JP2022014098A - 電磁継電器 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022014098000001
【課題】電磁継電器において、摩耗粉が接点に付着することを抑制する。
【解決手段】電磁継電器は、ベースと、第1固定接点を含む第1固定端子と、第2固定接点を含む第2固定端子と、可動接触片と、可動部材と、復帰バネとを備える。可動接触片は、第1固定接点及び第2固定接点に接触可能な1対の可動接点を含む。可動部材は、可動接触片が固定され、第1固定接点及び第2固定接点が1対の可動接点に接触する接触方向と開離する開離方向とに移動可能に設けられる。復帰バネは、ベースと可動部材の間に配置され、可動部材を開離方向に向けて付勢する。ベースは、可動部材の移動をガイドするガイド部を含む。可動部材は、ガイド部に対して摺動する摺動部を含む。復帰バネは、ガイド部の内側に配置される。ガイド部は、第1固定接点及び第2固定接点よりも接触方向側に配置される。
【選択図】図2

Description

本発明は、電磁継電器に関する。
従来、電気回路を開閉する電磁継電器が知られている。例えば、特許文献1の電磁継電器は、固定接点を含む固定端子と、可動接点を含む可動接触片と、可動鉄心の回動を可動接触片に伝達する可動部材とを備えている。可動接触片は、可動部材の移動に応じて可動部材に対して摺動する。
独国実用新案公開第202013006784号明細書
特許文献1の電磁継電器では、可動接触片と可動部材とが互いに摺動するので、摺動によって発生する摩耗粉が固定接点、或いは可動接点に付着し易い。固定接点、或いは可動接点に摩耗粉が付着すると、接点間の接触抵抗が増大して通電性能が低下してしまう。
本発明の課題は、電磁継電器において、接点に摩耗粉が付着することを抑制することにある。
本発明の一態様に係る電磁継電器は、ベースと、第1固定端子と、第2固定端子と、可動接触片と、可動部材と、復帰バネとを備える。第1固定端子は、第1固定接点を含み、ベースに支持される。第2固定端子は、第2固定接点を含み、第1固定端子と離れた位置でベースに支持される。可動接触片は、第1固定接点及び第2固定接点に接触可能な1対の可動接点を含む。可動部材は、可動接触片が固定され、第1固定接点及び第2固定接点が1対の可動接点に接触する接触方向と開離する開離方向とに移動可能に設けられる。復帰バネは、ベースと可動部材の間に配置され、可動部材を開離方向に向けて付勢する。ベースは、可動部材の移動をガイドするガイド部を含む。可動部材は、ガイド部に対して摺動する摺動部を含む。復帰バネは、ガイド部の内側に配置される。ガイド部は、第1固定接点及び第2固定接点よりも接触方向側に配置される。
この電磁継電器では、可動接触片が可動部材に固定される。すなわち、可動接触片と可動部材とが互いに摺動しないので、可動接触片と可動部材との摺動による摩耗粉が発生しない。このため、第1固定接点、第2固定接点或いは1対の可動接点に摩耗粉が付着することを抑制することができる。また、ガイド部が第1固定接点及び第2固定接点よりも接触方向側に配置されるので、ガイド部が第1固定接点、第2固定接点及び1対の可動接点から離れた位置に配置されることになる。これにより、可動部材がガイド部に摺動することで発生する摩耗分が第1固定接点、第2固定接点或いは1対の可動接点に付着することを抑制できる。また、復帰バネがガイド部の内側に配置されるので、復帰バネとベースとの間で発生する摩耗粉が第1固定接点、第2固定接点或いは1対の可動接点に付着することを抑制できる。
摺動部の接触方向側の端部は、ガイド部の開離方向側の端部よりも接触方向側に位置してもよい。この場合は、第1固定接点6b、第2固定接点7b及び1対の可動接点8a,8bが配置される空間に復帰バネが露出しない。このため、可動部材と復帰バネとの接触により発生する摩耗分、及び摺動部がガイド部に摺動することで発生する摩耗分が第1固定接点、第2固定接点或いは1対の可動接点に付着することをさらに抑制できる。
ベースは、開離方向に凹むように形成された凹部を含んでもよい。摺動部及び復帰バネは、凹部の内側に配置されてもよい。ガイド部は、凹部の一部によって構成されてもよい。この場合は、簡単な構成で、可動部材の移動をガイドすることができる。
可動部材は、凹部に対向して配置され復帰バネの一部を収容可能な第1バネ収容部を含んでもよい。復帰バネの周囲は、凹部と第1バネ収容部とに囲まれていてもよい。この場合は、可動部材と復帰バネとの接触により発生する摩耗分、及び摺動部がガイド部に摺動することで発生する摩耗分が第1固定接点、第2固定接点或いは1対の可動接点に付着することをさらに抑制できる。
ベース及び可動部材のいずれか一方は、復帰バネを位置決めする位置決め部を含んでもよい。この場合は、復帰バネの位置決めが容易になる。
摺動部の接触方向側の端部、及びガイド部の前記開離方向側の端部の少なくとも一方は、C面取り又はR面取りされていてもよい。この場合は、摺動部がガイド部に摺動することで発生する摩耗分を抑制できる。また、組付けが容易になる。
電磁継電器は、可動部材を接触方向に向けて付勢する接点バネをさらに備えてもよい。可動部材は、接点バネの一部を収容可能な第2バネ収容部を含んでもよい。この場合は、可動部材と接点バネとの接触により発生する摩耗分が第1固定接点、第2固定接点或いは1対の可動接点に付着することをさらに抑制できる。
電磁継電器は、可動部材を接触方向に向けて付勢する接点バネと、接点バネと可動部材との間に配置された第1バネ受け部材とをさらに備えてもよい。接点バネは、第1バネ受け部材を介して、可動部材を接触方向に向けて付勢してもよい。この場合は、例えば第1バネ受部材をステンレスなどの材料で形成することで、接点バネを可動部材に直接接触させる場合に比べて、摩耗分の発生を抑制することができる。
電磁継電器は、復帰バネと可動部材との間に配置された第2バネ受け部材をさらに備えてもよい。復帰バネは、第2バネ受け部材を介して可動部材を開離方向に向けて付勢してもよい。この場合は、例えば第2バネ受部材をステンレスなどの材料で形成することで、復帰バネを可動部材に直接接触させる場合に比べて、摩耗分の発生を抑制することができる。
可動接触片は、インサート成形によって可動部材に固定されてもよい。この場合は、可動接触片を可動部材に対して容易に固定することができる。
可動部材は、第1部品と、第2部品とを含む少なくとも2以上の部品で構成されてもよい。可動接触片は、第1部品と第2部品とに挟まれた状態で可動部材に固定されていてもよい。この場合も、可動接触片を可動部材に対して容易に固定することができる。
第1部品と可動接触片との間、又は第2部品と可動接触片との間に配置された弾性部材を介して可動接触片が前記可動部材に固定されてもよい。この場合は、可動接触片を可動部材に対して強固に固定することができる。
第1部品と第2部品とは、異なる材料で形成されてもよい。この場合は、設計の自由度が高くなる。
第1部品は、絶縁性を有する材料で形成されていてもよい。第2部品は、金属材料で形成されており、第1部品よりも接触方向側に配置されていてもよい。この場合は、第1部品によって絶縁性を確保しつつ、第2部品によって接点装置の発熱を低減できる。
本発明によれば、電磁継電器において、摩耗粉が接点に付着することを抑制することができる。
電磁継電器の断面をX方向から見た断面模式図である。 接点装置周辺の断面をY方向から見た断面模式図である。 図2の部分拡大図である。 接点装置周辺の断面をY方向から見た断面模式図である。 変形例に係る接点装置周辺の断面をY方向から見た断面模式図である。 変形例に係る接点装置周辺の断面をY方向から見た断面模式図である。 変形例に係る接点装置周辺の断面をY方向から見た断面模式図である。 変形例に係る可動部材の断面をX方向から見た部分断面図である。 変形例に係る可動部材の断面をY方向から見た部分断面図である。 変形例に係る電磁継電器の断面をX方向から見た断面模式図である。 変形例に係る電磁継電器の断面をX方向から見た断面模式図である。
以下、本発明の一態様に係る電磁継電器の実施形態について、図面を参照して説明する。図面を参照するときにおいて、図1における上下方向をZ方向、左右方向をY方向、紙面に直交する方向をX方向として説明する。また、Z方向において、図1における上方をZ2方向、下方をZ1方向として説明する。なお、これらの方向は、説明の便宜上、定義されるものであって、電磁継電器の配置方向を限定するものではない
図1は、電磁継電器100の断面をX方向から見た断面模式図である。電磁継電器100は、ベース2と、接点装置3と、駆動装置4とを備えている。ベース2は、樹脂などの絶縁性を有する材料で形成されている。ベース2は、Z方向から見て略矩形状である。ベース2は、接点装置3及び駆動装置4を支持している。接点装置3及び駆動装置4は、ベース2に取り付けられる図示しないケースによって覆われる。
図2は、接点装置3周辺の断面をY方向から見た断面模式図である。接点装置3は、ベース2に支持されている。接点装置3は、第1固定端子6と、第2固定端子7と、可動接触片8と、可動部材9と、接点バネ10と、復帰バネ11とを含む。第1固定端子6、第2固定端子7及び可動接触片8は、板状の端子であり、銅などの導電性を有する材料で形成されている。
第1固定端子6は、図2に示すように、X方向から見て、略L字形状である。第1固定端子6は、X方向から見て、例えば略U字形状であってもよい。第1固定端子6は、ベース2に支持されている。
第1固定端子6は、第1接点支持部6aと、第1固定接点6bと、被支持部6cと、外部接続部6dとを含む。第1接点支持部6aは、X方向及びY軸方向に延びている。第1固定接点6bは、第1接点支持部6aに配置されている。第1固定接点6bは、第1接点支持部6aからZ2方向に突出している。本実施形態では、第1固定接点6bは、第1固定端子6と別体であるが、第1固定端子6と一体であってもよい。被支持部6cは、X方向及びZ方向に延びている。被支持部6cは、ベース2に支持される。被支持部6cは、例えば、ベース2に圧入固定されている。外部接続部6dは、ベース2からZ1方向に突出しており、図示しない外部機器と電気的に接続される。
第2固定端子7は、第1固定端子6と同様の形状である。第2固定端子7は、第1固定端子6とX方向に離れた位置でベース2に支持されている。第2固定端子7は、第2接点支持部7aと、第2固定接点7bと、被支持部7cと、外部接続部7dとを含む。第2固定端子7の各構成は、第1固定端子6の各構成と同様であるため説明を省略する。
可動接触片8は、X方向に延びている。可動接触片8の長手方向は、X方向に一致する。可動接触片8は、第1固定端子6及び第2固定端子7よりもZ2方向側に配置されている。可動接触片8は、第1接点支持部6a及び第2接点支持部7aとZ方向に対向する位置に配置されている。
可動接触片8は、第1固定接点6b及び第2固定接点7bに接触可能な1対の可動接点8a,8bを含む。以下では、1対の開閉用可動接点8a,8bにおいて、第1固定接点6bに接触可能な接点を第1可動接点8a、第2固定接点7bに接触可能な接点を第2可動接点8bと記す。第1可動接点8aは、第1固定接点6bとZ方向に対向する位置に配置されている。第1可動接点8aは、可動接触片8のZ1方向を向く面からZ1方向に突出している。本実施形態では、第1可動接点8aは、可動接触片8と別体であるが、可動接触片8と一体であってもよい。
第2可動接点8bは、第1可動接点8aとX方向に離れて配置されている。第2可動接点8bは、第2固定接点7bとZ方向に対向する位置に配置されている。第2可動接点8bは、可動接触片8のZ1方向を向く面からZ1方向に突出している。本実施形態では、第1可動接点8aは、可動接触片8と別体であるが、可動接触片8と一体であってもよい。
可動接触片8は、第1固定接点6b及び第2固定接点7bが1対の可動接点8a,8bに接触する接触方向と開離する開離方向とに移動可能に設けられる。本実施形態における接触方向は、Z1方向と一致し、開離方向は、Z2方向と一致する。
可動部材9は、Z1方向(接触方向)とZ2方向(開離方向)とに移動可能に設けられる。可動部材9は、図2に示す開位置から図4に示す閉位置までの間を移動可能に設けられる。閉位置では、1対の可動接点8a,8bが第1固定接点6b及び第2固定接に接触した状態にある。開位置では、1対の可動接点8a,8bが第1固定接点6b及び第2固定接点7bから開離した状態にある。
可動部材9は、樹脂などの絶縁性を有する材料で形成されている。可動部材9は、可動接触片8が固定される。本実施形態では、インサート成形によって可動部材9に可動接触片8が固定されている。したがって、可動部材9のZ1方向及びZ2方向への移動に伴い、可動接触片8は、可動部材9と一体的に移動する。
ここで、ベース2は、ガイド部21と凹部22とを含む。ガイド部21は、可動部材9の移動をガイドする。本実施形態では、ガイド部21は、Z2方向に凹むように形成される凹部22の一部によって構成される。詳細には、ガイド部21は、凹部22の内側面によって構成されている。ガイド部21は、Z2方向から見て、非円形状に形成されている。ガイド部21は、1対の可動接点8a,8bよりもZ1方向側に配置されている。ガイド部21は、第1固定接点6b及び第2固定接点7bよりもZ1方向側に配置されている。ガイド部21は、X方向において、第1固定端子6と第2固定端子7の間に配置されている。ガイド部21は、Z2方向に向かって開口している。ガイド部21は、図3に拡大して示すように、Z2方向側の端部21aがC面取り又はR面取りされている。
可動部材9は、ガイド部21によってZ1方向及びZ2方向への移動が案内される。可動部材9は、ガイド部21によってX方向及びY方向への移動が制限されている。また、摺動部9cは、ガイド部21によってZ方向に平行な軸回りの回転が制限されている。
可動部材9は、軸部9aと、バネ装着部9bと、摺動部9cと、第1バネ収容部9dと、を含む。軸部9aは、略円柱形状であり、Z方向に延びている。軸部9aには、可動接触片8が固定されている。バネ装着部9bは、軸部9aのZ2方向側の端部に形成されている。バネ装着部9bは、略円柱形状であり、Z2方向に延びている。バネ装着部9bの外径は、軸部9aの外径よりも小さい。バネ装着部9bには、接点バネ10が装着される。
摺動部9cは、ガイド部21にガイドされる部分であり、ガイド部21に対してZ方向に摺動する。摺動部9cは、凹部22の内側に配置される。摺動部9cは、軸部9aのZ1方向側の端部に形成されている。摺動部9cは、Z2方向から見て、非円形状に形成されている。摺動部9cは、ガイド部21の形状に沿う形状を有している。摺動部9cは、図3に拡大して示すようにZ1方向側の端部9fがC面取り又はR面取りされている。端部9fは、ガイド部21の端部21aよりもZ1方向側に位置する。詳細には、可動部材9が開位置及び閉位置にあるとき、端部9fは、ガイド部21の端部21aよりもZ1方向側に位置する。
第1バネ収容部9dは、凹部22にZ方向に対向して配置されている。第1バネ収容部9dは、軸部9aのZ1方向側の端部からZ2方向に凹む。第1バネ収容部9dは、復帰バネ11の一部を収容可能である。本実施形態では、第1バネ収容部9dは、復帰バネ11のZ2方向側の一端を収容可能である。
接点バネ10は、第1固定接点6b及び第2固定接点7bに対する1対の可動接点8a,8bの接触圧を増大させるために設けられている。接点バネ10は、可動部材9をZ1方向に付勢する。接点バネ10は、バネ装着部9bに支持されている。接点バネ10は、後述する可動鉄片4eと軸部9aとの間に配置されている。
復帰バネ11は、ベース2と可動部材9の間に配置され、可動部材9をZ2方向に向けて付勢する。復帰バネ11は、凹部22の内側に配置されている。復帰バネ11は、少なくとも一部が凹部22に収容されている。復帰バネ11の周囲は、凹部22と第1バネ収容部9dとに囲まれている。復帰バネ11は、第1バネ収容部9dによって位置決めされている。
駆動装置4は、接点装置3とY方向に離れて配置されている。駆動装置4は、ベース2に支持されている。駆動装置4は、電磁力によって可動部材9を移動させる。駆動装置4は、コイル4aと、スプール4bと、固定鉄心4cと、ヨーク4dと、可動鉄片4eとを含む。コイル4aは、スプール4bの外周に巻回されている。スプール4bは、Z方向に延びている。固定鉄心4cは、Z方向に延びており、スプール4bの内周部に配置されている。ヨーク4dは、コイル4aを囲むように配置されている。ヨーク4dは、固定鉄心4cに接続されている。可動鉄片4eは、一端がヨーク4dに回動可能に支持されており、他端が可動部材9のバネ装着部9bに接続され、接点バネ10に接触している。
次に電磁継電器100の動作について説明する。コイル4aに電圧が印加されていない状態では、復帰バネ11の弾性力によって可動部材9がZ2方向に押圧されており、可動部材9は、図2に示す開位置に位置している。コイル4aに電圧が印加されて駆動装置4が励磁されると、可動鉄片4eが固定鉄心4cに吸引されて回動し、接点バネ10を介して可動部材9がZ1方向に押圧される。そして、可動部材9が復帰バネ11の弾性力に抗して図4に示す閉位置に移動する。この可動部材9の閉位置への移動に伴い可動接触片8が可動部材9と一体的に移動して、1対の可動接点8a,8bが第1固定接点6b及び第2固定接点7bに接触する。なお、コイル4aの電圧の印加が停止されると、可動部材9は、復帰バネ11の弾性力によってZ2方向に移動して開位置に戻る。
上記構成の電磁継電器100では、可動接触片8が可動部材9に固定される。すなわち、可動接触片8と可動部材9とが互いに摺動しないので、可動接触片8と可動部材9との摺動による摩耗粉が発生しない。このため、第1固定接点6b、第2固定接点7b或いは1対の可動接点8a,8bに摩耗粉が付着することを抑制することができる。また、ガイド部21が第1固定接点6b及び第2固定接点7bよりもZ1方向側に配置されるので、ガイド部21が第1固定接点6b、第2固定接点7b及び1対の可動接点8a,8bから離れた位置に配置されることになる。これにより、可動部材9がガイド部21に摺動することで発生する摩耗分が第1固定接点6b、第2固定接点7b或いは1対の可動接点8a,8bに付着することを抑制できる。また、復帰バネ11がガイド部21の内側に配置されるので、復帰バネ11とベース2との間で発生する摩耗粉が第1固定接点6b、第2固定接点7b或いは1対の可動接点8a,8bに付着することを抑制できる。
さらに本実施形態では、復帰バネ11の周囲は、凹部22と第1バネ収容部9dとに囲まれている。そして、可動部材9が開位置にあるとき、摺動部9cの端部9fは、ガイド部21の端部21aよりもZ1方向側に位置する。このため、復帰バネ11は、第1固定接点6b、第2固定接点7b及び1対の可動接点8a,8bが配置される空間に露出しない。このため、可動部材9がガイド部21に摺動することで発生する摩耗分が第1固定接点6b、第2固定接点7b或いは1対の可動接点8a,8bに付着することをさらに抑制できる。
以上、本発明の一態様に係る電磁継電器の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、ベース2、接点装置3、駆動装置4の構成が変更されてもよい。
可動部材9の構成が変更されてもよい。例えば、図5に示すように、可動部材9は、第2バネ収容部9gをさらに含んでもよい。第2バネ収容部9gは、軸部9aのZ2方向側の端部に形成されている。第2バネ収容部9gは、軸部9aのZ2方向側の端部においてZ1方向に凹む凹部である。第2バネ収容部9gは、接点バネ10の一部を収容可能である。本実施形態では、第2バネ収容部9gは、接点バネ10のZ1方向側の端部を収容可能である。第2バネ収容部9gは、可動部材9が開位置にあるとき、接点バネ10の周囲の少なくとも一部を囲む。この場合は、接点バネ10と可動部材9との間で発生する摩耗粉が第1固定接点6b、第2固定接点7b或いは1対の可動接点8a,8bに付着することを抑制できる。
また、図6に示すように、第1バネ収容部9dは省略されてもよい。この場合、ベース2及び可動部材9のいずれか一方は、復帰バネ11を位置決めする位置決め部30を含んでもよい。図6に示す例では、位置決め部30が凹部22の底部からZ2方向に突出して形成されている。なお、位置決め部30は、可動部材9の軸部9aからZ1方向に突出して形成されていてもよいし。凹部22の底部においてZ1方向に凹んで形成されていてもよい。この場合においても、可動部材9が開位置にあるとき、摺動部9cの端部9fは、ガイド部21の端部21aよりもZ1方向側に位置することが好ましい。
図7に示すように、電磁継電器100は、接点バネ10と可動部材9との間に配置された第1バネ受け部材32をさらに備えてもよい。図7に示す例では、第1バネ受け部材32は、軸部9aのZ2方向側の端部に配置されている。第1バネ受け部材32は、例えば、ステンレスなどの材料で形成されている。接点バネ10は、第1バネ受け部材32を介して可動部材9をZ1方向に押圧してもよい。この場合は、接点バネ10を軸部9aに直接接触させる場合に比べて、摩耗分の発生を抑制することができる。同様に、復帰バネ11と可動部材9との間に第2バネ受け部材34を配置して、第2バネ受け部材34を介して可動部材9をZ2方向に向けて付勢してもよい。第2バネ受け部材34は、例えば、第1バネ収容部9dに配置してもよい。
前記実施形態では、可動接触片8がインサート成形によって可動部材9に固定されていたが、可動部材9への可動接触片8の固定手段は前記実施形態に限定されるものではない。図8は、変形例に係る可動部材9の断面をX方向から見た部分断面図である。図9は、変形例に係る可動部材9の断面をY方向から見た部分断面図である。図8及び図9に示すように、可動部材9は、第1部品36aと第2部品36bとを含む2以上の部品で構成してもよい。
図8及び図9に示す例では、可動部材9は、第1部品36aと第2部品36bの2部品で構成されている。可動接触片8は、Z方向において、第1部品36aと第2部品36bとに挟まれた状態で可動部材9に固定されている。具体的には、第1部品36aと第2部品36bとの間に可動接触片8を挟み込んだ状態で、第1部品36aと第2部品36bとをスナップフィット或いはカシメ固定などの手段で、可動接触片8を可動部材9に対して固定してもよい。その場合、可動接触片8を可動部材9に対して強固に固定するために、第1部品36aと可動接触片8との間、又は第2部品36bと可動接触片8との間に弾性部材38が配置されてもよい。弾性部材38は、例えば、剛性の高いバネ部材である。図8及び図9に示す例では、可動接触片8と第1部品36aとのZ方向間に弾性部材38が配置されている。
また、可動部材9は、単一の材料で形成されていなくてもよい。例えば、可動部材9が第1部品36aと第2部品36bの2部品で構成される場合において、第1部品36aと第2部品36bとが異なる材料で形成されていてもよい。例えば、第1部品36a及び第2部品36bの一方を樹脂などの絶縁性を有する材料で形成し、第1部品36a及び第2部品36bの他方をアルミやステンレスなどの金属材料で形成してもよい。この場合は、Z2方向側に配置される第1部品36aを絶縁性を有する材料で形成して、Z1方向側に配置される第2部品36bを金属材料で形成することが好ましい。これにより、第1部品36aによって接点装置3と駆動装置4との絶縁性を確保しつつ、第2部品36bによって接点装置3の発熱を低減できる。
前記実施形態では、可動鉄片4eが接点バネ10に直接接触して接点バネ10を押圧する構成であったが、可動鉄片4eが間接的に接点バネ10を押圧する構成であってもよい。例えば、図10に示すように、可動鉄片4eが介在部材40を介して接点バネ10を間接的に押圧する構成であってもよい。或いは、図11に示すように、可動鉄片4eに接続された別部品42を介して接点バネ10を間接的に押圧する構成であってもよい。この場合は、例えば、介在部材40或いは別部品42を絶縁性を有する材料で形成することで、接点装置3と駆動装置4との絶縁性を確保し易くなる。なお、別部品42を設ける場合は、介在部材40は省略されてもよい。
電磁継電器100は、1対の可動接点8a,8bと第1固定接点6b及び第2固定接点7bとの間で生じるアークにローレンツ力を作用させる磁界を発生させる永久磁石をさらに備えていてもよい。
本発明によれば、摩耗粉が接点に付着することを抑制することができる。
2 ベース
6 第1固定端子
7 第2固定端子
8 可動接触片
8a,8b1対の可動接点
9 可動部材
9c 摺動部
9d 第1バネ収容部
9g 第2バネ収容部
10 復帰バネ
11 接点バネ
21 ガイド部
22 凹部
32 バネ受部材
34 バネ受部材
36a 第1部品
36b 第2部品
100 電磁継電器
Z1 接触方向
Z2 開離方向

Claims (14)

  1. ベースと、
    第1固定接点を含み、前記ベースに支持された第1固定端子と、
    第2固定接点を含み、前記第1固定端子と離れた位置で前記ベースに支持された第2固定端子と、
    前記第1固定接点及び前記第2固定接点に接触可能な1対の可動接点を含む可動接触片と、
    前記可動接触片が固定され、前記第1固定接点及び前記第2固定接点が前記1対の可動接点に接触する接触方向と開離する開離方向とに移動可能に設けられる可動部材と、
    前記ベースと前記可動部材の間に配置され、前記可動部材を前記開離方向に向けて付勢する復帰バネと、
    を備え、
    前記ベースは、前記可動部材の移動をガイドするガイド部を含み、
    前記可動部材は、前記ガイド部に対して摺動する摺動部を含み、
    前記復帰バネは、前記ガイド部の内側に配置され、
    前記ガイド部は、前記第1固定接点及び前記第2固定接点よりも前記接触方向側に配置されている、
    電磁継電器。
  2. 前記摺動部の前記接触方向側の端部は、前記ガイド部の前記開離方向側の端部よりも前記接触方向側に位置する、
    請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記ベースは、前記開離方向に凹むように形成された凹部を含み、
    前記摺動部及び前記復帰バネは、前記凹部の内側に配置され、
    前記ガイド部は、前記凹部の一部によって構成されている、
    請求項1又は2に記載の電磁継電器。
  4. 前記可動部材は、前記凹部に対向して配置され前記復帰バネの一部を収容可能な第1バネ収容部を含み、
    前記復帰バネの周囲は、前記凹部と前記第1バネ収容部とに囲まれている、
    請求項3に記載の電磁継電器。
  5. 前記ベース及び前記可動部材のいずれか一方は、前記復帰バネを位置決めする位置決め部を含む、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の電磁継電器。
  6. 前記摺動部の前記接触方向側の端部、及び前記ガイド部の前記開離方向側の端部の少なくとも一方は、C面取り又はR面取りされている、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の電磁継電器。
  7. 前記可動部材を前記接触方向に向けて付勢する接点バネをさらに備え、
    前記可動部材は、前記接点バネの一部を収容可能な第2バネ収容部を含み、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の電磁継電器。
  8. 前記可動部材を前記接触方向に向けて付勢する接点バネと、
    前記接点バネと前記可動部材との間に配置された第1バネ受け部材と
    をさらに備え、
    前記接点バネは、前記第1バネ受け部材を介して、前記可動部材を前記接触方向に向けて付勢する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の電磁継電器。
  9. 前記復帰バネと前記可動部材との間に配置された第2バネ受け部材をさらに備え、
    前記復帰バネは、前記第2バネ受け部材を介して前記可動部材を前記開離方向に向けて付勢する、
    請求項1から8のいずれか1項に記載の電磁継電器。
  10. 前記可動接触片は、インサート成形によって前記可動部材に固定されている、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の電磁継電器。
  11. 前記可動部材は、第1部品と、第2部品とを含む少なくとも2以上の部品で構成され、
    前記可動接触片は、前記第1部品と前記第2部品とに挟まれた状態で前記可動部材に固定されている、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の電磁継電器。
  12. 第1部品と可動接触片との間、又は第2部品と可動接触片との間に配置された弾性部材を介して可動接触片が前記可動部材に固定されている、
    請求項11に記載の電磁継電器。
  13. 前記第1部品と前記第2部品とは、異なる材料で形成されている、
    請求項11又は12に記載の電磁継電器。
  14. 前記第1部品は、絶縁性を有する材料で形成されており、
    前記第2部品は、金属材料で形成されており、前記第1部品よりも前記接触方向側に配置されている、
    請求項13に記載の電磁継電器。
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