JP2022006416A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つのパネル間に発生する位置ずれを抑えることができる表示装置を提供する。【解決手段】表示装置は、表示器10に固定される第1パネル20と、車体部材40に固定される第2パネルとを備える。第1パネル20の第1重ね合わせ壁21,22,24と、第2パネル30の第2重ね合わせ壁33,31,32とは、互いに密接して重なり合う。第1案内部21a,22a,24a,24b及び第2案内部31a,32a,33aは、第1パネル20及び第2パネル20を相対的に案内する。第1組み付け部21b,22b,24c及び第2組み付け部31b,32b,33bは、第1パネル20及び第2パネル30を互いに組み付ける。【選択図】図7

Description

本開示は、表示装置に関するものである。
表示装置は、取付対象物に固定される。表示装置を取付対象物に固定する構造として、表示部が2つのパネルを介して取付対象物に固定されるものがある。このような固定構造においては、表示器に固定される第1のパネルと、取付対象物に固定される第2のパネルとが設けられる。2つのパネルは、互いに組み付けられる。
ところで、特許文献1には、カメラユニットが開示されている。このカメラユニットは、カメラ本体が2つのブラケットを介して取付対象物となるフロントガラスに固定されるものである。2つのブラケットは、互いに組み付けられる。
特開2018-12406号公報
上記表示装置には、2つのパネル間に位置ずれが発生するという課題がある。また、特許文献1に開示されたカメラユニットにおいては、2つのブラケットを組み付ける際に、嵌合構造が用いられている。この嵌合構造は、2つのブラケットを互いに嵌合させる構造である。そして、当該嵌合構造は、2つのブラケットを互いに重ね合わせた重ね合わせ面から離れた位置に設けられている。
そこで、上記課題を解決するために、表示装置に特許文献1に開示された嵌合構造を適用することが考えられる。しかしながら、特許文献1に開示された嵌合構造は、2つのブラケットを互いに重ね合わせた重ね合わせ面から離れた位置に設けられるものであり、このような嵌合構造を表示装置に適用しても、2つのパネル間に位置ずれが発生するおそれがある。このため、表示装置に特許文献1に開示された嵌合構造を適用しても、上記課題は解決されない。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、2つのパネル間に発生する位置ずれを抑えることができる表示装置を提供することを目的とする。
本開示に係る表示装置は、表示器が固定され、第1重ね合わせ壁を有する第1パネルと、第1重ね合わせ壁と互いに密接して重なり合う第2重ね合わせ壁を有し、取付対象物に固定される第2パネルと、第1重ね合わせ壁に設けられる第1案内部と、第2重ね合わせ壁に設けられ、第1案内部に挿入されることにより、重なり合う第1パネル及び第2パネルを、第1案内部と協働して、重ね合わせ方向と直交するスライド方向に相対的に案内する第2案内部と、第1重ね合わせ壁に設けられる第1組み付け部と、第2重ね合わせ壁に設けられ、第1組み付け部と嵌合することにより、第1案内部及び第2案内部によってスライド方向に相対的に案内された第1パネル及び第2パネルを、互いに組み付ける第2組み付け部とを備えるものである。
本開示によれば、2つのパネル間に発生する位置ずれを抑えることができる。
実施の形態1に係る表示装置の構成を示す正面右側から見た外観斜視図である。 実施の形態1に係る表示装置の構成を示す背面左側から見た外観斜視図である。 実施の形態1に係る表示装置の構成を示す背面左側から見た分解斜視図である。 実施の形態1に係る表示装置の構成を示す車体部材側から見た組み付け直前の斜視図である。 第1パネルと第2パネルとの組み付け状態を示す正面下側から見た斜視図である。 図6Aは図5の要部拡大図である。図6Bは第1パネルの上壁部と第2パネルの上壁部とが嵌合する様子を示す図である。 第1パネルと第2パネルとの分解状態を示す背面上側から見た斜視図である。 第1パネルの構成を示す左側面図である。 図9Aは第1パネルの側壁部と第2パネルの側壁部とが嵌合する様子を示す図である。図9Bは第1パネルの側壁部と第2パネルの側壁部との嵌合状態を示す図である。図9Cは図9BのIX-IX矢視断面図である。 図10Aは第1パネルの底部と第2パネルの張り出し部とが嵌合する様子を示す図である。図10Bは第1パネルの底部と第2パネルの張り出し部との嵌合状態を示す図である。
以下、本開示の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
実施の形態1に係る表示装置について、図1から図10を用いて説明する。
先ず、実施の形態1に係る表示装置の全体構成について、図1から図4を用いて説明する。図1は、実施の形態1に係る表示装置の構成を示す正面右側から見た外観斜視図である。図2は、実施の形態1に係る表示装置の構成を示す背面左側から見た外観斜視図である。図3は、実施の形態1に係る表示装置の構成を示す背面左側から見た分解斜視図である。図4は、実施の形態1に係る表示装置の構成を示す車体部材40側から見た組み付け直前の斜視図である。
図1及び図2に示した実施の形態1に係る表示装置は、例えば、車載用の表示装置である。表示装置は、車室内に配置され、車体を構成する車体部材40に固定されている。表示装置は、表示器10、第1パネル20、及び、第2パネル30を備えている。即ち、車体部材40は、表示器10の取付対象物である。
表示器10は、第1パネル20に固定されている。第1パネル20は、車体部材40に固定されている。第2パネル30は、車体部材40に固定されている。そして、第1パネル20と第2パネル30とは、互いに組み付けられている。即ち、表示器10は、第1パネル20及び第2パネル30を介して、車体部材40に固定されている。第1パネル20、第2パネル30、及び、車体部材40は、例えば、樹脂材料で形成されている。
図1に示すように、表示器10は、車室の内側を向いている。この表示器10は、ホルダ(図示省略)を介して、第1パネル20の前面に固定されている。表示器10は、例えば、液晶パネルである。
なお、表示装置においては、表示器10が配置される側、即ち、第1パネル20が配置される側を、前方側とし、表示器10が配置される側の反対側、即ち、第2パネル30が配置される側を、後方側とする。
第1パネル20は、表示器10を固定している。この第1パネル20は、表示装置の正面から見て、矩形をなしている。第1パネル20は、外周を形成する4辺のうち、1辺が車体部材40に固定される。
具体的には、第1パネル20は、前面が開口した箱型をなしている。この第1パネル20は、底部21、上壁部22、下壁部23、左右の側壁部24を有している。上壁部22は、底部21の上辺に設けられている。下壁部23は、底部21の下辺に設けられている。また、下壁部23は、車体部材40に固定されている。左右の側壁部24は、底部21左右両側辺にそれぞれ設けられている。
また、第1パネル20は、複数の固定部20a,20bを有している。固定部20aは、底部21から後方側に向けて延びるように設けられている。固定部20bは、下壁部23に設けられている。固定部20a,20bの先端は、車体部材40に固定されている。
更に、第1パネル20は、複数のコネクタ20cを有している。このコネクタ20cは、表示器10を制御するための制御基板(図示省略)に対して、電気的に接続されている。
第2パネル30は、車体部材40に固定されている。この第2パネル30は、表示装置の正面から見て、車体部材40と対向する部分が開口するような、門形をなしている。第2パネル30の前面は、外周が3辺で形成されており、車体部材40と対向する部分の辺を有していない。また、第2パネル30は、第1パネル20の底部21、上壁部22、及び、側壁部24を、その外側から覆うように配置されている。
具体的には、第2パネル30は、上壁部31、左右の側壁部32、及び、張り出し部33を有している。
上壁部31は、第2パネル30の上部に設けられている。この上壁部31における後半部分は、後方側に向かうに従って、下方に向けて徐々に傾斜している。上壁部31は、第1パネル20の底部21及び上壁部22をその上方から覆うように配置されている。
側壁部32は、第2パネル30の両側部にそれぞれ設けられている。この側壁部32における後半部分は、後方側に向かうに従って、内側に向けて徐々に傾斜している。側壁部32は、第1パネル20の側壁部24をその外側から覆うように配置されている。
張り出し部33は、上壁部31の後端及び側壁部32の後端を含むように、上壁部31よりも後方側、及び、側壁部32よりも側方に張り出している。この張り出し部33は、車体部材40に固定されるものであり、その後方への張り出し形状は、車体部材40の外形と合致するような形状を有している。
また、第2パネル30は、複数の固定部30aを有している。固定部30aは、張り出し部33に設けられている。この固定部30aは、張り出し部33から後方側に向けて延びるように形成されている。固定部30aの先端は、車体部材40に固定されている。
ここで、例えば、第1パネル20は、4つの第1重ね合わせ壁を有し、第2パネル30は、4つの第2重ね合わせ壁を有している。4つの第1重ね合わせ壁と4つの第2重ね合わせ壁とは、それぞれ1つずつ対応している。第1重ね合わせ壁と第2重ね合わせ壁とは、第1パネル20と第2パネル30とが互いに組み付けられたときに、互いに密接して重なり合うものである。なお、第1重ね合わせ壁及び第2重ね合わせ壁の数量は、4つに限定されるものではない。
表示装置は、第1案内部、第2案内部、第1組み付け部、及び、第2組み付け部を備えている。このため、表示装置は、第1パネル20と第2パネル30とを互いに組み付け可能としている。
第1案内部は、第1重ね合わせ壁に設けられている。第2案内部は、第2重ね合わせ壁に設けられ、第1案内部に挿入されることにより、重なり合う第1パネル20及び第2パネル30を、第1案内部と協働して、重ね合わせ方向D1と直交するスライド方向D2に相対的に案内する。なお、直交とは、略直交を含むものである。
第1組み付け部は、第1重ね合わせ壁に設けられている。第2組み付け部は、第2重ね合わせ壁に設けられ、第1組み付け部と嵌合することにより、第1案内部及び第2案内部によってスライド方向D2に相対的に案内された第1パネル20及び第2パネル30を、互いに組み付ける。
次に、第1パネル20と第2パネル30との組み付けについて、図5から図10を用いて説明する。
図5は、第1パネル20と第2パネル30との組み付け状態を示す正面下側から見た斜視図である。図6Aは、図5の要部拡大図である。図6Bは、第1パネル20の上壁部22と第2パネル30の上壁部31とが嵌合する様子を示す図である。図7は、第1パネル20と第2パネル30との分解状態を示す背面上側から見た斜視図である。
図5から図7に示すように、第2パネル30の上壁部31は、第1パネル20の上壁部22をその上方から覆っている。このとき、上壁部22の上面と上壁部31の下面とは、互いに密接して重なり合っている。上壁部22は、1つ目の第1重ね合わせ壁を構成し、上壁部31は、1つ目の第2重ね合わせ壁を構成する。
第1パネル20は、複数の案内孔22a及び引っ掛け孔22bを有している。案内孔22a及び引っ掛け孔22bは、上壁部22の上面に設けられている。案内孔22aは、第1案内部を構成し、引っ掛け孔22bは、第1組み付け部を構成する。
第2パネル30は、複数の案内突起31a及び引っ掛け爪31bを有している。案内突起31a及び引っ掛け爪31bは、上壁部31の下面に設けられており、当該下面から下方に向けて突出している。案内突起31aは、第2案内部を構成し、案内孔22a内に挿入可能となっている。引っ掛け爪31bは、第2組み付け部を構成し、引っ掛け孔22dに引っ掛け可能となっている。
従って、第2パネル30が第1パネル20に対して重ね合わせ方向D1に移動すると、案内孔22aと案内突起31aとは、対向する。そして、第2パネル30が第1パネル20に対してスライド方向D2に移動すると、案内突起31aは、案内孔22a内に挿入される。
また、第2パネル30が第1パネル20に対してスライド方向D2に移動すると、引っ掛け爪31bは、案内孔22aと案内突起31aとの案内作用によって、スライド方向D2に移動する。そして、引っ掛け孔22bと引っ掛け爪31bとは、弾性変形を伴って、互いに引っ掛かり嵌合する。このとき、引っ掛け孔22b及び引っ掛け爪31bは、互いに引っ掛け形状となるため、抜け防止を図ることができる。
なお、第1パネル20は、案内孔22aを有し、第2パネル30は、案内突起31aを有しているが、第1パネル20が案内突起31aを有し、第2パネル30が案内孔22aを有しても良い。また、第1パネル20は、引っ掛け孔22bを有し、第2パネル30は、引っ掛け爪31bを有しているが、第1パネル20が引っ掛け爪31bを有し、第2パネル30が引っ掛け孔22bを有しても良い。
図8は、第1パネル20の構成を示す左側面図である。図9Aは、第1パネル20の側壁部24と第2パネル30の側壁部32とが嵌合する様子を示す図である。図9Bは、第1パネル20の側壁部24と第2パネル30の側壁部32との嵌合状態を示す図である。図9Cは、図9BのIX-IX矢視断面図である。
図3、図4、図7に示すように、第2パネル30の側壁部32は、第1パネル20の側壁部24をその側方から覆っている。このとき、側壁部24の外面と側壁部32の内面とは、互いに密接して重なり合っている。左右の側壁部24は、2つ目及び3つ目の第1重ね合わせ壁を構成し、左右の側壁部32は、2つ目及び3つ目の第2重ね合わせ壁を構成する。
図7及び図8に示すように、第1パネル20は、複数の案内溝24a、案内レール24b、及び、引っ掛け部24cを有している。案内溝24a、案内レール24b、及び、引っ掛け部24cは、側壁部24の外面に設けられている。案内溝24a及び案内レール24bは、第1案内部を構成し、引っ掛け部24cは、第1組み付け部を構成する。
案内溝24aと案内レール24bとは、互いに直交するように接続されている。案内溝24aが延びる方向、即ち、案内溝24aの長さ方向は、第1パネル20の第2パネル30への重ね合わせ方向D1と同じである。また、案内レール24bが延びる方向、即ち、案内レール24bの長さ方向は、第2パネル30の第1パネル20に対するスライド方向D2と同じである。
図7及び図9に示すように、第2パネル30は、複数の案内片32a及び引っ掛け部32bを有している。案内片32a及び引っ掛け部32bは、側壁部32の内面に設けられている。この案内片32aは、案内溝24a内を重ね合わせ方向D1に移動可能であり、案内レール24b上をスライド方向D2に移動可能である。案内片32aは、第2案内部を構成し、引っ掛け部32bは、第2組み付け部を構成する。
従って、第2パネル30を第1パネル20に対して重ね合わせる場合、案内片32aは、案内溝24a内に差し込まれて、当該案内溝24a内を重ね合わせ方向D1に移動する。このように、案内片32aが案内溝24a内を重ね合わせ方向D1に移動すると、第2パネル30は、第2パネル30は、第1パネル20に対して、重ね合わされる。
また、案内片32aは、第2パネル30の移動方向が重ね合わせ方向D1からスライド方向D2に切り替わると、案内溝24a内から案内レール24b上に進入し、そのまま直進する。
更に、第2パネル30が第1パネル20に対してスライド方向D2に移動すると、引っ掛け部32bは、案内片32aと案内レール24bとの案内作用によって、スライド方向D2に移動する。そして、引っ掛け部24cと引っ掛け部32bとは、弾性変形を伴って、互いに引っ掛かり嵌合する。このとき、引っ掛け部24c,32bは、互いに引っ掛け形状となるため、抜け防止を図ることができる。
なお、第1パネル20は、案内溝24a及び案内レール24bを有し、第2パネル30は、案内片32aを有しているが、第1パネル20が案内片32aを有し、第2パネル30が案内溝24a及び案内レール24bを有しても良い。また、第1パネル20は、引っ掛け部24cを有し、第2パネル30は、引っ掛け部32bを有しているが、第1パネル20が引っ掛け部32bを有し、第2パネル30が引っ掛け部24cを有しても良い。
図10Aは、第1パネル20の底部21と第2パネル30の張り出し部33とが嵌合する様子を示す図である。図10Bは、第1パネル20の底部21と第2パネル30の張り出し部33との嵌合状態を示す図である。
図7及び図10に示すように、第2パネル30の張り出し部33は、第1パネル20の底部21をその後方から覆っている。このとき、底部21の外面と張り出し部33の内面とは、互いに密接して重なり合っている。底部21は、4つ目の第1重ね合わせ壁を構成し、張り出し部33は、4つ目の第2重ね合わせ壁を構成する。
第1パネル20は、複数の案内孔21a及び引っ掛け爪21bを有している。案内孔21a及び引っ掛け爪21bは、底部21の外面に設けられている。案内孔21aは一対を1組としており、引っ掛け爪21bは、その一対の案内孔21aの中央に配置されている。案内孔21aは、第1案内部を構成し、引っ掛け爪21bは、第1組み付け部を構成する。
第2パネル30は、複数の案内突起33a及び引っ掛け孔33bを有している。案内突起33aは、張り出し部33の後端から後方に向けて突出しており、一対の案内孔21a間に挿入可能となっている。引っ掛け孔33bは、案内突起33aの先端に設けられており、引っ掛け爪21bが引っ掛け可能となっている。案内突起33aは、第2案内部を構成し、引っ掛け孔33bは、第2組み付け部を構成する。
従って、第2パネル30が第1パネル20に対して重ね合わせ方向D1に移動すると、一対の案内孔21aと案内突起33aとは、対向する。そして、第2パネル30が第1パネル20に対してスライド方向D2に移動すると、案内突起33aは、一対の案内孔21a内に挿入される。
また、第2パネル30が第1パネル20に対してスライド方向D2に移動すると、引っ掛け孔33bは、案内孔21aと案内突起33aとの案内作用によって、スライド方向D2に移動する。そして、引っ掛け爪21bと引っ掛け孔33bとは、弾性変形を伴って、互いに引っ掛かり嵌合する。このとき、引っ掛け爪21b及び引っ掛け孔33bは、互いに引っ掛け形状となるため、抜け防止を図ることができる。
なお、第1パネル20は、案内孔21aを有し、第2パネル30は、案内突起33aを有しているが、第1パネル20が案内突起33aを有し、第2パネル30が案内孔21aを有しても良い。また、第1パネル20は、引っ掛け爪21bを有し、第2パネル30は、引っ掛け孔33bを有しているが、第1パネル20が引っ掛け孔33bを有し、第2パネル30が引っ掛け爪21bを有しても良い。
よって、第1パネル20と第2パネル30とを組み付ける場合、先ず、第2パネル30における側壁部32の案内片32aが、第1パネル20における側壁部24の案内溝24a内に差し込まれる。この状態から、第2パネル30が、第1パネル20に対して、重ね合わせ方向D1に押し込まれることにより、当該第2パネル30は、重ね合わせ方向D1に案内される。
次いで、第2パネル30が第1パネル20に対して重ね合わせ方向D1に案内されると、底部21の外面と張り出し部33の内面とは、当接する。上壁部22の上面と上壁部31の下面とは、対向する。側壁部24の外面と側壁部32の内面とは、当接する。
そして、第2パネル30が第1パネル20に対してスライド方向D2に移動する。このとき、第1パネル20における底部21の案内孔21aが、第2パネル30における張り出し部33の案内突起33aを、スライド方向D2に案内する。このため、第1パネル20における底部21の引っ掛け爪21bと、第2パネル30における張り出し部33の引っ掛け孔33bとが、弾性変形して、互いに引っ掛かる。
また、第1パネル20における上壁部22の案内孔22aが、第2パネル30における上壁部31の案内突起31aを、スライド方向D2に案内する。このため、第1パネル20における上壁部22の引っ掛け孔22bと、第2パネル30における上壁部31の引っ掛け爪31bとが、弾性変形をして、互いに引っ掛かる。
更に、第1パネル20における側壁部24の案内レール24bが、第2パネル30における側壁部32の案内片32aを、スライド方向D2に案内する。このため、第1パネル20における側壁部24の引っ掛け部24cと、第2パネル30における側壁部32の引っ掛け部32bとが、弾性変形をして、互いに引っ掛かる。
従って、第1パネル20と第2パネル30とは、4つの重ね合わせ面において、互いに組み付けられることになる。
なお、第1パネル20と第2パネル30とを分解する場合には、第2パネル30は、第1パネル20に対して、スライド方向D2の逆方向、及び、重ね合わせ方向D1の逆方向と順に移動することになる。
このように、表示装置は、車体部材40と対向する下辺以外の3辺(上辺、左右の側辺)に、第1案内部、第2案内部、第1組み付け部、及び、第2組み付け部を、それぞれ備えている。表示装置における上辺及び左右の側辺は、当該表示装置の外周端であり、第1パネル20と第2パネル30との間に位置ずれが発生すると、その位置ずれが目立つ部位である。そこで、実施の形態1に係る表示装置は、上辺及び左右の側辺に、案内部及び組み付け部を備えることにより、第1パネル20と第2パネル30との間に発生する位置ずれを、抑えるようにしている。
また、表示装置は、第1組み付け部及び第2組付け部を第1パネル20及び第2パネル30の端部に設けるようにしている。このため、表示装置においては、第1組み付け部及び第2組み付け部が撓み易くなるため、第1パネル20と第2パネル30との組み付け及び分解が容易となる。
以上、実施の形態1に係る表示装置は、第1パネル20、第2パネル30、第1案内部、第2案内部、第1組み付け部、及び、第2組付け部を備える。第1パネル20は、表示器10が固定され、底部21、上壁部22、及び、側壁部24を有する。第2パネル30は、底部21、上壁部22、及び、側壁部24と互いに密接して重なり合う張り出し部33、上壁部31、及び、側壁部32を有し、車体部材40に固定される。第1案内部である案内孔21a、案内孔22a、及び、案内レール24bは、底部21、上壁部22、及び、側壁部24に設けられる。第2案内部である案内突起31a、案内片32a、及び、案内突起33aは、上壁部31、側壁部32、及び、張り出し部33に設けられ、案内孔21a、案内孔22a、及び、案内レール24bに挿入されることにより、重なり合う第1パネル20及び第2パネル30を、案内孔21a、案内孔22a、及び、案内レール24bと協働して、重ね合わせ方向D1と直交するスライド方向D2に相対的に案内する。第1組み付け部である引っ掛け爪21b、引っ掛け孔22b、及び、引っ掛け部24cは、底部21、上壁部22、及び、側壁部24に設けられる。第2組み付け部である引っ掛け爪31b、引っ掛け部32b、及び、引っ掛け孔33bは、上壁部31、側壁部32、及び、張り出し部33に設けられ、引っ掛け爪21b、引っ掛け孔22b、及び、引っ掛け部24cと嵌合することにより、案内孔21a、案内孔22a、案内レール24b、及び、案内突起31a、案内片32a、案内突起33aによってスライド方向D2に相対的に案内された第1パネル20及び第2パネル30を、互いに組み付ける。このため、表示装置は、2つのパネル間に発生する位置ずれを抑えることができる。
また、表示装置においては、引っ掛け爪21b、引っ掛け孔22b、及び、引っ掛け部24cは、底部21、上壁部22、及び、側壁部24の各端部に設けられている。一方、引っ掛け爪31b、引っ掛け部32b、及び、引っ掛け孔33bは、上壁部31、側壁部32、及び、張り出し部33の各端部に設けられている。このため、表示装置は、引っ掛け爪21b、引っ掛け孔22b、引っ掛け部24c、引っ掛け爪31b、引っ掛け部32b、及び、引っ掛け孔33bを撓み易くすることができる。よって、表示装置は、第1パネル20と第2パネル30との組み付け又は分解を容易にすることができる。
なお、本開示は、その開示の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、若しくは、実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
10 表示器、20 第1パネル、20a,20b 固定部、20c コネクタ、21 底部、21a 案内孔、21b 引っ掛け爪、22 上壁部、22a 案内孔、22b 引っ掛け孔、23 下壁部、24 側壁部、24a 案内溝、24b 案内レール、24c 引っ掛け部、30 第2パネル、30a 固定部、31 上壁部、31a 案内突起、31b 引っ掛け爪、32 側壁部、32a 案内片、32b 引っ掛け部、33 張り出し部、33a 案内突起、33b 引っ掛け孔、40 車体部材。

Claims (2)

  1. 表示器が固定され、第1重ね合わせ壁を有する第1パネルと、
    前記第1重ね合わせ壁と互いに密接して重なり合う第2重ね合わせ壁を有し、取付対象物に固定される第2パネルと、
    前記第1重ね合わせ壁に設けられる第1案内部と、
    前記第2重ね合わせ壁に設けられ、前記第1案内部に挿入されることにより、重なり合う前記第1パネル及び前記第2パネルを、前記第1案内部と協働して、重ね合わせ方向と直交するスライド方向に相対的に案内する第2案内部と、
    前記第1重ね合わせ壁に設けられる第1組み付け部と、
    前記第2重ね合わせ壁に設けられ、前記第1組み付け部と嵌合することにより、前記第1案内部及び前記第2案内部によってスライド方向に相対的に案内された前記第1パネル及び前記第2パネルを、互いに組み付ける第2組み付け部とを備える
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記第1組み付け部は、前記第1重ね合わせ壁の端部に設けられ、
    前記第2組み付け部は、前記第2重ね合わせ壁の端部に設けられる
    ことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
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