JP2021177420A - 情報取得装置および情報管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業車両が移動中であるか停止中であるかを考慮して、作業車両の位置情報を記憶部に記憶する際のサンプリング間隔を切り替えることが可能となる情報取得装置を提供する。【解決手段】通信端末2は、作業車両11の位置を表す位置情報を検出する位置検出部51と、位置検出部51によって検出される位置情報をサンプリングして記憶部55に記憶する情報取得処理部42とを含む。情報取得処理部42は、位置検出部51によって検出される位置情報に基づいて、作業車両11が移動中であるか停止中であるかを判別し、作業車両11が停止中であると判別された場合に比べて、位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔が短くなるように、サンプリング間隔を切り替え可能に構成されている。【選択図】図5

Description

この発明は、情報取得装置および情報管理システムに関する。
特許文献1には、フォークリフト、油圧シャベル等の作業機械の稼働情報をサンプリングして、作業機械データとして記憶部に記憶するシステムにおいて、記憶部の記憶容量は有限であるため、作業機械情報の密度を犠牲にしても記録時間を長くしたい場合に、稼働情報をサンプリングする際のサンプリング間隔を大きくすることが開示されている。
特開2014−177816号公報
この発明の目的は、作業車両が移動中であるか停止中であるかを考慮して、作業車両の位置情報を記憶部に記憶する際のサンプリング間隔を切り替えることが可能となる情報取得装置および情報管理システムを提供することである。
この発明による情報取得装置は、衛星測位システムを利用して作業車両の位置を表す位置情報を検出する検出部と、前記検出部によって検出される位置情報をサンプリングして記憶部に記憶する情報取得処理部とを含み、前記検出部によって検出される位置情報に基づいて、前記作業車両が移動中であるか停止中であるかを判別し、前記作業車両が移動中であると判別された場合に、前記作業車両が停止中であると判別された場合に比べて、前記位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔が短くなるように、前記サンプリング間隔を切り替え可能に構成されている。
この構成では、作業車両が移動中であるか停止中であるかを考慮して、作業車両の位置情報を記憶部に記憶する際のサンプリング間隔を切り替えることが可能となる。 この発明の一実施形態では、前記情報取得処理部は、前記作業車両のキースイッチがキーオン状態であるかキーオフ状態であるかを判別し、前記キースイッチがキーオン状態にあると判別された場合に、前記キースイッチがキーオフ状態であると判別された場合に比べて、前記位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔が短くなるように、サンプリング間隔を切り替え可能に構成されている。
この構成では、作業車両が移動中であるか停止中であるかに加えて、作業車両のキースイッチがキーオン状態であるかキーオフ状態であるかをも考慮して、作業車両の位置情報を記憶部に記憶する際のサンプリング間隔を切り替えることが可能となる。
この発明の一実施形態では、前記情報取得処理部は、前記作業車両が移動中であると判別された場合には、前記作業車両の稼働情報を前記位置情報とともに前記記憶部に記憶するが、前記作業車両が停止中であると判別された場合には、前記作業車両の稼働情報を前記位置情報とともには前記記憶部に記憶しないように構成されている。 この構成では、作業車両が移動中であるか停止中であるかを考慮して、作業車両の稼働情報を位置情報とともに記憶部に記憶するか否かを選択することが可能となる。
この発明による情報管理システムは、作業車両側に設けられた通信端末と、前記通信端末と通信可能な管理サーバとを含み、前記通信端末は、衛星測位システムを利用して前記作業車両の位置を表す位置情報を検出する検出部と、前記検出部によって検出される位置情報を少なくとも含む作業車両側情報を取得して前記サーバに送信する第1情報取得処理部とを含み、前記管理サーバは、前記端末装置から送信されてくる作業車両側情報を受信してメモリに一時的に記憶する情報一時記憶処理部と、前記メモリに記憶された作業車両側情報内の少なくとも位置情報をサンプリングして記憶部に記憶する第2情報取得処理部とを含み、前記第2情報取得処理部は、前記メモリに記憶された作業車両側情報内の位置情報に基づいて、前記作業車両が移動中であるか停止中であるかを判別し、前記作業車両が移動中であると判別された場合に、前記作業車両が停止中であると判別された場合に比べて、前記位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔が短くなるように、サンプリング間隔を切り替え可能に構成されている。
この構成では、管理サーバは、通信端末から受信した作業車両側情報に基づく、作業車両が移動中であるか停止中であるかの判別結果を考慮して、作業車両側情報内の少なくとも位置情報を記憶部に記憶する際のサンプリング間隔を切り替えることが可能となる。 この発明の一実施形態では、前記作業車両側情報は、前記位置情報と、前記作業車両のキースイッチがキーオン状態であるかキーオフ状態であるかを表すキーオンオフ情報とを少なくとも含んでおり、前記第2情報取得処理部は、前記メモリに記憶された作業車両側情報内のキーオンオフ情報に基づいて、前記キースイッチがキーオン状態であるかキーオフ状態であるかを判別し、前記キースイッチがキーオン状態であると判別された場合に、前記キースイッチがキーオフ状態であると判別された場合に比べて、前記位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔が短くなるように、サンプリング間隔を切り替え可能に構成されている。
この構成では、管理サーバは、前述の作業車両が圃場内に位置しているか圃場外に位置しているかの判別結果に加えて、通信端末から受信した作業車両側情報に基づく、作業車両のキースイッチがキーオン状態であるかキーオフ状態であるかの判別結果をも考慮して、作業車両側情報内の少なくとも位置情報を記憶部に記憶する際のサンプリング間隔を切り替えることが可能となる。
この発明の一実施形態では、前記作業車両側情報は、前記位置情報と、前記キーオンオフ情報を含む前記作業車両の稼働情報とを少なくとも含んでおり、前記第2情報取得処理部は、前記作業車両が移動中であるか停止中であるかの前記判別結果を考慮して、前記作業車両の稼働情報の少なくとも一部を前記位置情報とともに前記記憶部に記憶するか否かを選択可能に構成されている。
この構成では、管理サーバは、通信端末から受信した作業車両側情報に基づく、作業車両が移動中であるか停止中であるかの判別結果を考慮して、作業車両の稼働情報の少なくとも一部を位置情報とともに記憶部に記憶するか否かを選択することが可能となる。
図1は、情報管理システムの構成を示す模式図である。 図2は、トラクタおよびトラクタに装着された作業機を示し、作業機が非作業状態である様子を示す側面図である。 図3は、トラクタおよび作業機の平面図である。 図4は、トラクタおよび作業機を示し、作業機が作業状態である様子を示す側面図である。 図5は、トラクタおよび管理サーバの電気的構成を示すブロック図である。 図6は、サンプリング制御情報の一例を示す模式図である。 図7は、通信端末の情報取得処理部の動作を説明するためのフローチャートである。 図8は、トラクタおよび管理サーバの電気的構成を示すブロック図である。 図9は、通信端末の第1情報取得処理部の動作を説明するためのフローチャートである。 図10は、管理サーバの情報一時記憶処理部の動作を示すフローチャートである。 図11Aは、管理サーバの第2情報取得処理部の動作を示すフローチャートの一部である。 図11Bは、管理サーバの第2情報取得処理部の動作を示すフローチャートの一部である。
以下では、この発明の実施形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。 まず、この発明の第1実施形態について説明する。 図1は、情報管理システムの構成を示す模式図である。 情報管理システム1は、作業車両としてのトラクタ11に搭載された通信端末2と、管理サーバ3とを含む。通信端末2は、通信網5を介して、管理サーバ3と通信可能である。
通信端末2は、測位衛星6を利用してトラクタ11の位置を測位する機能を備えている。通信端末2は、少なくとも位置情報を含む作業車両側情報を管理サーバ3に送信する。管理サーバ3は、管理センター4内に設けられている。管理サーバ3は、通信端末2から送信されてきた作業車両側情報を受信する。管理サーバ3は、受信した作業車両側情報を記憶部に記憶する。
図2は、トラクタ11およびトラクタ11に装着された作業機13を示し、作業機13が非作業状態である様子を示す側面図である。図3は、トラクタ11および作業機13の平面図である。図4は、トラクタ11および作業機13を示し、作業機13が作業状態である様子を示す側面図である。 トラクタ11は、圃場内を走行する車体部としての走行機体12を備えている。走行機体12には、例えば、耕耘機、プラウ、施肥機、草刈機、播種機等の種々の作業機を選択して装着することができるようになっている。本実施形態においては、作業機13としてロータリ耕耘機が装着されている。
トラクタ11の走行機体12は、図2に示すように、その前部が左右1対の前輪17で支持され、その後部が左右1対の後輪18で支持されている。 走行機体12の前部にはボンネット19が配置されている。本実施形態では、このボンネット19内に、トラクタ11の駆動源であるエンジン20、燃料タンク(図示略)等が収容されている。このエンジン20は、例えばディーゼルエンジンにより構成することができるが、これに限るものではなく、例えばガソリンエンジンにより構成してもよい。また、駆動源として、エンジン20に代えてまたは加えて電気モータを採用してもよい。
ボンネット19の後方には、ユーザが搭乗するためのキャビン21が配置されている。このキャビン21の内部には、ユーザが操向操作するためのステアリングハンドル22、ユーザが着座可能な座席23、通信端末2、エンジンを始動するためのキースイッチ24(図5参照)、各種の操作を行うための様々な操作装置等が配置されている。通信端末2は、キャビン21の屋根15の下面に固定された端末支持部16に、着脱可能に装着されている。キースイッチ24としては、いわゆるキーシリンダに鍵を差し込み、回転動作によって電気信号(キーオン信号およびキーオフ信号)を発するもの、イモビライザを備えた電子キーを用いて認証を得られた場合に電気信号を発するもの、または押ボタンによって電気信号を発するものを適用することができる。なお、トラクタ11は、キャビン21付きのものに限られず、キャビン21を備えていない構成であってもよい。
図2に示すように、走行機体12の下部には、トラクタ11のシャーシ30が設けられている。シャーシ30は、機体フレーム31、トランスミッション32、フロントアクスル33、リアアクスル34等から構成されている。 機体フレーム31は、トラクタ11の前部における支持部であって、直接または防振部材等を介してエンジン20を支持している。トランスミッション32は、エンジン20からの動力を変化させてフロントアクスル33およびリアアクスル34に伝達する。フロントアクスル33は、トランスミッション32から入力された動力を前輪17に伝達する。リアアクスル34は、トランスミッション32から入力された動力を後輪18に伝達する。
図2に示すように、トラクタ11の走行機体12の後部には作業機13が装着されている。エンジン20の駆動力の一部を図示しないPTO軸を介して作業機13に伝達することによって、作業機13を駆動して耕耘作業を行うことができる。作業機13の下部には、水平に配置された軸35cを中心に回転駆動される耕耘爪(作業体)35が複数設けられている。
この作業機13を図4に示す作業高さまで下降させることで、回転する耕耘爪35が土壌に接触し、当該作業高さに対応する所定深さでの圃場の耕耘作業を行うことができる。また、耕耘爪35の回転を停止したり
、作業機13を図2に示す非作業高さまで上昇させたりすることで、耕耘作業を停止させることができる。 図5は、トラクタ11および管理サーバ3の電気的構成を示すブロック図である。
トラクタ11は、トラクタ制御装置10と、トラクタ11に搭載された通信端末2とを含む。トラクタ制御装置10には、走行機体12の動作(前進、後進、停止、旋回等の動作)と、作業機13の動作(昇降、駆動、停止等の動作)とを制御する。トラクタ制御装置10は、キースイッチ24の他、トラタク11の各部を制御するための複数のコントローラ(図示略)が電気的に接続されている。複数のコントローラは、エンジン20の回転数等を制御するエンジンコントローラ、トラクタ11の車速を制御する車速コントローラ、トラクタ11の前輪17の転舵角を制御する操向コントローラ、作業機13の昇降を制御する昇降コントローラ、PTO軸の回転を制御するPTO軸コントローラ等を含む。
トラクタ制御装置10は、稼働情報を所定時間毎に通信端末2に与える。稼働情報には、キーオンオフ情報、エンジン回転数、排気温度、アクセルの操作状態、ブレーキの操作状態等が含まれる。キーオンオフ情報は、トラクタ11のキースイッチ24がオン状態であるか、オフ状態であるかを示す情報である。 通信端末2は、制御部40を備えている。制御部40には、位置検出部51、通信部52、操作表示部53、操作部54、記憶部55等が接続されている。位置検出部51は、衛星測位システムに基づいてトラクタ11(通信端末2)の位置情報を算出する。衛星測位システムは、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)である。具体的には、位置検出部51は、複数の測位衛星6(図1参照)からの衛星信号を受信して、トラクタ11の位置情報を検出する。位置情報は、例えば、緯度、経度および高度情報からなる。
通信部52は、制御部40が通信網5(図1参照)を介して管理サーバ3と通信するための通信インタフェースである。操作表示部53は、例えば、タッチパネル式ディスプレイからなる。操作部54は、例えば、1または複数の操作ボタンを含む。記憶部55は、不揮発性メモリ等の記憶デバイスから構成されている。 制御部40は、CPUおよびメモリ(ROM、RAM等)41を備えたマイクロコンピュータを含む。制御部40は、情報取得処理部42を含む。情報取得処理部42は、位置検出部51によって算出される位置情報およびトラクタ制御装置10から与えられる稼働情報のうちの少なくとも位置情報を含む作業車両側情報をサンプリングして記憶部55に記憶するとともに、管理サーバ3に送信するための情報取得処理を行う。情報取得処理部42は、記憶部55に作業車両側情報をサンプリングして記憶する際には、当該作業車両側情報にサンプリング時刻が付加された情報を記憶部55に記憶する。この第1の実施形態では、情報取得処理部42は、記憶部55に記憶された情報をリアルタイムで管理サーバ3に送信する。情報取得処理部42の詳細については後述する。
記憶部55には、時系列情報記憶部56、圃場位置情報記憶部57、サンプリング制御情報記憶部58等が設けられている。時系列情報記憶部56には、情報取得処理部42によってサンプリングされた作業車両側情報が記憶される。 圃場位置情報記憶部57には、トラクタ11を用いた作業(この例では耕耘作業)が行われる可能性のある圃場の領域を特定するための位置情報(以下、「圃場位置情報」という)が記憶される。サンプリング制御情報記憶部58には、情報取得処理部42によって作業車両側情報をサンプリングする際のサンプリング間隔およびサンプリング対象(サンプリングすべき情報)に関する制御情報(以下、「サンプリング制御情報」という)が記憶される。圃場位置情報およびサンプリング制御情報は、管理サーバ3によって設定される。圃場位置情報記憶部57およびサンプリング制御情報記憶部58には、管理サーバ3によって設定された圃場位置情報およびサンプリング制御情報が記憶されているものとする。
図6は、サンプリング制御情報の一例を示す模式図である。 この例では、トラクタ11のキースイッチ24がオン状態(キーオン状態)であるかオフ状態(キーオフ状態)であるか、トラクタ11が圃場内に位置しているか圃場外に位置しているか、およびトラクタ11が移動中であるか停止中であるかに応じて、トラクタ11の状態が状態1〜状態6の6種類に分けられている。そして、6種類の状態1〜6毎に、サンプリング間隔およびサンプリング対象が設定されている。
図6において、ONはキーオン状態を、OFFはキーオフ状態を、圃場外はトラクタ11が圃場外に位置していることを、圃場内はトラクタ11が圃場内に位置していることを、停止中はトラクタ11が停止中であることを、移動中はトラクタ11が移動中であることを、それぞれ示している。 状態1は、トラクタ11のキースイッチ24がオンで、トラクタ11が圃場外に位置し、トラクタ11が停止中である状態である。状態2は、トラクタ11のキースイッチ24がオンで、トラクタ11が圃場外に位置し、トラクタ11が移動中である状態である。
状態3は、トラクタ11のキースイッチ24がオンで、トラクタ11が圃場内に位置し、トラクタ11が停止中である状態である。状態4は、トラクタ11のキースイッチ24がオンで、トラクタ11が圃場内に位置し、トラクタ11が移動中である状態である。 状態5は、トラクタ11のキースイッチ24がオフで、トラクタ11が圃場外に位置している状態である。状態6は、トラクタ11のキースイッチ24がオフで、トラクタ11が圃場内に位置している状態である。
図6では、トラクタ11の状態(トラクタ状態)が状態1に該当する場合には、サンプリング間隔は60分に設定され、サンプリング対象は位置情報に設定されている。トラクタ状態が状態2に該当する場合には、サンプリング間隔が1分に設定され、サンプリング対象は位置情報およびエンジン回転数(稼働情報中のエンジン回転数)に設定されている。
トラクタ状態が状態3に該当する場合には、サンプリング間隔が5分に設定され、サンプリング対象は位置情報に設定されている。トラクタ11の状態が状態4に該当する場合には、サンプリング間隔が10秒に設定され、サンプリング対象は位置情報および稼働情報(全ての稼働情報)に設定されている。 トラクタ11の状態が状態5に該当する場合には、サンプリング間隔が90分に設定され、サンプリング対象は位置情報に設定されている。トラクタ11の状態が状態6に該当する場合には、サンプリング間隔が30分に設定され、サンプリング対象は位置情報に設定されている。
つまり、図6の例では、サンプリング間隔は、キーオン状態であるときには、キーオフ状態に比べて短く設定されている。また、トラクタ11が圃場内に位置している場合には、トラクタ11が圃場外に位置している場合に比べて、サンプリング間隔は短く設定されている。また、キーオン状態において、トラクタ11が移動中である場合には、トラクタ11が停止中である場合に比べて、サンプリング間隔は短く設定されている。また、キーオン状態において、トラクタ11が移動中である場合には、トラクタ11が停止中である場合に比べて、サンプリング対象の種類が多くなっている。
圃場位置情報およびサンプリング制御情報(以下、これらを総称する場合には「圃場位置・サンプリング制御情報」という)は、管理サーバ3側で設定される。後述するように、情報取得処理部42は、圃場位置・サンプリング制御情報の内容が管理サーバ3側で設定変更された場合には、設定変更後の圃場位置・サンプリング制御情報をダウンロードすることによって、圃場位置情報記憶部57およびサンプリング制御情報記憶部58の内容を更新する。
図5に戻り、管理サーバ3は、制御部60を備えている。制御部60には、通信部71、操作表示部72、操作部73、記憶部74等が接続されている。通信部71は、制御部60が通信網5を介して通信端末2と通信するための通信インタフェースである。操作表示部72は、例えば、タッチパネル式ディスプレイからなる。操作部73は、例えば、キーボード、マウス等を含む。記憶部74は、ハードディスク、不揮発性メモリ等の記憶デバイスから構成されている。
記憶部74には、時系列情報記憶部75、圃場位置情報記憶部76およびサンプリング制御情報記憶部77が設けられている。時系列情報記憶部58には、通信端末2から受信した作業車両側情報が記憶される。圃場位置情報記憶部76には、前述した圃場位置情報が記憶される。サンプリング制御情報記憶部77には、前述したサンプリング制御情報が記憶される。
制御部60は、CPUおよびメモリ(ROM、RAM等)61を備えたマイクロコンピュータを含む。制御部60は、情報管理部62を含む。情報管理部62は、通信端末2から時系列情報を受信したときに、時系列情報記憶部75に、受信した時系列情報を記憶する。 以下、通信端末2の制御部40内の情報取得処理部42の動作について詳しく説明する。
図7は、通信端末2の情報取得処理部42の動作を説明するためのフローチャートである。 この実施形態では、トラクタ11のキースイッチ24がオン状態である場合のみならず、キースイッチ24がオフ状態である場合にも情報取得処理部42は情報取得処理を実行するものとする。また、記憶部55内のサンプリング制御情報記憶部58には、図6に示されるサンプリング制御情報が記憶されているものとする。
情報取得処理部42は、まず、キースイッチ24がオン状態であるかオフ状態であるかを判別する(ステップS1)。キースイッチ24がオフ状態であると判別された場合には(ステップS1:NO)、情報取得処理部42は、ステップS2に移行する。ステップS2では、情報取得処理部42は、位置検出部51からトラクタ11の位置情報を取得し、取得した位置情報と、圃場位置情報記憶部57内の圃場位置情報とに基づいて、トラクタ11が圃場内に位置しているか否かを判別する。
トラクタ11が圃場外に位置していると判別された場合には(ステップS2:NO)、情報取得処理部42は、サンプリング制御情報記憶部58内の状態5(図6参照)に対応するサンプリング制御情報にしたがってサンプリング処理を行う(ステップS3)。具体的には、情報取得処理部42は、状態5に対応するサンプリング対象を、状態5に対応するサンプリング間隔でサンプリングして、時系列情報記憶部56に記憶する。図6の例では、情報取得処理部42は、位置検出部51によって検出される位置情報のみを90分のサンプリング間隔でサンプリングして時系列情報記憶部56に記憶する。
そして、情報取得処理部42は、時系列情報記憶部56内の未送信情報を管理サーバ3に送信する(ステップS4)。未送信情報とは、管理サーバ3に送信されていない情報である。これにより、時系列情報記憶部56に記憶された作業車両側情報が管理サーバ3に送信される。この後、情報取得処理部42は、ステップS1に戻る。 ステップS2において、トラクタ11が圃場内に位置していると判別された場合には(ステップS2:YES)、情報取得処理部42は、サンプリング制御情報記憶部58内の状態6(図6参照)に対応するサンプリング制御情報にしたがってサンプリング処理を行う(ステップS5)。具体的には、情報取得処理部42は、状態6に対応するサンプリング対象を状態6に対応するサンプリング間隔でサンプリングして、時系列情報記憶部56に記憶する。図6の例では、情報取得処理部42は、位置情報のみを30分のサンプリング間隔でサンプリングして時系列情報記憶部56に記憶する。
そして、情報取得処理部42は、時系列情報記憶部56内の未送信情報を管理サーバ3に送信した後(ステップS
4)、ステップS1に戻る。 ステップS1において、キースイッチ24がオン状態であると判別された場合には(ステップS1:YES)、情報取得処理部42は、管理サーバ3と通信を行なって、圃場位置・サンプリング制御情報の内容が設定変更されているか否かをチェックする(ステップS6)。
圃場位置・サンプリング制御情報の内容が設定変更されている場合には(ステップS6:YES)、情報取得処理部42は、設定変更後の圃場位置・サンプリング制御情報をダウンロードして、圃場位置情報記憶部57およびサンプリング制御情報記憶部58に記憶する(ステップS7)。これにより、圃場位置・サンプリング制御情報が更新される。ここでは、説明の便宜上、更新後のサンプリング制御情報も、図6に示されるような情報であるとする。この後、情報取得処理部42は、ステップS8に移行する。
ステップS6において、圃場位置・サンプリング制御情報の内容が設定変更されていないと判別された場合には(ステップS6:NO)、情報取得処理部42はステップS8に移行する。 ステップS8では、情報取得処理部42は、位置検出部51からトラクタ11の位置情報を取得し、取得した位置情報と、圃場位置情報記憶部57内の圃場位置情報とに基づいて、トラクタ11が圃場内に位置しているか否かを判別する。
トラクタ11が圃場外に位置していると判別された場合には(ステップS8:NO)、情報取得処理部42は、今回のステップS8で取得した位置情報(今回位置情報)と、前回のステップS8で取得した位置情報(前回位置情報)とに基づいて、トラクタ11が移動中であるか否かを判別する(ステップS9)。具体的には、情報取得処理部42は、前回位置情報から得られるトラクタ位置と、今回位置情報から得られるトラクタ位置との距離が所定の閾値以上であれば、トラクタ11が移動中であると判別し、当該距離が閾値未満であれば、トラクタ11が停止中であると判別する。
トラクタ11が停止中であると判別された場合には(ステップS9:NO)、情報取得処理部42は、サンプリング制御情報記憶部58内の状態1(図6参照)に対応するサンプリング制御情報にしたがってサンプリング処理を行う(ステップS10)。具体的には、情報取得処理部42は、状態1に対応するサンプリング対象を状態1に対応するサンプリング間隔でサンプリングして、時系列情報記憶部56に記憶する。図6の例では、情報取得処理部42は、位置情報のみを60分のサンプリング間隔でサンプリングして時系列情報記憶部56に記憶する。
そして、情報取得処理部42は、時系列情報記憶部56内の未送信情報を管理サーバ3に送信した後(ステップS4)、ステップS1に戻る。 ステップS9において、トラクタ11が移動中であると判別された場合には(ステップS9:YES)、情報取得処理部42は、サンプリング制御情報記憶部58内の状態2(図6参照)に対応するサンプリング制御情報にしたがってサンプリング処理を行う(ステップS11)。具体的には、情報取得処理部42は、状態2に対応するサンプリング対象を状態2に対応するサンプリング間隔でサンプリングして、時系列情報記憶部56に記憶する。図6の例では、情報取得処理部42は、位置情報と稼働情報内のエンジン回転数とを1分のサンプリング間隔でサンプリングして時系列情報記憶部56に記憶する。
そして、情報取得処理部42は、時系列情報記憶部56内の未送信情報を管理サーバ3に送信した後(ステップS4)、ステップS1に戻る。 ステップS8において、トラクタ11が圃場内に位置していると判別された場合には(ステップS8:YES)、情報取得処理部42は、今回のステップS8で取得した位置情報と、前回のステップS8で取得した位置情報とに基づいて、トラクタ11が移動中であるか否かを判別する(ステップS12)。
トラクタ11が停止中であると判別された場合には(ステップS12:NO)、情報取得処理部42は、サンプリング制御情報記憶部58内の状態3(図6参照)に対応するサンプリング制御情報にしたがってサンプリング処理を行う(ステップS13)。具体的には、情報取得処理部42は、状態3に対応するサンプリング対象を状態3に対応するサンプリング間隔でサンプリングして、時系列情報記憶部56に記憶する。図6の例では、情報取得処理部42は、位置情報のみを5分のサンプリング間隔でサンプリングして時系列情報記憶部56に記憶する。
そして、情報取得処理部42は、時系列情報記憶部56内の未送信情報を管理サーバ3に送信した後(ステップS4)、ステップS1に戻る。 ステップS12において、トラクタ11が移動中であると判別された場合には(ステップS12:YES)、情報取得処理部42は、サンプリング制御情報記憶部58内の状態4(図6参照)に対応するサンプリング制御情報にしたがってサンプリング処理を行う(ステップS14)。具体的には情報取得処理部42は、サンプリング制御情報記憶部58内の状態4に対応するサンプリング対象を状態4に対応するサンプリング間隔でサンプリングして、時系列情報記憶部56に記憶する。図6の例では、情報取得処理部42は、位置情報と全ての稼働情報とを10秒のサンプリング間隔でサンプリングして時系列情報記憶部56に記憶する。
そして、情報取得処理部42は、時系列情報記憶部56内の未送信情報を管理サーバ3に送信した後(ステップS4)、ステップS1に戻る。 前述の第1の実施形態において、サンプリング制御情報の一例として図6に示されるものを示したが、サンプリング制御情報は図6に示されるものに限らず、任意に設定することができる。
前述の第1の実施形態では、情報取得処理部42は、作業車両側情報をサンプリングして時系列情報記憶部56に記憶する際のサンプリング間隔およびサンプリング対象を、トラクタ11が圃場内に位置しているか、圃場外に位置しているかを考慮して切り替えることが可能となる。第1の実施形態における作業車両側情報は、トラクタ11の位置情報および稼働情報のうち少なくとも位置情報を含む情報である。
また、前述の第1の実施形態では、情報取得処理部42は、トラクタ11のキースイッチ24かオン状態であるかオフ状態であるかを考慮して、作業車両側情報をサンプリングする際のサンプリング間隔およびサンプリング対象を切り替えることが可能となる。さらに、前述の第1の実施形態では、トラクタ11のキースイッチ24かオン状態である場合には、トラクタ11が移動中であるか停止中であるかを考慮して、作業車両側情報をサンプリングする際のサンプリング間隔およびサンプリング対象を切り替えることが可能となる。
つまり、前述の第1の実施形態では、トラクタ11の状態に応じて、作業車両側情報をサンプリングして時系列情報記憶部56に記憶する際のサンプリング間隔およびサンプリング対象を切り替えることができる。これにより、トラクタ11の状態に応じた必要性の高いサンプリング対象を、トラクタ11の状態に応じた適切なサンプリング間隔でサンプリングすることが可能となる。
前述の第1実施形態では、情報取得処理部42は、時系列情報記憶部56に記憶された作業車両側情報をリアルタイムで管理サーバ3に送信しているが、時系列情報記憶部56に記憶された情報を、一定の送信間隔毎に、管理サーバ3に送信するようにしてもよい。この場合には、図5に鎖線で示すように、管理サーバ3の記憶部74に送信間隔情報を記憶するための送信間隔記憶部78が設けられるとともに、通信端末2の記憶部55にも送信間隔情報を記憶するための送信間隔記憶部59が設けられる。送信間隔情報は、管理サーバ3によって設定されて、送信間隔記憶部78に記憶される。この場合には、図7のステップS6おいては、情報取得処理部42は、管理サーバ3と通信を行なって、圃場位置情報、サンプリング制御情報および送信間隔からなる情報(以下、「ダウンロード対象情報」という)の内容が設定変更されているか否かをチェックする。そして、これらのダウンロード対象情報の内容が設定変更されている場合には、情報取得処理部42は、設定変更後のダウンロード対象情報をダウンロードして、圃場位置情報記憶部57、サンプリング制御情報記憶部58および送信間隔記憶部59の内容を更新する。
さらに、この場合には、情報取得処理部42は、図7に鎖線で示すように、ステップS3、S5、S10、S11、S13またはS14の処理が行われた後に、記憶部55内の未送信情報を管理サーバ3に前回送信した時点から、送信間隔以上の時間が経過しているか否かを判別する(ステップS15)。送信間隔以上の時間が経過している場合には(ステップS15:YES)、情報取得処理部42は、時系列情報記憶部56内の未送信情報を管理サーバ3に送信する(ステップS4)。そして、情報取得処理部42は、ステップS1に戻る。ステップS15において、送信間隔以上の時間が経過していないと判別された場合には、情報取得処理部42は、時系列情報記憶部56内の未送信情報を管理サーバ3に送信することなく、ステップS1に戻る。
前述の第1実施形態では、トラクタ11のキースイッチ24がオン状態である場合のみならず、キースイッチ24がオフ状態である場合にも、情報取得処理部42は情報取得処理を実行している。しかし、情報取得処理部42は、トラクタ11のキースイッチ24がオン状態である場合にのみ、情報取得処理を実行するようにしてもよい。この場合には、図7のステップS1、S2、S3およびS5は省略される。情報取得処理部42は、トラクタ11のキースイッチ24がオンされると、ステップS6に移行する。また、情報取得処理部42は、ステップS4の処理を実行した後、ステップS6に戻る。
前述の第1実施形態では、通信端末2の情報取得処理部42は、作業車両側情報をサンプリングして記憶部55に記憶しているが、情報取得処理部42は、作業車両側情報をサンプリングしてメモリ41に記憶するようにしてもよい。 次に、この発明の第2実施形態について説明する。 情報管理システム1の構成は、第1実施形態と同様である。つまり、情報管理システム1は、図1に示されるように、作業車両としてのトラクタ11に搭載された通信端末2と、管理サーバ3とを含む。トラクタ11の構成は、第1実施形態と同様である。トラクタ11には、図2〜図4に示すように、作業機13としてロータリ耕耘機が装着されている。
図8は、トラクタ11および管理サーバ3の電気的構成を示すブロック図である。図8において、前述の図4の各部に対応する部分には、図4と同じ符号を付して示す。 トラクタ11は、第1実施形態と同様に、トラクタ制御装置10と、トラクタ11に搭載された通信端末2とを含む。トラクタ制御装置10は、稼働情報を所定時間毎に通信端末2に与える。稼働情報には、キーオンオフ情報、エンジン回転数、排気温度、アクセルの操作状態、ブレーキの操作状態等が含まれる。キーオンオフ情報は、トラクタ11のキースイッチ24がオン状態であるか、オフ状態であるかを示す情報である。
通信端末2は、制御部40を備えている。制御部40には、第1実施形態と同様に、位置検出部51、通信部52、操作表示部53、操作部54、記憶部55等が接続されている。制御部40は、CPUおよびメモリ(ROM、RAM等)41を備えたマイクロコンピュータを含む。制御部40は、第1情報取得処理部42Aを含む。 第1情報取得処理部42Aは、位置検出部51によって検出される位置情報およびトラクタ制御装置10から与えられる稼働情報を含む作業車両側情報をサンプリングして記憶部55に記憶するとともに管理サーバ3に送信するための情報取得処理を行う。第2実施形態における「作業車両側情報」の定義は、第1実施形態における「作業車両側情報」の定義とは異なる。情報取得処理部42は、記憶部55
に位置情報および稼働情報をサンプリングして記憶する際には、当該位置情報および稼働情報にサンプリング時刻が付加された情報を記憶部55に記憶する。第2実施形態の第1情報取得処理部42Aの動作は、第1実施形態の情報取得処理部42の動作とは異なる。
第1情報取得処理部42Aは、トラクタ11のキースイッチ24がオン状態である場合には、作業車両側情報を第1サンプリング間隔でサンプリングして記憶部55に記憶するとともに、管理サーバ3にリアルタイムで送信する。一方、トラクタ11のキースイッチ24がオフ状態である場合には、第1情報取得処理部42Aは、作業車両側情報を第2サンプリング間隔でサンプリングして記憶部55に記憶するとともに、管理サーバ3にリアルタイムで送信する。
この実施形態では、第1サンプリング間隔は10秒に設定され、第2サンプリング間隔は5分に設定されている。第1サンプリング間隔は、第2サンプリング間隔に比べて短い時間に設定されることが好ましいが、これらのサンプリング間隔は任意に設定することができる。 記憶部55には、時系列情報記憶部56A、サンプリング間隔記憶部56B等が設けられている。時系列情報記憶部56Aには、第1情報取得処理部42Aによってサンプリングされた作業車両側情報が記憶される。サンプリング間隔記憶部56Bには、前述の第1サンプリング間隔および第2サンプリング間隔が記憶される。
管理サーバ3は、制御部60を備えている。制御部60には、第1実施形態と同様に、通信部71、操作表示部72、操作部73、記憶部74等が接続されている。 制御部60は、CPUおよびメモリ(ROM、RAM等)61を備えたマイクロコンピュータを含む。制御部60は、情報一時記憶処理部62Aと、第2情報取得処理部62Bと含む。情報一時記憶処理部62Aは、通信端末2から受信した作業車両側情報(時刻毎の位置情報および稼働情報)をメモリ(具体的には作業メモリとしてのRAM)61に一時的に記憶するための情報一時記憶処理を行う。第2情報取得処理部62Bは、メモリ61に所定時間分(例えば1日分)の作業車両側情報が記憶される毎に、メモリに記憶されている作業車両側情報をサンプリングして記憶部74に記憶するための情報取得処理を行う。
記憶部74には、時系列情報記憶部75、圃場位置情報記憶部76、サンプリング制御情報記憶部77等が設けられている。時系列情報記憶部75には、第2情報取得処理部62Bによってサンプリングされた作業車両側情報が記憶される。 圃場位置情報記憶部76には、トラクタ11を用いた作業(この例では耕耘作業)が行われる可能性のある圃場の領域を特定するための位置情報(以下、「圃場位置情報」という)が記憶される。サンプリング制御情報記憶部77には、第2情報取得処理部62Bによって情報をサンプリングする際のサンプリング間隔およびサンプリング対象(サンプリングすべき情報)に関する制御情報(以下、「サンプリング制御情報」という)が記憶される。サンプリング制御情報の一例は、前述した図6に示されている。
以下、通信端末2の第1情報取得処理部42Aの動作、管理サーバ3の情報一時記憶処理部62Aの動作および管理サーバ3の第2情報取得処理部62Bの動作について詳しく説明する。 図9は、通信端末2の第1情報取得処理部42Aの動作を説明するためのフローチャートである。
第1情報取得処理部42Aは、まず、サンプリング間隔記憶部56Bに記憶されている第1サンプリング間隔および第2サンプリング間隔をメモリ(具体的には作業メモリとしてのRAM)に読み込む(ステップS21)。 次に、第1情報取得処理部42Aは、トラクタ制御装置10からキーオンオフ情報を取得し、取得したキーオンオフ情報に基づいて、トラクタ11のキースイッチ24がオン状態であるかオフ状態であるかを判別する(ステップS22)。
トラクタ11のキースイッチ24がオン状態である場合には(ステップS22:YES)、第1情報取得処理部42AはステップS23に移行する。ステップS23では、第1情報取得処理部42Aは、作業車両側情報(位置検出部51によって検出される位置情報および稼働情報)を、第1サンプリング間隔(この例では10秒)でサンプリングして、時系列情報記憶部56Aに記憶すると同時に管理サーバ3に送信する。そして、第1情報取得処理部42Aは、ステップS22に戻る。
ステップS22において、トラクタ11のキースイッチ24がオフ状態であると判別された場合には(ステップS22:NO)、第1情報取得処理部42AはステップS24に移行する。ステップS24では、第1情報取得処理部42Aは、作業車両側情報(位置情報および稼働情報)を、第2サンプリング間隔(この例では5分)でサンプリングして、時系列情報記憶部56Aに記憶すると同時に管理サーバ3に送信する。そして、第1情報取得処理部42Aは、ステップS22に戻る。
図10は、管理サーバ3の情報一時記憶処理部62Aの動作を示すフローチャートである。 情報一時記憶処理部62Aは、通信端末2から作業車両側情報(時刻毎の位置情報および稼働情報)が送信されてくるのを待機する(ステップS31)。通信端末2から作業車両側情報が送信されてくると(ステップS31:YES)、情報一時記憶処理部62Aは、送信されてきた作業車両側情報を受信して、メモリ(具体的には作業メモリとしてのRAM)に記憶する(ステップS32)。そして、情報一時記憶処理部62Aは、ステップS31に戻る。
図11Aおよび11Bは、管理サーバ3の第2情報取得処理部62Bの動作を示すフローチャートである。 記憶部74内のサンプリング制御情報記憶部77には、図6に示されるサンプリング制御情報が記憶されているものとする。 第2情報取得処理部62Bは、情報取得処理を開始するタイミングであるか否かを判別する(ステップS41)。この判別は、例えば、前回の情報取得処理の開始時刻から所定時間が経過したか否かを判別することによって行われてもよいし、現在時刻が予め設定された時刻に達したか否かを判別することによって行われてもよい。
ここでは、説明の便宜上、第2情報取得処理部62Bは、現在時刻が予め設定された時刻(例えば午前0時)に達したか否かを判別し、現在時刻が予め設定された時刻に達したときに、情報取得処理を開始するタイミングであると判別するものとする。また、後述するように、情報取得処理が終了されると、当該情報取得処理が開始された時刻よりも前にメモリに記憶された時系列情報は消去される。
情報取得処理を開始するタイミングではないと判別された場合には(ステップS41:NO)、第2情報取得処理部62Bは、ステップS41に戻る。ステップS41において、情報取得処理を開始するタイミングであると判別された場合には(ステップS41:YES)、第2情報取得処理部62BはステップS42に移行する。 ステップS42では、前回の情報取得処理が開始された時刻から現在までの期間にメモリに記憶された作業車両側情報からなる時系列情報を処理対象データとして、処理対象データに含まれる作業車両側情報のうち最も時刻の早い作業車両側情報を注目データとして設定する(ステップS42)。以下において、注目データに対応する時刻を注目時刻という場合がある。
次に、第2情報取得処理部62Bは、注目データ内のキーオンオフ情報に基づいて、キースイッチ24がオン状態であるかオフ状態であるかを判別する(ステップS43)。キースイッチ24がオフ状態であると判別された場合には(ステップS43:NO)、第2情報取得処理部62Bは、ステップS44に移行する。ステップS44では、第2情報取得処理部62Bは、注目データ内の位置情報と、圃場位置情報記憶部76内の圃場位置情報とに基づいて、注目時刻においてトラクタ11が圃場内に位置していたか否かを判別する。
注目時刻においてトラクタ11が圃場外に位置していたと判別された場合には(ステップS44:NO)、第2情報取得処理部62Bは、状態5(図6参照)を、今回の注目時刻におけるトラクタ11の状態として、メモリ61内の所定領域(以下、この所定領域を「時刻/状態記憶領域」という場合がある)に記憶する(ステップS45)。 次に第2情報取得処理部62Bは、処理対象データ内に、注目データよりも時刻の遅い作業車両側情報が存在しているか否かを判別する(ステップS46)。処理対象データ内に、注目データよりも遅い時刻の作業車両側情報が存在している場合には(ステップS46:YES)、第2情報取得処理部62Bは、注目データの次に遅い時刻の作業車両側情報を、注目データとして設定する(ステップS47)。そして、ステップS43に戻る。
ステップS44でトラクタ11が圃場内に位置していると判別された場合には(ステップS44:YES)、第2情報取得処理部62Bは、状態6(図6参照)を、今回の注目時刻におけるトラクタ11の状態として、メモリ61内の時刻/状態記憶領域に記憶する(ステップS48)。 次に第2情報取得処理部62Bは、処理対象データ内に、注目データよりも時刻の遅い作業車両側情報が存在しているか否かを判別する(ステップS46)。処理対象データ内に、注目データよりも遅い時刻の作業車両側情報が存在している場合には(ステップS46:YES)、第2情報取得処理部62Bは、注目データの次に遅い時刻の作業車両側情報を、注目データとして設定する(ステップS47)。そして、ステップS43に戻る。
ステップS43において、キースイッチ24がオン状態であると判別された場合には(ステップS43:YES)、第2情報取得処理部62Bは、ステップS49に移行する。ステップS49では、第2情報取得処理部62Bは、注目データ内の位置情報と、圃場位置情報記憶部76内の圃場位置情報とに基づいて、注目時刻においてトラクタ11が圃場内に位置していたか否かを判別する。
注目時刻においてトラクタ11が圃場外に位置していたと判別された場合には(ステップS49:NO)、第2情報取得処理部62Bは、今回の注目データ内の位置情報(今回位置情報)と、前回の注目データ内の位置情報(前回位置情報)とに基づいて、注目時刻においてトラクタ11が移動中であったか否かを判別する(ステップS50)。具体的には、第2情報取得処理部62Bは、前回位置情報から得られるトラクタ位置と、今回位置情報から得られるトラクタ位置との距離が所定の閾値以上であれば、注目時刻において、トラクタ11が移動中であったと判別し、当該距離が閾値未満であれば、トラクタ11が停止中であったと判別する。
トラクタ11が停止中であったと判別された場合には(ステップS50:NO)、第2情報取得処理部62Bは、状態1(図6参照)を、今回の注目時刻におけるトラクタ11の状態として、メモリ61内の時刻/状態記憶領域に記憶する(ステップS51)。 次に第2情報取得処理部62Bは、処理対象データ内に、注目データよりも時刻の遅い作業車両側情報が存在しているか否かを判別する(ステップS46)。処理対象データ内に、注目データよりも遅い時刻の作業車両側情報が存在している場合には(ステップS46:YES)、第2情報取得処理部62Bは、注目データの次に遅い時刻の作業車両側情報を、注目データとして設定する(ステップS47)。そして、ステップS43に戻る。
ステップS50において、トラクタ11が移動中であったと判別された場合には(ステップS50:YES)、第2情報取得処理部62Bは、状態2(図6参照)を、注目時刻におけるトラクタ11の状態として、メモリ61内の時刻/状態記憶領域に記憶する(ステップS52)。 次に第2情報取得処理部62Bは、処理対象データ内に、注目データよりも時刻の遅い作業車両側情報が存在しているか否かを判別する(ステップS46)。処理対象データ内に、注目データよりも遅い
時刻の作業車両側情報が存在している場合には(ステップS46:YES)、第2情報取得処理部62Bは、注目データの次に遅い時刻の作業車両側情報を、注目データとして設定する(ステップS47)。そして、ステップS43に戻る。
ステップS49において、トラクタ11が圃場内に位置していたと判別された場合には(ステップS49:YES)、第2情報取得処理部62Bは、今回の注目データ内の位置情報(今回位置情報)と、前回の注目データ内の位置情報(前回位置情報)とに基づいて、注目時刻において、トラクタ11が移動中であったか否かを判別する(ステップS53)。
トラクタ11が停止中であったと判別された場合には(ステップS53:NO)、第2情報取得処理部62Bは、状態3(図6参照)を、今回の注目時刻におけるトラクタ11の状態として、メモリ61内の時刻/状態記憶領域に記憶する (ステップS54)。 次に第2情報取得処理部62Bは、処理対象データ内に、注目データよりも時刻の遅い作業車両側情報が存在しているか否かを判別する(ステップS46)。処理対象データ内に、注目データよりも遅い時刻の作業車両側情報が存在している場合には(ステップS46:YES)、第2情報取得処理部62Bは、注目データの次に遅い時刻の作業車両側情報を、注目データとして設定する(ステップS47)。そして、ステップS43に戻る。
ステップS53において、トラクタ11が移動中であったと判別された場合には(ステップS53:YES)、第2情報取得処理部62Bは、状態4(図6参照)を、今回の注目時刻におけるトラクタ11の状態として、メモリ61内の時刻/状態記憶領域に記憶する(ステップS55)。 次に第2情報取得処理部62Bは、処理対象データ内に、注目データよりも時刻の遅い作業車両側情報が存在しているか否かを判別する(ステップS46)。処理対象データ内に、注目データよりも遅い時刻の作業車両側情報が存在している場合には(ステップS46:YES)、第2情報取得処理部62Bは、注目データの次に遅い時刻の作業車両側情報を、注目データとして設定する(ステップS47)。そして、ステップS43に戻る。
ステップS46において、処理対象データ内に、注目データよりも時刻の遅い時刻の作業車両側情報が存在していないと判別された場合には(ステップS46:NO)、第2情報取得処理部62BはステップS56に移行する。ステップS56では、第2情報取得処理部62Bは、ステップS45、S48、S51、S52、S54またはS55によってメモリ61内の時刻/状態記憶領域に記憶された時刻毎のトラクタ11の状態(状態1〜6)と、サンプリング制御情報記憶部77内のサンプリング制御情報とに基づいて、処理対象データ内の作業車両側情報をサンプリングして、時系列情報記憶部75に記憶する。
具体的には、第2情報取得処理部62Bは、処理対象データに含まれる作業車両側情報(時系列情報)の最も早い時刻から最も遅い時刻までの時間を、同じトラクタ状態が時間的に連続している期間を1つの時間帯としてまとめることにより、複数の時間帯に分割する。そして、第2情報取得処理部62Bは、分割された時間帯毎に、その時間帯に割り当てられているトラクタ状態(状態1〜6)に対応したサンプリング情報(サンプリング対象およびサンプリング期間)にしたがって、当該分割時間帯内の作業車両側情報をサンプリングして時系列情報記憶部75に記憶する。
この後、第2情報取得処理部62Bは、メモリ内の今回の処理対象データを消去する(ステップS57)。そして、第2情報取得処理部62Bは、ステップS41に戻る。 前述の第2の実施形態では、管理サーバ3の情報一時記憶処理部62Aは、通信端末2から送信されてきた位置情報および稼働情報からなる作業車両側情報を、メモリに一時的に記憶する。そして、管理サーバ3の第2情報取得処理部62Bは、メモリに一時的に記憶された作業車両側情報をサンプリングして時系列情報記憶部76に記憶する。
第2情報取得処理部62Bは、メモリ内の作業車両側情報に基づく、トラクタ11が圃場内にあるか圃場外にあるかの判別結果を考慮して、メモリ内の作業車両側情報をサンプリングする際のサンプリング間隔およびサンプリング対象を切り替えることが可能である。また、第2情報取得処理部62Bは、メモリ内の作業車両側情報に基づく、トラクタ11のキースイッチ24かオン状態であるかオフ状態であるかの判別結果を考慮して、メモリ内の作業車両側情報をサンプリングする際のサンプリング間隔およびサンプリング対象を切り替えることが可能である。さらに、前述の第2の実施形態では、メモリ内の作業車両側情報に基づく、トラクタ11が移動中であるか停止中であるかの判別結果を考慮して、メモリ内の作業車両側情報をサンプリングする際のサンプリング間隔およびサンプリング対象を切り替えることが可能である。
つまり、前述の第2の実施形態では、メモリ内の作業車両側情報からトラクタ11の状態を判別し、判別されたトラクタ11の状態に応じて、メモリ内の作業車両側情報をサンプリングして時系列情報記憶部75に記憶する際のサンプリング間隔およびサンプリング対象を切り替えることが可能となる。これにより、トラクタ11の状態に応じた必要性の高いサンプリング対象を、トラクタ11の状態に応じた適切なサンプリング間隔でサンプリングすることが可能となる。
前述の第2実施形態では、トラクタ11のキースイッチ24がオン状態である場合のみならず、キースイッチ24がオフ状態である場合にも、第1情報取得処理部42Aは作業車両側情報をサンプリングして管理サーバ4に送信している。しかし、第1情報取得処理部42Aは、トラクタ11のキースイッチ24がオン状態である場合にのみ、作業車両側情報をサンプリングして管理サーバ4に送信するようにしてもよい。この場合のサンプリング間隔は、例えば10秒に設定される。この場合には、図11のステップS43、S44、S45およびS48は省略される。そして、管理サーバ3の第2情報取得処理部62Bは、ステップS42の処理を行うと、ステップS49に移行する。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明はさらに他の形態で実施することもできる。例えば、前述の実施形態では、通信端末2に用いられている測位システムとして、GNSSの単独測位システムが用いられているが、RTK−GNSS(リアルタイム・キネマティクGNSS)等のような単独測位システム以外の測位システムを用いてもよい。
前述の実施形態では、作業車両はトラクタであるが、作業車両は、田植え機、コンバイン、土木・建設作業装置、除雪車、乗用型作業機、歩行型作業機等であってもよい。 その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能である。
以上の実施形態で記載された情報取得装置と情報取得システムとは以下のように言うことができる。
(第1の態様) 衛星測位システムを利用して作業車両の位置を表す位置情報を検出する検出部と、 前記検出部によって検出される位置情報をサンプリングして記憶部に記憶する情報取得処理部とを含み、 前記情報取得処理部は、前記検出部によって検出される位置情報に基づいて、前記作業車両が圃場内に位置しているか圃場外に位置しているかを判別し、その判別結果を考慮して、前記位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔を切り替え可能に構成されている、情報取得装置。
(第2の態様) 前記情報取得処理部は、前記作業車両のキースイッチがキーオン状態であるかキーオフ状態であるかを判別し、その判別結果をも考慮して、前記位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔を切り替え可能に構成されている、第1の態様に記載の情報取得装置。
(第3の態様) 前記情報取得処理部は、前記キースイッチがキーオン状態であると判別された場合に、前記作業車両が移動中であるか停止中であるかを判別し、その判別結果をも考慮して、前記位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔を切り替え可能に構成されている、第2の態様に記載の情報取得装置。
(第4の態様) 前記情報取得処理部は、前記作業車両が移動中であるか停止中であるかの前記判別結果を考慮して、前記作業車両の稼働情報を前記位置情報とともに前記記憶部に記憶するか否かを選択可能に構成されている、第3の態様に記載の情報取得装置。
(第5の態様) 前記情報取得処理部は、前記作業車両が移動中であるか停止中であるかを判別し、その判別結果をも考慮して、前記位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔を切り替え可能に構成されている、第1の態様に記載の情報取得装置。
(第6の態様) 作業車両側に設けられた通信端末と、 前記通信端末と通信可能な管理サーバとを含み、 前記通信端末は、 衛星測位システムを利用して前記作業車両の位置を表す位置情報を検出する検出部と、 前記検出部によって検出される位置情報を少なくとも含む作業車両側情報を取得して前記管理サーバに送信する第1情報取得処理部とを含み、 前記管理サーバは、 前記通信端末から送信されてくる作業車両側情報を受信してメモリに一時的に記憶する情報一時記憶処理部と、 前記メモリに記憶された作業車両側情報内の少なくとも位置情報をサンプリングして記憶部に記憶する第2情報取得処理部とを含み、 前記第2情報取得処理部は、前記メモリに記憶された作業車両側情報内の位置情報に基づいて、前記作業車両が圃場内に位置している圃場外に位置しているかを判別し、その判別結果を考慮して、前記作業車両側情報内の少なくとも位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔を切り替え可能に構成されている、情報管理システム。
(第7の態様) 前記作業車両側情報は、前記位置情報と、前記作業車両のキースイッチがキーオン状態であるかキーオフ状態であるかを表すキーオンオフ情報とを少なくとも含んでおり、 前記第2情報取得処理部は、前記メモリに記憶された作業車両側情報内のキーオンオフ情報に基づいて、前記キースイッチがキーオン状態であるかキーオフ状態であるかを判別し、その判別結果をも考慮して、前記作業車両側情報内の少なくとも位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔を切り替え可能に構成されている、第6の態様に記載の情報管理システム。
(第8の態様) 前記第2情報取得処理部は、前記キースイッチがキーオン状態であると判別された場合に、前記メモリに記憶された作業車両側情報内の位置情報に基づいて、前記作業車両が移動中であるか停止中であるかを判別し、その判別結果をも考慮して、前記作業車両側情報内の少なくとも位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔を切り替え可能に構成されている、第7の態様に記載の情報管理システム。
(第9の態様) 前記作業車両側情報は、前記位置情報と、前記キーオンオフ情報を含む前記作業車両の稼働情報とを少なくとも含んでおり、 前記第2情報取得処理部は、前記作業車両が移動中であるか停止中であるかの前記判別結果を考慮して、前記作業車両の稼働情報の少なくとも一部を前記位置情報とともに前記記憶部に記憶するか否かを選択可能に構成されている、第8の態様に記載の情報管理システム。
(第10の態様) 前記第2情報取得処理部は、前記メモリに記憶された作業車両側情報内の位置情報に基づいて、前記作業車両が移動中であるか停止中であるかを判別し、その判別結果をも考慮して、前記作業車両側情報内の少なくとも位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔を切り替え可能に構成されている、第6の態様に記載の情報管理システム。
1 情報管理システム 2 通信端末 3 管理サーバ 10 トラクタ制御装置 11 トラクタ(作業車両) 40 制御部 41 メモリ 42 情報取得処理部
42A 第1情報取得処理部 51 位置検出部 52 通信部 55 記憶部 56 時系列情報記憶部 57 圃場位置情報記憶部 58 サンプリング制御情報記憶部 60 制御部 61 メモリ 62 情報管理部 62A 情報一時記憶処理部 62B 第2情報取得処理部 75 時系列情報記憶部 76 圃場位置情報記憶部 77 サンプリング制御情報記憶部

Claims (6)

  1. 衛星測位システムを利用して作業車両の位置を表す位置情報を検出する検出部と、 前記検出部によって検出される前記位置情報をサンプリングして記憶部を記憶する情報取得処理部とを含み、 前記情報取得処理部は、前記検出部によって検出される前記位置情報に基づいて、前記作業車両が移動中であるか停止中であるかを判別し、前記作業車両が移動中であると判別された場合に、前記作業車両が停止中であると判別された場合に比べて、前記位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔が短くなるように、前記サンプリング間隔を切り替え可能に構成されている、情報取得装置。
  2. 前記情報取得処理部は、前記作業車両のキースイッチがキーオン状態であるかキーオフ状態であるかを判別し、前記キースイッチがキーオン状態にあると判別された場合に、前記キースイッチがキーオフ状態であると判別された場合に比べて、前記位置情報をサンプリングする際の前記サンプリング間隔が短くなるように、前記サンプリング間隔を切り替え可能に構成されている、請求項1に記載の情報取得装置。
  3. 前記情報取得処理部は、前記作業車両が移動中であると判別された場合には、前記作業車両の稼働情報を前記位置情報とともに前記記憶部に記憶するが、前記作業車両が停止中であると判別された場合には、前記作業車両の稼働情報を前記位置情報とともには前記記憶部に記憶しないように構成されている、請求項1に記載の情報取得装置。
  4. 作業車両側に設けられた通信端末と、 前記通信端末と通信可能な管理サーバとを含み、 前記通信端末は、 衛星測位システムを利用して前記作業車両の位置を表す位置情報を検出する検出部と、 前記検出部によって検出される前記位置情報を少なくとも含む作業車両側情報を取得して前記管理サーバに送信する第1情報取得処理部とを含み、 前記管理サーバは、 前記通信端末から送信されてくる作業車両側情報を受信してメモリに一時的に記憶する情報一時記憶処理部と、 前記メモリに記憶された作業車両側情報内の少なくとも前記位置情報をサンプリングして記憶部に記憶する第2情報取得処理部とを含み、 前記第2情報取得処理部は、前記メモリに記憶された作業車両側情報内の前記位置情報に基づいて、前記作業車両が移動中であるか停止中であるかを判別し、前記作業車両が移動中であると判別された場合に、前記作業車両が停止中であると判別された場合に比べて、前記位置情報をサンプリングする際のサンプリング間隔が短くなるように、前記サンプリング間隔を切り替え可能に構成されている、情報管理システム。
  5. 前記作業車両側情報は、前記位置情報と、前記作業車両のキースイッチがキーオン状態であるかキーオフ状態であるかを表すキーオンオフ情報とを少なくとも含んでおり、 前記第2情報取得処理部は、前記メモリに記憶された作業車両側情報内のキーオンオフ情報に基づいて、前記キースイッチがキーオン状態であるかキーオフ状態であるかを判別し、前記キースイッチがキーオン状態であると判別された場合に、前記キースイッチがキーオフ状態であると判別された場合に比べて、前記位置情報をサンプリングする際の前記サンプリング間隔が短くなるように、前記サンプリング間隔を切り替え可能に構成されている、請求項4に記載の情報管理システム。
  6. 前記作業車両側情報は、前記位置情報と、前記キーオンオフ情報を含む前記作業車両の稼働情報とを少なくとも含んでおり、 前記第2情報取得処理部は、前記作業車両が移動中であると判別された場合には、前記作業車両の稼働情報を前記位置情報とともに前記記憶部に記憶するが、前記作業車両が停止中であると判別された場合には、前記作業車両の稼働情報を前記位置情報とともには前記記憶部に記憶しないように構成されている、請求項5に記載の情報管理システム。
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