JP2021501568A5 - - Google Patents

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Fc融合タンパク質を有する抗原の一過性生成のためのプラスミドのマップ。 C末端EPEAタグ(FE)を有する抗原の一過性生成のためのプラスミドのマップ。 His6タグを有する抗原の一過性生成のためのプラスミドのマップ。 還元条件(10%SDS−PAGE)下での抗原の電気泳動図。 還元条件(10%SDS−PAGE)下での抗原の電気泳動図。 非還元条件下(7.5%SDS−PAGE)での抗原の電気泳動図。
コンビナトリアルナイーブヒトライブラリーの合成のスキーム。 Fabファージディスプレイライブラリーをクローニングするためのファージミドのマップ。 Fab生成のための発現プラスミドのマップ。 特異的抗原および非特異的抗原のための後選択ライブラリーポリクローナルファージの免疫酵素分析 Octet RED 384デバイス(BCD133−03−002) の、抗体とIL−5Rαとの相互作用のセンソグラム(sensogram)。 Octet RED 384デバイス(BCD133−03−020) の、抗体とIL−5Rαとの相互作用のセンソグラム(sensogram)。 Octet RED 384デバイス(BCD133−03−021) の、抗体とIL−5Rαとの相互作用のセンソグラム(sensogram)。 抗体依存性細胞傷害性の抗体濃度依存性を示す図である。 抗体ベンラリズマブとの比較分析における50%効果濃度(EC50)を示す図である。 Octet RED 384デバイス(BCD133−03−002)による、抗体とカニクイザルIL−5Rαとの相互作用のセンソグラム。 Octet RED 384デバイス(BCD133−03−020) 、抗体とカニクイザルIL−5Rαとの相互作用のセンソグラム。 Octet RED 384デバイス(BCD133−03−021) 、抗体とカニクイザルIL−5Rαとの相互作用のセンソグラム。 BCD−133とIL−5Rαとの複合体の3D空間モデルである。 BCD−133とIL−5Rαとの複合体の3D空間モデルである。 平均粒子径(Z平均)対温度のグラフである。 平均粒子径(Z平均)対温度のグラフである。 縮小されたスケールでのBCD−133の混合クロマトグラムである。青−未処理、赤−pH=5.0の20mMのアセテート中における50℃での72時間のインキュベーション。波長:220nm。 拡大されたスケールでのBCD−133の混合クロマトグラムである。青−未処理、赤−pH=5.0の20mMのアセテート中における50℃での72時間のインキュベーション。波長:220nm。
実施例1
懸濁哺乳動物細胞培養における組換え抗原および抗体の産生
SalI/NotI制限部位においてタンパク質を産生するために、ヒトおよび動物のIL−5Rαの細胞外ドメインをコードする配列を、EPEA、FC、およびH6Fタグと共にプラスミドpEE中へとクローニングした(図1、2、3)。当該プラスミドの必要量を大腸菌において産生し、Qiagenキットを使用して精製した。
得られたタンパク質溶液の純度は、還元および非還元SDS−PAGEによって評価した(図4、5、6)。
実施例2
ナイーブヒトFabファージライブラリーMeganLibTMの工学技術
1千を超える個々のヒトドナーの血液試料由来のBリンパ球の全RNAを、推奨されたプロトコルに従い、RNeasy Mini Kit(QIAGEN)を使用して単離した。Nanovueキット(GE Healthcare)を使用して、RNA濃度アッセイを実施し、単離されたRNAの品質を、1.5%アガロースゲル電気泳動によって試験した。
得られたDNA調製物VL−CK−VH(図7)を、NheI/Eco91I制限エンドヌクレアーゼによって処理し、元のファージミドpH5へとライゲートした(図8)。ライゲーション生成物を、プロトコル[Methods Enzymol. 2000;328: 333〜63.]に従って調製したSS320大腸菌エレクトロコンピテント細胞中に形質転換させた。コンビナトリアルFabファージディスプレイライブラリーMeganLibTMのレパートリーは、1011形質転換体だった。Fabファージライブラリーの調製物を、前に説明した手順に従って調製した[J Mol Biol. 1991 Dec 5;222(3): 581〜97]。
ポリクローナルファージ調製物のELISAは、標的抗原に対する選択の第三および第四ラウンドの後に、著しい濃縮を示した(図10)。再クローニングおよびさらなるスクリーニングのためにライブラリーを選択し、それらにおいて、非相同コントロール抗原に対してファージライブラリーの最小希釈において5倍を超えるシグナルが観察された。
実施例5
発現プラスミド中への抗体可変ドメインの遺伝子の再クローニング
首尾よく成功した選択ラウンドの後のファージミドベクターからの発現プラスミド(図9)中への抗体可変ドメインの遺伝子の再クローニングを、制限ライゲーション技術を使用し、標準的プロトコルに従って実施した。それに続いて、Mabnext Flow Chartプラットフォームを使用したELISAによる、抗原に対するディスプレイライプラリからの可変抗体断片の親和性の比較分析のために、抗体断片を含む発現ベクターを、大腸菌BL21−Gold菌株中へと形質転換した。
実施例10
完全長抗体の調製
標準的技術によって、クローニングを実施した。Sal1/Nhe1制限部位において、ベクターpEE−HcIgG1中へと重鎖可変ドメイン配列をクローニングした。Sal1/BsiW1制限部位において、ベクターpEE−CK中へと軽鎖可変ドメインをクローニングした。CHO細胞株におけるタンパク質の一過性産生のために、得られた遺伝子構築物を移した。実施例1において説明したように、細菌性プロテインAにおける親和クロマトグラフィーによって、標準的方法に従ってタンパク質を単離し精製した。メルカプトエタノールおよび天然8%PAGEを補った変成12%PAGEにおいて、電気泳動を実施した(図6)。
基準シグナルを引き算した後、標準的プロトコルに従い、Octet Data Analysis(バージョン9.0)ソフトウェアを使用して、1:1グローバル相互作用モデルを使用して、結合曲線を解析した。抗IL−5Rα抗体は、高親和性においてヒト抗原に特異的に結合する。表A(図11、12、13)。
GraphPad Prism 6.0を使用して、50%効果濃度(EC50)を計算した。実験により、候補である抗IL−5Rα抗体BCD−133−03−002、BCD−133−03−020、BCD−133−03−021の効力は、抗体ベンラリズマブ(BCD−133−018−200617)より1.6倍高かった。候補は、ベンラリズマブとの関連において、お互いに対し、効力において著しい違いを示さなかった。結果を図14、15に示す。
基準シグナルを引き算した後、標準的手順に従い、Octet Data Analysis(バージョン9.0)ソフトウェアを使用して、1:1グローバル相互作用モデルを使用して、結合曲線を解析した。抗IL−5Rα抗体は、カニクイザル抗原に特異的に結合する。表B.図16、17、18
実施例16
抗体BCD−133/ヒトIL−5Rα複合体のインシリコモデリング
IL−5Rαに対して特異的な変異体抗体BCD−133を作製するために、Schrodinger Suiteバージョン2017−1(Schrodinger)ソフトウェアを使用して、3D構造解析を行った。IDコード:3VA2の下においてProtein Data Bankに被着させた構造を、標的結晶構造として選択した。Schrodinger SuiteソフトウェアのPIPERツールを使用してドッキングを実施した。最適な位置の選択は、25ナノ秒分子動力学的間隔において、自由エネルギー評価(MM−GBSA法)を用いて行った(D.E. Shaw ResearchによるDesmondインストルメント)。得られた構造を、Maestro(Schrodinger)ツールを使用して視覚化した。図19、20は、BCD−133の可変ドメインを含むモデルを示す。
50℃でインキュベートしたときのBCD−133の安定性に関する結果のデータを表Fに示し、図23、24は、組み合わせたクロマトグラムを示す:青−未処理;赤−50℃での72時間のインキュベーション。
診断用途および組成物
本発明の抗IL−5Rα抗体は、診断プロセス(例えば、インビトロ、エクスビボにおける)においても使用される。例えば、当該抗IL−5Rα抗体は、患者から得られた試料(例えば、組織試料、または体液、例えば、炎症性滲出液、血液、血清、腸液、唾液、または尿などの試料)中のIL−5Rαのレベルを検出または測定するために使用することができる。検出および測定のための好適な方法としては、イムノアッセイ、例えば、フローサイトメトリ、酵素連結免疫吸着測定法(ELISA)、化学発光アッセイ、ラジオイムノアッセイ、および免疫組織学などが挙げられる。本発明はさらに、キット、例えば、本明細書において説明される抗IL−5Rα抗体を含む診断用キットを含む。
非限定的に、本発明は以下の態様を含む。
[態様1]
IL−5Rαに特異的に結合するモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片であって、
1)配列番号3の配列に対して少なくとも80%相同であるアミノ酸配列を含む重鎖可変ドメインと;
1)配列番号8の配列に対して少なくとも80%相同であるアミノ酸配列を含む軽鎖可変ドメインと
を含むモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
[態様2]
重鎖可変ドメインが、配列番号3のアミノ酸配列を含む、態様1に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
[態様3]
軽鎖可変ドメインが、配列番号8のアミノ酸配列を含む、態様1に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
[態様4]
重鎖可変ドメインが、配列番号1〜3の配列に対して少なくとも80%相同であるアミノ酸配列を含む、態様1に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
[態様5]
重鎖可変ドメインが、配列番号1〜3によって表されるアミノ酸配列を含む、態様4に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
[態様6]
軽鎖可変ドメインが、配列番号6〜8の配列に対して少なくとも80%相同であるアミノ酸配列を含む、態様1に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
[態様7]
軽鎖可変ドメインが、配列番号6〜8によって表されるアミノ酸配列を含む、態様6に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
[態様8]
1)重鎖可変ドメインが、配列番号1〜3の配列に対して少なくとも80%相同であるアミノ酸配列を含み;
2)軽鎖可変ドメインが、配列番号6〜8の配列に対して少なくとも80%相同であるアミノ酸配列を含む、
態様1に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
[態様9]
1)重鎖可変ドメインが、配列番号1〜3のアミノ酸配列を含み;
2)軽鎖可変ドメインが、配列番号6〜8のアミノ酸配列を含む、
態様8に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
[態様10]
重鎖可変ドメインが、配列番号4〜5を含む群から選択されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%相同であるアミノ酸配列を含む、態様1に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
[態様11]
重鎖可変ドメインが、配列番号4〜5を含む群から選択されるアミノ酸配列を含む、態様10に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
[態様12]
軽鎖可変ドメインが、配列番号9〜10を含む群から選択されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%相同であるアミノ酸配列を含む、態様1に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
[態様13]
軽鎖可変ドメインが、配列番号9〜10を含む群から選択されるアミノ酸配列を含む、態様12に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
[態様14]
1)重鎖可変ドメインが、配列番号4〜5を含む群から選択されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%相同であるアミノ酸配列を含み;
2)軽鎖可変ドメインが、配列番号9〜10を含む群から選択されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%相同であるアミノ酸配列を含む、
態様1に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
[態様15]
1)重鎖可変ドメインが、配列番号4〜5を含む群から選択されるアミノ酸配列を含み;
2)軽鎖可変ドメインが、配列番号9〜10を含む群から選択されるアミノ酸配列を含む、
態様14に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
[態様16]
1)配列番号11〜12を含む群から選択される配列に対して少なくとも90%相同であるアミノ酸配列を含む重鎖と;
2)配列番号13〜14を含む群から選択される配列に対して少なくとも90%相同であるアミノ酸配列を含む軽鎖と
を含む、態様1に記載のモノクローナル抗体。
[態様17]
1)配列番号11〜12を含む群から選択されるアミノ酸配列を含む重鎖と;
2)配列番号13〜14を含む群から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖と
を含む、態様16に記載のモノクローナル抗体。
[態様18]
IL−5Rα特異抗体が、完全長IgG抗体である、態様1に記載のモノクローナル抗体。
[態様19]
完全長IgG抗体が、ヒトIgG1、IgG2、IgG3、またはIgG4アイソタイプの抗体である、態様18に記載のモノクローナル抗体。
[態様20]
完全長IgG抗体が、ヒトIgG1アイソタイプの抗体である、態様19に記載のモノクローナル抗体。
[態様21]
態様1〜20のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合性断片をコードする核酸。
[態様22]
DNAである、態様21に記載の核酸。
[態様23]
a)態様1に記載の抗体の重鎖をコードするヌクレオチド配列であって、配列番号15〜16を含む群から選択される配列に対して少なくとも90%相同であるヌクレオチド配列、および/または、態様1に記載の抗体の軽鎖をコードするヌクレオチド配列であって、配列番号17〜18を含む群から選択される配列に対して少なくとも90%相同であるヌクレオチド配列;あるいは、
b)配列番号15〜16を含む群から選択されるヌクレオチド配列であって、態様1に記載の抗体の重鎖をコードするヌクレオチド配列、および/または、配列番号17〜18を含む群から選択されるヌクレオチド配列であって、態様1に記載の抗体の軽鎖をコードするヌクレオチド配列
を含む、態様21に記載の核酸。
[態様24]
態様21〜23のいずれか一項に記載の核酸を含む発現ベクター。
[態様25]
態様1〜20のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合性断片を調製するための宿主細胞を産生する方法であって、態様24に記載のベクターによる細胞の形質転換を含む方法。
[態様26]
態様1〜20のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合性断片を調製するための宿主細胞であって、態様21〜23のいずれか一項に記載の核酸を含む宿主細胞。
[態様27]
態様1〜20のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合性断片を調製する方法であって、前記抗体を産生するのに十分な条件下において増殖培地にて、態様26に記載の宿主細胞を培養するステップと、必要であれば、その後に、該得られた抗体を単離および精製するステップとを含む方法。
[態様28]
IL−5Rαによって媒介される疾患または障害を予防または治療するために使用されることが意図される医薬組成物であって、1種または複数種の薬学的に許容される賦形剤との組合せにおいて、態様1〜20のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合性断片を含む医薬組成物。
[態様29]
喘息、例えば、好酸球性喘息(アトピー性喘息)、例えば、重篤な好酸球性喘息(アトピー性喘息);COPD(慢性閉塞性肺疾患);チャーグ・ストラウス症候群;好酸球性食道炎、好酸球性胃腸炎を含む群から選択される、IL−5Rαによって媒介される疾患または障害を予防または治療するために使用されることが意図される態様28に記載の医薬組成物。
[態様30]
IL−5Rαによって媒介される疾患または障害を予防または治療するために使用されることが意図される医薬組合せであって、態様1〜20のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合性断片と、少なくとも1種の異なる治療的活性化合物とを含む医薬組合せ。
[態様31]
IL−5Rαによって媒介される疾患または障害を予防または治療するために使用されることが意図される態様30に記載の医薬組合せであって、前記疾患または障害が、喘息、例えば、好酸球性喘息(アトピー性喘息)、例えば、重篤な好酸球性喘息(アトピー性喘息);COPD(慢性閉塞性肺疾患);チャーグ・ストラウス症候群;好酸球性食道炎、好酸球性胃腸炎を含む群から選択される、医薬組合せ。
[態様32]
異なる治療的活性化合物が、小分子、抗体、またはステロイドホルモン、例えば、コルチコステロイドなどから選択される、態様30〜31のいずれか一項に記載の医薬組合せ。
[態様33]
IL−5Rαの生物活性を阻害することを必要とする対象においてそのような生物活性を阻害する方法であって、態様1〜20のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合性断片の有効量を投与するステップを含む方法。
[態様34]
IL−5Rαによって媒介される疾患または障害の治療のための方法であって、そのような治療を必要とする対象に、態様1〜20のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合性断片、または態様28に記載の医薬組成物を、治療有効量において投与するステップを含む方法。
[態様35]
疾患または障害が、喘息、例えば、好酸球性喘息(アトピー性喘息)、例えば、重篤な好酸球性喘息(アトピー性喘息);COPD(慢性閉塞性肺疾患);チャーグ・ストラウス症候群;好酸球性食道炎、好酸球性胃腸炎、または好酸球増多症候群を含む群から選択される、態様34に記載の、疾患または障害の治療のための方法。
[態様36]
そのような治療を必要とする対象の、IL−5Rαによって媒介される疾患または障害の治療のための、態様1〜20のいずれか一項に記載の抗体もしくはその抗原結合性断片または態様28に記載の医薬組成物の使用。
[態様37]
疾患または障害が、喘息、例えば、好酸球性喘息(アトピー性喘息)、例えば、重篤な好酸球性喘息(アトピー性喘息);COPD(慢性閉塞性肺疾患);チャーグ・ストラウス症候群;好酸球性食道炎、好酸球性胃腸炎を含む群から選択される、態様36に記載の使用。

Claims (33)

  1. IL−5Rαに特異的に結合するモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片であって、
    1)配列番号3の配列に対して少なくとも80%相同であるアミノ酸配列を含む重鎖可変ドメインと;
    1)配列番号8の配列に対して少なくとも80%相同であるアミノ酸配列を含む軽鎖可変ドメインと
    を含むモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
  2. 重鎖可変ドメインが、配列番号3のアミノ酸配列を含む、請求項1に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
  3. 軽鎖可変ドメインが、配列番号8のアミノ酸配列を含む、請求項1に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
  4. 重鎖可変ドメインが、配列番号1〜3の配列に対して少なくとも80%相同であるアミノ酸配列を含む、請求項1に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
  5. 重鎖可変ドメインが、配列番号1〜3によって表されるアミノ酸配列を含む、請求項4に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
  6. 軽鎖可変ドメインが、配列番号6〜8の配列に対して少なくとも80%相同であるアミノ酸配列を含む、請求項1に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
  7. 軽鎖可変ドメインが、配列番号6〜8によって表されるアミノ酸配列を含む、請求項6に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
  8. 1)重鎖可変ドメインが、配列番号1〜3の配列に対して少なくとも80%相同であるアミノ酸配列を含み;
    2)軽鎖可変ドメインが、配列番号6〜8の配列に対して少なくとも80%相同であるアミノ酸配列を含む、
    請求項1に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
  9. 1)重鎖可変ドメインが、配列番号1〜3のアミノ酸配列を含み;
    2)軽鎖可変ドメインが、配列番号6〜8のアミノ酸配列を含む、
    請求項8に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
  10. 重鎖可変ドメインが、配列番号4〜5を含む群から選択されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%相同であるアミノ酸配列を含む、請求項1に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
  11. 重鎖可変ドメインが、配列番号4〜5を含む群から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項10に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
  12. 軽鎖可変ドメインが、配列番号9〜10を含む群から選択されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%相同であるアミノ酸配列を含む、請求項1に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
  13. 軽鎖可変ドメインが、配列番号9〜10を含む群から選択されるアミノ酸配列を含む、請求項12に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
  14. 1)重鎖可変ドメインが、配列番号4〜5を含む群から選択されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%相同であるアミノ酸配列を含み;
    2)軽鎖可変ドメインが、配列番号9〜10を含む群から選択されるアミノ酸配列に対して少なくとも90%相同であるアミノ酸配列を含む、
    請求項1に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
  15. 1)重鎖可変ドメインが、配列番号4〜5を含む群から選択されるアミノ酸配列を含み;
    2)軽鎖可変ドメインが、配列番号9〜10を含む群から選択されるアミノ酸配列を含む、
    請求項14に記載のモノクローナル抗体またはその抗原結合性断片。
  16. 1)配列番号11〜12を含む群から選択される配列に対して少なくとも90%相同であるアミノ酸配列を含む重鎖と;
    2)配列番号13〜14を含む群から選択される配列に対して少なくとも90%相同であるアミノ酸配列を含む軽鎖と
    を含む、請求項1に記載のモノクローナル抗体。
  17. 1)配列番号11〜12を含む群から選択されるアミノ酸配列を含む重鎖と;
    2)配列番号13〜14を含む群から選択されるアミノ酸配列を含む軽鎖と
    を含む、請求項16に記載のモノクローナル抗体。
  18. IL−5Rα特異抗体が、完全長IgG抗体である、請求項1に記載のモノクローナル抗体。
  19. 完全長IgG抗体が、ヒトIgG1、IgG2、IgG3、またはIgG4アイソタイプの抗体である、請求項18に記載のモノクローナル抗体。
  20. 完全長IgG抗体が、ヒトIgG1アイソタイプの抗体である、請求項19に記載のモノクローナル抗体。
  21. 請求項1〜20のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合性断片をコードする核酸。
  22. DNAである、請求項21に記載の核酸。
  23. a)請求項1に記載の抗体の重鎖をコードするヌクレオチド配列であって、配列番号15〜16を含む群から選択される配列に対して少なくとも90%相同であるヌクレオチド配列、および/または、請求項1に記載の抗体の軽鎖をコードするヌクレオチド配列であって、配列番号17〜18を含む群から選択される配列に対して少なくとも90%相同であるヌクレオチド配列;あるいは、
    b)配列番号15〜16を含む群から選択されるヌクレオチド配列であって、請求項1に記載の抗体の重鎖をコードするヌクレオチド配列、および/または、配列番号17〜18を含む群から選択されるヌクレオチド配列であって、請求項1に記載の抗体の軽鎖をコードするヌクレオチド配列
    を含む、請求項21に記載の核酸。
  24. 請求項21〜23のいずれか一項に記載の核酸を含む発現ベクター。
  25. 請求項1〜20のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合性断片を調製するための宿主細胞を産生する方法であって、請求項24に記載のベクターによる細胞の形質転換を含む方法。
  26. 請求項1〜20のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合性断片を調製するための宿主細胞であって、請求項21〜23のいずれか一項に記載の核酸を含む宿主細胞。
  27. 請求項1〜20のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合性断片を調製する方法であって、前記抗体を産生するのに十分な条件下において増殖培地にて、請求項26に記載の宿主細胞を培養するステップと、必要であれば、その後に、該得られた抗体を単離および精製するステップとを含む方法。
  28. IL−5Rαによって媒介される疾患または障害を予防または治療するために使用されることが意図される医薬組成物であって、1種または複数種の薬学的に許容される賦形剤との組合せにおいて、請求項1〜20のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合性断片を含む医薬組成物。
  29. 喘息、例えば、好酸球性喘息(アトピー性喘息)、例えば、重篤な好酸球性喘息(アトピー性喘息);COPD(慢性閉塞性肺疾患);チャーグ・ストラウス症候群;好酸球性食道炎、好酸球性胃腸炎を含む群から選択される、IL−5Rαによって媒介される疾患または障害を予防または治療するために使用されることが意図される請求項28に記載の医薬組成物。
  30. IL−5Rαによって媒介される疾患または障害を予防または治療するために使用されることが意図される医薬組合せであって、請求項1〜20のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合性断片と、少なくとも1種の異なる治療的活性化合物とを含む医薬組合せ。
  31. IL−5Rαによって媒介される疾患または障害を予防または治療するために使用されることが意図される請求項30に記載の医薬組合せであって、前記疾患または障害が、喘息、例えば、好酸球性喘息(アトピー性喘息)、例えば、重篤な好酸球性喘息(アトピー性喘息);COPD(慢性閉塞性肺疾患);チャーグ・ストラウス症候群;好酸球性食道炎、好酸球性胃腸炎を含む群から選択される、医薬組合せ。
  32. 異なる治療的活性化合物が、小分子、抗体、またはステロイドホルモン、例えば、コルチコステロイドなどから選択される、請求項30〜31のいずれか一項に記載の医薬組合せ。
  33. IL−5Rαの生物活性を阻害することを必要とする対象においてそのような生物活性を阻害するために使用されることが意図される、請求項1〜20のいずれか一項に記載の抗体またはその抗原結合性断片を含む、医薬組成物
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