JP2022014214A - 冷蔵庫及びこの製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却風路および庫内容積が広く、コード類の作業性が良好な冷蔵庫を提供する。【解決手段】本発明の冷蔵庫は、外箱10aと、前面に開口を有する内箱10bと、外箱10a側から内箱10bの開口側へ孔10hを通って引き出され、孔10hよりも外箱10a側で機械的に規制されたコードd1と、コードd1と他のコード8b2、14h1が接続された接続部分k1、k2と、を備える冷蔵庫1であって、接続部分k1、k2を収納する収納部10b1が、孔10hとは異なる領域に設けられている。【選択図】図7

Description

本発明は、冷蔵庫及びこの製造方法に関する。
冷蔵庫には、一番上に冷蔵室、一番下に野菜室、中央上左に製氷室、中央上右に容積が小さな第1冷凍室、中央下に容積が大きな第2冷凍室が配置されるタイプのものがある。
冷蔵庫において、庫内機器は、電源と下記のようにして接続されている。例えば庫内機器から引き出されるリード線のコネクタと電源から引き出されるリード線のコネクタとを接続している。
上述のリード線とコネクタとの取り回しについては、特許文献1の技術がある。
特許文献1では、段落0017等に、内箱に設けた凹部としての収納部18内に設けられた孔23から、ウレタン16領域を這う電源からのリード線11が引き出される。収納部18の貯蔵室側への開口は、リード線の出し入れが可能な可動片22を備える閉塞板20で閉塞している。
特開平6-147738号公報(段落0016-0019、図3,図4、図6)
ところで、特許文献1のリード線11のうちウレタン16が充填される領域を這う部分は、ウレタン16によって固定されている(段落0018)。すなわち孔23から引き出されたリード線11の長さ寸法は、孔23より奥側で固定される。
一方、収納部18は内箱側面のうち奥側に設けられており、作業者は、収納部18での結線するに際して、例えば内箱の前面開口(貯蔵室扉で閉塞される開口)を介してアクセスする必要がある。このため、収納部18へのアクセスは距離があり、比較的作業し辛い。
そこで、作業者にとっては、引き出されたリード線11の長さが長いほど、収納部18から遠く作業者に近い前面開口に近いところで作業できるため、作業性が良い。この点は、収納部18が内箱の背面又は側面のうち前後方向の背面側にある場合より顕著となる。
しかし、リード線11の長さが長いと、結線後の扱いが不便となる。具体的には、結線後のリード線11を収納部18に仕舞うにしても、引出の始点である孔23も、終点である結線部分も収納部18内にある。そのため、リード線11は概ね環状になり、撓みやすく収納しづらい。
また、リード線11の始点から終点にかけてのすべてを収めきるには、凹部の収納部18を大きくする必要がある。凹部の収納部18が大きいと、凹部の収納部18周辺の風路が狭くなったり、ウレタン流動領域が狭くなったりする。かといってリード線11を収納部18外に放置するとその後の作業性の低下を招来したり、庫内容積が狭くなったりする。
前記課題を解決するため、本発明の冷蔵庫は、
外箱と、
前面に開口を有する内箱と、
前記外箱側から前記内箱の開口側へ孔を通って引き出され、該孔よりも外箱側で機械的に規制されたコードと、
該コードと他のコードが接続された接続部分と、を備える冷蔵庫であって、
該接続部分を収納する収納部が、前記孔とは異なる領域に設けられた冷蔵庫。
また、本発明の冷蔵庫の製造方法は、
前面に開口を有する内箱と、
前記内箱に形成され、ケースが配された、又は、防水性若しくは防湿性の材料で一部又は全部が覆われた第1凹部と、
該第1凹部の外側に形成された孔と、を備える冷蔵庫の製造方法であって、
前記外箱側から前記内箱の開口側へ該孔を通してコードを配するコード準備ステップと、
前記外箱及び前記内箱の間に発泡断熱材のフォーム液を注入する注入ステップと、
他のコードを備える部材を設置する他のコード準備ステップと、
前記コード及び前記他のコードの接続部分を前記第1凹部内に配する接続部分配置ステップと、
前記第1凹部とは異なる第3凹部から前記コード及び/又は前記他のコードを引き出す引出ステップと、を含む
ことを特徴とする冷蔵庫の製造方法。
第1実施形態に係る冷蔵庫の正面図。 第1実施形態に係る冷蔵庫の内箱にダクトを取り付けた状態の正面図。 図2AのII-II断面図。 図1のI-I断面図。 庫内の冷気の流れを示す正面図。 庫内背面内部の冷気の流れを示す正面図。 図4のIII-III断面の要部拡大図。 冷蔵庫の下部の第二蒸発器が設けられる第二蒸発器室を前面側から見た断面図。 図7のIV-IV断面図。 図1のVIII-VIII断面図。 図7から収納ケース、電源供給コード、冷却室温度センサコード、および霜取りヒータコードを省略した図。 収納ケースを左斜め上から見た斜視図。 収納ケースのケース蓋を開けた状態の左斜め上から見た斜視図。 図11BのV方向矢視図。 図11BのVI方向矢視図。 冷却室温度センサコードと霜取りヒータコードとが接続されるコネクタ周囲を表す斜視図。 冷却室温度センサコードと霜取りヒータコードとのコネクタと電源供給コードのコネクタとが嵌合されて、収納ケース50に収納される過程を示す図。 冷却室温度センサコードと霜取りヒータコードとのコネクタと電源供給コードのコネクタとが嵌合されて、収納ケース50に収納される過程を示す図。 冷却室温度センサコードと霜取りヒータコードとのコネクタと電源供給コードのコネクタとが嵌合されて、収納ケース50に収納される過程を示す図。 冷却室温度センサコードと霜取りヒータコードとのコネクタと電源供給コードのコネクタとが嵌合されて、収納ケース50に収納される過程を示す図。図13BのVI方向矢視図。 収納ケースにコネクタ、および電源供給コード、冷却室温度センサコード、および霜取りヒータコードを入れて、収納ケースを内箱の第1凹部に設置する過程の斜視図。 収納ケースにコネクタ、および電源供給コード、冷却室温度センサコード、および霜取りヒータコードを入れて、収納ケースを内箱の第1凹部に設置する過程の斜視図。 実施形態2の冷蔵庫の断熱箱体を前面側から見た図。 図16のVII-VII断面図。
以下、本発明を実施するための実施形態を説明する。ただし、実施形態は、以下の内容に制限されず、本発明の要旨を損なわない範囲内で任意に変更して実施可能である。また、以下では、図1および図3に示す方向を基準にして説明する。
<<第1実施形態>>
図1に、第1実施形態に係る冷蔵庫1の正面図を示す。なお、以下では、6ドアの冷蔵庫1を例に挙げて説明するが、6ドアに限定されない。
図2Aに、第1実施形態に係る冷蔵庫1の内箱10bにダクト8dを取り付けた状態の正面図を示し、図2Bに、図2AのII-II断面を示す。
第1実施形態の冷蔵庫1は、上方から順に冷蔵室2、製氷室3及び冷凍室4(第一冷凍室)、第一切替室5、並びに第二切替室6を有している。第一切替室5は、冷凍室(第二冷凍室)としてもよい。冷凍室4の内容積は、第一切替室5の内容積より小さくしてもよい。
第一切替室5は、冷蔵温度帯(例えば、1℃~6℃)から長期冷凍保存温度帯(例えば、約-20℃~-15℃。好ましくは-18℃以下。)まで温度帯を切り替えられる。第二切替室6も同様に、冷蔵温度帯から長期冷凍保存温度帯まで温度帯を切り替えられる。本明細書では、長期冷凍保存温度帯よりも高い温度帯として、冷凍保存温度帯(例えば、-10℃~-14℃、好ましくは約-12℃。)なお、食品が凍結しきらない虞があるため、冷凍保存温度帯の上限温度は-6℃とすることができる。
冷蔵室2は、冷蔵温度帯(例えば、6℃)に設定され、製氷室3および冷凍室4は、冷凍温度帯に設定されている。
冷蔵庫1は、断熱箱体10と断熱箱体10の開口を開閉する扉(2a,2b,3a,4a,5a,6a)とを備えている。
冷蔵庫1は、断熱箱体10の正面に、冷蔵室2を開閉する冷蔵室扉2a,2bと、製氷室3を開閉する製氷室扉3aと、冷凍室4を開閉する冷凍室扉4aと、第一切替室5を開閉する第一切替室扉5aと、第二切替室6を開閉する第二切替室扉6aと、を備えている。
冷蔵室扉2a,2bは観音開きに構成されている。製氷室扉3a、冷凍室扉4a、第一切替室扉5a、および第二切替室扉6aは、手前方向に引き出し可能に構成されている。冷蔵室扉2a,2b、製氷室扉3a、冷凍室扉4a、第一切替室扉5aおよび第二切替室扉6aは、庫内と外部空間を断熱する断熱扉である。また、冷蔵室扉2aの庫外側表面には、庫内の温度設定等の操作を行う操作部26を設けている。
冷蔵室2と、冷凍室4及び製氷室3とは断熱仕切壁28によって隔てられている。また、冷凍室4及び製氷室3と、第一切替室5とは断熱仕切壁29によって隔てられている。断熱仕切壁29には真空断熱材25g(図3参照)が入れられている。
第一切替室5と第二切替室6とは断熱仕切壁30によって隔てられている。断熱仕切壁30には真空断熱材25h(図3参照)が入れられている。
断熱箱体10の天面庫外側の手前側と、断熱仕切壁28の左右の前縁には、断熱箱体10と扉2a、2bを固定するための扉ヒンジ(図示せず)を備えている。上部の扉ヒンジは、扉ヒンジカバー16で覆われている。
冷蔵室2は、水を貯められる給水タンク11を備えている。また、製氷室3内には製氷皿3dを備えた自動製氷装置12が配設されている。そして、製氷皿3dに対して給水タンク11内の水が給水管を介して給水される。
本実施形態では、冷蔵室2と製氷室3は断熱仕切壁28を介して隣接して設けられている。したがって、給水管は断熱仕切壁28を貫通して給水タンク11と自動製氷装置12との間を繋ぐ構造となっている。給水タンク11は断熱仕切壁28上に載置されており、自動製氷装置12は断熱仕切壁28の下側面(製氷室3の天井面)に取り付けられている。
冷蔵庫1の第一切替室5および第二切替室6では、冷蔵温度(平均的に4℃程度に維持)と、長期冷凍保存冷凍温度(本実施形態では平均的に-18℃程度に維持)の何れかを選択することができる。
図3に、図1のI-I断面図を示す。
断熱箱体10は、鋼板製の外箱10aと合成樹脂製(本実施形態ではABS樹脂)の内箱10bとの間に発泡断熱材93を充填して形成されている。
冷蔵庫1は、断熱箱体10と、断熱箱体10の開口を閉じる扉2a,2b、3a、4a、5a、6aによって、庫外と庫内が隔てられている。
断熱箱体10には発泡断熱材に加えて、発泡断熱材より熱伝導率が低い(断熱性能が高い)真空断熱材を外箱10aと内箱10bとの間に複数実装し、内容積の低下を抑えて断熱性能を高めている。冷蔵庫1は、断熱箱体10の背面に真空断熱材25a、下面(底面)に真空断熱材25b、左側面と右側面とにそれぞれ真空断熱材を実装し、貯蔵室より温度が高い庫外からの熱の侵入を抑え、断熱性能を高めている。同様に、冷蔵庫1は、第一切替室扉5aに真空断熱材25e、第二切替室扉6aに真空断熱材25fを実装することで、冷蔵庫1の断熱性能を高めている。
冷蔵室扉2a,2bは、庫内側に複数の扉ポケットを備えている。また、冷蔵室2内は、棚34a,34b,34c,34dによって複数の貯蔵スペースに区画されている。製氷室扉3a、冷凍室扉4a、第一切替室扉5aおよび第二切替室扉6aは、それぞれ一体に引き出される製氷室容器3b、冷凍室容器4b、第一切替室容器5b、第二切替室容器6bを備えている。
冷蔵室2の背部には、第一蒸発器14aが実装された第一蒸発器室8aを備えている。また、第一切替室5および第二切替室6の一方または両方の略背部には、第二蒸発器14b(冷却器)が実装された第二蒸発器室8b(冷却器室)を備えている。また、第一切替室5および第二切替室6と、第二蒸発器室8b、後述する第二ファン吐出風路12eとの間は、断熱仕切壁27によって隔てられている。蒸発器14や蒸発器室8は、製氷室3と冷凍室4の背部には達していないことが好ましい。
なお、断熱仕切壁27は、断熱箱体10、断熱仕切壁29及び断熱仕切壁30とは別体である。断熱仕切壁27は、図示しないシール部材(一例として軟質ウレタンフォーム)を介して断熱箱体10、断熱仕切壁29及び断熱仕切壁30と接触するように固定され、着脱可能である。
図4に、庫内の冷気の流れの正面図を示す。なお、図4は、図1の扉および容器を外した状態の正面図である。
冷蔵室2、冷凍室4、第一切替室5、第二切替室6の庫内背面側には、それぞれ冷蔵室温度センサ41、冷凍室温度センサ42、第一切替室温度センサ43a,43b、第二切替室温度センサ44a,44bが設けられている。
冷凍室温度センサ42は、冷凍室4に食品が入れられた際に急速冷凍する際に使用される。冷凍室温度センサ42は、図3に示すように、冷凍室4の奥側上部に設けられている。
図3に示すように、第一蒸発器14aの上部には第一蒸発器温度センサ40aが設けられている。第二蒸発器14bの上部には第二蒸発器温度センサ40bが設けられている。
これらの温度センサにより、冷蔵室2、冷凍室4、第一切替室5、第二切替室6、第一蒸発器室8a、第一蒸発器14a、第二蒸発器室8b、および、第二蒸発器14bの温度を検知している。また、冷蔵庫1の天井部の扉ヒンジカバー16の内部には、外気温度センサ37と外気湿度センサ38が設けられ、外気(庫外空気)の温度と湿度を検知している。その他にも、扉センサ(図示せず)を設けることで、扉2a,2b,3a,4a,5a,6aの開閉状態をそれぞれ検知している。
次に、庫内の風路構成について説明する。
図5に、庫内背面内部の冷気の流れの正面図を示す。なお、図5は、図1の扉、容器、後述する断熱仕切壁27を外した状態の正面図である。
製氷室3の背面には、製氷室吐出口120aが上部に設けられている。冷凍室4の背面には、冷凍室吐出口120bが上部に設けられている。製氷室吐出口120aおよび冷凍室吐出口120bは、冷凍室風路130と連通している。第二ファン9bから送り出された冷気は、破線矢印で示すように、冷凍室風路130を通り、分岐して、実線矢印で示すように、製氷室吐出口120aと冷凍室吐出口120bから吐出される。
冷蔵庫1は、第一切替室5および第二切替室6への送風遮断手段として、第一切替室第一フラッパ411、第一切替室第二フラッパ412、第二切替室第一フラッパ421、第二切替室第二フラッパ422を備えている。
図6に、図4のIII-III断面の要部拡大図を示す。
第二蒸発器14bは、第一切替室5、第二切替室6および断熱仕切壁30の略背部の冷却室の第二蒸発器室8b内に設けられている。冷却室の第二蒸発器室8bは、ダクト8dで外郭が形成されている。
第二蒸発器14bの上方には第二ファン9bが設けられている。第二ファン9bは、回転速度が高速と低速とに制御可能となっている。製氷室3および冷凍室4を冷却した空気は、図5に示す冷凍室戻り口120cから冷凍室戻り風路120dを介して、第二蒸発器14bの下方の第二蒸発器室8bに戻り、再び第二蒸発器14bと熱交換する。
第一切替室5の背面下部には、第一切替室戻り口111c(図4参照)が形成されている。第一切替室5を冷却した後の冷気は、第一切替室戻り口111cから排出され、冷凍室戻り風路120dを介して、第二蒸発器14bの下方の第二蒸発器室8bに戻り、再び第二蒸発器14bと熱交換する。
図3に示す断熱仕切壁27には、図4に示すように、第一切替室5内に冷気を吐出させる第一切替室第一吐出口111a,111aが設けられている。第一切替室第一吐出口111aは、庫内高さ方向の中央よりも上側に位置している。第一切替室第一吐出口111aは、左右方向に細長く形成され、幅方向中央よりも左側(第一切替室戻り口111cとは左右方向の反対側)に位置している。
また、断熱仕切壁27には、第一切替室5内に冷気を吐出させる第一切替室第二吐出口111bが形成されている。この第一切替室第二吐出口111bは、断熱仕切壁27の左側の側面に形成されている。これにより、第一切替室第二吐出口111bから吐出された冷気は、内箱10bの内壁面(左側面)に向けて吐出される。また、断熱仕切壁27には、第一切替室第二吐出口111bと第一切替室第二フラッパ412とを連通させる第一切替室連通路111dが形成されている。
また、断熱仕切壁27には、第二切替室6内に冷気を吐出させる第二切替室第一吐出口112a,112aが設けられている。第二切替室第一吐出口112aは、庫内高さ方向の中央よりも下側に位置している。
第二切替室第一吐出口112aは、左右方向に細長く形成され、幅方向中央よりも左側(第二切替室戻り口112cとは左右方向の反対側)に位置している。
また、断熱仕切壁27の左側側面には、第二切替室6内に冷気を吐出させる第二切替室第二吐出口112bが形成されている。図3、図4に示すように、第二切替室第二吐出口112bから吐出された冷気は、内箱10bの内壁面(左側面)に向けて吐出される。また、断熱仕切壁27には、第二切替室第二吐出口112bと第二切替室第二フラッパ422とを連通させる第二切替室連通路112dが形成されている。
図6に示すように、第二切替室6は、背面上部に第二切替室戻り口112cを備えている。第二切替室戻り口112cから流入した空気は、下方に延伸する第二切替室戻り風路112eを流れ、第二蒸発器室流入口112fに至り、第二蒸発器室8bの下方に流れ込む。
図6に示す第二切替室戻り口112cから第二蒸発器室流入口112fに至る間に、下方に延伸する第二切替室戻り風路112eを備えることで、第二ファン9bが停止した際に、第二蒸発器室8b内の低温空気が第二切替室6内に逆流し難くなる。これにより、特に第二切替室6が冷蔵温度に設定された際に、第二切替室6が冷え過ぎるといった事態が生じにくい。なお、第二切替室戻り口112cから第二蒸発器室流入口112fに至る間に、下方に延伸する風路があれば良いので、第二切替室戻り口112cから流入した空気が、上方に向けて流れた後に、下方に延伸する風路を流れるように構成することもできる。
<第1凹部10b1と第2凹部10b2>
図7に、冷蔵庫1の下部の第二蒸発器14bが設けられる第二蒸発器室8bを前面側から見た断面図を示す。なお、図7では、冷却室の第二蒸発器室8bを形成するダクト8dの取り付け前の状態を示している。
図8に、図7のIV-IV断面を示す。図8では、断熱箱体10のうち内箱10bのみを示し、図3に示す外箱10aと発泡断熱材93とは省略している。
図9に、図1のVIII-VIII断面を示す。
図7に示す冷却器の第二蒸発器14bの上方には、冷却室温度センサ8b1が設けられている。冷却室温度センサ8b1からは冷却室温度センサコード8b2が引き出されている。
冷却器の第二蒸発器14bの下方には、霜取りヒータ14hが設けられている。霜取りヒータ14hからは霜取りヒータコード14h1が引き出されている。
図10に、図7から収納ケース50、電源供給コードd1、冷却室温度センサコード8b2、および霜取りヒータコード14h1を省略した図を示す。
冷却室の第二蒸発器室8bの後方側の内箱10bには、後方に凹んで形成される第1凹部10b1および第2凹部10b2と接続凹部10b3とが形成されている。
接続凹部10b3は、第1凹部10b1と第2凹部10b2とを接続するように後方に凹んで形成されている。
第1凹部10b1は、上下方向に長い浅い深さの扁平な直方体形状に形成されている。第1凹部10b1は、第1凹部10b1の開口の正面視方向に直交する方向の寸法である幅寸法s22や高さ寸法s21が、該開口の正面視方向の寸法である深さ寸法(奥行寸法)s23(図9参照)よりも長い、広浅形状とされている。そのため、コード類8b2、14h1等を第1凹部10b1の幅方向や高さ方向に広げて収納できる。
第1凹部10b1の下部には、内箱10bの高さで第1凹部10b1に出っ張る第1凸部10b5が形成されている。
後記する収納ケース50は、第1凹部10b1の上縁10b4と第1凸部10b5との間に圧入される。
第2凹部10b2は、左右方向に長い浅い深さの扁平な直方体形状に形成されている。
第2凹部10b2には、内箱10bを前後方向に貫通する貫通孔10hが設けられている。
貫通孔10hからは、電源供給コードd1の一方側が内箱10bと外箱10aとの間から貫通孔10hを通して内箱10bの手前側に引き出されている。電源供給コードd1の一方側には接続用のコネクタk2(図13A参照)が接続されている。
電源供給コードd1の他方側は、内箱10bと外箱10aとの間の発泡断熱材93を通って冷蔵庫1の上部後方の電源基板39(図3参照)に接続されている。
貫通孔10hを第1凹部10b1の外部に設けることで(図7参照)、貫通孔10hから第1凹部10b1までの電源供給コードd1は、第1凹部10b1に収納されても撓みを生まないようにできる。また、貫通孔10hから第1凹部10b1までの長さ分、作業者は電源供給コードd1やそのコネクタを持って第1凹部10b1から離れた場所で作業できる。
本実施形態では、第1凹部10b1と防水テープt1とで囲まれる空間及び収納ケース50内の空間がそれぞれ、収納部の一例である。第1凹部10b1は内箱10b又はダクト8d等に設けられていて水や高湿空気の通過を妨げる。防水テープt1は第1凹部10b1の縁に密着して水や高湿空気の通過を抑制するとともに防水テープt1の材料自体も水や高湿空気の通過を妨げる。収納ケース50は後述する構造によって水や高湿空気の通過を抑制する。テープに限らず同様の機能を奏する蓋であってもよい。
このように収納部は、コネクタk1、k2が接続される接続部分を空間内に含み、外部空間に対する防水性又は防湿性を与える構造を備えている。本実施形態では、第1凹部10b1と防水テープt1とで囲まれる空間内に収納ケース50が配されているが、第1凹部10b1と防水テープt1とで囲まれる空間内でコネクタk1、k2が接続されていれば第1凹部10b1と防水テープt1とで囲まれる空間が収納部である。一方、第1凹部10b1と防水テープt1とで囲まれる空間がなく収納ケース50のみを備える場合は、収納ケース50内の空間が収納部に相当する。
なお、第1凹部10b1のうちコネクタk1、k2を接続する接続部分と貫通孔10hとの離間距離は、これら凹部10b1、貫通孔10hを形成するには例えば5cm以上とすることができる。また、これらの離間距離超の長さだけ、電源供給コードd1が貫通孔10hから引き出される必要があり、長いほど作業性の観点からは好ましいため、例えば離間距離又は電源供給コードd1のうち貫通孔10hから引き出された長さ寸法は、10cm以上、15cm以上、20cm以上または30cm以上とすることができる。
電源供給コードd1に接続される一方のコネクタk2は、冷却室温度センサコード8b2と霜取りヒータコード14h1とに接続される他方のコネクタk1(図12参照)に嵌合して接続される。これにより、冷却室温度センサ8b1と霜取りヒータ14hとに電源が供給される。
コネクタk1、k2と、コネクタk1、k2にそれぞれ接続される冷却室温度センサコード8b2と霜取りヒータコード14h1、および電源供給コードd1の一部は、図2Bに示す第1凹部10b1に設置される収納ケース50(図7、図8参照)に収納されている。貫通孔10hは、収納ケース50に収納される接続部のコネクタk1、k2より低い位置に設けられている。これにより、水分がコード類8b2、14h1、d1を伝わって接続部のコネクタk1、k2に到達することを抑えられる。
図7に示すように、収納ケース50から出る冷却室温度センサコード8b2および霜取りヒータコード14h1の一方側には、弾性材のコード出口封止用シール材r1(図12参照)がロール状に巻かれている。コード出口封止用シール材r1は、例えば、軟質ウレタンで形成されている。コード出口封止用シール材r1は、弾性材であってシール機能を果たせれば他の材質でもよい。
第1凹部10b1内の収納ケース50の上には、第1凹部10b1廻りの内箱10bにかけて、半透明の防水テープt1が貼り付けられている。
<収納ケース50>
図11Aに、収納ケース50を左斜め上から見た斜視図を示し、図11Bに、収納ケース50のケース蓋51を開けた状態の左斜め上から見た斜視図を示す。
図11Cに、図11BのV方向矢視図を示し、図11Dに、図11BのVI方向矢視図を示す。
図11Aに示す収納ケース50は、冷却室温度センサコード8b2と霜取りヒータコード14h1とが接続されるコネクタk1と電源供給コードd1が接続されるコネクタk2とが嵌合して接続されたものを収納するケースである。
収納ケース50は、第1凹部10b1の上縁部と第1凸部10b5の上縁部に嵌合される厚さが薄い扁平な箱形状に形成されている。収納ケース50は、弾性をもつ樹脂で成形されている。
収納ケース50は、箱部51とケース蓋52とを有している。収納ケース50の幅寸法b1(図11A参照)は、収納ケース50の前面50zの側が長く、収納ケース50の後面50kの側が短い傾斜をもって形成されている。つまり、前面側のケース蓋52から離れるに従い幅が狭くなる傾斜を有して形成されている。
図11Bに示すように、箱部51は、左側部に開口51aを有している。つまり、収納ケース50は、幅方向に開口51aがある。これに対して、第1凹部10b1の開口側に開口51aを設けた場合、コードが進入すると奥行きがないので収納ケース50内で大きく撓むが、距離がとれる幅方向からコード類8b2、14h1、d1が進入すればそれほどでもない。箱部51が側方に開口51aをもつことで、コード類(8b2、14h1、d1)が第1凹部10b1の手前側に飛び出すことを抑制できる。
ケース蓋52は箱部51の開口51aを閉じる蓋である。
箱部51は側部に開口51aをもつ扁平な直方体の箱形状で形成されている。箱部51の外面は、耐火用(燃焼防止用)のアルミニウムシート50aで覆われている。
箱部51は、開口51a側の下部が切り欠きのコード切り欠き部51kを有して下方に延びるコード挿通部51cが形成されている。図11C、図11Dに示すように、コード挿通部51cには、厚さ方向に延びるコード引っ掛け部51hが形成されている。
コード挿通部51cは、電源供給コードd1、冷却室温度センサコード8b2、および霜取りヒータコード14h1が挿通する。
図11A、図11Bに示すように、箱部51の前面には、一対の爪部51t1、51t2が凸状に形成されている。
箱部51の上面には、上下方向位置決めリブ51rが上方に突き出して形成されている。そして、上下方向位置決めリブ51rを含む収納ケース50の高さ方向寸法s11(図11A参照)は、第1凸部10b5の高さ寸法s21(図10参照)より若干大きく形成されている。
なお、上下方向位置決めリブ51rを、箱部51でなく第1凹部10b1の上部に設けてもよい。或いは、上下方向位置決めリブ51rを箱部51の下部または第1凹部10b1の下部に設けてもよい。
上下方向位置決めリブ51rは、収納ケース50の角部が第1凹部10b1のR角部にかからないような高さにしており、コーナーに面取り51r1とR部51r2とを形成している。上下方向位置決めリブ51rを上方に突き出して形成することで、収納ケース50の第1凹部10b1への組付け位置を一定にしつつ、安定して嵌合できる。
ケース蓋52は、側蓋部52aと前蓋部52bとを有している。
側蓋部52aは、箱部51に連続して形成され、箱部51の開口51aを直接閉塞する。開口51aを直接閉塞する側蓋部52aの裏面には、湿気や水浸入防止用のシート状のシール材52sが貼り付けられている。シート状のシール材52sは、柔軟で弾性をもつ材料で形成されている。シール材52sは、例えば、軟質ウレタンで形成されている。シール材52sは、弾性をもつ材料であれば軟質ウレタン以外の材料を用いてもよいのは勿論である。
シール材52sを用いることで、図11Aに示すように、ケース蓋52を閉じた際にシール材52sは、側蓋部52aと開口51a廻りの箱部51で押圧され弾性変形し、箱部51の開口51aをシールできる。こうして、ケース蓋52を閉じた際、収納ケース50の外部から内部へ湿気や水が浸入することを抑制できる。
図11Aに示すように、側蓋部52aの外面には左右方向位置決め凸部52a1が側外方に突き出して形成されている。そして、左右方向位置決め凸部52a1を含む収納ケース50の幅方向寸法s12(図11A参照)は、第1凸部10b5の幅方向寸法s22(図10参照)より若干大きく形成されている。
なお、左右方向位置決め凸部52a1を、側蓋部52aでなく第1凹部10b1の左側部または右側部に設けてもよい。或いは、箱部51の側部に設けてもよい。
前蓋部52bは、側蓋部52aに連続して、側蓋部52aとの連続箇所が底辺となる台形状に形成されている。
前蓋部52bは、箱部51の前面に掛かるものであり、箱部51の前面の一対の爪部51t1、51t2が係合する一対の係合孔52b1が形成されている。
図11Aに示すように、箱部51に対してケース蓋52を閉じ、箱部51の前面の一対の爪部51t1、51t2をそれぞれケース蓋52の一対の係合孔52b1に係合することで、ケース蓋52を箱部51に固定できる。
図12に、冷却室温度センサコード8b2と霜取りヒータコード14h1とが接続されるコネクタk1の周囲を表す斜視図を示す。
冷却室温度センサコード8b2と霜取りヒータコード14h1との一端部にはコネクタk1が接続されている。
そして、コネクタk1から間をおいた冷却室温度センサコード8b2と霜取りヒータコード14h1とにシート状のコード用シール材r1が巻き付けられている。コード用シール材r1は、柔軟で弾性をもつ材料で形成されている。コード用シール材r1は、例えば、軟質ウレタンで形成されている。コード用シール材r1は、軟質ウレタン以外の材料を用いてもよいのは勿論である。
図13A~図13Dに、冷却室温度センサコード8b2と霜取りヒータコード14h1とそのコネクタk1と、電源供給コードd1のコネクタk2とが嵌合されて、収納ケース50に収納される過程を示す。なお、図13Cは、図13BのVI方向矢視図である。
図13Aに示すように、冷却室温度センサコード8b2と霜取りヒータコード14h1とのコネクタk1と電源供給コードd1のコネクタk2とを嵌合して接続する。そして、接続したコネクタk1、k2とコネクタk1に接続される冷却室温度センサコード8b2、霜取りヒータコード14h1と、コネクタk2に接続される電源供給コードd1とを、ケース蓋52が開いた箱部51の内部に収納する。そして、コネクタk1から延びる冷却室温度センサコード8b、霜取りヒータコード14h1と、コネクタk2から延びる電源供給コードd1とを、収納ケース50から飛び出ないようにケース蓋52のコード引っ掛け部51hに掛ける。
そして、図13B、図13Cに示すように、冷却室温度センサコード8b2と霜取りヒータコード14h1とに取り付けられたコード用シール材r1のほぼ真ん中が、箱部51のコード挿通部51cに合わせ、他の電源供給コードd1がコード用シール材r1の下におさまるように、コード用シール材r1を箱部51のコード挿通部51cの周辺に押し込む(図13B参照)。
その後、図13Dに示すように、箱部51に対してケース蓋52を閉じてケース蓋52の一対の係合孔52b1に箱部51の前面の一対の爪部51t1、51t2を係合し、ケース蓋52を箱部51に固定する。
<発泡断熱材93の充填と収納ケース50の設置>
次に、図3に示す発泡断熱材93の充填から、図7に示す冷却室温度センサコード8b2、霜取りヒータコード14h1とそのコネクタk1と電源供給コードd1とそのコネクタk2とが収納された収納ケース50を内箱10bの第1凹部10b1に設置するまでの過程を説明する。
図10に示す内箱10bと外箱10aとの間から内箱10bの貫通孔10hを通して内箱10bの手前側に引き出した電源供給コードd1を第2凹部10b2の内部に収める。
そして、内箱10bの貯蔵室側になる面(図10に示す内箱10bの面)と第1凹部10b1に発泡用治具(押さえ治具)を当てて、外箱10aと内箱10bとの間に、発泡断熱材93のフォーム液を注入して発泡断熱材93を充填する。発泡断熱材93の充填に際して、冷却器の第二蒸発器14bを設置されておらず、また、冷却室温度センサ8b1および冷却室温度センサコード8b2、霜取りヒータ14hおよび霜取りヒータコード14h1も設置されていない。そして、発泡断熱材93の発泡作業中は、内箱10bの第1凹部10b1に発泡用治具を当てて行われる。
また、貫通孔10hから手前側に引き出した電源供給コードd1は第2凹部10b2の内部に収められ、発泡用治具は第2凹部10b2の周囲の内箱10bに当てて、発泡断熱材93の充填が行われる。そのため、第1凹部10b1の周囲の変形が抑制できる。そのため、内箱10bにおける第1凹部10b1の周辺部は平坦またはほぼ平坦な形状に形成され、第1凹部10b1に近い内箱10bの平面度が確保できる。従って、図7に示すように、半透明の防水テープt1を、第1凹部10b1を覆って内箱10bに円滑に貼付けできる。防水テープt1は、防水性又は防湿性を備え、好ましくは両方を備える。
冷却室温度センサコード8b2、霜取りヒータコード14h1と電源供給コードd1との接続ステップは、発泡断熱材93の充填後に行われるため、発泡用治具での押えを効果的にできる。
内箱10bにおける第1凹部10b1の周辺部は平坦またはほぼ平坦なので、発泡断熱材93の発泡中の発泡用治具による押えを好適に行える。
発泡作業中、第1凹部10b1は発泡用治具を当てられるため、第1凹部10b1は寸法精度高く形成される。そのため、第1凹部10b1の内部に収納ケース50を圧入してしっかり固定できる。
本実施形態では、第1凹部10b1に発泡用治具を当てて発泡することで、第1凹部10bを含む範囲の内箱10bの変形を抑制する。このため、電源供給コードd1が第1凹部10b1に収納された状態で発泡すると、発泡用治具の機能が果たされなくなったり、電源供給コードd1が断線する虞がある。そのため、貫通孔10hから引き出されている電源供給コードd1を収納するスペースとして第2凹部10b2が貫通孔10h近傍又は貫通孔10hを含む範囲に設けられている。
また、第1凹部10b1の開口には、防水テープt1を貼り付けるため、開口が塞がれる。このため、電源供給コードd1、冷却室温度センサコード8b2、霜取りヒータコード14h1を第1凹部10b1から取り出しやすいように第3凹部10b3が設けられている。第3凹部10b3は、第1凹部10b1に連通しているため、第1凹部10b1の一部と捉えることもできるが、防水テープt1では覆われていない。尤も、第3凹部10b3が大きいと第1凹部10b1に水又は高湿空気が進入してしまうため、実質的に第3凹部10b3を通過するコード類と略同一の大きさにしたり、コード類のうち第3凹部10b3を通過する部分に弾性材料を巻いておいて、第3凹部10b3を塞ぐようにしたりすることが好ましい。このため、第1凹部10b1よりも第3凹部10b3の深さ(前後寸法)は浅い方が好ましい。第3凹部10b3は、内箱10bとダクト8bとの間を広くとることができるのならば設けなくともよい。
また、発泡作業中、内箱10bの第2凹部10b2の内部には電源供給コードd1を収め、第2凹部10b2の周囲の内箱10bに発泡用治具を当てて、発泡作業が行われることになる。発泡作業後、発泡用治具は内箱10bから除去される。
内箱10bと外箱10aとの間への発泡断熱材93の充填後、図10に示すように、冷却器の第二蒸発器14b、冷却室温度センサ8b1、および霜取りヒータ14hが設置される。なお、図10では、貫通孔10を通して内箱10bの手前側に引き出した電源供給コードd1、冷却室温度センサコード8b2および霜取りヒータコード14h1は省略して示している。
図14、図15に、収納ケース50に、コネクタk1、k2、および電源供給コードd1、冷却室温度センサコード8b2、および霜取りヒータコード14h1の一部を入れて、収納ケース50を内箱10bの第1凹部10b1に設置する過程の斜視図を示す。
冷却室温度センサコード8b2と霜取りヒータコード14h1のコネクタk1と電源供給コードd1のコネクタk2とを嵌合する。そして、図14に示すように、電源供給コードd1、冷却室温度センサコード8b2、および霜取りヒータコード14h1を、収納ケース50のケース蓋52を開けた箱部51の下部のコード切り欠き部51k(図11B参照)に通し、コネクタk1、k2、冷却室温度センサコード8b2、霜取りヒータコード14h1、電源供給コードd1の一部を箱部51の内部に収容する。
そして、図15に示すように、コネクタk1、k2が嵌合された冷却室温度センサコード8b2、霜取りヒータコード14h1に取り付けられたロール状のコード出口封止用シール材r1を箱部51の下部にあてがい(図13B、図13C参照)、ケース蓋52の一対の係合孔52b1に箱部51の一対の爪部51t1、51t2を係合し、ケース蓋52を箱部51に固定し、コネクタk1、k2、および電源供給コードd1、冷却室温度センサコード8b2、および霜取りヒータコード14h1を入った収納ケース50(図13D参照)とする。
その後、収納ケース50を、図10に示す内箱10bの第1凹部10b1に圧入する。この際、図11Aに示すように、収納ケース50の箱部51の上部には、上方に突き出す上下方向位置決めリブ51rが設けられ、かつ、ケース蓋52には側方に突き出す左右方向位置決め凸部52a1が設けられている。そのため、収納ケース50は、上下方向位置決めリブ51rで上下方向が位置決めされるとともに、左右方向位置決め凸部52a1で左右方向が位置決めされ、第1凹部10b1の内部の所定位置に圧入して固定される。収納ケース50は弾性を備えるため、左右方向位置決め凸部52a1によってケース蓋52が押圧されるとケース蓋52および/または箱部51が潰れる。ケース蓋52と箱部51の間にはシート状のシール材52sがあり、シール材52sは弾性変形で潰されるので、収納ケース50の内部への水の浸入を防止できる。
また、収納ケース50の側部が開くので、コードd1、8b2、14h1が前後方向に撓んで出てこない。さらに、開口のコード切り欠き部51kからこれに対向する箱部51の上端まではわりあい距離があるのでコードd1、8b2、14h1の押え構造が要らない。この際、コードd1、8b2に弾性シールのコード用シール材r1を巻いておくことで、ケース蓋52と箱部51とで弾性的なコード用シール材r1が潰されてコード押え(d1、8b2、14h1)となる。また、収納ケース50は、第1凹部10b1の特に開口側(前方側)に面を有しているから、コードd1,8b2,14h1等が第1凹部10b1から離脱することを抑制できる。
その後、図7に示すように、半透明の防水テープt1が、収納ケース50が固定された第1凹部10b1の開口10k1(図9参照)を覆って貼り付けられる。ここで、第1凹部10b1の周辺の内箱10bは平坦またはほぼ平坦なので、防水テープt1で収納ケース50が固定された第1凹部10b1を確実にシールできる。
上記構成によれば、電源供給コードd1が引き出される貫通孔10hが内箱10bの第1凹部10b1の外部に設けられるので、第1凹部10b1での電源供給コードd1の長さが短く済む。そのため、結線後の扱いが容易である。具体的には、結線後の電源供給コードd1を第1凹部10b1に仕舞う際、収納し易く作業性がよい。
また、収納ケース50を内箱10bが後方に凹む第1凹部10b1に収納するので、冷却室の第二蒸発器室8bを形成するダクト8dの容積を採らず、冷却風路が狭くならない。そのため、冷却性能を維持又は向上できる。また、内箱10bが後方に凹む第1凹部10b1と外箱10aとの間を発泡断熱材93が流れることができるので、発泡断熱材93の充填作業に影響しない。また、貯蔵室の内部には、内箱10bの第1凹部10b1は係らないので、庫内容積を狭めることがない。
<<実施形態2>>
図16に、実施形態2の冷蔵庫1Aの断熱箱体10Aを前面側から見た図を示す。図17に、図16のVII-VII断面を示す。なお、図17では外箱10aと発泡断熱材93は省略して示している。
実施形態2は、冷却室温度センサコード8b2、霜取りヒータコード14h1とそのコネクタk1と電源供給コードd1とそのコネクタk2とが収納された収納ケース50を、内箱10bに代えて、ダクト8d(図8参照)に固定する構成としたものである。ダクト8dに代えて、ダクト8dのような壁状の構造を形成する部材であってもよい。
その他の構成は、実施形態1と同様である。
図16に示すように、実施形態2では、ダクト8dの前板8d1に、収納ケース50の高さ寸法s11(図11A)より若干短い高さ寸法s31を有するとともに、収納ケース50の幅寸法s12より若干短い幅寸法s32を有する収納凹部8d2が形成されている。
コネクタk1、k2、および電源供給コードd1、冷却室温度センサコード8b2、および霜取りヒータコード14h1を収納した収納ケース50は、ダクト8dの収納凹部8d2に圧入して固定される。
実施形態2によれば、ダクト8dに収納凹部8d2を形成することで、収納ケース50をダクト8dに固定できる。収納凹部8d2は、その他、実施形態1,2を含む範囲として、内箱10b背面(好ましくは前方側の面。)から、ダクト8d等を形成する壁状の部材(好ましくは前方側の面。)まで、の領域としての第1領域に設けることができる。この点、コネクタk1、k2に接続するコードd1、8b2、14h1の少なくとも何れかが、外箱10a及び内箱10bの間を這っていることから、収納凹部は、内箱10bに設けられているのが好ましい。
<<その他の実施形態>>
1.本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施形態は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
1 冷蔵庫
3 製氷室
3d 製氷皿
4 冷凍室(第1冷凍室)
5 第一切替室(第2冷凍室、冷凍室、切替室)
8b 第二蒸発器室(冷却室)
8b1 冷却室温度センサ(部材)
8b2 冷却室温度センサコード(他のコード)
8d ダクト
10 断熱箱体(第2領域)
10b 内箱
10b1 第1凹部(凹部、異なる領域)
10b2 第2凹部
10b3 接続凹部(第3凹部)
10h 貫通孔(孔)
10k 開口
10k1 第1凹部の開口(凹部の開口)
11 給水タンク(水タンク)
14h 霜取りヒータ(部材)
14h1 霜取りヒータコード(他のコード)
22 水ポンプ
37 制御装置
42 冷凍室温度センサ(第1冷凍室温度センサ)
50 収納ケース(ケース)
51 箱部(収納空間)
51a 開口
51r 上下方向位置決めリブ(支持部)
52 ケース蓋(蓋)
52a1 左右方向位置決め凸部(凸部)
93 発泡断熱材
103 冷凍室ダンパ(製氷・第1冷凍室ダンパ)
410 第一切替室ダンパ(第2冷凍室ダンパ)
d1 電源供給コード(コード)
k1、k2 コネクタ(接続部分)
s22 幅寸法
s23 深さ寸法
t1 防水テープ(シール材)

Claims (15)

  1. 外箱と、
    前面に開口を有する内箱と、
    前記外箱側から前記内箱の開口側へ孔を通って引き出され、該孔よりも外箱側で機械的に規制されたコードと、
    該コードと他のコードが接続された接続部分と、を備える冷蔵庫であって、
    該接続部分を収納する収納部が、前記孔とは異なる領域に設けられた冷蔵庫。
  2. 前記収納部は、ケースを備え、
    前記孔は、前記ケースの外側の領域に位置することで前記孔とは異なる領域に設けられた請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記ケースを収納する凹部を備え、
    前記ケースは、前記凹部に押圧されて弾性変形して支持されている請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記凹部は、該凹部の開口の正面視方向に直交する何れかの方向の寸法である幅寸法が、該凹部の開口の正面視方向の寸法である深さ寸法よりも長く、
    前記ケースは、
    前記凹部の開口に沿って設けられた面と、
    前記凹部の側面に向かって開いた開口と、を少なくとも備える請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記ケースの開口を開閉自在な蓋と、
    前記凹部の側面に当接して前記ケースの開口を閉塞する方向に付勢する凸部と、を有する請求項3又は4に記載の冷蔵庫。
  6. 前記ケースの開口を開閉する方向に直交する方向の側に設けられて、前記凹部及び前記ケースの相対移動を規制するリブを備える請求項5に記載の冷蔵庫。
  7. 前記収納部は、凹部と、該凹部の縁に密着して該凹部の開口の一部又は全部を覆う防水性又は防湿性の材料と、を備え、
    前記孔は、前記凹部の外側の領域に位置することで前記孔とは異なる領域に設けられた請求項1乃至6何れか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記凹部は、前記内箱に設けられている請求項3乃至7何れか一項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記収納部は、前記孔を覆わない領域に設けられたことで、前記孔とは異なる領域に設けられた請求項1に記載の冷蔵庫。
  10. 前記接続部分と前記孔とは、5cm以上離間し、
    前記孔から引き出されている前記コードの長さは、10cm以上である請求項1乃至9何れか一項に記載の冷蔵庫。
  11. 前記孔は、前記接続部分より低い位置に設けられている
    ことを特徴とする請求項1乃至10何れか一項に記載の冷蔵庫。
  12. 前記収納部は、前記内箱に設けられた凹部を備え、
    前記外箱及び前記内箱の間には、発泡断熱材が充填されており、
    前記コードのうち、前記孔に対して前記外箱側に配された部分の少なくとも一部は、前記発泡断熱材を挿通して機械的に規制されており、
    前記他のコードは、前記凹部に対して前記内箱の開口側に配された部材から延びており、
    前記凹部の周囲の前記内箱は略平坦である
    ことを特徴とする請求項1乃至11何れか一項に記載の冷蔵庫。
  13. 前面に開口を有する内箱と、
    前記内箱に形成され、ケースが配された、又は、防水性若しくは防湿性の材料で一部又は全部が覆われた第1凹部と、
    該第1凹部の外側に形成された孔と、を備える冷蔵庫の製造方法であって、
    前記外箱側から前記内箱の開口側へ該孔を通してコードを配するコード準備ステップと、
    前記外箱及び前記内箱の間に発泡断熱材のフォーム液を注入する注入ステップと、
    他のコードを備える部材を設置する他のコード準備ステップと、
    前記コード及び前記他のコードの接続部分を前記第1凹部内に配する接続部分配置ステップと、
    前記第1凹部とは異なる第3凹部から前記コード及び/又は前記他のコードを引き出す引出ステップと、を含む
    ことを特徴とする冷蔵庫の製造方法。
  14. 前記注入ステップは、少なくとも前記凹部に押さえ治具を当接させた状態で実行し、
    前記注入ステップの後に前記押さえ治具を除去するステップを備える
    ことを特徴とする請求項13に記載の冷蔵庫の製造方法。
  15. 前記注入ステップでは、前記コードが第2凹部に配された状態で実行され、前記押さえ治具は、該第2凹部に配された前記コードを押さえない
    ことを特徴とする請求項13又は14に記載の冷蔵庫の製造方法。
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