JP2021188307A - 便器装置及びこの便器装置の設置構造 - Google Patents

便器装置及びこの便器装置の設置構造 Download PDF

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Abstract

【課題】立ち上がり易さの向上が可能でありながらも、運搬や施工の際における取扱性を向上し得る便器装置及びこの便器装置の設置構造を提供する。【解決手段】便器装置1は、上方側に向けて開口するボウル部11の開口11a周囲に人体支持面12が設けられた便器本体部10と、それぞれの上面が前記人体支持面に連なるように配される補助支持面22,22とされ前記便器本体部の便器幅方向両側に連結される補助支持部20,20と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、便器装置及びこの便器装置の設置構造に関する。
従来より、ボウル部の上方側に便座が設けられた腰掛式の便器装置が知られている。このような便器装置は、足腰の筋力が低い使用者にとっては立ち上がり難くなることが考えられる。
例えば、下記特許文献1には、便器本体の左右幅よりも十分に大きく形成され、開口部が便鉢の上側に位置するように便器本体を跨いで設置される座板の左右両端に脚体を設けた便器用腰掛台が開示されている。
特開2007−330533号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された便器用腰掛台は、便器幅方向に沿う寸法が大きくなる傾向がある。そのため、この便器用腰掛台を、比較的に狭くなる傾向がある廊下や階段等を運搬する際やトイレ室内に搬入する際に取り扱い難く、また施工し難くなることが考えられる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、立ち上がり易さの向上が可能でありながらも、運搬や施工の際における取扱性を向上し得る便器装置及びこの便器装置の設置構造を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る便器装置は、上方側に向けて開口するボウル部の開口周囲に人体支持面が設けられた便器本体部と、それぞれの上面が前記人体支持面に連なるように配される補助支持面とされ前記便器本体部の便器幅方向両側に連結される補助支持部と、を備えていることを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明に係る便器装置の設置構造は、本発明に係る便器装置の設置構造であって、前記便器本体部の便器幅方向両側において対向されるトイレ室の両側壁面に、便器幅方向両側の前記補助支持部を当接させるように設置したことを特徴とする。
本発明に係る便器装置及びこの便器装置の設置構造は、上述のような構成としたことで、立ち上がり易さの向上が可能でありながらも、運搬や施工の際における取扱性を向上させることができる。
(a)、(b)は、本発明の一実施形態に係る便器装置及びこの便器装置の設置構造の一例を模式的に示し、(a)は、概略斜視図、(b)は、概略側面図である。 同便器装置の概略分解斜視図である。 (a)は、同便器装置の設置構造の概略平面図、(b)は、同便器装置の設置構造の一変形例を模式的に示す概略平面図である。 同便器装置の一変形例を模式的に示す概略分解斜視図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、便器装置を設置した状態を基準として、上下方向を説明する。また、設置された便器装置に対して対面した状態を基準として、手前側を前方、その逆側を後方(奥方)とし、また、便器奥行方向及び上下方向に直交する方向を便器幅方向として説明する。
図1〜図4は、本実施形態に係る便器装置の一例及び変形例並びにこの便器装置の設置構造の一例及び変形例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る便器装置1は、図2に示すように、上方側に向けて開口するボウル部11の開口11a周囲に人体支持面12が設けられた便器本体部10を備えている。つまり、この便器装置1は、腰掛式(いわゆる洋式)とされている。また、便器装置1は、それぞれの上面が人体支持面12に連なるように配される補助支持面22,22とされ便器本体部10の便器幅方向両側に連結される補助支持部20,20を備えている。このような構成とすれば、人体支持面12に加えて、その便器幅方向両側の補助支持面22,22によっても人体を支持することができる。これにより、使用者が立ち上がる際に便器幅方向両側に自らの手を置いて腕力によって立ち上がりの補助を行うことができ、立ち上がり易さを向上させることができる。また、便器幅方向両側の補助支持部20,20が便器本体部10に連結されるので、補助支持部20,20と便器本体部10とを分離させた状態で、保管や運搬、施工することができ、取扱性を向上させることができる。
便器本体部10は、本実施形態では、トイレ室2の床3上に設置される床置き型とされている。なお、このような態様に代えて、便器本体部10は、トイレ室2を区画する便器奥行方向奥側の奥壁面5に付設状に設置される壁面支持型(フロート型)であってもよい。
この便器本体部10のボウル部(便鉢)11は、すり鉢状とされている。このボウル部11の内周壁部の上端部には、周方向に沿って延びるようにリム部が設けられている。このリム部に沿わせるように図示省略の給水口から洗浄水が給水され、ボウル部11の洗浄がなされる。図例では、奥壁面5に付設状に設けられた止水栓6に便器本体部10の給水機構を構成する給水管を接続した例を示している。また、図例では、便器本体部10を、水洗タンク(ロータンク)を備えていない、いわゆるタンクレスタイプとした例を示しているが、水洗タンクを備えた構成としてもよい。
また、ボウル部11の底部には、床3側または奥壁面5側の排水管に接続される適宜の排水機構が設けられている。このような排水機構としては、例えば、筒状トラップを駆動機構によって回動させて排水及び封水する構成とされたいわゆる機械式排出機構であってもよい。また、排水機構としては、サイホン式やサイホンゼット式、サイホンボルテックス式、ネオボルテックス式、洗い落とし式等の他の排水機構であってもよい。
便器本体部10の人体支持面12は、ボウル部11の開口11aを囲むように設けられている。本実施形態では、便器本体部10を平面視して略方形状とし、人体支持面12を構成する上面を略全面に亘って床3に略平行な水平面状としている。なお、このような態様に代えて、便器本体部10の上面を、便器奥行方向奥側に向かうに従い上るように傾斜する傾斜面状としたり、奥側部位が盛り上がるような湾曲面状としたりしてもよい。また、人体支持面12の便器奥行方向に沿う寸法や便器幅方向に沿う寸法は、一般的な便器装置の便座と同程度の寸法であってもよく、同便座よりも大とされていてもよい。
便器本体部10のボウル部11の外周側を囲むスカート部の前面13は、略全面に亘って平坦面状とされている。本実施形態では、この前面13を、斜め下方側に向く傾斜面としている。また、便器本体部10の下端部に前方側に向けて開口する蹴込状の凹所が形成されるように下端部前面14をその上方側の前面13よりも後退させるように設けた構成としている。なお、便器本体部10の前面13は、下端部前面14以外が全面に亘って斜め下方側に向く平坦面状とされたものに限られず、下方側を上方側よりも後退させたような湾曲面状とされたものであってもよい。
便器本体部10のボウル部11の外周側を囲むスカート部の両側面15,15は、略全面に亘って平坦面状とされている。図例では、これら両側面15,15を、略垂直面状とした例を示しているが、斜め下方側に向く傾斜面とされていてもよい。
この便器本体部10の人体支持面12や前面13、両側面15,15は、例えば、ボウル部11に一体的に形成された便器本体部10の天板部や前板部、両側板部によって構成されるものでもよい。または、これら人体支持面12や前面13、両側面15,15は、ボウル部11とは別体的に形成された便器本体部10の天板部や前板部、両側板部によって構成されるものでもよい。この便器本体部10を構成するボウル部11や天板部、前板部、両側板部は、適宜の陶器製であってもよく、樹脂製であってもよい。また、上記のような平坦面状の両側面15,15を設けた態様に代えて、ボウル部11の外周側や排水機構等が便器幅方向両側において露出する構成とされたものであってもよい。また、この便器本体部10の便器奥行方向奥側に向く背面側は、ボウル部11の外周側や排水機構等が露出する構成とされたものであってもよく、平坦面状の背面を構成する背板部によって覆われたものであってもよい。また、便器本体部10の背面側の下端部に、奥壁面5の下端部に沿うように巾木が設けられる場合には、巾木を受け入れる受入凹所を設けた構成としてもよい。
また、本実施形態では、図1に示すように、便器本体部10に、ボウル部11の開口11aを開閉するように起倒自在(回転自在)とされた便蓋17を設けた構成としている。図例では、便蓋17を、平面視して略方形状とされた便器本体部10に対応させて略方形板状とした例を示しているが、略楕円板状とされたものとしてもよく、その他、種々の形状としてもよい。また、便蓋17は、便器本体部10の上方側に加えて、後記する便器幅方向両側の補助支持部20,20の一部または略全部の上方側を覆うように設けられるものであってもよい。この便蓋17は、便器本体部10の奥側部位に上方側に向けて突出するように設けられた軸受部16に支持されている。なお、このような便蓋17を設けていない構成としてもよい。
便器装置1の適所には、便蓋17を開閉する開閉装置や、ボウル部11内を脱臭する脱臭装置、局部を洗浄する局部洗浄装置等の各種機能装置や機構部材等が設けられていてもよい。また、便器装置1には、上記した給水機構を作動させて洗浄水をボウル部11に供給する洗浄操作部が設けられている。このような洗浄操作部としては、上記した各種機能装置を操作する操作部としてのリモコン装置に設けられた操作ボタンやレバー等であってもよい。または、便器装置1の適所に設けられた人体検知センサーや着座センサー等の各種センサーを洗浄操作部として把握、つまり、検知有無を操作と把握するような態様としてもよい。また、図例では、これら各種機能装置や機構部材等に接続される電源ケーブルが差し込まれる差込接続器(コンセント)7を奥壁面5に設けた例を示している。
補助支持部20,20は、図2に示すように、それぞれの補助支持面22,22が便器本体部10の人体支持面12と略同一平面状となるように配される。図例では、補助支持面22,22を、人体支持面12と同様、略全面に亘って床3に略平行な水平面状とした例を示しているが、人体支持面12に合わせて傾斜面状としたり、湾曲面状としたりしてもよい。また、これら補助支持面22,22は、人体支持面12と略同色状とされていてもよい。また、これら補助支持面22,22の便器幅方向に沿う寸法及び便器奥行方向に沿う寸法は、着座した使用者の便器幅方向両側に手置き可能なスペースが設けられるように適宜の寸法とされていてもよい。図例では、これら補助支持面22,22の便器奥行方向に沿う寸法を、人体支持面12の便器奥行方向に沿う寸法と略同寸法とした例を示しているが、このような態様に限られない。
本実施形態では、補助支持部20,20は、補助支持面22,22を構成する補助天板部21,21を備えている。また、補助支持部20,20は、補助天板部21,21の便器奥行方向前端部から垂れ下がるように設けられ、それぞれの前面23a,23aが便器本体部10の前面13に連なるように配される補助前板部23,23を備えている。このような構成とすれば、便器装置1の前面が便器本体部10の前面13に加えて補助前板部23,23の前面23a,23aによって便器幅方向に一連状に大きくなり、すっきりとした外観を呈することができる。また、これら補助前板部23,23の前面23a,23aによって便器本体部10の幅方向両側の清掃を要するスペースを覆うことができ、清掃を要するスペースを小さくすることもできる。
また、本実施形態では、補助支持部20,20は、便器幅方向に沿う寸法W1(図3参照)の調整が可能なように切断可能とされている。このような構成とすれば、詳細については後述するが、トイレ室2内の便器幅方向に沿う寸法(間口寸法)に応じて補助支持部20,20の便器幅方向に沿う寸法W1を調整することができる。これにより、トイレ室2内の間口寸法に応じて多種類の補助支持部を準備する必要があるものと比べて、部材の共通化を図ることができる。これら補助支持部20,20の切断前の便器幅方向に沿う寸法は、一般的なトイレ室2の最大間口寸法に応じて適宜の寸法としてもよい。
また、本実施形態では、便器装置1は、便器本体部10の便器幅方向両側において補助支持部20,20を接離自在に保持する保持機構18,18を備えている。このような構成とすれば、補助支持部20,20を取り外したり、開放させたりすることで、便器本体部10の機器の点検や、便器本体部10の側方に設けられる止水栓6の操作、奥壁面5の差込接続器7に対する電源ケーブルの抜き差し等を行うことができる。なお、便器幅方向両側の保持機構18,18及び補助支持部20,20は、互いに同様の構成であるので、以下では、便器幅方向一方側の保持機構18及び補助支持部20を例にとって具体的構成について説明する。
補助支持部20を構成する補助天板部21と補助前板部23とは、本実施形態では、別体とされ、それぞれが保持機構18に対して接離自在に保持される。これら補助天板部21及び補助前板部23は、略方形板状とされている。図例では、補助天板部21の前端面が補助前板部23の上端部背面に当接される構成とした例を示している。つまり、補助前板部23の上端面が補助支持面22の前端部を構成する例を示している。なお、このような態様に代えて、補助天板部21の前端部下面に補助前板部23の上端面が当接される構成としてもよい。
また、補助前板部23の下端側に、便器本体部10の上記した蹴込状の凹所に連なる蹴込状の凹所を区画する下端前板部24を設けた構成としている。この下端前板部24は、凹所の底側を区画し床3に当接される床側片部と、この床側片部の上端部から前方側に向けて突出するように設けられ床3に対向状に配されて凹所の一内側面を区画する上側片部と、を備えている。また、図例では、この下端前板部24を、補助前板部23の下端側に別体的に設けた例を示しているが、一体的に設けた構成としてもよい。また、この下端前板部24に、側壁面4の下端部に沿うように巾木が設けられる場合には、巾木を受け入れる受入凹所を設けた構成としてもよい。
補助前板部23の前面23aは、便器本体部10の前面13と略同一平面状となるように配される。この補助前板部23の前面23aは、上端縁及び下端縁が便器本体部10の前面13の上端縁及び下端縁と略一致するように配される。つまり、この補助前板部23の前面23aの上下方向に沿う寸法は、便器本体部10の前面13の上下方向に沿う寸法と略同寸法とされている。図例では、この補助前板部23の前面23aを、便器本体部10の前面13と同様、略全面に亘って平坦面状で斜め下方側に向く傾斜面とした例を示しているが、便器本体部10の前面13に合わせて湾曲面状等としてもよい。また、下端前板部24の前面は、便器本体部10の下端部前面14と略同一平面状となるように配される。補助前板部23の前面23a及び下端前板部24の前面は、便器本体部10の前面13及び下端部前面14と略同色状とされていてもよい。なお、便器本体部10及び補助支持部20の下端部前方に蹴込状の凹所を設けた態様に代えて、使用者の膝下部の受入が可能なように前面13,23aを図例よりも斜め下方側に向く傾斜面状としてもよい。
また、補助天板部21、補助前板部23及び下端前板部24は、丸鋸等の適宜の切断機によって切断可能なものであればよく、合成樹脂系材料や木質系材料等から形成されたものであってもよい。
保持機構18は、本実施形態では、便器本体部10に設けられている。保持機構18は、便器本体部10から便器幅方向外側に向けて延びる保持フレーム19を備えている。また、補助天板部21の後端部を保持する保持フレーム19と、補助天板部21の前端部及び補助前板部23の上端部を保持する保持フレーム19と、補助前板部23の下端部及び下端前板部24の上端部を保持する保持フレーム19と、を設けた構成としている。補助天板部21は、便器本体部10の上端側部位において便器奥行方向に間隔を空けて配設された保持フレーム19,19の上面側に保持される。補助前板部23は、便器本体部10の前端側部位において上下に間隔を空けて配設された保持フレーム19,19の前面側に保持される。下端前板部24は、便器本体部10の前端側部位の下方側の保持フレーム19の下面側に保持される。
これら補助天板部21、補助前板部23及び下端前板部24と保持フレーム19とは、互いに係合する適宜のキャッチ機構やクリップ、面ファスナー等によって接離自在とされていてもよい。また、保持フレーム19は、例えば、二重筒状等とされて便器幅方向に伸縮可能な構成とされたものであってもよい。または、保持フレーム19は、便器本体部10に設けられた雌ねじ部にねじ合わされる雄ねじ部を有して便器幅方向に伸縮可能な構成とされたものであってもよい。また、保持機構18を構成する保持フレーム19は、便器本体部10に設けられたものに限られず、便器本体部10とは別途に床3上に配されるものであってもよい。
また、補助前板部23は、便器本体部10の側方に設けられる収納部を開閉する開き戸や抽斗の前板を構成するものであってもよい。この場合は、保持機構18が補助前板部23を開閉自在に保持する構成とされたものであってもよく、また、保持機構18等に補助前板部23を開放させるプッシュオープンラッチ等を設けた構成としてもよい。なお、保持機構18は、補助天板部21、補助前板部23及び下端前板部24を、着脱自在や開閉自在、つまり、接離自在に保持する構成に限られず、接離不能に適宜の接着剤や固定具等によって保持するものであってもよい。
また、補助天板部21と補助前板部23とを別体とした態様に代えて、これらが一体とされていてもよい。また、補助支持部20は、これら補助天板部21及び補助前板部23に加えて、便器本体部10の背面に連なるように配される背面板部や、便器幅方向外側を覆うように配される側面板部等を有したものであってもよく、また、箱状に形成されたものであってもよい。このように補助支持部20を、床3上に言わば自立可能に設置可能な構成とした場合には、上記したような保持機構18を設けていない構成としてもよい。また、補助支持部20としては、このような構成に限られず、少なくとも補助天板部21を備えたものであってもよい。
便器装置1は、人体支持面12自体が使用者の着座面を構成するものであってもよいが、本実施形態では、図1(a)及び図2に示すように、人体支持面12及び便器幅方向両側の補助支持面22,22を一連状に覆うように配されるシート状部材25を備えている。このような構成とすれば、人体支持面12とその両側の補助支持面22,22との継目を目立ち難くすることができ、また、継目への汚れの付着や継目を介した内部への異物等の侵入を抑制することができる。
このシート状部材25には、ボウル部11の開口11aに応じた開口部26が設けられている。また、このシート状部材25には、図3に示すように、開口部26の周囲を囲むように加温部27が設けられている。このような構成とすれば、使用者の着座する部位を加温することができる。
このシート状部材25は、人体支持面12及び補助支持面22,22を略全面に亘って覆うように配される。つまり、シート状部材25の便器奥行方向に沿う寸法は、便器本体部10及び補助支持部20,20の便器奥行方向に沿う寸法と略同寸法とされている。また、シート状部材25の便器幅方向に沿う寸法は、便器本体部10の便器幅方向に沿う寸法に補助支持部20,20の便器幅方向に沿う寸法を足し合わせた寸法と略同寸法とされている。このシート状部材25は、便器幅方向に沿う寸法の調整が可能なように切断可能とされていてもよい。この場合は、このシート状部材25の切断前の便器幅方向に沿う寸法を、一般的なトイレ室2の最大間口寸法に応じて適宜の寸法としてもよい。また、図例では、シート状部材25の後端部に、上記した便蓋17及び軸受部16を受け入れる切欠状の凹所を設けた例を示している。
また、このシート状部材25は、人体支持面12及び補助支持面22,22の表面形状に応じた形状とされたものであってもよく、または人体支持面12及び補助支持面22,22の表面形状に追従するように変形可能な構成とされたものであってもよい。このシート状部材25は、ABS樹脂等の合成樹脂系材料から形成されたものであってもよい。また、このシート状部材25は、人体支持面12及び補助支持面22,22に対して接離自在に設けられたものであってもよく、接離不能に設けられたものであってもよい。
加温部27は、シート状部材25の全体に亘って設けられておらず、開口部26の周縁部に沿うように設けられている。この加温部27は、使用者の着座面の加温が可能なように適宜の範囲に亘って設けられていてもよい。図例では、この加温部27を、平面視して楕円環状とした例を示しているが、このような形状に限られない。
この加温部27としては、シート状部材25の下面に沿ってまたは埋込状に設けられた電熱線等の線状ヒーターや面状ヒーター等の電気式ヒーターであってもよく、温水や熱風等の熱媒体が流通される熱媒体管路であってもよい。また、便器本体部10に、加温部27に対応させて駆動電源や熱媒体を供給する接続部等を設けた構成としてもよい。なお、このような加温部27をシート状部材25に設けた態様に代えて、便器本体部10側に設けた構成としてもよく、さらには、このような加温部27を設けていない構成としてもよい。
本実施形態に係る便器装置1の設置構造は、図3(a)に示すように、便器本体部10の便器幅方向両側において対向されるトイレ室2の両側壁面4,4に、便器幅方向両側の補助支持部20,20を当接させるように設置した構造とされている。このような構成とすれば、人体支持面12及び補助支持面22,22によってトイレ室2の両側壁面4,4間に亘る支持面を構成することができる。これにより、トイレ室2の側壁面4,4との間に空間が形成されるものと比べて、すっきりとした印象を与えることができ、また、安定感のある外観を呈することができる。
また、本実施形態では、便器幅方向両側の補助支持部20,20に補助天板部21,21及び補助前板部23,23を設けてこれらをトイレ室2の両側壁面4,4に当接させるように設置した構造としている。このような構成とすれば、特に清掃し難くなる傾向がある便器本体部10の便器幅方向両側の清掃を要するスペースを補助天板部21,21及び補助前板部23,23によって略閉鎖することができ、トイレ室2内の清掃性を向上させることができる。
また、便器本体部10及び補助支持部20,20の背面を、トイレ室2の奥壁面5に当接させるように設置した構造としている。このような構成とすれば、特に清掃し難くなる傾向がある便器装置1の奥側の清掃を要するスペースをなくすことができ、トイレ室2内の清掃性を向上させることができる。
なお、図例では、便器本体部10の便器幅方向両側の補助支持部20,20の便器幅方向に沿う寸法W1,W1を互いに同寸法とした例を示しているが、このような態様に限られない。また、これら補助支持部20,20及びシート状部材25は、トイレ室2の便器幅方向に沿う間口寸法(両側壁面4,4間の寸法)に応じて切断されたものであってもよい。
また、図3(b)では、図3(a)に示すトイレ室2よりも間口寸法が大とされたトイレ室2Aに便器装置1を設置した例を示している。つまり、図3(b)の例では、便器本体部10の便器幅方向両側の補助支持部20A,20Aの便器幅方向に沿う寸法W2,W2を、図3(a)の例よりも大としている。つまりは、図3(b)の例では、補助支持部20A,20Aを構成する補助天板部21A及び補助前板部23A並びにシート状部材25Aの便器幅方向に沿う寸法を、図3(a)の例よりも大としている。
なお、上記のような設置構造に代えて、便器幅方向両側の補助支持部20,20のうちの一方のみを、トイレ室2の一方の側壁面4に当接させた構造としてもよい。また、便器幅方向両側の補助支持部20,20の両方または一方の当接対象としては、トイレ室2の側壁面4に限られず、トイレ室2を区画する壁体に付設状に設けられた収納等の表面であってもよい。
次に、便器装置の一変形例について図4を参照して説明する。
なお、以下の変形例では、上記した例との相違点について主に説明し、同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略または簡略に説明する。また、上記した例と同様に奏する作用効果についても説明を省略または簡略に説明する。
本変形例に係る便器装置1Aは、保持機構18Aの構成が上記した例とは主に異なる。
この保持機構18Aは、便器幅方向に延びる第1フレーム19Aと、第1フレーム19A同士を連結するように設けられた第2フレーム19Bと、を骨組状に組付けた骨組構造とされている。このような構成とすれば、保持機構18Aの剛性を向上させることができる。この保持機構18Aは、便器本体部10の側面15に対してねじ等の適宜の固着具によって固定されるものであってもよい。このように骨組構造とされた保持機構18Aに、抽斗等の収納体が保持されるものであってもよい。
図例では、上記した3本の保持フレーム19,19,19と同様な位置に設けられた3本の第1フレーム19A,19A,19Aに加えて、便器本体部10の後端部の床3に沿うように第1フレーム19Aを設けた例を示している。また、便器本体部10の上端側部位において便器奥行方向に間隔を空けて配設された第1フレーム19A,19A間に架け渡すように、かつ便器幅方向に間隔を空けて2本の第2フレーム19B,19Bを設けた例を示している。また、便器本体部10の前端側部位において上下に間隔を空けて配設された第1フレーム19A,19A間に架け渡すように、かつ便器幅方向に間隔を空けて2本の第2フレーム19B,19Bを設けた例を示している。また、便器本体部10の後端側部位において上下に間隔を空けて配設された第1フレーム19A,19A間に架け渡すように、かつ便器幅方向に間隔を空けて2本の第2フレーム19B,19Bを設けた例を示している。なお、骨組構造とされた保持機構18Aとしては、このような構成とされたものに限られず、その他、種々の構成とされたものであってもよい。
また、上記した各例では、便器本体部10を平面視して略方形状とした例を示しているが、略楕円形状等としてもよい。この場合は、便器幅方向両側の補助支持部20,20の形状を、便器本体部10の形状に合わせて適宜、変形するようにすればよい。本実施形態に係る便器装置1の各部材及び各部の構成は、一例に過ぎず、その他、種々の変形が可能である。
1,1A 便器装置
10 便器本体部
11 ボウル部
11a 開口
12 人体支持面
13 前面(便器本体部の前面)
18,18A 保持機構
20,20A 補助支持部
21,21A 補助天板部
22 補助支持面
23 補助前板部
23a 前面
25 シート状部材
26 開口部
27 加温部
2,2A トイレ室
4 側壁面

Claims (7)

  1. 上方側に向けて開口するボウル部の開口周囲に人体支持面が設けられた便器本体部と、それぞれの上面が前記人体支持面に連なるように配される補助支持面とされ前記便器本体部の便器幅方向両側に連結される補助支持部と、を備えていることを特徴とする便器装置。
  2. 請求項1において、
    前記補助支持部は、前記補助支持面を構成する補助天板部と、該補助天板部の便器奥行方向前端部から垂れ下がるように設けられ、それぞれの前面が前記便器本体部の前面に連なるように配される補助前板部と、を備えていることを特徴とする便器装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記便器本体部の便器幅方向両側において前記補助支持部を接離自在に保持する保持機構を備えていることを特徴とする便器装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    前記補助支持部は、便器幅方向に沿う寸法の調整が可能なように切断可能とされていることを特徴とする便器装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、
    前記ボウル部の開口に応じた開口部が設けられ、前記人体支持面及び便器幅方向両側の前記補助支持面を一連状に覆うように配されるシート状部材を備えていることを特徴とする便器装置。
  6. 請求項5において、
    前記シート状部材には、前記開口部の周囲を囲むように加温部が設けられていることを特徴とする便器装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の便器装置の設置構造であって、
    前記便器本体部の便器幅方向両側において対向されるトイレ室の両側壁面に、便器幅方向両側の前記補助支持部を当接させるように設置したことを特徴とする便器装置の設置構造。
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