JPH04308209A - ヘルメット - Google Patents

ヘルメット

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Publication number
JPH04308209A
JPH04308209A JP9960391A JP9960391A JPH04308209A JP H04308209 A JPH04308209 A JP H04308209A JP 9960391 A JP9960391 A JP 9960391A JP 9960391 A JP9960391 A JP 9960391A JP H04308209 A JPH04308209 A JP H04308209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
helmet
cooling sheet
storage agent
cover material
cold storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9960391A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Ito
伊藤晋次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taihei-Sansho KK
Original Assignee
Taihei-Sansho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Taihei-Sansho KK filed Critical Taihei-Sansho KK
Priority to JP9960391A priority Critical patent/JPH04308209A/ja
Publication of JPH04308209A publication Critical patent/JPH04308209A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ヘルメットの改良に
関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、建築作業者等は作業
時にヘルメットを着用しているが、特に夏季等において
はヘルメット内が汗等により蒸れて高温となり、不快感
が生じて集中力が散漫となり、誤作業等が生じてしまう
という問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、作業性を良好化させる
ことのできるヘルメットを提供せんことを目的とし、そ
の要旨は、ヘルメットの内側に冷気を発する蓄冷剤を配
設したことである。
【0004】
【作用】ヘルメットの内側には蓄冷剤が配設されている
ため、夏季等において、このヘルメットを着用して作業
を行うと、蓄冷剤から冷気が発せられ、頭の周囲をこの
冷気により良好に保冷し、快適な作業環境を演出するこ
とができる。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1はヘルメットの概略構成図であり、ヘルメッ
ト1の内側には冷却シート2が配設されている。この冷
却シート2は図2に示すように、多数の分包状に形成さ
れた袋部2a,2aを有しており、図3に断面拡大図で
示すように、この各袋部2a,2a内には吸水性樹脂5
が封入されている。冷却シート2は例えば通気性を有す
る不織布3で形成され、更に外側に通気性のないフイル
ム4が被着されたものとなっている。
【0006】尚、袋部2a内に封入される吸水性樹脂5
としては、例えば澱粉−アクリロニトリルグラフト重合
体の加水分解物、セルロース−アクリロニトリルグラフ
ト重合体の加水分解物等の単量体と架橋剤との共重合体
、例えば架橋ポリアクリルアミド及びその加水分解物、
架橋されたスルホン化ポリエチレン、架橋ポパール、特
開昭52−14689号及び特開昭52−27455号
記載の架橋されたビニルエステル−不飽和カルボン酸共
重合体ケン化物、架橋されたポリアクリル酸塩及びアク
リル酸−アクリル酸エステル共重合体、架橋されたイソ
ブチレン−無水マレイン酸共重合体、及び架橋ポリエチ
レンオキシド等が挙げられる。さらに自己架橋性を有す
る重合物、例えば自己架橋型ポリアクリル酸、特公昭5
4−30710号に記載の樹脂や分子中に少なくとも水
酸基とカルボキシラート基を含有する高分子重合体、例
えば特公昭54−37994号に記載の樹脂でも良い。 尚、澱粉又はセルロースと水溶性単量体及び/又は加水
分解により水溶性となる単量体と架橋剤とを必須成分と
して重合させ、必要により加水分解を行うことにより得
られる吸水樹脂であっても良い。上記の吸水樹脂は一種
類であっても、又、二種類以上用いたものであっても良
く、又、吸水樹脂は、粉末状,粒子状,フレーク状,繊
維状の何れの形状であっても良い。
【0007】尚、袋部2a内には吸水性樹脂5とともに
芳香剤を適宜混入させておくことができる。この芳香剤
としては、ラベンダー,ベルガモット,ペパーミント,
ヒノキ,ライム,バジル,レモン,ユーカリ,メントー
ル等の香りを発する芳香剤の1種類又は2種類以上を入
れることができ、芳香剤から発せられる香りにより、例
えばラベンダーの香りの場合にはストレスが緩和され、
リラックスした気分となり、ペパーミントにおいては爽
快感,清涼感を得ることができ、またレモン,ヒノキ等
の香りでは集中力を向上させることができ、さらに眠気
覚ましの効果をも得ることができる。
【0008】尚、前記冷却シート2は水に漬けられて内
部の吸水性樹脂5内に水分を吸水させた状態で予め冷凍
庫内で冷凍しておき、これを使用する時に冷凍庫より取
り出してヘルメット1の内側に配設するものであり、作
業中に吸水性樹脂5から冷気が不織布3を通して発せら
れ、この冷気により作業者の頭が冷やされて爽快感を得
ることができる。又、吸水性樹脂5は汗等の蒸気を吸収
し、ヘルメット内の蒸れを防ぐことができる。
【0009】尚、実験値によれば、外気温とヘルメット
1内部の温度差を3〜5℃に保つことができ、この温度
差は最も快適な作業性を有することが確認されている。 又、冷却シート2は5時間程度冷気を発し続けるもので
あれば良く、5時間後には新たな冷却シート2と交換す
れば良い。
【0010】尚、冷却シート2は内部に封入されている
吸水性樹脂5が粒状等であり、袋部2a内に分散されて
おり、冷却シート2全体では弾力性が付与されたものと
なっており、冷却シート2は緩衝能をも有して作業者の
頭部を衝撃から保護することができる。
【0011】冷却シート2はヘルメット1の内側に貼着
しても良いが、ヘルメット1の内側に冷却シート2を配
設するに際し、図4に示すようなカバー材6を用いるこ
とができる。このカバー材6は弾力性のある発泡ポリス
チレンで形成し、前記冷却シート2の袋部2a,2a,
2aを嵌め込む凹部6a,6a,6aを有し、この各凹
部6aの底面には冷気孔6b,6b,6bがそれぞれ穿
設形成されており、このカバー材6に冷凍した冷却シー
ト2を重ね合わせてヘルメット1の内側に貼着等するこ
とができ、各凹部6a内に袋部2aが図5のように良好
に収納されて、冷気は冷気孔6bを通り作業者の頭部に
流下される。
【0012】尚、図6には冷却シート2の変形例を示す
。即ち、図6においては、冷却シート2の袋部2a,2
aの全てに吸水性樹脂5を封入するのではなく、所定間
隔の袋部2a内に吸水性樹脂5を封入させ、他の袋部2
a内には空気室Eを形成させたり、又、クッション材K
を封入させたものであり、空気室Eとクッション材Kに
より更に緩衝能を高めたものである。
【0013】尚、図6に示すような冷却シート2におい
ては、図7に平面図で示すように、サッカーボールを半
分に切断したような半球状に形成させて、ヘルメット1
の内側全域に良好に配設させることができるものとし、
各袋部2a,2aは五角形状に分包形成させておくと折
り曲げ等が容易なものとなる。
【0014】尚、図8は変形例であり、図8の場合には
ヘルメット1の内側に発泡スチロール製のカバー材7を
配設し、このカバー材7に蓄冷剤8の収納部を形成した
ものである。尚、カバー材7には冷気を通す冷気孔7a
を形成しておくことができる。尚、蓄冷剤8は前記吸水
性樹脂5ではなく従来使用されている澱粉系の液体状の
蓄冷剤とすることができる。
【0015】さらに図9はヘルメット1の内側へ配設す
るためのものであり、中央部にはブロー成形にて蓄冷剤
収納部9が形成されており、この蓄冷剤収納部9の注入
口9aからこの蓄冷剤収納部9内に液状等の蓄冷剤を封
入させることができるものとなっており、蓄冷剤収納部
9の周囲には複数本のバンド部10が延出されており、
各バンド部10の端部はリング部11に接続されており
、リング部11の後部には係止突起12と鉤凹部13が
形成されており、係止突起12に鉤凹部13の何れかを
掛止してリング部11の径を調節できるものとなってい
る。
【0016】このような図9のものでは、ヘルメット1
の内側に配設されると、バンド部10がヘルメットの内
壁と作業者の頭部間に空間を形成して緩衝能を果たすと
ともに、蓄冷剤収納部9からの冷気を良好に頭部Hの外
周へ流すことができるものである。
【0017】図10は更に図9のものをヘルメット1の
内側に配設させるに際し、発泡スチロール製のカバー材
14を介装させ、このカバー材14により更に緩衝能と
外部からの熱気の断熱効果を高めたものである。
【0018】図11は更に異なる変形例を示し、図11
ではリング部11の中央部にベルト15を介して蓄冷剤
収納部9を配置させたものであり、蓄冷剤収納部9はブ
ロー成形させたもので、蓄冷剤の注入口9aを有すると
ともに、ベルト15を通すことのできる通し孔9b,9
bを有している。図12はこの通し孔9b,9b内にベ
ルト15を通した状態の拡大断面構成図である。
【0019】さらに図13では、ヘルメット1の内側の
形状に対応させた半球状に形成した発泡スチロール製の
カバー材7の内側中央部にゴムバンド16,16を介し
蓄冷剤8を固定したものであり、各ゴムバンド16,1
6の端部はカバー材7内に埋め込まれており、冷凍庫内
から取り出した蓄冷剤8をこのゴムバンド16,16に
差し通して固定させることができるものである。
【0020】
【発明の効果】本発明のヘルメットは、内側に冷気を発
する蓄冷剤を配設したことにより、作業中に蓄冷剤から
冷気が作業者の頭部に発せられて頭部が良好に保冷され
、作業時の集中力を高め、誤作業を少なくし、また爽快
感を高めて作業性を向上させることができる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘルメット内に冷却シートを配設した状態の側
面断面構成図である。
【図2】冷却シートの斜視構成図である。
【図3】冷却シートの断面拡大図である。
【図4】冷却シートとカバー材の分解斜視図である。
【図5】カバー材に冷却シートを取り付けた状態の要部
断面拡大図である。
【図6】冷却シートの変形したものをヘルメットの内側
に配設した状態の側面構成図である。
【図7】図6の冷却シートの平面構成図である。
【図8】ヘルメットの内側にカバー材を介し蓄冷剤を配
設した状態の側面構成図である。
【図9】蓄冷剤収納部を形成したバンドタイプの平面構
成図である。
【図10】図9のバンドタイプのものを更にカバー材を
用いてヘルメットの内側に配設した状態の側面断面構成
図である。
【図11】さらに異なる変形例を示すバンドタイプの平
面構成図である。
【図12】蓄冷剤収納部にベルトを通した状態の断面拡
大図である。
【図13】カバー材の内側に蓄冷剤をゴムバンドを介し
固設した状態の下方側からの斜視構成図である。
【符号の説明】
1  ヘルメット 2  冷却シート 2a  袋部 5  吸水性樹脂 6  カバー材 6a  凹部 7  カバー材 8  蓄冷剤 9  蓄冷剤収納部 10  バンド部 11  リング部 14  カバー材 15  ベルト 16  ゴムバンド E  空気室 K  クッション材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  内側に冷気を発する蓄冷剤を配設して
    なるヘルメット。
JP9960391A 1991-04-03 1991-04-03 ヘルメット Pending JPH04308209A (ja)

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JP9960391A JPH04308209A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 ヘルメット

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JP9960391A JPH04308209A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 ヘルメット

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ID=14251672

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JP9960391A Pending JPH04308209A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 ヘルメット

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021095651A (ja) * 2019-12-16 2021-06-24 桂パテントマネージメント株式会社 帽子
JP2021188239A (ja) * 2020-06-03 2021-12-13 ブルーインダス カンパニー・リミテッドBlueindus Co., Ltd. 安全帽

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61155219A (ja) * 1984-12-27 1986-07-14 Babcock Hitachi Kk 亜硫酸カルシウムの酸化方法
JPS61164175A (ja) * 1985-01-17 1986-07-24 Toshiba Corp バランス型ガンマカメラ装置

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