JP6634113B2 - 座席回転装置 - Google Patents

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Description

本発明は、座席回転装置に関する。
従来、特許文献1に記載されているように、運転手の向きが前方から後方になるように、車両の座席が回転する座席回転装置が知られている。
特開平11−20525号公報
特許文献1の構成では、ガイドレール、ベース板および連結板が備えられている。ガイドレールは、車両のフロアに設けられている。ベース板は、車両の前後方向に、ガイドレールに対して往復移動可能に設けられている。連結板は、ベース板に対して、回転可能に形成されている。この連結板の上にフレームを介して、座席が取り付けられている。これにより、特許文献1に記載の装置は、座席を車両前後方向へ移動可能とするとともに、座席を水平に回転可能である。
一方、ワンボックス車、乗用車、トラックまたはバス等の車両では、運転席と助手席との間にエンジン取付用の突起部、プロペラシャフト用の突起部、または、コンソールボックス等がフロアパネルの座席設置面から車室内に突出している。このため、運転席または助手席が回転する場合、フロアパネルの座席設置面から車室内に突出する種々の突起部と座席とが干渉することがある。これにより、特許文献1の装置では、運転席または助手席が回転できない虞がある。
本発明の目的は、車両に設けられた座席を簡易に回転可能にする座席回転装置を提供することにある。
本発明の座席回転装置は、座部(911、912)を含む座席(91、92)を有する車両に用いられる。座席回転装置は、ベースプレート(10)、ミドルプレート(30)、アッパープレート(70)を備える。
ベースプレートは、車両に取付可能である。
ミドルプレートは、車両の前方からみてベースプレートの上側に設けられており、車両に対して左右方向に延びる軸であるミドル回転軸(Or_M)を軸として、ベースプレートに対して回転可能に形成されている。
アッパープレートは、車両の前方からみてミドルプレートの上側に設けられており、座部に取付可能であり、ミドルプレートの板厚方向に延びる軸であるアッパー回転軸(Or_U)を軸として、ミドルプレートに対して回転可能に形成されている。
ミドルプレートが回転したとき、アッパープレートとともに座部がミドル回転軸を軸として回転する。ミドルプレートが回転後、アッパープレートは、座部とともに回転したとき、座部が回転するときの軌跡が車両の内側を通るように、アッパー回転軸を軸として回転する。
この構成により、アッパープレートおよび座席は、車両の突起部または他の座席等を回避しつつ、回転する。このため、車両の突起部または他の座席等との干渉を回避できる。座席回転装置により、2つの回転で干渉を回避可能になるため、車両に設けられた座席が簡易に回転できる。
一実施形態による座席回転装置が用いられる車両の部分上面図。 一実施形態による座席回転装置が用いられる車両の部分側面図。 一実施形態による座席回転装置の組立斜視図。 一実施形態による座席回転装置のガススプリングの断面図。 一実施形態による座席回転装置の回転制御部およびアッパー回転部の関係を説明するための回転制御部およびアッパー回転部の上面図。 一実施形態による座席回転装置のアッパー回転部が回転したときの回転制御部およびアッパー回転部の上面図。 一実施形態による座席回転装置のアッパープレートの固定補助部および固定制御部の組立斜視図。 一実施形態による座席回転装置のアッパープレートの固定補助部および固定制御部の断面図。 一実施形態による座席回転装置のアッパープレートの固定補助部および固定制御部の断面図。 一実施形態による座席回転装置により、座席が回転するときの説明図。 一実施形態による座席回転装置により、座席が回転するときの説明図。 一実施形態による座席回転装置により、座席が回転するときの説明図。 一実施形態による座席回転装置により、座席が回転するときの説明図。 一実施形態による座席回転装置により、座席が回転するときの説明図。 一実施形態による座席回転装置により、座席が回転するときの説明図。 一実施形態による座席回転装置により、座席が回転するときの説明図。 一実施形態による座席回転装置により、座席が回転するときの説明図。
以下、実施形態による座席回転装置を図面に基づいて説明する。複数の実施形態の説明において、実質的に同一の構成には、同一の符号を付して説明する。本実施形態という場合、複数の実施形態を包括する。本実施形態の座席回転装置は、車両90に用いられる。まず、本実施形態の座席回転装置が用いられる車両90について説明する。
図1および図2に示すように、車両90は、座席としての運転席91および助手席92ならびにインストルメントパネル93を備える。車両90の前進方向を「前」とし、車両90の後退方向を「後」とする。また、前進方向から見て上側を「上」とし、前進方向から見て下側を「下」とし、上下方向と車両90の高さ方向である車高方向は同一である。さらに、前進方向から見て右側を「右」とし、前進方向から見て左側を「左」とし、左右方向は、車幅方向と同一である。
運転席91は、車両90の右側に設けられており、車両90の前部に取り付けられているハンドル94に対向している。また、運転席91は、座部としての運転側座部911、運転側背もたれ部912および運転側ヘッドレスト913を有する。
運転側座部911は、運転手が着座可能である。
運転側背もたれ部912は、運転側座部911に接続されており、運転手の背中を支持可能である。また、運転側背もたれ部912は、運転側ヘッドレスト913とともに、運転側座部911との接続部を起点にして回転可能である。
運転側ヘッドレスト913は、運転側背もたれ部912に接続されており、運転手の頭を支持可能である。
助手席92は、車両90の左側に設けられている。また、助手席92は、座部としての助手側座部921、助手側背もたれ部922、助手側ヘッドレスト923および助手側案内部924を有する。
助手側座部921は、搭乗者が着座可能である。
助手側背もたれ部922は、助手側座部921に接続されており、搭乗者の背中を支持可能である。また、助手側背もたれ部922は、助手側ヘッドレスト923とともに、助手側座部921との接続部を起点にして回転可能である。
助手側ヘッドレスト923は、助手側背もたれ部922に接続されており、搭乗者の頭を支持可能である。
助手側案内部924は、レールを含み、助手席92を前後方向にスライド可能にする。
(一実施形態)
一実施形態の座席回転装置1では、運転席91が180度回転可能にする。なお、座席回転装置1により、助手席92が180度回転してもよい。
図3に示すように、座席回転装置1は、ベースプレート10、ミドルプレート30、2つのガススプリング50、アッパープレート70および固定制御部80を備える。
ベースプレート10は、板状に形成されており、車両90に取付可能である。ベースプレート10は、複数の車両取付穴11、1つのベース穴12およびベース位置決め部15を有する。ミドルプレート30に対向するベースプレート10の面をベース対向面101とする。ベースプレート10の後端部をベース後端部102とする。ベースプレート10の側部をベース側部103とする。ベース側部103に形成されている穴をベース側部穴104とする。
車両取付穴11は、ベースプレート10の前側であって、ベースプレート10の左右に1つずつ形成されている。また、車両取付穴11は、ベースプレート10の後側であって、ベースプレート10の左右に2つずつ形成されている。車両取付穴11を介して、ボルトまたはナット等により、ベースプレート10と車両90とが取り付けられる。
ベース穴12の中心をベース穴中心Ob_hとする。ベースプレート10の中心をベースプレート中心Obとする。
ベース穴12は、ベース穴中心Ob_hがベースプレート中心Obよりも後側、かつ、車両90の内側に位置するように、形成されている。ベース穴12は、上下方向に連通している。
ベース位置決め部15は、ベース対向面101からミドルプレート30に向かって、突出している。ベース位置決め部15は、ベースプレート10の前側であって、ベースプレート10の左右に1つずつ形成されている。また、それぞれのベース位置決め部15は、ベース固定穴151を1つ含む。ベース固定穴151は、前後方向に連通している。
ミドルプレート30は、板状に形成されており、ベースプレート10の上側に設けられており、ベースプレート10とアッパープレート70との間に設けられる。左右方向に延びる軸をミドル回転軸Or_Mとする。ミドルプレート30は、ミドル回転軸Or_Mを軸としてベースプレート10に対して回転可能に形成されている。なお、初期状態において、ミドルプレート30の板厚方向は、上下方向と同一である。
ミドルプレート30は、ミドル位置決め穴31、ミドル回転中心部32、ミドル回転部33、第1ミドル高さ調整部41、第2ミドル高さ調整部42および第3ミドル高さ調整部43を有する。アッパープレート70に対向するミドルプレート30の面をミドル対向面301とする。ミドルプレート30の後端部をミドル後端部302とする。ミドルプレート30の側部をミドル側部303とする。ミドル側部303に形成されている穴をミドル側部穴304とする。
ミドル位置決め穴31は、ベース位置決め部15に対応するミドルプレート30の位置に形成されている。ベース位置決め部15は、ミドル位置決め穴31に挿通可能である。ベース位置決め部15がミドル位置決め穴31に挿通されたとき、ミドルプレート30とベース位置決め部15とが係合する。
ミドル回転中心部32は、ベース後端部102に固定されている。ミドル回転中心部32は、左右に1つずつ設けられている。ミドル回転中心部32には、穴が形成されており、ミドル回転中心部32とベースプレート10とは、ボルトまたはナット等で固定される。また、ミドル回転中心部32は、ミドル回転部33の回転軸であるミドル回転軸Or_Mを後側に有する。ミドル回転軸Or_Mは、左右方向、すなわち、車幅方向に延びている。
ミドル回転部33は、それぞれのミドル回転中心部32に接続されており、ミドル後端部302に固定されている。ミドル回転部33には、穴が形成されており、ミドル回転部33とミドルプレート30とは、ボルトまたはナット等で固定される。また、ミドル回転部33は、ミドル回転軸Or_Mを軸として回転可能である。ミドル回転部33が回転したとき、ミドルプレート30は、ベースプレート10に対して回転する。
第1ミドル高さ調整部41は、前後方向に延びる板状に形成されており、ミドル対向面301からアッパープレート70に向かって突出している。また、第1ミドル高さ調整部41は、ミドルプレート30の前側であって、ミドルプレート30の左右に1つずつ設けられている。さらに、第1ミドル高さ調整部41は、第2ミドル高さ調整部42の厚さと等しい高さとなるように、形成されている。本明細書中、「等しい」は、常識的な誤差範囲を含むものとする。
第2ミドル高さ調整部42は、前後左右方向に延びる板状に形成されており、ミドル対向面301に設けられている。また、第2ミドル高さ調整部42は、ミドルプレート30の後側に1つ設けられている。第2ミドル高さ調整部42は、図示はしないが複数の穴を含み、第2ミドル高さ調整部42とミドルプレート30とは、ボルトまたはナット等で固定されている。また、第2ミドル高さ調整部42は、ミドル凹部421を含む。
ミドル凹部421は、ベース穴12に対応する位置に形成されており、ミドルプレート30の板厚方向に凹んでいる。ミドル凹部421は、1つのミドル穴422および複数のミドル凹部取付穴423を含み、環状に形成されている。
ミドル穴422の中心をミドル穴中心Om_hとする。ミドルプレート30の中心をミドルプレート中心Omとする。
ミドル穴422は、ミドル穴中心Om_hがミドルプレート中心Omよりも後側、かつ、車両90の内側に位置するように、形成されている。ミドル穴422は、上下方向に連通している。
ミドル凹部取付穴423は、ミドル凹部421の周方向に対して等間隔となるように、8つ形成されており、第3ミドル高さ調整部43の内側に形成される。また、ミドル凹部取付穴423は、ミドルプレート30の板厚方向に連通している。ミドル凹部取付穴423を介して、ミドルプレート30とアッパープレート70とが取り付けられる。
第3ミドル高さ調整部43は、環状に形成され、板状に形成されている。第3ミドル高さ調整部43は、複数の調整用ワッシャ432を含む。調整用ワッシャ432は、ミドル凹部取付穴423に対応しており、第3ミドル高さ調整部43の周方向に対して等間隔となるように、ミドル凹部取付穴423と同数形成されている。調整用ワッシャ432は、第3ミドル高さ調整部43の内側に設けられる。第3ミドル高さ調整部43は、ミドル凹部421とアッパー回転部75との間に設けられる。
アッパープレート70に対向する第1ミドル高さ調整部41の端面を第1調整面411とする。アッパープレート70に対向する第2ミドル高さ調整部42の端面を第2調整面424とする。第3ミドル高さ調整部43がミドル凹部421に係合されたときに露出する第3ミドル高さ調整部43の端面を第3調整面433とする。
第3ミドル高さ調整部43は、ミドル対向面301から第1調整面411までの距離およびミドル対向面301から第2調整面424までの距離よりも、ミドル対向面301から第3調整面433までの距離が大きくなるように、形成されている。
ガススプリング50は、座席回転装置1の左右に1つずつ設けられる。ガススプリング50は、第1接続部51、第2接続部52、シリンダ53、第1ピストン61および第2ピストン62を有する。ガススプリング50には、流体が封止されている。第1ピストン61のロッド部612に外力が作用したとき、第1接続部51から第2接続部52に向かう方向に作用するガス反力Fgが発生するように、ガススプリング50の各部は、調整されている。ガス反力Fgにより、ミドルプレート30の回転方向と同一方向の回転力が発生する。
第1接続部51は、ベース側部穴104を介して、ベース側部103と接続されている。
第2接続部52は、ベース側部穴104よりも前側に形成されている。第2接続部52は、ミドル側部穴304を介して、ミドル側部303と接続されている。なお、ミドル側部穴304は、ベース側部穴104よりも前側に形成されている。
図4に示すように、シリンダ53は、筒状に形成されており、第2接続部52に接続されている。シリンダ53内には、流体が封止されている。第1接続部51側のシリンダ53の内壁を第1内壁534とする。第2接続部52側のシリンダ53の内壁を第2内壁535とする。
第1ピストン61は、摺動部としての第1摺動部611およびロッド部612を含む。
第1摺動部611は、板状に形成されており、シリンダ53内に形成されている。第1摺動部611は、シリンダ53内を摺動可能である。
ロッド部612は、棒状に形成されており、第1摺動部611および第1接続部51に接続されている。ロッド部612は、第1摺動部611とともに移動可能である。
第2ピストン62は、板状に形成されており、第1摺動部611に対向し、第2接続部52側のシリンダ53内に設けられている。第2ピストン62は、シリンダ53内を摺動可能である。
第1摺動部611と第1内壁534との間に、第1圧力室531が形成されている。第1摺動部611には、第1圧力室531および第2圧力室532に連通し、流体を移動可能にするオリフィス613が形成されている。第1摺動部611と第2ピストン62との間に、第2圧力室532が形成されている。第2ピストン62と第2内壁535との間に、第3圧力室533が形成されている。第1摺動部611およびロッド部612に外力が作用したとき、シリンダ53内を流体が移動し、第1接続部51から第2接続部52に向かう方向にガス反力Fgが発生する。
図3に戻って、アッパープレート70は、板状に形成されており、ミドルプレート30の上側に設けられている。アッパープレート70は、アッパー位置決め穴71、固定補助部72、アッパー穴73、回転制御部74、アッパー回転部75および複数の座席取付穴76を備える。ミドルプレート30に対向するアッパープレート70の面とは反対側の面をアッパー端面701とする。
アッパー位置決め穴71は、ベース位置決め部15およびミドル位置決め穴31に対応する位置に形成されている。ベース位置決め部15は、ミドル位置決め穴31を介して、アッパー位置決め穴71に挿通可能である。ベース位置決め部15がミドル位置決め穴31およびアッパー位置決め穴71に挿通されたとき、アッパープレート70は、ベース位置決め部15と係合する。
固定補助部72は、アッパー位置決め穴71の前側で、アッパー端面701に、1つずつ形成されている。固定補助部72は、ベースプレート10およびアッパープレート70の固定を補助可能である。固定補助部72は、底部723、第1凸部721および第2凸部722を有する。
底部723は、アッパー端面701に接続されており、板状に形成されている。
第1凸部721は、後側の底部723から上方向に突出しており、第1補助穴724を含む。第1補助穴724は、前後方向に連通している。また、第1補助穴724は、第1補助穴724の大きさがベース固定穴151の大きさと等しくなるように、形成されている。
第2凸部722は、前側の底部723から上方向に突出しており、第2補助穴725を含む。第2補助穴725は、第1補助穴724に対応する位置に形成されており、前後方向に連通している。ミドル位置決め穴31およびアッパー位置決め穴71にベース位置決め部15が挿通されたとき、第1補助穴724および第2補助穴725の位置がベース固定穴151の位置に対応するように、第1凸部721および第2凸部722は、形成されている。
アッパー穴73は、ベース穴12およびミドル穴422に対応する位置に形成されている。アッパー穴73の中心をアッパー穴中心Ou_hとする。アッパープレート70の中心をアッパープレート中心Ouとする。アッパー穴中心Ou_h、ベース穴中心Ob_hおよびミドル穴中心Om_hは、同一直線上となるように、設定されている。また、アッパープレート中心Ou、ベースプレート中心Obおよびミドルプレート中心Omは、同一直線上となるように、設定されている。
アッパープレート70は、アッパー穴中心Ou_hがアッパープレート中心Ouよりも後側、かつ、車両90の内側に位置するように、形成されている。アッパー穴73は、上下方向に連通している。
回転制御部74は、アッパー穴73よりも前側に形成されており、アッパー端面701から上方向に突出している。回転制御部74は、アッパー回転部75の回転方向、すなわち、アッパープレート70の回転方向を設定可能である。また、回転制御部74は、アッパー回転部75の回転し、アッパープレート70の回転を規制可能である。
アッパー回転部75は、環状に形成され、板状に形成されている。アッパー回転部75は、アッパー穴73を介して、アッパープレート70と係合する。アッパー穴中心Ou_hおよびミドル穴中心Om_hを通り、ミドルプレート30の板厚方向に延びている軸をアッパー回転軸Or_Uとする。アッパー回転部75は、アッパー回転軸Or_Uを軸として回転可能である。アッパー回転部75の回転により、アッパープレート70は、アッパー回転軸Or_Uを軸としてミドルプレート30に対して回転可能に形成されている。また、アッパー回転部75は、複数の回転部取付穴753、第1回転凸部751および第2回転凸部752を有する。
回転部取付穴753は、ミドル凹部取付穴423に対応しており、アッパー回転部75の周方向に対して等間隔となるように、ミドル凹部取付穴423と同数形成されている。アッパー回転部75は、第2ミドル高さ調整部42とで、第3ミドル高さ調整部43を挟むようにして、設けられる。また、アッパー回転部75は、アッパー回転軸Or_Uを軸として回転可能であり、ミドル凹部取付穴423および調整用ワッシャ432を介して、ボルトまたはナット等で係合される。
図5に示すように、第1回転凸部751は、アッパー回転部75の前側に形成されている。第1回転凸部751は、アッパー回転部75の径方向内側から径方向外側に向かって延びており、アッパー回転部75から突出している。初期状態では、第1回転凸部751は、回転制御部74と隣接し、回転制御部74よりも車両90の内側に設けられている。
第2回転凸部752は、第1回転凸部751とは反対側に設けられている。第2回転凸部752は、第1回転凸部751と同様に、アッパー回転部75の径方向内側から径方向外側に向かって延びており、アッパー回転部75から突出している。第2回転凸部752は、アッパー回転軸Or_Uに対して、第1回転凸部751と対称に形成されている。
また、第2回転凸部752は、第1回転凸部751およびアッパープレート70とともにアッパー回転部75が180度回転したとき、回転制御部74と接触するように、形成されている。第1回転凸部751および回転制御部74により、アッパー回転部75の回転方向は、一方向に制限される。本実施形態では、アッパー回転部75の回転方向は、第1回転凸部751が車両90の内側を通過するような回転方向に設定される。
図6に示すように、アッパー回転部75がアッパー回転軸Or_Uを軸として、180度回転したとき、第2回転凸部752と回転制御部74とが接触し、アッパー回転部75の回転が停止する。このとき、アッパープレート70の回転も停止する。
図3に戻って、座席取付穴76は、アッパープレート70の前側であって、アッパープレート70の左右に1つずつ形成されている。また、座席取付穴76は、アッパープレート70の後側であって、アッパープレート70の左右に2つずつ形成されている。座席取付穴76を介して、運転側座部911または助手側座部921とアッパープレート70とがボルトまたはナット等で係合される。また、運転側座部911または助手側座部921とアッパープレート70とは、運転側座部911または助手側座部921が前後方向に移動可能となるように、係合される。
図7に示すように、固定制御部80は、棒状部材81、第1ワッシャ82、ばね部材83、第2ワッシャ84、第1ナット85、取手部86および第2ナット87を有する。
棒状部材81は、大径部811および小径部812を含む。棒状部材81は、第1補助穴724および第2補助穴725に挿通される。
大径部811は、棒状部材81の後側の部位である。大径部811は、大径部811の径が比較的大きくなるように、形成されている。また、大径部811は、大径部811の径が第1補助穴724の径よりも小さくなるように、形成されている。大径部811は、第1補助穴724に挿通可能である。
小径部812は、大径部811に接続されている部位である。小径部812は、小径部812の径が大径部811の径よりも小さくなるように、形成されている。また、小径部812は、小径部812の径が第2補助穴725の径よりも小さくなるように、形成されている。小径部812は、第2補助穴725に挿通可能である。
また、小径部812は、大径部811とは反対側にねじ部813を含む。
ねじ部813は、螺旋状に凹凸を含み、第1ナット85および第2ナット87と嵌合可能である。
第1ワッシャ82は、環状に形成されている。第1ワッシャ82は、第1ワッシャ82の内径が小径部812の径よりも大きく、大径部811の径よりも小さくなるように、形成されている。小径部812は、第1ワッシャ82に挿通可能である。
ばね部材83は、環状に形成され、螺旋状に形成されている。ばね部材83は、ばね部材83の内径が小径部812の径よりも大きく、大径部811の径よりも小さくなるように、形成されている。小径部812は、ばね部材83に挿通可能である。ばね部材83が弾性変形したとき、ばね部材83による復元力が発生する。
第2ワッシャ84は、第1ワッシャ82と同様に、環状に形成されている。第2ワッシャ84は、第2ワッシャ84の内径が小径部812の径よりも大きく、大径部811の径よりも小さくなるように、形成されている。小径部812は、第2ワッシャ84に挿通可能である。
第1ナット85は、ねじ部813に対応する螺旋状の凹凸を内側に含み、ねじ部813と嵌合可能である。
取手部86は、棒状に形成されており、左右方向に延びている。取手部86は、取手部86の大きさが人の握れる大きさとなるように、形成されている。また、取手部86は、取手部穴861を左右にそれぞれ1つずつ含む。
取手部穴861は、取手部穴861の径が小径部812の径よりも大きく、大径部811の径よりも小さくなるように、形成されている。小径部812は、取手部穴861に挿通可能である。
第2ナット87は、第1ナット85と同様に、ねじ部813に対応する螺旋状の凹凸を内側に含み、ねじ部813と嵌合可能である。
図8に示すように、ミドル位置決め穴31およびアッパー位置決め穴71にベース位置決め部15が挿通されたとき、ベースプレート10、ミドルプレート30およびアッパープレート70が係合する。その後、ベース固定穴151、第1補助穴724および第2補助穴725に棒状部材81が挿通されたとき、ベースプレート10、ミドルプレート30およびアッパープレート70は、固定される。
このとき、大径部811は、ベース固定穴151および第1補助穴724を介して、ベース位置決め部15および第1凸部721と係合する。小径部812は、第1ワッシャ82、ばね部材83、第2ワッシャ84、第1ナット85、取手部穴861および第2ナット87に挿通される。
第1ワッシャ82は、大径部811とばね部材83との間に設けられる。ばね部材83は、第1ワッシャ82と第2凸部722との間に設けられる。第2ワッシャ84は、固定補助部72の外側であって、第2凸部722と第1ナット85との間に設けられる。第1ナット85は、ねじ部813と嵌合されており、第2ワッシャ84と取手部86との間に設けられている。取手部86の左右部分は、第1ナット85と第2ナット87との間に、設けられている。第2ナット87は、ねじ部813と嵌合されており、取手部86の左右部分を第1ナット85とで挟むように、設けられている。このようにして、ベースプレート10、ミドルプレート30およびアッパープレート70は、固定される。
図9に示すように、取手部86が引かれて、前方に移動したとき、大径部811がベース固定穴151を通過し、第1補助穴724を介して第1凸部721と大径部811とが係合する。このとき、ベース位置決め部15の固定が解除される。ミドルプレート30は、ミドル回転軸Or_Mを軸として回転可能な状態になる。このように、固定制御部80は、ベースプレート10、ミドルプレート30およびアッパープレート70の固定を制御可能である。
従来、特許文献1に記載されているように、運転手の向きが前方から後方になるように、車両の座席が回転する座席回転装置が知られている。一方、ワンボックス車、乗用車、トラックまたはバス等の車両では、運転席と助手席との間にエンジン取付用の突起部、プロペラシャフト用の突起部、または、コンソールボックス等がフロアパネルの座席設置面から車室内に突出している。このため、運転席または助手席が回転する場合、フロアパネルの座席設置面から車室内に突出する種々の突起部と座席とが干渉することがある。これにより、特許文献1の装置では、運転席または助手席が回転できない虞がある。そこで、座席回転装置1では、車両90に設けられた座席を簡易に回転可能にする。
座席回転装置1による運転席91の回転について説明する。
図10に示すように、初期状態では、運転席91は、前方を向いている。固定制御部80により、ベース位置決め部15の固定が解除されたとき、ミドルプレート30がミドル回転軸Or_Mを軸にして回転可能になる。
図11に示すように、ミドルプレート30が回転するとき、ガススプリング50は、ガス反力Fgをミドルプレート30に作用する。ガス反力Fgによって、ミドルプレート30の回転が補助される。運転席91が後方に倒れ、所定の位置で静止する。所定の位置は、ガススプリング50の圧力、運転側背もたれ部912および運転側ヘッドレスト913の重さによって、設定される。
図12、図13、図14および図15に示すように、アッパープレート70がアッパー回転軸Or_Uを軸にして回転する。このとき、運転側座部911の回転するときの軌跡が車両90の内側を通りながら、運転席91が回転する。アッパー回転部75とともにアッパープレート70が180度回転したとき、第2回転凸部752が回転制御部74に接触し、アッパー回転部75およびアッパープレート70の回転が停止する。運転席91の回転が停止する。
図16に示すように、ミドルプレート30がミドル回転軸Or_Mを軸にして回転する。このとき、運転側座部911の自重により、運転席91が前方に倒れる。ベース位置決め部15がミドル位置決め穴31およびアッパー位置決め穴71に挿通される。ベースプレート10、ミドルプレート30およびアッパープレート70が係合する。大径部811は、ベース固定穴151および第1補助穴724を介して、ベース位置決め部15および第1凸部721と係合する。ベースプレート10、ミドルプレート30およびアッパープレート70が固定される。
図17に示すように、運転側座部911および運転側背もたれ部912の位置調整がされる。このようにして、座席回転装置1により、運転席91が180度回転する。同様にして、座席回転装置1により、助手席92が180度回転できる。
[1]運転側座部911または助手側座部921とともにミドルプレート30がミドル回転軸Or_Mを軸として回転後、アッパープレート70が回転する。運転側座部911または助手側座部921とともにアッパー回転軸Or_Uを軸として回転するとき、アッパープレート70は、座部が回転するときの軌跡が車両90の内側を通るように、回転する。運転側座部911または助手側座部921とともにアッパープレート70が回転したとき、アッパープレート70および座席は、車両90の突起部または他の座席等を回避しつつ、回転する。このため、車両90の突起部または他の座席等との干渉を回避できる。座席回転装置1により、2つの回転で干渉を回避可能になるため、車両90に設けられた座席が簡易に回転できる。
[2]ミドルプレート30が回転したとき、ガススプリング50は、ミドルプレート30の回転方向と同一方向の回転力をミドルプレート30に作用する。これにより、ミドルプレート30が回転しやすくなり、座席が回転しやすくなる。
[3]アッパープレート70は、アッパー回転軸Or_Uがアッパープレート中心Ouよりも後側、かつ、車両90の内側となるように、形成されている。これにより、座部が回転するときの軌跡が車両90の内側を通りやすくなる。このため、アッパープレート70および座部と、車両90の突起部または他の座席等との干渉がしにくくなる。
[4]第3ミドル高さ調整部43は、ミドル対向面301から第1調整面411までの距離およびミドル対向面301から第2調整面424までの距離よりも、ミドル対向面301から第3調整面433までの距離が大きくなるように、形成されている。アッパープレート70が回転するとき、アッパープレート70とミドルプレート30とが干渉しにくくなる。このため、アッパープレート70が回転しやすくなり、座席が回転しやすくなる。
[5]第1回転凸部751が回転制御部74よりも車両90の内側に設けられているため、アッパープレート70の回転方向は、一方向に制御される。これにより、回転方向を誤ることがなくなり、座席は、安全に回転できる。このため、座席回転装置1の安全性が向上する。
[6]ベース位置決め部15は、ミドル位置決め穴31およびアッパー位置決め穴71に挿通可能である。ベース位置決め部15がミドル位置決め穴31およびアッパー位置決め穴71にされたとき、ベースプレート10、ミドルプレート30およびアッパープレート70が係合する。ミドルプレート30またはアッパープレート70が不意に回転することがなくなり、座席回転装置1の安全性が向上する。
[7]固定制御部80の大径部811は、ベース固定穴151および第1補助穴724に挿通されたとき、ベースプレート10およびアッパープレート70を固定する。また、大径部811は、ベース固定穴151を通過し、第1補助穴724に挿通されたとき、ベースプレート10およびアッパープレート70の固定を解除する。大径部811により、簡易な構成で、ベースプレート10およびアッパープレート70の固定を制御できる。
[8]第1ワッシャ82は、大径部811とばね部材83との間に設けられている。ばね部材83により、大径部811の移動がしやすくなる。第1ワッシャ82により、ばね部材83の復元力が調整されやすくなる。第2ワッシャ84は、外側の第2凸部722と第1ナット85との間に設けられている。第2ワッシャ84により、小径部812が第2ナット87から突き出る量が調整されやすくなる。小径部812が突き出る量が適切になることで、小径部812と第2ナット87との固定力が確保される。また、小径部812の端との接触が防止され、座席回転装置1の安全性が向上する。
(他の実施形態)
(i)ベース位置決め部15、ミドル位置決め穴31およびアッパー位置決め穴71は、少なくとも1つ形成されていればよい。車両取付穴11および座席取付穴76は、少なくとも1つ形成されていればよい。ミドル凹部取付穴423、回転部取付穴753は、少なくとも1つ形成されていればよい。
(ii)ベース位置決め部15は、ベースプレート10と別体であってもよいし、ベースプレート10と一体であってもよい。第1ミドル高さ調整部41、第2ミドル高さ調整部42および第3ミドル高さ調整部43は、ミドルプレート30と別体であってもよいし、ミドルプレート30と一体であってもよい。固定補助部72、回転制御部74およびアッパー回転部75は、アッパープレート70と別体であってもよいし、アッパープレート70と一体であってもよい。
(iii)ミドル回転中心部32およびミドル回転部33は、ヒンジ等であってもよい。
以上、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の形態で実施することができる。
1 ・・・座席回転装置、
10 ・・・ベースプレート、
30 ・・・ミドルプレート、
70 ・・・アッパープレート、
91 ・・・運転側座席、 92 ・・・助手側座席、
911 ・・・運転側座部、 912 ・・・助手側座部、
Or_M ・・・ミドル回転軸、
Or_U ・・・アッパー回転軸。

Claims (5)

  1. 座部(911、912)を含む座席(91、92)を有する車両に用いられる座席回転装置(1)であって、
    前記車両に取付可能なベースプレート(10)と、
    前記車両の前方からみて前記ベースプレートの上側に設けられており、前記車両に対して左右方向に延びる軸であるミドル回転軸(Or_M)を軸として、前記ベースプレートに対して回転可能に形成されているミドルプレート(30)と、
    前記車両の前方からみて前記ミドルプレートの上側に設けられており、前記座部に取付可能であり、前記ミドルプレートの板厚方向に延びる軸であるアッパー回転軸(Or_U)を軸として、前記ミドルプレートに対して回転可能に形成されているアッパープレート(70)と、
    前記車両に対して前側の前記ミドルプレートに形成されており、前記アッパープレートに対向する前記ミドルプレートの面であるミドル対向面(301)から突出している第1ミドル高さ調整部(41)と、
    前記車両に対して後側の前記ミドルプレートに形成されており、板状であって、前記ミドルプレートの板厚方向に凹むミドル凹部(421)を有する第2ミドル高さ調整部(42)と、
    前記ミドル凹部に係合されており、前記ミドル対向面から前記アッパープレートに対向する前記第1ミドル高さ調整部の端面(411)の距離および前記ミドル対向面から前記アッパープレートに対向する前記第2ミドル高さ調整部の端面(424)の距離よりも、前記ミドル対向面から端面(433)までの距離が大きくなるように、形成されている第3ミドル高さ調整部(43)と、
    を備え、
    前記ミドルプレートが回転したとき、前記アッパープレートとともに前記座部が前記ミドル回転軸を軸として回転し、前記ミドルプレートが回転後、前記アッパープレートは、前記座部とともに回転したとき、前記座部が回転するときの軌跡が前記車両の内側を通るように、前記アッパー回転軸を軸として回転する座席回転装置。
  2. 流体が封止されているシリンダ(53)、前記シリンダ内を摺動可能な摺動部(611)および前記摺動部とともに移動可能なロッド部(612)を有する第1ピストン(61)ならびに、前記摺動部に対向し、前記シリンダ内を摺動可能な第2ピストン(62)を有し、前記ミドルプレートが回転したとき、前記ミドルプレートの回転方向と同一方向の回転力を前記ミドルプレートに作用するガススプリング(50)をさらに備える請求項1に記載の座席回転装置。
  3. 前記アッパープレートは、前記アッパー回転軸が前記アッパープレートの中心(Ou)よりも前記車両の後側、かつ、前記車両の内側となるように、形成されている請求項1または2に記載の座席回転装置。
  4. 前記ミドルプレートに対向する面とは反対側の前記アッパープレートの面(701)から突出している回転制御部(74)と、
    前記アッパープレートとともに前記アッパー回転軸を軸として回転可能であり、前記回転制御部よりも前記車両の内側に設けられている第1回転凸部(751)と、
    前記第1回転凸部とともに前記アッパー回転軸を軸として回転可能であり、前記アッパー回転軸に対して前記第1回転凸部とは反対側に設けられており、前記第1回転凸部とともに回転したとき、前記回転制御部と接触し、回転が停止する第2回転凸部(752)と、
    前記ミドルプレートに対向する前記ベースプレートの面であるベース対向面(101)から前記ミドルプレートに向かって突出するベース位置決め部(15)と、
    をさらに備え
    前記ミドルプレートは、前記ベース位置決め部に対応する位置に、前記ベース位置決め部が挿通可能なミドル位置決め穴(31)を有し、
    前記アッパープレートは、前記ベース位置決め部および前記ミドル位置決め穴に対応する位置に、前記ベース位置決め部が挿通可能なアッパー位置決め穴(71)を有する請求項1からのいずれか一項に記載の座席回転装置。
  5. 前記ベース位置決め部は、前記車両の前後方向に連通するベース固定穴(151)を有し、
    前記ミドルプレートに対向する面とは反対側の前記アッパープレートの面であるアッパー端面(701)から突出し、前記ベース位置決め部よりも前記車両の前側に形成されており、前記ミドル位置決め穴および前記アッパー位置決め穴に前記ベース位置決め部が挿通されたとき、前記ベース固定穴に対応する位置に形成される第1補助穴(724)を有する第1凸部(721)と、
    前記アッパー端面から突出し、前記第1凸部よりも前記車両に対して前側に形成されており、前記第1補助穴に対応する位置に形成され、前記ベース固定穴および前記第1補助穴よりも小さい第2補助穴(725)を有する第2凸部(722)と、
    前記ミドル位置決め穴および前記アッパー位置決め穴に前記ベース位置決め部が挿通されて、前記ベース固定穴および前記第1補助穴に挿通されたとき、前記ベースプレートおよび前記アッパープレートを固定し、前記ベース固定穴を通過し、前記第1補助穴に挿通されたとき、前記ベースプレートおよび前記アッパープレートの固定を解除する大径部(811)を有する固定制御部(80)をさらに備える請求項に記載の座席回転装置。
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