JP6482940B2 - カメラの取付構造 - Google Patents
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Description
部であって、前記嵌合凸部を押圧し前記側壁部を変位させながら前記嵌合凸部を前記固定凹部に案内する傾斜案内部とを備える。
上記構成によれば、第2案内溝によって第2案内突部が案内されることで、第1案内突部を容易に第1案内溝へ案内することができる。
上記構成によれば、嵌合凸部は、円滑に傾斜案内部を移動することができる。
上記構成によれば、変位した弾性片が規制部に当接することによって弾性片の変位量が規制され、弾性片が変位し過ぎて折れたり白化することを抑制できる。
図1が示すように、カメラの取付構造が適用されるカメラ装置1は、車両搭載用のカメラ装置であって、フロントガラス2と運転席の天井パネル3とで構成されるコーナ部であって、室内ミラー5の近傍に設置される。カメラ装置1は、フロントガラス2を通して車両前方を撮像し、例えば車線維持支援装置の一部として用いられる。
ブラケット11は、カバー31が取り付けられる前に、フロントガラス2に前面フレーム12Aが接着されることで、フロントガラス2と運転席の天井パネル3とで構成されるコーナ部に配置される。この後、ブラケット11には、カメラ4がカメラレンズ4B側を挿入端として、挿入口14から内部の空間部11Aに挿入される。この際、カメラ4の取付突起4Dは、弾性片26を変位させて挿入溝25に挿入される。取付突起4Dは、弾性片26の係合部26Aに係合されることによって、挿入溝25からの脱落が抑制される。
なお、第1案内突部33は、第1案内部16の第1壁部16Aに沿うように第1案内溝18に進入したときには、第2案内部17の湾曲部17Bに当接することなく、第1壁部16Aと直線部17Cとの間に挟まれた位置まで移動することもある。
(1)第1案内部16と第2案内部17で構成される第1案内溝18は、側縁部15Aにおいて最も幅広な形状を有しているので、第1案内突部33の先端部を迎え入れやすくなる。したがって、多少の第1案内突部33の先端部の第1案内溝18への挿入位置がずれても、第1案内突部33を第1案内溝18に進入させることができる。これにより、カバー31のブラケット11に対する取付作業が容易となる。特に、第1案内溝18が側縁部15Aにおいて最も幅広な形状を有しているので、カバー31をブラケット11に挿入する取付方向の範囲を広くすることができる。これにより、作業者は、第1案内突部33の位置を目視確認することなく、カバー31を取付方向に移動させることができる。
(2)更に、第1案内突部33を第1案内溝18に進入させる前には、第2案内突部34が第2案内溝20に進入し、第3案内部19によって案内されることで、第1案内突部33が第1案内溝18に自ずと進入される。したがって、第1案内突部33を第1案内溝18に進入させる作業が一層簡易なものとなる。更に、第2案内溝20は、第2壁部17Aとは反対側の方向に斜めに延びる第3壁部19Aを備えることで、第2案内突部34の先端部を迎え入れやすくなる。例えば、ブラケット11の下方からフロントガラス2に沿う方向に亘る範囲からカバー31をブラケット11に進入させることができる。
(3)カバー31をブラケット11に固定する第1嵌合凸部35は、第1案内通路22によって、確実に、側縁部15Aから第1固定凹部21まで案内される。また、第2嵌合凸部36も、第2案内通路24によって、確実に、側縁部15Aから第2固定凹部23まで案内される。
(4)第1案内通路22の第1傾斜案内部22Aや第2案内通路24の第2傾斜案内部24Aは、側縁部15Aから徐々に上昇する傾斜面であるので、平坦面で形成したときよりも、終点にある第1固定凹部21や第2固定凹部23を深く形成することができる。これにより、第1嵌合凸部35や第2嵌合凸部36を第1固定凹部21や第2固定凹部23に確実に嵌合し固定することができる。したがって、ブラケット11に対するカバー31の取付を振動等によっても外れにくい強固なものとすることができる。さらに、ねじなどの固定具を用いることなく、カバー31をブラケット11に固定することができる。
(5)第1嵌合凸部35は、先端部に第1低摩擦部35Aを有しており、第2嵌合凸部36は、先端部に第2低摩擦部36Aを有している。したがって、第1嵌合凸部35と第2嵌合凸部36は、容易に、側壁部15の側縁部15Aを第1案内通路22や第2案内通路24に乗り上げることができ、さらに、第1案内通路22や第2案内通路24を円滑に移動することができる。
(6)カメラ4をブラケット11に取り付けるにあたって、弾性片26の変位量は、規制部28によって規制されている。したがって、カメラの取付突起4Dを挿入溝25に挿入する際に、弾性片26が変位し過ぎて折れたり白化することを抑制することができる。そして、弾性片26が折れたり白化することによるブラケット11の交換作業を抑制できる。
・弾性片26の変位量を規制する規制部28は、間隙部27を介した弾性片26と対向する位置に配置するのではなく、弾性片26において間隙部27側に突出するように配置してもよい。さらに、間隙部27を介した弾性片26と対向する位置と弾性片26の両方に配置するようにしてもよい。さらに、規制部28は、弾性片26の基端側に配置するようにしてもよい。
・規制部28は、間隙部27の幅が狭く、間隙部27の幅そのもので変位量が規制され弾性片26が折れたり白化するほどに変位しないのであれば、割愛してもよい。
・第1嵌合凸部35の第1低摩擦部35Aや第2嵌合凸部36の第2低摩擦部36Aは、割愛してもよい。例えば、カバー31の相対する側壁部30が撓みやすいのであれば、第1低摩擦部35Aや第2低摩擦部36Aを割愛してもよい。また、第1案内通路22や第2案内通路24に潤滑剤等を塗布し低摩擦とすれば、割愛することもできる。
・第1案内通路22の第1傾斜案内部22Aや第2案内通路24の第2傾斜案内部24Aは、例えば、第1嵌合凸部35と第1固定凹部21との嵌合や第2嵌合凸部36と第2固定凹部23との嵌合を十分に維持できる場合には、割愛してもよい。
・第3案内部19は、第1嵌合凸部35が第1固定凹部21に嵌合し、第2嵌合凸部36が第2固定凹部23に嵌合するまで、第2案内突部34を案内するようにしてもよい。また、第1案内溝18の側縁部15Aの幅を十分に広くでき、第1案内突部33を容易に第1案内溝18に挿入できるのであれば、第3案内部19を割愛してもよい。
・嵌合部としての第1嵌合凸部35および第2嵌合凸部36を凹部で構成し、固定部としての第1固定凹部21および第2固定凹部23を凸部で構成してもよい。
・第1案内部16の第1壁部16Aは、直線状ではなく、湾曲した形状であってもよい。例えば、第1壁部16Aは、側縁部15Aの端部が第3案内部19側に湾曲し、第1案内溝18の入口を広げる構成となっていてもよい。これにより、カバー31の挿入方向の範囲を広くすることができる。
・第1案内部16と第2案内部17とをカバー31の一対の側壁部30の内面に設けて、カバー31を第2部材とし、第1案内突部33と第2案内突部34とをブラケット11の一対の側壁部15に設けて、ブラケット11を第1部材としても、同様な効果を得ることができる。
・ブラケット11は、前面がフロントガラス2に固定されるのではなく、天井パネル3に固定されてもよいし、フロントガラス2と天井パネル3の両方に固定されてもよい。
・以上の例では、車線維持支援装置に用いるカメラ装置を例に説明したが、特にこの用途の車両搭載用のカメラ装置に限定されるものではない。例えば、運転席に設置される運転席撮影用のカメラであったり、車室に設置され車両の後方を撮影するカメラであってもよい。
Claims (5)
- カメラを車両に取り付けるためのブラケットと、
前記ブラケットを覆うカバーとを備え、
前記ブラケットと前記カバーとのいずれか一方が第1部材であり、
前記ブラケットと前記カバーとのなかで前記第1部材以外が第2部材であり、
前記第1部材は、
互いに対向し、互いに変位可能な一対の側壁部と、
案内突部と、
前記側壁部の内面に嵌合凸部とを備え、
前記第2部材は、
挿入方向に延びる案内溝であって、前記案内突部が挿入可能な開口が形成され、かつ、前記挿入方向に向けて徐々に溝幅が狭くなる形状を有した前記案内溝と、
前記案内突部が前記案内溝内に収容されるときに前記嵌合凸部と嵌合し、前記第1部材を前記第2部材に固定する固定凹部と、
溝形状を有し、前記嵌合凸部が進入する側縁部から前記固定凹部に至る案内通路と、
前記案内通路において、前記側縁部から前記固定凹部に向かって順次上昇する傾斜案内部であって、前記嵌合凸部を押圧し前記側壁部を変位させながら前記嵌合凸部を前記固定凹部に案内する傾斜案内部とを備える
カメラの取付構造。 - 前記案内突部は、第1案内突部であり、
前記案内溝は、第1案内溝であり、
前記第1部材は、
第2案内突部をさらに備え、
前記第2部材は、
前記第2案内突部が挿入されることで、前記第1案内突部を前記第1案内溝へ案内する
第2案内溝をさらに備える
請求項1に記載のカメラの取付構造。 - 前記嵌合凸部は、前記傾斜案内部との摩擦を小さくする低摩擦部をさらに備える
請求項1または2に記載のカメラの取付構造。 - 前記カメラは、前記ブラケットに対する取付突起をさらに備え、
前記ブラケットは、前記取付突起が挿入される挿入溝と、
前記取付突起の前記挿入溝への挿入方向と交差する交差方向に変位する弾性片であって、先端部に、前記挿入溝に挿入された取付突起と係合する係合部を備えた弾性片と、
前記弾性片を挟んで前記挿入溝の反対側に位置し、前記弾性片を前記交差方向に変位可能にする間隙部と、
前記取付突起によって前記係合部が押圧され、前記間隙部の方向に変位する前記弾性片の変位量を規制する規制部とをさらに備える
請求項1から3のいずれか1項に記載のカメラの取付構造。 - 前記第1案内突部が前記第1案内溝に案内され始めると、前記第2案内突部が前記第2案内溝から離れる
請求項2に記載のカメラの取付構造。
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