JP3233719U - フェイスシールド用ヨウ素系抗菌剤揮散シート、抗菌性フェイスシールド、及び抗菌性フェイスシールドセット - Google Patents

フェイスシールド用ヨウ素系抗菌剤揮散シート、抗菌性フェイスシールド、及び抗菌性フェイスシールドセット Download PDF

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Abstract

【課題】フェイスシールドを着用したときに、シールド部で顔面を覆うことによって形成される半密閉空間を除菌又は抗菌することができる抗菌性フェイスシールドを提供する。
【解決手段】抗菌性フェイスシールド10は、使用者の顔面の全体又は一部を保護するシールド部1を備えるフェイスシールドと、揮発性のヨウ素系抗菌剤を含有し、シールド部の内面に着脱可能に配置されているヨウ素系抗菌剤揮散材3とを有する。ヨウ素系抗菌剤揮散材としては、揮発性のヨウ素系抗菌剤を含有する粘着性ゲル層、及び、少なくとも一方の面に設けられた粘着面を備える。
【選択図】図1

Description

本考案は、フェイスシールド用ヨウ素系抗菌剤揮散シート、ヨウ素系抗菌剤揮散材を用いた抗菌性フェイスシールド、及び当該抗菌性フェイスシールドを得ることができる抗菌性フェイスシールドセットに関するものである。本考案は、特に、使用者の顔面の全体又は一部を保護するシールド部により覆われる内部空間を除菌又は抗菌することができる抗菌性フェイスシールドに関する。
透明なプラスチックシートにより使用者の顔面全体を覆うフェイスシールドは、例えば、医療及び介護等の分野において、血液、おう吐物等の感染源又は薬液等の液体から顔面全体を保護するために用いられている(例えば特許文献1)。また、透明なプラスチックシートにより使用者の鼻及び口とその近傍を覆う所謂透明衛生マスクは、衛生管理が要求される食品関連施設等において、使用者の唾の飛散を防ぐ等の目的で用いられている(例えば特許文献2)。
一方で、日常生活における感染症の予防には、一般的には不織布又は布製のマスクが用いられている。しかし、感染症の予防の強化が求められている昨今、機能性及び装着時の快適さ等の理由から、これらのフェイスシールド及び透明衛生マスクも、日常生活での感染症予防の目的で用いられている。
実開平1−144008号公報 特開2012−157781号公報
しかしながら、従来のフェイスシールド及び透明衛生マスクによる感染症予防の効果は、主に、感染源となる血液又は唾等の液体が飛散するのを遮断することによるものであり、空気中に漂う菌又はウイルスがフェイスシールド周縁部と顔面の間に空いている隙間からシールド内側の空間に入り込むのを阻止することは難しい。
本考案の課題は、フェイスシールドを着用したときに、シールド部で顔面を覆うことによって形成される半密閉空間を除菌又は抗菌することができる簡易な方法及び器具を提供することである。
本考案のフェイスシールド用ヨウ素系抗菌剤揮散シートは、ゲル状マトリクス内に揮発性のヨウ素系抗菌剤を含有させてなる粘着性ゲルを含む粘着性ゲル層、及び、少なくとも一方の面に設けられた粘着面を備えたシート状の形態を有し、使用者の顔面の全体又は一部を保護するフェイスシールドのシールド部内面に接着積層されて用いられることを特徴とする。
本考案の抗菌性フェイスシールドは、使用者の顔面の全体又は一部を保護するシールド部、及び、使用者の顔面前方に空間を空けた状態で前記シールド部の位置を固定する固定部を備えるフェイスシールドと、揮発性のヨウ素系抗菌剤を含むヨウ素系抗菌剤揮散材とを有し、前記フェイスシールドのシールド部の内面に、前記ヨウ素系抗菌剤揮散材が着脱可能に配置されていることを特徴とする。
上記の抗菌性フェイスシールドは、ヨウ素系抗菌剤揮散材として、上記本考案のフェイスシールド用ヨウ素系抗菌剤揮散シートがシールド部の内面に接着積層されていてもよい。
本考案の抗菌性フェイスシールドセットは、使用者の顔面の全体又は一部を保護するシールド部、及び、使用者の顔面前方に空間を空けた状態で前記シールド部の位置を固定する固定部を備えるフェイスシールドと、揮発性のヨウ素系抗菌剤を含むヨウ素系抗菌剤揮散材との組み合わせを含み、前記フェイスシールド及び前記ヨウ素系抗菌剤揮散材の少なくとも一方は、ヨウ素系抗菌剤揮散材をフェイスシールドのシールド部の内面に着脱可能に配置することを可能とする機構を備えていることを特徴とする。
上記の抗菌性フェイスシールドセットのヨウ素系抗菌剤揮散材は、上記本考案のフェイスシールド用ヨウ素系抗菌剤揮散シートであってもよい。
本考案のフェイスシールド用ヨウ素系抗菌剤揮散シートは、フェイスシールドのシールド部内面に接着積層することができるので、フェイスシールドの着用時にシールド部により覆われる内部空間を除菌又は抗菌するためのヨウ素系抗菌剤揮散材として好適に使用される。
本考案の抗菌性フェイスシールドによれば、フェイスシールドの着用時にシールド部の内面にヨウ素系抗菌剤揮散材を配置することにより、シールド部により覆われる内部空間を除菌又は抗菌することができる。
本考案の抗菌性フェイスシールドセットによれば、当該セットを構成するフェイスシールドとヨウ素系抗菌剤揮散材を用いて、上記の抗菌性フェイスシールドを作成することができるので、便利である。
図1は、本考案に係る抗菌性フェイスシールドの第一の実施形態の一例を模式的に示す正面図である。 図2は、本考案に係る抗菌性フェイスシールドの第一の実施形態の一例を模式的に示す側面図である。 図3は、本考案に係るヨウ素系抗菌剤揮散材の一例を模式的に示す斜視図である。 図4は、図3に示すヨウ素系抗菌剤揮散材の断面図である。 図5は、図3に示すヨウ素系抗菌剤揮散材の粘着面を保護シートで被覆した状態の断面図である。 図6は、本考案に係るヨウ素系抗菌剤揮散材の別の一例を模式的に示す斜視図である。 図7は、図6に示すヨウ素系抗菌剤揮散材の断面図である。 図8は、図6に示すヨウ素系抗菌剤揮散材の粘着面を保護シートで被覆した状態の断面図である。 図9は、本考案に係るヨウ素系抗菌剤揮散材の別の一例を模式的に示す斜視図である。 図10は、図9に示すヨウ素系抗菌剤揮散材の断面図である。 図11は、図9に示すヨウ素系抗菌剤揮散材の粘着面を保護シートで被覆した状態の断面図である。 図12は、本考案に係るヨウ素系抗菌剤揮散材の別の一例を模式的に示す斜視図である。 図13は、図12に示すヨウ素系抗菌剤揮散材の断面図である。 図14は、図12に示すヨウ素系抗菌剤揮散材の粘着面を保護シートで被覆した状態の断面図である。 図15は、本考案に係る抗菌性フェイスシールドの第二の実施形態の一例を模式的に示す斜視図である。 図16は、本考案に係る抗菌性フェイスシールドの第三の実施形態の一例を模式的に示す斜視図である。
本考案は、使用者の顔面の全体又は一部を保護するシールド部により覆われる内部空間を除菌又は抗菌するために好適に用いられるフェイスシールド用ヨウ素系抗菌剤揮散シート、使用者の顔面の全体又は一部を保護するシールド部により覆われる内部空間を除菌又は抗菌するためにヨウ素系抗菌剤揮散材を用いた抗菌性フェイスシールド、及び、フェイスシールドとヨウ素系抗菌剤揮散材との組み合わせを含む抗菌性フェイスシールドセットを提供する。
図1、図2に本考案の抗菌性フェイスシールドの一例を示す。このようなフェイスシールドを頭部に装着すると、使用者の顔面の全体又は一部がシールド部により覆われ、シールド部により外部環境から保護された内部空間が顔面前方に形成される。顔面前方に形成された内部空間は、フェイスシールド周縁部と顔面の間に隙間が空いており完全密閉されていないため、空気中に漂う菌又はウイルスが入り込む可能性がある。
本考案は、フェイスシールドのシールド部内面にヨウ素系抗菌剤揮散材を配置し、当該ヨウ素系抗菌剤揮散材からヨウ素系抗菌剤を揮発させて、シールド部によって顔面前方に形成された内部空間をヨウ素系抗菌剤を含む蒸気で充満させることにより、顔面前方の内部空間を除菌又は抗菌しようとするものである。
本考案の抗菌性フェイスシールドは、感染源となる唾等の液体をシールド部によって遮断することで飛沫感染を予防できることに加えて、シールド部により覆われる使用者の顔面前方の内部空間を除菌又は抗菌することで空気感染をも予防することができるため、従来のフェイスシールドよりも感染症予防の効果に優れている。
1.フェイスシールド用ヨウ素系抗菌剤揮散シート
本考案のフェイスシールド用ヨウ素系抗菌剤揮散シートは、ゲル状マトリクス内に揮発性のヨウ素系抗菌剤を含有させてなる粘着性ゲルを含む粘着性ゲル層、及び、少なくとも一方の面に設けられた粘着面を備えたシート状の形態を有し、使用者の顔面の全体又は一部を保護するフェイスシールドのシールド部内面に接着積層されて用いられることを特徴とする。
当該ヨウ素系抗菌剤揮散シートは、図1、図2に示すようにヨウ素系抗菌剤揮散材3として好適に用いられる。ヨウ素系抗菌剤揮散シートは、当該シートの粘着面をフェイスシールド10のシールド部1の内面に押し当てて接着積層された後、粘着性ゲル層からヨウ素系抗菌剤を揮発させる。ヨウ素系抗菌剤揮散シートは使用後にシールド部から剥離除去し、新しいヨウ素系抗菌剤揮散シートに交換することができるので、フェイスシールド本体を繰り返し使用することができる。
フェイスシールド用ヨウ素系抗菌剤揮散シートは、下記いずれかの実施形態とすることができる。
(1)ヨウ素系抗菌剤揮散シート3A
図3はヨウ素系抗菌剤揮散シート3Aの斜視図、図4は同シート3Aの断面図、図5は同シート3Aの粘着面を保護シートで被覆した状態の断面図である。
ヨウ素系抗菌剤揮散シート3Aは、粘着性ゲルで形成されてなる粘着性ゲル層4aの単層構造を有する。当該ヨウ素系抗菌剤揮散シート3Aの両面は粘着性ゲルそのものであるため、粘着性ゲルの粘着性が付与された粘着面となっている。未使用状態において、粘着面は、剥離可能な保護シート7で被覆されていてもよい。
(2)ヨウ素系抗菌剤揮散シート3B
図6はヨウ素系抗菌剤揮散シート3Bの斜視図、図7は同シート3Bの断面図、図8は同シート3Bの粘着面を保護シートで被覆した状態の断面図である。
ヨウ素系抗菌剤揮散シート3Bは、粘着性ゲルが基材に含浸してなる粘着性ゲル層4bの単層構造を有する。当該ヨウ素系抗菌剤揮散シート3Bの両面は基材から粘着性ゲルが染み出しているため、粘着性ゲルの粘着性が付与された粘着面となっている。未使用状態において、粘着面は、剥離可能な保護シート7で被覆されていてもよい。
(3)ヨウ素系抗菌剤揮散シート3C
図9はヨウ素系抗菌剤揮散シート3Cの斜視図、図10は同シート3Cの断面図、図11は同シート3Cの粘着面を保護シートで被覆した状態の断面図である。
ヨウ素系抗菌剤揮散シート3Cは、基材5の少なくとも一方の面に最上層として粘着性ゲルを含む粘着性ゲル層4を備えた多層構造を有する。粘着性ゲル層4は、上記のヨウ素系抗菌剤揮散シート3Aで用いられるような粘着性ゲルで形成されてなる粘着性ゲル層4aであってもよいし、上記のヨウ素系抗菌剤揮散シート3Bで用いられるような粘着性ゲルが基材に含浸してなる粘着性ゲル層4bであってもよい。また、粘着性ゲル層4の一部は、基材5の内部に含浸していてもよい。
ヨウ素系抗菌剤揮散シート3Cは、基材5と粘着性ゲル層4の2層構造であってもよいが、基材5と粘着性ゲル層4の間に他の層が設けられていてもよい。当該ヨウ素系抗菌剤揮散シート3Cは、少なくとも一方の面に最上層として粘着性ゲル層4が設けられているため、当該粘着性ゲル層4が設けられた面が、粘着性ゲルの粘着性が付与された粘着面となっている。当該ヨウ素系抗菌剤揮散シート3Cは、基材の両面に最上層として粘着性ゲル層4が設けられていてもよく、その場合は、両面とも粘着面となる。未使用状態において、粘着面は、剥離可能な保護シート7で被覆されていてもよい。
(4)ヨウ素系抗菌剤揮散シート3D
図12はヨウ素系抗菌剤揮散シート3Dの斜視図、図13は同シート3Dの断面図、図14は同シート3Dの粘着面を保護シートで被覆した状態の断面図である。
ヨウ素系抗菌剤揮散シート3Dは、基材5、粘着性ゲルを含む粘着性ゲル層4、及び、基材の少なくとも一方の面の最上層として粘着性ゲル以外の粘着性材料で形成されてなる粘着層6を備えた多層構造を有する。ヨウ素系抗菌剤揮散シート3Dは、基材の少なくとも一方の面の最上層として粘着性ゲル以外の粘着性材料で形成されてなる粘着層6を有しており、これが粘着面として機能し、フェイスシールドのシールド部内面に接着できるため、粘着性ゲル層4を最上層として設けなくても差し支えない。粘着面は、剥離可能な保護シート7で被覆されていてもよい。
ヨウ素系抗菌剤は、ヨウ素系抗菌剤揮散シートの粘着性ゲル層4に含まれているため、ヨウ素系抗菌剤の揮散効果を高くするためには、ヨウ素系抗菌剤揮散シートをシールド部内面に貼り付けたときに、粘着性ゲル層4をシールド部で覆われた内部空間に露出させることができる層構成を有することが望ましい。かかる観点から、ヨウ素系抗菌剤揮散シートとしては、ヨウ素系抗菌剤揮散シート3A又はヨウ素系抗菌剤揮散シート3Bのように粘着性ゲル層4の単層構造を有するもの、ヨウ素系抗菌剤揮散シート3Cのうち基材の両面に最上層として粘着性ゲル層4が設けられているもの、及び、ヨウ素系抗菌剤揮散シート3Dのうち基材の一面側に最上層として粘着性ゲル層4が設けられ且つ基材の他面側に最上層として粘着層を有するものが好ましい。
揮発性のヨウ素系抗菌剤としては、抗菌、除菌又は消臭等のために従来用いられている昇華性を有するヨウ素系抗菌剤を用いることができ、特に限定はされず、例えば、ヨウ素を挙げることができる。
粘着性ゲル層4に用いられるゲル状マトリクスとしては、公知のものを用いることができ、特に限定はされないが、例えば、ポリアクリル酸、ポリメタクリル酸、ポリアクリル酸の塩、ポリメタクリル酸の塩等のポリアクリル酸類、及びカラギーナン等の天然高分子多糖類等のゲル化剤を用いて形成されるゲル状マトリクス、並びに、熱可塑性エラストマーにより形成されるゲル状マトリクス等を挙げることができる。
粘着性ゲル層4は、ゲル状マトリクス内に揮発性のヨウ素系抗菌剤を含有させてなる粘着性ゲルを用いて形成される。このような粘着性ゲルは、例えば、上記ゲル化剤に水又はアルコール等の有機溶剤を適量添加してゲル状マトリクスを形成した後に、揮発性のヨウ素系抗菌剤をさらに混合して調製してもよいし、上記ゲル化剤、揮発性のヨウ素系抗菌剤、及び適量の溶剤を同時に混合して調製してもよい。
粘着性ゲル中のヨウ素系抗菌剤の含有量は、ヨウ素系抗菌剤揮散材からのヨウ素系抗菌剤の揮発を良好にして抗菌性を向上し、更にヨウ素系抗菌剤揮散材の透明性を向上するように適宜調整される。
また、粘着性ゲルにおいて、ゲル化剤の種類及び含有量、並びに含水率は、粘着性ゲル層が所望の硬さ及び粘着力を有するように適宜調整される。
上記粘着性ゲル以外の粘着性材料で形成されてなる粘着層は、公知の粘着性材料を用いて形成することができる。当該粘着層を形成するための粘着性材料としては、特に限定されないが、シールド部からの剥離容易性の点から、上記のゲル状マトリクスを用いることができる。
図3に示すような粘着性ゲルで形成されてなる粘着性ゲル層4aの単層構造を有するヨウ素系抗菌剤揮散シートを製造する方法としては、粘着性ゲルを所望の形状を有する成形型に流し入れ、加熱後に冷却する方法、及び、チキソトロピックな粘着性ゲルを平坦円滑な成膜盤上で外力によりゾル化させて均一又は略均一な厚さで塗布した後、ゲル化させる方法等を挙げることができる。
図6に示すような粘着性ゲルが基材に含浸してなる粘着性ゲル層4bの単層構造を有するヨウ素系抗菌剤揮散シートを製造する方法としては、上記粘着性ゲルを、基材に含浸させて、加熱後に冷却する方法を挙げることができる。粘着性ゲルを含浸させる基材としては、特に限定はされないが、含浸性に優れる点から、多孔性基材が好ましく、例えば、不織布、織布、編布等の布及び多孔性プラスチックシート等を用いることができる。
図9又は図12に示すような基材5の上に粘着性ゲル層4を設けた多層構造を有するヨウ素系抗菌剤揮散シートを製造する場合、粘着性ゲル層の支持体として使用される基材の材質は特に限定はされないが、例えば、プラスチックシート、不織布、織布、編布等の布及び紙等を挙げることができる。
ヨウ素系抗菌剤揮散シートが有する各層の厚み、及びヨウ素系抗菌剤揮散シートの全体の厚みは、特に限定はされず、例えば、シールド部の内面にヨウ素系抗菌剤揮散シートを積層しやすいような可撓性を有し、且つヨウ素系抗菌剤揮散シートの強度が十分になるように適宜調整される。
また、ヨウ素系抗菌剤揮散シートの形状は、特に限定はされず、例えば、長方形、正方形、台形、平行四辺形、楕円形、円形、星形、ハート形、不定形等を挙げることができる。
2.抗菌性フェイスシールド
本考案に係る抗菌性フェイスシールドは、使用者の顔面の全体又は一部を保護するシールド部、及び、使用者の顔面前方に空間を空けた状態で前記シールド部の位置を固定する固定部を備えるフェイスシールドと、揮発性のヨウ素系抗菌剤を含むヨウ素系抗菌剤揮散材とを有し、前記フェイスシールドのシールド部の内面に、前記ヨウ素系抗菌剤揮散材が着脱可能に配置されていることを特徴とする。
本考案の抗菌性フェイスシールドを装着したとき、フェイスシールドが備えるシールド部の位置は、使用者の顔面前方に空間を空けた状態で固定される。シールド部の内面と使用者の顔面との間の距離は、他者からもたらされる飛散物の使用者への付着、及び使用者からもたらされる飛散物の周囲への拡散を抑制するのに有効であり、且つ、ヨウ素系抗菌剤揮散材から揮散するヨウ素系抗菌剤による除菌又は抗菌効果が発揮されるように適宜調整され、特に限定はされないが、例えば、シールド部の内面と使用者の顔面とが最も離れている箇所での距離が、通常15cm以下、好ましくは10cm以下である。一方、使用者の開放感を損なわない観点から、シールド部の内面と使用者の顔面との間の距離は3cm以上であることが好ましい。
なお、本考案の抗菌性フェイスシールドにおいては、使用者の顔面前方に空間を空けた状態でシールド部の位置が固定されるため、当該シールド部の内面に配置されるヨウ素系抗菌剤揮散材は、使用者の顔面に接触しない。
また、本考案に係る抗菌性フェイスシールドにおいて、フェイスシールドが備えるシールド部は、感染症の感染経路となりやすい鼻及び口を少なくとも保護するものであることが好ましい。中でも、感染症予防の観点からは、フェイスシールドが備えるシールド部は、使用者の顔面の全体を保護するものであることが好ましい。
本考案に係る抗菌性フェイスシールドにおいて、フェイスシールドが備える固定部は、使用者の顔面前方に空間を空けた状態となるように、シールド部を使用者の頭部に固定するための部位である。固定部としては、例えば、使用者の前頭部から側頭部又は後頭部、或いは側頭部から後頭部に亘って嵌めることができる環状又はC字状のもの、使用者の頭頂部に被せることができるドーム状のもの、使用者の耳に引っ掛けることができるマスクの耳掛け部又はメガネの耳掛け部のようなもの等を挙げることができる。
固定部の材質は、固定方法に応じて適宜選択され、特に限定はされないが、例えば、樹脂、ゴム、金属、紙、布等を挙げることができる。
本考案の抗菌性フェイスシールドにおいて、ヨウ素系抗菌剤揮散材がシールド部の内面に着脱可能に配置されているとは、ヨウ素系抗菌剤揮散材がシールド部の内面に除去可能な状態で取り付けられていることを意味する。
例えば、ヨウ素系抗菌剤揮散材として上記のフェイスシールド用ヨウ素系抗菌剤揮散シートを用い、これをシールド部の内面に貼り付けることができる。
また、ヨウ素系抗菌剤揮散材として、揮発性のヨウ素系抗菌剤をチキソトロピックなゲル状マトリクスに含有させた崩壊性の粘着性ゲルを用い、これをフェイスシールドのシールド部内面に薄く均一に塗布してもよい。
また、ヨウ素系抗菌剤揮散材として、揮発性のヨウ素系抗菌剤の粉末を不織布や紙などのガス透過性包装材料の小袋に充填した封入体を用い、これをシールド部の内面に設けられたメッシュ生地のポケットに収納してもよい。
なお、本考案において、ヨウ素系抗菌剤揮散材は、シールド部の内面の少なくとも一部に配置されていればよいが、除菌又は抗菌効果に優れる点から、使用者の鼻又は口の近傍に位置するように、シールド部の内面に配置されていることが好ましい。
以下、本考案に係る抗菌性フェイスシールドの実施形態として、フェイスシールドが備えるシールド部が、使用者の顔面全体を保護する第一の実施形態、並びに、フェイスシールドが備えるシールド部が、使用者の鼻及び口とその近傍のみを保護する第二及び第三の実施形態について詳細に説明する。なお、本考案に係る抗菌性フェイスシールドはこれらの実施形態に限定されるものではない。
<第一の実施形態>
図1及び図2は、本考案に係る抗菌性フェイスシールドの第一の実施形態の一例を模式的に示す図であり、図1は正面図、図2は側面図である。図1及び図2に示す本考案の抗菌性フェイスシールド10は、使用者の顔面の全体を保護するシールド部1と、シールド部の上端部に接続され、使用者の前頭部から後頭部に亘って嵌めることによりシールド部を使用者の頭部に固定する環状の固定部2と、使用者の鼻又は口の近傍に位置するようにシールド部1の内面に配置されたヨウ素系抗菌剤揮散材3とを有する。
当該第一の実施形態は、感染症の感染経路となり得る目、鼻、口の全てをシールド部により保護することができ、且つ、シールド部によって形成される目、鼻、口を覆う内部空間を除菌又は抗菌することができるため、感染症予防の効果に優れる点から好ましい。
第一の実施形態におけるシールド部は、使用者の顔面前方に空間を空けた状態で固定されたときに、使用者の顔面の全体を保護するものであればよく、公知のフェイスシールドに用いられているシールド部と同様のものを用いることができ、特に限定はされない。第一の実施形態におけるシールド部は、例えば、図1及び図2に示すように、顔面の形状に沿って湾曲したシート状部材であってもよい。
また、第一の実施形態におけるシールド部は、使用者の視界を良好にする観点から、少なくとも目を覆う部分が透明であることが好ましく、シールド部全体が透明であることがより好ましい。
第一の実施形態におけるシールド部の材質は、特に限定はされないが、自己支持性を付与しやすい点、並びに強度及び透明性に優れる点から、トリアセチルセルロース(TAC)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリプロピレン(PP)等の透明樹脂を好ましく用いることができる。
また、第一の実施形態におけるシールド部は、紫外線吸収剤等の添加剤を更に含有するものであってもよいし、反射防止コーティング等の表面加工が施されたものであってもよい。
第一の実施形態における固定部は、図示したような環状又はC字状の固定機構を有するものに代えて、公知のフェイスシールドが備える固定部と同様のものを採用することができる。例えば、樹脂製又は金属製のカチューシャのような、使用者の前頭部から側頭部又は後頭部に亘って嵌めることによりシールド部を固定することができるC字状の固定機構、或いは、ゴム製又は布製のヘアバンドのような、伸縮性を有する材質により使用者の前頭部から側頭部又は後頭部に亘って締め付けて頭部に嵌めることによりシールド部を固定することができる環状又はC字状の固定機構等であってもよい。
<第二の実施形態>
図15は、本考案に係る抗菌性フェイスシールドの第二の実施形態の一例を模式的に示す斜視図である。図15に示す本考案に係る抗菌性フェイスシールド10は、使用者の鼻及び口とその近傍を保護するシールド部1と、シールド部1の下端部両端に接続され、使用者の耳に引っ掛けることによりシールド部を使用者の頭部に固定する環状固定部2と、シールド部1の内面に配置されたヨウ素系抗菌剤揮散材3とを有する。
第二の実施形態におけるシールド部は、使用者の顔面前方に空間を空けた状態で固定されたときに、使用者の鼻及び口とその近傍のみを保護するものであればよく、例えば、所謂透明衛生マスクに用いられているシールド部と同様のものを用いることができ、特に限定はされない。第二の実施形態におけるシールド部は、例えば、図15に示すように、顔面の形状に沿って湾曲したシート状部材であってもよい。
第二の実施形態におけるシールド部の材質、添加剤及び表面加工については、第一の実施形態におけるシールド部と同様である。
第二の実施形態における固定部は、図示したような使用者の耳に引っ掛けることができる環状の固定機構を有するものに変えて、公知の透明衛生マスクが備える固定部と同様のものを採用することができる。例えば、ゴム製又は布製のマスクの耳掛け部、或いは、樹脂製又は金属製のメガネの耳掛け部のようなものであってもよい。
<第三の実施形態>
図16は、本考案に係る抗菌性フェイスシールドの第三の実施形態の一例を模式的に示す斜視図である。図16に示す本考案に係る抗菌性フェイスシールド10は、使用者の鼻及び口とその近傍を保護するシールド部1と、シールド部の下端部両端に接続され、使用者の側頭部から後頭部に亘って締め付けて頭部に嵌めることによりシールド部を使用者の頭部に固定するC字状の固定機構を有する固定部2と、シールド部1の内面に配置されたヨウ素系抗菌剤揮散材3とを有する。
第三の実施形態におけるシールド部については、第二の実施形態におけるシールド部と同様であってよい。
第三の実施形態における固定部は、使用者の側頭部から後頭部に亘って締め付けて頭部に嵌めることによりシールド部を頭部に固定するC字状の固定機構を有するものに代えて、公知の透明衛生マスクが備える固定部と同様のものを採用することができる。第三の実施形態における固定機構の材質は、伸縮性を有する材質であることが好ましく、例えば、ゴム、布等を用いることができる。
3.抗菌性フェイスシールドセット
本考案に係る抗菌性フェイスシールドセットは、使用者の顔面の全体又は一部を保護するシールド部、及び、使用者の顔面前方に空間を空けた状態で前記シールド部の位置を固定する固定部を備えるフェイスシールドと、揮発性のヨウ素系抗菌剤を含むヨウ素系抗菌剤揮散材との組み合わせを含み、前記フェイスシールド及び前記ヨウ素系抗菌剤揮散材の少なくとも一方は、ヨウ素系抗菌剤揮散材をフェイスシールドのシールド部の内面に着脱可能に配置することを可能とする機構を備えていることを特徴とする。
本考案に係る抗菌性フェイスシールドセットは、使用直前までフェイスシールドとヨウ素系抗菌剤揮散材とを別々に保管し、使用時にそれらのセット構成品を用いて抗菌性フェイスシールドを作成することができるので、便利である。
本考案の抗菌性フェイスシールドセットに含まれるフェイスシールドは、上述した本考案に係る抗菌性フェイスシールドに用いられるフェイスシールドと同様であってよい。
また、本考案の抗菌性フェイスシールドセットに含まれるヨウ素系抗菌剤揮散材としては、上述した本考案に係る抗菌性フェイスシールドに用いられるヨウ素系抗菌剤揮散材を用いることができる。
抗菌性フェイスシールドセットを構成するフェイスシールド及びヨウ素系抗菌剤揮散材の少なくとも一方は、ヨウ素系抗菌剤揮散材をフェイスシールドのシールド部の内面に着脱可能に配置することを可能とする機構(配置機構)を備えている。
例えば、ヨウ素系抗菌剤揮散材が配置機構を備えている例として、上記本考案のフェイスシールド用ヨウ素系抗菌剤揮散シートは、粘着面を有しており、この粘着面を介してシールド部内面に接着積層することができる。また、フェイスシールドが配置機構を備えている例として、シールド部内面にメッシュ生地のポケットを設け、このポケットにヨウ素系抗菌剤揮散材を収納することができる。また、フェイスシールド及びヨウ素系抗菌剤揮散材の両方が配置機構を備えている例として、フェイスシールドのシールド部内面及びヨウ素系抗菌剤揮散材の表面それぞれに、係合しあう面ファスナーを設け、この面ファスナーを介してヨウ素系抗菌剤揮散材をシールド部内面に取り付けることができる。
抗菌性フェイスシールドセットには、ヨウ素系抗菌剤揮散材を複数個添付してもよい。ヨウ素系抗菌剤揮散材は、保管に適した形態のものをセット内に添付する。例えば、ヨウ素系抗菌剤揮散シートであれば粘着面を剥離可能な保護シートで被覆したものを個装したり、揮発性のヨウ素系抗菌剤の粉末であればガス透過性小袋に充填した封入体を個装したり、揮発性のヨウ素系抗菌剤の崩壊性ゲルであればチューブに充填した封入体とすることができる。
1 シールド部
2 固定部
3 ヨウ素系抗菌剤揮散材
4 粘着性ゲル層
4a 粘着性ゲルで形成されてなる粘着性ゲル層
4b 粘着性ゲルが基材に含浸してなる粘着性ゲル層
5 基材
6 粘着層
7 剥離可能な保護シート
10 抗菌性フェイスシールド

Claims (10)

  1. ゲル状マトリクス内に揮発性のヨウ素系抗菌剤を含有させてなる粘着性ゲルを含む粘着性ゲル層、及び、少なくとも一方の面に設けられた粘着面を備えたシート状の形態を有し、使用者の顔面の全体又は一部を保護するフェイスシールドのシールド部内面に接着積層されて用いられる、フェイスシールド用ヨウ素系抗菌剤揮散シート。
  2. 前記粘着性ゲルで形成されてなる粘着性ゲル層の単層構造を有し、前記粘着性ゲルの粘着性が付与された粘着面を有する、請求項1に記載のフェイスシールド用ヨウ素系抗菌剤揮散シート。
  3. 前記粘着性ゲルが基材に含浸してなる粘着性ゲル層の単層構造を有し、前記粘着性ゲルの粘着性が付与された粘着面を有する、請求項1に記載のフェイスシールド用ヨウ素系抗菌剤揮散シート。
  4. 基材の少なくとも一方の面に最上層として前記粘着性ゲルを含む粘着性ゲル層を備えた多層構造を有し、前記粘着性ゲルの粘着性が付与された粘着面を有する、請求項1に記載のフェイスシールド用ヨウ素系抗菌剤揮散シート。
  5. 基材、前記粘着性ゲルを含む粘着性ゲル層、及び、基材の少なくとも一方の面の最上層として前記粘着性ゲル以外の粘着性材料で形成されてなる粘着層を備えた多層構造を有し、前記粘着性ゲル以外の粘着性材料の粘着性が付与された粘着面を有する、請求項1に記載のフェイスシールド用ヨウ素系抗菌剤揮散シート。
  6. 前記粘着面が剥離可能な保護シートで被覆されている、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のフェイスシールド用ヨウ素系抗菌剤揮散シート。
  7. 使用者の顔面の全体又は一部を保護するシールド部、及び、使用者の顔面前方に空間を空けた状態で前記シールド部の位置を固定する固定部を備えるフェイスシールドと、
    揮発性のヨウ素系抗菌剤を含むヨウ素系抗菌剤揮散材とを有し、
    前記フェイスシールドのシールド部の内面に、前記ヨウ素系抗菌剤揮散材が着脱可能に配置されている、抗菌性フェイスシールド。
  8. 前記ヨウ素系抗菌剤揮散材として、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のフェイスシールド用ヨウ素系抗菌剤揮散シートが前記シールド部の内面に接着積層されている、請求項7に記載の抗菌性フェイスシールド。
  9. 使用者の顔面の全体又は一部を保護するシールド部、及び、使用者の顔面前方に空間を空けた状態で前記シールド部の位置を固定する固定部を備えるフェイスシールドと、
    揮発性のヨウ素系抗菌剤を含むヨウ素系抗菌剤揮散材との組み合わせを含み、
    前記フェイスシールド及び前記ヨウ素系抗菌剤揮散材の少なくとも一方は、ヨウ素系抗菌剤揮散材をフェイスシールドのシールド部の内面に着脱可能に配置することを可能とする機構を備えている、抗菌性フェイスシールドセット。
  10. 前記ヨウ素系抗菌剤揮散材は、請求項1乃至6のいずれか一項に記載のフェイスシールド用ヨウ素系抗菌剤揮散シートである、請求項9に記載の抗菌性フェイスシールドセット。
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