JP2021194738A - 加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作画面を見ることなく保持ユニット及び加工ユニットを相対的に移動させても、移動指示が適切に入力できているか否かをオペレータが検知できる。【解決手段】被加工物を保持する保持ユニットと、被加工物を加工する加工ユニットと、該保持ユニット及び該加工ユニットを相対的に移動させる送りユニットと、タッチパネル付きディスプレイと、駆動源を含む作業ユニットと、を備える加工装置であって、該タッチパネル付きディスプレイは、該送りユニットを作動させて該保持ユニット及び該加工ユニットを相対的に所定距離移動させる指令の入力に使用される移動キーを含む操作画面を表示でき、該タッチパネル付きディスプレイに表示された該移動キーがタッチされたとき、該送りユニットを作動させて該保持ユニット及び該加工ユニットを相対的に該所定距離移動させると共に該作業ユニットの該駆動源を作動させることで加工装置自体に微振動を与える。【選択図】図1

Description

本発明は、被加工物を保持する保持ユニットと、該保持ユニットに保持された被加工物を加工する加工ユニットと、該保持ユニット及び該加工ユニットを相対的に移動させる送りユニットと、を備える加工装置に関する。
電子機器に搭載されるデバイスチップを製造する際、まず、半導体ウエーハの表面に互いに交差する複数の分割予定ラインを設定し、分割予定ラインで区画された各領域にIC(Integrated Circuit)やLSI(Large Scale Integration)等のデバイスを形成する。その後、研削装置でウエーハを裏面側から研削してウエーハを薄化し、切削装置、レーザ加工装置等を用いて該ウエーハを分割予定ラインに沿って分割する。すると、個々のデバイスチップが得られる。
研削装置、切削装置、及びレーザ加工装置等の加工装置は、被加工物を保持する保持ユニットと、保持ユニットに保持された被加工物を加工する加工ユニットと、保持ユニット及び加工ユニットを相対的に移動させる送りユニットと、を備える。さらに、加工装置は、情報を表示する表示ユニットの機能と、入力インターフェースの機能と、を兼ねるタッチパネル付きディスプレイと、各構成要素を制御する制御ユニットと、を備える。該加工装置は、被加工物を自在な加工条件で加工する(特許文献1参照)。
特開2008―279526号公報
タッチパネル付きディスプレイには、例えば、保持ユニット及び加工ユニットを相対的に移動させるための移動キーを含む操作画面が表示される。そして、加工装置のオペレータは、操作画面に含まれる移動キーをタッチすることで、保持ユニット及び加工ユニットを相対的に移動させる指示を制御ユニットに入力できる。オペレータは、保持ユニット及び加工ユニットを精密に所定の位置に移動させる際、該保持ユニット及び該加工ユニットを注視しながら操作画面を見ることなく移動キーをタッチすることがある。
そして、作業の最終段階では、移動キーの1回のタッチで僅か1μm程度の距離の移動を実施するいわゆるコマ送り移動が実施される。コマ送り移動を実施している間、保持ユニット及び加工ユニットの相対位置の変化は極微量であり、オペレータ自身でも移動が実行されていることを認識しづらいことがある。そして、コマ送り移動では、オペレータが操作画面を見ずに移動キーのタッチを繰り返す間にオペレータの指の位置が該移動キーから外れることがある。
すなわち、コマ送り移動を実施するオペレータは、意図せず移動キー以外の位置をタッチすることがある。しかしながら、該相対位置の変化は極微量であるため、オペレータが操作の誤りに気付きにくく作業効率を低下させる要因となっていた。例えば、移動キーを逐一確認しながら作業を進めることで誤操作を低減できるが、そのためにオペレータは視線の移動を繰り返さなければならず、やはり作業効率を低下させる要因となる。
本発明は係る問題点に鑑みてなされたものであり、操作画面を見ることなく保持ユニット及び加工ユニットを相対的に移動させても、移動指示が適切に入力できているか否かをオペレータが検知できる加工装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、被加工物を保持する保持ユニットと、該保持ユニットに保持された被加工物を加工する加工ユニットと、該保持ユニット及び該加工ユニットを相対的に移動させる送りユニットと、タッチパネル付きディスプレイと、駆動源を含む作業ユニットと、を備える加工装置であって、該タッチパネル付きディスプレイは、該送りユニットを作動させて該保持ユニット及び該加工ユニットを相対的に所定距離移動させる指令の入力に使用される移動キーを含む操作画面を表示でき、該タッチパネル付きディスプレイに表示された該移動キーがタッチされたとき、該送りユニットを作動させて該保持ユニット及び該加工ユニットを相対的に該所定距離移動させると共に該作業ユニットの該駆動源を作動させることで加工装置自体に微振動を与えることを特徴とする加工装置が提供される。
好ましくは、該作業ユニットは、該駆動源により回転されるスピンナテーブルを備え、該スピンナテーブルに載せられた該被加工物を洗浄する洗浄ユニットであり、該微振動は、該駆動源による該スピンナテーブルの回転動作及び停止動作により生じる。
本発明の一態様に係る加工装置には、保持ユニット及び加工ユニットを相対的に移動させる送りユニットの他に、駆動源を含む作業ユニットを備える。そして、タッチパネル付きディスプレイに表示された移動キーがタッチされたとき、送りユニットを作動させて保持ユニット及び加工ユニットを相対的に所定距離移動させる。このとき、作業ユニットの駆動源を作動させることで加工装置自体に微振動を与える。
そのため、タッチパネル付きディスプレイをタッチしたオペレータは、その指に該微振動を感じることにより、視線を移動させることなく移動キーのタッチが成功し指令が適切に受け付けられたことを確認できる。そして、この微振動は加工装置が備える様々な作業ユニットの一つにより発生できるため、微振動を発生させるための新たな振動源を加工装置に組み込む必要もない。そのため、極めて低コストでオペレータの作業効率を向上できる。
したがって、本発明の一態様により、操作画面を見ることなく保持ユニット及び加工ユニットを相対的に移動させても、移動指示が適切に入力できているか否かをオペレータが検知できる加工装置が提供される。
切削装置(加工装置)を模式的に示す斜視図である。 切削装置の内部構造を模式的に示す斜視図である。 洗浄ユニットを模式的に示す斜視図である。 洗浄ユニットを模式的に示す断面図である。 操作画面を表示するタッチパネル付きディスプレイを模式的に示す平面図である。
添付図面を参照して、本発明の一態様に係る実施形態について説明する。本実施形態に係る加工装置は、半導体ウエーハ等の被加工物を加工する加工装置である。まず、加工対象となる被加工物について説明する。被加工物は、略円板状の基板であり、例えば、シリコン、SiC(炭化ケイ素)、GaN(窒化ガリウム)等の半導体等の材料で形成されたウエーハである。なお、被加工物は、サファイア、ガラス、石英等の材料で形成されてもよい。
図3には、加工装置で加工された被加工物1を模式的に示す斜視図が含まれている。被加工物1の表面には、ストリートと呼ばれる互いに交差する複数の分割予定ラインが設定されており、複数の分割予定ラインにより区画された各領域には、IC、LSI等のデバイス5が形成されている。被加工物1は、分割予定ラインに沿って加工されることで、複数のデバイスチップに分割される。加工装置で加工された被加工物1には、該分割予定ラインに沿った加工痕3が形成される。
被加工物1を加工するときには、例えば、被加工物1の裏面側に、被加工物1よりも大きな径を有するテープ7を貼着する。テープ7は、ダイシングテープと呼ばれる。テープ7は、可撓性を有するフィルム状の基材を有する。基材層は、PO(ポリオレフィン)、PET(ポリエチレンテレフタラート)、PVC(ポリ塩化ビニル)、PS(ポリスチレン)等で形成されている。基材層の一方の面には、接着層(糊層)が設けられている。
接着層は、それぞれ紫外線硬化型のシリコーンゴム、アクリル系材料、エポキシ系材料等で形成されている。この接着層が、被加工物1の裏面側に貼り付けられる。テープ7を被加工物1に貼り付けることで、切削や搬送等の際における被加工物1への衝撃を緩和でき、被加工物1の損傷を低減できる。
テープ7の外周部には、アルミニウム、ステンレス鋼等の金属で形成されたリングフレーム9の内周部が貼り付けられる。リングフレーム9は、被加工物1の径よりも大きな径の開口部9aを有する。リングフレーム9の開口部9aの略中央に被加工物1を位置付けた状態で、被加工物1の裏面側とリングフレーム9の一面とにテープ7を貼り付けることで、フレームユニット11が形成される。
テープ7と、リングフレーム9と、と一体化されてフレームユニット11の一部となった被加工物1は、加工装置で加工される。図1は、本実施形態に係る加工装置の一例である切削装置2を模式的に示す斜視図である。ただし、該加工装置は、切削装置2に限定されない。なお、図1では、一部の構成要素を簡略化してブロック等で示す。
図1に示す通り、切削装置2の基台4の角部には、カセット13が載置されるカセット載置台6が設けられている。カセット載置台6は、昇降機構(不図示)により上下方向(Z軸方向)に昇降可能である。図1では、カセット載置台6に載置されたカセット13の輪郭を二点鎖線で示している。
基台4の上面のカセット載置台6に隣接する位置には、Y軸方向(左右方向、割り出し送り方向)に平行な状態を維持しながら互いに接近、離隔される一対のガイドレール8を含む仮置きテーブル10が設けられている。また、基台4の上面の仮置きテーブル10に隣接する位置には、カセット載置台6に載置されたカセット13に収容されたフレームユニット11をカセット13から搬出する搬出ユニット12が設けられている。搬出ユニット12は、リングフレーム9を把持できる把持部を前面に有する。
カセット13に収容されたフレームユニット11を搬出する際には、搬出ユニット12をカセット13に向けて移動させ、該把持部でリングフレーム9を把持し、その後、搬出ユニット12をカセット13から離れる方向に移動させる。すると、カセット13からフレームユニット11が仮置きテーブル10に引き出される。このとき、一対のガイドレール8をX軸方向に互い近接する方向に連動させて移動させ、該一対のガイドレール8でリングフレーム9を挟み込むと、フレームユニット11を所定の位置に位置付けられる。
基台4の上面のカセット載置台6に隣接する位置には、X軸方向(前後方向、加工送り方向)に長い開口4aが形成されている。開口4a内には、ボールねじ式のX軸移動機構(加工送りユニット)と、X軸移動機構の上部を覆う蛇腹状の防塵防滴カバー26と、が配設されている。
X軸移動機構は、X軸移動テーブル16の下部に接続されており、このX軸移動テーブル16をX軸方向に移動させる機能を有する。例えば、X軸移動テーブル16は、カセット載置台6に近接する搬出入領域と、後述の切削ユニット32の下方の加工領域と、の間を移動する。
X軸移動テーブル16上には、テーブルベース18と、該テーブルベース18に載る保持ユニット(チャックテーブル)20と、が設けられている。保持ユニット20の上部には、多孔質部材で形成されたポーラス板(不図示)が設けられている。ポーラス板には、保持ユニット20内に形成された吸引路(不図示)の一端が接続されている。
吸引路の他端には、エジェクタ等の吸引源(不図示)が接続されている。吸引源を動作させると、ポーラス板の表面には負圧が生じる。これにより、ポーラス板の表面は、テープ7の基材層側を吸引して保持する保持面として機能する。
保持ユニット20の下方には、保持ユニット20を所定の回転軸の周りに回転させる回転駆動機構(不図示)が設けられている。また、保持ユニット20の径方向外側には、リングフレーム9を把持するクランプ24が設けられている。保持ユニット20は、上述したX軸移動機構によってX軸方向に移動する。
仮置きテーブル10から保持ユニット20へのフレームユニット11の搬送は、基台4の上面の仮置きテーブル10及び開口4aに隣接する位置に設けられた第1の搬送ユニット14により実施される。第1の搬送ユニット14は、基台4の上面から上方に突き出た昇降可能であるとともに回転可能な軸部と、軸部の上端から水平方向に伸長した腕部と、腕部の先端下方に設けられた保持部と、を有する。
第1の搬送ユニット14で仮置きテーブル10から保持ユニット20へフレームユニット11を搬送する際には、X軸移動テーブル16を移動させて保持ユニット20を搬出入領域に位置付ける。そして、仮置きテーブル10に仮置きされているフレームユニット11のリングフレーム9を該保持部で保持し、フレームユニット11を持ち上げて、該軸部を回転させてフレームユニット11を保持ユニット20の上方に移動させる。
その後、フレームユニット11を下降させて保持ユニット20の保持面22に載せる。そして、クランプ24でリングフレーム9を固定するとともに、保持ユニット20でフレームユニット11のテープ7を介して被加工物1を吸引保持する。
切削装置2は、X軸移動テーブル16の搬出入領域から加工領域への移動経路の上方に、開口4aを横切るように配設された支持構造28を備える。そして、支持構造28には下方に向いた撮像ユニット30が設けられている。撮像ユニット30は、切削ユニット32の下方の加工領域へ移動する保持ユニット20に吸引保持された被加工物1の表面を撮像し、表面に設定された分割予定ラインの位置及び向きを検出する。
該加工領域には、保持ユニット20に保持されたフレームユニット11の被加工物1を切削(加工)する切削ユニット(加工ユニット)32が設けられている。切削ユニット32は、円環状の砥石部を外周に備える切削ブレード34と、先端部に切削ブレード34が装着され該切削ブレード34の回転軸となるY軸方向に沿ったスピンドル36と、を備える。
スピンドル36の基端側には、モータ等の回転駆動源(不図示)が連結されている。保持ユニット20で保持されたフレームユニット11に含まれる被加工物1に回転する切削ブレード34を切り込ませると、被加工物1を切削(加工)できる。すべての分割予定ラインに沿って被加工物1を切削すると、被加工物1が分割されて個々のデバイスチップが形成される。
より詳細には、被加工物1を切削ユニット32で切削する際、検出された分割予定ラインの向きがX軸方向(加工送り方向)に合うように保持ユニット20を回転させる。そして、切削ユニット32をY軸方向(割り出し送り方向)に沿って移動させて切削ブレード34を分割予定ライン上に位置付け、切削ユニット32を所定の高さ位置まで下降させ、保持ユニット20をX軸方向に沿って加工送りする。すると、回転する切削ブレード34が被加工物1に接触し、被加工物1が切削される。
ここで、保持ユニット20及び切削ユニット(加工ユニット)32を相対的に移動させる送りユニットについて詳述する。図2は、切削装置2の内部構造を模式的に示す斜視図である。図2に示す通り、保持ユニット20の下方には、X軸移動機構(送りユニット)54が設けられる。X軸移動機構54は、基台4aの上面に設けられX軸方向に平行な一対のX軸ガイドレール56を備える。X軸ガイドレール56には、X軸移動テーブル58がスライド可能に配設される。
X軸移動テーブル58の裏面側(下面側)には、ナット部(不図示)が設けられ、このナット部には、X軸ガイドレール56と平行なX軸ボールネジ60が螺合される。X軸ボールネジ60の一端部には、X軸パルスモータ62が連結される。X軸パルスモータ62でX軸ボールネジ60を回転させると、X軸移動テーブル58は、X軸ガイドレール56に沿ってX軸方向に移動する。
X軸移動機構54に隣接して、切削ユニット32を割り出し送り方向(Y軸方向)に移動させるY軸移動機構(送りユニット)64が設けられる。Y軸移動機構64は、基台4aの上面に設けられY軸方向に平行な一対のY軸ガイドレール66を備える。
Y軸ガイドレール66には、Y軸移動テーブル68がスライド可能に設置される。Y軸移動テーブル68は、Y軸ガイドレール66に接する基部68aと、基部68aに対して立設された壁部68bと、を備える。Y軸移動テーブル68の基部68aの裏面側(下面側)には、ナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、Y軸ガイドレール66と平行なY軸ボールネジ70が螺合される。
Y軸ボールネジ70の一端部には、Y軸パルスモータ72が連結される。Y軸パルスモータ72でY軸ボールネジ70を回転させると、Y軸移動テーブル68は、Y軸ガイドレール66に沿ってY軸方向に移動する。
Y軸移動テーブル68の壁部68bには、切削ユニット32を鉛直方向(Z軸方向)に移動させるZ軸移動機構(送りユニット)74が設けられる。Z軸移動機構74は、壁部68bの側面に設けられZ軸方向に平行な一対のZ軸ガイドレール76を備える。
Z軸ガイドレール76には、Z軸移動プレート78がスライド可能に設置される。Z軸移動プレート78の裏面側(壁部68b側)には、ナット部(不図示)が設けられ、このナット部には、Z軸ガイドレール76と平行なZ軸ボールネジ(不図示)が螺合される。
Z軸ボールネジの一端部には、Z軸パルスモータ80が連結される。Z軸パルスモータ80でZ軸ボールネジを回転させると、Z軸移動プレート78は、Z軸ガイドレール76に沿ってZ軸方向に移動する。このZ軸移動プレート78には、腕部82を介して切削ユニット32が支持される。
なお、本実施形態に係る切削装置(加工装置)2はこれに限定されず、保持ユニット20がY軸方向及びZ軸方向に沿って移動してもよく、切削ユニット32がX軸方向に沿って移動してもよい。以上に説明する通り、切削装置(加工装置)2は、保持ユニット20及び切削ユニット(加工ユニット)32を相対的に移動させる送りユニット(X軸移動機構54、Y軸移動機構64、及びZ軸移動機構74)を備える。
図1により本実施形態に係る切削装置(加工装置)2についてさらに説明する。切削ユニット32により被加工物1が切削された後、保持ユニット20は搬出入領域に移動される。
基台4の上面の仮置きテーブル10及び開口4aに隣接する位置には開口4bが形成されており、開口4bには加工後のフレームユニット11を洗浄する洗浄ユニット38が収容されている。洗浄ユニット38は、フレームユニット11を保持するスピンナテーブルを備えている。スピンナテーブルの下部には、スピンナテーブルを所定の速さで回転させる回転駆動源が連結されている。
図3は、洗浄ユニット38を模式的に示す一部破断斜視図である。図3では、説明の便宜のため洗浄ユニット38の一部の構造を省略している。また、図4は、洗浄ユニット38を模式的に示す断面図である。図3及び図4を用いて洗浄ユニット38について説明する。洗浄ユニット38は、スピンナテーブル機構84と、該スピンナテーブル機構84の周囲を囲む洗浄水受け機構86と、被加工物1を洗浄する洗浄機構116と、洗浄された被加工物1を乾燥させる乾燥機構108と、を備える。
スピンナテーブル機構84は、スピンナテーブル88と、該スピンナテーブル88を上面に垂直な方向に沿った軸の周りに回転させるモータ90と、モータ90を上下方向に移動可能に支持する支持機構92と、を有する。スピンナテーブル88の上部には、上方に露出する多孔質部材88aが配設されている。スピンナテーブル88の内部には、一端が図示しない吸引源に接続され、他端が多孔質部材88aに接続された吸引路(不図示)が配設されている。
スピンナテーブル88の上に被加工物1を載せ、該吸引源を作動させて該吸引路及び多孔質部材88aを通して被加工物1に負圧を作用させると、被加工物1がスピンナテーブル88に吸引保持される。すなわち、スピンナテーブル88の上面が保持面となる。
スピンナテーブル88の下部は出力軸94の上端が接続されており、出力軸94の下端には該モータ90が接続されている。出力軸94は、モータ90により生じた回転力をスピンナテーブル88に伝達する。
モータ90は、支持機構92により支持されている。支持機構92は、モータ90に取り付けられた複数のエアシリンダ98を備え、それぞれのエアシリンダ98の下部には支持脚96が接続されている。各エアシリンダ98を同時に作動させると、モータ90及びスピンナテーブル88を昇降できる。
被加工物1の搬出入時には、支持機構92を作動させて所定の搬出入位置にスピンナテーブル88を上昇させ、被加工物1の洗浄時には、所定の洗浄位置にスピンナテーブル88を下降させる。図4には、スピンナテーブル88が搬出入位置に上昇した状態の洗浄ユニット38が模式的に示されている。
洗浄水受け機構86は、円筒状の外周壁100aと、外周壁100aの下部から径方向内側に張り出した円環状の底壁100bと、底壁100bの内周側から上方に立設された内周壁100cと、を備える。内周壁100cの内側は貫通孔102となり、貫通孔102には出力軸94が通される。出力軸94の外周には、内周壁100cを外周側から囲む大きさのカバー部材126が設けられている。
底壁100bには排水口104が設けられており、排水口104には排水路106が接続されている。洗浄水受け機構86に洗浄液が落下すると、洗浄液は排水口104から排水路106を経て外部に排出される。スピンナテーブル88が該洗浄位置に下降すると、内周壁100cが該カバー部材126に囲まれるため、貫通孔102を経たモータ90側への洗浄液の飛散が抑制される。
底壁100bには、乾燥機構108のパイプ状の軸部114が突き通されている。軸部114は、スピンナテーブル88の外側で該スピンナテーブル88の上面に垂直な方向に沿って伸長したパイプ状の部材であり、スピンナテーブル88の上面の高さよりも高い位置に達し、上端に腕部112が接続されている。軸部114の基端側には該軸部114を回転させるモータ114a(図4参照)が接続されており、軸部114はモータ114aにより回転される。
腕部112は、軸部114からスピンナテーブル88の中央までの距離に相当する長さで該軸部114の伸長方向に垂直な方向に伸長したパイプ状の部材である。腕部112の先端には、下方に向いた乾燥ノズル110が配設される。乾燥機構108は、図示しないエアー供給源を備え、軸部114及び該腕部112を経て乾燥ノズル110からスピンナテーブル88に保持された被加工物1に向けエアーを噴出させ、該被加工物1に付着した洗浄液を除去する機能を有する。
底壁100bには、さらに、洗浄機構116のパイプ状の軸部122が突き通されている。軸部122は、スピンナテーブル88の外側で該スピンナテーブル88の上面に垂直な方向に沿って伸長したパイプ状の部材であり、該スピンナテーブル88の上面の高さよりも高い位置に達し、上端に腕部120が接続されている。軸部122の基端側には該軸部122を回転させるモータ122a(図4参照)が接続されており、軸部122はモータ122aにより回転される。
腕部120は、軸部122からスピンナテーブル88の中央までの距離に相当する長さで該軸部122の伸長方向に垂直な方向に伸長したパイプ状の部材である。腕部120の先端には、下方に向いた洗浄ノズル118が配設される。洗浄機構116は、図示しない洗浄液供給源を備え、軸部122及び腕部120を経て洗浄ノズル118からスピンナテーブル88に保持された被加工物1に向け洗浄液を噴出させ、該被加工物1に付着した加工屑等を除去する機能を有する。
スピンナテーブル88の上部の外周側には、フレームユニット11のリングフレーム9を保持するクランプ124が配設されている。該クランプ124は、スピンナテーブル88の回転により生じる遠心力により下側の錘部分が外周側に移動することで自動的に上側の把持部が内周側に倒れてリングフレーム9を把持する。
図1に示す通り、切削装置2は、搬出入領域に位置付けられた保持ユニット20から洗浄ユニット38にフレームユニット11を搬送する第2の搬送ユニット40を備える。第2の搬送ユニット40は、Y軸方向に沿って移動可能な腕部と、腕部の先端下方に設けられた保持部と、を有する。
第2の搬送ユニット40で保持ユニット20から洗浄ユニット38へフレームユニット11を搬送する際には、まず、フレームユニット11を該保持部で保持する。そして、腕部をY軸方向に沿って移動させ、フレームユニット11を洗浄ユニット38のスピンナテーブル88の上に載せる。その後、スピンナテーブル88でフレームユニット11を保持して被加工物1を洗浄する。
洗浄ユニット38で被加工物1を洗浄する際には、スピンナテーブル88を高速で回転させながら被加工物1に向けて洗浄ノズル118から洗浄液(代表的には、水とエアーとを混合した混合流体)を噴射する。その後、乾燥ノズル110から被加工物1に乾燥空気を噴射して、洗浄液を除去する。そして、洗浄ユニット38で洗浄されたフレームユニット11は、カセット載置台6に載るカセット13に収容される。
カセット13にフレームユニット11を収容する際には、第1の搬送ユニット14を使用して洗浄ユニット38から仮置きテーブル10にフレームユニット11を搬送する。そして、搬出ユニット12をカセット13に向けて移動させてフレームユニット11をカセット13に押し入れる。
このように、切削装置2では、カセット13からフレームユニット11が搬出され、フレームユニット11が保持ユニット20で吸引保持され、フレームユニット11に含まれる被加工物1が切削ユニット32で加工される。その後、フレームユニット11が洗浄ユニット38で洗浄されてカセット13に再び収容される。切削装置2では、カセット13から次々にフレームユニット11が搬出され、保持ユニット20上において切削ユニット32で次々に被加工物1が切削される。
切削装置2は、各種の情報を表示できる表示ユニットを筐体の表面に備える。表示ユニットは、例えば、液晶ディスプレイや有機ELパネル等で構成される。さらに、切削装置2は、各種の指令の入力等に使用される入力インターフェースを備える。該入力インターフェースは、例えば、表示ユニットの前面に重ねられるタッチパネルである。すなわち、切削装置2は、表示ユニットの機能及び入力インターフェースの機能を兼ねたタッチパネル付きディスプレイ42を備える。
また、切削装置2は、各構成要素を制御する制御ユニット44を備える。制御ユニット44は、CPU(Central Processing Unit)等の処理装置、及び、フラッシュメモリ等の記憶装置を含むコンピュータによって構成される。記憶装置に記憶されるプログラム等のソフトウェアに従い処理装置を動作させることによって、制御ユニット44は、ソフトウェアと処理装置(ハードウェア資源)とが協働した具体的手段として機能する。
切削装置(加工装置)2のメンテナンス等のタイミングにおいて、オペレータは、保持ユニット20及び切削ユニット32を相対的に移動させて位置の調整を実施することがある。保持ユニット20及び切削ユニット32の相対的な移動は、上述の通り、送りユニット(X軸移動機構54、Y軸移動機構64、及びZ軸移動機構74)により実施される。例えば、タッチパネル付きディスプレイ42は、移動キーを含む操作画面を表示できる。そして、オペレータは、該操作画面を利用して送りユニットを操作できる。
図5には、操作画面128を表示するタッチパネル付きディスプレイ42が模式的に示されている。操作画面128には、送りユニットを作動させて保持ユニット20及び切削ユニット32を相対的に所定距離移動させる指令の入力に使用される移動キー132が含まれる。また、操作画面128は、タッチパネル付きディスプレイ42に操作画面128が表示されていることを示す画面説明130や、各種の情報を示す情報表示134が含まれてもよい。
操作画面128に含まれる移動キー132について説明する。移動キー132は、例えば、互いに異なる方向への移動の指令の入力に使用される複数の方向キー132a,132b,132c,132dから構成される。各方向キー132a,132b,132c,132dが表示されている箇所においてタッチパネル付きディスプレイ42を指でタッチすると、所定の方向に保持ユニット20及び切削ユニット32を相対的に移動させるように送りユニットが作動する。
例えば、移動キー132を一度タッチ(タップ)すると、送りユニットにより所定の距離の相対移動が実施される。また、移動キー132をタッチし続けると、所定の方向に保持ユニット20及び切削ユニット32が相対的に移動し続ける。
操作画面128を使用して送りユニットを作動させる際の移動速度は、オペレータが任意に選択可能でもよい。例えば、保持ユニット20及び切削ユニット32の位置の調整の初期では、目標となる所定の位置関係に大きく近づけられるように、移動速度が大きくできるとよい。また、該所定の位置関係に近づいている際に、保持ユニット20及び切削ユニット32を精密に移動できるように、移動速度を小さくできるとよい。
例えば、移動キー132を一度タッチしたときの送りユニットによる相対移動距離が変化することで移動速度が変更できてもよい。または、連続的に移動キー132をタッチし続けたときの保持ユニット20及び切削ユニット32の相対的な移動速度が変更できてもよい。そして、位置の調整の最終段階では該移動速度が極めて小さく設定され、例えば、移動キー132を一度タッチしたときの最小の移動距離は1μm程度とされる。
ここで、位置の調整作業を実施するオペレータは、該最終段階においては保持ユニット20及び切削ユニット32を注視しながら、操作画面128を見ずに指で移動キー132をタッチする。移動キー132がタッチされると送りユニットが作動して相対移動が実施されるが、保持ユニット20及び切削ユニット32の相対位置の変化は外観からはわかりにくい。
そして、操作を実施している間に、気付かぬうちにオペレータの指の位置が移動キー132からはずれた位置に移動することがある。移動キー132が切削装置2の筐体に設けられた物理的な操作ボタンであれば、指が該移動キー132からずれたことをオペレータは触覚で理解できる。しかしながら、タッチパネルの表面は平坦であり、指が移動キー132からずれても触覚に何ら変化はないため、操作画面128を見ていない限り指の位置ずれには気付きにくい。
この状態でオペレータがタッチパネルをタッチしても、送りユニットが作動せず相対移動は生じないが、もともと送りユニットが正常に作動しても相対位置の変化が極めて小さいため、送りユニットが作動していないことをオペレータが気付くには時間がかかる。そこで、移動キー132をタッチする際に逐一オペレータが操作画面128を視認して、指の位置ずれを防止することも考えられるが、この場合にオペレータが視線の移動を繰り返すこととなるため作業効率は低下する。
そこで、本実施形態に係る切削装置(加工装置)2では、タッチパネル付きディスプレイ42に表示された移動キー132がタッチされたとき、送りユニットを作動させて相対移動を実施すると共に、加工装置自体に微振動を与える。そして、移動キー132をタッチしたオペレータの指に該微振動が伝わると、該オペレータは、送りユニットが適切に作動したことを確認できる。ここで、微振動とは、短時間(例えば、1秒間以下の時間)で終了する振動をいう。
なお、微振動は、切削装置2が備える作業ユニットにより発生する。ここで、作業ユニットとは、駆動源を備え、送りユニットが実施する保持ユニット20及び切削ユニット(加工ユニット)32の相対移動以外の所定の作業を実施するユニットをいう。何らかの駆動源を備えるユニットは、該微振動を生じさせる作業ユニットとして使用できる。
例えば、該作業ユニットは、昇降用の駆動源を備えるカセット載置台6、前後方向に移動可能な搬出ユニット12、互いに接近離反する一対のガイドレール8を備える仮置きテーブル10、及び回転駆動源を備える第1の搬送ユニット14等である。さらに、該作業ユニットは、前後方向に移動できる第2の搬送ユニット40、様々な駆動源を有する洗浄ユニット38等でもよい。
すなわち、本実施形態に係る切削装置(加工装置)2は、微振動を発生させるための専用の駆動源は必要とせず、何らかの駆動源を有するこれらの作業ユニットを利用して微振動を発生させる。そのため、専用の駆動源を設置するためのコストは不要である。
作業ユニットの駆動源に微振動を生じさせるように該作業ユニットを制御する制御ユニット44の構成について説明する。上述の通り、制御ユニット44の機能は、予め制御ユニット44の記憶部に格納されたソフトウェア等の機能より実現される。
図1に示す通り、制御ユニット44は、例えば、タッチパネル付きディスプレイ42に操作画面128を表示させる操作画面表示部46を備える。操作画面128を使用して送りユニットを作動させ保持ユニット20及び切削ユニット32を相対的に移動させる際、オペレータは、操作画面128をタッチパネル付きディスプレイ42に表示させる指令を制御ユニット44に入力する。このとき、操作画面表示部46は、操作画面128をタッチパネル付きディスプレイ42に送り表示させる。
制御ユニット44は、タッチパネル付きディスプレイ42のタッチパネルにオペレータがタッチしたことを検出するタッチ検出部48を備える。該タッチパネルにオペレータの指が触れたとき、タッチパネル付きディスプレイ42は、該指に触れられた位置に関する情報を制御ユニット44に送る。そして、タッチ検出部48は、操作画面128に表示された移動キー132のいずれの方向キー132a,132b,132c,132dがタッチされたかを受信した該情報から判定する。
制御ユニット44は、送りユニットを制御して保持ユニット20及び切削ユニット32を相対的に移動させる移動指示部50を備える。タッチ検出部48は、タッチされた方向キー132a,132b,132c,132dに関する情報、または、タッチされた方向キー132a,132b,132c,132dが示す送りユニットの作動内容を移動指示部50に伝達する。そして、移動指示部50は、送りユニットを制御して所定の方向の相対移動を実施させる。
さらに、制御ユニット44は、切削装置(加工装置)2が備える駆動源を含む作業ユニットの該駆動源を制御して切削装置(加工装置)2自体に微振動を与える振動指示部52を備える。タッチ検出部48は、タッチ検出部48または移動指示部50から送りユニットによる該相対移動が実施されるとの情報を受ける。そして、振動指示部52は、タッチパネル付きディスプレイ42に触れているオペレータの指に伝わるような微振動を該駆動源に生じさせる。
例えば、振動指示部52は、作業ユニットとして洗浄ユニット38に指示し、切削装置2自体に与える微振動を発生させる。洗浄ユニット38は、上述の通り、スピンナテーブル88を回転させるモータ90を備えており、該微振動の発生には該モータ90を利用できる。例えば、モータ90が一瞬だけ順方向にスピンナテーブル88を回転させ、次の瞬間にスピンナテーブル88を逆方向に回転させ、その後にスピンナテーブル88を停止させる。すると、オペレータの指に伝わるような微振動が切削装置2に生じる。
そのため、オペレータは、移動キー132へのタッチが切削装置2の制御ユニット44に検出されたことを理解でき、保持ユニット20及び切削ユニット32の相対移動が実施されていることを確認できる。また、オペレータの指が移動キー132から外れた位置でタッチパネルをタッチした場合に切削装置2に微振動が生じないため、オペレータは指の位置がずれていることに気付ける。この場合、操作画面128を視認しながら指を適切な位置に戻すことで、オペレータは所望の通りに送りユニットを操作できる。
なお、洗浄ユニット38が備えるモータ90以外の駆動源により微振動が生じてもよい。例えば、洗浄ユニット38は、乾燥機構108の軸部114を回転させるモータ114a、洗浄機構116の軸部122を回転させるモータ122a、モータ90及びスピンナテーブル88を昇降させるエアシリンダ98等の駆動源を備える。そして、微振動は、モータ114a、モータ122a、または、エアシリンダ98等により生じてもよい。
以上に説明する通り、本実施形態に係る切削装置(加工装置)2は、タッチパネル付きディスプレイ42に表示された移動キー132がタッチされたとき、送りユニットを作動させて保持ユニット20及び切削ユニット(加工ユニット)32を相対的に所定距離移動させる。このとき、作業ユニットの駆動源を作動させることで切削装置(加工装置)2自体に微振動を与える。
そのため、タッチパネル付きディスプレイ42をタッチしたオペレータは、その指に該微振動を感じることにより、視線を移動させることなく移動キー132のタッチが成功し指令が適切に受け付けられたことを確認できる。そして、この微振動は切削装置(加工装置)2が備える様々な作業ユニットの一つにより発生できるため、微振動を発生させるための新たな振動源を加工装置に組み込む必要もない。そのため、極めて低コストでオペレータの作業効率を向上できる。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。上記実施形態では、被加工物1を加工する加工装置が被加工物1を切削する切削装置2である場合を例に説明したが、該加工装置は、これに限定されない。すなわち、該加工装置は、被加工物1を裏面側から研削する研削装置や、被加工物1を分割予定ラインに沿ってレーザ加工するレーザ加工装置でもよい。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
1 被加工物
3 加工痕
5 デバイス
7 テープ
9 リングフレーム
9a 開口部
11 フレームユニット
13 カセット
2 切削装置
4 基台
4a,4b 開口
6 カセット載置台
8 ガイドレール
10 仮置きテーブル
12 搬出ユニット
14,40 搬送ユニット
16 X軸移動テーブル
18 テーブルベース
20 保持ユニット
22 保持面
24 クランプ
26 防塵防滴カバー
28 支持構造
30 撮像ユニット
32 切削ユニット
34 切削ブレード
36 スピンドル
38 洗浄ユニット
42 タッチパネル付きディスプレイ
44 制御ユニット
46 操作画面表示部
48 タッチ検出部
50 移動指示部
52 振動指示部
54,64,74 移動機構
56,66,76 ガイドレール
58,68 移動テーブル
60,70 ボールネジ
62,72,80 パルスモータ
68a 基部
68b 壁部
78 Z軸移動プレート
82 腕部
84 スピンナテーブル機構
86 洗浄水受け機構
88 スピンナテーブル
88a 多孔質部材
90 モータ
92 支持機構
94 出力軸
96 支持脚
98 エアシリンダ
100a 外周壁
100b 底壁
100c 内周壁
102 貫通孔
104 排水口
106 排水路
108 乾燥機構
110 乾燥ノズル
112,120 腕部
114,122 軸部
114a,122a モータ
116 洗浄機構
118 洗浄ノズル
124 クランプ
126 カバー部材
128 操作画面
130 画面説明
132 移動キー
132a,132b,132c,132d 方向キー
134 情報表示

Claims (2)

  1. 被加工物を保持する保持ユニットと、該保持ユニットに保持された被加工物を加工する加工ユニットと、該保持ユニット及び該加工ユニットを相対的に移動させる送りユニットと、タッチパネル付きディスプレイと、駆動源を含む作業ユニットと、を備える加工装置であって、
    該タッチパネル付きディスプレイは、該送りユニットを作動させて該保持ユニット及び該加工ユニットを相対的に所定距離移動させる指令の入力に使用される移動キーを含む操作画面を表示でき、
    該タッチパネル付きディスプレイに表示された該移動キーがタッチされたとき、該送りユニットを作動させて該保持ユニット及び該加工ユニットを相対的に該所定距離移動させると共に該作業ユニットの該駆動源を作動させることで加工装置自体に微振動を与えることを特徴とする加工装置。
  2. 該作業ユニットは、該駆動源により回転されるスピンナテーブルを備え、該スピンナテーブルに載せられた該被加工物を洗浄する洗浄ユニットであり、
    該微振動は、該駆動源による該スピンナテーブルの回転動作及び停止動作により生じることを特徴とする請求項1記載の加工装置。
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