JP2022008718A - 熱交換用二重管 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022008718000001
【課題】熱交換効率を向上させ、流体の流動方向性を向上させ、流体の圧力降下による流出入時の流動騒音を低減させ、スパイラルパイプの耐久性を向上させることができる熱交換用二重管を提供すること。
【解決手段】本発明の熱交換用二重管100は、周面に螺旋軌跡に沿って山部122と谷部124を順に形成し、第1流体を内部に流動案内するスパイラルパイプ120と、スパイラルパイプ120を軸挿入し、第1流体と熱交換する第2流体がスパイラルパイプ120の周面に軸方向に沿って流動するように案内するアウタパイプ140と、スパイラルパイプ120の周面と谷部124に沿って流動する第2流体の残留時間を増加させ、隣接した山部122を支持するために、スパイラルパイプ120または谷部124に突出形成される抵抗部材160と、を含むことを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、熱交換用二重管に関し、より詳しくは、アウタパイプ(outer pipe)にスパイラルパイプ(spiral pipe)を軸挿入し、アウタパイプとスパイラルパイプとの間に流動する流体がスパイラルパイプの外面と接触が増加することで、スパイラルパイプ内側を流動する流体との熱交換効率を向上させ、スパイラルパイプの谷部に螺旋軌跡に沿ってグルーブ(groove)を形成して流体の流動方向性を向上させてアウタパイプの端ジョイント部とインナパイプとの間の空間を拡張させて流体の圧力降下による流出入時の流動騒音を低減させ、谷部に抵抗部材を突出させて第2流体の残留時間を増加させることで、熱交換効率をさらに向上させることができる熱交換用二重管に関する。
一般に二重管は、内部パイプと、外周面上から離隔するように覆いながら内部パイプとの間に流路を形成するようにする外部パイプを含んで構成されており、このような構造の二重管は、内部パイプ内に流れる第1流体と、内部パイプと外部パイプの間の流路を流れる第2流体との間で熱交換を行うことができる。
これにより、二重管は、自動車用空調機において蒸発器出口の低温低圧の冷媒と凝縮器出口の高温高圧の冷媒が相互熱交換することで、蒸発器に流入する冷媒の過冷度を増加させて空気調和装置の冷房性能を向上させるリキッド過冷システムに適用されており、このようなリキッド過冷システムは、冷媒が圧縮機→凝縮器→膨張弁→蒸発器→圧縮機に循環しながら流れ、蒸発器出口の冷媒と凝縮器出口(蒸発器入口)の冷媒を相互熱交換させるために二重管が適用される。
このような二重管の技術の例として、特許文献1の二重管の連接構造が開示されている。
大韓民国特許出願公開第10-2012-0007799号
従来の熱交換用二重管は、第2流体が流れる際に伝熱面積が限られて熱交換効率が低下する問題点があった。これを防止するために、内部パイプをスパイラル状に形成して伝熱面積を増加させて熱効率が向上できるようにしたが、熱効率の向上に限界がある問題点があった。
よって、この問題点を改善する必要性が要求される。
本発明は、上記のような問題点を改善するために案出されたものであって、アウタパイプにスパイラルパイプを軸挿入してスパイラル状を介してアウタパイプ内側に流れる流体の残留時間を増加させることで、熱交換効率を向上させようとする熱交換用二重管を提供することにその目的がある。
そして、本発明は、スパイラルパイプ周面に螺旋状の谷部に沿って1つ以上のグルーブを形成して流体の流動方向性を向上させることで、流体がより安定的に流動して熱交換効率をさらに向上させようとする熱交換用二重管を提供することにその目的がある。
同時に、本発明は、アウタパイプ両側端部のジョイント部位の直径を増加させることで、インナパイプとの空間を拡張させて流出入時の流体の圧力を低減させることで、流体流動騒音を低減させようとする熱交換用二重管を提供することにその目的がある。
さらに、本発明は、谷部に抵抗部材を突出させて第2流体の残留時間を増加させることで、熱交換効率をさらに向上させようとする熱交換用二重管を提供することにその目的がある。
特に、本発明は、抵抗部材を介して隣接した山部の屈曲変形を防止することで、スパイラルパイプの耐久性を向上させようとする熱交換用二重管を提供することにその目的がある。
本発明に係る熱交換用二重管は、周面に螺旋軌跡に沿って山部と谷部を順に形成し、第1流体を内部に流動案内するスパイラルパイプと、前記スパイラルパイプを軸挿入し、前記第1流体と熱交換する第2流体が前記スパイラルパイプの周面に軸方向に沿って流動するように案内するアウタパイプと、前記スパイラルパイプの周面と前記谷部に沿って流動する第2流体の残留時間を増加させ、隣接した前記山部を支持するために前記スパイラルパイプまたは前記谷部に突出形成される抵抗部材と、を含む。
前記スパイラルパイプの両側に連結されて前記第1流体の流れを許容するインナパイプと、前記スパイラルパイプと前記インナパイプの連結部位それぞれに配置されるように、前記アウタパイプの両側に拡径するように形成され、対応する前記インナパイプに密封処理され、前記第2流体の流出入のためにポートをそれぞれ備える拡管ジョイント部と、をさらに含む。
前記谷部は、前記第2流体の流れ方向性を向上させながら前記第2流体と前記スパイラルパイプとの接触面積を増加させるために前記谷部の螺旋軌跡に沿って1つまたは複数個のグルーブ(groove)を形成することができる。
前記拡管ジョイント部は、拡管部の屈曲した周面に平面を加工形成することで、内側に空間拡張部を形成することができ、前記ポートの溶接性を向上させるために平面加工部を形成することができる。
以上説明したように、本発明に係る熱交換用二重管は、従来の技術と異なってアウタパイプにスパイラルパイプを軸挿入してアウタパイプとスパイラルパイプとの間に流動する流体の残留時間を増加させることで、スパイラルパイプ内側を流動する流体との熱交換効率を向上させることができる。
そして、本発明は、スパイラルパイプ周面に螺旋状の谷部に沿って1つ以上のグルーブを形成して流体の流動方向性を向上させることで、流体がより安定的に流動して熱交換効率をさらに向上させることができる。
同時に、本発明は、アウタパイプ同士を連結する拡管ジョイント部の直径を増加させ、インナパイプとの空間を拡張させて流出入時の流体の圧力を低減させることで、流体流動騒音を低減することができる。
特に、本発明は、抵抗部材を介して隣接した山部の屈曲変形を防止することで、スパイラルパイプの耐久性を向上させることができる。
本発明の一実施形態に係る熱交換用二重管の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る熱交換用二重管の分解斜視図である。 図1のA-A線の端面図である。 図3の要部拡大図である。 図1のB-B線の端面図である。 本発明の一実施形態に係る平面加工部の平面図である。 本発明の一実施形態に係る熱交換用二重管の屈曲状態を示す平断面図である。
以下に、添付図面を参照して本発明に係る熱交換用二重管の実施形態を説明する。この過程において、図面に示す線の厚さや構成要素の大きさなどは説明の明瞭性と便宜上に誇張するように図示し得る。また、後述する用語は、本発明での機能を考慮して定義された用語であって、これは、使用者、運用者の意図または慣例により変化し得る。したがって、これらの用語についての定義は、本明細書全般に亘った内容に基づいて定義されるべきである。
図1は、本発明の一実施形態に係る熱交換用二重管の斜視図であり、図2は、本発明の一実施形態に係る熱交換用二重管の分解斜視図である。
図3は、図1のA-A線の端面図であり、図4は、図3の要部拡大図であり、図5は、図1のB-B線の端面図である。
図6は、本発明の一実施形態に係る平面加工部の平面図であり、図7は、本発明の一実施形態に係る熱交換用二重管の屈曲状態を示す平断面図である。
図1ないし図7に示すように、本発明の一実施形態に係る熱交換用二重管100は、インナパイプ(inner pipe)112、114、スパイラルパイプ(spiral pipe)120、拡管ジョイント部132、134及びアウタパイプ(outer pipe)140を含む。
本発明に係る熱交換用二重管100は、車両用空気調和装置の蒸発器出口の冷媒(第1流体)と凝縮器出口の冷媒(第2流体)を相互熱交換することで、圧縮機に流入する第1流体の温度を上昇させて圧縮機の負荷を低減し、膨張弁に流入する第2流体の温度を低減して気化効率を向上させる役割をする。
特に、アウタパイプ140は、管状に形成され、内部に凝縮器出口の高温高圧の第2流体が流動する。
インナパイプ112、114は、管状に形成され、内部に蒸発器出口の低温低圧の第1流体が流動し、アウタパイプ140に挿入される。
これにより、インナパイプ112、114とアウタパイプ140との間の空間には、凝縮器出口の高温高圧の第2流体が流動する。
すなわち、本発明に係る熱交換用二重管100は、インナパイプ112、114を介して蒸発器出口の低温低圧の第1流体と凝縮器出口の高温高圧の第2流体が互いに熱交換する。
また、スパイラルパイプ120は、インナパイプ112、114と連結され、周面に螺旋軌跡に沿って山部122と谷部124を順に形成する。
同時に、スパイラルパイプ120は、両側にインナパイプ112、114と連結される。すなわち、第1インナパイプ112は、スパイラルパイプ120の一側に連結され、第2インナパイプ114はスパイラルパイプ120の他側に連結される。勿論、スパイラルパイプ120は、第1インナパイプ112の一部または第2インナパイプ114の一部に形成され得る。これにより、第1流体は、第1インナパイプ112、スパイラルパイプ120及び第2インナパイプ114に沿って内部を流動することになる。
特に、スパイラルパイプ120は、山部122と谷部124が順に形成されることになる。そして、第2流体がスパイラルパイプ120の周面と谷部124に沿って移動することで、アウタパイプ140とスパイラルパイプ120との間の空間に残留する時間が増加して第1流体との熱交換効率が向上する。
この場合、スパイラルパイプ120の山部122は、アウタパイプ140の内側面に連続に接することができる。これによって、第2流体は、スパイラルパイプ120の谷部124に沿って流動が許容され得る。
ここで、第2流体が流動方向性を有して安定的に流動するように、山部122がアウタパイプ140の内側面に沿って連続に接するものとする。
そして、拡管ジョイント部132、134は、インナパイプ112、114とスパイラルパイプ120の連結部位にそれぞれ配置され、対応するインナパイプ112、114の周面と密封処理され、第2流体の流出入のためにポート133、135をそれぞれ備える。
すなわち、第1拡管ジョイント部132は、第1インナパイプ112とスパイラルパイプ120の連結部位をカバーリングし、第2拡管ジョイント部134は、第2インナパイプ114とスパイラルパイプ120の連結部位をカバーリングする。
この場合、第1拡管ジョイント部132は、第1インナパイプ112の円柱方向の周面に沿って溶接などにより密封処理される。同時に、第2拡管ジョイント部134は、第2インナパイプ114の円柱方向の周面に沿って溶接などにより密封処理される。
そして、第1拡管ジョイント部132と第2拡管ジョイント部134はアウタパイプ140に連結される。この場合、アウタパイプ140は、軸方向に沿って一側に第1拡管ジョイント部132を一体に形成し、他側に第2拡管ジョイント部134を一体に形成することができる。
勿論、第1拡管ジョイント部132と第2拡管ジョイント部134がアウタパイプ140に溶接などにより連結され得る。
これにより、アウタパイプ140がスパイラルパイプ120全体を覆うように配置される。
また、第1拡管ジョイント部132は、凝縮器出口の高温高圧の第2流体を受け入れるために第1ポート133を形成し、第2拡管ジョイント部134は、膨張弁側に熱交換した第2流体を吐出するために第2ポート135を形成する。
よって、第1ポート133を介して流入した第2流体は、アウタパイプ140とスパイラルパイプ120との間の空間で谷部124に沿って移動した後、第2ポート135を介して排出される。
この場合、第2流体は、第1インナパイプ112、スパイラルパイプ120及び第2インナパイプ114に沿って流動する第1流体と熱交換することになる。すなわち、第1流体は第2流体と熱交換して加温され、第2流体は第1流体と熱交換して減温される。
したがって、インナパイプ112、114、スパイラルパイプ120及びアウタパイプ140は熱伝達率の優れた材質で製作され得る。
一方、第1拡管ジョイント部132と第2拡管ジョイント部134は、互換性のために同一形状に形成される。そこで、第1拡管ジョイント部132と第2拡管ジョイント部134は、拡管部137、パッキングメンバ138及びコネクティングメンバ139を含む。
拡管部137は、第2流体の流動ノイズ低減のためにアウタパイプ140の直径よりも大きく形成される。この場合、拡管部137は、第1インナパイプ112とスパイラルパイプ120の連結部位を覆い、第2インナパイプ114とスパイラルパイプ120の連結部位を覆うように配置される。勿論、拡管部137は、スパイラルパイプ120の軸方向に沿って一側と他側にそれぞれ配置され得る。
同時に、拡管部137は、アウタパイプ140よりも拡径するように形成される。
すなわち、拡管部137とスパイラルパイプ120との空間を拡張することで、拡管部137の第1ポート133を介して第2流体が流入する際に第2流体の移送圧力と速度が低減し、流動騒音を低減することができる。
そして、拡管部137とスパイラルパイプ120の空間が拡張することで、拡管部137の第2ポート135を介して第2流体が排出される直前に、第2流体の臨時貯蔵量が増加し、安定した排出量を確保することができる。
また、パッキングメンバ138は、拡管部137の一側から傾斜するように延長されて対応する第1インナパイプ112及び第2インナパイプ114の周面に連結されてパッキン処理される。特に、パッキングメンバ138が拡管部137で徐徐に下向き傾斜するように形成されることで、第2流体の流動抵抗が減少し、流動騒音を低減することができる。
同時に、コネクティングメンバ139は、拡管部137の他側から傾斜するように延長されてアウタパイプ140に連結される。この場合、コネクティングメンバ139は、縁に対応するアウタパイプ140の縁に溶接などにより密封される。そして、コネクティングメンバ139が拡管部137で徐徐に下向き傾斜するように形成されることで、第2流体の流動抵抗が減少し、流動騒音を低減することができる。
一方、第2流体は、谷部124に沿って安定的に方向性を有して流動することになるが、さらに安定的に流動するように、谷部124は、谷部124の螺旋軌跡に沿って1つ以上のグルーブ(groove)126を形成することができる。
特に、グルーブ126は、第2流体の流れ方向性を向上させ、第2流体とスパイラルパイプ120との接触面積を増加させるために、互いに並ぶ複数個からなっている。
この場合に、グルーブ126の形状、個数及び高さは限定されない。
そして、拡管ジョイント部132、134は、屈曲した周面のうちの第1ポート133を形成する部位及び第2ポート135を形成する部位に、平面加工処理されて平面加工部150を形成することができる。
平面加工部150は、第1ポート133と第2ポート135の周りに沿って拡管ジョイント部132、134の周面に平面加工処理されることで、第1ポート133と第2ポート135を拡管ジョイント部132、134にそれぞれ容易に熔接することができる。
すなわち、第1ポート133と第2ポート135は、対応する拡管ジョイント部132、134に一部挿入された後に、平面加工部150により溶接治具(図示せず)を2次元上に移動させながら溶接可能であるため、溶接し易く、且つ溶接不良を防止することができる。
平面加工部150により、拡管部137には、内側に空間拡張部152が自然に形成される。勿論、空間拡張部152は、拡管ジョイント部132、134それぞれの内側面に別途成形処理され得る。
空間拡張部152により、第2流体の流動抵抗がさらに減少することで、流動騒音をさらに低減することができる。勿論、平面加工部150は多様な治具で加工処理することができる。
また、スパイラルパイプ120は、谷部124間のピッチまたは山部122間のピッチの増減を介して熱交換性能を調節することができる。
特に、谷部124は、グルーブ126をさらに備えることで、山部122とアウタパイプ140との間の間隔が狭くなるか、またはアウタパイプ140の円柱方向に山部122の幅が増加することで、流動騒音が低減され得る。
一方、山部122とアウタパイプ140との間の間隔、山部122の幅は、値が大きくなるほど騒音低減に有利となる。山部122とアウタパイプ140との間の間隔による山部122の幅が大きいということは、谷部124から高温高圧状態の第2流体の流路の圧力損失が大きくなったり、第2流体の再膨張を有したりする要因となるため、第2流体流路の断面積と山部122での間隔に対する幅の適正な比率が必要となる。
そして、谷部124には、抵抗部材160が突出形成され得る。抵抗部材160は、隣接した山122と山122との間に沿って突出する形状であって、形状及び個数は限定されない。
抵抗部材160は、谷部124に沿って流動する第2流体の残留時間を増加させ、隣接した山部122を支持する役割をする。
勿論、抵抗部材160間の間隔は限定されない。
この場合、スパイラルパイプ120は、螺旋軌跡に沿って谷部124とグルーブ126を非連続に成形することで、抵抗部材160が自然に形成される。特に、抵抗部材160は、山部122よりも所定低く形成されて第2流体の流動を許容しなければならない。
これにより、抵抗部材160は、上側が一部面取り成形され得る。勿論、抵抗部材160は多様な形状に変形可能である。
一方、熱交換用二重管100は、スパイラルパイプ120を軸挿入したアウタパイプ(outer pipe)140を曲げると、熱交換用二重管100が膨らんで屈曲した部分に相当する外側全体には、スパイラルパイプ120の山部122全体がアウタパイプ140と接することになる。
同時に、熱交換用二重管100が凹んで屈曲した部分には、屈曲した部分のスパイラルパイプ120の山部122全体がアウタパイプ140と接し、これに延長する直線部分のスパイラルパイプ120の山部122全体がアウタパイプ140と接しなくなる。
本発明は、図面に示す実施形態を参照にして説明したが、これは例示的なものに過ぎず、当該技術が属する分野で通常の知識を有する者であれば、これにより多様な変形及び均等な他の実施形態が可能であることを理解することができる。したがって、本発明の真正な技術的保護範囲は、次の特許請求の範囲によって定義される。
100:熱交換用二重管
120:スパイラルパイプ
122:山部
124:谷部
140:アウタパイプ
160:抵抗部材

Claims (4)

  1. 周面に螺旋軌跡に沿って山部と谷部を順に形成し、第1流体を内部に流動案内するスパイラルパイプと、
    前記スパイラルパイプを軸挿入し、前記第1流体と熱交換する第2流体が前記スパイラルパイプの周面に軸方向に沿って流動するように案内するアウタパイプと、
    前記スパイラルパイプの周面と前記谷部に沿って流動する第2流体の残留時間を増加させ、隣接した前記山部を支持するために、前記スパイラルパイプまたは前記谷部に突出形成される抵抗部材と、を含むことを特徴とする熱交換用二重管。
  2. 前記スパイラルパイプの両側に連結されて前記第1流体の流れを許容するインナパイプと、
    前記スパイラルパイプと前記インナパイプの連結部位それぞれに配置されるように前記アウタパイプの両側に拡径するように形成され、対応する前記インナパイプに密封処理され、前記第2流体の流出入のためにポートをそれぞれ備える拡管ジョイント部と、を含むことを特徴とする、請求項1に記載の熱交換用二重管。
  3. 前記谷部は、前記第2流体の流れ方向性を向上させながら前記第2流体と前記スパイラルパイプとの接触面積を増加させるために前記谷部の螺旋軌跡に沿って1つまたは複数個のグルーブ(groove)を形成することを特徴とする、請求項1または2に記載の熱交換用二重管。
  4. 前記拡管ジョイント部は、拡管部の屈曲した周面に平面を加工形成することで、内側に空間拡張部を形成し、前記ポートの溶接性を向上させるために平面加工部を形成することを特徴とする、請求項2に記載の熱交換用二重管。
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