JP2021188239A - 安全帽 - Google Patents

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Abstract

【課題】保管が容易であるうえ、外部からの衝撃が着用者の頭に直接加えられないようにする安全帽を提供する。【解決手段】本発明の安全帽は、安全帽本体; 前記安全帽本体の内部に設置されて着用者の頭部が収容され、独立して区画された複数のエアセルが形成されるエアクッションと; 前記安全帽本体の上側中央部を覆うように設置され、耐衝撃性を有する硬質キャップと;前記安全帽本体で、前記硬質キャップの周りと対応する位置の周りに沿って形成される第1曲げガイド、及び前記第1曲げガイドの下部の一定間隔離隔している位置に前記安全帽本体の周りに沿って形成される第2曲げガイドからなる二重曲げ手段と;を含んでなることを特徴とする。【選択図】図15

Description

本発明は、安全帽に係り、より詳細には、保管が容易であるうえ、外部からの衝撃が着用者の頭に直接加えられないようにする安全帽に関する。
安全帽は、頭部を保護するために着用するもので、各種の建設現場で使用する建設産業用安全帽、自転車、オートバイ及びインラインなどのレジャースポーツで使用するスポーツ用安全帽、及び地震などの災害の発生時に災難現場で使用する防災用安全帽などへと幅広く使われている。
このような安全帽は、落下物などの外部からの衝撃の発生時に、その衝撃に耐えるために強化プラスチックなどの硬い素材からなる半球状の構造を持っているのが一般的である。しかし、ほとんどの安全帽は、サイズが大きいため多くの体積を占め、重いため保管時に多くの空間を占めるだけでなく、一度に大量を移し難いという問題点がある。
上述した問題点を解決するために、「携帯可能な組立式安全帽及びその製造方法(韓国特許第10−1167457号)」では、重なり合っている複数の切片の結合孔に結合ピンを差し込み、この結合ピンを中心に切片を回転移動させた後、ヒンジ手段を介して半分に折り畳まれている連結部を広げ、連結部の結合手段に各切片の結合手段をスナップ連結方式で結合した後、衝撃吸収材を本体部の内面に密着させて位置させ、連結部の内周面に形成された固定手段に頭ひもの固定手段を結合した後、頭ひもを媒介として着用する安全帽を提示している。
しかし、このような組立式安全帽は、安全帽の形態に組み立てる過程が非常に複雑なので、安全帽の着用までに多くの時間が必要であるため、地震などの緊急状況で短い時間で安全帽の形態に組み立てることが困難であるという問題点がある。さらに、組立式安全帽は、複雑な組立過程により、繰り返し使用すると故障したり部品が失われたりするという問題点がある。
特に、組立式安全帽の場合には、部品の結合が完璧ではないため、組立式安全帽を着用しても、落下物や外部からの衝撃が着用者の頭に直接伝達されて着用者が倒れたり怪我したりするという問題点がある。
したがって、保管が容易であるだけでなく、落下物などの外部からの衝撃が加わっても、着用者の頭部に直接衝撃及び損傷が加えられないようにして、頭部を安定的に保護することができる安全帽に関する技術開発の研究が求められている。
韓国特許第10−1167457号公報(2012年7月13日登録)
本発明は、上述した問題点を解消するためになされたもので、その目的は、保管が容易であるうえ、外部からの衝撃が着用者の頭に直接加えられないように耐衝撃性を有する安全帽を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は、安全帽本体; 前記安全帽本体の内部に設置されて着用者の頭部が収容され、独立して区画された複数のエアセルが形成されるエアクッションと; 前記安全帽本体の上側中央部を覆うように設置され、耐衝撃性を有する硬質キャップと;前記安全帽本体で、前記硬質キャップの周りと対応する位置の周りに沿って形成される第1曲げガイド、及び前記第1曲げガイドの下部の一定間隔離隔している位置に前記安全帽本体の周りに沿って形成される第2曲げガイドからなる二重曲げ手段と;を含んでなり、加圧または外部からの衝撃の際に、前記二重曲げ手段によって前記安全帽本体が折り畳まれるようにしながら、前記硬質キャップによって前記安全帽本体の中央部を膨らんだ形状に維持することを特徴とする、安全帽を提供する。
このとき、前記安全帽本体は、前記第2曲げガイドを中心に内側に曲げられ、前記第1曲げガイドを中心に外側に曲げられることを特徴とする。
また、前記エアクッションは、中心部、及び前記中心部の周りに沿って形成された翼部のそれぞれに複数の溝が形成された第1シートと、溝が形成されていない第2シートとを相互対応するように位置させて仮接合し、前記溝にエアを注入した後、前記中心部に形成された溝に対応する形状の第1モールドで加圧しながら、高周波によって前記中心部の溝を除いた部分が接着され、前記翼部に形成された溝に対応する形状の第2モールドで加圧しながら、高周波によって前記翼部の溝を除いた部分が接着されることにより、前記エアセルが形成されることを特徴とする。
また、前記エアセルは、前記エアクッションの中心から放射状に形成されることもできる。
また、前記エアセルの内部にはスポンジが充填されることもできる。
一方、前記安全帽本体の内側上部と前記エアクッションとの間に衝撃吸収材が設置されることもできる。
また、前記安全帽本体の外面に防炎布を付着することもできる。
上述した本発明の安全帽によれば、安全帽本体の上側中央部を覆うように設置される硬質キャップと、安全帽本体の内面のうち、硬質キャップの周りと対応する位置の周りに沿って形成される第1曲げガイド、及び第1曲げガイドの下部の一定間隔離隔している位置に安全帽本体の周りに沿って形成される第2曲げガイドからなる二重曲げ手段とが備えられることにより、加圧または外部からの衝撃の発生時に、前記二重曲げ手段によって安全帽本体が折り畳まれながら、硬質キャップによって安全帽本体の中央部を膨らんだ形状に維持することができるという効果がある。
特に、本発明の二重曲げ手段を介して安全帽本体が外側に曲げられながら内側にも曲げられる二重曲げが可能なので、安全帽の体積を減らした後、積層して保管を容易にすることができるだけでなく、落下物などの外部からの衝撃が加わっても、耐衝撃性を有する硬質キャップによって安全帽本体の膨らんだ中央部の形状をそのまま維持することができるので、着用者の頭部を安全に保護することができるという効果がある。
本発明に係る安全帽の前方斜視図である。 本発明に係る安全帽の底面図である。 本発明の他の実施例に係る安全帽の前方斜視図である。 本発明の他の実施例に係る安全帽の後方斜視図である。 本発明の他の実施例に係る安全帽の内部斜視図である。 本発明の他の実施例に係る安全帽の内部側面図である。 本発明に係る後ろ首プロテクターの斜視図である。 本発明に係るヘッドバンドの斜視図である。 本発明に係るエアクッションの製造過程図である。 本発明に係るエアクッションの製造過程図である。 本発明に係るエアセルにスポンジが挿入された例示図である。 本発明に係る衝撃吸収材の斜視図である。 本発明に係る硬質キャップの斜視図である。 本発明に係る二重曲げ手段の詳細図である。 本発明に係る加圧または外部からの衝撃によって二重曲げ変形した安全帽の斜視図である。
以下、本発明を詳細に説明する。
図1は本発明に係る安全帽の前方斜視図、図2は本発明に係る安全帽の底面図、図3は本発明の他の実施例に係る安全帽の前方斜視図、図4は本発明の他の実施例に係る安全帽の後方斜視図、図5は本発明の他の実施例に係る安全帽の内部斜視図、図6は本発明の他の実施例に係る安全帽の側面図である。
本発明に係る安全帽は、図1乃至図6に示すように、安全帽本体100、エアクッション300、硬質キャップ500、及び二重曲げ手段600を含んでなる。
本発明の前記安全帽本体100は、着用者の頭部に着用できるように下部が開放されて収容部110が形成された構成である。
前記安全帽本体100は、安全帽の外形をなすもので、下部が開放されて内部に着用者の頭が装着できるように半球形または楕円形の収容部110が形成され、外部の衝撃などから着用者の頭部を保護する役割を果たす。
前記安全帽本体100の両側には、着用者の頭部に着用した後、安全帽が離脱しないように固定する一対のストラップ120が設置できる。一対の前記ストラップ120は、連結具121によって前記安全帽本体100の両側下部に連結設置され、前記ストラップ120の端部には締結具122が形成されることにより、一対からなる前記ストラップ120間の相互締結または締結解除が可能であり、このような締結具122にはホイッスルや笛などの危険通知装置(図示せず)が設置され、災難によって孤立した場合に位置を知らせることができる。また、一対の前記ストラップ120の少なくとも一つには、着用者の顎、頭などのサイズに合わせて前記ストラップ120の長さを調節することができる長さ調節具123が設置できる。
前記安全帽本体100の後方には、首の後ろ部分と肩の部分を保護することができる後ろ首プロテクター130が設置できる。これは、本発明に係る前記後ろ首プロテクター130を斜視図で示した図7から確認することができる。図7に示すように、後ろ首プロテクター130は、プロテクター結合具131によって安全帽本体100の後方下側に連結設置できる。プロテクター結合具131は、後ろ首プロテクター130を十分に引っ張ったり押し付けたりしながら使用することができるように伸縮性のバンドからなることが好ましいが、これに限定されるものではない。
前記安全帽本体100の下端内側の周方向に沿ってエンドバンド140が備えられ得る。エンドバンド140は、安全帽本体100の下端内側でヘッドバンド結合具210を支えることにより、ヘッドバンド200を安全帽本体100に結合できるようにするリベットRが安定的に固定維持されるようにする。
場合によっては、前記安全帽本体100や後ろ首プロテクター130にRF(radio frequency)チップが備えられることにより、安全帽着用者の位置把握を可能にして退避現況を把握することができ、それにより救助活動を迅速に行うことができる。
但し、前記安全帽本体100は、発泡プラスチックで形成されて軽量化でき、例えばEVAやウレタンなどによる発泡フォームで成形して製作できる。
また、安全帽本体100の下側の内周に沿って着用者の頭部の周りを包み込むヘッドバンド200が設置できる。
図8は本発明に係るヘッドバンド200を示す斜視図である。図8に示すように、前記ヘッドバンド200は、前記安全帽本体100の収容部110の内周に沿って設置できるように円形または半球形の帯形状をし、着用者が落下物などとの衝突時に発生する衝撃を吸収または緩和し、特に着用者の頭部の周りに沿って嵌められ、着用者の頭部から安全帽本体100が離脱しないように保持する役割を果たす。
前記ヘッドバンド200の外周面に沿ってヘッドバンド結合具210が一定の間隔ごとに形成され、このようなヘッドバンド結合具210と安全帽本体100との間がリベットRによって結合できる。
本発明の前記エアクッション300は、前記安全帽本体100の内部に設置され、着用者の頭部が収容されるようにするもので、独立して区画された複数のエアセル340が形成される構成である。
前記エアクッション300は、円形の中心部310、及び前記中心部310の周方向に沿って放射状に形成された翼部320のそれぞれに複数の溝hが形成された第1シート300aと、前記第1シート300aに密着して接合される第2シート300bとで構成できる。
すなわち、前記エアクッション300は、中心部310、及び前記中心部310の周りに沿って形成された翼部320のそれぞれに複数の溝hが形成された第1シート300aと、溝が形成されていない第2シート300bとを相互対応するように位置させて仮接合した後、前記第1シート300aと第2シート300bとの間の溝hにエアを注入し、前記中心部310に形成された溝hに対応する形状の第1モールドm1で前記中心部310を加圧しながら、高周波によって前記中心部310の溝hを除いた部分が接着され、前記翼部320に形成された溝hに対応する形状の第2モールドm2で前記翼部320を加圧しながら、高周波によって前記翼部320の溝hを除いた部分が接着されることにより、接着の行われていない溝hが独立して区画された複数のエアセル340が形成される。このエアセル340は、前記エアクッション300の中心から放射状に形成されるが、これにより、外部からの影響によって頭に加わる衝撃を最小限に抑えることができる。
前記エアクッション300には、中心部310の一定の地点から翼部320の一定の地点まで切開された切開部330が一定の間隔で形成できるが、このような前記切開部330によって、前記エアクッション300を半球またはドームの形状に作るときに皺くちゃにならないようにすることができる。
図9及び図10は本発明に係る前記エアクッション300の製造過程を示す図である。前記エアクッション300は、溝hが形成された第1シート(sheet)300a、及び溝が形成されていない第2シート(sheet)300bを準備する第1ステップ(S10)と、前記第1シート300aと第2シート300bとを仮接合した後、前記溝hにエアを注入する第2ステップ(S20)と、中心部310に形成された溝hに対応する形状の第1モールドm1で加圧しながら、高周波によって前記中心部310の溝hを除いた部分が接着される第3ステップ(S30)と、翼部320に形成された溝hに対応する第2モールドm2で加圧しながら、高周波によって前記翼部320の溝hを除いた部分が接着されることにより、独立して区画された複数のエアセル340を形成する第4ステップ(S40)によって製造できる。
上述したように、まず、第1ステップは、溝hが形成された第1シート300aと、溝が形成されていない第2シート300bを準備するステップである(S10)。
つまり、第1ステップは、中心部310、及び前記中心部310から放射状に形成された翼部320のそれぞれに複数の溝hが形成された第1シート300aと、前記第1シート300aに対応する大きさを有し、溝が形成されていない第2シート300bとを準備するステップである。
次に、第2ステップは、前記第1シート300aと第2シート300bとを重ね合わせて仮接合した後、前記第1シート300aと第2シート300bとの間の溝hにエアを注入するステップである(S20)。
つまり、第2ステップでは、前記第1シート300aに形成された溝hの開放された部分が前記第2シート300bと向かい合うように配置して仮接合し、前記第1シート300aの溝hが形成された部分にエアを注入して充填が行われるようにする。
次に、第3ステップは、前記中心部310に形成された溝hに対応する形状の第1モールドm1で加圧しながら、高周波によって前記中心部310の溝hを除いた部分が接着されるステップである(S30)。
前記第1シート300aと第2シート300bとの間の溝hにエアが注入された状態で、前記中心部310に形成された溝hに対応する形状の第1モールドm1を加圧し、高周波によって前記中心部310の溝hが形成された部分を除いた部分を接合し、区画して、前記中心部310に独立して区画されたエアセル340を形成することができる。中心部310に形成される前記エアセル340は、中心の円形に形成されるエアセルと、円形のエアセルを中心に外側に沿って一定間隔離隔するように形成されるエアセルとから構成できる。
最後に、第4ステップは、前記翼部320に形成された溝hに対応する第2モールドm2で加圧しながら、高周波によって前記翼部320の溝hを除いた部分が接着されることにより、独立して区画された複数のエアセル340を形成するステップである(S40)。
第4ステップを介して中心部310だけでなく、翼部320にもエアセル340が形成できる。ただし、前記エアセル340は、時間の経過に伴い、内部のエアが失われるおそれがあるので、本発明に係る前記エアセル340にスポンジ350が挿入された例示図である図11に示すように、溝hにスポンジ350を挿入した状態でエアを注入してエアセル340を形成することにより、スポンジ350自体の多孔性特性を用いてスポンジ350の内部にエアが存在するようにしてエア損失を最小限に抑えることができる。
前記実施例では、前記エアセル340の配置の一例として、中心部310と翼部320で構成されている構造を説明しているが、その配置形態はこれに限定されるものではなく、様々な修正及び変形が可能である。つまり、中心部310せずに翼部320が、備えられる配置も可能である。
一方、前記安全帽本体100の内側上部とエアクッション300との間に衝撃吸収材400が設置されることができる。
図12は本発明に係る衝撃吸収材400を示す斜視図である。図12に示すように、衝撃吸収材400は、安全帽本体100の内側中央部の内面とエアクッション300の中央部の外面との間に設置され、弾性によって衝撃を吸収して緩衝する作用を果たす。
図12を参照すると、衝撃吸収材400の上面には、前記安全帽本体100を中心に前記硬質キャップ500と結合させるためのリベットRが挿入できるリベット溝410が凹設できることが分かる。また、前記衝撃吸収材400には、前記安全帽本体100の内部上側の中央面に密着するように外側に切開部(図示せず)を形成してもよく、安全帽本体100の内面との滑りを防止するための滑り止め溝(図示せず)または滑り止め突起(図示せず)を多数個形成してもよい。
前記衝撃吸収材400は、加圧または外部からの衝撃が加えられながら荷重によって圧縮され、圧縮された荷重が除去されると形状が復元できるようにゴム素材または圧縮発泡スチロールからなることが好ましい。
本発明の前記硬質キャップ500は、安全帽本体100の上側中央部を覆うように設置される構成である。
図13は本発明に係る前記硬質キャップ500を示す斜視図である。図13に示すように、前記硬質キャップ500は、前記安全帽本体100の上側中央部の膨らんだ形状に対応するように上部が膨らんだ円形板の形状を有する。
前記硬質キャップ500の外周には、一定の間隔ごとにリベットRが通過するリベット通過ホール510が穿設できる。このようなリベット通過ホール510を介してリベットRが前記硬質キャップ500の上部から下部の方向に挿入されることにより、安全帽本体100または安全帽本体100の内側上部に設置される衝撃吸収材400との強固な結合を成す。
特に、前記安全帽本体100の上側中央部の外面に設置される前記硬質キャップ500を介して、落下物などの外部からの衝撃が安全帽に加わっても、安全帽本体100の上側中央部の膨らんだ形状をそのまま維持することができるようにするので、着用者が直接影響を受けないようにすることができる。すなわち、前記硬質キャップ500は、垂直落下物に対して耐衝撃性を有する。
このため、前記硬質キャップ500は、外部からの衝撃にも割れたり破損したりしないポリカーボネートなどの強化素材からなることが好ましいが、必ずしもポリカーボネートに限定されるものではなく、割れたり破損したりしないように耐衝撃性を有する強化素材として使用できるものであればいずれも適用可能である。
ちなみに、前記硬質キャップ500の表面には、光によって反射される反射材または夜光材がシート形式で印刷された識別シート520が付着または印刷されることにより、視界確保の難しい空間で識別を容易にする。
本発明の前記二重曲げ手段600は、前記安全帽本体100の内面のうち、前記硬質キャップ500の周りと対応する位置の周りに沿って形成される第1曲げガイド610と、前記第1曲げガイド610の下部の一定間隔離隔している位置に前記安全帽本体100の周りに沿って外側に段差付いている第2曲げガイド620とからなる構成である。
図14は本発明に係る前記二重曲げ手段600を示す詳細図である。これを参照すると、前記二重曲げ手段600をなす第1曲げガイド610と第2曲げガイド620を確認することができる。図14(a)は安全帽本体100を示す外部側面図であり、図14(b)は図14(a)のA部分を拡大して示すものであり、図14(c)は図14(a)のB部分を拡大して示すものである。
図14を参照すると、安全帽本体100を側面から眺めたときに前記第1曲げガイド610によって前記安全帽本体100の上端から第1領域100aと第2領域100bに順次区分され、前記第2曲げガイド620によって第2領域100bと第3領域100cに順次区分され得る。
つまり、安全帽を積層して保管するために加圧するか、或いは落下物などの外部からの衝撃が加わると、前記第2曲げガイド620を中心に前記安全帽本体100が内側に曲げられながら、第2領域100bと第3領域100cに折り畳まれ、前記第1曲げガイド610を中心に前記安全帽本体100の上部が外側に曲げられながら、第1領域100aと第2領域100bに折り畳まれることにより、二重折り畳みまたは二重曲げが連続的に行われる。
前記第1曲げガイド610は、図14(b)に示すように、前記安全帽本体100の内面の一定の高さでその周りに沿って凹設されるもので、加圧または落下物による外部からの衝撃の際に前記第1曲げガイド610を中心に前記安全帽本体100の第1領域100aと第2領域100bが外側に曲げられながら、前記安全帽本体100の中央部と前記硬質キャップ500が上方に膨らんだ形状に維持できるようにする。
前記第2曲げガイド620は、図14(c)に示すように、前記第1曲げガイド610の下部の一定間隔離隔している位置に多段に形成されながら、外部に突出した段差付いている形状に形成されるものであり、第2領域100bと第3領域100cとの間で折り畳みが可能である。これにより、加圧または落下物による外部からの衝撃の際に、前記第2曲げガイド620を中心に前記安全帽本体100が内側に曲げられながら、第2領域100bと第3領域100cに折り畳まれて前記安全帽本体100の体積を減らすことができる。
特に、前記第1領域100aと第3領域100cの厚さよりも前記第2領域100bの厚さが相対的にさらに薄いことが好ましいが、これは、前記第2曲げガイド620を中心に前記安全帽本体100が内側に曲げられながら第2領域100bと第3領域100cに折り畳まれるようにし、前記第1曲げガイド610を中心に前記第1領域100aと第2領域100bが外側に曲げられるようにすることにより、連続的な二重曲げ動作が柔軟に行われるようにするためである。例えば、第1領域100aと第3領域100cの厚さが5mmであるとき、第2領域100bの厚さは4mmであり得る。
図15は本発明によって加圧または外部からの衝撃によって二重曲げ変形している安全帽を示す斜視図である。前記第1曲げガイド610と第2曲げガイド620からなる二重曲げ手段600によって折り畳まれて体積が小さくなった安全帽の形態の確認が可能である。
上述したような前記第1曲げガイド610と第2曲げガイド620の構成は、例示的に説明したものに過ぎないことが、これに限定されるものではない。図1に示すように、 前記第1曲げガイド610も前記第2曲げガイド620と類似した形態で構成することもできる。前記第1曲げガイド610と前記第2曲げガイド620が折り畳まれることができる構成であれば、どのような構成でもよい。
一方、図面に開示されてはいないが、前記安全帽本体100の外面に防炎布を付着して火に燃えないようにすることもできる。
上述したように、本発明は、安全帽本体100の上側中央部を覆うように硬質キャップ500が設置され、前記安全帽本体100の内面のうち、前記硬質キャップ500の周りと対応する位置の周りを沿って形成される第1曲げガイド610と、前記第1曲げガイド610の下部の一定間隔離隔している位置に前記安全帽本体100の周りに沿って形成される第2曲げガイド620とからなる二重曲げ手段600が備えられることにより、加圧または外部からの衝撃の発生時に、前記第2曲げガイド620を中心に前記安全帽本体100が折り畳まれるようにしながら、続いて第1曲げガイド610を中心に前記硬質キャップ500によって前記安全帽本体100の中央部を常に膨らんだ形状に維持することができるように連続的に二重曲げが行われることに特徴がある。
したがって、本発明によれば、前記二重曲げ手段600を介して前記安全帽本体100が外側に曲げられながら内側にも曲げられて二重曲げが可能なので、安全帽の体積を減らした後に積層することができるため、保管性に優れるだけでなく、前記硬質キャップ500によって落下物などの外部からの衝撃が加わっても、前記安全帽本体100の中央部を常に膨らんだ形状に維持することができるので、安全帽着用者の頭部を安全に保護することができるということに大きい意味がある。
以上の説明は、本発明の技術思想を例示的に説明したものに過ぎないもので、本発明の属する技術分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の本質的な特性から逸脱することなく様々な修正及び変形が可能であろう。よって、本発明に開示された実施形態は、本発明の技術思想を限定するためのものではなく、説明するためのものであり、このような実施形態によって本発明の技術思想の範囲が限定されるものでもない。本発明の保護範囲は、特許請求の範囲によって解釈されるべきであり、それと同等の範囲内にあるすべての技術思想は、本発明の権利範囲に含まれるものと解釈されるべきである。
100 安全帽本体
100a 第1領域
100b 第2領域
100c 第3領域
110 収容部
120 ストラップ
121 連結具
122 締結具
123 長さ調節具
130 後ろ首プロテクター
131 プロテクター結合具
140 エンドバンド
200 ヘッドバンド
210 ヘッドバンド結合具
300 エアクッション
300a 第1シート
300b 第2シート
310 中心部
320 翼部
330 切開部
340 エアセル
350 スポンジ
400 衝撃吸収材
410 リベット溝
500 硬質キャップ
510 リベット通過ホール
520 識別シート
600 二重曲げ手段
610 第1曲げガイド
620 第2曲げガイド
h 溝
m1 第1モールド
m2 第2モールド
R リベット

Claims (7)

  1. 安全帽本体と、
    前記安全帽本体の内部に設置されて着用者の頭部が収容され、独立して区画された複数のエアセルが形成されるエアクッションと、
    前記安全帽本体の上側中央部を覆うように設置され、耐衝撃性を有する硬質キャップと;
    前記安全帽本体で、前記硬質キャップの周りと対応する位置の周りに沿って形成される第1曲げガイド、及び前記第1曲げガイドの下部の一定間隔離隔している位置に前記安全帽本体の周りに沿って 形成される第2曲げガイドからなる二重曲げ手段と、を含んでなり、
    加圧または外部からの衝撃の際に、前記二重曲げ手段によって前記安全帽本体が折り畳まれるようにしながら、前記硬質キャップによって前記安全帽本体の中央部を膨らんだ形状に維持することを特徴とする、安全帽。
  2. 前記安全帽本体の内側上部と前記エアクッションとの間に衝撃吸収材が設置されることを特徴とする、請求項1に記載の安全帽。
  3. 前記安全帽本体は、前記第2曲げガイドを中心に内側に曲げられ、前記第1曲げガイドを中心に外側に曲げられることを特徴とする、請求項1に記載の安全帽。
  4. 前記エアクッションは、
    中心部、及び前記中心部の周りに沿って形成された翼部のそれぞれに複数の溝が形成された第1シートと、溝が形成されていない第2シートとを相互対応するように位置させて仮接合し、前記溝にエアを注入した後、前記中心部に形成された溝に対応する形状の第1モールドで加圧しながら、高周波によって中心部の溝を除いた部分が接着され、前記翼部に形成された溝に対応する形状の第2モールドで加圧しながら、高周波によって前記翼部の溝を除いた部分が接着されることにより、前記エアセルが形成されることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の安全帽。
  5. 前記エアセルは、前記エアクッションの中心から放射状に形成されることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の安全帽。
  6. 前記エアセルの内部にはスポンジが充填されることを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の安全帽。
  7. 前記安全帽本体の外面に防炎布を付着することを特徴とする、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の安全帽。
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