JP2022016094A - 電磁継電器 - Google Patents

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芳寛 東
Yoshihiro Azuma
啓介 矢野
Keisuke Yano
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Abstract

【課題】2つの接点機構を備えた小型化可能な電磁継電器を提供すること。【解決手段】電磁継電器が、第1固定端子と第1可動接触片とを有する第1接点機構と、第2固定端子と第2可動接触片とを有し第2可動接触片が第1方向において第1可動接触片に隣接して配置されている第2接点機構と、第1可動接触片および第2可動接触片に接続された可動部と、可動部に接続された電磁石部と、第1接点機構、第2接点機構および電磁石部が配置された配置面を有するベースとを備える。第1接点機構、第2接点機構および電磁石部が、第2方向に沿って見たときに、第1方向に沿って延びる仮想直線上に直列的に間隔を空けて配置されている。可動部が、仮想直線上でかつ第1方向における第1接点機構と第2接点機構との間に配置された第1可動部材と、仮想直線上に配置された第2可動部材と、仮想直線上を第1方向に延びて第1可動部材および前記第2可動部材を接続する第3可動部材とを有する。【選択図】図2

Description

本開示は、電磁継電器に関する。
特許文献1には、可動接点を有する可動ばねと、固定接点を有する固定ばねと、可動ばねを移動させて可動接点を変位させるアクチュエータとを備える電磁継電器が開示されている。
特開2020-042920号公報
ところで、可動ばねおよび固定ばねをそれぞれ二組設けた2極の電磁継電器では、充分に小型化可能な構造が実現されていない。
本開示は、2つの接点機構を備えた小型化可能な電磁継電器を提供することを課題とする。
本開示の一例の電磁継電器は、
第1固定接点を有する第1固定端子と、第1方向に移動して前記第1固定接点に対して接触および開離可能な第1可動接点が設けられた第1可動接触片とを有する第1接点機構と、
第2固定接点を有する第2固定端子と、第1方向に移動して前記第2固定接点に対して接触および開離可能な第2可動接点が設けられた第2可動接触片とを有し、前記第2可動接触片は、前記第1方向において前記第1可動接触片に隣接して配置されている第2接点機構と、
前記第1可動接触片および前記第2可動接触片に接続され、前記第1方向に移動可能な可動部と、
前記可動部に接続され、前記可動部を介して前記第1可動接点および前記第2可動接点を前記第1方向に移動させることが可能な電磁石部と、
前記第1接点機構、前記第2接点機構および前記電磁石部が配置された配置面を有するベースと
を備え、
前記第1接点機構、前記第2接点機構および前記電磁石部が、前記配置面に交差する第2方向に沿って見たときに、前記第1方向に沿って延びる仮想直線上に直列的に間隔を空けて配置され、
前記可動部が、
前記仮想直線上でかつ前記第1方向における前記第1接点機構と前記第2接点機構との間に配置され、前記第1可動接触片および前記第2可動接触片に接続された第1可動部材と、
前記仮想直線上に配置され前記電磁石部に接続された第2可動部材と、
前記仮想直線上を前記第1方向に延びて前記第1可動部材および前記第2可動部材を接続する第3可動部材と
を有している。
前記電磁継電器によれば、第1接点機構、第2接点機構および電磁石部が、配置面に交差する第2方向に沿って見たときに、第1方向に沿って延びる仮想直線上に直列的に間隔を空けて配置されている。また、可動部が、仮想直線上でかつ第1方向における第1接点機構と第2接点機構との間に配置され第1可動接触片および第2可動接触片に接続された第1可動部材と、仮想直線上に配置され電磁石部に接続された第2可動部材と、仮想直線上を第1方向に延びて第1可動部材および第2可動部材を接続する第3可動部材とを有している。このような構成により、第1方向および第2方向に交差する第3方向において小型化可能な、2つの接点機構を備えた電磁継電器を実現できる。
本開示の一実施形態の電磁継電器を示す斜視図。 カバーを取り外した状態の図1の電磁継電器を示す斜視図。 図2の電磁継電器の正面図。 図2の電磁継電器の拡大斜視図。 図1の電磁継電器の第1の変形例を示す正面図。 図1の電磁継電器の第2の変形例を示す正面図。 図1の電磁継電器の第3の変形例を示す正面図。 図1の電磁継電器の第4の変形例を示す正面図。
以下、本開示の一例を添付図面に従って説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向あるいは位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、「右」、「左」を含む用語)を用いるが、それらの用語の使用は図面を参照した本開示の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本開示の技術的範囲が限定されるものではない。また、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本開示、その適用物、あるいは、その用途を制限することを意図するものではない。さらに、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは必ずしも合致していない。
本開示の一実施形態の電磁継電器1は、図1および図2に示すように、第1接点機構10、第2接点機構20、可動部30、電磁石部40およびベース50を備える。第1接点機構10、第2接点機構20および電磁石部40は、ベース50の配置面51に相互に間隔を空けて独立して配置されている。より詳しくは、第1接点機構10、第2接点機構20および電磁石部40は、配置面51に交差(例えば、直交)する第2方向Yに沿って見たときに、第1方向Xに沿って延びる仮想直線L(図2に示す)上に直列的に配置されている。本実施形態では、一例として、第1方向Xにおける第1接点機構10と電磁石部40との間に、第2接点機構20が配置されている。
第1接点機構10は、図3に示すように、第1固定接点13が設けられた第1固定端子11と、第1可動接点14が設けられた第1可動接触片12とを有している。
第1固定端子11は、例えば、板状で、ベース50の配置面51に交差(例えば、直交)する第2方向Yに沿って延びている。第1固定端子11は、配置面51の第1方向Xの一端511に配置され、その板面が第1方向Xに交差(例えば、直交)する第3方向Z(図2参照)に沿って延びている。第1固定端子11の第2方向Yの一端はベース50に固定されている。第1固定接点13は、第1固定端子11の第2方向Yの他端における第2接点機構20に対向する面に設けられている。
第1可動接触片12は、例えば、その厚さ方向に弾性変形可能な薄板状で、第2方向Yに沿って延びている。第1可動接触片12は、第1方向Xにおいて第1固定端子11よりも配置面51の他端512に近い位置に配置され、その板面が第1固定端子11の板面に対向している。第1可動接触片12の第2方向Yの一端はベース50に固定されている。第1可動接点14は、第1可動接触片12の第2方向Yの他端でかつ第1固定端子11に対向する位置に設けられている。つまり、第1可動接点14は、第1方向Xに移動して第1固定接点13に対して接触および開離可能に構成されている。
第2接点機構20は、図3に示すように、第2固定接点23が設けられた第2固定端子21と、第2可動接点24が設けられた第2可動接触片22とを有している。
第2固定端子21は、例えば、板状で、ベース50の配置面51に交差(例えば、直交)する第2方向Yに沿って延びている。第2固定端子21は、第1方向Xにおいて第1可動接触片12よりも配置面51の他端512に近い位置に配置され、その板面が第3方向Z(図2参照)に沿って延びている。第2固定端子21の第2方向Yの一端はベース50に固定されている。第2固定接点23は、第2固定端子21の第2方向Yの他端における第1接点機構10に対向する面に設けられている。
第2可動接触片22は、例えば、その厚さ方向に弾性変形可能な薄板状で、第2方向Yに沿って延びている。第2可動接触片22は、第1方向Xにおいて第1可動接触片12に隣接して配置され、その一方の板面が第1可動接触片12の板面に対向し、その他方の板面が第2固定端子21の板面に対向している。第2可動接触片22の第2方向Yの一端はベース50に固定されている。第2可動接点24は、第2可動接触片22の第2方向Yの他端でかつ第2固定端子21に対向する位置に設けられている。つまり、第2可動接点24は、第1方向Xに移動して第2固定接点23に対して接触および開離可能に構成されている。
可動部30は、図3に示すように、第1可動接触片12および第2可動接触片22に接続され、第1方向Xに移動可能に構成されている。本実施形態では、可動部30は、第1可動部材31、第2可動部材32および第3可動部材33を有している。
第1可動部材31は、仮想直線L上でかつ第1方向Xにおける第1接点機構10と第2接点機構20との間に配置され、第1可動接触片12および第2可動接触片22に接続されている。第1可動部材31は、本体部311と、保持部312とを有している。
本体部311は、例えば、絶縁性を有する板状で、第2方向Yに沿って延びている。本体部311の板面は、第3方向Zに沿って延びている。本体部311の第2方向Yの一端は、ベース50に回転可能に支持されている。本実施形態では、本体部311の中間部には、軽量化を目的とした貫通孔317(図2参照)が形成されている。
保持部312は、本体部311の第2方向Yの他端に設けられ、第1可動接触片12および第2可動接触片22の第2方向Yの他端を第1方向Xにおいて挟持して保持している。詳しくは、保持部312は、図4に示すように、本体部311の両板面からそれぞれ第1方向Xに延びる一対の支持部313と、各支持部313から第2方向Yでかつベース50に接近する方向に延びる一対の保持腕部314とを有している。一対の保持腕部314の各々は、第1方向Xでかつ相互に接近する方向に屈曲する先端部315を有している。一対の保持腕部314の先端部315は、第1方向Xにおいて相互に対向するように配置され、その間に第1可動接触片12および第2可動接触片22を挿入可能な隙間316が形成されている。第1可動接触片12および第2可動接触片22の第2方向Yの他端は、この隙間316に挿入されて、保持部312により第1方向Xにおいて挟持され保持される。
なお、第1可動部材31は、一例として、絶縁性を有し、第1接点機構10および第2接点機構20間の絶縁性を確保している。これにより、第1方向Xにおける第1接点機構10および第2接点機構20間の距離を短くすることができるので、第3方向Zに加えて第1方向Xにおいて小型化可能な、2つの接点機構を備えた電磁継電器1を実現できる。
第2可動部材32は、例えば、磁性を有する板状で、仮想直線L上に配置され、第2方向Yに沿って延びている。第2可動部材32の第2方向Yの一端は、後述する電磁石部40の鉄心41に回転可能に接続されている。第2可動部材32の第2方向Yの他端は、後述する電磁石部40の吸引部43に対向している。第2可動部材32は、第2可動部材32の第2方向Yの一端と電磁石部40の鉄心41との接続部分に設けられたばね部材34により、第1方向Xにおいて吸引部43から離れる方向に付勢されている。
第3可動部材33は、例えば、板状で、仮想直線L上を第1方向Xに沿って延びている。第3可動部材33は、第1方向の両端がそれぞれ第1可動部材31および第2可動部材32の第2方向Yの他端に接続されている。第3可動部材33は、例えば、第1可動部材31と一体に構成してもよいし、第1可動部材31とは別体に構成してもよい。
電磁石部40は、図3に示すように、可動部30に接続され、可動部30を介して第1可動接点14および第2可動接点24を第1方向Xに移動させることができるように構成されている。本実施形態では、電磁石部40は、第2方向Yに沿って延びて周囲にコイルが巻回された鉄心41を有している。鉄心41は、その第2方向Yの両端がそれぞれ第1方向Xでかつ第2接点機構20に向かって折り曲げられている。鉄心41は、その第2方向Yの端部のうちのベース50の配置面51に近い方の端部に設けられた接続部42と、その第2方向Yの端部のうちのベース50の配置面51から遠い方の端部に設けられた吸引部43とを有している。接続部42には、第2可動部材32の第2方向Yの一端が回転可能に接続されている。吸引部43は、第1方向Xにおいて第2可動部材32に対向する吸引面431を有している。
本実施形態において、電磁石部40が励磁されていない状態(つまり、非励磁状態)では、図3に示すように、第2可動部材32がばね部材34によって吸引部43から離れる方向に付勢されている。このため、第1接点機構10の第1可動接点14が第1固定接点13に接触し、第2接点機構20の第2可動接点24が第2固定接点23から開離している。電磁石部40を励磁することで、吸引部43が第2可動部材32を吸引し、第2可動部材32がばね部材34の付勢力に抗して吸引部43に接近する方向に移動する。これにより、第1接点機構10の第1可動接点14が、第1方向Xにおいて第1固定接点13から離れる方向に移動し、第2接点機構20の第2可動接点24が、第1方向Xにおいて第2固定接点23に接近する方向に移動する。また、励磁されていた電磁石部40を非励磁にすることで、吸引部43の第2可動部材32に対する吸引力が消失し、第2可動部材32がばね部材34の付勢力により吸引部43から離れる方向に移動する。これにより、第1接点機構10の第1可動接点14が、第1方向Xにおいて第1固定接点13に接近する方向に移動し、第2接点機構20の第2可動接点24が、第1方向Xにおいて第2固定接点23から離れる方向に移動する。
図1に示すように、電磁継電器1は、配置面51を覆うようにベース50に取り付けられた中空のカバー60をさらに備える。ベース50の配置面51およびカバー60で、第1接点機構10、第2接点機構20、可動部30および電磁石部40を収容する収容空間を構成している。なお、本明細書では、図1を除いて、カバー60は省略して示していない。
電磁継電器1によれば、次のような効果を発揮できる。
電磁継電器1では、第1接点機構10、第2接点機構20および電磁石部40が、配置面51に交差する第2方向Yに沿って見たときに、第1方向Xに沿って延びる仮想直線L上に直列的に間隔を空けて配置されている。また、可動部30が、仮想直線L上でかつ第1方向Xにおける第1接点機構10と第2接点機構20との間に配置され第1可動接触片12および第2可動接触片22に接続された第1可動部材31と、仮想直線L上に配置され電磁石部40に接続された第2可動部材32と、仮想直線L上を第1方向Xに延びて第1可動部材31および第2可動部材32を接続する第3可動部材33とを有している。このような構成により、第1方向Xおよび第2方向Yに交差する第3方向Zにおいて小型化可能な、2つの接点機構を備えた電磁継電器1を実現できる。
第1可動部材31が、第2方向Yに沿って延びていると共に第2方向Yの一端がベース50に回転可能に支持された本体部311と、本体部311の第2方向Yの他端に設けられ第1可動接触片12および第2可動接触片22の第2方向Yの他端を第1方向Xにおいて挟持して保持する保持部312とを有する。このような構成により、第3方向Zにおいて小型化可能な、2つの接点機構を備えた電磁継電器1を容易に実現できる。また、第1接点機構10、第2接点機構20、可動部30および電磁石部40を第2方向Yにおける同一方向からベース50の配置面51に設置することができるので、高い組み立て性を有する、2つの接点機構を備えた電磁継電器1を実現できる。
電磁継電器1は、次のように構成することもできる。
本開示は、第1接点機構、第2接点機構、可動部および電磁石部が、配置面に交差する第2方向に沿って見たときに、第1方向に沿って延びる仮想直線上に直列的に間隔を空けて配置されている任意の構成の電磁継電器に適用できる。例えば、可動部30を構成する第1可動部材31、第2可動部材32および第3可動部材33は、前記実施形態に限らず、他の構成を採用することもできる。
可動部30は、図5に示すように、第3可動部材33の第2可動部材32に接続される端部331が、第2方向Yにおいて配置面51に接近する方向に屈曲するL字形状を有するように構成してもよい。このように構成することで、電磁石部40のコイルの巻き数を増加させて、吸引部43の吸引力を高めることができる。その結果、電磁石部40を小型化することができるので、2つの接点機構を備えた小型化可能な電磁継電器1を実現できる。
電磁石部40は、図6に示すように、第2方向Yにおいてベース50から離れるに従って、第1方向Xにおいて第1接点機構10から離れる方向に傾斜させた状態でベース50に設置してもよい。例えば、第3方向Zに沿って見たときに、配置面51に直交する直線をL0とし、電磁石部40の鉄心41の中心線をL1とする。この場合、直線L1は、直線L0に対して配置面51上で交差し、第1方向Xにおいて第1接点機構10から離れる方向(言い換えると、時計回り)に角度θを成している。このように構成することで、第1方向Xにおける第1接点機構10および電磁石部40間の距離を短くすることができるので、第3方向Zに加えて第1方向Xにおいて小型化可能な、2つの接点機構を備えた電磁継電器1を実現できる。
なお、図7に示すように、図5の電磁継電器1の構成と図6の電磁継電器1の構成とを組み合わせてもよい。つまり、第3可動部材33の第2可動部材32に接続される端部331をL字形状に形成しつつ、第2方向Yにおいてベース50から離れるに従って第1方向Xにおいて第1接点機構10から離れる方向に電磁石部40を傾斜させてもよい。
電磁石部40は、図8に示すように、鉄心41の吸引部43に代えて、L字形状の吸引部材44を有してもよい。吸引部材44は、鉄心41の第2方向Yの端部のうちの配置面51から遠い方の端部に設けられている。吸引部材44は、鉄心41に交差する方向に延びる第1部材441と、鉄心41に沿って延びる第2部材442とで構成されている。第2部材442は、第2可動部材32に対向する吸引面443を有している。このように構成することで、電磁石部40のコイルの巻き数を増加させることができると共に、吸引面443の面積を容易に大きくすることができる。その結果、電磁石部40を小型化することができるので、2つの接点機構を備えた小型化可能な電磁継電器1を実現できる。
以上、図面を参照して本開示における種々の実施形態を詳細に説明したが、最後に、本開示の種々の態様について説明する。なお、以下の説明では、一例として、参照符号も添えて記載する。
本開示の第1態様の電磁継電器1は、
第1固定接点13を有する第1固定端子11と、第1方向に移動して前記第1固定接点13に対して接触および開離可能な第1可動接点14が設けられた板状の第1可動接触片12とを有する第1接点機構10と、
第2固定接点23を有する第2固定端子21と、第1方向に移動して前記第2固定接点23に対して接触および開離可能な第2可動接点24が設けられた板状の第2可動接触片22とを有し、前記第2可動接触片22は、前記第1方向において前記第1可動接触片12に隣接して配置されている第2接点機構20と、
前記第1可動接触片12および前記第2可動接触片22に接続され、前記第1方向に移動可能な可動部30と、
前記可動部30に接続され、前記可動部30を介して前記第1可動接点14および前記第2可動接点24を前記第1方向に移動させることが可能な電磁石部40と、
前記第1接点機構10、前記第2接点機構20および前記電磁石部40が配置された配置面51を有するベース50と
を備え、
前記第1接点機構10、前記第2接点機構20および前記電磁石部40が、前記配置面51に交差する第2方向に沿って見たときに、前記第1方向に沿って延びる仮想直線L上に直列的に間隔を空けて配置され、
前記可動部30が、
前記仮想直線L上でかつ前記第1方向における前記第1接点機構10と前記第2接点機構20との間に配置され、前記第1可動接触片12および前記第2可動接触片22に接続された第1可動部材31と、
前記仮想直線L上に配置され前記電磁石部40に接続された第2可動部材32と、
前記仮想直線L上を前記第1方向に延びて前記第1可動部材31および前記第2可動部材32を接続する第3可動部材33と
を有している。
本開示の第2態様の電磁継電器1は、
前記第1可動接触片12および前記第2可動接触片22の各々は、
前記第2方向に沿って延びていると共に、前記第1方向において相互に隣接しかつ板面同士が対向した状態で前記第2方向の一端が前記ベース50に固定され、
前記第1可動部材31は、
前記第2方向に沿って延びていると共に、前記第2方向の一端が前記ベース50に回転可能に支持された本体部311と、
前記本体部311の前記第2方向の他端に設けられ、前記第1可動接触片12および前記第2可動接触片22の前記第2方向の他端を前記第1方向において挟持して保持する保持部312と
を有する。
本開示の第3態様の電磁継電器1は、
前記電磁石部40が、
前記第2方向において前記ベース50から離れるに従って、前記第1方向において前記第1接点機構10から離れる方向に傾斜している。
本開示の第4態様の電磁継電器1は、
前記第3可動部材33の前記第2可動部材32に接続される端部が、前記第2方向において前記配置面51に接近する方向に屈曲するL字形状を有している。
本開示の第5態様の電磁継電器1は、
前記電磁石部40が、
前記第2方向に沿って延びる鉄心41と、
前記鉄心41の前記第2方向の端部のうちの前記配置面51から遠い方の端部に設けられ、前記鉄心41に交差する方向に延びる第1部材441と前記鉄心41に沿って延びて前記第2可動部材32に対向する第2部材442とで構成されたL字形状の吸引部材44と
を有し、
前記第2可動部材は、前記第2方向に沿って延びる板状を有し、
前記第2可動部材の前記第2方向の一端は、前記鉄心の前記第2方向の端部のうちの前記配置面に近い方の端部に回転可能に接続され、
前記第2可動部材の前記第2方向の他端は、前記吸引部材の前記第2部材に対して吸引可能に対向している。
なお、前記様々な実施形態または変形例のうちの任意の実施形態または変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施形態同士の組み合わせまたは実施例同士の組み合わせまたは実施形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施形態または実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
本開示の電磁継電器は、例えば、セーフティリレーに適用できる。
1 電磁継電器
10 第1接点機構
11 第1固定端子
12 第1可動接触片
13 第1固定接点
14 第1可動接点
20 第2接点機構
21 第2固定端子
22 第2可動接触片
23 第2固定接点
24 第2可動接点
30 可動部
31 第1可動部材
311 本体部
312 保持部
313 支持部
314 保持腕部
315 先端部
316 隙間
317 貫通孔
32 第2可動部材
33 第3可動部材
40 電磁石部
41 鉄心
42 接続部
43 吸引部
431 吸引面
50 ベース
51 配置面
60 カバー

Claims (5)

  1. 第1固定接点を有する第1固定端子と、第1方向に移動して前記第1固定接点に対して接触および開離可能な第1可動接点が設けられた第1可動接触片とを有する第1接点機構と、
    第2固定接点を有する第2固定端子と、第1方向に移動して前記第2固定接点に対して接触および開離可能な第2可動接点が設けられた第2可動接触片とを有し、前記第2可動接触片は、前記第1方向において前記第1可動接触片に隣接して配置されている第2接点機構と、
    前記第1可動接触片および前記第2可動接触片に接続され、前記第1方向に移動可能な可動部と、
    前記可動部に接続され、前記可動部を介して前記第1可動接点および前記第2可動接点を前記第1方向に移動させることが可能な電磁石部と、
    前記第1接点機構、前記第2接点機構および前記電磁石部が配置された配置面を有するベースと
    を備え、
    前記第1接点機構、前記第2接点機構および前記電磁石部が、前記配置面に交差する第2方向に沿って見たときに、前記第1方向に沿って延びる仮想直線上に直列的に間隔を空けて配置され、
    前記可動部が、
    前記仮想直線上でかつ前記第1方向における前記第1接点機構と前記第2接点機構との間に配置され、前記第1可動接触片および前記第2可動接触片に接続された第1可動部材と、
    前記仮想直線上に配置され前記電磁石部に接続された第2可動部材と、
    前記仮想直線上を前記第1方向に延びて前記第1可動部材および前記第2可動部材を接続する第3可動部材と
    を有している、電磁継電器。
  2. 前記第1可動接触片および前記第2可動接触片の各々は、
    前記第2方向に沿って延びる板状を有し、前記第1方向において相互に隣接しかつ板面同士が対向した状態で前記第2方向の一端が前記ベースに固定され、
    前記第1可動部材は、
    前記第2方向に沿って延びていると共に、前記第2方向の一端が前記ベースに回転可能に支持された本体部と、
    前記本体部の前記第2方向の他端に設けられ、前記第1可動接触片および前記第2可動接触片の前記第2方向の他端を前記第1方向において挟持して保持する保持部と
    を有する、請求項1の電磁継電器。
  3. 前記電磁石部が、
    前記第2方向において前記ベースから離れるに従って、前記第1方向において前記第1接点機構から離れる方向に傾斜している、請求項1または2の電磁継電器。
  4. 前記第3可動部材の前記第2可動部材に接続される端部が、前記第2方向において前記配置面に接近する方向に屈曲するL字形状を有している、請求項1から3のいずれか1つの電磁継電器。
  5. 前記電磁石部が、
    前記第2方向に沿って延びる鉄心と、
    前記鉄心の前記第2方向の端部のうちの前記配置面から遠い方の端部に設けられ、前記鉄心に交差する方向に延びる第1部材と前記鉄心に沿って延びて前記第2可動部材に対向する第2部材とで構成されたL字形状の吸引部材と
    を有し、
    前記第2可動部材は、前記第2方向に沿って延びる板状を有し、
    前記第2可動部材の前記第2方向の一端は、前記鉄心の前記第2方向の端部のうちの前記配置面に近い方の端部に回転可能に接続され、
    前記第2可動部材の前記第2方向の他端は、前記吸引部材の前記第2部材に対して吸引可能に対向している、請求項1から4のいずれか1つの電磁継電器。
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