック装置が認証されると、前記制御モジュールは、前記シフトレバーが前記回転シャフトに沿って外側に回転し、前記スライダを開放するように、前記シフトレバーに外力を加えるように前記アクチュエータを制御する、
    請求項6のロック。
  8. 前記シフトレバーと共に動くように連結される第3の駆動部品をさらに備え、
    前記第3の駆動部品は、前記ロック工程において、前記シフトレバーを前記回転シャフトに沿って内側に回転させ、前記ロック位置において前記スライダと係合するように構成され、前記スライダが前記アンロック位置へと動くことを防止し、
    前記アクチュエータは、温度が反応温度範囲に上昇した場合に収縮し、前記シフトレバーに与えられる前記外力を生成する形状記憶合金ワイヤを備え、前記アンロック工程において、前記シフトレバーを引っ張り、前記回転シャフトに沿って外側に回転させ、前記スライダを開放させる、
    請求項7のロック。
  9. 前記ピンと共に動くように連結される第2の駆動部品をさらに備え、
    前記第2の駆動部品は、前記アンロック工程において、前記ピンを、前記第1の接続部材及び前記第2の接続部材の少なくとも1つと接続されるように駆動するように構成され、
    前記第1の駆動部品、前記第2の駆動部品、及び前記第3の駆動部品のそれぞれは、ばね、板ばね、又は空気圧シリンダである、
    請求項8のロック。
  10. 前記ロックは、電池を含まず、
    前記アンロック工程において前記アクチュエータ及び前記制御モジュールに必要とされる電力は、前記接続ポートを通して供給される、
    請求項7のロック。
  11. 前記第1の接続部材及び前記第2の接続部材の一方は、上回転シャフトであり、他方は、下回転シャフトであり、
    前記第1の接続部材及び前記第2の接続部材は、同軸上に配置され、それぞれ、接続穴を有し、
    前記第1の接続部材及び前記第2の接続部材の各前記接続穴は、前記ピンを収容するために使用され、
    前記ピンが前記第1の接続部材及び前記第2の接続部材の前記接続穴を同時に貫通している場合、前記第1の接続部材及び前記第2の接続部材は、共に動くように連結され、
    前記ピンが前記第1の接続部材の前記接続穴及び前記第2の接続部材の前記接続穴を同時に貫通していない場合、前記第1の接続部材及び前記第2の接続部材は、共に動かないように連結していない、
    請求項1のロック。
  12. ロープをさらに備え、
    前記ロープの一端は、ロック本体に接続され、他端は、前記ロープヘッドに接続され、
    前記ロープヘッドが前記ロック位置に入ると、前記ロープは、固定対象の周りに回され、ロック効果を達成するように適用される、
    請求項1のロック。
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