JP2021192497A - マイクカバー及びカバー付きマイク - Google Patents
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Description
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、マイクを使用する際に、使用者の口から出る唾液等の飛沫が周囲に飛散することを確実かつ効果的に防止することができるマイクカバー及びカバー付きマイクを提供することを目的とする。
前記マイクの使用時に該マイクの集音部を挟んで該マイクの使用者の少なくとも口の前方を遮蔽するカバー部材と、該カバー部材を前記グリップ部に固定する固定手段とを有する。
図1〜図3に示す本発明の第1の実施の形態に係るマイクカバー10は、図4に示すように、マイク11のグリップ部12に着脱可能に取り付けられて、マイク11を使用する際に、使用者13の口14から出る唾液等の飛沫が周囲に飛散することを防止して、飛沫に含まれるウィルスや細菌等による病気の感染(飛沫感染)を防ぐものである。
マイクカバー10は、図4に示すように、マイク11の使用時にマイク11の集音部11aを挟んで(マイク11の前側で)、マイク11の使用者13の少なくとも口14の前方を遮蔽するカバー部材15と、カバー部材15をグリップ部12に固定する固定手段16とを有している。ここで、カバー部材15は、図2に示すように、平面視して前側に凸の円弧状に湾曲しているものが好適に用いられるが、マイク11の使用時に使用者13の少なくとも口14の前方を遮蔽することができればよく、その形状、大きさ及び厚さは、適宜、選択することができる。また、カバー部材15の材質としては、メタクリル樹脂が好適に用いられるが、ABS樹脂、ポリプロピレン(PP)又はポリカーボネート(PC)等のその他の合成樹脂を適宜、選択することができる。なお、カバー部材15は無色透明であることが好ましいが、有色透明又は不透明でもよい。
さらに、固定手段16は、グリップ装着部17とカバー保持部18とを放射状に連結する3箇所の連結部19を有している。なお、連結部は、グリップ装着部17とカバー保持部18とを連結できるものであればよく、連結部の形状、数、大きさ及び配置は、適宜、選択することができる。また、グリップ装着部及びカバー保持部と連結部は一体に形成することもできるが、グリップ装着部及びカバー保持部の材質及び構造によっては、固定手段の各部を別部材で形成して連結してもよい。
また、図1、図3に二点鎖線で示したように、カバー部材15の上縁部に、使用者13の顔22に密着可能な当接部23を形成すれば、カバー部材15と顔22との密着性を高め、飛沫の飛散防止効果をさらに向上させることができる。このとき、当接部23は、例えばカバー部材15の上縁部を円弧状に切り欠くことにより形成することができるが、当接部は顔22の表面に密着できればよく、その形状及び大きさは、適宜、選択することができる。なお、当接部には、前述と同様の緩衝部材を取り付けることができる。また、カバー部材は、使用者13の口14だけでなく、同時に鼻24の前方も遮蔽するように使用することもでき、くしゃみ等による鼻水の飛散も防止することができる。
マイクカバー25がマイクカバー10と異なる点は、図5〜図7に示すように、カバー部材27が略半球状(椀状)に形成され、集音部11aと離間して集音部11aの周囲を覆っている点と、固定手段28が、カバー部材27と一体に形成され、グリップ部12が挿通されるグリップ装着孔29を有する点である。これにより、カバー部材27で集音部11aの前側を全体的に覆うことができるので、使用時にカバー付きマイク26を上下左右に動かしたり、水平面に対してグリップ部12の軸心の角度(傾き)を変化させたりしても、カバー部材27で集音部11aを間に挟んで使用者13の口14の前方を遮蔽することができ、飛沫の飛散を確実に防止することができる。本実施の形態では、カバー部材を略半球状に形成したが、カバー部材は、集音部11aの周囲を覆うことができればよく、その形状は、適宜、選択することができる。例えば、グリップ装着孔の周囲を平坦状に形成してもよい。また、グリップ装着孔の位置は、カバー部材の形状及び大きさに応じて、適宜、選択することができる。なお、図5、図6に示すように、固定手段28が、グリップ装着孔29の内周でグリップ部12の外周面に当接する弾性変形部30を有することにより、固定手段28(グリップ装着孔29)とグリップ部12を確実に固定することができ、マイクカバー25(カバー部材27)の位置ずれやマイクカバー25がマイク11(グリップ部12)から脱落(落下)することを効果的に防止できる。また、グリップ部12の寸法(太さ)の違いを弾性変形部30の変形で吸収することができ、固定安定性及び汎用性を向上させることができる。弾性変形部の材質としては、発泡ウレタン(ウレタンフォーム)又はスポンジが好適に用いられるが、軟質性のゴムを用いてもよい。
例えば、第1の実施の形態において、カバー部材と固定手段は、合成樹脂により一体成型することもでき、その場合、固定手段のカバー保持部は省略できる。また、カバー部材の周縁部には必要に応じて補強部を設けることができる。補強部は、カバー部材の周縁部を肉厚にしてカバー部材と一体に形成してもよいし、別部材で形成した補強材をカバー部材の周縁部に取り付けて(固定して)形成してもよい。さらに、固定手段及び補強部(補強材)の一部又は全部は、金属製とすることもできるし、金属製の芯材の外周をゴム又は合成樹脂で被覆した構造とすることもできる。また、可撓性を有する材質でグリップ装着部を形成することにより、マイクのグリップ部の外形に沿うようにグリップ装着部を変形させてグリップ部に固定することができ、汎用性及び固定安定性を向上させることができる。なお、カバー部材及び固定手段は、こまめに消毒を行うことが好ましいが、カバー部材を厚紙、段ボールその他の保形性を有する紙若しくは薄肉の合成樹脂で形成し、使い捨てにしてもよいし、カバー部材の表面(少なくとも使用者の口と対向する面)に、合成樹脂等でシート状若しくはフィルム状に形成された保護カバー又は不織布若しくはガーゼ等で形成されたシート状の吸収材を取り付け、使用後に保護カバー又は吸収材のみを交換するようにしてもよい。また、保護カバーを袋状に形成してカバー部材全体を覆う(カバー部材に被せる)こともできる。なお、カバー部材及び固定手段には、必要に応じて抗菌処理を施してもよい。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、マイクを使用する際に、使用者の口から出る唾液等の飛沫が周囲に飛散することを確実かつ効果的に防止することができるマイクカバー及びカバー付きマイクを提供することを目的とする。本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので、小型でありながら磁性流体の粘度の制御に必要な高い磁束の生成、消滅が可能であり、外部に漏れ磁束を発生させることもなく、壊れ易い対象物や小さな対象物でも確実に把持することができる汎用性、実用性に優れた把持機構及び把持装置を提供することを目的とする。
平面視して前側に凸の円弧状に湾曲し、前記マイクの使用時に該マイクの集音部を挟んで該マイクの使用者の少なくとも口の前方を遮蔽するカバー部材と、該カバー部材を前記グリップ部に固定する固定手段とを有し、該固定手段は、前記グリップ部に装着されるグリップ装着部と、前記カバー部材を保持するカバー保持部とを有する。前記目的に沿う第1の発明に係る把持機構は、柔軟性を有する袋体に封入された磁性流体の粘性を制御して対象物を把持する把持機構において、
前記袋体の一側に配置された永久磁石と、該永久磁石を回転させることによって前記磁性流体に作用する磁束の量を増減させる回転駆動部とを有する。
半球状に形成され、前記マイクの使用時に該マイクの集音部と離間して該集音部の周囲を覆い、該集音部を挟んで該マイクの使用者の少なくとも口の前方を遮蔽するカバー部材と、該カバー部材を前記グリップ部に固定する固定手段とを備え、該固定手段は、前記カバー部材と一体に形成され、前記グリップ部が挿通されるグリップ装着孔を有し、該グリップ装着孔は、正面視して円形の前記カバー部材の中心からずれた位置に形成されていることが好ましい。
図1〜図3に示す本発明の第1の実施の形態に係るマイクカバー10は、図4に示すように、マイク11のグリップ部12に着脱可能に取り付けられて、マイク11を使用する際に、使用者13の口14から出る唾液等の飛沫が周囲に飛散することを防止して、飛沫に含まれるウィルスや細菌等による病気の感染(飛沫感染)を防ぐものである。
マイクカバー25がマイクカバー10と異なる点は、図5〜図7に示すように、カバー部材27が略半球状(椀状)に形成され、集音部11aと離間して集音部11aの周囲を覆っている点と、固定手段28が、カバー部材27と一体に形成され、グリップ部12が挿通されるグリップ装着孔29を有する点である。これにより、カバー部材27で集音部11aの周囲を全体的に覆うことができ、カバー付きマイク26の使用時にグリップ部12の角度が変化しても、飛沫の飛散を確実に防止することができる。
例えば、第1の実施の形態において、カバー部材と固定手段は、合成樹脂により一体成型することもでき、その場合、固定手段のカバー保持部は省略できる。また、カバー部材の周縁部には必要に応じて補強部を設けることができる。補強部は、カバー部材の周縁部を肉厚にしてカバー部材と一体に形成してもよいし、別部材で形成した補強材をカバー部材の周縁部に取り付けて(固定して)形成してもよい。
また、第2の実施の形態では、カバー部材全体を半球状に形成したが、グリップ装着孔の周囲を平坦状に形成してもよいし、カバー部材を半球状以外の形状に形成してもよい。
Claims (9)
- マイクのグリップ部に着脱可能に取り付けられるマイクカバーであって、
前記マイクの使用時に該マイクの集音部を挟んで該マイクの使用者の少なくとも口の前方を遮蔽するカバー部材と、該カバー部材を前記グリップ部に固定する固定手段とを有することを特徴とするマイクカバー。 - 請求項1記載のマイクカバーにおいて、前記固定手段は、前記グリップ部に装着されるグリップ装着部と、前記カバー部材を保持するカバー保持部とを有することを特徴とするマイクカバー。
- 請求項2記載のマイクカバーにおいて、前記固定手段は、前記グリップ装着部と前記カバー保持部とを連結する連結部を有することを特徴とするマイクカバー。
- 請求項1〜3のいずれか1記載のマイクカバーにおいて、前記カバー部材は、平面視して前側に凸の円弧状に湾曲していることを特徴とするマイクカバー。
- 請求項1〜4のいずれか1記載のマイクカバーにおいて、前記カバー部材の上縁部に、前記使用者の顔に密着可能な当接部が形成されていることを特徴とするマイクカバー。
- 請求項1記載のマイクカバーにおいて、前記カバー部材は半球状に形成され、前記集音部と離間して該集音部の周囲を覆うことを特徴とするマイクカバー。
- 請求項6記載のマイクカバーにおいて、前記固定手段は、前記カバー部材と一体に形成され、前記グリップ部が挿通されるグリップ装着孔を有することを特徴とするマイクカバー。
- 請求項7記載のマイクカバーにおいて、前記固定手段は、前記グリップ装着孔の内周若しくは周縁で前記グリップ部の外周面に当接する弾性変形部を有することを特徴とするマイクカバー。
- 請求項1〜8のいずれか1記載のマイクカバーを備えたことを特徴とするカバー付きマイク。
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JP2021197627A (ja) * | 2020-06-12 | 2021-12-27 | 有限会社ヴォイス | マイクロフォン用飛沫遮蔽板及びマイクロフォン |
JP7473887B2 (ja) | 2020-07-16 | 2024-04-24 | 大下産業株式会社 | マイクロホン装置、マイクロホン装置に取り付けられる部品、及び方法 |
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WO2015003239A1 (en) * | 2013-07-12 | 2015-01-15 | Durrani Romana | Convenient on/off face mask |
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2020
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""(群馬)警戒度2に引き下げ カラオケやバーも休業解除"", 朝日新聞デジタル [ONLINE], JPN6020032481, 31 May 2020 (2020-05-31), pages 1, ISSN: 0004392065 * |
""手作りマイクシールド"", ファミリーケアサポートともにぃ [ONLINE], JPN6020044735, 26 May 2020 (2020-05-26), pages 全文, 全図, ISSN: 0004392066 * |
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