JP2022002937A - 車両用ステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一つのアクチュエータでステアリングコラムの昇降とステアリングコラムのロックを行う。【解決手段】車両用ステアリング装置10は、ステアリングコラム12と、ステアリングコラム12に支持されていると共にステアリングコラム12に対して揺動可能とされたリンク部材16と、作動されることでステアリングコラム12が下死点と上死点との間で揺動するアクチュエータ14と、を備えている。また、車両用ステアリング装置10は、ステアリングコラム12が下死点に位置している状態でステアリングコラム12を車両下方側から支持するステアリングサポート18と、リンク部材16に設けられたクランプ部材74と、を備えている。クランプ部材74は、ステアリングコラム12が下死点に配置されている状態ではステアリングサポート18に係止される。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用ステアリング装置に関する。
自動車の運転席の乗員の乗降時に、ステアリングコラムを上昇させて運転席の乗員の乗降性を向上させることが求められている。ステアリングコラムの昇降量が大きいため、従来のチルト機構では対応できず、新たな機構を設けることが必要となる。
特開2006−082705号公報
この際、ステアリングコラムを昇降させる機構とステアリングコラムをロックさせる機構を別のアクチュエータで駆動する構成とすると、ステアリングコラムの周辺装置が大型化して、車両への搭載性で劣るという不都合があった。
本発明は上記事実を考慮し、一つのアクチュエータでステアリングコラムの昇降とステアリングコラムのロックを行う車両用ステアリング装置を提供することを目的とする。
第1の態様の車両用ステアリング装置は、第1位置と該第1位置よりも車両上方側の第2位置との間で揺動可能に支持されたステアリングコラムと、前記ステアリングコラムに支持されていると共に該ステアリングコラムに対して揺動可能とされたリンク部材と、車体側に係止される車体側係止部と、前記リンク部材に係止されるリンク側係止部と、を有し、作動されることで前記車体側係止部と前記リンク側係止部との間の間隔が変化して、前記ステアリングコラムが前記第1位置と前記第2位置との間で揺動するアクチュエータと、前記ステアリングコラムが前記第1位置に位置している状態で該ステアリングコラムを車両下方側から支持するステアリングサポートと、前記リンク部材に設けられ、前記ステアリングコラムが前記第1位置に配置されている状態では前記ステアリングサポートに係止され、前記ステアリングコラムが前記第1位置から前記第2位置側へ揺動する際に前記ステアリングサポートから離間するクランプ部材と、を備えている。
第1の態様の車両用ステアリング装置によれば、アクチュエータが作動されると、アクチュエータの車体側係止部とリンク側係止部との間の間隔が変化する。これにより、ステアリングコラムが第1位置と第2位置との間で揺動する。ここで、ステアリングコラムが第1位置に位置している状態では、ステアリングコラムはステアリングサポートによって車両下方側から支持される。また、ステアリングコラムが第1位置に配置されている状態では、リンク部材に設けられたクランプ部材がステアリングサポートに係止される。これにより、リンク部材のステアリングコラムに対する揺動が規制されて、ステアリングコラムの揺動が規制(ロック)される。このように、第1の態様の車両用ステアリング装置によれば、一つのアクチュエータでステアリングコラムの昇降とステアリングコラムのロックを行うことができる。
第2の態様の車両用ステアリング装置は、第1の態様の車両用ステアリング装置において、前記クランプ部材の前記ステアリングサポートへの係止が完了した状態で、前記アクチュエータの作動が継続された際に、前記リンク部材が撓み変形する。
第2の態様の車両用ステアリング装置によれば、リンク部材が上記のように撓み変形することにより、リンク部材の周辺の部材の寸法精度のばらつきを吸収することができる。また、ステアリングコラムに支持されるステアリングを操作する際の剛性感を所望の剛性感にすることができる。
第3の態様の車両用ステアリング装置は、第1の態様又は第2の態様の車両用ステアリング装置において、前記ステアリングサポートには、突出方向の先端側へ向かうにつれて窄まる円錐台形状又は円錐形状に形成された位置決め突起部及び内周縁が円形状とされた位置決め孔部の一方が設けられ、前記ステアリングコラムには、突出方向の先端側へ向かうにつれて窄まる円錐台形状又は円錐形状に形成された位置決め突起部及び内周縁が円形状とされた位置決め孔部の他方が設けられ、前記ステアリングコラムが前記第2位置側から前記第1位置側へ揺動する際に、前記位置決め突起部が前記位置決め孔部に挿入される。
第3の態様の車両用ステアリング装置によれば、ステアリングコラムが第2位置側から第1位置側へ揺動する際に、位置決め突起部が位置決め孔部に挿入される。これにより、ステアリングコラムが第1位置に位置している際における当該ステアリングコラムの位置を位置決め突起部及び位置決め孔部によって規制することができる。
第4の態様の車両用ステアリング装置は、第1の態様〜第3の態様のいずれか1つの態様の車両用ステアリング装置において、前記ステアリングコラムが前記第1位置と前記第2位置との間で揺動する際に前記リンク部材の一部と対向して配置されるガイド面を有するガイド部材と、前記リンク部材に設けられた揺動規制部と、をさらに備え、前記ステアリングコラムが前記第1位置と前記第2位置との間に配置されている状態で、前記揺動規制部が前記ガイド面に当接して、前記ステアリングコラムの揺動が規制される。
第4の態様の車両用ステアリング装置によれば、ステアリングコラムが第1位置と第2位置との間に配置されている状態でアクチュエータの作動が停止されたとしても、揺動規制部がガイド部材のガイド面に当接することにより、ステアリングコラムの揺動を規制することができる。
第5の態様の車両用ステアリング装置は、第4の態様の車両用ステアリング装置において、前記ガイド部材は、前記ステアリングコラムが前記第2位置に配置された際に前記揺動規制部と対向して配置されるストッパ部を備え、前記揺動規制部が前記ストッパ部に当接して、前記ステアリングコラムの前記第2位置に対する前記第1位置とは反対側への揺動が規制される。
第5の態様の車両用ステアリング装置によれば、上記のストッパ部をガイド部材に設けることにより、第2位置に位置しているステアリングコラムの当該第2位置に対する第1位置とは反対側(車両上方側)への揺動を規制することができる。
本発明に係る車両用ステアリング装置は、一つのアクチュエータでステアリングコラムの昇降とステアリングコラムのロックを行うことができる。
第1実施形態に係る車両用ステアリング装置のステアリングコラムが運転位置(下死点)でロックされている状態を示す側面図である。 第1実施形態に係る車両用ステアリング装置のステアリングコラムが運転位置(下死点)でロック解除されている状態を示す側面図である。 第1実施形態に係る車両用ステアリング装置のステアリングコラムが乗降位置(上死点)にいる状態を示す側面図である。 第1実施形態に係る車両用ステアリング装置のステアリングコラムが運転位置(下死点)でロックされている状態を示す要部拡大側面図である。 第1実施形態に係る車両用ステアリング装置のステアリングコラムが運転位置(下死点)でロック解除されている状態を示す要部拡大側面図である。 第1実施形態に係る車両用ステアリング装置のステアリングコラムが運転位置(下死点)でロック解除されている状態を示す斜視図である。 図5のA−A線断面図である。 第1実施形態に係る車両用ステアリング装置のステアリングコラム下降時における異物干渉状態を示す側面図である。 第2実施形態に係る車両用ステアリング装置のステアリングコラムが乗降位置(上死点)にいる状態を示す要部斜視図である。 第2実施形態に係る車両用ステアリング装置のステアリングコラムが運転位置(下死点)でロックされている状態を示す側面図である。 第2実施形態に係る車両用ステアリング装置のステアリングコラムが運転位置(下死点)でロック解除されている状態を示す側面図である。 第2実施形態に係る車両用ステアリング装置のステアリングコラムが乗降位置(上死点)にいる状態を示す側面図である。
[第1実施形態]
第1実施形態に係る車両用ステアリング装置について、図1〜図7を参照して説明する。なお、各図に適宜示す矢印FRは車両前方を示しており、矢印UPは車両上方、矢印RHは車両右側を示している。以下、単に前後、上下、左右の方向を用いて説明する場合は、特に断りのない限り、車両前後方向の前後、車両上下方向の上下、進行方向を向いた場合の車幅方向の左右を示すものとする。
(構成)
<車両用ステアリング装置(概略構成)>
車両用ステアリング装置10の概略構成について説明する。
車両用ステアリング装置10は、図1に示すように、ステアリングコラム12と、アクチュエータ14と、リンク部材16と、ステアリングサポート18と、ガイド部材20(図3参照)と、を有する。
ステアリングコラム12は、図1に示すように、車両前後方向に延在している。このステアリングコラム12の内部には、ステアリングシャフトが挿通されている。
ステアリングコラム12の車両前方側の一端は、車幅方向に延在するコラム揺動軸28を介して図示しない車体側に取り付けられたブラケットに支持されている。すなわち、ステアリングコラム12がコラム揺動軸28を中心として上下方向に揺動可能に構成されている。
また、ステアリングコラム12の車両前後方向中央部には、後述する運転位置(第1位置としての下死点)にあるとき、ステアリングサポート18に着座する一対の着座部30(一方は図示省略)がステアリングコラム12の両側方に突出形成されている。着座部30には、後述するテーパコーン92の円錐台形状に対応する孔部形状とされた位置決め孔部としての貫通孔32(図5、図6参照)が形成されている。また、着座部30の車両後方側には、リンク部材16の後述する回転中心部60が軸支される取付凹部34が形成されている(図5参照)。
さらに、ステアリングコラム12の着座部30の上方には、図1及び図5に示すように、リンク部材16の一端側が当接されるストッパ部36が上方に突出形成されている。
一方、図1に示すように、ステアリングコラム12の上方に配設されるアクチュエータ14は、筒状体40と、ロッド42と、駆動モータ44と、を有する。筒状体40は、略車両前後方向に延在している。筒状体40の車両後方側端部からロッド42が車両後方側に突出している。駆動モータ44の駆動によってロッド42が筒状体40に沿って移動可能とされている。また、ロッド42の先端には、リンク部材16に係止されるリンク側係止部としての平板状の係止部46が設けられている。
筒状体40の車両前方側端部には、車体側係止部としての軸支部48が形成されており、軸支部48が車幅方向に延在するアクチュエータ揺動軸50を介して図示しない車体側に取り付けられたブラケットに支持されている。すなわち、アクチュエータ14がアクチュエータ揺動軸50を中心として揺動可能に構成されている。また、駆動モータ44の駆動によってロッド42が筒状体40に沿って移動することで、軸支部48と係止部46との間隔が変化するようになっている。
リンク部材16は、ステアリングコラム12を跨ぐように形成されており、アクチュエータ14の係止部46を挟んで車幅方向で左右対称に形成されている。図1には、リンク部材16の片側のみを示し、その片側のみを説明する。リンク部材16のもう一方の片側は、この片側と同様に形成されており、その詳細な説明を省略する。
リンク部材16は、図1に示すように、回転中心部60と、回転中心部60を挟んで一方(上方)側に延在する第1アーム62と、他方(下方)側に延在する第2アーム64と、を有する。
リンク部材16の回転中心部60は、図5に示すように、ステアリングコラム12の側部に突出形成された着座部30の取付凹部36内に配置されている。また、リンク部材16の回転中心部60は、車幅方向に延在するリンク回転軸66に軸支されている。すなわち、リンク部材16(片側は図示省略)がリンク回転軸66(回転中心部60)を中心としてステアリングコラム12の両側に回転(揺動)自在に取り付けられている。
リンク部材16の第1アーム62は、その先端(上端)に側面視略円形の取付部68が形成されている。この取付部68から他方の取付部(図示せず)までアクチュエータ14のロッド42の先端に形成された係止部46を挟み、車幅方向に延在する軸体70が挿通されている。すなわち、アクチュエータ14の係止部46に対して第1アーム62が回転(揺動)自在とされている。
また、取付部68には、下方側に突出した突き当て部72が形成されており、リンク部材16の回転時にステアリングコラム12に形成されたストッパ部36に突き当て可能とされている。
第2アーム64の回転中心部60側には、クランプ部材74が取り付けられている。クランプ部材74の車両前方側端部には、後述するステアリングサポート18の凹部102に挿入(係止)される挿入部76が形成されている。挿入部76には、凹部102の形状に対応して、先端に向かうに従って縮径するテーパ面が形成されている(図5参照)。
一方、リンク部材16の第2アーム64の先端(下端)には、揺動規制部としての回り止め部80が設けられている。回り止め部80の車両前方側端部には、円柱形の突き当て部82が形成されている。ステアリングコラム12の下降異常時に突き当て部82がガイド部材20の後述するガイド面110に当接することで、リンク部材16の揺動が規制されるようになっている。
なお、リンク部材16において、第1アーム62、第2アーム64は後述する撓み変形可能な寸法及び形状に設定されている。すなわち、第1アーム62、第2アーム64は、可撓性を有している。
次に、ステアリングコラム12を支持するステアリングサポート18について説明する。一対のステアリングサポート18(図5参照)は、ステアリングコラム12に両側に突出形成された着座部30(一方のみを図示)をそれぞれ支持するものである。
図5及び図6に示すように、ステアリングサポート18の上端の平面部90には、位置決め突起部としてのテーパコーン92が取り付けられている。テーパコーン92は、平面部90から上方側へ突出するように設けられ、上方に向かって縮径する円錐台形状に形成されている。また、テーパコーン92の中央部には、軸方向(上下方向)に貫通する挿通孔94が形成されている。
テーパコーン92は、図6に示すように、上方から挿通孔94に挿通されたボルト96のネジ部98がステアリングサポート18の平面部90に形成されたネジ穴100に螺合されることにより、平面部90に固定されている。
なお、テーパコーン92に形成された挿通孔94は、ボルト96のネジ部98よりも径が大きく形成されている。これにより、ボルト96の仮止め状態で、テーパコーン92を平面部90上において移動させることが可能となっている。
図5に示されるように、着座部30に形成された貫通孔32は、当該着座部30を上下に貫通している。貫通孔32の内周縁は、当該貫通孔32の貫通方向から見て円形状となっている。また、貫通孔32の内周面は、その下方側が下方に向かって拡径するテーパ面32Aとなっている。また、このテーパ面32Aは、テーパコーン92の外周面と傾斜角度が等しく設定されている。これにより、着座部30がステアリングサポート18の平面部90上に着座する際、テーパコーン92が着座部30の貫通孔32に挿入されると、貫通孔32のテーパ面32Aとテーパコーン92の外周面とが面接触するようになっている。
ステアリングサポート18の平面部90よりも下方側には、車両後方側が開放された凹部102が形成されている。この凹部102の形状は、クランプ部材74の挿入部76の形状と対応している。
図3に示すように、ガイド部材20は、ステアリングサポート18の上部に取り付けられている板状の部材である(図3、図4A、図4Bのみ図示、他の図では図示省略)。
ガイド部材20は、ステアリングサポート18の上方の二か所で締結されることにより、ステアリングサポート18の車幅方向外側(ステアリングコラム12から離間する側)に取り付けられた部材である。ガイド部材20の車幅方向位置は、リンク部材16の先端に取り付けられた回り止め部80と同一とされている。ガイド部材20の車両後方側には、上方から下方に延在する湾曲面が形成されている。この湾曲面が後述するガイド面110となっている。
ガイド部材20の上端部かつガイド面110の上方側には、車両後方側に突出するストッパ部としての突出部112が形成されている。ステアリングコラム12が第2位置としての上死点に到達した場合に、リンク部材16の回り止め部80の突き当て部82が突出部112に突き当たるようになっている。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の車両用ステアリング装置10の作用並びに効果について説明する。
先ず、ステアリングコラム12の昇降動作について説明する。
図1に示すように、運転状態時には、ステアリングコラム12の着座部30が、ステアリングサポート18の平面部90上に着座し、着座部30の貫通孔32にテーパコーン92が挿入されて嵌合されている。これにより、ステアリングコラム12が、ステアリングサポート18(平面部90)上の所定位置に位置決めがなされた状態で固定されている。
また、リンク部材16のクランプ部材74の挿入部76がステアリングサポート18の凹部102に挿入及び係止されることにより、ステアリングコラム12の上昇が防止されている。すなわち、ステアリングコラム12がロックされている。
この状態で、アクチュエータ14の駆動モータ44を駆動することにより、ロッド42を縮めて、当該アクチュエータ14の軸支部48と係止部46との間隔を狭くすると、図2に示すように、リンク部材16が回転中心部60(リンク回転軸66)を中心にして(以下、「X軸回りに」という)図上反時計回りに回転する(図2、矢印A1参照)。この際、アクチュエータ14もアクチュエータ揺動軸50を中心にして(以下、「Z軸回りに」という)に、図上時計回りに回転する(図2、矢印B1参照)。
この結果、リンク部材16の第2アーム64に取り付けられたクランプ部材74の挿入部76がステアリングサポート18の凹部102から抜け出す。すなわち、ステアリングコラム12のロック状態が解除され、上昇可能となる。
また、リンク部材16の第1アーム62の先端に設けられた取付部68の突き当て部72がステアリングコラム12の上方に突出形成されたストッパ部36に突き当たり、リンク部材16のX軸回りの反時計回りの回転が停止される。
ロッド42をさらに縮めて、アクチュエータ14の軸支部48と係止部46との間隔をさらに狭くすると、図3に示すように、リンク部材16のX軸回りの反時計回りの回転ができないため、ステアリングコラム12がコラム揺動軸28を中心として(以下、「Y軸回りに」という)図上反時計回りに回転して(図3、矢印C1参照)上昇される。
この際、リンク部材16のX軸回りの半時計方向の回転により、第2アーム64の先端(下端)に取り付けられていた回り止め部80がガイド部材20の下方(図4(A)参照)から車両後方側(図4(B)参照)に移動している。したがって、ステアリングコラム12の上昇により車幅方向で同一位置にある回り止め部80がガイド部材20と干渉することはない。
このように、ステアリングコラム12が上昇することにより、運転席に着座していた乗員が容易に降車することができる。
次に、上死点に位置するステアリングコラム12を下降させる場合について説明する。
アクチュエータ14の駆動モータ44を駆動することにより、ロッド42を伸ばして、アクチュエータ14の軸支部48と係止部46との間隔を広げると、図3に示すように、ステアリングコラム12が自重によってY軸回りに図上時計回りに回転して(矢印C1とは反対方向参照)下降する。
この結果、図2及び図1に示すように、ステアリングコラム12の着座部30がステアリングサポート18の平面部90に着座する(ステアリングコラム12が下死点に到達する)。これにより、ステアリングコラム12の下降が停止される。
この際、図5及び図6に示すように、平面部90に取り付けられたテーパコーン92の外周面が着座部30の貫通孔32のテーパ面32Aと面接触することで、ステアリングコラム12が、ステアリングサポート18(平面部90)上の所定位置に位置決めがなされた状態で固定される。
さらに、図1に示すように、アクチュエータ14を駆動して、アクチュエータ14の軸支部48と係止部46との間隔を広げると、ステアリングコラム12の下降動作終了により、リンク部材16がX軸回りに図上時計回りに回転し(矢印A1方向参照)、クランプ部材74の挿入部76がステアリングサポート18の凹部102に挿入され、係止される。これにより、ステアリングコラム12の昇降が不能とされる(ステアリングコラム12がロックされる)。
さらに、アクチュエータ14を駆動することによりロッド42を伸ばして、アクチュエータ14の軸支部48と係止部46との間隔をさらに広げると、リンク部材16の可撓性を有する第1アーム62、第2アーム64が撓み変形する。この第1アーム62、第2アーム64の撓みによって、ステアリングサポート18の凹部102にクランプ部材74の挿入部76が押圧される。これによって、ステアリングコラム12の剛性感が向上する。また、第1アーム62、第2アーム64が撓み変形することにより、リンク部材16の周辺の部材の寸法精度のばらつきを吸収することができる。
このように、車両用ステアリング装置10では、ステアリングコラム12の上昇時には、先ず、ステアリングコラム12に対して回動自在に取り付けられたリンク部材16が回動してステアリングコラム12のロック状態を解除し、リンク部材16の突き当て部72がステアリングコラム12のストッパ部36に突き当てられることでリンク部材16の回転を停止させ、アクチュエータ14のロッド42の縮みによってステアリングコラム12を上昇可能としている。
また、ステアリングコラム12の下降時には、アクチュエータ14のロッド42を伸ばすと、ステアリングコラム12の自重によってステアリングコラム12が下降してステアリングサポート18の平面部90に着座してステアリングコラム12が下死点(運転位置)に到達する。このように、ステアリングコラム12の下降が停止すると、アクチュエータ14のロッド42が伸びることによってリンク部材16が回転し、クランプ部材74の挿入部76がステアリングサポート18の凹部102に嵌合して、ステアリングコラム12がロックされる(昇降不能とされる)。
すなわち、車両用ステアリング装置10では、一つのアクチュエータ14でステアリングコラム12のロック/ロック解除と、ステアリングコラム12の昇降動作を行うことができ、装置構成を単純化しつつ自動でステアリングコラム12の昇降動作とロック/ロック解除を行うことができる。
また、ステアリングコラム12に対してX軸を中心として回転自在のリンク部材16の第1アーム62の先端(上端)がアクチュエータ14のロッド42の先端に取り付けられているため、アクチュエータ14のロッド42を縮めるだけで、リンク部材16が図上反時計回りに回転して、クランプ部材74の挿入部76がステアリングサポート18の凹部102から抜け出させることができる。すなわち、ステアリングコラム12のロック状態を解除することができる。
また、ステアリングコラム12の着座部30がステアリングサポート18の平面部90に着座する際、着座部30の貫通孔32に平面部90に取り付けられたテーパコーン92が挿入される。貫通孔32のテーパ面32Aの傾斜角度は、テーパコーン92の外周面の傾斜角度と一致しており、面接触するように構成されている。したがって、貫通孔32のテーパ面32Aがテーパコーン92の外周面と面接触して、ステアリングコラム12がステアリングサポート18に対して、すなわち車体に対して前後左右に正確に位置決めされる。
また、図6に示すように、テーパコーン92の挿通孔94は、ボルト96のネジ部98よりも大きな径とされている。したがって、テーパコーン92をステアリングサポート18の平面部90に取り付ける際、先ず、テーパコーン92を平面部90にボルト96で仮止めしておき、ステアリングコラム12を下降させて着座部30の貫通孔32にテーパコーン92を挿入させることで、貫通孔32によってテーパコーン92を平面部90上の正確な位置に案内することができる。
この状態で、着座部30の貫通孔32の上部から工具を挿入してボルト96を締めて本締めすることにより、テーパコーン92をステアリングサポート18の平面部90に正確に組付ける(位置決めする)ことができる。
また、図7に示すように、ステアリングコラム12を上死点から下降させる際、乗員の脚や荷物等の異物120と干渉することによって、ステアリングコラム12が下死点に到達する前に下降不能となることがある。
この場合には、図7に示すように、アクチュエータ14のロッド42の伸びによってリンク部材16が図上X軸回りに時計回りに回転するおそれある。しかしながら、ステアリングコラム12が上死点から下死点に到る途中では、リンク部材16の第2アーム64の先端(下端)に取り付けられた回り止め部80の突き当て部82の車両前方にガイド部材20のガイド面110が位置する。したがって、ステアリングコラム12の下降不能によりリンク部材16が回転すると、回り止め部80の突き当て部82が図上、車両前方側に移動してガイド面110に突き当たり、リンク部材16のそれ以上の回転を阻止する。すなわち、ステアリングコラム12が下死点まで到達する前にリンク部材16が回転してクランプ部材74が図上時計回りに回転することにより、ステアリングサポート18の凹部102に嵌合不能(ステアリングコラム12のロック不能)となることを防止できる。
さらに、図3に示すように、ステアリングコラム12が上死点に位置する状態で、乗員が手動でさらにステアリングコラム12を上昇させようとした場合、アクチュエータ14のロッド42が伸縮しなくてもリンク部材16が回転することにより、ステアリングコラム12が上昇するおそれがあった。
しかしながら、ガイド部材20のガイド面110の上端には、車両後方側に突出した突出部112が形成されており、上死点に位置するステアリングコラム12に取り付けられたリンク部材16の下端に設けられた回り止め部80の突き当て部82が突出部112に突き当たり、リンク部材16の回転が防止される。すなわち、ステアリングコラム12の上死点からの上昇が防止される。
[第2実施形態]
第2実施形態に係る車両用ステアリング装置200の一例について図8〜図11を参照して説明する。第1実施形態の車両用ステアリング装置10と略同様の構成要素には、同一の参照符号を付し、その詳細な説明を省略すると共に、第1実施形態と異なる点についてのみ説明する。
(構成)
車両用ステアリング装置200は、ステアリングコラム12の下方にアクチュエータ14が配置されているものである。
ステアリングコラム12は、図8及び図9に示すように、車両前後方向に延在する一対のシャフト202に対してコラム揺動軸28を介して揺動自在に取り付けられている。
アクチュエータ14は、ステアリングコラム12の下方に位置し、図示しない車体側に取り付けられたブラケットにアクチュエータ揺動軸50を介して揺動自在に取り付けられている。
リンク部材16は、ステアリングコラム12の両側面に回転中心部60(リンク回転軸66)を中心として揺動自在とされる。また、第1実施形態と異なり、リンク部材16は、回転中心部60から下方(アクチュエータ14のロッド42)側に延在する第1アーム62のみを有する。リンク部材16は、回転中心部60から下方に延在する第1アーム62の先端に取り付けられた取付部68の軸体70を介して、アクチュエータ14のロッド42の係止部46に揺動自在に取り付けられている。
また、第1アーム62の上部側で車両前方側には、車幅方向視で略台形状のクランプ部材74が取り付けられており、その先端の挿入部76が、ステアリングサポート18の凹部102に嵌合(挿入)可能とされている。
すなわち、ステアリングコラム12が運転位置(下死点)にあるとき、凹部102にクランプ部材74の挿入部76が挿入(嵌合)されており、ステアリングコラム12がロック状態(昇降不能)とされている。
さらに、リンク部材16の回転中心部60の上方側には、突き当て部72が径方向外側に突出形成されている
一対のステアリングサポート18は、車幅方向に延在する一対のロッド204上においてステアリングコラム12側(車幅方向内側)端部に配設されている。なお、一対のロッド204の車幅方向内側端部には、一対の支持板206が配設されており、この一対の支持板206間をアクチュエータ14が昇降する構成である。
(本実施形態の作用並びに効果)
次に、本実施形態の車両用ステアリング装置200の作用並びに効果について説明する。
先ず、ステアリングコラム12を運転状態(下死点)から乗降状態(上死点)まで上昇させる場合について説明する。
図9に示す車両用ステアリング装置200に対して、図10に示すように、アクチュエータ14を駆動してロッド42を車両後方側に伸ばすと、ロッド42の先端の係止部46に対して軸体70を介して取付部68が取り付けられたリンク部材16が、回転中心部60を中心として図上、反時計回りに回転する。これにより、リンク部材16の第1アーム62に取りけられていたクランプ部材74の挿入部76がステアリングサポート18の凹部102から抜け出し、ステアリングコラム12のロック状態が解除される。
なお、図10に示すように、アクチュエータ14のロッド42が伸びることにより、リンク部材16の回転中心部60の上方側に位置する突き当て部72がステアリングコラム12の着座部30に形成されたストッパ部36に突き当てられ、リンク部材16の回転が停止される。
さらに、図11に示すように、アクチュエータ14のロッド42が伸びることにより、ステアリングコラム12がコラム揺動軸28を中心として図上反時計回りに回転し、上昇する。この際、アクチュエータ14もアクチュエータ揺動軸50を中心として上昇する。
次に、ステアリングコラム12を乗降状態(上死点)から運転状態(下死点)まで下降させる場合について説明する。
図11に示す車両用ステアリング装置200に対して、図10に示すように、アクチュエータ14を駆動してロッド42を車両前方側に縮めると、ステアリングコラム12が下降する。なお、ステアリングコラム12の下降時には、リンク部材16の突き当て部72がステアリングコラム12のストッパ部36に突き当てられた状態を維持し、リンク部材16が回転することはない。
ステアリングコラム12の下降によって、着座部30がステアリングサポート18の平面部90に着座すると、テーパコーン92が着座部30の貫通孔32に挿入され、ステアリングコラム12がステアリングサポート18に対して前後左右に正確に位置決めされる。
さらに、ステアリングコラム12が回転しなくなった後、アクチュエータ14のロッド42を縮めることにより、リンク部材16が回転中心部60を中心にして図上、時計回りに回転し、第1アーム62に取り付けられたクランプ部材74の挿入部76がステアリングサポート18の凹部102に挿入(嵌合)される。すなわち、ステアリングコラム12がロックされる。
このように、車両用ステアリング装置200では、第1実施形態の車両用ステアリング装置10と同様に、一つのアクチュエータ14でステアリングコラム12のロック/ロック解除と、ステアリングコラム12の昇降動作を行うことができる。
また、ステアリングサポート18に取り付けられたテーパコーン92によって、ステアリングコラム12を下死点で前後左右の位置決めを正確にすることができる。また、着座部30に貫通孔32を設けることで、組付け時にステアリングサポート18の平面部90に対して正確にテーパコーン92を組み付ける(締結する)ことができる。
[その他]
なお、第1実施形態では、ステアリングサポート18とガイド部材20を別部材として構成したが、一体的に形成しても良い。
第2実施形態では、第1実施形態のガイド部材20に相当する部材(構成)を設けなかったが、設けても良い。
第1実施形態及び第2実施形態では、ステアリングコラム12側に貫通孔32を設け、ステアリングサポート18側にテーパコーン92を設けたが、この構成と反対の構成としてもよい。すなわち、ステアリングコラム12側にテーパコーン92を設け、ステアリングサポート18側に貫通孔32を設けた構成としてもよい。
以上、実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
10、200 車両用ステアリング装置
12 ステアリングコラム
14 アクチュエータ
16 リンク部材
18 ステアリングサポート
20 ガイド部材
32 貫通孔(位置決め孔部)
46 係止部(リンク側係止部)
48 軸支部(車体側係止部)
74 クランプ部材
92 テーパコーン(位置決め突起部)
110 ガイド面
112 突出部(ストッパ部)

Claims (5)

  1. 第1位置と該第1位置よりも車両上方側の第2位置との間で揺動可能に支持されたステアリングコラムと、
    前記ステアリングコラムに支持されていると共に該ステアリングコラムに対して揺動可能とされたリンク部材と、
    車体側に係止される車体側係止部と、前記リンク部材に係止されるリンク側係止部と、を有し、作動されることで前記車体側係止部と前記リンク側係止部との間の間隔が変化して、前記ステアリングコラムが前記第1位置と前記第2位置との間で揺動するアクチュエータと、
    前記ステアリングコラムが前記第1位置に位置している状態で該ステアリングコラムを車両下方側から支持するステアリングサポートと、
    前記リンク部材に設けられ、前記ステアリングコラムが前記第1位置に配置されている状態では前記ステアリングサポートに係止され、前記ステアリングコラムが前記第1位置から前記第2位置側へ揺動する際に前記ステアリングサポートから離間するクランプ部材と、
    を備えた車両用ステアリング装置。
  2. 前記クランプ部材の前記ステアリングサポートへの係止が完了した状態で、前記アクチュエータの作動が継続された際に、前記リンク部材が撓み変形する請求項1に記載の車両用ステアリング装置。
  3. 前記ステアリングサポートには、突出方向の先端側へ向かうにつれて窄まる円錐台形状又は円錐形状に形成された位置決め突起部及び内周縁が円形状とされた位置決め孔部の一方が設けられ、
    前記ステアリングコラムには、突出方向の先端側へ向かうにつれて窄まる円錐台形状又は円錐形状に形成された位置決め突起部及び内周縁が円形状とされた位置決め孔部の他方が設けられ、
    前記ステアリングコラムが前記第2位置側から前記第1位置側へ揺動する際に、前記位置決め突起部が前記位置決め孔部に挿入される請求項1又は請求項2に記載の車両用ステアリング装置。
  4. 前記ステアリングコラムが前記第1位置と前記第2位置との間で揺動する際に前記リンク部材の一部と対向して配置されるガイド面を有するガイド部材と、前記リンク部材に設けられた揺動規制部と、をさらに備え、
    前記ステアリングコラムが前記第1位置と前記第2位置との間に配置されている状態で、前記揺動規制部が前記ガイド面に当接して、前記ステアリングコラムの揺動が規制される請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の車両用ステアリング装置。
  5. 前記ガイド部材は、前記ステアリングコラムが前記第2位置に配置された際に前記揺動規制部と対向して配置されるストッパ部を備え、
    前記揺動規制部が前記ストッパ部に当接して、前記ステアリングコラムの前記第2位置に対する前記第1位置とは反対側への揺動が規制される請求項4項に記載の車両用ステアリング装置。
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