JP2021521075A - クリンカクーラおよびクリンカクーラを動作させるための方法 - Google Patents

クリンカクーラおよびクリンカクーラを動作させるための方法 Download PDF

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Abstract

好ましくはセメントクリンカであるバルク材料を搬送方向に搬送するためのコンベヤ格子(10)であって、少なくとも2つの搬送手段(11,12)と、少なくとも2つの搬送手段(11,12)を搬送方向に前進させ、また、少なくとも2つの搬送手段11,12を後退させるための少なくとも1つのモータと、を有する、コンベヤ格子(10)は、少なくとも2つの搬送手段(11,12)のうちの第1の搬送手段が、第1のクラッチ(115)を介してモータに連結されており、少なくとも2つの搬送手段(11,12)のうちの第2の搬送手段が、第2のクラッチ(125)を介して同じモータに連結されていると、低コストで設置および運用することができる。

Description

本発明は、例えば、セメントクリンカのようなバルク材料を搬送するための、好ましくは冷却も兼ねたコンベヤ、および対応するコンベヤを動作させるための方法に関する。
関連技術
クリンカ製造は、生ミールをセメントクリンカ(以下、略して「クリンカ」)に焼成および焼結することを含む。生ミールの組成に応じて、焼結は約1450℃で行われる。その後、高温のクリンカはクリンカクーラに排出される。クリンカクーラは高温のクリンカを受け取り、それを次の処理ステップに搬送する間に、クリンカを冷却する。クリンカクーラは、クリンカが通常0.5m〜0.7mの高さの、いわゆるクリンカベッドをその上に形成するコンベヤ床を有する。一方では、冷却空気を、格子床を介してクリンカベッド内に取り入れる必要があり、他方では、格子床を通じたクリンカの落下を回避する必要があるため、格子床の構造は重要である。加えて、クリンカを搬送する必要があり、格子床は、クリンカを格子床の上方で移動させることによって引き起こされる高いクリンカ温度および摩耗に耐えなければならない。
現在、大部分のクリンカクーラは、コンベヤ床の下方からコンベヤ床上にあるクリンカベッド(これが格子床である)に冷却ガスを注入することを可能にする格子クーラである。冷却ガスはクリンカを冷却し、自身は加熱される。冷却ガスに伝達されている熱は、プロセス熱として使用できる。
クリンカを搬送するために、複数のシステム、例えば、ドラッグチェーンコンベヤ、すなわち、格子表面の上方を前方に移動し、格子の下方の格子の窯に面する側に戻る搬送手段に基づくシステムが提案されてきた。これらのシステムはたいてい、搬送手段が取り付けられているチェーンを備える(欧州特許出願公開第0718578号明細書、図3を参照)。ベルトコンベヤまたはチェーンコンベヤもまた提案されている(独国特許出願公開第2346795号明細書または独国特許出願公開第1985673号明細書を参照)。しかしながら、最新のクリンカクーラは往復運動搬送手段を使用している。この格子クーラのグループは、実質的に2つのグループに分けることができる。
第1のグループは、格子要素のようなボックスの列がクロスビーム上で隣り合って取り付けられている階段状の格子クーラを含む。クロスビームの一部は往復運動し、それによってクリンカベッドをクーラ出口に向かって搬送する。このタイプのクリンカクーラは、多くの出版物、例えば、欧州特許出願公開第0167658号明細書で議論されており、各列の格子要素が同相で往復運動することを特徴とする。ほとんどすべての可動な列もまた同相である。第2のグループの格子クーラは、搬送方向に延在し、かつ隣り合って配置された(それらの間に移動ギャップを有する)厚板を有する。少なくとも複数の厚板が、同時に前方に押し出される。その後、可動厚板が次々に後退する。このタイプは、歩行床コンベヤとも呼ばれる。コストを削減するために、厚板をグループ化することが提案されている。この場合、すべての可動グループの厚板が同時に前進し、その後、グループごとに次々に後退する。同様の搬送メカニズムは、コンベヤ床の上または上方に配置されている他の搬送手段でも使用される。厚板と同様に、これらの搬送手段は隣り合って配置され、同時に前進し、次々にまたはグループで後退する。コンベヤの第2のグループは、典型的な歩行床コンベヤと、歩行床コンベヤの厚板と実質的に同じシーケンスで前進および後退する往復運動搬送手段を有するコンベヤとの両方を含む。歩行床クリンカクーラについては、ほんの数例を挙げると、例えば、欧州特許出願公開第1475594号明細書、欧州特許出願公開第1992897号明細書、またはデンマーク国特許発明第199901403号明細書で、議論されている。
独国特許出願公開第102010060759号明細書は、搬送された物品の荷降ろしをサポートするトラックのコンベヤ床用のドライブを提案している。ドライブは、モータ駆動シャフトの回転運動を、搬送手段の往復運動に変換する。シャフトは、それぞれがリング状スリットを有する複数のディスクに結合されており、回転軸に対するスリットの距離が、角度位置の関数として変化する。各ディスクのスリットには、ドライブレバーに取り付けられているピンが嵌合している。ドライブレバーの下端部は枢動可能に支持され、ドライブレバーの上端部はガイドレール上で可動に支持されているプッシャに取り付けられている。したがって、ディスクの回転は、搬送手段を取り付けることができるそれぞれのプッシャの並進に変換される。
発明の概要
本発明は、現在の歩行(走行)床クーラにおいて、各可動厚板、または可動厚板の各グループが別個の液圧ドライブによって駆動されるという観察に基づいている。これらの液圧ドライブにはそれぞれ、液圧ライン、少なくとも1つの制御バルブ、およびこれらのバルブを制御するためのアクチュエータが必要である。したがって、設置、運用、および保守のコストが高くなる。
本発明によって解決すべき課題は、走行床型クーラ、および往復運動搬送手段を備えた他のクリンカクーラの設置および保守のコストを削減することである。
課題の解決策は、独立請求項に記載されている。従属請求項は、本発明の更なる改善に関する。
コンベヤ格子は、例えば、搬送方向にセメントクリンカのようなバルク材料を搬送することを可能にする。コンベヤ格子がクリンカクーラのコンベヤ格子である場合、搬送方向は、通常はクリンカクーラのクリンカ出口を指向する、クリンカ入口から離れるベクトルによって定義される(クリンカクーラが単一の格子クリンカクーラであると仮定しているが、必ずしもそうであるとは限らない)。
コンベヤは、少なくとも2つの搬送手段を有する。これらの搬送手段は、コンベヤ格子の可動厚板、または可動厚板のグループとすることができ、グループの厚板は同期して移動する。静止した厚板もまた、存在し得る。静止した厚板は、別個の厚板のグループを形成すると考慮してもよい。いくつかの場合では、搬送手段は隣り合って配置され、かつリニア運動支持部によって支持され、搬送手段が、コンベヤ格子の長手方向に平行な搬送方向に平行な基準に対して移動することを可能にする。この移動は、往復運動と呼ばれる。換言すれば、搬送手段は、前進位置と後退位置との間で往復する。
搬送手段の少なくともいくつかの間には、例えば、クーラントが格子床の下方からコンベヤ格子の上のバルク材料に流れることを可能するためのギャップがあってもよい。歩行床コンベヤの場合、搬送手段は、必ずしも直接隣り合っている必要はなく、2つの搬送手段の間に他の構成要素が存在してもよい。同様に、他のコンベヤタイプの搬送手段もまた、互いに離間されていてもよく、例えば、それによって、コンベヤ格子を通じてクーラントが流れ、かつ/または隣接する格子要素間に移動ギャップを提供することを可能にする。
搬送手段は、クロスバー、またはコンベヤ格子の上または上方で可動に支持され、かつ搬送方向に前進して、その後後退するように駆動される他のプッシュ手段を備えるか、またはそれらから構成されてもよい。この場合、搬送手段もまた互いに隣り合って配置され、好ましくは、同時に搬送方向に前進するように構成され、かつ搬送方向と反対の移動によって後退するように構成されてもよい。少なくとも歩行床コンベヤの場合、少なくとも2つの搬送手段は、好ましくは異なる時間に、好ましくは連続して、または換言すれば相次いで後退する。後退時間間隔が重なる場合があるが、これは搬送効率を低下させるため、好ましくない。移動シーケンスによって、バルク材料を搬送方向に搬送することができる。
このように、搬送手段を前進させることは、換言すれば、搬送手段をその前端位置に向かう搬送方向に移動させることとして表現することができる。したがって、搬送手段を後退させることは、搬送手段をその後端位置に向かう、搬送方向と反対の方向に移動させることと見なすことができる。したがって、搬送手段は、例えば、前端位置と後端位置との間で隣り合って往復運動させることと見なすことができる。
要するに、コンベヤ格子は、互いに並べて配置することができる、少なくとも2つの搬送手段を有する。例えば、上述したように、少なくとも2つの搬送手段は、互いに隣り合って配置されている、コンベヤ格子の少なくとも一部分を形成する厚板であってもよい。加えて、コンベヤは、少なくとも2つの搬送手段を好ましくは少なくとも実質的に同時に搬送方向に前進させ、また、少なくとも2つの搬送手段を例えば別個に後退させるための少なくとも1つのモータを有する。このように、搬送手段は、往復運動する。換言すれば、搬送手段は前後にシフトされ、この意味で、それらの前進位置とそれらの後退位置との間で往復する。
モータは、好ましくは電気モータである。好ましくは、少なくとも2つの搬送手段のうちの第1の搬送手段は、少なくとも1つの第1のクラッチを介してモータに選択的に連結され、かつ/または少なくとも2つの搬送手段のうちの第2の搬送手段は、少なくとも1つの第2のクラッチを介して同じモータに選択的に連結される。したがって、搬送手段を駆動するには、単一のモータで十分である。クラッチを動作させる(すなわち、開閉する)ことによって、2つの搬送手段を、それぞれ互いに個別に、同じモータから分離し、または同じモータに連結することができる。「連結された」は、本明細書では、動力伝達結合を確立することを意味する。この特定の例では、連結により、閉じたクラッチを介してモータからのトルク(および回転)を、それぞれの搬送手段に伝達することが可能になる。リニアモータの場合、力は、閉じたクラッチによって伝達される。「選択的に連結された」は、それぞれのクラッチを閉じることによって連結を確立することができ、また同様に、それぞれのクラッチを開くことによって連結を解放することができることを表す。クラッチ状態を開状態から閉状態に、また、その逆に変更することは、好ましくは、制御信号をクラッチに提供するコントローラによって制御される。要するに、クラッチは、典型的には2つのシャフト間での選択的に解放可能な連結を意味する。選択的には、クラッチが外部から制御されることを意味する。したがって、クラッチ状態を開状態から閉状態に(または閉状態から開状態に)変更することは、外部制御信号によって制御される。(外部とは明らかに、コンベヤ格子ではなく、クラッチを指す)。例えば、クラッチが開いている場合、一方のシャフトの回転は他方のシャフトに影響を与えず、その逆も同様である。モータおよびそれぞれの搬送手段は、互いに独立して動作可能であり、それらは切り離されている。クラッチが閉じている場合、2つのシャフトは、一方のシャフトの回転によって他方のシャフトの回転が引き起こされるように連結され、その逆も同様である。いくつかのクラッチは、一方のシャフトによって提供されているトルクの一部分のみが他方のシャフトに伝達される、いわゆるスリップ状態と呼ばれる中間状態を有する。機械クラッチは、クラッチを開位置から閉位置にシフトするように、時にはスリップ状態を介して動くことができる作動手段を有する。この動作により、動きに応じて状態を変化させる制御信号を提供する。電磁クラッチおよび液圧クラッチもまた存在する。すべてのクラッチは、例えば、制御信号により作動手段の位置または向きを変更することによって、スイッチング状態(開または閉、および任意選択的にスリップ状態)を選択的に変更できるという共通点を有する。電磁クラッチは、明らかに少なくとも1つのコイルに電力供給することによって制御され、すなわち、コイルを流れる電流を変更することにより、クラッチの状態を変更する。
略して、以下では、上述のクラッチのうちの単に1つの存在を表現することを意図せずに、第1のクラッチおよび第2のクラッチについて言及する。この用語は、それぞれ、「少なくとも1つの第1のクラッチ」および「少なくとも1つの第2のクラッチ」として理解されるべきである。クラッチは、独立して搬送手段とモータとを連結および分離することを可能にする。したがって、例えば、第1および第2のクラッチを閉じることによって、2つの搬送手段を移動させる、例えば、同時に前進させることができる。単一のクラッチのみを閉じることによって、それぞれの搬送手段のみが駆動されて、前進または後退する。したがって、クラッチにより、搬送手段を前進させるときに搬送手段を共同で駆動し、その後、それぞれのクラッチを閉じることによって次々に(またはグループで)搬送手段を後退させることを可能にする。したがって、各搬送手段用のモータの代わりに、単一のモータのみが必要である。
一例では、コンベヤは、搬送手段を共同して駆動するように搬送手段に連結されている少なくとも2つのモータを有し、それによって、搬送手段を駆動するための冗長性を提供する。
例えば、コンベヤは、メインシャフトを含み得る。メインシャフトは、好ましくは、例えば減速ギア、またはいくつかの他の伝動部材を介して、モータに連結されている。メインシャフトは、モータの回転子、あるいは別個のシャフトであってもよい。したがって、メインシャフトは、(少なくとも1つの)モータによって駆動されてもよい。第1の搬送手段は、第1の搬送手段を搬送方向に駆動し、また、それを後退させるために、第1のリニアドライブに連結することができ、第1のリニアドライブは、第1のクラッチを介して回転子および/またはメインシャフトに選択的に連結されている第1の入力シャフトを有する。同様に、第2の搬送手段は、第2の搬送手段を搬送方向に駆動し、また、それを後退させるために第2のリニアドライブに選択的に連結することができ、第2のリニアドライブは、第2のクラッチを介して回転子および/または別個のメインシャフトに選択的に連結されている第2の入力シャフトを有する。例えば、リニアドライブの少なくとも1つは、第1のクラッチを介して回転子および/または別個のメインシャフトに選択的に連結されているクランクまたはクランクシャフトを備えてもよい。クランクは、コネクティングロッドを介して、それぞれの搬送手段に連結することができる。この構造は、コスト効果が高く、耐久性があり、かつ各搬送手段を他の搬送手段から独立して駆動することを可能にする。代替的なコスト効果が高いリニアドライブは、ナットに対するウォームの回転方向に応じて、その上でナットが前後にスライドするウォームを備えてもよい。
好ましくは、メインシャフトは、コンベヤ格子の下方に延在し、例えば、コンベヤハウジング(経由)で、ベースに対して回転可能に支持されている。これにより、安価で、同時に信頼性の高いコンベヤが可能になる。モータは、好ましくは固定子を有し、これは同様に、例えばハウジング経由でも、ベースに取り付けられてもよい。モータの回転子とメインシャフトは、好ましくは、減速ギアを介して連結されている。好ましい実施形態では、メインシャフトは、各端部において、例えば、コンベヤハウジング(経由)で、ベースに取り付けられている減速ギアに連結されている。
クラッチの入力シャフトのうちの少なくとも1つは、メインシャフトに平行に、少なくとも実質的に平行に、すなわち、±10°以内(好ましくは±5°以内、特に好ましくは±1°以内)の角度で配向されており、それによって、モータからそれぞれの搬送手段への伝達を簡素化する。
クラッチの入力および/または出力シャフトのうちの少なくとも1つは、取付けベースであるコンベヤハウジングによって少なくとも1つの軸受を介して支持されてもよく、または少なくとも取付けベースにしっかりと取り付けられてもよい。これにより、組立ておよび保守が容易になり、ひいては、コストが削減される。
コンベヤは、好ましくは、第1の搬送手段の位置を検出するための第1の位置センサ、および第2の搬送手段の位置を検出するための第2の位置センサのうちの少なくとも1つを備えてもよい。追加の搬送手段が存在する場合、好ましくは、少なくとも1つの、好ましくはすべての追加の搬送手段用の、少なくとも1つの位置センサが存在する。要するに、コンベヤは、好ましくは、それぞれの搬送手段用の位置センサを備える。好ましい実施形態では、リニアドライブの少なくとも1つの入力シャフトの回転位置は、角度センサによって測定され、それによって、それぞれの搬送手段の位置、および移動方向を判定することを可能にする。したがって、角度センサは、この文脈において、位置センサの特に好ましい実施形態である。
コンベヤは、コントローラを備え得る。コントローラは、好ましくは、第1および第2のクラッチの係合および係合解除ひいては搬送手段の動作を制御するために、少なくとも1つのクラッチ制御ラインを介して、少なくとも第1および第2のクラッチに接続される。コントローラはさらに、モータによって提供されている動作を制御するために、少なくとも1つのモータ制御ラインを介して、少なくとも1つのモータに接続されてもよい。例えば、コントローラは、制御ラインを介して、モータの回転速度および/または方向を制御することができる。これにより、搬送効率を高めることが可能になる。例えば、コントローラは、搬送手段を後退させるときに、モータの速度ひいては搬送手段の速度を第1の速度に増大し、搬送手段を前進させるときに、その速度を第2の速度に減少することができる。換言すれば、搬送手段は、それらが後退するよりもゆっくりと前進する。それによって、搬送効率を高めることができる。
回転モータの速度は、通常「rpm」で表示されるが、リニアモータもまた同様に使用できる。後者の場合、速度は、モータの可動部分の線速度である。次いで、クラッチはなおも、制御信号に応じて、モータの可動部分をそれぞれの搬送手段に対して連結および分離する。
本発明はまた、少なくとも第1の搬送手段および第2の搬送手段を備えたコンベヤ格子上でのセメントクリンカのような材料を搬送する方法によっても実施することができ、ここで、第1および第2の搬送手段は、例えば、隣り合って配置される。この方法は、特に、上記で説明したようにコンベヤを動作させるために使用することができる。この方法は、第1および第2の搬送手段を同時に前進させること、ならびに第1および第2の搬送手段を非同期的に後退させることを含む。同時に、とは、同時を意味するが、必ずしも同相、ならびに/または同じ速度および/もしくは同じ振幅である必要はない。例えば、第2の搬送手段は、第1の搬送手段の前進がすでに開始された後に、前進してもよい。換言すれば、第1の搬送手段および第2の搬送手段が前進を開始する間に、好ましくは、小さな時間遅延τが存在し得る。好ましくは、時間遅延τは、往復運動の周波数f(ν=1/f)の逆数に比べて小さい。例えば、0<τ<α・νであり、ここでαは1より小さく(0<α<1)、好ましくは0<α≦0.1、特に好ましくは0<α≦1/36、またはさらに好ましくは0<α≦1/72もしくは1/360≦α≦1/72である。例えば、α=1/360の場合、(往復運動が同じ振幅を有すると仮定すると)時間遅延τにより、クランクシャフトの1°の回転角(1°の位相シフト)に対応する往復運動の非調和(ずれ)が引き起こされる。したがって、搬送手段はほぼ同相で往復運動するが、離脱トルクは集積しないため、組立て、運用および保守のコストを削減する。
2つの搬送手段は、必ずしも同時にそれらの前端位置に到達する必要はなく、すなわち、それらの前進は異なる時間に終了してもよい。非同期とは、搬送手段の1つのみが後退する少なくとも所定の時間間隔が存在することを意味する。好ましくは、単一の搬送手段(例えば、厚板のグループ)のみが、同時に後退する。好ましくは、いったん最初の単一の搬送手段の後退が終了すると、他の搬送手段が後退する。後退時間は重なってもよいが、これは回避することが好ましい。
搬送手段の前進および後退は、好ましくは、第1のクラッチを動作させて、それによって第1の搬送手段を少なくとも1つのモータと係合または係合解除し、第2のクラッチを動作させて、それによって第2の搬送手段を少なくとも1つのモータと係合または係合解除することによって、制御される。したがって、両方の(少なくとも1つの)クラッチを同時に閉じることによって、搬送手段を同時に前進させることができる。いったん2つの搬送手段がそれらの前端位置に到達すると、一方のクラッチは、他方(単数または複数)が開いている間、閉じたままであってもよい。ここでは、単一の搬送手段のみが、後退する。好ましくは、後端位置に到達すると、上述の一方のクラッチが開かれ、すなわち、クラッチが係合解除され、搬送手段が動作を停止する。追加のクラッチを閉じると、追加の搬送手段を後退させることができる。いったん後端位置に到達すると、追加のクラッチが係合解除されてもよい。このようにして、すべての搬送手段は、続いて一方のクラッチを次々に閉じる(かつ開く)ことによって交互に後退することができる。好ましくは、このサイクルは、すべての搬送手段がそれらの後端位置にある場合、好ましくは、それぞれのクラッチを閉じることによって搬送手段のすべて(少なくとも大部分)を前進させることによって、再度開始する。好ましくは、モータは、以下に説明するように、それに応じて制御される。
好ましい実施形態では、モータの速度は、クラッチが開いている間および/または閉じている間に第1の速度および/もしくはトルクを提供し、クラッチのうちの少なくとも1つが、開状態から閉状態にもしくは閉状態から開状態に変化するように動作している間に第2の速度および/もしくはトルクを提供するように制御され、ここで第2の速度は第1の速度よりも遅い。これにより、クラッチの摩耗を低減し、したがって、それに応じてクラッチの寸法を小さくすることができる。したがって、クラッチの動作中のモータの速度および/またはトルクを低減することによって、設置および運用のコストを同時に削減することに貢献する。特に好ましい実施形態では、モータは、少なくとも1つのクラッチが閉じられるかつ/または開かれる(すなわち、動作させられる)時間に停止され、新しいクラッチ状態が確立された後に再始動される。これにより、設置および運用のコストをさらに削減できる。この場合、クラッチは非摩擦クラッチ、例えば、互いに係合できる(少なくとも)2つの部分を有するクラッチとすることができ、クラッチを係合させ、2つの部分を係合解除することでポジティブロックを解放するためのポジティブロックを提供する。上記から明らかなように、モータを完全に停止する必要はないが、動作させられるクラッチに提供されているトルクを、クラッチの最大連続トルクの25%以下(好ましくは15%以下、より好ましくは10%以下、さらにより好ましくは5%以下、特に好ましくは1%以下)に低減する必要がある。これにより、クラッチの摩耗を低減することができる。
上記では、すべての搬送手段が次々に後退し、同時に前進すると仮定している。しかし、この仮定は、本発明の提示を簡略化するためのみになされたものである。関連することは、(同等に効果的な搬送手段を仮定して)同時に後退するよりも多くの搬送要素が前進する(またはまったく移動しない)ということである。
誤解や曖昧さを避けるのみのため、クラッチは、特に駆動シャフトから従動シャフトへの動力伝達を係合/係合解消する機械デバイスであることを想起されたい。駆動シャフトはクラッチの入力シャフトであり、従動シャフトはクラッチの出力シャフトである。
上記では、本発明は、歩行床コンベヤに関して説明されている。しかしながら、本発明は、他の搬送タイプ、特に搬送手段として往復するクロスビームを有する階段状格子クーラにも同様に適用することができる。この場合、クロスビームのうちの少なくとも1つは、少なくとも1つのクラッチによって少なくとも1つのモータに連結される。残りのクロスビームは、クラッチによっても、またはクラッチなしで、モータに連結することができる。クラッチ(単数または複数)を動作させることによって、コンベヤ格子のそれぞれのセクションの搬送速度を調整することができる。「それぞれのセクション」という用語は、コンベヤ格子のセクションを指し、搬送は、それぞれ動作させられるクラッチ(単数または複数)によって、(少なくとも1つのモータに)連結されている少なくとも1つのクロスビームを往復運動させることによって行われる。
クラッチを閉じるかまたは開くことにより、モータと少なくとも1つのクロスビームを選択的に連結および分離することを、それぞれ、コンベヤ格子上のバルク材料の高さ、例えば、クリンカベッドの高さを均一化するために使用することができる。コンベヤへの(例えば窯による)不連続なバルク材料の供給は、少なくとも1つのクラッチを(少なくとも)選択的に動作させることによって、少なくとも部分的に補償することができる。それによって、それぞれのクロスビーム(単数または複数)がモータから切り離され、コンベヤのそれぞれのセクションでの搬送速度が減少する。
例えば(好ましくは断続的に)コンベヤ格子の受容セクションの少なくとも1つのクロスビームを接続する少なくとも1つのクラッチを開くことにより、コンベヤの受容セクションでの搬送速度を減少させ、したがって、コンベヤへのバルク材料供給レートの減少を補償することを可能にする。同様に、コンベヤ格子の受容セクションの少なくとも1つのクロスビームを接続する少なくとも1つのクラッチを閉じたままにし、コンベヤ格子の後続のセクションの少なくとも1つのクロスビームを接続する少なくとも1つのクラッチを開くことによって、向上したバルク材料供給レートの補償を得ることができる。
クラッチを動作させることにより、往復運動の周波数のみでなく、それぞれの搬送手段のストローク(すなわち、振幅)もまた調整することができる。したがって、他の搬送手段が往復運動を続けている間、搬送手段の振幅を低減することができ、かつ/またはそれぞれの搬送手段を遮断することができる。例えば、特定のクロスビーム(またはクロスビームのセット)は、n番目のストローク毎のみにクラッチによってモータと連結することができ、ここで、nは任意の整数または分数であり得る。nが1より大きい整数(n>1)の場合、それぞれのセクションで搬送が遅くされる(または遮断される)。nが1に等しい(n=1)場合、それぞれのクロスビームは、(残りのクラッチも同様に閉じていると仮定して)他のクロスビームのように往復運動する。nが1より小さい場合(n<1)、残りのクロスビームをモータに接続するクラッチが開き、それに応じてコンベヤ格子の残りのセクション(単数または複数)での搬送が低減される。この例では、クロスビームという用語を、厚板または他のタイプの往復運動搬送手段に置き換えることによって、より一般的に読むことができる。
本発明を、クリンカ冷却用の様々なタイプのコンベヤ格子に関して説明してきた。しかしながら、本発明は、クリンカ冷却に限定されない。格子の開口部は、曝気、流体除去、プロセスガス注入、加熱、または搬送される材料の他の処理にも同様に使用することができる。したがって、クリンカという用語は、バルク材料、または材料とさえ置き換えることができる。格子の開口部が必要ない場合は、それらはもちろん省略でき、コンベヤ格子はコンベヤ床になる。したがって、「格子」という用語は、「床」に置き換えることができる。
以下では、本発明は、一般的な発明概念に限定されることなく、例示として、図面を参照する実施形態の例について説明されることになる。
クリンカクーラの概略図を示す。 クリンカクーラの簡略断面図を示す。 コンベヤを動作させるための方法を示す。
図1は、コンベヤ床の好ましい実施形態を示している。特に、図1は、例示的なコンベヤ床を備えたクリンカクーラを示している。ハウジング30の側壁は、簡略化のために省略されており、伝動装置(トランスミッション)130とクラッチ115,125の入力シャフトとの連結が簡略化されている。より正確な描写については、図2を参照されたい。
例示的なコンベヤはコンベヤ床10を有し、この例では、コンベヤ床を成すコンベヤ格子10は、厚板11,12、13を含み(図2も参照)、かつハウジング30を含み得る。コンベヤ格子10は、図1の破線矢印によって示されているように、窯1からクリンカを受け取る。クリンカは、任意選択のクリンカ入口分配システムによって分配することができ、例えば、欧州特許出願公開第3112786号明細書で提案されているシステムにより、コンベヤ格子10を形成する厚板11,12、13上にクリンカベッドを形成する。図1では、任意選択のクリンカ分配システムが、シュートとして示されている。コンベヤは、クリンカまたは任意の他のバルク材料を搬送方向2でクリンカ出口に向かって搬送し、クリンカ出口は、任意選択のクラッシャ8により象徴的に示されている。厚板11,12、13の長手方向は、搬送方向2と平行に延在している。厚板11,12、13は単一の部品アイテムとして示されているが、それらはもちろん、製造、搬送、取付け、および修理が簡単になるように分割することができる。
ガス状のクーラントは、コンベヤ格子を介して、バルク材料に注入することができる。次いで、クーラントが加熱されと、その熱をプロセス熱として使用することができる。例えば、加熱されたクーラントの一部分を窯に導入させてもよく(窯1を指す矢印で示されているように)、別の一部分を第3のエアダクト3に導入してもよい。他の部分は、クーラハウジング30から少なくとも1つのクーラント放出部4を介して排出してもよい。
上記で説明したように、コンベヤは、図2で最もよくわかり得るように、複数の厚板11,12、13を有する。厚板11,12、13の間には移動ギャップがあり、流体を注入するための格子の開口部としても使用でき、例えば、上述のクーラントが、格子の下から格子の上にあるバルク材料に流れ込む。格子の開口部に関する他の提案は、上記で引用した先行技術でなされている。厚板のいくつかは、静止していてもよい。この例では、静止した厚板には、参照番号13が付されている。簡略化のためのみに、2つの静止した厚板13だけが示されているが、もちろんそれより多くの場合もあり得る。例えば、4つおき、3つおき、さらには2つおきに、厚板が静止していてもよい。他の厚板11および12は、例えばすべり軸受、ローラ、振り子サスペンションおよび/または静圧軸受などによって、可動に支持されている。発明の関連部分にフォーカスするために、可動支持体は省略されている。可動支持体は、可動厚板が往復運動すること、すなわち、それらの長手方向に平行に前方に押し出され、その後、後退することを可能にするものである。バルク材料を搬送するために、可動厚板の少なくとも大部分を同時に前進させることができる。その後、可動厚板の少なくとも大部分が再度前進できるようになるまで、比較的少数の厚板が同時に後退する。バルク材料を支持するためにすべての厚板が実質的に同じ表面(±25%、好ましくは±15%、さらにより好ましくは±10%、またはより良くは±5%以下)を有すると仮定して、簡略化のみのために厚板の数に言及した。しかしながら、コンベヤ格子とバルク材料との間の摩擦が重要な問題であることに注意されたい。バルク材料を前方に押し出しているとき、少なくともいくつかの搬送手段を前進させている間の、格子に存在するバルク材料のベッドと、格子の前進していない部分(潜在的に前進しない搬送手段を含む)との間の摩擦は、前進している搬送手段がバルク材料のベッドに及ぼす力よりも小さくなければならない。それによって、ベッドは搬送方向2(すなわち、前方)に移動する。搬送手段を後退させているとき、後退している搬送手段を後方に滑らせるのに必要な摩擦力は、バルク材料のベッドとコンベヤ格子の後退していない部分との間の(静的)摩擦よりも低くなければならない。したがって、バルク材料のベッドは−実質的に−後方に移動しない。これはもちろん、なおも簡略化された状況を示すものであるが、基本的な概念の思想を提供している。
図2のコンベヤは、例として、可動厚板の2つのグループのみ、すなわち、参照番号11が付された厚板の第1のグループ、および参照番号12が付された第2のグループを有する。可動厚板のグループがさらに存在してもよく、厚板の第1および第2のグループ11,12と同じ方法で駆動され得る。グループの各厚板11,12は、そのグループの他の厚板11,12と同期して前進および/または後退するが、それぞれの他のグループ(単数または複数)の厚板とは独立して前進または後退させてもよい。したがって、より一般的には、厚板11,12の各グループは、搬送手段(のグループ)を提供する。
第1のグループの搬送手段11(略して、第1の厚板11)は、第1のリニアドライブに連結されている。図示するように、第1のリニアドライブは、第1のクランクシャフト114を備えてもよい。図2では、第1のクランクシャフトは、第2のクランクシャフト124およびメインシャフト6によって部分的に隠されているが、図1では、それらの相対位置が示されている。図2で最もよく見て取れるように、第1のクランクシャフト114は、第1のクランクアーム113を有し、これに第1のコネクティングロッド111が、例えば、それぞれ回転軸受によって、可動に取り付けられている。コネクティングロッド111の他方の端部は、例えば、別の回転軸受を介して、厚板11の第1の取付け手段110に連結されている。要するに、第1のクランクシャフト114の回転により、それらの長手方向ひいてはコンベヤ格子の長手方向軸に対して平行な、第1の厚板11の同期往復運動がもたらされる。
同様に、第2のグループの搬送手段12(略して第2の厚板12)は、第2のリニアドライブに連結されている。図2に示すように、第2のリニアドライブは、第2のクランクシャフト124を備えてもよい。第2のクランクシャフト124は、第2のクランクアーム123を有し、これに、ここでも、好ましくは回転軸受によって、第2のコネクティングロッド121を取り付けることができる。第2のコネクティングロッド121の他方の端部はそれぞれ、例えば、別の回転軸受を介して、第2の厚板12の第2の取付け手段120に連結されてもよい。したがって、第2のクランクシャフト124の回転により、コンベヤ格子の長手方向軸に対して平行な、第2の厚板12の同期往復運動がもたらされる。
任意の数の搬送手段の追加のグループ、例えば、可動厚板の追加のグループ(略して、追加の厚板)を、追加のリニアドライブに連結することができる。第1および第2のリニアドライブの上記の例のように、追加のリニアドライブはそれぞれ、少なくとも1つの追加のコネクティングロッドを介して、それぞれの追加の厚板(単数または複数)の対応する追加の取付け手段に連結されている少なくとも1つの追加のクランクシャフトを備えてもよい。
第1、第2、および任意選択の追加のリニアドライブは、少なくとも1つの第1のクラッチ115、少なくとも1つの第2のクラッチ125を介して、および任意選択的に、少なくとも1つの任意選択の追加のクラッチを介して、同じモータMに選択的に連結してもよい。モータMは、図1にのみ表示されている。図2から明らかなように、クランクシャフト114,124は、好ましくは、コンベヤハウジング30の側壁によって回転可能に支持されてもよい。第2のクラッチ125の出力シャフトは、第2のクランクシャフト124に取り付けられており、したがって、後者は従動シャフトである。単一のクラッチの出力シャフトを第2のクランクシャフト124の任意の部分に取り付けることで十分であり得る。しかし、2つのクラッチは、冗長性を提供するように構成することができる。あるいは、2つの第2のクラッチ125およびクランクシャフト124は、より小さな寸法にしてもよく、それによってコストを削減する。それぞれの第2のクラッチ125の入力シャフト126は、伝動部材129、130を介してモータMに連結される。第1のクランクシャフト114および任意の任意選択の追加のクランクシャフトは、実質的に同じ方法でモータMに選択的に連結されてもよい。単に一切の誤解を避けるため云えば、第1のクラッチ115の出力シャフトは、第1のクランクシャフト114の両端部に取り付けることができ、また、単一のクラッチの出力シャフトを第1のクランクシャフト114の任意の部分に取り付けることでも十分であり得る。ここでも、2つのクラッチ114は、冗長性を提供するように構成することができる。あるいは、2つの第1のクラッチ115および第1のクランクシャフト114は、より小さな寸法にしてもよく、それによってコストを削減する。それぞれの第1のクラッチ115の入力シャフトは、伝動部材119、130を介してモータMに連結されている。
2つ以上のモータMが存在してもよい。しかし、搬送手段の各グループは、それぞれのクラッチが閉じていると仮定して、リニアドライブを介して、搬送手段の別のグループと同様に、少なくとも1つのモータMによって駆動される。
好ましい実施形態では、コンベヤは、少なくとも1つの位置センサ127を備える。図示されているのは、第2のクランクシャフト124の角度位置、またはより一般的に、第2の搬送手段の位置を監視するための単一の(第2の)位置センサ127のみである。この例では、位置センサ127は、コンベヤハウジング30の外側に配置され、クラッチの出力シャフトの角度位置ひいては間接的に第2のクランクシャフト124の角度位置を監視する。特に好ましくは、搬送手段の少なくとも任意のグループ用の位置センサ、すなわち、第1のグループ用の位置センサ117、および任意の追加のグループ用の位置センサ1x7(ここで、x>2、例えば、3、4、など)が存在する。少なくとも1つの位置センサが制御ユニット5に接続され、それによって、制御ユニット、即ちコントローラ5が位置センサ127から位置信号を取得することを可能にする。コントローラ5は、好ましくは、対応する制御ラインを介して、第1および第2のクラッチ115,125(および任意選択的に、図1および図2で、1x5とのリンクによって示される任意の追加のクラッチ)の動作を制御する。
図1および2では、各搬送手段は、単一のリニアドライブを介してのみ駆動される。しかしながら、これは一例にすぎない。モータの動力をそれぞれ第1、第2、または任意選択の追加の搬送手段に選択的に伝達するための、より多くの第1、第2、または任意選択の追加のリニアドライブが存在してもよい。これは、長い搬送手段を駆動する必要がある場合に特に役立ち、それによって搬送手段に作用する曲げモーメントを低減する。図2では、追加の搬送手段1xが示されているが、図1ではそれが省略されている。
コンベヤを動作させるための方法を図3に示す。最初に、モータMは停止されていて、すべてのクラッチは開いている(すなわち、係合解除されている)。コントローラは、制御信号を送信して、少なくとも1つの第1のクラッチ115を閉じる。その後、コントローラ5は、第1の位置センサ117のセンサ信号を監視しながら、モータの回転子の回転を制御する。いったん位置センサの信号が、第1の搬送手段11が後端位置(後退位置とも呼ばれる)、すなわち、コンベヤ入口に最も近い位置に到達したことを示すと、第1のクラッチ115が、コントローラ5によって開放される。クラッチ115を動作させている間は、好ましくは、モータMを停止させる。初期化ステップは、搬送手段の第2のおよび任意に追加したグループに対して繰り返される。換言すれば、コントローラは、制御信号を送信して、少なくとも1つの第2の(または追加の)クラッチ125(または1x5)を閉じる。その後、コントローラ5は、第2の(または追加の)位置センサ127(または1x7)のセンサ信号を監視しながら、モータの回転子の回転を制御する。いったん位置センサ信号が、それぞれの搬送手段がその後退位置、すなわち、コンベヤ入口に最も近い位置に到達したことを示すと、第2の(または追加した)クラッチ125(または1x5)がコントローラ5によって開放される。このシーケンスは、初期化ステップ81と呼ばれる。
今や、好ましくはすべての搬送手段は、それらの後退位置にある。後退した搬送手段11,12、1xのクラッチ115,125,1x5を閉じて、モータの回転子を回転させるように制御することによって、それぞれの搬送手段11,12、1xを、同時に、好ましくは同位相で、すなわち、好ましくは同期的に前進させることができる(ステップ82)。一実施形態では、モータが電力供給されている間は、第1、第2、および任意に追加したクラッチは、少なくとも第2のおよび任意に追加したクラッチの動作中には、好ましくは相前後して次々に閉じられ、それによって、必要となるトルク(またはリニアモータの場合は力)を低減し、合算されて初期の離脱トルク(または力)となることを回避する。機械装置の始動を強化するために、モータの始動時にも第1のクラッチが開かれてもよいが、離脱トルクの集積を避けるためには、これは必要ではない。より一般的に言えば、クラッチのうちの少なくとも2つを閉じる動作が、好ましくは、時間遅延を伴って行われ、それによって、離脱トルク(および/または力)を低減する。この対策により、モータおよび伝動装置の寸法を小さくすることが可能になるため、製造、保守、および運用のコストが削減される。
時間遅延τは、往復運動の周波数f(ν=1/f)の逆数よりも小さくすることができる。例えば、0<τ<α・νであり、ここでαは1より小さく(α<1)、好ましくはα<0.1、特に好ましくはα<1/36、またはさらにより好ましくはα<1/72である。例えば、α=1/360の場合、時間遅延により、クランクシャフトの1°の回転角に対応する往復運動の非調和(若しくはずれ)が引き起こされる。したがって、搬送手段はほぼ同相で前進するが、離脱トルクは集積されないため、組立ておよび保守コストを削減する。
搬送手段を前進させている間、コントローラ5は、位置センサ117、127、1x7を監視し、いったん搬送手段11,12、1xがそれらの前端位置に到達すると、例えば、クラッチの少なくとも半分を開くことができる。
その後、ステップ83において、搬送手段が後退する。後退は、好ましくは、グループごとに、すなわちグループ毎に次々に行われる。上記の例にとどまると、第1のクラッチは閉じたままであってもよく(あるいは、第1のクラッチはステップ83の終わりに開かれ、続いて再度閉じられてもよい)、コントローラが(第1の位置センサ117の位置データを評価することによって)搬送手段の第1のグループの少なくとも位置を監視している間、回転子は回転する。いったん第1の搬送手段11がその後退位置に到達すると、第1のクラッチ115が開かれ、第2のクラッチ125が閉じられる。クラッチの動作中、回転子は好ましくは停止されるが、いったん新しいクラッチ状態が確立されると回転を継続する。いったん搬送手段の第2のグループもその後退位置に到達した後に、搬送手段の追加のグループを後退させる必要がある場合、好ましくは、第2のクラッチ125は開かれる。搬送手段の追加のグループを後退させる必要がある場合、それぞれの追加のクラッチが閉じられ、モータに電力が供給されて、追加の搬送手段のグループを駆動する。クラッチの動作中、回転子は、好ましくは停止される(または少なくとも、回転子によってもたらされるトルクが減少する)。しかし、いったん新しいクラッチ状態(単数または複数)が確立されると、回転子は回転を継続する。好ましくは、すべての搬送手段が後退した後、方法はステップ82において継続され、すなわち、搬送手段の少なくとも一部分が再度同時に前進する。
上述のように、クラッチを閉じる時に、モータは、好ましくは、クラッチが係合するまでは停止しており、それによって、摩耗を低減し、より簡略な(ひいてはより安価なクラッチの)使用を可能にする。非摩擦クラッチを使用する場合、モータを回転させて入力シャフトと出力シャフトとを互いに対して特定位置に配置する必要があるが、クラッチを閉じている間は、クラッチが完全に係合するまで、実質的にトルクはクラッチによって伝達されるべきではない(例えば、最大連続動作トルクの25%未満)。同様に、モータのトルクもまた、好ましくは、クラッチを開いている間は、ほとんどトルクが生じないように低減される。上記から明らかなように、クラッチの開閉は、本明細書では、クラッチの動作(若しくは操作)を指している。換言すれば、クラッチを動作させると、クラッチの状態が開から閉、またはその逆に変化する。
1 窯
2 コンベヤの長手方向に対して平行な搬送方向
3 第3のエアダクト(任意選択)
4 クーラントリリース開口部
5 制御ユニット/コントローラ
6 メインシャフト
8 クラッシャで象徴化されたコンベヤ出口
10 コンベヤ床、例えば、クリンカクーラの冷却格子
11 第1のグループの搬送手段、例えば、搬送手段の第1のグループの厚板
12 第2のグループの搬送手段、例えば、搬送手段の第2のグループの厚板
13 静止した厚板
30 ハウジング
81 初期化ステップ
82 前進ステップ
83 後退ステップ
110 第1の取付け手段
111 第1のコネクティングロッド
113 第1のクランクアーム
114 第1のクランクシャフト
115 第1のクラッチ
117 搬送手段の第1のグループの位置センサ
120 第2の取付け手段
121 第2のコネクティングロッド
123 第2のクランクアーム
124 第2のクランクシャフト
125 第2のクラッチ
126 第2のクラッチの入力シャフト
127 搬送手段の第2のグループの位置センサ
129 伝動部材の一部、例えばプーリ
1x 追加の搬送手段(図2のみ)
1x1 追加のコネクティングロッド(図2のみ)
1x3 追加のクランクアーム(図2のみ)
1x5 追加のセンサ
1x7 追加のクラッチ
130 伝動部材の一部、例えば、ベルトまたはチェーン
M モータ
R 回転子

Claims (13)

  1. セメントクリンカのようなバルク材料を搬送方向(2)に搬送するためのコンベヤ格子(10)であって、
    −少なくとも2つの搬送手段(11,12)と、
    −前記少なくとも2つの搬送手段(11,12)を同時に前記搬送方向(2)に前進させ、また、前記少なくとも2つの搬送手段を後退させるための少なくとも1つのモータ(M)と、
    を有する、コンベヤ格子(10)において、
    前記少なくとも2つの搬送手段(11,12)のうちの第1の搬送手段が、第1のクラッチ(115)を介して前記モータ(M)に選択的に連結されており、前記少なくとも2つの搬送手段(11,12)のうちの第2の搬送手段が、第2のクラッチ(125)を介して同じ前記モータ(M)に選択的に連結されていることを特徴とする、コンベヤ格子(10)。
  2. 前記第1のクラッチ(115)および前記第2のクラッチ(125)のうちの少なくとも1つが、少なくとも1つの制御信号に応じて、開状態から閉状態にかつ/または閉状態から開状態に変化するように構成されており、前記開状態では、前記モータ(M)およびそれぞれの前記搬送手段(11,12)が独立して動作可能であり、前記閉状態では、前記モータ(M)およびそれぞれの前記搬送手段が連結されていることを特徴とする、請求項1記載のコンベヤ格子(10)。
  3. −前記モータ(M)が、回転子(R)を備え、
    −前記第1の搬送手段(11)が、前記第1の搬送手段(11)を前記搬送方向(2)に駆動し、また、前記第1の搬送手段(11)を後退させるために、第1のリニアドライブを介して連結されており、前記第1のリニアドライブが、前記第1のクラッチ(115)を介して前記回転子(R)に選択的に連結される第1の入力シャフト(114)を有し、
    −前記第2の搬送手段(12)が、前記第2の搬送手段(12)を前記搬送方向(2)に駆動し、また、前記第2の搬送手段(12)を後退させるために、第2のリニアドライブに連結されており、前記第2のリニアドライブが、前記第2のクラッチ(125)を介して前記回転子(R)に選択的に連結される第2の入力シャフト(124)を有することを特徴とする、請求項1または2記載のコンベヤ格子(10)。
  4. メインシャフト(6)が、
    −前記コンベヤ格子(10)の下方に延在しており、
    −コンベヤハウジングに対して回転可能に支持されており、
    −前記モータ(M)によって駆動され、
    −前記第1のクラッチ(115)を介して前記第1の搬送手段(11)に選択的に連結されていて、かつ前記第2のクラッチ(125)を介して前記第2の搬送手段に選択的に連結されていることを特徴とする、請求項3記載のコンベヤ格子(10)。
  5. 前記入力シャフト(114,124)のうちの少なくとも1つが、前記メインシャフト(6)および/または前記回転子(R)に対して平行に、少なくとも実質的に平行に、すなわち、±10°以内の角度で平行に配向されていることを特徴とする、請求項3または4記載のコンベヤ格子(10)。
  6. 前記入力シャフト(114,124)のうちの少なくとも1つが、前記コンベヤハウジングによって少なくとも1つの軸受を介して支持されていることを特徴とする、請求項3から5までのいずれか1項記載のコンベヤ格子(10)。
  7. 前記入力シャフト(114,124)のうちの少なくとも1つが、少なくとも1つのコネクティングロッド(111,121)を介して、それぞれの前記搬送手段(11,12)のうちの少なくとも1つに連結されているクランクシャフトであることを特徴とする、請求項3から6までのいずれか1項記載のコンベヤ格子(10)。
  8. 前記コンベヤ格子が、前記第1の搬送手段(11)の位置を検出するための第1の位置センサ(117)および/または前記第2の搬送手段(12)の位置を検出するための第2の位置センサ(127)を有することを特徴とする、請求項1から7までのいずれか1項記載のコンベヤ格子(10)。
  9. −コントローラ(5)が、前記第1および第2のクラッチ(115,125)を動作させることによって、前記第1および第2の搬送手段(11,12)と前記モータ(M)との係合および係合解除を制御するために、少なくとも1つのクラッチ制御ラインを介して少なくとも前記第1および第2のクラッチ(115,125)に接続されており、
    −前記コントローラ(5)がさらに、前記モータ(M)によって提供されている動作を制御するために、少なくとも1つのモータ制御ラインを介して少なくとも1つの前記モータ(M)に接続されていることを特徴とする、請求項1から8までのいずれか1項記載のコンベヤ格子(10)。
  10. 前記モータ(M)が固定子を有し、前記固定子がコンベヤハウジング(30)によって支持されていることを特徴とする、請求項1から9までのいずれか1項記載のコンベヤ格子(10)。
  11. 少なくとも第1の搬送手段(11)および少なくとも第2の搬送手段(12)を備えたコンベヤ格子(10)を用いて材料を搬送するための方法であって、少なくとも、
    (i)前記第1および前記第2の搬送手段(11,12)を同時に前進させること、および
    (ii)前記第1および前記第2の搬送手段(11,12)を非同期的に後退させること、を含む方法において、
    少なくとも、
    (iii)第1のクラッチ(115)を動作させて、それによって、前記第1の搬送手段(11)を少なくとも1つのモータ(M)と係合および係合解除させること、および/または
    (iv)第2のクラッチ(125)を動作させて、それによって、前記第2の搬送手段(12)を前記少なくとも1つのモータ(M)と係合または係合解除させること、
    をさらに含むことを特徴とする、方法。
  12. 第1のクラッチ(115)を動作させることおよび第2のクラッチ(125)を動作させることのうちの少なくとも1つが、それぞれの前記クラッチ(115,125)に少なくとも1つの制御信号を送信することを含むことを特徴とする、請求項11記載の方法。
  13. 前記モータ(M)が、前記クラッチ(115,125)が開いている間および/または閉じている間に第1の速度および/または第1のトルクを提供し、かつ前記第1および第2のクラッチ(115,125)のうちの少なくとも1つが、閉状態から開状態にもしくは開状態から閉状態に変化するように動作している間に第2の速度を提供するように制御され、前記第2の速度は前記第1の速度よりも遅いことを特徴とする、請求項11または12記載の方法。
JP2020569086A 2018-06-14 2019-06-13 クリンカクーラおよびクリンカクーラを動作させるための方法 Pending JP2021521075A (ja)

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