JP2021195734A - 足場/養生ユニットの支持構造 - Google Patents
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Abstract
Description
ブラケットには、フレームのガイドレールを上下スライド可能にガイドするガイド部と、ガイドレールを固定するクランプとが別々の箇所に設けられている。
さらに、フレームの上下スライド時に、ガイドレールにクランプが干渉しない位置にクランプクランプを待避する作業が必要である。
この隙間を養生シートで覆う場合には、足場/養生ユニットを、足場/養生ユニットの幅よりも幅寸法の長い養生シートで覆うと共に、養生シートの幅方向の一部を、該足場/養生ユニットと隣接する足場/養生ユニットとの間の隙間を覆うようにはみ出させる。そして、養生ネット保持部材を隣接する他の足場/養生ユニットに到達するように伸ばして、その先端の係止部に、はみ出した養生シートの端部を係止する。これにより、足場/養生ユニットと足場/養生ユニットとの間の隙間を足場/養生ユニットからはみ出した養生シートで覆うことができ、かつはみ出した養生シートを固定することができる。したがって、隙間が無いように構造物の外面を養生シートで覆うことができる。
図1〜図15を用いて、本発明に係る足場/養生ユニットの支持構造の第1の実施形態について説明する。なお、図中、矢印Z方向は上下方向、矢印X方向は足場/養生ユニットの幅方向(水平方向)、矢印Y方向は上下方向と足場/養生ユニットの幅方向とに対して直交する方向(足場/養生ユニットの表裏方向。水平方向)を示している。
図1、及び図4に示すように、本実施形態の足場/養生ユニットの支持構造は、大別して、上下方向にスライドさせる足場/養生ユニット10と、建物などの建造物に取り付けられ、足場/養生ユニット10を上下にスライド可能にガイドする第1の状態、または足場/養生ユニット10をスライド不能に固定する第2の状態に選択可能(切り替え可能)なホルダー部としての足場/養生ユニット固定装置12とを備えている。なお、第1の状態、及び第2の状態の詳細は、後述する。
小フレーム14Aは、一例として、上下方向に延びて横方向に間隔を開けて配置される断面が長方形の角形鋼管からなる一対の縦材16aと、横方向に延びて上下方向に間隔を開けて配置され縦材16aと縦材16aとの間に掛け渡される複数本の鋼管からなる内側巾木18と、内側巾木18と内側巾木18との間に配置される鋼管からなる手摺20と、斜めに配置される鋼材からなるブレース22とを含んで構成されている。
一方、小フレーム14Bは、一例として、上下方向に延びて横方向に間隔を開けて配置される断面が長方形の角形鋼管からなる縦材16aと断面が正方形の角形鋼管からなる縦材16bと、横方向に延びて上下方向に間隔を開けて配置され縦材16aと縦材16bとの間に掛け渡される複数本の鋼管からなる内側巾木18と、内側巾木18と内側巾木18との間に配置される鋼管からなる手摺20と、斜めに配置される鋼材からなるブレース22とを含んで構成されている。
一例として、図3に示すように、足場/養生ユニット10のフレーム14の外側に、間隔を開けて同様の構造のフレーム14を配置し、建物側のフレーム14と外側のフレーム14とを根太15で連結し、根太15の上に作業員の歩行や作業を可能とする床板17を搭載した構成としてもよい。これにより、足場/養生ユニット10において、作業員は、横方向の移動や作業が容易になる。
次に、ガイドレール24の接続構造について説明する。
図5には、一方(図1における図面左側)の小フレーム14Aと、これに隣接する他方(図1における図面右側)の小フレーム14Aとの接続部分が示されている。図5に示すように、一方の小フレーム14Aの一方の縦材16aとガイドレール24とは鋼板からなるつなぎ部材28で連結されている。つなぎ部材28は、縦材16aの長手方向に間隔を開けて設けられており(図1(A)参照)、縦材16aとガイドレール24とに各々溶接等で固定されている。
また、他方の小フレーム14Aの縦材16aには、つなぎ部材28と平行に配置された鋼板からなるつなぎ部材26が溶接にて接合されている。
図4、及び図7に示すように、足場/養生ユニット固定装置12は、大別して、建物のベランダの立上部42に取り付けられるL型ブラケットA36と、L型ブラケットA36に支持されるL型ブラケットB38を備えている。
図7に示すように、L型ブラケットA36は、側面視でL字形状を呈した鋼板等からなるL字プレート40を備えている。
L型ブラケットB38は、側面視でL字形状を呈した鋼板等からなるL字プレート56を備えている。
図6、及び図7に示すように、固定/ガイド部材装着用プレート64には、フレーム側の側面に、ホルダー部としての固定/ガイド部66が設けられている。固定/ガイド部66は、固定/ガイド部材B68と固定/ガイド部材A70とを備えて構成されている。
図4,6,7,8に示すように、固定/ガイド部材B68は、鋼板などから形成され固定/ガイド部材装着用プレート64に沿って配置される長方形のベースプレート72を備えている。ベースプレート72の長手方向中央部には、鋼板などからなり、ベースプレート72に対して垂直に立設された側面視で湾曲した縦部材74が溶接などで固定されている。縦部材74の厚み方向両側には、ベースプレート72と縦部材74とに溶接などで固定された扇形状の補強板76が配置されている。
図9に示すように、固定/ガイド部材A70は、鋼板などからなり固定/ガイド部材装着用プレート64に沿って配置される長方形のベースプレート92を備えている。ベースプレート92の長手方向中央部には、鋼板などからなり、ベースプレート92に対して垂直に立設された側面視で湾曲した縦部材94が溶接などで固定されている。なお、縦部材94の厚み方向両側には、ベースプレート92と縦部材94とに溶接などで固定された扇形状の補強板96が配置されている。
図4、及び図6に示すように、固定/ガイド部材装着用プレート64の長孔104に、ネジ部材としての固定/ガイド部材装着用ボルト106の雄螺子部を挿入して、該雄螺子部を長孔104、及び固定/ガイド部材B68のベースプレート72に形成された丸孔90を貫通させ、貫通させた雄螺子部に螺合させたナット108と固定/ガイド部材装着用ボルト106の頭部106Aとで、ベースプレート72と固定/ガイド部材装着用プレート64とを挟み込むことで、固定/ガイド部材B68を固定/ガイド部材装着用プレート64に固定することができる。
固定/ガイド部材装着用プレート64の長孔104に固定/ガイド部材装着用ボルト106の雄螺子部を挿入して、長孔104、及び固定/ガイド部材A70のベースプレート92に形成された丸孔102を貫通させ、貫通させた雄螺子部に螺合させたナット108と固定/ガイド部材装着用ボルト106の頭部106Aとで、ベースプレート92と固定/ガイド部材装着用プレート64とを挟み込むことで、固定/ガイド部材A70を固定/ガイド部材装着用プレート64に固定することができる。
図1(B)、図2(B)に示すように、上記足場/養生ユニット10には、フレーム14の外側に、落下や転落防止用の養生ネット110が張られるようになっている。養生ネット110は、少なくともフレーム14の正面全体を覆う大きさに形成されている。本実施形態の養生ネット110は、その横幅がフレーム14の横幅よりも広めに形成されており、本実施形態では、フレーム14を正面視した際の左側の一部分が、フレーム14の左側の端部よりも外側へ帯状に突出するように取り付けられている。
図1(B)に示すように、フレーム14の図面左側の上端部、及び下端部には、養生ネット110の端部を保持する養生ネット保持部材112が設けられている。
次に、本実施形態の足場/養生ユニット10の固定、及び上方にスライドする際の手順を以下に説明する。
以上のように固定/ガイド部材B68、及び固定/ガイド部材A70をガイドレール24から離間させた状態で固定/ガイド部材装着用プレート64に固定し、図14(E)に示すように、ガイドレール24を支持しているガイドレール側つなぎ部材28の上下方向に足場/養生ユニット固定用ボルト80が位置しないように、足場/養生ユニット固定用ボルト80を回動させ、縦材側つなぎ部材26とガイドレール側つなぎ部材28のスライド経路(上下方向)から待避させることで、足場/養生ユニット10のスライドの準備(本発明の第1の状態)が整う。
足場/養生ユニット10のスライド時においては、ガイドレール24が、固定/ガイド部材B68、固定/ガイド部材A70、及び固定/ガイド部材装着用プレート64に囲まれてスライド自在に保持されているので、ガイドレール24は、足場/養生ユニット固定装置12から外れることなく足場/養生ユニット固定装置12にガイドされながらスムーズにスライドすることができる。
次に、足場/養生ユニット10を固定する際の手順を説明する。
(8) 固定/ガイド部材B68、及び固定/ガイド部材A70を固定している固定/ガイド部材装着用ボルト106に螺合しているナット108を緩め、固定/ガイド部材B68と固定/ガイド部材A70とを互いに接近させてガイドレール24に接触させる。
これにより、スライド後の足場/養生ユニット10が、ガイドレール24が固定/ガイド部66で固定される。
次に、養生ネット110の取り付けに関して説明をする。
足場/養生ユニット10を設置した後は、フレーム14の外面を覆うように養生ネット110が張られる。養生ネット110は、従来通り、図示しないロープ等を用いてフレーム14の適当な箇所で固定すればよい。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
10 足場/養生ユニット
12 足場/養生ユニット固定装置(ホルダー部)
24 ガイドレール
36 L型ブラケットA
38 L型ブラケットB
64 固定/ガイド部材装着用プレート(支持板)
68 固定/ガイド部材B(腕部)
70 固定/ガイド部材A(腕部)
74 縦部材
94 縦部材
104 長孔(調整部)
106 固定/ガイド部材装着用ボルト(ネジ部材,調整部)
112 養生ネット保持部材
118 スライドアーム支持体
Claims (4)
- 構造物の外面に沿ってスライド可能に設けられる足場/養生ユニットと、
前記足場/養生ユニットに設けられ、上下方向に延びるガイドレールと、
前記構造物に取り付けられ、前記ガイドレールをスライド可能にガイドする第1の状態と、前記ガイドレールを固定する第2の状態とを選択可能なホルダー部と、
を有する足場/養生ユニットの支持構造。 - 前記ホルダー部は、前記ガイドレールのスライド時において、前記ガイドレールとのクリアランスを調整する調整部を備えている、請求項1に記載の足場/養生ユニットの支持構造。
- 前記ホルダー部は、前記ガイドレールとの間に前記クリアランスを形成する一対の腕部と、前記構造物に固定され前記腕部が取り付けられる支持板とを備え、
前記調整部は、前記支持板または前記腕部に設けられた長孔と、前記腕部または前記支持板に設けられ前記長孔にスライド可能に挿入され固定可能なネジ部材と、を備えている、
請求項2に記載の足場/養生ユニットの支持構造。 - 養生シートで表面が覆われた複数の前記足場/養生ユニットが、前記構造物の前記外面の幅方向に沿って配置され、
前記足場/養生ユニットの幅方向側部の上部、及び下部には、隣接する他の前記足場/養生ユニットに向けて水平方向に伸縮する養生ネット保持部材が設けられ、
養生ネット保持部材の伸縮方向の先端部には、前記養生シートを係止する係止部が設けられている、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の足場/養生ユニットの支持構造。
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