JP2022002347A - 部品装着方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】生産性の向上を図ることができる部品装着方法を提供することを目的とする。【解決手段】部品装着方法は、部品装着機の部品移載装置が部品の保持動作を開始してから基板への装着を完了するまでの一連の処理において、部品移載装置に保持された部品と当該部品に関する情報に基づいて予め作成されるモデルデータとの照合により処理エラーが発生したか否かの判定を行うエラー判定ステップと、エラー判定ステップにおいて処理エラーが発生したと判定された場合には、部品移載装置の装着動作を一時中断してモデルデータの修正を行う修正ステップと、修正ステップが完了した後に部品移載装置に保持された部品と修正されたモデルデータとの照合により処理エラーが発生したか否かを再判定する再判定ステップと、再判定ステップにおいて処理エラーが発生していないと判定した場合に、部品移載装置の装着動作を一時中断した際に保持されていた部品を廃棄せずに基板に装着する装着動作の再開ステップと、を備える部品装着方法。【選択図】図2

Description

本発明は、部品装着方法に関する。
特許文献1には、吸着ノズルに吸着された部品をパーツカメラで撮像し、撮像された部品の画像を予め記憶された画像処理データと比較する画像処理を行う部品装着機が開示されている。特許文献1に記載の部品装着機は、画像処理において、部品の形状や吸着ノズルによる部品の吸着位置が所定の許容範囲内になければ、部品が不良であると判定し、画像処理エラーが発生する。
特開2015−135886号公報
上記した従来技術において、部品装着機による部品装着作業を開始するにあたり、画像処理に用いる画像処理データ等の中に、正当性に確証のないデータが含まれることがある。この場合において、データの正当性を確認するためのテストが、部品装着作業の開始前に行われていた。つまり、テストが完了するまで部品装着作業を開始できないので、部品装着作業の生産性が低下する。
本明細書は、生産性の向上を図ることができる部品装着方法を提供することを目的とする。
本明細書は、部品装着機の部品移載装置が部品の保持動作を開始してから基板への装着を完了するまでの一連の処理において、前記部品移載装置に保持された前記部品と当該部品に関する情報に基づいて予め作成されるモデルデータとの照合により処理エラーが発生したか否かの判定を行うエラー判定ステップと、前記エラー判定ステップにおいて前記処理エラーが発生したと判定された場合には、前記部品移載装置の装着動作を一時中断して前記モデルデータの修正を行う修正ステップと、前記修正ステップが完了した後に前記部品移載装置に保持された前記部品と修正された前記モデルデータとの照合により前記処理エラーが発生したか否かを再判定する再判定ステップと、前記再判定ステップにおいて前記処理エラーが発生していないと判定した場合に、前記部品移載装置の装着動作を一時中断した際に保持されていた前記部品を廃棄せずに前記基板に装着する装着動作の再開ステップと、を備える部品装着方法を開示する。
このような構成によれば、部品移載装置が部品の保持動作を開始してから装着するまでの一連の処理を行う過程で、処理エラーが発生した場合に、部品移載装置の動作を一時中断するとともにモデルデータの修正が行われる。そして、修正されたモデルデータを用いた再判定によって処理エラーが発生していないと判定された場合には、保持されていた部品を廃棄することなく装着動作が再開される。
よって、本明細書の部品装着方法は、処理エラーが発生した場合に、装着動作を一時中断した際に保持されていた部品が廃棄されずに装着動作が再開される機会があるので、処理エラーやモデルデータの修正に伴う部品の廃棄を低減できる。また、部品装着作業を開始する前に、部品装着作業における一連の処理に用いられるモデルデータの正当性を確認するためのテストを行う必要がないので、部品装着作業の生産性を向上させることができる。
本発明の一実施形態における部品装着機の概略図である。 制御装置により実行される処理エラー判定処理を示すフローチャートである。 制御装置により実行される吸着エラー対応処理を示すフローチャートである。 制御装置により実行される部品照合エラー判定処理を示すフローチャートである。 制御装置により実行される部品照合エラー対応処理を示すフローチャートである。
(1.部品装着機1の構成)
以下、本発明に係る部品装着機を適用した実施形態について、図面を参照しながら説明する。まず、図1を参照して、本発明の一実施形態である部品装着機1の構成を説明する。図1に示すように、部品装着機1は、基板搬送装置10と、部品供給装置20と、部品移載装置30と、第一撮像装置40及び第二撮像装置50と、表示装置60と、制御装置100とを主に備える。
基板搬送装置10は、コンベア11と、クランプ装置12とを主に備える。コンベア11は、部品Pを装着する対象となる基板Kを基板供給位置に搬送する。クランプ装置12は、コンベア11により基板供給位置に搬送された基板Kを位置決め固定する。部品供給装置20は、リールRに巻回されたテープに収納された部品Pを部品供給位置に供給するフィーダ等から構成される。
部品移載装置30は、XYロボット31と、装着ヘッド32と、を主に備え、装着ヘッド32がXYロボット31により水平方向へ移動可能に設けられる。装着ヘッド32には、部品Pを吸着により保持可能な吸着ノズル33が装着される。第一撮像装置40は、XYロボット31に設けられたカメラであり、基板供給位置に位置決め固定された基板Kや部品供給位置に供給された部品Pを上方から撮像する。第二撮像装置50は、基板搬送装置10と部品供給装置20との間に設けられたカメラであり、吸着ノズル33に吸着された部品Pを下方から撮像する。
表示装置60は、部品装着機1による部品Pの装着作業に関する各種情報を表示するタッチパネル式の液晶ディスプレイであり、作業者からの指示を受け付ける入力装置としても機能する。
制御装置100は、部品装着機1の動作に関する全般的な制御を行い、基板搬送装置10や部品供給装置20、部品移載装置30、第一撮像装置40、第二撮像装置50及び表示装置60に対して通信可能に接続される。
(2.制御装置100について)
制御装置100は、モデルデータ記憶部110と、エラー判定部120と、確認要否記憶部130とを主に備える。
モデルデータ記憶部110は、基板Kに装着する各々の部品Pに関する情報に基づいて作成されたモデルデータを記憶する。このモデルデータの中には、上方から見た部品Pの外形を示す画像データや下方から見た部品Pの外形を示す画像データ等が含まれる。モデルデータは、例えば、部品Pの装着動作を開始してから基板Kに部品を装着するまでの一連の処理の中で、部品Pが不良品であるか否かを制御装置100が判定する際に用いられる。
エラー判定部120は、部品移載装置30が部品Pの保持動作を開始してから基板Kに対する部品Pの装着を完了するまでの一連の処理において、処理エラーが発生したか否かの判定を行う。本実施形態において、エラー判定部120が判定を行う処理エラーとしては、吸着エラーや落下エラー、部品照合エラーが含まれる。
吸着エラーは、部品供給装置20に供給された部品Pの吸着動作において、部品Pが吸着ノズル33に適切に吸着されなかったことを示すエラーである。落下エラーは、基板Kに装着されるまでの過程において、吸着ノズル33に吸着された部品Pが落下したことを示すエラーである。なお、吸着エラー及び落下エラーの発生を判定する方法としては、吸着ノズル33における負圧や流量の変化を検知する方法等が例示される。
部品移載装置30における通常の動作において、吸着エラー又は落下エラーが発生するとき、制御装置100は、リカバリ処理へ移行する。リカバリ処理において、制御装置100は、部品供給装置20に供給された他の部品Pの装着動作を継続して行った後に、吸着エラー又は落下エラーにより装着されていない部品Pの装着動作を行う。そして、同一の部品Pに対する装着動作時に吸着エラー又は落下エラーが所定回数連続して発生している場合には、制御装置100は、部品移載装置30による装着動作を停止し、処理エラーの発生を作業者に報知する。なお、処理エラーの発生を報知する方法としては、表示装置60への表示や警告音による報知等が例示される。
部品照合エラーは、吸着ノズル33に吸着保持された部品Pを第二撮像装置50により撮像し、撮像した部品撮像データをモデルデータと照合した結果、部品撮像データとモデルデータとが一致しなかったことを示すエラーである。部品移載装置30における通常の動作において、部品照合エラーが発生すると、制御装置100は、吸着ノズル33に吸着されている部品Pが不良品であると判定する。そして、制御装置100は、部品移載装置30を制御し、吸着保持されている部品Pを廃棄すると共に、リカバリ処理へ移行する。
確認要否記憶部130は、エラー判定部120により処理エラーが発生したと判定された場合に、モデルデータ記憶部110に記憶されたモデルデータの正当性の確認を必要とするか否かを記憶する。
ここで、例えば、以前に基板Kに対して装着を行った実績のない初品である部品Pに関するモデルデータは、部品Pの良否の判定に用いるモデルデータとして正当であるとの確証がない。この点に関し、従来、作業者は、初品である部品Pのみについて、保持動作から装着までの一連の処理を行いながら、モデルデータの正当性を確認するテストを行い、モデルデータの正当性が確認できた後に、部品装着作業を開始していた。
これに対し、部品装着機1では、基板Kに装着する部品Pが初品であるか否かが、確認要否記憶部130に記憶され、制御装置100は、初品である部品Pに関するモデルデータを、確認を必要とするモデルデータであるとみなす。
従って、処理エラーが発生した場合に、吸着ノズル33に吸着保持する対象である部品Pが初品であると確認要否記憶部130に記憶されていれば、制御装置100は、モデルデータの正当性に疑義があるとみなし、部品移載装置30による装着動作を一時中断する。このとき、制御装置100は、作業者に対する報知を行う。これにより、作業者は、正当性の確認を必要とするモデルデータに基づいて一連の処理を行う過程で、処理エラーが発生したことを認識できる。そして、作業者には、モデルデータの正当性を確認する機会が与えられ、作業者は、部品Pが不良品であるか、或いは、モデルデータの修正が必要であるか等の検証を行い、処理エラーの発生原因に応じた対処を行うことができる。
また、部品Pが初品でない場合であっても、作業者が必要と考える部品Pに関するモデルデータについては、確認を必要とするモデルデータとして確認要否記憶部130に記憶することができる。
(3:処理エラー判定処理)
ここで、図2から図4に示すフローチャートを参照して、制御装置100により実行される処理エラー判定処理について説明する。図2に示すように、処理エラー判定処理において、制御装置100は、まず吸着・落下エラー対応処理を行い(S1)、その後、部品照合エラー判定処理を実行する(S2)。
(3−1:吸着・落下エラー対応処理)
次に、図3に示すフローチャートを参照して、処理エラー判定処理において実行される吸着・落下エラー対応処理(S1)について説明する。図3に示すように、エラー判定部120は、吸着・落下エラー対応処理(S1)において、まず、吸着エラー又は落下エラーが発生しているか否かを判定する(S101)。そして、吸着エラー及び落下エラーが発生していなければ(S101:No)、制御装置100は、そのまま本処理を終了する。
一方、吸着エラーが発生していれば(S101:Yes)、制御装置100は、吸着しようとしている部品Pが、確認が必要である確認要否記憶部130に記憶されているか否かを判定する(S102)。その結果、吸着しようとしている部品Pの確認が不要であれば(S102:No)、リカバリ処理を実行する(S103)。そして、リカバリ処理の中で行う部品Pに対する吸着保持動作において、吸着エラー又は落下エラーが所定回数連続して発生していなければ(S104:No)、そのまま本処理を終了する。
一方、S104の処理において、吸着エラー又は落下エラーが所定回数連続して発生したと判定された場合に(S104:Yes)、制御装置100は、何らかの不具合が発生していると判断する。そこで、制御装置100は、部品移載装置30による装着動作を停止し、吸着・落下エラーの発生を報知する(S105)。S105の処理後、制御装置100は、発生したエラーに応じた修正処理が完了するまで待機し、修正処理の完了を検知すると(S106:Yes)、本処理を終了する。
なお、S103〜S106の処理は、吸着エラー又は落下エラーの発生時に制御装置100が行う通常の処理であり、吸着しようとする部品Pに関するモデルデータの確認が不要であれば、制御装置100は、部品移載装置30による装着動作を継続して行う。
S102の処理において、吸着しようとする部品Pが、確認を必要とすると確認要否記憶部130に記憶されていれば(S102:Yes)、制御装置100は、部品移載装置30の装着動作を一時中断し、吸着エラーの発生を報知する(S107)。そして、制御装置100は、第一撮像装置40により撮像された部品Pの部品撮像データと、上方から見た部品Pの外形を示すモデルデータとの照合結果を、表示装置60に表示する(S108)。
その後、作業者は、部品撮像データとモデルデータとの照合結果を参照しながら、吸着・落下エラーの発生原因を検証する。そして、作業者は、検証結果に応じてモデルデータの修正、例えば部品Pに対する吸着ノズル33による吸着位置(部品Pを吸着する際の吸着ノズル33の水平位置又は鉛直方向における位置)に関するデータの修正、装着ヘッド32の移動速度の調整等を行う。
S108の処理後、制御装置100は、検証結果に基づくデータの修正処理が完了するまで待機する。そして、制御装置100は、修正処理の完了を検知すると(S109:Yes)、部品移載装置30を制御し、吸着しようとする部品Pの吸着保持動作を再度実行する(S110)。その結果、吸着エラーが発生しなければ(S111:No)、データの修正が適切に行われたと判断できるので、本処理を終了する。一方、吸着・保持エラーが再度発生した場合には(S111:Yes)、S108の処理に戻る。
このように、吸着・落下エラー対応処理では、吸着・落下エラーが発生した際、吸着しようとする部品Pの確認が不要であれば、制御装置100は、部品移載装置30による通常の装着動作(リカバリ処理)を継続して行う。その一方、吸着しようとする部品Pが確認を必要とする部品Pであれば、制御装置100は、部品移載装置30による装着動作を一時中断し、モデルデータの正当性を確認する機会を与える。
よって、部品装着機1は、部品装着作業を開始する前に、モデルデータの正当性を確認するためのテストを行う必要がないので、部品装着作業の生産性を向上させることができる。
(3−2:部品照合エラー判定処理)
次に、図4に示すフローチャートを参照して、処理エラー判定処理において実行される部品照合エラー判定処理(S2)について説明する。図4に示すように、部品照合エラー判定処理(S2)において、まず、制御装置100は、吸着ノズル33に吸着保持されている部品Pを第二撮像装置50により撮像した部品画像データを、下方から見た部品Pの外形を示すモデルデータと照合する(S201)。
S201の処理の結果、部品撮像データとモデルデータとが一致せず、部品照合エラーが発生したとエラー判定部120が判定した場合に(202:Yes)、部品照合エラー対応処理(S203)へ移行する。なお、部品照合エラー対応処理(S203)の詳細については、図5を参照しながら後述する。
一方、S202の処理の結果、部品撮像データとモデルデータとが一致しており、部品照合エラーが発生していないとエラー判定部120が判定すると(S202:Yes)、制御装置100は、続いて、吸着ノズル33に吸着保持されている部品Pが、初品であると確認要否記憶部130に記憶されているか否かの判定を行う(S204)。そして、吸着ノズル33に吸着保持されている部品Pが初品でなければ(S204:No)、制御装置100は、S205の処理をスキップして、そのまま本処理を終了する。
これに対し、S204の処理において、吸着ノズル33に吸着保持されている部品Pが初品であれば(S204:Yes)、その部品Pに関するモデルデータは、正当であると確認されたモデルデータとみなすことができる。そこで、制御装置100は、吸着されている部品Pを、実績のある部品Pとして確認要否記憶部130に記憶し(S205)、本処理を終了する。その結果、吸着されている部品Pに関するモデルデータは、正当性の確認を不要とするモデルデータであると確認要否記憶部130に記憶されることになる。
これにより、部品装着作業の開始時において初品であった部品Pに関するモデルデータに対し、正当性の確認が複数回行われることを回避できる。これにより、部品装着作業の開始時において初品であった部品Pに関して、以後の装着動作において部品照合エラーが発生した場合に、制御装置100は、通常の装着動作を継続して行う。よって、部品装着機1は、部品装着作業の生産性の向上を図ることができる。
(3−3:部品照合エラー対応処理)
次に、図5に示すフローチャートを参照して、部品照合エラー判定処理の中で実行される部品照合エラー対応処理(S203)について説明する。図5に示すように、部品照合エラー対応処理(S203)において、まず、制御装置100は、吸着ノズル33に吸着保持された部品Pが、確認を必要とすると確認要否記憶部130に記憶されているか否かの判定を行う(S211)。
S211の処理の結果、吸着ノズル33に吸着保持された部品Pの確認が不要である場合、制御装置100は、吸着保持された部品Pが不良品であると判断する。従って、制御装置100は、リカバリ処理として、吸着保持された部品Pを破棄し、他の部品Pの装着作業が終了した後に、破棄した部品Pに代わる新たな部品Pを部品移載装置30に保持し直すための処理を行う(S212)。その後、リカバリ処理の中で部品撮像データとモデルデータとの照合を行い、部品照合エラーが所定回数連続して発生していなければ(S213:No)、そのまま本処理を終了する。
一方、S213の処理において、部品照合エラーが所定回数連続して発生したと判定された場合に(S213:Yes)、制御装置100は、何らかの不具合が発生していると判断する。そこで、制御装置100は、部品移載装置30による装着動作を停止し、部品照合エラーの発生を報知する(S214)。S214の処理後、制御装置100は、部品照合エラーを解消するための修正処理が完了するまで待機し、修正処理の完了を検知すると(S215:Yes)、本処理を終了する。
なお、S212〜S215の処理は、部品照合エラーの発生時に制御装置100が行う通常の処理であり、吸着保持された部品Pに関するモデルデータの確認が不要であれば、制御装置100は、部品移載装置30による装着動作を継続して行う。
S211の処理において、吸着ノズル33に吸着保持された部品Pが確認を必要とすると確認要否記憶部130に記憶されていると判定された場合(S211:Yes)、制御装置100は、吸着保持された部品Pに関するモデルデータを、正当性に疑義のあるモデルデータとみなす。そして、制御装置100は、部品移載装置30の動作を一時中断し、初品である部品Pにおいて部品照合エラーが発生したことを報知する(S216)。なおこのとき、部品移載装置30は、吸着ノズル33に部品Pが吸着保持された状態を維持する。
そして、制御装置100は、吸着保持された部品Pの部品撮像データとモデルデータとの照合結果を表示装置60に表示する(S217)。これにより、作業者には、モデルデータの正当性を確認する機会が与えられる。その後、作業者は、部品撮像データとモデルデータとの照合結果を参照しながら、部品照合エラーの発生原因を検証する。そして、作業者は、検証結果に応じて、部品Pが不良品であるか否かの判定や、モデルデータの修正等を行う。
S217の処理後、制御装置100は、作業者による入力を待機する。そして、検証結果として部品Pが不良品であると作業者が判定した場合、作業者は、制御装置100に対し、吸着ノズル33に吸着されている部品Pの廃棄を指示する。一方、部品Pが良品であれば、作業者は、部品照合エラーを解消するためにモデルデータの修正を行う。
制御装置100は、吸着ノズル33に吸着された部品Pの廃棄を指示されると(S218:Yes)、S212の処理へ移行する。即ち、制御装置100は、部品照合エラー判定処理(S2)におけるS202の処理での判定結果(部品照合エラーが発生したとの判定)が正しいと判断し、部品移載装置30による通常の装着動作を進めていく。
一方、制御装置100がモデルデータの修正処理の完了を検知すると(S219:Yes)、エラー判定部120は、修正されたモデルデータと部品撮像データとの照合を再度実行する(S220)。その結果、部品照合エラーが再度発生した場合には(S221:Yes)、S217の処理に戻り、再度、モデルデータの正当性を確認する機会が与えられる。
これに対し、部品照合エラーが発生しなければ(S221:No)、データの修正処理が適切に行われたと判断できる。即ち、修正後のモデルデータは、正当であると確認されたモデルデータとみなすことができる。そこで、制御装置100は、吸着されている部品Pを、実績のある部品Pとして確認要否記憶部130に記憶し(S222)、本処理を終了する。これにより、吸着されている部品Pに関するモデルデータは、正当性の確認を不要とするモデルデータであると確認要否記憶部130に記憶されることになる。
これにより、部品装着作業の開始時において初品であった部品Pに関するモデルデータに対し、正当性の確認が複数回行われることを回避できる。よって、部品装着機1は、部品装着作業の生産性の向上を図ることができる。また、モデルデータが正当でなかったことが部品照合エラーの発生原因であり、部品Pが良品であった場合に、部品移載装置30の一時中断時に吸着保持された部品Pは、廃棄されずに基板Kに装着される。従って、部品照合エラーの発生時に、良品である部品Pが誤って廃棄されることを防止できるので、部品コストの増大を抑制できる。
このように、部品照合エラーが発生した時において、吸着された部品Pの確認が不要であれば、制御装置100は、部品移載装置30による通常の装着動作(リカバリ処理)を継続して行う。一方、部品照合エラーが発生した時において、吸着しようとする部品Pが確認を必要とする部品Pであれば、制御装置100は、部品移載装置30による装着動作を一時中断し、モデルデータの正当性を確認する機会を与える。
以上説明したように、部品装着機1は、部品装着作業を開始する前に、モデルデータの正当性を確認するためのテストを行う必要がないので、部品装着作業の生産性を向上させることができる。
また、部品装着作業を開始する前に、部品Pの正当性を確認するためのテストを行っていた従来技術において、テストに使用した部品Pは、廃棄処理や、作業者によって部品供給位置に戻して再利用する等の対応がなされていた。よって、部品Pの正当性を確認するためのテストの実施は、廃棄処理に伴う部品コストや部品Pの再利用に伴う作業量の増加させる要因となる。これに対し、部品装着機1では、部品Pの正当性を確認するためのテストを省略できるので、廃棄処理に伴う部品コストや部品Pの再利用に伴う作業量の増加を回避することができる。
(4.その他)
以上、上記実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変形改良が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、確認を必要とするモデルデータに基づいて行った一連の処理において処理エラーが発生したときに、制御装置100は、処理エラーに対する作業者による対応がなされるまで待機する場合について説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、例えば、処理エラーが発生したときに、作業者による対応を待たずに、制御装置100が、予め記憶された修正プログラムに基づいてモデルデータの修正を行ってもよい。
なお、上記実施形態では、エラー判定部120が判定する処理エラーの種類として、吸着エラーや落下エラー、部品照合エラーが含まれる場合を例に挙げて説明した。しかしながら、これに限られるものではなく、エラー判定部120が、上記以外の処理エラー、例えば、部品の側面認識処理エラー、部品リードの高さ検査エラー、部品装着時のエラー等のあらゆる処理エラーの判定を行うようにしてもよい。
(5.効果)
以上説明したように、本発明における部品装着機1は、供給された部品Pを保持し、搬送された基板Kに部品Pを装着する部品移載装置30と、部品P又は基板Kを撮像する第一撮像装置40又は第二撮像装置50としての撮像装置と、部品移載装置30の制御を行う制御装置100と、を備える。制御装置100は、部品Pに関する情報に基づいて作成されるモデルデータを記憶するモデルデータ記憶部110と、部品移載装置30が部品Pの保持動作を開始してから装着を完了するまでの一連の処理において、処理エラーが発生したか否かの判定を行うエラー判定部120と、モデルデータ記憶部110に記憶されたモデルデータの各々に基づいて行われた一連の処理において、処理エラーが発生した際にモデルデータの正当性の確認を必要とするか否かを記憶する確認要否記憶部130と、を備える。
これに加え、制御装置100は、処理エラーが発生したと判定された場合に、部品移載装置30が保持する対象である部品Pに関するモデルデータが、確認を必要とすると確認要否記憶部130に記憶されている場合には、部品移載装置30の装着動作を一時中断する一方、確認が不要であると確認要否記憶部130に記憶されている場合には、部品移載装置30の装着動作を継続する。
この部品装着機1によれば、部品移載装置30が部品Pの保持動作を開始してから装着するまでの一連の処理を行う過程で、エラー判定部120は、処理エラーが発生したか否かの判定を行う。そして、正当性の確認を必要とするモデルデータに基づいて一連の処理を行う過程で、処理エラーが発生した場合に、制御装置100は、モデルデータの正当性に疑義があるとみなし、部品移載装置30による装着動作を一時中断する。これにより、モデルデータの正当性を確認する機会が与えられる。一方、処理エラーが発生していないとエラー判定部が判定した場合、制御装置100は、モデルデータが正当であるとみなして、部品移載装置30による装着動作を継続する。
よって、部品装着機1は、部品装着作業を開始する前に、モデルデータの正当性を確認するためのテストを行う必要がないので、部品装着作業の生産性を向上させることができる。
上記した部品装着機1において、エラー判定部120は、撮像装置により撮像された部品Pの撮像データを、モデルデータ記憶部110に記憶されたモデルデータと照合し、撮像データとモデルデータとが一致しない場合に、処理エラーが発生したと判定する。この部品装着機1によれば、制御装置100は、部品Pが良品であるか否かの判定を行うことができる。
上記した部品装着機1において、確認要否記憶部130は、部品移載装置30による装着を行う部品Pの各々について、部品移載装置30が以前に装着を行った実績のない初品であるか否かを記憶する。制御装置100は、確認要否記憶部130において初品であると記憶された部品Pに関するモデルデータを、正当性の確認を必要とするモデルデータであるとみなす。
この部品装着機1によれば、初品である部品Pに関するモデルデータに基づいて行われた一連の処理において処理エラーが発生した場合に、制御装置100は、モデルデータの正当性に疑義があるとみなし、部品移載装置30による装着動作を一時中断する。これにより、初品である部品Pに関するモデルデータについて、正当性を確認する機会が与えられる。よって、部品装着機1は、部品装着作業を開始する前に、初品である部品Pにモデルデータの正当性を確認するためのテストを行う必要がないので、部品装着作業の生産性を向上させることができる。
上記した部品装着機1において、制御装置100は、モデルデータについて正当性の確認を必要とする部品Pに関し、処理エラーが発生していないと判定した場合に、部品Pに関するモデルデータを、正当性の確認を不要とするモデルデータとして確認要否記憶部130に記憶する。
この部品装着機1によれば、部品装着作業の開始時点において初品であった部品Pに関して、装着作業を行った際に処理エラーが発生しなければ、制御装置100は、部品Pに関するモデルデータを、正当性の確認を不要とするモデルデータとして確認要否記憶部130に記憶する。よって、部品装着作業の開始時点において初品であった部品Pに関するモデルデータについて、正当性の確認が複数回行われることを回避できる。よって、部品装着機1は、部品装着作業の生産性を向上させることができる。
上記した部品装着機1において、制御装置100は、処理エラーが発生したと判定された場合に、部品移載装置30に保持された部品Pに関するモデルデータが、装着した実績を有すると確認要否記憶部130に記憶されている場合に、部品Pが不良品であると判定し、新たな部品Pを部品移載装置30に保持し直すための処理を行う。この場合、部品装着機1は、装着作業の生産性を向上させることができる。
上記した部品装着機1において、部品移載装置30は、部品Pを吸着により保持する吸着ノズル33を備え、エラー判定部120は、吸着ノズル33と部品Pとの間で吸着エラーが発生したか否かを判定する。制御装置100は、吸着エラーが発生したと判定された場合において、部品Pに関するモデルデータが、正当性の確認を必要とする場合には、部品移載装置30の装着動作を一時中断する一方、正当性の確認が不要である場合には、部品移載装置30の装着動作を継続する。
この場合、部品装着機1は、吸着エラーが発生したか否かの判定を行うことができる。また、吸着エラーが発生した場合に、吸着しようとする部品Pに関するモデルデータが、確認を必要とするモデルデータであれば、制御装置100は、部品移載装置30の装着動作を一時中断する。これにより、モデルデータの正当性を確認する機会が与えられる。一方、吸着しようとする部品Pに関するモデルデータが、確認を不要とするモデルデータであれば、部品移載装置30による装着動作が継続される。
よって、部品装着機1は、部品装着作業を開始する前に、モデルデータの正当性を確認するためのテストを行う必要がないので、部品装着作業の生産性を向上させることができる。
1:部品装着機、 30:部品移載装置、 33:吸着ノズル、 40:第一撮像装置(撮像装置)、 50:第二撮像装置(撮像装置)、 100:制御装置、 110:モデルデータ記憶部、 120:エラー判定部、 130:確認要否記憶部、 K:基板、 P:部品

Claims (2)

  1. 部品装着機の部品移載装置が部品の保持動作を開始してから基板への装着を完了するまでの一連の処理において、前記部品移載装置に保持された前記部品と当該部品に関する情報に基づいて予め作成されるモデルデータとの照合により処理エラーが発生したか否かの判定を行うエラー判定ステップと、
    前記エラー判定ステップにおいて前記処理エラーが発生したと判定された場合には、前記部品移載装置の装着動作を一時中断して前記モデルデータの修正を行う修正ステップと、
    前記修正ステップが完了した後に前記部品移載装置に保持された前記部品と修正された前記モデルデータとの照合により前記処理エラーが発生したか否かを再判定する再判定ステップと、
    前記再判定ステップにおいて前記処理エラーが発生していないと判定した場合に、前記部品移載装置の装着動作を一時中断した際に保持されていた前記部品を廃棄せずに前記基板に装着する装着動作の再開ステップと、
    を備える部品装着方法。
  2. 前記処理エラーが発生したと判定され、且つ前記モデルデータの正当性の確認が必要な場合には、前記修正ステップを実行し、
    前記処理エラーが発生したと判定され、且つ前記モデルデータの正当性の確認が不要な場合には、前記処理エラーにより装着されていない前記部品を破棄して前記部品移載装置の装着動作を継続する、請求項1に記載の部品装着方法。
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