JP7390685B2 - プレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材、その使用方法、プレキャストコンクリート壁内埋設管の継手構造及びプレキャストコンクリート壁の設置方法 - Google Patents
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Description
一方の第1プレキャストコンクリート壁の内部の第1埋設管の一端が接続される第1埋設管接続部と、
他方の第2プレキャストコンクリート壁の内部の第2埋設管の一端が接続される第2埋設管接続部と、
上記第1埋設管接続部の他端側の上記第1プレキャストコンクリート壁の側面側の第1接続用開口端部に形成された被係合部と、
上記第1埋設管接続部の内部に全体が収容可能な筒状の中子と、
上記第1埋設管接続部の内部における上記中子の奥側に全体が収容可能な筒状の付勢部材と、
上記中子が上記付勢部材を押し込んで上記第1埋設管接続部に収容された状態で、上記被係合部に係合し、上記中子及び上記付勢部材が抜け出すのを防止する抜け防止部材と、
上記抜け防止部材に連結され、引っ張られることで、上記被係合部から該抜け防止部材を引き出す引張部材とを備え、
上記第1埋設管接続部から飛び出した上記中子の先端側が上記第2埋設管接続部の第2接続用開口端部に嵌まり込んだ状態で、上記第1埋設管と上記第2埋設管とを接続可能に構成されている。
上記中子の外周は、外観上目立つようにマーキングされている。
上記中子の両端外周には、水を含むと膨張する水膨張性不織布が巻かれている。
上記抜け防止部材は、棒状部材又はクリップ部材であり、
上記被係合部は、上記第1接続用開口端部に形成された、上記棒状部材又はクリップ部材を着脱可能に保持する差し込み孔である。
上記抜け防止部材は、板状部材であり、
上記被係合部は、該板状部材を着脱可能に保持する第1接続用開口端部に形成された切欠である。
上記第1埋設管に接続された上記継手部材の上記第1接続用開口端部が上記第2プレキャストコンクリート壁の側面と対向する側面の間の目地部に開口し、
上記中子が上記付勢部材で上記第2プレキャストコンクリート壁側へ付勢された状態で上記第1埋設管接続部と上記第2埋設管接続部とを跨ぐように配設され、
上記目地部と上記中子の外周面との間に充填剤が充填されている。
上記第1埋設管に上記第1埋設管接続部を接続し、上記第2埋設管に上記第2埋設管接続部を接続し、
上記第1埋設管接続部の上記第1接続用開口端部が上記第2プレキャストコンクリート壁の側面と対向する側面に開口し、かつ上記第2埋設管接続部の上記第2接続用開口端部が上記第1プレキャストコンクリート壁の側面と対向する側面に開口するように上記第1及び第2埋設管を型枠内に配置し、
上記型枠内にコンクリートを打設して上記第1及び第2プレキャストコンクリート壁を形成し、
上記第1及び第2プレキャストコンクリート壁の埋設管の接続用開口端部同士を接続する上記中子を上記付勢部材が挿入された上記第1埋設管接続部に圧入し、
上記抜け防止部材を上記被係合部に係合させて上記中子を抜け止めした状態で、一対のプレキャストコンクリート壁を落とし込みにより並べ、
上記抜け防止部材を、上記引張部材を引っ張って上記被係合部から抜き出し、
上記付勢部材に付勢されて飛び出した中子で上記第1接続用開口端部と上記第2接続用開口端部とを接続し、
上記第1及び第2プレキャストコンクリート壁の間の目地部と上記中子の外周面との間に充填剤を充填する構成とする。
上記抜け防止部材を、上記引張部材を引っ張って上記被係合部から抜き出した後、上記付勢部材に付勢された中子が上記第1接続用開口端部と上記第2接続用開口端部とを接続したことを、該中子の外周に施されたマーキングにより確認する。
上記第1埋設管に上記第1埋設管接続部が接続され、上記第2埋設管に上記第2埋設管接続部が接続され、上記第1埋設管接続部の上記第1接続用開口端部が上記第2プレキャストコンクリート壁の側面と対向する側面に開口し、かつ上記第2埋設管接続部の上記第2接続用開口端部が上記第1プレキャストコンクリート壁の側面と対向する側面に開口するように複数組の上記第1及び第2埋設管が上下に直線状に並ぶ上記第1及び第2プレキャストコンクリート壁を準備し、
上記第1及び第2埋設管の接続用開口端部同士を接続する上記中子を上記付勢部材が挿入されたそれぞれの上記第1埋設管接続部に圧入し、
上記抜け防止部材を上記被係合部に係合させて上記中子を抜け止めした状態で、上下に並ぶ全ての中子を塞ぐように上下に長い棒状のシャッター部材を配置する構成とする。
上記上下に並ぶ中子に対応する上記抜け防止部材を、上記引張部材を引っ張って上記被係合部から抜き出すと共に、上記シャッター部材を徐々に上方に移動させ、
上記付勢部材に付勢されて飛び出した中子で、下側から順番に上記第1接続用開口端部と上記第2接続用開口端部とを接続する構成とする。
上記第1埋設管に上記第1埋設管接続部が接続され、上記第2埋設管に上記第2埋設管接続部が接続され、上記第1埋設管接続部の上記第1接続用開口端部が上記第2プレキャストコンクリート壁の側面と対向する側面に開口し、かつ上記第2埋設管接続部の上記第2接続用開口端部が上記第1プレキャストコンクリート壁の側面と対向する側面に開口するように複数組の上記第1及び第2埋設管が上下に直線状に並ぶ上記第1及び第2プレキャストコンクリート壁を準備し、
上記第1及び第2埋設管の接続用開口端部同士を接続する上記中子を上記付勢部材が挿入されたそれぞれの上記第1埋設管接続部に圧入し、
上記抜け防止部材及び引張部材を兼ねる、対応する中子の位置に合わせて長さの異なる上下に長い棒状の複数本のシャッター部材を上記被係合部にそれぞれ係合させて上記中子を抜け止めした状態で、上下に並ぶ全ての中子を塞ぐように上記シャッター部材を配置し、
引き抜くときには、上記複数本のシャッター部材を束ねた状態で一度に引き抜く構成とする。
図4は、一対のプレキャストコンクリート壁2,2’の内部に埋設される埋設管4,4’を接続するプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材を含む継手構造1を示す。プレキャストコンクリート壁2,2’及び埋設管4,4’は、図4に示すように、全体として基本的に同じ形状をしているが、図1に示すように、1カ所の接合面に着目したときに、理解しやすいように名称を変えている。
次いで、プレキャストコンクリート壁内埋設管の継手構造及びプレキャストコンクリート壁の設置方法について説明する。
図7は本発明の実施形態2のプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手構造101を示し、主として抜け防止部材の構成が異なる点で上記実施形態1と異なる。なお、以下の各実施形態では、図1から図6と同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は省略する。
図8は本発明の実施形態3に係る板状部材230で中子6が抜け止めされた継手構造を示し、抜け止め部材及び被係合部の構造が異なる点で上記実施形態1及び2と異なる。
また、図9に示すように、本実施形態の変形例1として、板状部材330を第1接続用開口端部312の高さ方向中間部に形成した差し込み孔314に差し込むようにしてもよい。
また、図10に示すように、本実施形態の変形例2として、板状部材330’を第1接続用開口端部312’の高さ方向中間部に形成した差し込み孔314’に半径方向外側から差し込むようにしてもよい。この場合は、側方から抜き差しできるので、差し込み作業が極めて容易である。
図11は、本発明の実施形態4に係るシャッター部材430で上下に並ぶ複数の中子6がさらに抜け止めされた継手構造を示し、上下に長いシャッター部材430を用いる点で上記実施形態1~3と異なる。
また、図12に示すように、本実施形態の変形例として、例えば、埋設管4,4’が上下に4つ並んでいる場合に、長さの異なるシャッター部材530を束ねた状態で、それぞれ下端を対応する埋設管4,4’の差し込み孔515に差し込む。
本発明は、上記実施形態について、以下のような構成としてもよい。
2 第1プレキャストコンクリート壁
2’ 第2プレキャストコンクリート壁
2a 側面
2b 接続用開口
3 モルタル(充填剤、目地部)
4 第1埋設管
4’ 第2埋設管
4a 一端
6 中子
7 圧縮コイルバネ(付勢部材)
8 水膨張性不織布
10 第1埋設管接続部
11 第1直管部
12 第1接続用開口端部
13 突出部
14,15 差し込み孔(被係合部)
16 第1ソケット
20 第2埋設管接続部
21 第2直管部
22 第2接続用開口端部
26 第2ソケット
30 抜け防止部材
31 引張部材
40 鋼板ジベル
41 溝部
51 鉄筋
101 継手構造
110 第1埋設管接続部
112 第1接続用開口端部
115 差し込み孔(被係合部)
130 クリップ部材
212 第1接続用開口端部
214 切欠(被係合部)
230 板状部材
312,312’ 第1接続用開口端部
314,314’ 差し込み孔
330,330’ 板状部材
430 シャッター部材
515 差し込み孔
530 シャッター部材
530a 下端部
Claims (11)
- 一対のプレキャストコンクリート壁の内部に埋設される埋設管を接続するプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材であって、
一方の第1プレキャストコンクリート壁の内部の第1埋設管の一端が接続される第1埋設管接続部と、
他方の第2プレキャストコンクリート壁の内部の第2埋設管の一端が接続される第2埋設管接続部と、
上記第1埋設管接続部の他端側の上記第1プレキャストコンクリート壁の側面側の第1接続用開口端部に形成された被係合部と、
上記第1埋設管接続部の内部に全体が収容可能な筒状の中子と、
上記第1埋設管接続部の内部における上記中子の奥側に全体が収容可能な筒状の付勢部材と、
上記中子が上記付勢部材を押し込んで上記第1埋設管接続部に収容された状態で、上記被係合部に係合し、上記中子及び上記付勢部材が抜け出すのを防止する抜け防止部材と、
上記抜け防止部材に連結され、引っ張られることで、上記被係合部から該抜け防止部材を引き出す引張部材とを備え、
上記第1埋設管接続部から飛び出した上記中子の先端側が上記第2埋設管接続部の第2接続用開口端部に嵌まり込んだ状態で、上記第1埋設管と上記第2埋設管とを接続可能に構成されている
ことを特徴とするプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材。 - 請求項1に記載のプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材であって、
上記中子の外周は、外観上目立つようにマーキングされている
ことを特徴とするプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材。 - 請求項1又は2に記載のプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材であって、
上記中子の両端外周には、水を含むと膨張する水膨張性不織布が巻かれている
ことを特徴とするプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載のプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材であって、
上記抜け防止部材は、棒状部材又はクリップ部材であり、
上記被係合部は、上記第1接続用開口端部に形成された、上記棒状部材又はクリップ部材を着脱可能に保持する差し込み孔である
ことを特徴とするプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材。 - 請求項1から3のいずれか1つに記載のプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材であって、
上記抜け防止部材は、板状部材であり、
上記被係合部は、該板状部材を着脱可能に保持する上記第1接続用開口端部に形成された切欠である
ことを特徴とするプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材。 - 請求項1から5のいずれか1つに記載のプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材を使用する継手構造であって、
上記第1埋設管に接続された上記継手部材の上記第1接続用開口端部が上記第2プレキャストコンクリート壁の側面と対向する側面の間の目地部に開口し、
上記中子が上記付勢部材で上記第2プレキャストコンクリート壁側へ付勢された状態で上記第1埋設管接続部と上記第2埋設管接続部とを跨ぐように配設され、
上記目地部と上記中子の外周面との間に充填剤が充填されている
ことを特徴とするプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手構造。 - 請求項1から5のいずれか1つに記載のプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材及び上記第1及び第2埋設管を準備し、
上記第1埋設管に上記第1埋設管接続部を接続し、上記第2埋設管に上記第2埋設管接続部を接続し、
上記第1埋設管接続部の上記第1接続用開口端部が上記第2プレキャストコンクリート壁の側面と対向する側面に開口し、かつ上記第2埋設管接続部の上記第2接続用開口端部が上記第1プレキャストコンクリート壁の側面と対向する側面に開口するように上記第1及び第2埋設管を型枠内に配置し、
上記型枠内にコンクリートを打設して上記第1及び第2プレキャストコンクリート壁を形成し、
上記第1及び第2プレキャストコンクリート壁の埋設管の接続用開口端部同士を接続する上記中子を上記付勢部材が挿入された上記第1埋設管接続部に圧入し、
上記抜け防止部材を上記被係合部に係合させて上記中子を抜け止めした状態で、一対のプレキャストコンクリート壁を落とし込みにより並べ、
上記抜け防止部材を、上記引張部材を引っ張って上記被係合部から抜き出し、
上記付勢部材に付勢されて飛び出した中子で上記第1接続用開口端部と上記第2接続用開口端部とを接続し、
上記第1及び第2プレキャストコンクリート壁の間の目地部と上記中子の外周面と間に充填剤を充填する
ことを特徴とするプレキャストコンクリート壁の設置方法。 - 請求項7のプレキャストコンクリート壁の設置方法において、
上記抜け防止部材を、上記引張部材を引っ張って上記被係合部から抜き出した後、上記付勢部材に付勢された中子が上記第1接続用開口端部と上記第2接続用開口端部とを接続したことを、該中子の外周に施されたマーキングにより確認する
ことを特徴とするプレキャストコンクリート壁の設置方法。 - 請求項1から5のいずれか1つに記載のプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材の使用方法であって、
上記第1埋設管に上記第1埋設管接続部が接続され、上記第2埋設管に上記第2埋設管接続部が接続され、上記第1埋設管接続部の上記第1接続用開口端部が上記第2プレキャストコンクリート壁の側面と対向する側面に開口し、かつ上記第2埋設管接続部の上記第2接続用開口端部が上記第1プレキャストコンクリート壁の側面と対向する側面に開口するように複数組の上記第1及び第2埋設管が上下に直線状に並ぶ上記第1及び第2プレキャストコンクリート壁を準備し、
上記第1及び第2埋設管の接続用開口端部同士を接続する上記中子を上記付勢部材が挿入されたそれぞれの上記第1埋設管接続部に圧入し、
上記抜け防止部材を上記被係合部に係合させて上記中子を抜け止めした状態で、上下に並ぶ全ての中子を塞ぐように上下に長い棒状のシャッター部材を配置する
ことを特徴とするプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材の使用方法。 - 請求項9に記載のプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材の使用方法において、
上記上下に並ぶ中子に対応する上記抜け防止部材を、上記引張部材を引っ張って上記被係合部から抜き出すと共に、上記シャッター部材を徐々に上方に移動させ、
上記付勢部材に付勢されて飛び出した中子で、下側から順番に上記第1接続用開口端部と上記第2接続用開口端部とを接続する
ことを特徴とするプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材の使用方法。 - 請求項1から5のいずれか1つに記載のプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材の使用方法であって、
上記第1埋設管に上記第1埋設管接続部が接続され、上記第2埋設管に上記第2埋設管接続部が接続され、上記第1埋設管接続部の上記第1接続用開口端部が上記第2プレキャストコンクリート壁の側面と対向する側面に開口し、かつ上記第2埋設管接続部の上記第2接続用開口端部が上記第1プレキャストコンクリート壁の側面と対向する側面に開口するように複数組の上記第1及び第2埋設管が上下に直線状に並ぶ上記第1及び第2プレキャストコンクリート壁を準備し、
上記第1及び第2埋設管の接続用開口端部同士を接続する上記中子を上記付勢部材が挿入されたそれぞれの上記第1埋設管接続部に圧入し、
上記抜け防止部材及び引張部材を兼ねる、対応する中子の位置に合わせて長さの異なる上下に長い棒状の複数本のシャッター部材を上記被係合部にそれぞれ係合させて上記中子を抜け止めした状態で、上下に並ぶ全ての中子を塞ぐように上記シャッター部材を配置し、
引き抜くときには、上記複数本のシャッター部材を束ねた状態で一度に引き抜く
ことを特徴とするプレキャストコンクリート壁内埋設管の継手部材の使用方法。
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