JP2022006886A - ナット割り工具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ナット割り工具1は、本体2とヘッド部3と給電部5とを備え、ヘッド部3は、ホルダ部11と、腕部12と、軸線P1に沿って六角ナットを挟む位置に向かい合って配される第1楔部15および第2楔部16とを有し、第1楔部15はホルダ部11に固定されており、第2楔部16は腕部12に形成された貫通穴に挿通した状態でピストンの押動力によって押動する構成であり、ホルダ部11は、六角ナットの頂部のうちのいずれか一箇所を当接させて位置決めする第1突起部17と、第1突起部17から第1楔部15に近づくように形成された第1逃げ部21と、第1突起部17から第2楔部16に近づくように形成された第2逃げ部22とが形成されている構成である。
【選択図】図1
Description
図1~図4は、第1の実施形態に係るナット割り工具1の例を示す概略の外観図である。ナット割り工具1は、往復動するピストン27が収容されたストレート形状の本体2と、本体2の先端側に連結されたヘッド部3(第1ヘッド部3a)と、本体2の後端側に連結された給電部5とを備える。そして、ピストン27を押動する油圧ポンプ28と、油圧ポンプ28を駆動するモータ29とが本体2に内蔵されており、給電部5に配されたバッテリ8からモータ29に直流給電し、油圧ポンプ28からの流体の圧力によってピストン27を押動する構成である。ここで、第1ヘッド部3aは、本体2の先端側に配された第1接続部6に、ピン6aによって着脱可能に連結固定されている。また、給電部5は、本体2の後端側に一体構造で配されている第2接続部7に、バッテリ8がバッテリパックの状態で、スライド嵌合など既知の取付構造にて着脱可能に連結固定されている。
図5~図8は、第2の実施形態に係るナット割り工具1の例を示す概略の外観図である。第2の実施形態では、第1の実施形態と相違する点を中心に説明する。
一例として、本体2は、共通にすることができる。そして、ヘッド部3は、第1ヘッド部3aと第2ヘッド部3bとを有し、本体2の先端側に着脱可能な構成であり、第1ヘッド部3aは、軸線P1を基準にした第1突起部17の反対側にカバー部25を有し、カバー部25は、第2楔部16に連結しているとともに第2楔部16の押動によって第1ヘッド部3aの先端側にスライド可能な構成であり、かつ、第2ヘッド部3bにおける第2ホルダ部11bは、軸線P1に対して第1突起部17と対称の位置に第1突起部17と同一形状の第2突起部18が形成されているとともに、第2ホルダ部11bの底面は、軸線P1に対して第2腕部12bにおける平面側に傾斜している構成である。この構成によれば、六角ナット54のサイズや配置に応じて、現場で、第1ヘッド部3aまたは第2ヘッド部3bを本体2に付け替えて作業することができるので、全体としてコストダウンを図ることができる。上記構成に加えて、複数サイズの六角ナット54にそれぞれ対応した複数サイズの第1ヘッド部3aにする場合があり、また、複数サイズの六角ナット54にそれぞれ対応した複数サイズの第2ヘッド部3bにする場合がある。
2 本体
3 ヘッド部、3a 第1ヘッド部、3b 第2ヘッド部
5 給電部
6 第1接続部
7 第2接続部
8 バッテリ
9a 起動スイッチ、9b 解除スイッチ
11 ホルダ部、11a 第1ホルダ部、11b 第2ホルダ部
12 腕部、12a第1腕部、12b 第2腕部、12c 貫通穴
15 第1楔部
16 第2楔部
17 第1突起部
18 第2突起部
21 第1逃げ部
22 第2逃げ部
23 第3逃げ部
24 第4逃げ部
25 カバー部
26 連結軸
27 ピストン
28 油圧ポンプ
29 モータ
51 ガードレール、51a ビーム
53 ボルト
54 六角ナット
P1 軸線
S1 収容空間
Claims (7)
- ピストンが内蔵された本体と、前記本体の先端側に連結されたヘッド部と、前記本体の後端側に連結された給電部とを備え、
前記ヘッド部は、固着した六角ナットを収容する収容空間を有するホルダ部と、前記ホルダ部と前記本体とを連結する腕部と、前記ピストンが作動する軸線に沿って前記六角ナットを挟む位置に向かい合って配される第1楔部および第2楔部とを有し、前記第1楔部は前記ホルダ部に固定されており、前記第2楔部は前記腕部に形成された貫通穴に挿通した状態で前記ピストンの押動力によって押動する構成であり、
前記ホルダ部は、前記六角ナットの頂部のうちのいずれか一箇所を当接させて位置決めする第1突起部と、前記第1突起部から前記第1楔部に近づくように形成された第1逃げ部と、前記第1突起部から前記第2楔部に近づくように形成された第2逃げ部とが形成されていること
を特徴とするナット割り工具。 - 前記第1逃げ部は、前記軸線を基準にして、前記第2逃げ部よりも離れた位置まで拡大していること
を特徴とする請求項1記載のナット割り工具。 - 前記ヘッド部は、前記軸線を基準にした前記第1突起部の反対側にカバー部を有し、
前記カバー部は、前記第2楔部に連結しているとともに前記第2楔部の押動によって前記ヘッド部の先端側にスライド可能な構成であること
を特徴とする請求項1または2記載のナット割り工具。 - 前記ホルダ部は、前記軸線に対して前記第1突起部と対称の位置に前記第1突起部と同一形状の第2突起部が形成されているとともに、前記ホルダ部の底面は、前記軸線に対して前記腕部における平面側に傾斜している構成であること
を特徴とする請求項1または2記載のナット割り工具。 - 前記ヘッド部は、第1ヘッド部と第2ヘッド部とを有し、前記本体の先端側に着脱可能な構成であり、
前記第1ヘッド部は、前記軸線を基準にした前記第1突起部の反対側にカバー部を有し、
前記カバー部は、前記第2楔部に連結しているとともに前記第2楔部の押動によって前記第1ヘッド部の先端側にスライド可能な構成であり、かつ、
前記第2ヘッド部における前記ホルダ部は、前記軸線に対して前記第1突起部と対称の位置に前記第1突起部と同一形状の第2突起部が形成されているとともに、前記ホルダ部の底面は、前記軸線に対して前記腕部における平面側に傾斜している構成であること
を特徴とする請求項1または2記載のナット割り工具。 - 前記六角ナットは、ガードレールにおけるビームを連結固定したことで前記ガードレールの接地面に対して傾斜して配設された状態で固着したものであって、
前記ホルダ部における前記第1突起部が形成された箇所の厚みは、前記六角ナットの厚みよりも大きくなっていること
を特徴とする請求項1~5のいずれか一項記載のナット割り工具。 - 前記ピストンを押動する油圧ポンプと前記油圧ポンプを駆動するモータとが前記本体に内蔵されており、
前記給電部に配されたバッテリから前記モータに直流給電し前記油圧ポンプによって前記ピストンを押動する構成であること
を特徴とする請求項1~6のいずれか一項記載のナット割り工具。
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2020
- 2020-06-25 JP JP2020109442A patent/JP7104102B2/ja active Active
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