JP2022001729A - セントルフォームの面板、セントルおよびセントルフォームの面板の加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】トンネルの覆工コンクリートの表面の外観品質を向上させるセントルフォームの面板、セントル、セントルフォームの面板の加工方法を提供する。【解決手段】トンネル覆工コンクリート成形用フォーム12,13,14は鋼材よりなり、覆工コンクリートを成形するための面板121,131,141を有する。面板121,131,141にはコンクリート成形面122,132,142が形成されている。コンクリート成形面122,132,142の全体には、球形の投射材を用いたショットピーニングによって球状の凹面を有する凹凸面が形成される。ショットピーニング前における成形面122,132,142の硬さがビッカース硬さにおいて120〜140HVであり、ショットピーニング後の硬さは、198HV以上である。【選択図】図2

Description

本発明は、トンネルの内周面における覆工コンクリートの成形に用いられるセントルにおいて、そのセントルを構成するためのセントルフォーム(以下、フォームという)に関するものである。特に、本発明は、前記フォームの面板、セントルおよびフォームの面板の加工方法に関するものである。面板は、その表面のコンクリート成形面において覆工コンクリートを成形する。
前記フォームの面板には、覆工コンクリートの硬化後において覆工コンクリートからの離型性が要求される。通常、前記面板は圧延工程を経た一般構造用圧延鋼材(以下、鋼板という)によって形成される。そして、覆工コンクリートの成形時には、打設された覆工コンクリートからの面板の離型性を確保するために、面板の成形面に離型剤が塗布される。この場合、面板の成形面が圧延されたままの平滑な面を維持した状態であると、離型剤を保持する能力が低い。このため、覆工コンクリートの表面からの面板の離型を適切に行い得ないこともある。また、成形を行い得ても、離型剤が流れ落ちやすいために、覆工コンクリートの成形が終了するごとに、離型剤の塗布作業と、その塗布作業の前段の作業である成形面の清掃作業とが頻繁に必要になる。従って、覆工コンクリートの成形作業の効率よく実行することができない。
特許文献1に開示された技術は、コンクリート二次製品用の一般的なコンクリート型枠に関するものである。そして、この特許文献1のコンクリート型枠においては、コンクリート型枠の表面に微細な凹凸をサンドペーパー掛けやサンドブラスト、あるいは電気化学処理などを施す。このことによってコンクリート型枠の成形面に対して、あたかもすりガラスのような微細な凹凸を形成している。そして、その凹凸に離型剤を保持できるようにしている。
また、特許文献2に開示された技術においては、セントルのフォームとして使用されるコンクリート型枠が開示されている。この特許文献2におけるコンクリート型枠においては、その表面にセラミック層を設けている。このセラミック層に離型剤を塗布すれば、セラミック層の表面には凹凸が形成されているために、離型剤が良好に保持されるとしている。
特開昭61−189906号公報 特開昭62−59759号公報
以上の特許文献1,2に記載のコンクリート形枠の成形面は、圧延工程を経ただけの鋼板の平滑な成形面と比較すれば、離型剤の保持機能は高いと考えられる。
ところで、覆工コンクリートは、砂利などの骨材を含んだいわゆる生コンの状態で、フォームに形成された打設口からトンネルの内壁面とフォームの面板との間の間隔部分に吐出されて、その間隔部分に打設される。従って、骨材を含んだコンクリートがフォームの面板の成形面上を流れ落ちるため、その成形面が前記骨材などによる擦過によって削られる。
特許文献1のコンクリート型枠においては、コンクリート型枠の成形面の硬度がそのコンクリート型枠の製造加工時の硬度が維持されているだけであるため、それほど高い硬度ではない。従って、成形面の微細な凹凸が骨材などの擦過によって容易に削り取られる。このため、削り取られた部分における離型剤の保持機能が低下する。従って、凹凸が著しく削られた部分と、あまり削られない部分との間に覆工コンクリートに対する離型作用に差異が生じる。そして、離型剤の保持機能が低下した部分においては、離型作用の低下のために、覆工コンクリートの成形面が粗状になる。その結果、覆工コンクリートの表面に面粗度のムラが生じて、仕上げられた覆工コンクリートの外観品質が低下する。
特許文献2のコンクリート型枠において、成形面が削られるということは、セラミック層の表面側あるいはセラミック層全体が剥落するということを意味する。このため、セラミック層の厚さや面粗度が均一状態から変化したり、場合によってはセラミック層が深く抉られたり、セラミック層が部分的に消滅したりする。従って、このようなコンクリート型枠を用いると、特許文献1のコンクリート型枠を用いた場合よりも、成形されたコンクリートの表面の外観品質がさらに低下する結果となる可能性が高い。そもそも、コンクリート型枠の表面にセラミック層を設ける構成は、コンクリート型枠の表面を粗状にして、その表面にセラミックが溶射などによって固着されるものであるため、セラミックの固着には大規模な設備と手間のかかる工程を要する。さらに、コンクリートの打設にともなってセラミック層の表面が剥落したりした場合は、既存のセラミック層全体を剥がして新たなセラミック層を再度設ける必要があって、メンテナンスにも多大な手間がかかるものである。
本発明のセントルフォームの面板においては、トンネル覆工コンクリートを成形するために、鋼材よりなる複数枚のフォームが連結して構成されたセントルにおいて、前記フォームのコンクリート成形面を形成する面板の同コンクリート成形面の全体には、球形の投射材を用いたショットピーニングによって球状の凹面を有する凹凸面を形成したことを特徴とする。
本発明のセントルにおいては、前記面板を有するセントルフォームを複数枚並設状態で連結したことを特徴とする。
本発明のフォームの面板の加工方法においては、平均粒径が0.6〜1.0ミリメートル、ビッカース硬さが200〜600HVの球形の投射材を、面板のコンクリート成形面に対して0.2〜0.6メガパスカルの圧力で投射して、前記コンクリート成形面に凹凸面を形成することを特徴とする。
従って、本発明によれば、凹凸面の連続した球形の凹部に離型剤が保持され、覆工コンクリートの表面からの面板の離型が適切に実行される。また、ショットピーニングによって面板の成形面の硬度が増すため、圧延工程を経ただけの平滑な成形面と比較すれば、擦過に対する耐久性が向上して、多数回にわたる覆工コンクリートの打設が可能になる。しかも、成形面にショットピーニングを施すだけであるから、その凹凸面の加工は容易である。
本発明によれば、面板の成形面の耐久性を向上できて、覆工コンクリートの成形を多数回行っても、覆工コンクリートの外観品質を向上できるという効果を発揮する。
覆工コンクリートの打設状態を示す断面図。 セントルを示す斜視図。 覆工コンクリートの打設途中の状態を示す断面図。 同じく覆工コンクリートの打設途中の状態を示す断面図。 第1実施形態における天井部フォームを示す平面図。 第1実施形態における側部フォームを示す側面図。 フォームの面板に対するショットピーニング状態を示す断面図。 試験片に対するショットピーニング状態を示す簡略図。 試験片に対する摩耗試験状態を示す簡略図。 (a)は、第1〜第3試験片を示す斜視図、(b)は、第4試験片を示す斜視図、(c)は、第5試験片を示す斜視図、(d)は、試験片のベースを示す斜視図。 摩耗試験結果を示すグラフ。 1分間の摩耗試験結果を示すグラフ。 10分間の摩耗試験結果を示すグラフ。 第1試験片の摩耗状態を示す線図。 第2試験片の摩耗状態を示す線図。 第3試験片の摩耗状態を示す線図。 第4試験片の摩耗状態を示す線図。 第5試験片の摩耗状態を示す線図。 第2実施形態における天井部フォームを示す平面図。 第2実施形態における側部フォームを示す側面図。 第3実施形態を示す斜視図。
(第1実施形態)
本発明を具体化した第1実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、トンネル100は、その内周面に覆工コンクリート(以下、コンクリートという)101が打設される。
図1および図2に示すように、全体としてアーチ型をなすセントル11は、トンネル100内において図示しない支持装置上に支持され、セグメント化された複数枚の下部,側部,天井部フォーム12〜14により構成されている。下部フォーム12,側部フォーム13および天井部フォーム14は、トンネル100の周方向および延長方向において連続して並設されて、連結される。各フォーム12〜14は、湾曲した面板121,131,141を有しており、これらの面板121,131,141の外側面がそれぞれコンクリート成形面(以下、成形面という)122,132,142になっている。図1の123,133,143,は隣接するフォーム12〜14を連結するためのフランジを示す。
図1および図2に示すように、側部フォーム13および天井部フォーム14の各面板131,141には、開口15が形成されている。下部フォーム12の面板121には開口15が設けられていない。各開口15には、開口蓋21が着脱可能に設けられる。適当位置の開口蓋21には打設口23が透設されており、その打設口23には、打設口蓋24が着脱可能に設けられる。開口蓋21および打設口蓋24は前記面板131,141の一部を構成しており、従って、開口蓋21および打設口蓋24は成形面132,142の一部を構成する。
図3および図4に示すように、各開口15に開口蓋21が嵌合されて、各開口15が閉鎖された状態で、打設口23にコンクリート供給パイプ(図示しない)が接続される。そして、前記コンクリート供給パイプを介して、下側に位置する打設口23から順に各フォーム12〜14の成形面122,132,142とトンネル100の内周面との間の間隔部分に対して生コン状態のコンクリート101が供給される。前記間隔部分に対するコンクリート101の打設後、打設口23は打設口蓋24によって閉鎖される。このようにすることにより、前記間隔部分にコンクリート101が充填され、そのコンクリート101が養生されて、硬化された後に、セントル11がコンクリート101から離型される。なお、コンクリート101の打設は全打設口23から行う必要はなく、適切に選択された打設口23から行われる。コンクリート101の打設に利用された打設口23は打設口蓋24によって閉鎖される。
そして、図5および図6に示すように、開口蓋21および打設口蓋24を含む各フォーム12〜14の成形面122,132,142の全体には、多数(無数に近い)の凹部を連続して分布させた凹凸面30が形成されている。この凹凸面30の凹部は離型剤を保持するためのものである。
開口蓋21および打設口蓋24を含む前記成形面122,132,142の凹凸面30は、図7に示すように、成形面122,132,142の全体に対して、ショットピーニング装置のショットノズル31から投射材としての鋼球が投射されることにより形成される。従って、凹凸面30は、鋼球の周面形状にならう曲面状である球状凹面を有した凹部の連続形状になる。このように、凹凸面30をショットピーニングによって形成することにより、成形面122,132,142が硬化されている。
以上のように構成されたセントル11は以下のように使用される。
下部フォーム12,側部フォーム13および天井部フォーム14がセントル11の組立部材として用いられる。そして、開口蓋21および打設口蓋24を含むコンクリート成形面122,132,142の全体に離型剤が塗布される。塗布された離型剤は、凹凸面30の凹部を含む全体に保持される。
この状態で、図1に示すように、セントル11が所定位置に配置されて、成形面122,132,142とトンネル100の内周面との間の間隔部分に打設口23を介して生コン状態のコンクリート101が打設される。このとき、生コン状態のコンクリート101は、打設口23の位置から側部フォーム13,天井部フォーム14,開口蓋21および打設口蓋24などのコンクリート成形面132,142上を流れ落ちる。このため、側部フォーム13,天井部フォーム14,開口蓋21および打設口蓋24などの成形面122,132,142に対してコンクリート101に混入された砂や礫などの骨材による擦過負荷が作用する。なお、下部フォーム12のコンクリート成形面122は、下側ほど後退する起立した湾曲面であるため、骨材による擦過負荷は小さい。
打設されたコンクリート101が硬化すると、フォーム12〜14が、セントル11の内側の退避位置に移動されることにより、そのフォーム12〜14がコンクリート101の成形された表面から離脱される。次いで、セントル全体がトンネル延長方向に移動される。そして、その移動された位置において成形面122,132,142に清掃が施されて、成形面122,132,142に再度離型剤が塗布される。そして、フォーム12〜14がセントル11の外側の成形位置に移動されて、前記と同様にしてコンクリート101の打設が継続される。
コンクリート101の打設に際して、成形面122,132,142に球状の凹部を有する凹凸面30が施されているため、離型剤は成形面122,132,142に塗布されているが、特に、凹凸面30の凹部内に適切に保持される。従って、成形面122,132,142はコンクリート101からの良好な剥離性を得て、高品質の表面のコンクリート101を得ることができる。また、ショットピーニング加工によって、フォーム12〜14の成形面122,132,142の硬度が高められて、耐久性が向上されているため、トンネル延長方向にセントルを移動しながら、高品質の表面を有するコンクリート101の打設を多数回実行できる。
そこで、以下に、面板121,131,141と同じ材質の実験片を用いて、フォーム12〜14の成形面122,132,142の硬度,すなわち擦過に対する耐久性を検証する実験について説明する。
この実験においては、図10(a)〜(c)に示す第1〜第3試験片51〜53および第4,第5試験片61,62を用意した。そして、第1〜第3試験片51〜53および第4,第5試験片61,62の表面に砂礫状の粒体を所定の接触圧力を付与しながら通過させた。これにより、その粒体によって第1〜第3試験片51〜53および第4,第5試験片61,62の表面を擦過させて、擦過後における第1〜第3試験片および第4,第5試験片61,62の表面の摩耗度合いを触針式粗さ計によって計測した。触針式粗さ計としては、例えば、株式会社東京精密製のサーフコム1800Gが用いられた。
さらに、実験の内容を詳細に説明する。
第1〜第3試験片51〜53および第4,第5試験片61,62には、図10(d)に示すベース50を用いた。このベース50は、面板121,131,141と同じ材質で、同じ厚さである。ベース50には、日本工業規格の「JIS G 3101」に示す機械構造用炭素鋼鋼板における一般構造用圧延鋼材である「SS400」を用いており、幅Wが25mm、長さLが75mm、厚さTが6mmである。「SS400」は、ビッカース硬さ(HV)で、120〜140HVであり、第1〜第3試験片51〜53および第4,第5試験片61,62のベース50には、ビッカース硬さ120HVのものを用いた。そして、図10(a)に示す第1〜第3試験片51〜53は、ベース50の表面に対して、後述のように、異なる態様のショットピーニングによって凹凸面30を形成した。
第1〜第3試験片51〜53に対するショットピーニングは、それぞれ正規分布の中央値の粒径が0.8ミリメートル(mm)、硬さがビッカース硬さ(HV)において450HV,510HV,560HVの3種類の球形をなす鋼製投射材を投射したものである。これらの投射材は、図8に示すように、ノズル43から第1〜第3試験片51〜53の表面に対して、0.5メガパスカル(MPa)の投射圧力となるように1分間に9.8キログラム(Kg)の量で、かつ、ベース50の表面に対して投射角度90度で2分間継続して投射された。従って、図10(a)に示す第1〜第3試験片51〜53の各ベース50の表面には、それぞれ、異なる態様の凹凸面30が形成される。
そして、第1〜第3試験片51〜53の凹凸面30に対して、マイクロビッカース硬さ試験機(株式会社フューチュアテック社製 FM−300)を用い、日本工業規格の「JIS Z 2244」に従って、試験荷重25gf、荷重保持時間10秒で、ビッカース硬さ試験を行った。その結果を表1においてビッカース硬さ(HV)の数値を表す。表1から明らかなように、第1〜第3試験片51〜53の表面から20マイクロメートル(μm)の深さの位置においては、第1試験片51の凹凸面30がビッカース硬さ253HVで最も硬く、次いで第2試験片52の凹凸面30がビッカース硬さ249HVで2番目に硬く,第3試験片53の凹凸面30がビッカース硬さ248HVで3番目に硬い。第1〜第3試験片51〜53の表面から250μmの深さの位置においては、第3試験片53の凹凸面30がビッカース硬さ204HVで最も硬く、次いで第2試験片52の凹凸面30がビッカース硬さ199HVで2番目に硬く,第3試験片53の凹凸面30がビッカース硬さ198HVで3番目に硬い。
Figure 2022001729
図10(b)に示す第4試験片61は、ベース50の一側面に、厚さ3mmのセラミックである酸化アルミニウム(以下、アルミナという)が溶射によってコーティングされて、セラミック層63が形成されたものである。図10(c)に示す第5試験片62は、ベース50の一側面に同じく厚さ3mmのエポキシ樹脂(以下、樹脂という)が塗布によってコーティングされて、樹脂層64が形成されたものである。
また、第1〜第3試験片51〜53の凹凸面30の硬さ試験と同様な条件によって第4,第5試験片61,62のセラミック層63及び樹脂層64の硬さ試験を行った。その結果、表1から明らかなように、セラミック層63及び樹脂層64の表面の位置においては、第4試験片61のセラミック層63のビッカース硬さは1080HV、樹脂層64のビッカース硬さは18HVである。
そして、これらの第1〜第3試験片51〜53および第4,第5試験片61,62に対して、図9に示す装置によって前述した粒体36の擦過による摩耗試験を行った。この装置は、図示しないモータによって矢印方向に回転される直径220mm、幅12.7mmのゴム輪38を備えている。第1〜第3試験片51〜53および第4,第5試験片61,62は、レバー40の一端に支持するとともに、レバー40の支軸41を介した反対側の端部には重錘42を設けた。このため、ゴム輪38の外周面に対して第1〜第3試験片51〜53及び第4,第5試験片61,62が50ニュートン(N)の荷重で圧接される。
そして、ホッパ37内に貯留された粒体36、例えば、6号珪砂(有限会社竹折砿業所製)よりなる粒体36がノズル39を介してゴム輪38と、第1〜第3試験片51〜53及び第4,第5試験片61,62との間に供給される。この粒体36は、正規分布の中央値の粒径が0.2〜0.4ミリメートル(mm)であって、主成分が石英砂である。摩耗試験は、同一試験片51〜53,61,62に対して2回に分けて行われる。1回目の実験は1分間継続されて、ゴム輪38の回転速度が毎分30回(30rpm),粒体36の供給量は、分当たり350グラム(g)である。2回目の実験は10分間継続されて、ゴム輪38の回転速度は、30rpm、粒体36の供給量は、同様に分当たり350gである。第1〜第3試験片51〜53及び第4,第5試験片61,62は、1回目および2回目とも前述した50Nの荷重でゴム輪38に圧接される。
以上のようにして、第1〜第3試験片51〜53の凹凸面30と第4,第5試験片61,62のセラミック層63および樹脂層64に対して摩耗試験を実行した。そして、前述の触針式粗さ計により、図10(a)〜(c)示すように、非摩耗部および摩耗部45の中央部を縦断(線46の位置)するように、第1〜第3試験片51〜53の凹凸面30と第4,第5試験片61,62のセラミック層63および樹脂層64の表面形状を計測した。その計測結果を図11〜図13及び図14〜図18に示す。また、非摩耗部の平均高さと摩耗部45の線形近似線における最大摩耗位置との差から摩耗量を算出し、その結果を表2及び表3に表した。
Figure 2022001729
Figure 2022001729
表2,表3と、図11〜図13及び図14〜図18とから明らかなように、1回目および2回目の摩耗試験において、ベース50の表面に対してショットピーニングを行った第1〜第3試験片51〜53の摩耗量が第4,第5試験片61,62の摩耗量より少ない。表2,図11および図12から明らかなように、1回目である1分間の試験後は、第1試験片51の摩耗度合いが最も少なく、次いで、第2試験片52,第3試験片53の順である。表3,図11および図13から明らかなように、2回目である10分間の試験後は、第3試験片53の摩耗度合いが最も少なく、次いで、第2試験片52,第1試験片51の順である。
また、ここで、第4試験片61のセラミック層63の硬さは、第1〜第3試験片51〜53の凹凸面30より高いが、このセラミック層63は脆性破壊によって大きく摩耗損傷状態になったものと考えられる。樹脂層64の摩耗量が大きいのは、エポキシ樹脂は低硬度であることが原因であると考えられる。
以上のように、第1〜第3試験片51〜53の凹凸面30の摩耗度合いが、第4,第5試験片61,62のセラミック層63より低い。このため、この第1〜第3試験片51〜53と同じ材質の鋼板を用いるとともに、同様なショットピーニングを施した面板121,131,141は、その成形面122,132,142のコンクリート打設に対する摩耗耐久性が高くなって、摩耗しにくくなる。以上の実施形態の結果においては、成形面122,132,142のビッカース硬さが少なくとも240HVであれば、成形面がセラミック層63や樹脂層64によって形成された面板と比較して、高い耐摩耗性を有することを示している。そのため、ショットピーニングによって加工された成形面122,132,142の離型剤の保持機能が高くなり、コンクリート101を多数回打設しても、仕上げ品質の高いコンクリート101を得ることができるとともに、成形面122,132,142のメンテナンスが容易になる。
本実施形態においては、以下の効果がある。
(1)面板121,131,141の成形面122,132,142にショットピーニングによって凹凸面30を形成するため、その成形面122,132,142に対して離型剤の保持機能を向上させることができて、コンクリート101の表面の仕上げ品質を向上できる。
(2)ショットピーニングによって成形面122,132,142の硬度が増して、摩耗しにくくなるため、特許文献1,2とは異なり、成形面122,132,142の耐久性が向上する。このため、多数回のコンクリート101の打設を経ても、凹凸面30の離型剤の保持機能を長く維持できる。従って、成形面のメンテナンス回数を少なくできて、コンクリート101の打設作業の効率化、ひいてはトンネルのコンクリート101の工期短縮が可能になる。
(3)凹凸面30を鋼球によるショットピーニングによって形成するため、多数(無数に近い)の凹部が球状面によって形成される。従って、特許文献1のように成形面に擦過によって凹部を形成した構造とは異なり、凹部に応力集中が生じることを回避できる。従って、フォーム12〜14,開口蓋21および打設口蓋24を高強度なものとすることができる。
(4)面板121,131,141の成形面122,132,142の高硬度化がショットピーニングによって行われるため、特許文献2とは異なり、その高硬度化は容易である。
(5)前述のように、ショットピーニングによって面板121,131,141の成形面122,132,142の硬度を高めて、耐久性を向上できる。このため、面板121,131,141として、高い硬度材質の鋼板を使用することが不要となる。すなわち、面板121,131,141として、湾曲加工などの加工が容易な硬度が高くない鋼板を使用できて、面板121,131,141の湾曲などの製造加工が容易になる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を図19および図20について説明する。
本実施形態においては、側部フォーム13および天井部フォーム14の面板131,141のコンクリート成形面132,142において、各開口15の下側のコンクリート成形面132,142と、各開口15の開口蓋21および打設口蓋24には、硬化部26が形成されている。この硬化部(濃いグラデーション部分)26は、表面硬度を部分的に他の部分より高くしている。ただし、図19から明らかなように、天井部フォーム14の頂部の打設口蓋24には硬化部26はなくてもよい。
前記各硬化部26は、同硬化部26の形成予定位置に対してショットピーニングによって形成される。従って、この硬化部26においても、凹凸面30と同様に、鋼球の周面形状にならう凹凸面30が連続する。このため、硬化部26も凹凸面30の一部を構成する。この場合、硬化部26の形成は、硬化予定部の凹凸面30に対して再度のショットピーニングを行ったり、硬化予定部のショットピーニングを他の部分より長時間行ったりすればよい。あるいは、硬化予定部の投射において投射される鋼球を硬度の高いものや比重の大きいもの、あるいは粒径を大きなものに切換えたり、硬化予定部の投射において投射圧力を高くしたりすることによって実行される。鋼球として硬度の高いものを用いた場合は投射速度を必ずしも速くすることはないが、比重の高いものや、粒径の大きなものにした場合には、投射速度を速くすることが好ましい。なお、再度のショットピーニングは、その回数は複数回であってもよい。
擦過負荷は、特に、打設口23の下部側に与えられる。この場合、本実施形態においては、打設口23の下部側に硬化部26が形成されている。このため、打設口23の下部側に、コンクリート101によって大きなダメージが与えられることを回避できる。従って、コンクリート101の打設を多数回行っても、フォーム12〜14,開口蓋21および打設口蓋24のコンクリート成形面122,132,142で成形されるコンクリート101の表面の品質の低下を抑制できる。このため、コンクリート101の表面にムラが生じることを回避できて、成形されたコンクリート表面の外観品質を向上できる。
本実施形態においては、以下の効果がある。
(1)打設口23の下部側におけるコンクリート成形面122,132,142には高硬度の凹凸面30を形成したことにより、コンクリート101の流下におけるコンクリート成形面122,132,142が受けるダメージを抑制できる。このため、コンクリート表面の外観品質を良好にできる。
(2)ショットピーニングを2回以上実施したり、鋼球の投射圧力を高くしたりすることなどによって硬化部26を形成できるため、加工工程を簡素化できる。
(3)硬化部26がコンクリートによる擦過負荷が大きくなる面に形成されている。言い換えれば、下部のフォーム12のように、擦過負荷が小さいところには硬化部26を形成する必要性が低いため、硬化部26の形成のための手間を少なくできる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を図21に基づいて説明する。
第3実施形態においては、セントル11が下部フォーム12,下側部フォーム13a,上側部フォーム13bおよび天井部フォーム14により構成されている。そして、本実施形態においては、開口15は下部フォーム12の面板121には形成されることがなく、下側部フォーム13aおよび上側部フォーム13bの各面板131に1箇所、天井部フォーム14の面板141には3箇所に形成されている。開口15は前記とは異なり、下部フォーム12に形成されてもよい。また、開口15を有する下部フォーム12,下側部フォーム13a,上側部フォーム13bおよび天井部フォーム14は、セントル11の種類や仕様などに応じて適宜に決定される。その場合、開口15の数や位置も適宜に決定される。そして、セントル11を構成するフォームの数や種類も適宜に決定される。つまり、セントル11の開口15の位置および数は、各種の要求や事情に応じて任意である。
コンクリート打設に利用される打設口23の位置は、トンネル100の内径,セントル11の種類や長さなどの各種の条件に応じて適宜に設定される。
本実施形態においては、コンクリート打設に利用される打設口23が形成された面板131,141と、その面板131,141の下部の面板131が他のフォーム12〜14の面板121,131,141より高硬度の材質のものが用いられている。この場合、他の面板131,141より高硬度の面板131,141に位置する開口蓋21および打設口蓋24の少なくとも一方は、同様に高硬度の材質のものを用いることが好ましい。本実施形態においては、下部フォーム12の面板121は摩耗度合いが小さいため、高硬度の材質は用いられていない。ただし、下部フォーム12にコンクリート打設に利用される打設口23が存在する場合は、面板121や開口蓋21などに高硬度材質のものを用いることもできる。なお、天井部フォーム14の面板141はその摩耗が少ない場合もあり、このような場合は、天井部フォーム14の面板141に高硬度のものは用いなくてもよい。
図21において、この高硬度の面板131,141は、それにドットを付して示している。この高硬度の材質の面板131,141や開口蓋21などとしては、他の面板121,131,141などを構成する一般構造用圧延鋼材である「SS400」より高硬度の「S45C」(日本工業規格による)などの炭素含有量の多い鋼材が用いられる。それ以外に、他の高硬度材料のものが用いられてもよい。あるいは、面板131,141などの基板(図示しない)の表面に前記「S45C」などを貼り合わせたクラッド材が用いられてもよい。なお、「S45C」のビッカース硬さは、240〜270HVのものが多く、「SUS430」のビッカース硬さは200HV前後のものが多い。さらには、面板131,141をより高硬度にするために、他の面板121,131,141よりショットピーニングの投射圧力を高くしたり、ショットピーニングの回数を増やしたりしてもよい。
従って、本実施形態においては、以下の効果を有する。
(1)打設口23からコンクリートが流れる面板131,141として、高硬度材質のものが用いられるため、コンクリートが流れる部分が局部的に摩耗することを少なくできる。
(2)高硬度材質の面板が摩耗負荷が高い一部のフォームに設けられているため、セントル11全体の設備コストを抑えることができる。
(変更例)
本発明は前記第1〜第3実施形態に限定されるものではなく、以下のような態様で具体化することも可能である。
・面板121,131,141として、コンクリートが流れ落ちない位置のものも含めて、「S45C」などの「SS400」以外の他の種類の炭素鋼鋼板、あるいは「SUS430」などのステンレス鋼鋼板を用いること。
・ショットピーニングの投射材として、前記実施形態とは異なる材質のもの、例えば、球状をなすステンレススチール、セラミックを用いること。
・面板121,131,141などの成形面122,132,142の凹凸面30の硬さを変更すること。例えば、ショットピーニングによって形成された凹凸面30の硬さを、150HV以上で、270HVを下回る硬さにすること。あるいは270HVを上回る硬さとすること。ショットピーニングによって凹凸面30を形成するためには、面板121,131,141は、投射材より低硬度のものであればよい。
・ショットピーニングにおける投射材の硬さを例えば、「SS400」より硬いが、450HV未満のもの(例えば、400HV)としたり、560HVを越えるもの(例えば、600HV)としたり、任意に変更すること。
・ショットピーニングにおいて、正規分布の中央値における粒径が0.6〜1.0ミリメートルの投射材を用いること。
・ショットピーニングにおいて、正規分布の中央値における粒径が0.7〜0.9ミリメートルの投射材を用いること。
・ショットピーニングの工程を複数回に分けて、後工程のショットピーニング工程における投射圧力を前工程の投射圧力より弱くしたり、後工程のショットピーニング工程における投射材として、前工程の投射材より大径のものにしたりすること。このようにすれば、成形面122,132,142の凹凸面30の凹凸の山における頂点の先鋭化を抑制できて、コンクリート101の仕上がりが良好になる。
・面板121,131,141の隣接する成形面122,132,142間の境界部分の段差をなくすために、ショットピーニングされた面板121,131,141の連結状態でその境界部分にさらにショットピーニングを実行すること。
・打設口23を省略すること。この場合、開口15から打設する。従って、この場合は開口15がコンクリートの打設口になる。
・本発明とは直接関係ないが、ショットピーニングが施されないフォームによって前記各実施形態と同様に構成したセントルにおいて、打設口が配置される一部のフォームの面板に高硬度材質のものを用いることが考えられる。
(他の技術的思想)
前記実施形態から把握される技術的思想は以下のとおりである。
(A)面板の成形面の硬さがビッカース硬さにおいて150〜270HVの範囲内である請求項1に記載のセントルフォームの面板。
(B)面板の成形面の硬さがビッカース硬さにおいて270HV以上である請求項1に記載のセントルフォームの面板。
11…セントル
12…下部フォーム
13…側部フォーム
14…天井部フォーム
15…開口
23…打設口
24…打設口蓋
26…硬化部
30…凹凸面
45…摩耗部
50…ベース
51…第1試験片
52…第2試験片
53…第3試験片
100…トンネル
101…覆工コンクリート
121…面板
122…コンクリート成形面
131…面板
132…コンクリート成形面
141…面板
142…コンクリート成形面

Claims (13)

  1. トンネル覆工コンクリートを成形するために、鋼材よりなる複数枚のフォームが連結して構成されたセントルにおいて、
    前記フォームのコンクリート成形面を形成する面板の同コンクリート成形面の全体には、球形の投射材を用いたショットピーニングによって球状の凹面を有する凹凸面を形成したセントルフォームの面板。
  2. 前記面板にはコンクリートをトンネルの内周面と前記面板との間の間隔に対して打設するための打設口を透設するとともに、その打設口の下部側における前記コンクリート成形面をコンクリート成形面の他の部分より高硬度にした請求項1に記載のセントルフォームの面板。
  3. ショットピーニング前における成形面の硬さがビッカース硬さにおいて120〜140HVの範囲内である請求項1に記載のセントルフォームの面板。
  4. 前記成形面の硬さがビッカース硬さにおいて150〜270HVの範囲内である請求項3に記載のセントルフォームの面板。
  5. 請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の面板を有するセントルフォームを複数枚並設状態で連結したセントル。
  6. セントルフォームの面板に、コンクリートをトンネルの内周面と前記面板との間の間隔に対して打設するための打設口を形成し、
    前記セントルを、前記打設口が形成された面板を有するセントルフォームと、打設口が形成されていない面板を有するセントルフォームとにより構成し、
    打設口が形成された面板を打設口が形成されていない面板より高硬度の材質のもので構成した請求項5に記載のセントル。
  7. コンクリート打設に利用しない打設口を打設口蓋で閉塞し、コンクリート打設に利用する打設口を有する面板を他の面板より高硬度の材質のもので構成した請求項6に記載のセントル。
  8. コンクリート打設に利用する面板の下部側のフォームの面板を前記高硬度の材質のもので構成した請求項7に記載のセントル。
  9. 高硬度の材質の面板の部分における開口の蓋および前記打設口蓋は、面板と同様な高硬度の材質のもので構成した請求項7に記載のセントル。
  10. 請求項1〜4のうちのいずれか一項に記載の面板に施すショットピーニング方法において、
    正規分布の中央値における粒径が0.6〜1.0ミリメートル、ビッカース硬さが400〜600HVの球形の投射材を、面板のコンクリート成形面に対して0.2〜0.6メガパスカルの圧力で投射して、前記コンクリート成形面に凹凸面を形成するセントルフォームの面板の加工方法。
  11. 前記投射材として、正規分布の中央値における粒径が0.7〜0.9ミリメートルのものを用いる請求項10に記載のセントルフォームの面板の加工方法。
  12. 前記コンクリート成形面全体にショットピーニングを施し、次いで、部分的な硬化予定部のショットピーニングを他の部分のショットピーニングより長時間行う請求項11に記載のセントルフォームの面板の加工方法。
  13. 前記コンクリート成形面全体にショットピーニングを施すとともに、硬化予定部の投射圧力を他の部分より高くする請求項12に記載のセントルフォームの面板の加工方法。
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