JPH03281344A - 凹凸模様を有する積層フィルムの製造方法 - Google Patents
凹凸模様を有する積層フィルムの製造方法Info
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- JPH03281344A JPH03281344A JP8399790A JP8399790A JPH03281344A JP H03281344 A JPH03281344 A JP H03281344A JP 8399790 A JP8399790 A JP 8399790A JP 8399790 A JP8399790 A JP 8399790A JP H03281344 A JPH03281344 A JP H03281344A
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Landscapes
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は凹凸8W様を有する積層フィルムの製造方法に
関し、詳しくエンボス加工等を施した離型性シート材料
を用いて、基材フィルム上に凹凸模様を有する樹脂層を
再現性よく積層する方法に関する。
関し、詳しくエンボス加工等を施した離型性シート材料
を用いて、基材フィルム上に凹凸模様を有する樹脂層を
再現性よく積層する方法に関する。
本発明による凹凸模様を有する積層フィルムは、離型用
フィルム、転写用フィルLなどtこ有用である。
フィルム、転写用フィルLなどtこ有用である。
C従来の技術〕
紫外線照射による凹凸模様を有するフィルムまたはシー
トの製造方法としては、例えば特開昭4945946号
公報および特公平1−34778号公報に記載されてい
る方法が知られでいる。これらの方法では、平滑な紫外
線硬化性樹脂塗布面に、凹凸模様を有するエンドレスベ
ルトまたは合成樹脂フィルムを重ね合わせることにより
、塗布面に凹凸模様を形成させている。そのためエンド
レスヘルドまたは合成樹脂フィルムを塗布面に重ね合わ
せる時に、凹凸周辺に気泡の取込みが生し、脱泡が不可
能なために凹凸模様の再現性をそこなう原因となってい
る。
トの製造方法としては、例えば特開昭4945946号
公報および特公平1−34778号公報に記載されてい
る方法が知られでいる。これらの方法では、平滑な紫外
線硬化性樹脂塗布面に、凹凸模様を有するエンドレスベ
ルトまたは合成樹脂フィルムを重ね合わせることにより
、塗布面に凹凸模様を形成させている。そのためエンド
レスヘルドまたは合成樹脂フィルムを塗布面に重ね合わ
せる時に、凹凸周辺に気泡の取込みが生し、脱泡が不可
能なために凹凸模様の再現性をそこなう原因となってい
る。
また上記方法の改良として、特′開昭57−21965
号公報では、凹凸模様を有する型材に電子線硬化性樹脂
を塗布し、基材をラミネートした後、電子線照射により
電子線硬化性樹脂を硬化させ、ついで型材より脱型除去
する方法が記載されている。
号公報では、凹凸模様を有する型材に電子線硬化性樹脂
を塗布し、基材をラミネートした後、電子線照射により
電子線硬化性樹脂を硬化させ、ついで型材より脱型除去
する方法が記載されている。
しかしこの電子線を照射する方法では、照射量の大きさ
を制御して硬化反応を適度に制御することが困難であり
、また基材フィルムの物性を低下させるなどの欠点があ
る。
を制御して硬化反応を適度に制御することが困難であり
、また基材フィルムの物性を低下させるなどの欠点があ
る。
〔発明が解決しようとする諜ff)
本発明者らは、上記特開昭57−21965号公報記載
の電子線照射に代えて紫外線照射または加熱により樹脂
を硬化させることにより、基材フィルム上にシャープな
凹凸模様を容易に付与でき、かつ耐久性のある積層フィ
ルムが得られることを見出し、すでに出願している(特
願平1−51.457号)。
の電子線照射に代えて紫外線照射または加熱により樹脂
を硬化させることにより、基材フィルム上にシャープな
凹凸模様を容易に付与でき、かつ耐久性のある積層フィ
ルムが得られることを見出し、すでに出願している(特
願平1−51.457号)。
本発明者らは、上記方法をさらに改良すべく鋭意研究し
た結果、硬化性樹脂の物性およびラミネート条件を特定
化することにより、凹凸模様の再現性がより向上し、柔
軟でカールしない81層フィルムが得られることを見出
して、本発明に至ったものである。
た結果、硬化性樹脂の物性およびラミネート条件を特定
化することにより、凹凸模様の再現性がより向上し、柔
軟でカールしない81層フィルムが得られることを見出
して、本発明に至ったものである。
本発明は凹凸模様を有する積層フィルムの製造方法にお
いて、凹凸模様を有する離型性シート材料に、硬化収縮
率4%以下および破断伸度20%〜150%の硬化性樹
脂を塗布し、その上に基材フィルムを下記のラミ7一ト
条件下で重ね合わせ、基材フィルム側から紫外線照射ま
たは加熱により硬化性樹脂を硬化させた後、離型性シー
ト材料から剥離することを特徴とする。
いて、凹凸模様を有する離型性シート材料に、硬化収縮
率4%以下および破断伸度20%〜150%の硬化性樹
脂を塗布し、その上に基材フィルムを下記のラミ7一ト
条件下で重ね合わせ、基材フィルム側から紫外線照射ま
たは加熱により硬化性樹脂を硬化させた後、離型性シー
ト材料から剥離することを特徴とする。
Z = X YI Y2 (W 1 )式中
、Xはラミネート時のクリアランス(μm)、Yl は
離型性シート材料の全厚み(μm)、Y2は離型性シー
ト材料の凹凸の深さ (μm)、 2は基材フィルムの厚み(μm) Wは離型性ノート材料の凹凸の深さに関する係数で、0
.5〜1.0を示す。
、Xはラミネート時のクリアランス(μm)、Yl は
離型性シート材料の全厚み(μm)、Y2は離型性シー
ト材料の凹凸の深さ (μm)、 2は基材フィルムの厚み(μm) Wは離型性ノート材料の凹凸の深さに関する係数で、0
.5〜1.0を示す。
本発明における凹凸模様を有する離型性シート材料とし
ては、硬化後に容易に離型できることが必要であり、具
体的にはポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィル
ム、ポリエチレンフィルム、ビニロンフィルム、ポリカ
ーボネートフィルム等の合成樹脂フィルム、または前記
合成樹脂フィルムと紙とをラミ2−トした離型紙等が使
用できる。
ては、硬化後に容易に離型できることが必要であり、具
体的にはポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィル
ム、ポリエチレンフィルム、ビニロンフィルム、ポリカ
ーボネートフィルム等の合成樹脂フィルム、または前記
合成樹脂フィルムと紙とをラミ2−トした離型紙等が使
用できる。
凹凸模様としては、エンボス加工、ヘアライン加工、サ
ンドブラスト加工等を施したもので、特に限定されない
。凹凸模様を有する離型性シート材料の厚みは110〜
300μm1凹凸模様の深さは10〜200μmが望ま
しい。
ンドブラスト加工等を施したもので、特に限定されない
。凹凸模様を有する離型性シート材料の厚みは110〜
300μm1凹凸模様の深さは10〜200μmが望ま
しい。
硬化性樹脂としては、エステルアクリレート、エステル
アクリレート、ポリエーテルアクリレート、ポリオール
アクリレート、ウレタンアクリレート、不飽和ポリエス
テル等が使用でき、粘度等の調整の必要に応して1以上
の官能基を存する七ツマ−を添加することができ、さら
に硬化収縮率を低下させる目的で充填剤、熱可塑性樹脂
等を添加することができる。紫外線硬化の場合にはさら
に光開始側として、ヘンシル、ヘンジイン、ヘンジイン
エチルエーテル、ヘンシフエノン、アセトフェノン、−
、ンジルジメチルケタール、ヘンヅイルヘンヅエート、
2〜ヒドロキソ−2−メチル1−フェニルプロパン−1
−オン等を添加し、必要に応して増怒剤を添加すること
もできる。また熱硬化の場合にはさらに熱ラジカル重合
触媒として、メチルエチルケトンパーオキサイド、シク
ロ−・キサノンパーオキサイド、ヘンヅイルバーオキサ
イトゞ、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルパヘンヅ
エート等を添加し、必要に応して促進剤を添加してもよ
い。
アクリレート、ポリエーテルアクリレート、ポリオール
アクリレート、ウレタンアクリレート、不飽和ポリエス
テル等が使用でき、粘度等の調整の必要に応して1以上
の官能基を存する七ツマ−を添加することができ、さら
に硬化収縮率を低下させる目的で充填剤、熱可塑性樹脂
等を添加することができる。紫外線硬化の場合にはさら
に光開始側として、ヘンシル、ヘンジイン、ヘンジイン
エチルエーテル、ヘンシフエノン、アセトフェノン、−
、ンジルジメチルケタール、ヘンヅイルヘンヅエート、
2〜ヒドロキソ−2−メチル1−フェニルプロパン−1
−オン等を添加し、必要に応して増怒剤を添加すること
もできる。また熱硬化の場合にはさらに熱ラジカル重合
触媒として、メチルエチルケトンパーオキサイド、シク
ロ−・キサノンパーオキサイド、ヘンヅイルバーオキサ
イトゞ、ジクミルパーオキサイド、t−ブチルパヘンヅ
エート等を添加し、必要に応して促進剤を添加してもよ
い。
硬化性樹脂の硬化収縮率は4%以下であり、4%を超え
ると凹凸模様の再現性が悪くなり、得られた積層フィル
ムがカールし易くなる。また破断伸度は20〜150%
であり、基材フィルムに応して同程度の破断伸度を採用
することにより、柔軟性に優れた積層フィルムが得られ
る。
ると凹凸模様の再現性が悪くなり、得られた積層フィル
ムがカールし易くなる。また破断伸度は20〜150%
であり、基材フィルムに応して同程度の破断伸度を採用
することにより、柔軟性に優れた積層フィルムが得られ
る。
凹凸模様を存する離型性シート材料に硬化性枝脂を塗布
する方法としては、ロールコータ−リバースコーター
バーコーター等の方法を用い2ことができる。このよう
に凹凸模様を有する面に硬化性樹脂を塗布するため、脱
泡が容易上なり巨凸!W様の再現性が良好となる。
する方法としては、ロールコータ−リバースコーター
バーコーター等の方法を用い2ことができる。このよう
に凹凸模様を有する面に硬化性樹脂を塗布するため、脱
泡が容易上なり巨凸!W様の再現性が良好となる。
基材フィルムとしては、ポリエステルフィルムポリエチ
レンフィルム、ポリプロピレンフィルムナイロンフィル
ム、ポリカーボネートフィルム等の合成樹脂フィルムで
あり、特に2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフイル
ムが望ましく、また紫外線硬化の場合には200〜40
0nmの波長の紫外線の透過率が50%以上であること
が望ましい。
レンフィルム、ポリプロピレンフィルムナイロンフィル
ム、ポリカーボネートフィルム等の合成樹脂フィルムで
あり、特に2軸延伸ポリエチレンテレフタレートフイル
ムが望ましく、また紫外線硬化の場合には200〜40
0nmの波長の紫外線の透過率が50%以上であること
が望ましい。
基材フィルムの厚みは10〜125μmのものが使用で
き、好ましくは25〜50μmである。また基材フィル
ムは硬化性樹脂との接着性を向上させるために、プライ
マー処理またはコロナ処理等の易接着加工をしてもよい
。
き、好ましくは25〜50μmである。また基材フィル
ムは硬化性樹脂との接着性を向上させるために、プライ
マー処理またはコロナ処理等の易接着加工をしてもよい
。
硬化性樹脂を塗布した離型性シート材料は、硬化性樹脂
塗布面が基材フィルムと接するように、下記のラミ7一
ト条件下で重ね合わせる。
塗布面が基材フィルムと接するように、下記のラミ7一
ト条件下で重ね合わせる。
Z=X−Y、−Y2 (W−1)
式中、Xはラミネート時のクリアランス(μm)y、は
離型性シート材料の全厚み(μm)y2は離型性シート
材料の凹凸の深さ (μm) Zは基材フィルムの厚み(μm)、 Wは離型性シート材料の凹凸の深さに関する係数で、0
.5〜1.0を示す。
離型性シート材料の全厚み(μm)y2は離型性シート
材料の凹凸の深さ (μm) Zは基材フィルムの厚み(μm)、 Wは離型性シート材料の凹凸の深さに関する係数で、0
.5〜1.0を示す。
上記のラミネート条件において重要なのはWの値であり
、0.5〜1.0の範囲を採用することにより、脱泡が
容易となり凹凸模様の再現性がより良好となる。しかし
Wo)値が0.5未満では凹凸感の薄いものしか得られ
ず、また1、0を超えると凹凸感がぼやけ、樹脂中に気
泡が含まれるなどの欠点を生しる。
、0.5〜1.0の範囲を採用することにより、脱泡が
容易となり凹凸模様の再現性がより良好となる。しかし
Wo)値が0.5未満では凹凸感の薄いものしか得られ
ず、また1、0を超えると凹凸感がぼやけ、樹脂中に気
泡が含まれるなどの欠点を生しる。
紫外線照射による樹脂の硬化には、通常の紫外潰照射装
置、例えば超高圧水銀ランプ、高圧水銀ノ ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ等20
0〜400nmの波長の紫外線を放射するものが使用で
き、また加熱による樹脂の硬化は熱風または赤外線照射
により行うことができる。
置、例えば超高圧水銀ランプ、高圧水銀ノ ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ等20
0〜400nmの波長の紫外線を放射するものが使用で
き、また加熱による樹脂の硬化は熱風または赤外線照射
により行うことができる。
本発明では、離型性シート材料に基材フィルムを重ね合
わせた状態で硬化性樹脂を硬化させるため、硬化時に硬
化性樹脂が#!素と接触しないので硬化が速く、また光
開始剤や熱ラジカル重合触媒の添加が少なくてすみ、硬
化性樹脂組成物における選択の幅が広くなる。
わせた状態で硬化性樹脂を硬化させるため、硬化時に硬
化性樹脂が#!素と接触しないので硬化が速く、また光
開始剤や熱ラジカル重合触媒の添加が少なくてすみ、硬
化性樹脂組成物における選択の幅が広くなる。
なお本発明におけるフィルムの記載には、厚さの比較的
厚いシートを含むものとする。
厚いシートを含むものとする。
凹凸模様を有する離型性シート材料に、硬化性樹脂を塗
布し、特定のラミフート条件を採用することにより、#
A脂が凹凸面に入り込み易くなり、また脱泡し呂くなる
ため凹凸j!1.pJの再現性がより良好となる。また
硬化性樹脂の硬化収縮率と破断伸度を特定化することに
より、凹凸模様の再現性もよくなり、柔軟でカールしな
い積層フィルムが得られる。さらに紫外線照射または加
熱により硬化性樹脂を硬化させるため、耐熱性および耐
摩耗性が優れ、しかも基材フィルムの物性低下のない積
層フィルムを得ることができる。
布し、特定のラミフート条件を採用することにより、#
A脂が凹凸面に入り込み易くなり、また脱泡し呂くなる
ため凹凸j!1.pJの再現性がより良好となる。また
硬化性樹脂の硬化収縮率と破断伸度を特定化することに
より、凹凸模様の再現性もよくなり、柔軟でカールしな
い積層フィルムが得られる。さらに紫外線照射または加
熱により硬化性樹脂を硬化させるため、耐熱性および耐
摩耗性が優れ、しかも基材フィルムの物性低下のない積
層フィルムを得ることができる。
以下、実施例を示して本発明を説明する。
なお、硬化収縮率および破断伸度は、下記により測定し
た。
た。
ρ 0
ただし、ρ。:e、体枠の密度Cg/cd)ρ、:ポリ
マー化した時の密度(g/crl)破断伸度: J I
S−C−2318−1975実施例中、部とあるのは
重量部を意味する。
マー化した時の密度(g/crl)破断伸度: J I
S−C−2318−1975実施例中、部とあるのは
重量部を意味する。
実施例1
厚みが200tμm(凹凸深さ:80tμm)の革絞模
様を有する離型紙(版ロール製、AR〜77)の上に、
硬化収縮率が3.5%で破断伸度が30%の下記組成の
紫外線硬化性樹脂を45g/ボになるように塗布した。
様を有する離型紙(版ロール製、AR〜77)の上に、
硬化収縮率が3.5%で破断伸度が30%の下記組成の
紫外線硬化性樹脂を45g/ボになるように塗布した。
ウレタンアクリレート
(新中村化学製、U−108A> 40部エス
テルアクリレート (新中村化学製、AMP−20G) 40部エス
テルアクリレート (新中村化学製、A −B P E −4)20部2−
ヒドロキシ−2−メチル l−フエXニルプロパンー1−オン (メルク・ジャパン製、グロキュアー1173)1部 この塗布面に、コロナ処理を施した50.crmのポリ
エチレンテレフタレートフィルム(東洋紡績製、E−5
101)のコロナ処理面が接するように、ラミネート時
のクリアランスが240μm (W−0,9)のラミネ
ートロールを使用して重ね合わせた。ついで重ね合わせ
た状態で、ポリエチレンテレフタレートフィルム側から
高圧水銀ランプ(80W / cm )1灯を使用して
紫外線硬化性樹脂を硬化した後、離型紙から剥離したと
ころ、表面にシャープな革絞を存し、180°に折り曲
げても樹脂層が破壊されない柔軟でかつ表面塗膜強度の
優れた積層フィルムが得られた。
テルアクリレート (新中村化学製、AMP−20G) 40部エス
テルアクリレート (新中村化学製、A −B P E −4)20部2−
ヒドロキシ−2−メチル l−フエXニルプロパンー1−オン (メルク・ジャパン製、グロキュアー1173)1部 この塗布面に、コロナ処理を施した50.crmのポリ
エチレンテレフタレートフィルム(東洋紡績製、E−5
101)のコロナ処理面が接するように、ラミネート時
のクリアランスが240μm (W−0,9)のラミネ
ートロールを使用して重ね合わせた。ついで重ね合わせ
た状態で、ポリエチレンテレフタレートフィルム側から
高圧水銀ランプ(80W / cm )1灯を使用して
紫外線硬化性樹脂を硬化した後、離型紙から剥離したと
ころ、表面にシャープな革絞を存し、180°に折り曲
げても樹脂層が破壊されない柔軟でかつ表面塗膜強度の
優れた積層フィルムが得られた。
なお、各工程はすべてインラインで5m/鯛inの速度
で製造した。
で製造した。
実施例2
厚みが2301Jm(凹凸深さ: 100μm)の革
絞模様を有する離型紙(旭ロール製、AR−933M)
の上に、硬化収縮率が2.0%で破断伸度が100%の
下記組成の紫外線硬化性樹脂を55g/rrfになるよ
うに塗布した。
絞模様を有する離型紙(旭ロール製、AR−933M)
の上に、硬化収縮率が2.0%で破断伸度が100%の
下記組成の紫外線硬化性樹脂を55g/rrfになるよ
うに塗布した。
エステルアクリレート
(東洋紡績製、CR−600) 100部
2−ヒドロキシ−2−メチル −1−フェ車ニルプロパンー1−オン (メルク・ジャパン製、グロキュアー1173)1部 この塗布面にコロナ処理を施した25μmのポリエチレ
ンテレフタレートフィルム(東洋紡績製、E−5101
)のコロナ処理面が接するように、ラミネート時−のク
リアランスが235μm (W= 0.8)のラミネー
トロールを使用して重ね合わせた。ついで重ね合わせた
状態で、ポリエチレンテレフタレートフィルム側から高
圧水銀ランプ(80W/cm)l灯を使用して紫外線硬
化性樹脂を硬化した後、離型紙から剥離したところ、実
施例1と同様の積層フィルムが得られた。
2−ヒドロキシ−2−メチル −1−フェ車ニルプロパンー1−オン (メルク・ジャパン製、グロキュアー1173)1部 この塗布面にコロナ処理を施した25μmのポリエチレ
ンテレフタレートフィルム(東洋紡績製、E−5101
)のコロナ処理面が接するように、ラミネート時−のク
リアランスが235μm (W= 0.8)のラミネー
トロールを使用して重ね合わせた。ついで重ね合わせた
状態で、ポリエチレンテレフタレートフィルム側から高
圧水銀ランプ(80W/cm)l灯を使用して紫外線硬
化性樹脂を硬化した後、離型紙から剥離したところ、実
施例1と同様の積層フィルムが得られた。
なお、各工程はすべてインラインで5m/+*inの速
度で製造した。
度で製造した。
実施例3
厚みが200μm(凹凸深さ=80μm)の革絞模捧を
有する離型紙(旭Q−ル製、AR−77)の上に、硬化
収縮率が3.5%で破断伸度が30%の下記紀成の熱硬
化性樹脂を45g/rdになるように塗布した。
有する離型紙(旭Q−ル製、AR−77)の上に、硬化
収縮率が3.5%で破断伸度が30%の下記紀成の熱硬
化性樹脂を45g/rdになるように塗布した。
ウレタンアクリレート
(新中村化学製、U−108A) 40部エス
テルアクリレート (新中村化学製、AMP−20G) 40部エス
テルアクリレート (新中村化学製、A −B P E−4) 20部
ヘンシイルバーオキサイド (日本油脂製、ナイバーBO) 4部この塗布面
に、コロナ処理を施した50μmのポリエチレンテレフ
タレートフィルム(東洋紡81 製、E−5101)の
コロナ処理面が接するように、ラミ7一ト時のクリアラ
ンスが240μm (W= 0.9)のラミネートロー
ルを使用して重ね合わせた。ついで重ね合わせた状態で
120°C13分間加熱硬化した後、離型紙から剥離し
たところ、実施例1と同様のIfi層フィルムが得られ
た。
テルアクリレート (新中村化学製、AMP−20G) 40部エス
テルアクリレート (新中村化学製、A −B P E−4) 20部
ヘンシイルバーオキサイド (日本油脂製、ナイバーBO) 4部この塗布面
に、コロナ処理を施した50μmのポリエチレンテレフ
タレートフィルム(東洋紡81 製、E−5101)の
コロナ処理面が接するように、ラミ7一ト時のクリアラ
ンスが240μm (W= 0.9)のラミネートロー
ルを使用して重ね合わせた。ついで重ね合わせた状態で
120°C13分間加熱硬化した後、離型紙から剥離し
たところ、実施例1と同様のIfi層フィルムが得られ
た。
比較例1
実施例1において、紫外線硬化性樹脂として硬化収縮率
が5.5%で破断伸度が10%の下記組成に変更する以
外は、同様の操作を行ったところ、凹凸面を内側に積層
フィルムがカールし、また積層フィルムを180°折り
曲げると樹脂層が破壊した。
が5.5%で破断伸度が10%の下記組成に変更する以
外は、同様の操作を行ったところ、凹凸面を内側に積層
フィルムがカールし、また積層フィルムを180°折り
曲げると樹脂層が破壊した。
ウレタンアクリレート
(新中村化学製、U−108A) 30部エス
テルアクリレート (新中村化学製、A −B P E −4”I 7
0部2−ヒドロキン−2−メチル 1−フェ鼻ニルプロパンー1−オン (メルク・ジャパン製、ダロキュア−1173)1部 比較例2 実施例2において、ラミネート時のクリアランスを27
5μm (W= 1.2)に変更する以外は同様の操作
を行ったところ、得られた積層フィルムは表面の絞の入
り方が甘く凹凸感がぼやけており、また樹脂層の中に気
泡が含まれていた。
テルアクリレート (新中村化学製、A −B P E −4”I 7
0部2−ヒドロキン−2−メチル 1−フェ鼻ニルプロパンー1−オン (メルク・ジャパン製、ダロキュア−1173)1部 比較例2 実施例2において、ラミネート時のクリアランスを27
5μm (W= 1.2)に変更する以外は同様の操作
を行ったところ、得られた積層フィルムは表面の絞の入
り方が甘く凹凸感がぼやけており、また樹脂層の中に気
泡が含まれていた。
比較例3
実施例2において、ラミネート時のクリアランスを19
5μm (W= 0.4)に変更する以外は同様の操作
を行ったところ、得られた積層フィルムは表面の絞が潰
れて凹凸感の薄いものしか得られなかった。
5μm (W= 0.4)に変更する以外は同様の操作
を行ったところ、得られた積層フィルムは表面の絞が潰
れて凹凸感の薄いものしか得られなかった。
〔発明の効果)
凹凸模様を有する離型性シート材料に特定の物性を有す
る硬化性樹脂を塗布し、その上に基材フィルムを特定の
ラミネート条件下で重ね合わせ、基材フィルム側から紫
外線照射または加熱により硬化性樹脂を硬化させること
により、凹凸模様の頁現性がより向上し、柔軟でカール
がなく、耐熱性および耐摩耗性等の表面性能に優れた積
層フィルムを連続的に製造できる。
る硬化性樹脂を塗布し、その上に基材フィルムを特定の
ラミネート条件下で重ね合わせ、基材フィルム側から紫
外線照射または加熱により硬化性樹脂を硬化させること
により、凹凸模様の頁現性がより向上し、柔軟でカール
がなく、耐熱性および耐摩耗性等の表面性能に優れた積
層フィルムを連続的に製造できる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 凹凸模様を有する離型性シート材料に、硬化収縮率4%
以下および破断伸度20〜150%の硬化性樹脂を塗布
し、その上に基材フィルムを下記のラミネート条件下で
重ね合わせ、基材フィルム側から紫外線照射または加熱
により硬化性樹脂を硬化させた後、離型性シート材料か
ら剥離することを特徴とする凹凸模様を有する積層フィ
ルムの製造方法。 Z=X−Y_1−Y_2(W−1) 式中、Xはラミネート時のクリアランス(μm)、Y_
1は離型性シート材料の全厚み(μm)、Y_2は離型
性シート材料の凹凸の深さ(μm)、Zは基材フィルム
の厚み(μm)、 Wは離型性シート材料の凹凸の深さに関する係数で、0
.5〜1.0を示す。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8399790A JPH03281344A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 凹凸模様を有する積層フィルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8399790A JPH03281344A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 凹凸模様を有する積層フィルムの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03281344A true JPH03281344A (ja) | 1991-12-12 |
Family
ID=13818175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8399790A Pending JPH03281344A (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 凹凸模様を有する積層フィルムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03281344A (ja) |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP8399790A patent/JPH03281344A/ja active Pending
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