JP2021196010A - プレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材及びその使用方法 - Google Patents
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Abstract
Description
一方の第1プレキャストコンクリート壁に埋設される第1埋設管の第1端部が、基端部に接続される第1埋設管接続部と、
他方の第2プレキャストコンクリート壁に埋設される第2埋設管の第2端部が、基端部に接続される第2埋設管接続部と、
上記第1埋設管接続部の先端側の上記第2プレキャストコンクリート壁の側面側に形成された第1拡径端部と、
上記第2埋設管接続部の先端側の上記第1プレキャストコンクリート壁の側面側に形成された第2拡径端部と、
上記第1拡径端部及び上記第2拡径端部に両端が接続される筒状の中子と、
上記第1拡径端部及び上記第2拡径端部の少なくとも一方に全体が収容可能な筒状の付勢部材とを備え、
上記中子が上記付勢部材を押し込んで上記第1拡径端部及び上記第2拡径端部の少なくとも一方に端部が収容された状態で、上記第1端部及び上記第2端部の間に挿入可能であり、かつ、上記付勢部材に押し戻された状態で、上記第1埋設管接続部及び上記第2埋設管接続部の基端部が、それぞれ上記第1端部及び上記第2端部に接続可能に構成されている。
上記中子の両端外周には、水を含むと膨張する水膨張性不織布が巻かれている。
上記第1埋設管接続部及び上記第2埋設管接続部は、同じ形状であり、上記付勢部材がそれぞれ内装されて上記中子の両端を付勢可能に構成されている。
上記第1埋設管接続部は、上記第2埋設管接続部よりも長く、上記付勢部材が内装可能に構成されており、
上記第2埋設管接続部は、上記付勢部材に付勢された上記中子の一端を収容可能に構成されている。
上記第1埋設管が埋設された第1プレキャストコンクリート壁及び上記第2埋設管が埋設された第2プレキャストコンクリート壁を準備し、
上記第1端部と上記第2端部とが対向した位置になるように上記第1プレキャストコンクリート壁と上記第2プレキャストコンクリート壁とを並べ、
上記中子を上記付勢部材を押し込んで上記第1拡径端部及び上記第2拡径端部に少なくとも一方に端部が収容された状態で、上記第1端部及び上記第2端部の間に挿入し、
上記付勢部材に押し戻された状態で、上記第1埋設管接続部及び上記第2埋設管接続部の基端部を、それぞれ上記第1端部及び上記第2端部に接続する構成とする。
上記第1埋設管が埋設された第1プレキャストコンクリート壁及び上記第2埋設管が埋設された第2プレキャストコンクリート壁を準備し、
上記第1端部と上記第2端部とが対向した位置になるように、上記第1プレキャストコンクリート壁と上記第2プレキャストコンクリート壁とを並べ、
上記第1端部に接続された上記第1埋設管接続部の第1拡径端部に上記中子を上記付勢部材を押し込んで収容した状態で上記第2埋設管接続部で押さえ込み、上記第1端部及び上記第2端部の間に挿入し、
上記付勢部材に押し戻された上記第2埋設管接続部の基端部を、上記第2端部に接続する構成とする。
−継手構造の構成−
図3は、一対のプレキャストコンクリート壁2,2’の内部に埋設される埋設管4,4’を接続するプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材30を含む継手構造1を示す。プレキャストコンクリート壁2,2’及び埋設管4,4’は、図3に示すように、全体として基本的に同じ形状をしているが、図1に示すように、1カ所の接合面に着目したときに、理解しやすいように名称を変えている。本実施形態におけるプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材30は、後述する、第1埋設管接続部10、第2埋設管接続部20、中子6、圧縮コイルバネ7を備えている。
次いで、プレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材30の使用方法について説明する。
−継手構造の構成−
図5は本発明の実施形態2を示し、主に第1埋設管接続部110の形状が異なる点で上記実施形態1と異なる。なお、本実施形態では、図1〜図4と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
次に、本実施形態に係る継手部材130の使用方法について説明する。
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
2 第1プレキャストコンクリート壁
2’ 第2プレキャストコンクリート壁
3 モルタル(充填剤、目地部)
4 第1埋設管
4’ 第2埋設管
5 第1端部
5’ 第2端部
6 中子
7 圧縮コイルバネ(付勢部材)
8 水膨張性不織布
10 第1埋設管接続部
11 第1基端部
12 第1拡径端部
13 ソケット
20 第2埋設管接続部
21 第2基端部
22 第2拡径端部
30 継手部材
51 鉄筋
110 第1埋設管接続部
112 第1拡径端部
130 継手部材
Claims (6)
- 一対のプレキャストコンクリート壁の内部に埋設される埋設管を接続するプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材であって、
一方の第1プレキャストコンクリート壁に埋設される第1埋設管の第1端部が、基端部に接続される第1埋設管接続部と、
他方の第2プレキャストコンクリート壁に埋設される第2埋設管の第2端部が、基端部に接続される第2埋設管接続部と、
上記第1埋設管接続部の先端側の上記第2プレキャストコンクリート壁の側面側に形成された第1拡径端部と、
上記第2埋設管接続部の先端側の上記第1プレキャストコンクリート壁の側面側に形成された第2拡径端部と、
上記第1拡径端部及び上記第2拡径端部に両端が接続される筒状の中子と、
上記第1拡径端部及び上記第2拡径端部の少なくとも一方に全体が収容可能な筒状の付勢部材とを備え、
上記中子が上記付勢部材を押し込んで上記第1拡径端部及び上記第2拡径端部の少なくとも一方に端部が収容された状態で、上記第1端部及び上記第2端部の間に挿入可能であり、かつ、上記付勢部材に押し戻された状態で、上記第1埋設管接続部及び上記第2埋設管接続部の基端部が、それぞれ上記第1端部及び上記第2端部に接続可能に構成されている
ことを特徴とするプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材。 - 請求項1に記載のプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材であって、
上記中子の両端外周には、水を含むと膨張する水膨張性不織布が巻かれている
ことを特徴とするプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材。 - 請求項1又は2に記載のプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材であって、
上記第1埋設管接続部及び上記第2埋設管接続部は、同じ形状であり、上記付勢部材がそれぞれ内装されて上記中子の両端を付勢可能に構成されている
ことを特徴とするプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材。 - 請求項1又は2に記載のプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材であって、
上記第1埋設管接続部は、上記第2埋設管接続部よりも長く、上記付勢部材が内装可能に構成されており、
上記第2埋設管接続部は、上記付勢部材に付勢された上記中子の一端を収容可能に構成されている
ことを特徴とするプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材。 - 請求項1又は2に記載のプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材と、
上記第1埋設管が埋設された第1プレキャストコンクリート壁及び上記第2埋設管が埋設された第2プレキャストコンクリート壁を準備し、
上記第1端部と上記第2端部とが対向した位置になるように、上記第1プレキャストコンクリート壁と上記第2プレキャストコンクリート壁とを並べ、
上記中子を上記付勢部材を押し込んで上記第1拡径端部及び上記第2拡径端部の少なくとも一方に端部が収容された状態で、上記第1端部及び上記第2端部の間に挿入し、
上記付勢部材に押し戻された状態で、上記第1埋設管接続部及び上記第2埋設管接続部の基端部を、それぞれ上記第1端部及び上記第2端部に接続する
ことを特徴とするプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材の使用方法。 - 請求項1又は2に記載のプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材と、
上記第1埋設管が埋設された第1プレキャストコンクリート壁及び上記第2埋設管が埋設された第2プレキャストコンクリート壁を準備し、
上記第1端部と上記第2端部とが対向した位置になるように、上記第1プレキャストコンクリート壁と上記第2プレキャストコンクリート壁とを並べ、
上記第1端部に接続された上記第1埋設管接続部の第1拡径端部に上記中子を上記付勢部材を押し込んで収容した状態で上記第2埋設管接続部で押さえ込み、上記第1端部及び上記第2端部の間に挿入し、
上記付勢部材に押し戻された上記第2埋設管接続部の基端部を、上記第2端部に接続する
ことを特徴とするプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材の使用方法。
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