JP2021500619A - 硬化性ドライトナーを使用するデジタル印刷装置及びデジタル印刷プロセス - Google Patents

硬化性ドライトナーを使用するデジタル印刷装置及びデジタル印刷プロセス Download PDF

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Abstract

硬化性ドライトナーを用いたゼログラフィー印刷のためのデジタル印刷プロセスであって、プロセスは以下を含む。画像形成部材の表面上に電荷のパターンとして潜像を形成する。ドライトナーを現像部材に転写する。パターンに従って現像部材から画像形成部材にドライトナーを転写することによって潜像を現像する。ドライトナーを画像形成部材から第1基材に転写する。転写されたドライトナーに第2基材を塗布し、転写されたドライトナーを定着させ、第2基材を第1基材に結合する。定着は、第2基材の塗布前及び/又は塗布中及び/又は塗布後に行われる。第2基材の塗布後、ドライトナーに化学線又は粒子ビームを照射して、少なくとも定着され転写されたドライトナーを硬化させる。照射は、定着後及び/又は定着中に行われる。【選択図】図1

Description

本発明の分野は、硬化性ドライトナーを使用するデジタル印刷装置及びデジタル印刷プロセスに関する。
ドライトナーを使用する従来技術のデジタル印刷装置は、典型的には、潜像を形成する電荷のパターンをその表面に維持するように適合された画像形成部材を有する画像形成ユニットと、ドライトナーを受け取り、前記パターンに従って前記ドライトナーの一部を画像形成部材に転写することによって前記潜像を現像するように構成された現像部材と、を備える。次に、ドライトナーは、任意選択で中間部材を介して、画像形成部材から基材上に塗布される。その後、現像された潜像がこの基材上に定着される。このような方法で、硬化性ドライトナー粒子は使用可能である。ドライトナー粒子は、基本的には、高分子樹脂を主成分とし、該トナー樹脂に各種成分を混合した高分子粒子である。例えば仕上げ機能のために使用される無色のトナーとは別に、トナー粒子は、少なくとも1つの黒色及び/又は着色物質、例えば着色顔料を含む。そのようなドライトナーの例は、参照することにより明細書に含まれる出願人の名前で、欧州特許第1756675号明細書、欧州特許第1930780号明細書、欧州特許第2019340号明細書、及び国際特許出願第PCT/EP2017/059697号に記載されている。
摩擦に対する感度を低下させるため及び/又は光沢を改善するために、印刷されたトナー画像にコーティングを適用することが知られている。しかしながら、そのような実施形態は、別のコーティングステーションが印刷ステーションの下流に必要とされるという欠点を有する。
本発明の実施形態の目的は、可撓性基材(例えばポーチ)又は(食品)包装産業で使用されるラベルなどの様々なタイプの基材の印刷結果を改善できるデジタル印刷プロセス及び装置を提供することである。
第1の態様によれば、ドライトナーを用いたゼログラフィー印刷のためのデジタル印刷プロセスが提供される。このプロセスは以下のステップを含む。画像形成部材の表面に電荷のパターンとして潜像を形成する。ドライトナーを現像部材に転写する。パターンに従って現像部材から画像形成部材にドライトナーを転写することにより潜像を現像する。画像形成部材から第1基材にドライトナーを転写する。転写されたドライトナーに第2基材を塗布し、転写されたドライトナーを定着する。定着は、第2基材の塗布前及び/又は塗布中及び/又は塗布後に行い、第2基材を第1基材に結合する。第2基材の塗布後、化学線又は粒子ビームをドライトナーに照射して、ドライトナーを硬化させる。照射は定着後に行われる。又は、第2基材の塗布後に定着が行われる場合、照射は定着中に行われてもよい。
第2基材の第1基材への結合は、熱及び/又は圧力及び/又は化学線によって、又は任意の他の適切な方法で、好ましくは第2基材の塗布中及び/又は定着中及び/又は照射中に、引き起こされる。好ましくは、少なくとも硬化は、トナーがガラス転移温度Tgを超えるときに行われる。
ドライトナーを硬化させる前に、第1基材上の転写されたドライトナー上に第2基材を塗布することは、多くの利点を有する。第1に、化学線又は粒子ビームを照射している間、ドライトナーは、第1基材と第2基材との間に閉じ込められ、それにより、大気から実質的に密閉される。そのようにして、硬化は、実質的に酸素及び水のない条件下で起こり得る。特定の実施形態では、第1及び第2基材は、酸素が基材を通過できないようなものであってもよい。また、第2基材を塗布すると、印刷された製品の上面がわずかに滑らかになる場合がある。さらに、第1と第2の結合された基材の間に硬化したドライトナー層を埋め込むことにより、印刷画像をよりよく保護することができ、及び/又は光沢を改善することができる。より具体的には、得られる印刷製品は、摩擦に対する感度を低くでき、溶媒及び太陽光に対する感度を低くでき、光沢が改善されたより滑らかな表面を有することができる。さらに、本発明者達は、線状又は僅かに交差結合されたポリマーが使用される場合、定着トナー材料の内部凝集は、(硬化なしでの)定着中に顕著に変化しないことを観察した。内部凝集力が低いため、トナー層内で分割することによって第1基材を第2基材から引っ張るのに必要な力はかなり低い。本発明の実施形態では、第2基材の塗布後に硬化する硬化性ドライトナーの使用のおかげで、定着後又は定着中に硬化が行われた場合に、内部凝集が著しく改善される。
好ましい実施形態では、第1基材と第2基材との間に硬化したドライトナーを含む得られたサンドイッチ構造は、食品と直接接触するのに適している。従来技術の解決策と比較して、本発明の実施形態は、印刷後にコーティングを塗布する必要なしに非常に良好な印刷結果を得ることができるという利点を有する。
本発明の実施形態のさらなる目的は、良好な結果を達成するために複数のステーション/ステップの必要性を回避することであり得る。第2基材の定着と塗布の直後に硬化を適用し、ドライトナーがまだガラス転移温度Tgを超える温度にある場合、1つの統合されたステーションは1つの統合されたステップでメソッドを実行できる。実際、第2基材の塗布及び結合は、「1ステップ」の印刷及び結合プロセスが得られるように、印刷と統合される。
例となる実施形態では、第1基材上の硬化性転写ドライトナーは、電子ビーム硬化性ドライトナーで構成され、照射ステップは、ドライトナーに電子ビームを照射することを含む。電子ビームを使用する利点は、電子ビームが硬化する層の特定の深さまで浸透できることである。さらに、電子ビームを使用することには、ドライトナーに光開始剤を含める必要がないという利点があり、これにより、マイグレーションの問題がそれほど複雑にならない。代わりに、UV硬化性ドライトナーを使用してもよい。しかし、UVを使用する一部のアプリケーションでは不可能である。例えば、基材が適切な波長に対して透過性を有しない場合(例えば金属製の基材)である。照射は、第2基材及び/又は第1基材を通して行われてもよい。好ましくは薄いホイルである第2基材を通して照射が行われる場合、電子ビームは第2基材を貫通できる。
例となる実施形態では、第2基材は、第1基材に面する面に接着剤層を備える。そのように、画像位置と非画像位置との両方で良好な接着を保証できる。接着剤層は、室温で乾燥している層であり、熱を加えることによって第1基材への結合を引き起こす層であってもよい。熱を加えるのは、例えば、定着中及び/又は化学線又は粒子ビームによる硬化ステップ中である。そのような実施形態では、ドライトナーを定着/硬化するための定着及び/又は硬化ステップを、結合を引き起こすために有利に使用可能である。そのような実施形態では、定着は、好ましくは、第2基材の塗布中及び/又は塗布直後に行われる。
代替的又は追加的に、第1基材は、ドライトナーが転写される面に接着剤層を備える。そのような実施形態では、定着は、好ましくは、第2基材の塗布前及び/又は塗布中に行われる。
接着剤層は、好ましくは、第1及び/又は第2基材の表面全体にわたって提供、すなわち画像通りでなく提供される。ここで、多かれ少なかれ接着剤の均一な層が、第1及び/又は第2基材上に塗布されてもよい。別の実施形態では、接着剤層は、画像通りに適用されてもよい。すなわち、接着剤は、第1基材及び/又は第2基材上のパターンに従って、例えば、潜像(例えばインクジェットヘッドによる潜像)に関連するパターンに相補的なパターンに従って、塗布されてもよい。接着剤の画像通りの添加は、硬化性ドライトナーが存在しない非画像部分において特に有利である可能性がある。
例となる実施形態では、クリアトナーは、第1基材及び/又は第2基材上のパターンに従って、例えば、潜像に関連するパターンに相補的なパターンに従って、塗布されてもよい。このようにして、トナー層を実質的に等しい厚さにすることができる。これは、カラー画像(すなわち潜像に関連するパターン)と比較して、ネガティブな方法で塗布される透明の硬化性トナーを備えたステーションを使用することによって行うことができる。また、薄い第1及び/又は第2基材が使用されている場合、画像部分と非画像部分との間の高さの大きな違いを第2基材材料が克服する必要がないように、カラー画像に相補的な透明のドライトナー画像層を塗布することが有用な場合がある。そのような解決策は、接着剤層を含まない基材を機能させることを可能にし得る。この解決策は、カラー画像の範囲が高く、限られた量のクリアトナーのみが必要である場合に特に有利である。
例となる実施形態によれば、照射は、定着と調和して行われ、第1基材上で測定された定着位置と照射位置との間の距離は、0.7m未満、好ましくは0.55m未満、より好ましくは0.40m未満である。典型的には、第1基材は、16cm/sより速い速度、好ましくは32cm/sよりも速い速度で、定着位置から照射位置に移動する。このようにして、定着ステップ中に加熱されるドライトナーは、良好な硬化結果を得るために十分に高いガラス転移温度Tgを超える温度のままである。より具体的には、定着及び硬化は、硬化中のドライトナーの温度がそのガラス転移温度Tgよりも高く、好ましくはTg+15°Cよりも高く、より好ましくはTg+30°Cよりも高くなるように、調和して実行されてもよい。
例となる実施形態によれば、第2又は第1基材が第1又は第2基材に押し付けられるように第2及び/又は第1基材に対して、加熱された回転部材、特に定着ローラを適用することにより、第2基材の塗布中に定着が行われる。このようにして、装置のメンテナンス及び使用を制限することができるように、及び、定着器の寿命を延ばすことができるように、ドライトナーに接触させることで定着が実行できる。さらに、加熱された回転部材及び同時に加えられる圧力は、第1基材と第2基材との間の良好な結合を得るのに役立ち得る。
例となる実施形態では、第1及び/又は第2基材は透明である。透明な第1及び/又は第2基材を使用することにより、透明な第1及び/又は第2基材に、印刷結果を改善するための適切な特性を与えることができる。可能な実施形態では、第2基材は透明であり、照射は第2基材を通して行われる。別の実施形態では、第1基材は透明であり、照射は第1基材を通して行われる。さらに別の実施形態では、第1及び第2基材は透明であってもよく、及び/又は照射は第1及び第2基材を通して行われてもよい。両方の基材が透明であり、UV光が使用される場合、照射は、使用されるUV光の波長に対して最も透明な基材を通して行われることが好ましい。
例となる実施形態では、第2基材及びドライトナーは、第2基材が照射ステップ後に硬化したドライトナーに接着するように選択され、第2基材が第1基材に結合されるように選択される。より具体的には、接着剤層は、第1基材及びその上に転写されたドライトナーの両方によく接着するように構成されてもよい。例えば、薄いプラスチックホイル(例えばPE、PP又はポリエステルホイル)が第2基材として選択されてもよい。そのような薄いホイルは、接着剤層を備えていてもよい。接着剤層は、例えば、特定のコポリマーをPE材料に添加することにより得られる適切な特性を持つPE層、硬化性又は非硬化性ポリウレタンコーティング層、硬化性又は非硬化性ホットメルト層などである。
例となる実施形態では、第1又は第2基材は不透明であり、照射は第1及び/又は第2基材を通して行われる。最終印刷の有利な印刷特性/効果を得るために、非透明基材は、例えば金属フィルムであってもよい。特にフレキシブル包装材料の場合、このような金属フィルムがよく使用される。より一般的には、電子ビーム硬化は不透明な基材を通して行うこともできるので、第1及び第2基材の選択においてより高い柔軟性が提供される。
例えば、透明な基材の方が優れた印刷適正である場合、透明な第1基材にリバース/ミラーモードで印刷し、第2基材として不透明な基材を使用して、第1基材を通して画像が見えるようにする。
他の可能な実施形態では、第1基材及び第2基材は不透明であってもよく、第2又は第1基材は、印刷後に部分的又は完全に取り除かれてもよい。しかしながら、もちろん、第1及び/又は第2基材は、この場合において透明であってもよい。第1基材が取り除かれた場合、印刷はリバース/ミラーモードで実行される。一方、第2基材が取り除かれた場合、印刷は通常モードで実行できる。
第2基材が取り除かれると、トナー層と接触している側の表面パターン又は表面粗さを使用して、最終的な印刷製品の光沢レベル(例えば艶消しからサテン及び高光沢など)を制御できる。同様に、第1基材が取り除かれるとき、最終印刷製品で所望の光沢レベルを得るために、トナー層が提供される側に、適切な表面パターン又は表面粗さを提供することができる。言い換えれば、本発明の実施形態では、第1又は第2基材の表面粗さ又は表面パターンは、印刷された製品において所望の光沢レベルを得るように選択され得る。例えば、高い光沢が望ましい場合、取り除かれる基材に対して滑らかな表面を選択することができる。艶消しの結果が望ましい場合、取り除かれる基材に対して、決定された程度の表面粗さを有する表面を選択することができる。例えば、取り除かれる基材が接着剤層を含まない場合、及び/又は表面全体がトナーで覆われるように透明なトナーが使用される場合、そのような実施形態は有用であり得る。
例となる実施形態では、照射は、第2基材及び/又は第1基材を通して行われる。印刷適性が最も良い基材を第1基材として使用することが好ましい。例となる実施形態では、硬化は、サンドイッチ構造の両側で同時に定着手段から同じ距離で行われてもよい。UV光が硬化に使用される場合、硬化に使用されるUV光源は、UV光源が第1及び第2基材の両方を通過するUV光によって損傷又は加熱されないように設計されることが好ましい。
例となる実施形態では、第1基材及び第2基材は、印刷中に連続したウェブとして提供される。印刷中、現像部材及び画像形成部材は連続的に回転する。
例となる実施形態では、第1基材及び/又は第2基材は、プラスチックフィルム、金属フィルム、感熱紙、紙、及びそれらの組み合わせのうちのいずれか1つを含む。第1及び/又は第2基材は、多層構造を有してもよい。例えば、第1又は第2基材は、ラベル印刷に使用される基材であってよい。第1基材の例は、プラスチック又は金属フィルムである。適切なプラスチックは、例えば、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ酢酸ビニル、ポリオレフィン、特にポリエチレン(PE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、中密度線状ポリエチレン(LMDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、低密度線状ポリエチレン(LLDPE)、及び(2軸配向)ポリプロピレン(PP)である。金属フィルムの例は、以下のいずれか又はそれらの組み合わせを含むホイルである:鉄、鋼、銅、アルミニウム及びその合金。好ましくは、金属フィルムは、ポリマーフィルムを含む。ポリマーフィルムは、例えば、金属、好ましくはアルミニウムの薄層でコーティングされたPP又はPETフィルムである。このような金属フィルムは、軽量化と低コストでアルミニウムホイルの光沢のある金属的な外観を提供する。第2基材は、例えば、ポリマーホイル又は金属ホイルである。適切なプラスチックホイルの例は、PEホイル、PPホイル、ポリエステルホイルなどである。第1基材としての薄いホイル上に印刷し、より厚い第2基材を塗布することも考えられ得ることに注意されたい。ここで、照射は、第1基材を通して行われることが好ましい。しかしながら、可能な実施形態では、照射は第2基材を通して行われ、第2基材は、10〜75ミクロン、より好ましくは15〜50ミクロンの厚さを有するプラスチックホイル又は金属ホイルである。
好ましくは、第1及び/又は第2基材は、ベース層及び接着剤層を含む。ここで、ベース層は、接着剤層として適切なコーティングを備えたポリマーホイルであってもよい。適切な接着剤層の例は、硬化性ドライトナーの定着に使用される定着温度で結合を引き起こすように構成されたコポリマーを含むPE、PP又はPET層、硬化性ポリウレタン層などの硬化性又は非硬化性ポリマー層、硬化性又は非硬化性のホットメルトコーティングなどである。他の実施形態では、ポリマーホイル自体の材料は、第1基材と第2基材との間の結合を達成するのに適しており、又は透明な硬化性トナーが塗布されている場合には、硬化性トナー層への接着を達成するのに適している。
例となる実施形態では、ドライトナーは、直接又は中間部材を介して、画像形成部材から第1基材に転写される。
第2の態様によれば、硬化性ドライトナーを用いたゼログラフィー印刷のためのデジタル印刷装置が提供される。デジタル印刷装置は、画像形成ユニット、第2基材塗布ユニット、定着手段及び硬化手段を備える。画像形成ユニットは、その表面に潜像を形成する電荷のパターンを維持するように適合された画像形成部材と、ドライトナーを受け取り、前記パターンに従って前記ドライトナーを前記画像形成部材に転写することによって前記潜像を現像するように構成された現像部材とを備える。画像形成ユニットはさらに、ドライトナーを画像形成部材から第1基材に転写するように構成される。第2基材塗布ユニットは、第1基材に転写されたドライトナーに第2基材を塗布するように構成される。定着手段は、第2基材の塗布前及び/又は塗布中及び/又は塗布後に、転写されたドライトナーを定着及び溶融するように構成される。硬化手段は、第2基材塗布ユニットの下流に配置されている。硬化手段は、ドライトナーを硬化させるために、転写及び定着されたドライトナーに化学線を照射するか、転写及び定着されたドライトナーを粒子ビームに曝すように構成されている。
方法の実施形態について上で説明された技術的利点は、装置の実施形態について準用される。
好ましい実施形態によれば、硬化手段は、定着手段と硬化手段との間の第1基材上で測定される距離が0.70m未満、好ましくは0.55m未満、より好ましくは0.40未満であるように、定着手段の下流に配置される。好ましくは、装置は、16cm/sよりも高い、より好ましくは32cm/sよりも高い速度で、第1基材を定着手段から硬化手段に移動させるように構成される。必要に応じて、定着手段及び硬化手段は、1つのユニットに統合されてもよい。しかしながら、他の実施形態では、定着手段は、第2基材塗布手段と統合されてもよく、又は第2基材塗布手段の下流に設けられてもよい。例となる実施形態では、定着手段は、第2基材塗布ユニットと一体化され、第2基材を第1基材に塗布するための加熱された回転部材、例えば定着ローラを含む。
好ましくは、ドライトナーの温度が下がり過ぎることを回避するために、硬化手段は定着手段のすぐ下流に配置される。好ましくは、転写されたドライトナーの硬化中の温度は、ガラス転移温度Tgよりさらに高く、好ましくはTg+15℃より高く、より好ましくはTg+30℃より高い。
特定のアーキテクチャ上の考慮又は状況により、硬化前のこの熱条件が上記の距離よりも長い距離で確立され、硬化前に追加の加熱が適用される可能性がある。又は、UV光源のIR熱がサンドイッチ構造をガラス転移温度以上に加熱する可能性がある。
一実施形態によれば、硬化手段は、定着手段から離れた別個の硬化ステーションに配置されてもよい。その場合、硬化ステーションは、硬化前にサンドイッチ構造を加熱するように構成された加熱手段をさらに含んでもよい。好ましくは、加熱手段は、ドライトナーのガラス転移温度より高い温度までサンドイッチ構造を加熱するように構成される。
好ましい実施形態では、第2基材塗布ユニットは、ベース層及び第1基材に面する接着剤層を含む第2基材を塗布するように構成される。好ましくは、接着剤層は、通常の保管条件では触れた感じが乾燥した層であり、第2基材層の塗布中又は定着中又は硬化中に第1基材に結合する層である。典型的には、接着剤層は、事前に塗布される層である。そのような接着剤層を含む基材は、容易に商業的に入手可能である。しかしながら、他の例となる実施形態では、装置は、接着剤の付いた面が第1基材上に転写されたドライトナーと接触するように、第2基材塗布ユニットの上流で第2基材に接着剤を塗布するための、すなわち第2基材が第1基材に塗布される前に第2基材に接着剤を塗布するためのコーティングステーションを備えていてもよい。コーティングステーションは、画像通りに、例えば画像形成ユニットによって使用されるパターンに相補的なパターンに従って接着剤を加えるように構成でき、又は画像通りでなく、例えば平面層として接着剤を加えるように構成できる。コーティングステーションは、例えばアニロックスローラ及び/又は1つ以上のインクジェットヘッドを備えていてもよい。インクジェットヘッドは、制御可能なパターンに従って、例えば画像形成ユニットによって使用されるパターンに相補的なパターンに従って、接着剤を塗布するように構成されてもよい。コーティングステーションは、次に、画像形成ユニットによって印刷される画像に関する画像データを受け取り、受け取った画像データに基づいてインクジェットヘッドを制御するように構成されたコントローラを備えていてもよい。
例となる実施形態では、装置は、印刷中に第1基材を連続ウェブとして供給するように構成された第1基材供給手段をさらに備え、第2基材塗布ユニットは、印刷中に第2基材を連続ウェブとして塗布するように構成される。また、現像部材及び画像形成部材は、好ましくは、印刷中に連続的に回転するように構成される。
例となる実施形態では、装置は、得られた第1基材を硬化したドライトナー及び塗布された第2基材と共に巻き取るように構成された巻き取り手段をさらに備える。そのような実施形態は、食品材料に安全に使用可能であって完全に機能する高性能で安全なフレキシブル包装材料を、潜在的にもたらす可能性がある。
例となる実施形態では、画像形成ユニットは、潜像に関連するパターンに相補的なパターンに従って、第1基材上にクリアトナーを転写するようにさらに構成される。及び/又は、装置は、第2基材塗布ユニットの上流で、第1及び/又は第2基材上にクリアトナーを転写するように構成された追加の画像形成ユニットをさらに備える。
第2基材が硬化後に除去される別の例となる実施形態では、装置は、硬化手段の下流に除去手段と、硬化手段の下流に巻き取り手段とをさらに含む。前記除去手段は、硬化後に第2基材を除去するように構成される。前記巻き取り手段は、前記除去後に硬化したドライトナーを有する第1基材を巻き取るように構成される。好ましくは、除去手段は、除去された第2基材を巻き取るためのリールスプールを備える。このようにして、第2基材は何度も再利用できる。
第1基材又はその層が硬化後に除去される別の例となる実施形態では、装置は、硬化手段の下流に除去手段と、硬化手段の下流に巻き取り手段をさらに含む。前記除去手段は、硬化後に第1基材又はその層を除去するように構成される。前記巻き取り手段は、前記除去後に硬化したドライトナーを有する第2基材を巻き取るように構成される。好ましくは、除去手段は、除去された第1基材又はその除去された層を巻き取るためのリールスプールを備える。
例となる実施形態では、第1基材供給手段及び/又は第2基材塗布ユニットは、プラスチックフィルム、金属フィルム、感熱紙、紙及びそれらの組み合わせのいずれか1つを含む基材を備えたスプールリールを備える。
好ましくは、硬化手段は、電子ビーム硬化手段又はUV光源である。
例となる実施形態では、画像形成ユニットは、直接又は中間部材を介して、画像形成部材から第1基材にドライトナーを転写するように構成される。
添付の図面は、本発明のデバイスの現在好ましい非限定的な例示実施形態を示すために使用される。添付の図面と併せて読まれるとき、以下の詳細な説明から、本発明の特徴及び目的の上記及び他の利点はより明らかになり、本発明はよりよく理解されるであろう。
図1は、デジタル印刷装置の例となる実施形態のブロック図である。 図2は、デジタル印刷装置の別の例となる実施形態のブロック図である。 図3Aは、デジタル印刷方法の実施形態で得られた3つの可能な組み合わされた基材構造S’の断面を概略的に示す図である。 図3Bは、デジタル印刷方法の実施形態で得られた3つの可能な組み合わされた基材構造S’の断面を概略的に示す図である。 図3Cは、デジタル印刷方法の実施形態で得られた3つの可能な組み合わされた基材構造S’の断面を概略的に示す図である。 図4は、デジタル印刷装置の別の例となる実施形態のブロック図を示す。
ドライトナーで動作する電子写真プロセスでは、ドライトナーは、放射線硬化性樹脂材料と顔料などの着色剤とを含む。放射線硬化性樹脂材料は、1つ以上の放射線硬化性樹脂から構成される。放射線硬化性樹脂材料は、UV光硬化性樹脂材料、又は例えば電子線硬化性樹脂材料のような他の放射線硬化性樹脂材料であってもよい。放射線硬化性樹脂材料は、1つ以上の放射線硬化性樹脂の混合物であってよい。さらに、放射線硬化性樹脂材料は、1つ以上の非放射線硬化性樹脂を含む非放射線硬化性樹脂材料と混合されていてもよい。その場合、樹脂材料の総量(すなわち、放射線硬化性樹脂材料と非放射線硬化性樹脂材料の合計)に対する放射線硬化性樹脂材料の重量パーセントは、好ましくは85重量%より高く、より好ましくは90重量%より高く、最も好ましくは95重量%より高い。有用なUV硬化性樹脂は、(メタ)アクリロイル含有ポリエステルに基づく樹脂である。ポリエステルという用語は、アルコール、好ましくは2〜5個のヒドロキシル基を有する1つ又は複数のポリオール、及びカルボン酸含有化合物の重縮合に基づく主鎖構造を有するすべてのポリマーを含む。そのようなUV硬化性樹脂の例は、カルボン酸含有成分としてのテレフタル酸及び/又はイソフタル酸、並びに、ポリオール成分としてのネオペンチルグリコール及び/又はトリメチロールプロパンに基づく不飽和ポリエステルであり、その後、グリシジル(メタ)アクリレートなどのエポキシアクリレートが取り付けられてもよい。別のUV硬化性樹脂は、ヒドロキシル含有ポリエステル、ポリイソシアネート及びヒドロキシアクリレートの反応により得られるポリエステル−ウレタンアクリレートポリマーである。別の有用な硬化性樹脂材料は、マレイン酸又はフマル酸が組み込まれている不飽和ポリエステル樹脂とビニルエーテルを含むポリウレタンとの混合物から構成される。非放射線硬化性樹脂材料を含む場合、非放射線硬化性樹脂材料の重量百分率は、全樹脂量の5重量%未満であることが好ましい。非放射線硬化性樹脂材料は、以下の樹脂の1つ又は複数を含んでいてもよい:ポリ縮合ポリマー(例えば、ポリエステル、ポリアミド、コ(ポリエステル/ポリアミド)など)、エポキシ樹脂、付加ポリマー。放射線硬化性樹脂は、好ましくはBPAを含まない。
例えば、放射線硬化性樹脂材料は、(メタ)アクリル化ポリエステル樹脂とメタ(アクリル化)ポリウレタン樹脂との混合物を含む樹脂材料であってよい。好ましくは、前記放射線硬化性樹脂のグラム当たりの二重結合のミリ当量は、0.5meq/gを超え、より好ましくは0.7meq/gを超える。
放射線硬化性樹脂材料に加えて、調製されたトナー粒子は、光開始剤、ワックス、熱開始剤、流動性向上剤、帯電剤、充填剤などのいずれか1つ以上を含んでもよい。
硬化性トナーの使用には、硬化後のトナー層の内部凝集力が非硬化性トナーと比べて高いという利点がある。いかなる理論にも限定されるものではないが、仮説は、トナー層の交差結合により、トナー層の凝集力を著しく増加させることができるというものである。トナー層の内部凝集力は、トナー層自体の裂けに対する抵抗として見ることができる(第1又は第2基材からの剥離に対する抵抗ではない)。
高分子量の樹脂又は(わずかに)交差結合された樹脂から始まる場合、内部凝集力は向上する。しかし、トナーの粘度が増加するため、トナーの定着がより重要になる。その結果、印刷できる基材に制限が生じる。したがって、低粘度の硬化性トナーを使用すると、多くの異なる基材上に広い定着ウィンドウが得られ、硬化後の凝集力が高くなる。モノマー成分としてのBPAの使用もこの内部凝集の側面で役立つが、このモノマー又は化学物質の存在は、食品包装用途ではもはや許容されない。本発明の実施形態は、本発明の実施形態に従ってBPAを含まない硬化性ドライトナーを硬化させることによってこの問題を解決することができる。
本発明において、「放射線硬化性」という用語は、化学線又は粒子ビームによって硬化可能であることを指す。「化学線」という用語は、合体後にトナー粒子に交差結合反応を誘発する可能性のあるあらゆる種類の放射線を包含すると理解される。本発明において、適切な化学線には、IR線、可視光、UV光及びγ線が含まれる。適切な粒子ビームは電子ビームを含む。
図1は、ドライトナーを使用するデジタル印刷装置の例となる実施形態を概略的に示す。この装置は、第1の色、例えばブラックのドライトナーTaを第1基材S1上に塗布するための第1画像形成ユニット100a、第2の色、例えばシアンのドライトナーを第1基材S1上に塗布するための第2画像形成ユニット100b、第3の色、例えばマゼンタのドライトナー第1基材S1上に塗布するための第3画像形成ユニット100c、及び第4の色、例えばイエローのドライトナーを第1基材S1上に塗布するための第4画像形成ユニット100dを備える。
第1画像形成ユニット100aは、混合デバイス130a、第1現像部材140a、第1画像形成部材(光導電体部材とも呼ばれる)150a、及び転写コロナ160aを備える。第1画像形成部材150aは、その表面上に第1潜像を形成する電荷の第1パターンを維持するように適合されている。第1現像部材140aは、混合デバイス130aから混合された第1ドライトナーを受け取り、前記第1パターンに従って前記第1ドライトナーTaの一部を第1画像形成部材150aに転写することによって前記第1潜像を現像するように構成される。同様に、第2画像形成ユニット100bは、第2現像部材及び第2画像形成部材を備える。第2画像形成部材は、その表面上に第2潜像を形成する電荷の第2パターンを維持するように適合されている。第2現像部材は、第2ドライトナーを受け取り、前記第2パターンに従って前記第2ドライトナーの一部を第2画像形成部材に転写することによって前記第2潜像を現像するように構成される。第3及び第4画像形成部材100c、100dは、同様の方法で実装され得る。
第1基材S1は、第1、第2、第3及び第4画像形成ユニット100a、100b、100c、100dからそれぞれ第1、第2、第3及び第4ドライトナーを引き続いて転写する間、第1基材S1を支持する基材支持アセンブリ(図示せず)上に支持される。この間、第1基材S1は、第1画像形成ユニット100aから第4画像形成ユニット100dへの移動方向Mに移動する。現像段階では、ドライトナー粒子は、現像部材140aから、第1潜像を担持する画像形成部材150a上に移動する。転写ステップでは、現像された画像は、例えば転写コロナ160aを使用して、画像形成部材150aから第1基材S1に転写される。同様の現像段階が第2、第3及び第4画像形成ユニット100b、100c、100dに適用される。
本願を通して、画像形成ユニット100a、100b、100c、100dのいくつかの段階は、部材として説明されている。これらの部材は回転ローラであってもよいが、当業者は、同じ原理が他の部材、例えば、ローラを備えており適切に設計された回転ベルト及び/又はベルトトラッキングシューに適用され得ることを理解するであろう。
デジタル印刷装置は、第1基材S1上の転写されたドライトナー上に、第2基材S2、例えばホイルを塗布するように構成された第2基材塗布ユニット300、転写されたドライトナーを定着するように構成された定着手段350、及び転写されたドライトナーを硬化させるために、化学線又は粒子ビームを、第2基材S2及び/又は第1基材S1を通して、転写されたドライトナーに照射するように構成された硬化手段400をさらに備える。実施形態では、定着手段350は、例えば、定着ローラ350a及び任意に加熱された補助ローラ350bを含む一対のローラを使用することによって、第2基材塗布ユニット300に組み込まれている。定着手段350の下流及び/又は上流にさらなる加熱部材を設けてもよいことに注意されたい。例えば、ローラ330及び/又は340は、画像形成ユニット100dと第2基材塗布ユニット300との間の第1基材S1の裏側を加熱するために、加熱されてもよい。定着手段350は、画像形成ユニット100a、100b、100c、100dの下流で定着ステップを実行して、硬化手段400による良好な効果の実施に有利な温度であるTgを超える温度にドライトナー粒子を加熱する。さらに、定着ステップは、異なる色の画像形成粒子の混合を強化し得る。
定着手段350はまた、第2基材S2を第1基材S1に結合させるように機能してもよい。定着手段が第2基材塗布ユニット300に組み込まれていない場合(図4及び以下の説明も参照)、第2基材塗布ユニット300は、例えば圧力及び/又は熱によって、第2基材S2を第1基材S2に結合するための一対のローラ350a、350bを依然として含んでいてもよい。
第2基材S2の第1基材S1への結合を改善するために、第2基材S2は、第1基材S1に面する接着剤層(図3Aも参照)を備えていてもよい。代替的又は追加的に、第2基材S2の第1基材S1への接着を改善するために、第1基材S1は、第2基材S2に面する接着剤層(図3Bも参照)を備えていてもよい。
第1基材S1及び/又は第2基材S2は透明であってもよいことに注意されたい。例えば、第1基材S1が不透明基材であり、第2基材S2が透明フィルムであってもよい。この例では、照射は、第2基材S2を通して行われることが好ましい。しかしながら、薄い透明な第1基材S1に印刷し、第1基材S1を通して照射することも可能である。そのような実施形態では、第2基材S2は不透明であってもよい。さらに別の実施形態では、第1基材S1が透明基材であってよく、第2基材S2が不透明基材であってもよい。すなわち、可視光に対しては不透明であるが、使用される電子ビームの照射に対しては透明であってよい。
第2基材塗布ユニット300は、画像形成ユニット100a、100b、100c、100dの下流に配置されている。図3Aは、ベース層Bと、ドライトナー粒子Pが塗布された第1基材S1上に塗布された接着剤層Aとを備える第2基材S2を概略的に示す。第2基材S2の塗布は、ドライトナー粒子Pの上面をわずかに滑らかにし得る。図3Bの例では、第1及び第2基材S1、S2の両方が、ベース層B1、B2と接着剤層A1、A2とを備える。
硬化手段400は、電子ビーム(EB)硬化手段であってもよい。EB浸透は、とりわけ、材料の質量密度と厚さに依存する。EB硬化には、電子が実質的に「色盲」であり、浸透が顔料及び不透明な基材の影響を受けないという利点がある。EB硬化手段は、典型的には、真空チャンバー内に含まれる電気的に作動するフィラメント及びグリッドを備える。電子は、ウィンドウ/ホイル構造を通して加速され、大気圧で硬化する領域に到達する。本発明の一実施形態では、約70から125kVで動作する低電圧EB機器を、ほとんどの用途に使用し得る。EB硬化手段の加速電位(電圧)を変化させることにより、EB浸透を制御し得る。第1基材S1への電子ビームの影響は、特定の実施形態において有益であり得る。例えば、交差結合は、いくつかのポリエチレンベースの基材の特性を向上させることができる。また、基材表面のEB誘導イオン化は、密着性を向上させ得る。電子ビームはまた、潜在的に、ドライトナーの同時硬化及び基材S1、S2の表面滅菌のために使用できる。そのような実施形態は、食品包装材料に有用であり得る。
硬化手段400はまた、第2基材S2の第1基材S1への結合を引き起こすか又は強化するように機能してもよい。そのために、第1及び/又は第2基材S1、S2の接着剤層は、硬化性接着剤層であってもよい。
他の硬化手段400は、LED及び/又は(ドープされた)水銀電球に基づくUV硬化システムである。可能な限り良好な硬化を得るために、使用される光開始剤の吸収スペクトルが照射されたUV光のスペクトルと一致することが推奨される。
本発明の特定の実施形態は、いわゆる「連続」ウェブのためのデジタル印刷装置及びプロセスの分野に関する。すなわち、本発明の特定の実施形態は、特に、同じ画像の多数のコピー、又は代替として一連の画像、又は個別に変化する画像の大きなセットでさえ印刷するために、基材の連続ロールがプリンタを通過する印刷システムに関する。
そのため、デジタル印刷装置は、印刷中に第1基材S1を連続ウェブとして供給するように構成された第1基材供給手段500を備える。さらに、第2基材塗布ユニット300は、印刷中に第2基材S2を連続ウェブとして塗布するように構成されてもよい。第2基材S2の下に印刷された画像を有する得られた基材S’は、次に、ロール600上に巻かれてもよい。
図2は、本発明のデジタル印刷装置の別の例となる実施形態を示している。図2では、図1の実施形態の構成要素と同様の構成要素が同じ参照番号で示されている。デジタル印刷装置は、第1基材S1を供給する第1基材供給手段500、第1基材S1上にドライトナーを転写することによって印刷画像を形成する画像形成ユニット100、画像の非画像部分へ硬化可能なクリアトナーを塗布する第2画像形成ユニット200、所望量のクリアトナーを調整するために必要に応じて追加量の硬化性クリアトナーを塗布する第2画像形成ユニット200’、第1基材S1上の転写されたドライトナー上に第2基材S2、例えばホイルを塗布するように構成された第2基材塗布ユニット300、及び第2基材S2を通して及び/又は第1基材S1を通して化学線又は粒子ビームを転写されたドライトナーに照射してドライトナーを硬化するように構成された硬化手段400を備えている。定着手段350は、第2基材塗布ユニット300に組み込まれていてもよい(参照番号350を参照)。追加的又は代替的に、画像形成ユニット200’と第2基材塗布ユニット300との間に定着手段を設けてもよい、及び/又は第2基材塗布ユニット300と硬化手段400との間に定着手段350’’を設けてもよい。定着手段350、350’’は、ドライトナーを定着させ及び/又は第1基材S1を第2基材S2に結合させるように機能し得る。そのような例が図3Cに示されている。
好ましくは、第1基材S1は、プラスチックフィルム、金属フィルム、感熱紙、紙、及びそれらの組み合わせのうちのいずれか1つを含む。第1基材S1は、多層構造を有していてもよい。第1基材の例は、プラスチック又は金属フィルムである。適切なプラスチックは、例えば、 ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリ酢酸ビニル、ポリオレフィン、特にポリエチレン(PE)、高密度ポリエチレン(HDPE)、中密度ポリエチレン(MDPE)、中密度線状ポリエチレン(LMDPE)、低密度ポリエチレン(LDPE)、低密度線状ポリエチレン(LLDPE)、及び(2軸配向)ポリプロピレン(PP)である。金属フィルムの例は、鉄、鋼、銅、アルミニウム及びその合金のいずれか1つ以上を含むホイルである。好ましくは、金属フィルムは、金属コーティングが施されたポリマーホイルを含む。
第2基材S2が除去されない例となる実施形態では、第1基材S1は不透明であってもよく、第2基材S2は透明であってもよい。しかしながら、第2基材S2として(取り外し可能な)不透明なホイルを適用することも可能である。第2基材S2が透明でなければならない場合、好ましくは、接着剤層を有するポリマーホイルが選択される。適切なプラスチックホイルの例は、PEホイル、PPホイル、ポリエステルホイルなどである。そのような実施形態では、照射は、好ましくは第2基材S2を通して行われ、第2基材S2は、好ましくは薄い。例えば、15及び50ミクロンの間である。あるいは、印刷は、薄い第1基材S1上で実行されてもよく、照射は、第1基材S1を通して実行されてもよい。
図4は、本発明のデジタル印刷装置の別の例となる実施形態を示している。図4では、図1及び2の実施形態の構成要素と同様の構成要素が同じ参照番号で示されている。デジタル印刷装置は、第1基材S1を供給するための第1基材供給手段500、第1基材S1にドライトナーを転写して印刷画像を形成する画像形成ユニット100と、第1基材S1上の転写されたドライトナーに第2基材S2を塗布し、(第2基材の塗布前、塗布中及び/又は塗布後に)転写されたドライトナーを定着するように構成された第2基材塗布及び定着ユニット300、350とを含む第1ステーション1000、前記第2基材S2及び/又は第1基材S1を通して化学線又は粒子ビームで転写されたドライトナーを照射してドライトナーを硬化するように構成された硬化手段と、任意選択で硬化前及び/又は硬化中に得られる基材S’を加熱する加熱手段とを含む硬化ステーション1400、及び硬化手段400の下流にあり、硬化して得られた基材S’を巻き取るための基材巻き取り手段600を備えている。図1に関連して説明したように、定着手段は、第2基材塗布ユニット300に組み込まれていてもよい。追加的又は代替的に、画像形成ユニット100と第2基材塗布ユニット300との間に定着手段が設けられてもよく、及び/又は第2基材塗布ユニット300と硬化ステーション1400との間に定着手段が設けられてもよい。定着手段350は、ドライトナーを定着するように、及び/又は第1基材S1を第2基材S2に結合させるように機能してもよい。また、硬化ステーション1400は、ドライトナーを硬化するように、及び/又は第2基材S2を第1基材S1に結合を引き起こすように又は結合を強化するように機能してもよい。
図3A及び3Bに示されるように、第1及び/又は第2基材S1、S2は、ベース層及び接着剤層を含んでいてもよい。図3Aの例では、第2基材S2は接着剤層A及びベース層Bを含み、一方、第1基材S1は第2基材S2の接着剤層Aを通して結合できる任意の望ましい基材であり得る。接着剤層Aは、好ましくは、保管時に乾燥しているが、例えば、加熱及び/又は加圧及び/又は硬化するとき、また例えば第2基材塗布ユニット300を通過するとき、及び/又は定着手段350、350’、350’’及び/又は硬化手段400を通過するときに、第1基材S1に結合できる層である。図3Bの例では、第1及び第2基材S1、S2の両方が接着剤層A1、A2及びベース層B1、B2を含む。このように、接着剤層A1、A2はより薄くてもよい。接着剤層A1は、その上にドライトナー粒子を転写するときに乾燥するが、例えば加熱及び/又は加圧及び/又は硬化したとき、また例えば第2基材塗布ユニット300を通過するとき、及び/又は定着手段350、350’、350’’及び/又は硬化手段400を通過するときに、接着剤層A2に結合できる層である。さらに別の例(図示せず)では、第1基材S1のみに接着剤層を設けてもよい。図3Cの例では、第1基材の非画像部分にクリアトナーCが塗布され、その後、定着が行われ、その上に第2基材S2が塗布され、続いて硬化される。
本発明は、特定の実施形態及び例を参照して上述されてきたが、これは、本発明を限定するためではなく例示するために行われる。添付の特許請求の範囲によって定義されるように、本明細書に記載される発明の概念を実施する他の方法が、本発明の範囲内であることを、当業者は理解するであろう。

Claims (25)

  1. 硬化性ドライトナーを用いたゼログラフィー印刷のためのデジタル印刷プロセスであって、
    前記プロセスは、
    画像形成部材の表面に電荷のパターンとして潜像を形成するプロセスと、
    ドライトナーを現像部材に転写するプロセスと、
    前記パターンに従って前記現像部材から前記画像形成部材にドライトナーを転写することによって前記潜像を現像するプロセスと、
    前記ドライトナーを前記画像形成部材から第1基材に転写するプロセスと、
    前記転写されたドライトナーに第2基材を塗布し、前記転写されたドライトナーを定着し、前記第2基材を前記第1基材に結合し、前記定着は前記第2基材の塗布前及び/又は塗布中及び/又は塗布後に実行されるプロセスと、
    前記第2基材の塗布後に、化学線又は粒子ビームで前記ドライトナーを照射し、少なくとも前記定着、転写されたドライトナーを硬化し、前記照射は前記定着後及び/又は前記定着中に実行されるプロセスと、を含むプロセス。
  2. 前記第2基材は、前記第1基材に面する面上に接着剤層を備える請求項1に記載のプロセス。
  3. 前記第1基材は、前記ドライトナーが転写される面に接着剤層を有する請求項1又は2に記載のプロセス。
  4. 前記第1基材及び/又は前記第2基材上にクリアトナーパターンに従ってクリアトナーを塗布することをさらに含み、前記クリアトナーパターンは、少なくとも前記第1基材の転写されたドライトナーで覆われていない領域が前記クリアトナーで覆われているようなパターンである請求項1から3のいずれか1つに記載のプロセス。
  5. 前記第2基材の前記第1基材への結合が、熱及び/又は圧力及び/又は化学線及び/又は粒子ビームによって、好ましくは前記第2基材の前記塗布中及び/又は前記定着中及び/又は前記照射中に、引き起こされる請求項1から4のいずれか1つに記載のプロセス。
  6. 前記硬化性ドライトナーが電子ビーム硬化性ドライトナーであり、前記照射のステップが前記ドライトナーに電子ビームを照射することを含む請求項1から5のいずれか1つ記載の方法。
  7. 前記第1基材及び/又は前記第2基材は透明である請求項1から6のいずれか1つに記載のプロセス。
  8. 前記第2基材及び前記ドライトナーは、前記第1基材及び第2基材の両方が前記硬化のステップの後に前記硬化したドライトナーに付着するように選択される請求項1から7のいずれか1つに記載のプロセス。
  9. 前記照射は、前記定着と調和して行われ、前記第1基材上で測定された定着位置と照射位置との間の距離は、0.7m未満、好ましくは0.55m未満、より好ましくは0.40m未満であり、前記第1基材は、16cm/sより速い速度で前記定着位置から前記照射位置へ移動する請求項1から8のいずれか1つに記載のプロセス。
  10. 前記照射は、硬化中の前記ドライトナーの温度がガラス転移温度Tgよりも高く、好ましくはTg+15°Cよりも高く、より好ましくはTg + 30°Cより高くなるように、前記定着と調和して行われる請求項1から9のいずれか1つに記載のプロセス。
  11. 前記定着は、前記第2基材が前記第1基材に押し付けられるように前記第2基材に対して、加熱された回転部材、特に定着ローラを用いることにより、前記第2基材の前記塗布中に行われる請求項1から10のいずれか1つに記載のプロセス。
  12. 前記照射は、前記第2基材を通して及び/又は前記第1基材を通して行われる請求項1から11のいずれか1つに記載のプロセス。
  13. 前記第1基材及び前記第2基材が、印刷中に連続ウェブとして提供され、印刷中に、前記現像部材及び前記画像形成部材は連続的に回転する部材である請求項1から12のいずれか1つに記載のプロセス。
  14. 前記第1基材又は前記第2基材はプラスチックホイルである請求項1から13のいずれか1つに記載のプロセス。
  15. 硬化性ドライトナーを用いたゼログラフィー印刷のためのデジタル印刷装置であって、
    表面に潜像を形成する電荷のパターンを維持するように適合された画像形成部材、及びドライトナーを受け取り、前記パターンに従って前記ドライトナーを前記画像形成部材に転写することによって前記潜像を現像するように配置された現像部材を含み、さらに、前記ドライトナーを前記画像形成部材から第1基材に転写するように構成された画像形成ユニットと、
    前記第1基材に前記転写されたドライトナーに第2基材を塗布するように構成された第2基材塗布ユニットと、
    前記第2基材の塗布前及び/又は塗布中及び/又は塗布後に、前記転写されたドライトナーを定着するように構成された定着手段と、
    前記転写されたドライトナーに化学線又は粒子ビームを照射して、前記転写され定着されたドライトナーを硬化させるように構成された硬化手段と、を備える装置。
  16. 前記硬化手段は、前記定着手段と前記硬化手段との間の前記第1基材上で測定される距離が、0.70m未満、好ましくは0.55m未満、より好ましくは0.40m未満であるように、前記定着手段の下流に配置されており、前記第1基材を16cm/sよりも高い速度で前記定着手段から前記硬化手段に移動させるように構成されている請求項15に記載の装置。
  17. 硬化中の前記転写されたドライトナーの温度がガラス転移温度Tgよりも高く、好ましくはTg+15℃よりも高く、より好ましくはTg+30℃より高くなるように、前記硬化手段が前記定着手段のすぐ下流に配置されている請求項15又は16に記載の装置。
  18. 前記硬化手段は、前記定着手段の下流に別個に設けられた硬化ステーションに配置されており、任意選択で、前記硬化ステーションは、硬化前に前記転写及び定着されたドライトナーを加熱するように構成されている請求項15に記載の装置。
  19. 印刷中に前記第1基材を連続ウェブとして供給するように構成された第1基材供給手段をさらに備え、前記第2基材塗布ユニットは、印刷中に前記第2基材を連続ウェブとして塗布するように構成され、前記画像形成部材及び前記現像部材は、印刷中に回転するように構成される請求項15から18のいずれか1つに記載の装置。
  20. 前記第2基材塗布ユニットは、前記第1基材に面する接着剤層が設けられた前記第2基材を塗布するように構成されている請求項15から19のいずれか1つに記載の装置。
  21. 前記定着手段は、前記第2基材塗布ユニットと統合されており、前記第2基材を前記第1基材に塗布するために加熱された回転部材、例えば定着ローラを備える請求項15から20のいずれか1つに記載の装置。
  22. 前記得られた第1基材を前記硬化されたドライトナー及び塗布された第2基材と共に巻き取るように構成された巻き取り手段をさらに備える請求項15から21のいずれか1つに記載の装置。
  23. 前記硬化手段が電子ビーム硬化手段又はUV光源である請求項15から22のいずれか1つに記載の装置。
  24. 前記第1基材及び/又は前記第2基材は透明である請求項15から23のいずれか1つに記載の装置。
  25. 前記画像形成ユニットが、前記潜像に関連するパターンに相補的なパターンに従って、前記第1基材上にクリアトナーを転写するようにさらに構成され、及び/又は第2基材塗布ユニットの上流に、前記第1基材及び/又は前記第2基材にクリアトナーを転写するように構成された追加の画像形成ユニットをさらに備える請求項15から23のいずれか1つに記載の装置。
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