JP6995711B2 - 作業機の測位システム - Google Patents

作業機の測位システム Download PDF

Info

Publication number
JP6995711B2
JP6995711B2 JP2018133670A JP2018133670A JP6995711B2 JP 6995711 B2 JP6995711 B2 JP 6995711B2 JP 2018133670 A JP2018133670 A JP 2018133670A JP 2018133670 A JP2018133670 A JP 2018133670A JP 6995711 B2 JP6995711 B2 JP 6995711B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
correction information
tractor
positioning
working machine
satellite
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018133670A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020012682A (ja
Inventor
圭司 横田
浩二 加藤
亮 茶畑
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2018133670A priority Critical patent/JP6995711B2/ja
Priority to AU2019302087A priority patent/AU2019302087B2/en
Priority to CN201980036079.4A priority patent/CN112204430A/zh
Priority to KR1020207030774A priority patent/KR102527843B1/ko
Priority to PCT/JP2019/025889 priority patent/WO2020012989A1/ja
Publication of JP2020012682A publication Critical patent/JP2020012682A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6995711B2 publication Critical patent/JP6995711B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)

Description

本発明は、例えば、トラクタ等の作業機の測位システムに関する。
従来、準天頂衛星、即ち、QZSS衛星を用いて測位を行う技術として、特許文献1が知られている。特許文献1は、GNSS衛星から受信した測位信号に基づいて単独測位を行う一方、単独測位の結果と、QZSS衛星から受信した衛星測位補正データとに基づいて観測データを生成して、生成した観測データに基づいてより精度の高い測位を行っている。
特開2018-66577号公報
特許文献1においては、GNSS衛星の測位信号による単独測位と、QZSS衛星からの衛星測位補正データによってより精度の高い測位が期待できる。しかしながら、GNSS衛星の測位信号を受信するGNSS測位装置では、QZSS衛星の衛星測位補正データを受信することができず、走行車体にGNSS測位装置のみが設けられている場合は、衛星測位補正データを取得するのが難しいのが実情である。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、GNSS測位装置を有する作業機であっても、QZSS衛星の衛星信号を受信することができる作業機の測位システムを提供することを目的とする。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、以下に示す点を特徴とする。
作業機の測位システムは、第1作業機に設けられ且つ、GNSS衛星から送信された第1衛星信号に基づいて測位が可能な第1GNSS測位装置と、前記第1作業機に設けられ且つ、QZSS衛星から送信された第2衛星信号に基づいて測位が可能なQZSS測位装置と、前記第1作業機に設けられ且つ、前記第2衛星信号によって得られた補正情報を、第1作業機とは異なる第2作業機に送信する第1補正情報送信部と、前記第1作業機に設けられ且つ、当該第1作業機から所定距離の範囲内に前記第2作業機が存在する場合、当該第1作業機の前記第1補正情報送信部と前記第2作業機が備える通信装置との間でペアリングによる通信の接続処理を実行する制御装置と、を備え、前記第1補正情報送信部は、ペアリングが成立した前記第2作業機に、前記補正情報を送信する
作業機の測位システムは、前記第2作業機に設けられ且つ、前記GNSS衛星から送信された第1衛星信号に基づいて測位が可能な第2GNSS測位装置を備え、前記第2GNSS測位装置は、当該第2GNSS測位装置が受信した第1衛星信号の観測データと、前記第1補正情報送信部から送信された補正情報とに基づいて、前記第2作業機の位置を求める位置演算部を備えている。
前記第1補正情報送信部は、前記第2作業機から要求があった場合に前記要求に応じて前記補正情報を送信する。
作業機の測位システムは、前記第2作業機に設けられ、且つ、第1作業機及び第2作業機とは異なる第3作業機に前記第1補正情報送信部から送信された補正情報を送信する第2補正情報送信部を備えている。
前記第1作業機及び前記第2作業機は、走行車体と、前記走行車体に設けられた原動機と、前記走行車体に装着され且つ前記原動機の動力によって作動する作業装置と、前記走行車体の操舵を行う操舵装置と、を備え、前記操舵装置は、測位に基づいて前記走行車体の操舵角を変更する。
前記第1補正情報送信部は、予め定められた作業計画に基づいて、前記補正情報を前記第2作業機に送信する。
本発明によれば、GNSS測位装置を有する作業機であっても、QZSS衛星の衛星信号を受信することができる。
作業機の測位システムを示す図である。 トラクタの構成及び制御ブロック図を示す図である。 第1トラクタにおける測位処理と、第2トラクタに補正情報を送信する送信処理との動作フローである。 第2トラクタが第1トラクタに対して補正情報の送信の要求をする場合の動作フローである。 自動操舵を説明する説明図である。 トラクタの全体図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、準天頂衛星(QZSS(Quasi-Zenith Satellite System)衛星)102の衛星信号を、少なくとも1台以上の作業機に送信することができるシステムである。作業機は、トラクタ、コンバイン、田植機等の農業機械、バックホー、ローダ等の建設機械である。
まず、トラクタ1を例にあげて作業機について説明する。
図5に示すように、トラクタ1は、走行装置7を有する走行車両(走行車体)3と、原動機4と、変速装置5とを備えている。走行装置7は、前輪7F及び後輪7Rを有する装置である。前輪7Fは、タイヤ型であってもクローラ型であってもよい。また、後輪7も、タイヤ型であってもクローラ型であってもよい。原動機4は、ディーゼルエンジン、電動モータ等である。変速装置5は、変速によって走行装置7の推進力を切換可能であると共に、走行装置7の前進、後進の切換が可能である。走行車両3にはキャビン9が設けられ、当該キャビン9内には運転席10が設けられている。
また、走行車両3の後部には、3点リンク機構等で構成された連結部8が設けられている。連結部8には、作業装置2が着脱可能である。作業装置2を連結部8に連結することによって、走行車両3によって作業装置2を牽引することができる。作業装置2は、耕耘する耕耘装置、肥料を散布する肥料散布装置、農薬を散布する農薬散布装置、収穫を行う収穫装置、牧草等の刈取を行う刈取装置、牧草等の拡散を行う拡散装置、牧草等の集草を行う集草装置、牧草等の成形を行う成形装置等である。なお、図5では、作業装置2として耕耘装置を取り付けた例を示している。
図2に示すように、変速装置5は、主軸(推進軸)5aと、主変速部5bと、副変速部5cと、シャトル部5dと、PTO動力伝達部5eと、を備えている。推進軸5aは、変速装置5のハウジングケースに回転自在に支持され、当該推進軸5aには、エンジン4のクランク軸からの動力が伝達される。主変速部5bは、複数のギア及び当該ギアの接続を変更するシフタを有している。主変速部5bは、複数のギアの接続(噛合)をシフタで適宜変更することによって、推進軸5aから入力された回転を変更して出力する(変速する)。
副変速部5cは、主変速部5bと同様に、複数のギア及び当該ギアの接続を変更するシフタを有している。副変速部5cは、複数のギアの接続(噛合)をシフタで適宜変更することによって、主変速部5bから入力された回転を変更して出力する(変速する)。
シャトル部5dは、シャトル軸12と、前後進切換部13とを有している。シャトル軸12には、副変速部5cから出力された動力がギア等を介して伝達される。前後進切換部13は、例えば、油圧クラッチ等で構成され、油圧クラッチの入切によってシャトル軸12の回転方向、即ち、トラクタ1の前進及び後進を切り換える。シャトル軸12は、後輪デフ装置に接続されている。後輪デフ装置は、後輪7Rが取り付けられた後車軸29Rを回転自在に支持している。
PTO動力伝達部5eは、PTO推進軸14と、PTOクラッチ15とを有している。PTO推進軸14は、回転自在に支持され、推進軸5aからの動力が伝達可能である。PTO推進軸14は、ギア等を介してPTO軸16に接続されている。PTOクラッチ15は、例えば、油圧クラッチ等で構成され、油圧クラッチの入切によって、推進軸5aの動力をPTO推進軸14に伝達する状態と、推進軸5aの動力をPTO推進軸14に伝達しない状態とに切り換わる。
また、トラクタ1は、操舵装置11を備えている。操舵装置11は、ハンドル(ステアリングホイール)11aと、ハンドル11aの回転に伴って回転するステアリングシャフト(回転軸)11bと、ハンドル11aの操舵を補助する補助機構(パワーステアリング機構)11cと、を有している。補助機構11cは、油圧ポンプ21と、油圧ポンプ21から吐出した作動油が供給される制御弁22と、制御弁22により作動するステアリングシリンダ23とを含んでいる。制御弁22は、制御信号に基づいて作動する電磁弁である。制御弁22は、例えば、スプール等の移動によって切り換え可能な3位置切換弁である。また、制御弁22は、ステアリングシャフト11bの操舵によっても切換可能である。ステアリングシリンダ23は、前輪7Fの向きを変えるアーム(ナックルアーム)24に接続されている。
したがって、運転者がハンドル11aを操作すれば、当該ハンドル11aに応じて制御弁22の切換位置及び開度が切り換わり、当該制御弁22の切換位置及び開度に応じてステアリングシリンダ23が左又は右に伸縮することによって、前輪7Fの操舵方向を変更することができる。つまり、操舵機構11によって、トラクタ1(走行車体3)の操舵を手動で行うことができる。
トラクタ1(走行車体3)の操舵は自動でも行うことが可能である。図2に示すように、操舵装置11は、自動操舵機構25を有している。自動操舵機構25は、走行車体3の自動操舵を行う機構であって、走行車体3の位置(車体位置)と、予め設定された走行予定ラインに基づいて走行車体3を自動操舵する。自動操舵機構25は、ステアリングモータ26と、ギア機構27と、を備えている。ステアリングモータ26は、現在位置に基づいて、回転方向、回転速度、回転角度等が制御可能なモータである。ギア機構27は、ステアリングシャフト11bに設けられ且つ当該ステアリングシャフト11bと供回りするギアと、ステアリングモータ26の回転軸に設けられ且つ当該回転軸と供回りするギアとを含んでいる。ステアリングモータ26の回転軸が回転すると、ギア機構27を介して、ステアリングシャフト11bが自動的に回転(回動)し、車体位置が走行予定ラインに一致するように、前輪7Fの操舵方向を変更することができる。なお、上述した操舵機構11は一例であり、上述した構成に限定されない。
トラクタ1は、制御装置17と、通信装置18とを備えている。制御装置17は、運転席の周りに設置された操作具(操作レバー、操作スイッチ、操作ボリューム等)を操作したときの操作信号、走行車体3に搭載された様々なセンサの検出信号等に基づいてトラクタ1の走行系や作業系の制御を行う。例えば、制御装置17は、操作具の操作(操作信号)に基づいて作業装置2を昇降する制御を行ったり、アクセルペダルセンサに基づいて原動機4の回転数を制御する。なお、制御装置17は、トラクタの作業系や走行系を制御するものであればよく、制御方式は限定されない。
通信装置18は、近距離の通信装置、或いは、携帯電話通信網、データ通信網、携帯電話通信網等によって無線通信を行う通信装置であり、少なくともトラクタ1の情報を外部に出力する。通信装置18の通信方式は限定されず、例えば、通信規格IEEE802.15.1シリーズ、通信規格IEEE802.11シリーズであってもよいし、その他の通信方式であってもよい。
図1は、作業機の測位システムのブロック図を示している。
図1に示すように、作業機の測位システムは、第1GNSS測位装置31と、QZSS測位装置32とを備えている。第1GNSS測位装置31は、GPS(Global Positioning System)等のGNSS衛星101の衛星信号に基づいて測位を行う。QZSS測位装置32は、みちびき等の準天頂衛星(QZSS(Quasi-Zenith Satellite System)衛星)102の衛星信号に基づいて測位を行う。
図1に示すように、第1GNSS測位装置31及びQZSS測位装置32は、トラクタ1Aに設けられている。また、トラクタ1Aは、少なくともQZSS測位装置32における測位に関する情報を他のトラクタ1Bに送信する。
以下、第1GNSS測位装置31及びQZSS測位装置32が設けられたトラクタ1Aのことを「第1トラクタ1A」といい、トラクタ1Bのことを「第2トラクタ1B」といい説明を進める。なお、第1トラクタ1A及び第2トラクタ1Bは、走行車両(走行車体)3、原動機4、変速装置5、走行装置7、操舵装置11、自動操舵機構25、制御装置17、通信装置18を備えていて、基本的な構成は、第1トラクタ1Aと第2トラクタ1Bとの両方同じである。
第1GNSS測位装置31及びQZSS測位装置32は、第1トラクタ1Aに設けられた制御装置17及び通信装置18に接続されている。第1GNSS測位装置31及びQZSS測位装置32は、少なくとも測位に関する情報を制御装置17及び通信装置18に出力する。
第1GNSS測位装置31は、電子・電子部品等を収容する筐体31aと、GNSS衛星101の衛星信号(第1衛星信号)を受信するアンテナ31bとを有している。筐体31aは、第1トラクタ1Aのキャビン9のルーフ9aに取付けられている。
アンテナ31bは、第1衛星信号として、GNSS衛星101から送信されたL1信号(中心周波数1575.42MHz)及びL2信号(中心周波数1227.60 MHz)を受信する。L1信号には、航法メッセージ、C/Aコード、L1搬送波が含まれ、L2信号には、少なくともL2搬送波が含まれている。
第1GNSS測位装置31は、筐体31a及びアンテナ31bの他に、信号処理部31cと、位置演算部31dと、取得部31eと、出力部31fとを有している。信号処理部31c、位置演算部31d及び取得部31eは、第1GNSS測位装置31に設けられた電子・電子部品等で構成されている。
信号処理部31は、アンテナ31bが受信した衛星信号の処理を行う部分であって、例えば、アンテナ31bが受信したL1信号及びL2信号の増幅及び復調を行うことで、観測データを生成する。
位置演算部31dは、信号処理部31cから出力された観測データ(復調されたL1信号、L2信号)に基づいて、測位を行う。即ち、位置演算部31dは、GNSS衛星101の観測データ(第1観測データ)に基づいて単独測位を行う。取得部31eは、QZSS測位装置32から送信された情報を取得し、取得した情報を位置演算部31dに出力する。出力部31fは、位置演算部31dが演算した結果(第1測位結果)を、少なくとも制御装置17及び通信装置18のいずれかに出力する。
QZSS測位装置32は、電子・電子部品等を収容する筐体32aと、準天頂衛星102の衛星信号(第2衛星信号)を受信するアンテナ32bとを有している。筐体31bは、筐体31aに並んで第1トラクタ1Aのキャビン9のルーフ9aに取付けられている。
アンテナ32bは、第2衛星信号として、少なくともQZSS衛星102から送信されたL6信号(中心周波数1278.75MHz)を受信する。L6信号には、補正情報(センチメータ級測位補強情報)が含まれている。補正情報には、衛星時計誤差情報、衛星信号バイアス誤差補正値、衛星軌道誤差情報、対流圏伝播誤差情報、電離層伝播誤差情報等が含まれている。なお、アンテナ32bは、第2衛星信号として、QZSS衛星102から送信されたL1信号及びL2信号を受信してもよい。また、アンテナ32bは、第2衛星信号の他に、GNSS衛星101から送信された第1衛星信号(L1信号及びL2信号)を受信するものであってもよい。
QZSS測位装置32は、筐体32a及び第1アンテナ32bの他に、信号処理部32cと、位置演算部32dと、出力部32eとを有している。信号処理部32c、位置演算部32d及び出力部32eは、QZSS測位装置32に設けられた電子・電子部品等で構成されている。
信号処理部32cは、アンテナ32bが受信した衛星信号の処理を行う部分であって、例えば、アンテナ32bが受信したL1信号、L2信号及びL6信号の増幅及び復調を行うことで、観測データを生成する。なお、アンテナ32bが受信したL1信号、L2信号は、GNSS衛星101の第1衛星信号であっても、QZSS衛星102の第2衛星信号であってもよい。
位置演算部32dは、信号処理部32から出力された観測データ(復調されたL1信号、L2信号、L6信号)に基づいて、位置(第2位置)、即ち、3次元座標(x2、y2、z2)を演算する。即ち、位置演算部32dは、QZSS衛星102の観測データ(第2観測データ)に基づいて、精密な測位を行う。出力部(補正情報出力部)32eは、信号処理部32cで復調されたL6信号、即ち、L6信号により得られた補正情報を通信装置18に出力する。
さて、第1GNSS測位装置31(位置演算部31d)は、アンテナ31bが受信した衛星信号(L1信号、L2信号)によって単独測位を行うことが可能であるが、アンテナ32bが受信した衛星信号(L6信号)の補正情報(補正情報出力部32eが出力した補正情報)を用いて、測位を行ってもよい。
第1GNSS測位装置31の位置演算部31dは、補正情報出力部32eから出力された補正情報を取得部31eが取得すると、取得した補正情報(衛星時計誤差情報、衛星信号バイアス誤差情報、衛星軌道誤差情報、対流圏伝播誤差情報、電離層伝播誤差情報を含む)と、アンテナ31bが受信したL1信号及びL2信号(航法メッセージ、C/Aコード、L1搬送波等)の第1観測情報とを用いて、第1GNSS測位装置31の物理的な位置(緯度、経度、高さ)を求める。このように、出力部31fは、位置演算部31dが補正情報を用いて位置を求めた場合、求めた位置(測位結果)を制御装置17に出力する。
したがって、第1GNSS測位装置31は、QZSS測位装置32によって取得した補正情報を用いて測位を行っているため、測位の精度を向上させることができる。
さて、第1トラクタ1Aは、QZSS測位装置32によって取得した補正情報を他のトラクタ、即ち第2トラクタ1Bに送信する第1補正情報送信部を備えている。例えば、QZSS測位装置32のアンテナ32bがL6信号を含む第2衛星信号を受信し、受信した第2衛星信号が信号処理部32cによって復調されることによって得られた補正情報を、第2トラクタ1Bに送信する。この実施形態では、第1補正情報送信部は、第1トラクタ1Aに設けられた通信装置18である。
図3Aは、第1トラクタ1Aにおける測位処理と、第2トラクタ1Bに補正情報を送信する送信処理との動作フローある。なお、図3Aは一例であり、限定されない。
図3Aに示すように、第1トラクタ1Aにおいて、第1GNSS測位装置31のアンテナ31bが第1衛星信号を受信する(S1)と、信号処理部32cによって第1衛星信号が増幅及び復調される(S2)。また、第1トラクタ1Aにおいて、QZSS測位装置32のアンテナ32bが第2衛星信号を受信する(S3)と、信号処理部31cによって第2衛星信号が増幅及び復調される(S4)。第1衛星信号及び第2衛星信号が増幅及び復調されると、位置演算部32dによって、第1衛星信号及び第2衛星信号における測位が行われる(S5)。位置演算部32dの測位では、少なくとも第2衛星信号のうち、補正情報が用いられる。
また、第1トラクタ1Aにおいて、少なくとも第2衛星信号を増幅及び復調後に、補正情報が得られると、当該補正情報は、QZSS測位装置32の出力部32eから第1トラクタ1Aの通信装置18に出力され(S6)、第1トラクタ1Aの通信装置18が補正情報を取得すると(S7)、当該通信装置18は、取得した補正情報を第2トラクタ1Bの通信装置18に送信する(S8)。なお、補正情報を第1トラクタ1Aから第2トラクタ1Bに送信する場合、第1トラクタ1Aと第2トラクタ1Bとの通信装置18間でペアリング等の通信の接続処理を予め行っていることが好ましい。
以上によれば、第2トラクタ1Bは、QZSS測位装置32が取得した補正情報を第1トラクタ1Aから取得することができる。
さて、図1に示すように、第2トラクタ1Bは、第1衛星信号に基づいて測位が可能な第2GNSS測位装置33を備えている。第2GNSS測位装置33は、筐体33aと、アンテナ33bと、信号処理部33cと、位置演算部33dと、補正情報受信部とを有している。筐体33aは、第2トラクタ1Bのキャビン9のルーフ9aに取付けられている。アンテナ33bは、アンテナ31bと同様に第1衛星信号を受信する。
補正情報受信部は、第1トラクタ1Aから送信された補正情報を受信する装置である。この実施形態では、補正情報受信部は、第2トラクタ1Bに設けられた通信装置18と兼用化されている。なお、補正情報受信部と通信装置18とを別体に構成してもよい。
信号処理部33c及び位置演算部33dは、第2GNSS測位装置33に設けられた電子・電子部品等で構成されている。
信号処理部33cは、アンテナ33bが受信した衛星信号の処理を行う部分であって、例えば、アンテナ33bが受信したL1信号及びL2信号の増幅及び復調を行うことで、観測データを生成する。
位置演算部33dは、信号処理部33cから出力された観測データ(復調されたL1信号、L2信号)と、第2トラクタ1Bの通信装置(補正情報受信部)18が取得した補正情報、即ち、第1トラクタ1Aから送信された補正情報とに基づいて、測位を行う。
即ち、位置演算部33dは、補正情報を通信装置18が受信すると、受信した補正情報と、アンテナ33bが受信したL1信号及びL2信号(航法メッセージ、C/Aコード、L1搬送波等)の第1観測情報とを用いて、第2GNSS測位装置33の物理的な位置(緯度、経度、高さ)を求める。
以上によれば、第2トラクタ1Bの第2GNSS測位装置33は、第1トラクタ1Aから送信された補正情報を用いて、第2トラクタ1Bの測位を行うことができる。即ち、第2トラクタ1Bが準天頂衛星102における補正情報を受信できないような状態であっても、第1トラクタ1Aから送信された補正情報を用いて、第2トラクタ1Bの高精度な測位を行うことができる。
なお、第1トラクタ1Aから第2トラクタ1Bへの補正情報の送信は、逐次行ってもよいが、第1トラクタ1Aの第1補正情報送信部(通信装置18)、第2トラクタ1Bから要求があった場合に要求に応じて補正情報を送信してもよい。
図3Bは、図3Aに第2トラクタ1Bの要求を加えた動作フローである。なお、図3Bは一例であり、限定されない。図3Bにおいて、S1~S6は、図3Aと同様である。
図3Bに示すように、第2トラクタ1Bにおいて、当該第2トラクタ1Bに設けられたレバー、スイッチ等の操作部材が操作され、第2トラクタ1Bの測位が必要になった場合(S10、Yes)、第2トラクタ1Bの通信装置18から補正情報の要求を第1トラクタ1Aの通信装置18に送信する(S11)。第1トラクタ1Aの通信装置18は、補正情報の要求を受信する(S12)と、出力部32eから第1トラクタ1Aの通信装置18に出力された補正情報を第2トラクタ1Bの通信装置18に送信する(S13)。
以上によれば、第2トラクタ1Bが測位を必要な状況になった時点で、第1トラクタ1Aから補正情報を取得することができ、当該第2トラクタ1Bは、第1トラクタ1Aから取得した補正情報を用いて測位を行うことができる。
上述した実施形態では、第2GNSS測位装置33を有する第2トラクタ1Bは、QZSS測位装置32を有する第1トラクタ1Aから送信された補正情報を用いて、第2GNSS測位装置33により測位を行っているが、図1に示すように、第2トラクタ1Bは、第2GNSS測位装置33を有する他の第3トラクタ1Cに第1トラクタ1Aから受信した補正情報を送信してもよい。即ち、第2トラクタ1Bは、第2補正情報送信部を備えている。第2補正情報送信部は、第2トラクタ1Bに設けられた通信装置18である。第2補正情報送信部(通信装置18)は、第1トラクタ1Aから補正信号を受信後に、受信した補正信号を第3トラクタ1Cの通信装置18に送信する。第3トラクタ1Cの第2GNSS測位装置33は、補正信号に用いて第2トラクタ1Bと同様に測位を行う。
上述した実施形態では、第2トラクタ1Bの操作部材の操作を契機として、第1トラクタ1Aに補正情報の要求を行っていたが、予め定められた作業計画に基づいて、第1トラクタ1Aが所定の第2トラクタ1Bに補正情報を送信してもよい。
第1トラクタ1Aにおける農作業の作業開始前、作業途中等に、当該第1トラクタ1Aの通信装置18は、携帯端末(スマートフォン、タブレット)200又は管理サーバ201に接続する。携帯端末200又は管理サーバ201は、予め設定された作業計画を、第1トラクタ1Aの通信装置18に送信する。作業計画は、トラクタ1Aの自己で行う自己作業計画と、トラクタ1Bの他で行う他人作業計画とが含まれる。自己作業計画及び他人作業計画のいずれも、作業を行う圃場等の作業場、日時などの作業時間、耕耘、代掻き、収穫、刈取、集草、薬剤散布、施肥等の作業内容、機械情報が含まれる。機械情報とは、少なくともトラクタを識別する識別情報が含まれている。
第1トラクタ1Aの制御装置17は、自己作業計画及び他人作業計画を、通信装置18を介して取得すると、自己作業計画及び他人作業計画を参照し、自己作業計画で示された作業場の近くで且つ略同一の作業時間に作業を行う第2トラクタ(近隣トラクタという)1Bが存在しないか否かを判定する。例えば、制御装置17は、第1トラクタ1Aの作業を行う作業場を中心として、半径が5km程度に近隣トラクタが存在しないか否かを判断する。
第1トラクタ1Aの制御装置17は、近隣トラクタ1Bが存在する場合、当該近隣トラクタ1Bの通信装置18に接続要求を行い、第1トラクタ1Aの通信装置18と近隣トラクタ1Bの通信装置18とでペアリングを実行する。第1トラクタ1Aの通信装置18と近隣トラクタ1Bの通信装置18とのペアリングが成立すると、当該第1トラクタ1Aの通信装置18は、作業中、例えば、走行中、作業装置2の駆動中、原動機4の駆動中等に近隣トラクタ1Bに補正情報を送信する。このようにすれば、第1トラクタ1Aは、所定距離の範囲内に第2トラクタ1Bが存在する場合に補正情報を送信することができる。
なお、上述した実施形態では、第1トラクタ1Aの制御装置17が近隣トラクタの判断を行っていたが、第2トラクタ1Bの制御装置17が、自己己作業計画で示された作業場の近くで且つ略同一の作業時間に作業を行う第1トラクタ(近隣トラクタという)1Aが存在しないか否かを判定し、近隣トラクタ1Aが存在する場合に、近隣トラクタ1Aに対して補正情報の送信の要求を行ってもよい。
さて、第1トラクタ1A及び第2トラクタ1Bのそれぞれの制御装置17は、位置等の測位した結果に基づいて自動操舵を行うことができる。
図4は、自動操舵におけるトラクタ1の位置(車体位置)Z1と、走行予定ラインZ2との関係を示している。以下、第2トラクタ1Bを例にとり、自動操舵について説明する。
走行予定ラインZ2は、予めパーソナルコンピュータ、携帯端末(スマートフォン、タブレット)によって設定して、無線通信、有線通信、或いは記憶媒体により制御装置17等に転送される。なお、トラクタ1にタッチパネル式等の表示装置51を設けて、当該表示装置51に走行予定ラインZ2を入力できるようにしてもよい。走行予定ラインZ2は、設定時に緯度、経度に対応付けられている。
トラクタ1Bにおいて、作業者が所定の操作を行うことによって、自動操舵が制御装置17に指令されると、当該制御装置17は、第2GNSS測位装置33が求めた位置を走行車体3の位置(車体位置)Z1として取得する。図4に示すように、車体位置Z1と走行予定ラインZ2との偏差(位置偏差)ΔL1が閾値未満である場合、制御装置17は、ステアリングモータ26の回転軸の回転角を維持する。車体位置Z1と走行予定ラインZ2との位置偏差ΔL1が閾値以上であって、トラクタ1Bが走行予定ラインZ2に対して左側に位置している場合は、制御装置17は、トラクタ1Bの操舵方向が右方向となるようにステアリングモータ26の回転軸を回転する。車体位置Z1と走行予定ラインZ2との位置偏差ΔL1が閾値以上であって、トラクタ1Bが走行予定ラインZ2に対して右側に位置している場合は、制御装置17は、トラクタ1Bの操舵方向が左方向となるようにステアリングモータ26の回転軸を回転する。
なお、上述した実施形態では、車体位置Z1と走行予定ラインZ2との位置偏差ΔL1基づいて操舵装置11の操舵角を変更していたが、走行予定ラインZ2の方位(ライン方位)F2とトラクタ1Bの進行方向の方位(車体方位)F1とが異なる場合、制御装置17は、トラクタ1Bの車体方位F1が走行予定ラインZ2のライン方位F2に一致するように操舵角を設定してもよい。この場合、制御装置17は、車体方位F1とライン方位F2との方位差ΔFを求め、方位差ΔFが零となるように、操舵装置11の操舵角を変更する。上述した実施形態における自動操舵における操舵角の設定は一例であり、限定されない。
作業機の測位システムは、第1作業機(第1トラクタ1A)に設けられ且つ、GNSS衛星101から送信された第1衛星信号に基づいて測位が可能な第1GNSS測位装置31と、第1作業機(第1トラクタ1A)に設けられ且つQZSS衛星から送信された第2衛星信号に基づいて測位が可能なQZSS測位装置32と、第1作業機(第1トラクタ1A)に設けられ且つ、第2衛星信号によって得られた補正情報を第1作業機(第1トラクタ1A)とは異なる第2作業機(第2トラクタ1B)に送信する第1補正情報送信部(通信装置18)と、を備えている。これによれば、第1作業機(第1トラクタ1A)が第1GNSS測位装置31だけでなくQZSS測位装置32及び第1補正情報送信部(通信装置18)を備えているため、第2作業機(第2トラクタ1B)は、第1作業機(第1トラクタ1A)から簡単に補正情報を取得することができる。
作業機の測位システムは、第2作業機(第2トラクタ1B)に設けられ且つ、GNSS衛星101から送信された第1衛星信号に基づいて測位が可能な第2GNSS測位装置33を備え、第2GNSS測位装置33は、当該第2GNSS測位装置33が受信した第1衛星信号の観測データと、第1補正情報送信部から送信された補正情報とに基づいて、第2作業機(第2トラクタ1B)の位置を求める位置演算部33dを備えている。これによれば、第2作業機(第2トラクタ1B)は、第1作業機(第1トラクタ1A)から送信された補正情報及びGNSS衛星101から送信された第1衛星信号によって、第2作業機(第2トラクタ1B)の高精度な位置を求めることができる。
第1補正情報送信部(通信装置18)は、第2作業機(第2トラクタ1B)から要求があった場合に要求に応じて補正情報を送信する。これによれば、第2作業機(第2トラクタ1B)側において、高精度な位置が必要になった場合に補正情報を効率よく取得することができる。
作業機の測位システムは、第2作業機(第2トラクタ1B)に設けられ且つ第1作業機(第1トラクタ1A)及び第2作業機(第2トラクタ1B)とは異なる第3作業機(第3トラクタ1C)に、第1作業機(第1トラクタ1A)の第1補正情報送信部から送信された補正情報を送信する第2補正情報送信部を備えている。これによれば、第2作業機(第2トラクタ1B)から第3作業機(第3トラクタ1C)に補正情報を送信することができる。
第1作業機(第1トラクタ1A)及び第2作業機(第2トラクタ1B)は、走行車体3と、走行車体3に設けられた原動機4と、走行車体3に装着され且つ原動機4の動力によって作動する作業装置2と、走行車体3の操舵を行う操舵装置11と、を備えている。これによれば、作業装置2を原動機4の動力によって作動させるような作業機(第1作業機、第2作業機)において、それぞれのより正確な測位を行うことができる。
操舵装置11は、測位に基づいて走行車体3の操舵角を変更する。これによれば、第1GNSS測位装置31又は第2GNSS測位装置33の正確な測位を用いて、操舵装置11により操舵を行うことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1A 第1トラクタ(第1作業機)
1B 第2トラクタ(第2作業機)
1C 第3トラクタ(第3作業機)
2 作業装置
3 走行車体
11 操舵装置
31 第1GNSS測位装置
32 QZSS測位装置
18 通信装置(第1補正情報送信部、第2補正情報送信部)
33 第2GNSS測位装置
33d 位置演算部
101 GNSS衛星
102 QZSS衛星

Claims (6)

  1. 第1作業機に設けられ且つ、GNSS衛星から送信された第1衛星信号に基づいて測位が可能な第1GNSS測位装置と、
    前記第1作業機に設けられ且つ、QZSS衛星から送信された第2衛星信号に基づいて測位が可能なQZSS測位装置と、
    前記第1作業機に設けられ且つ、前記第2衛星信号によって得られた補正情報を、第1作業機とは異なる第2作業機に送信する第1補正情報送信部と
    前記第1作業機に設けられ且つ、当該第1作業機から所定距離の範囲内に前記第2作業機が存在する場合、当該第1作業機の前記第1補正情報送信部と前記第2作業機が備える通信装置との間でペアリングによる通信の接続処理を実行する制御装置と、
    を備え
    前記第1補正情報送信部は、ペアリングが成立した前記第2作業機に、前記補正情報を送信する作業機の測位システム。
  2. 前記第2作業機に設けられ且つ、前記GNSS衛星から送信された第1衛星信号に基づいて測位が可能な第2GNSS測位装置を備え、
    前記第2GNSS測位装置は、当該第2GNSS測位装置が受信した第1衛星信号の観測データと、前記第1補正情報送信部から送信された補正情報とに基づいて、前記第2作業機の位置を求める位置演算部を備えている請求項1に記載の作業機の測位システム。
  3. 前記第1補正情報送信部は、前記第2作業機から要求があった場合に前記要求に応じて前記補正情報を送信する請求項1に記載の作業機の測位システム。
  4. 前記第2作業機に設けられ、且つ、第1作業機及び第2作業機とは異なる第3作業機に前記第1補正情報送信部から送信された補正情報を送信する第2補正情報送信部を備えている請求項1~3のいずれかに記載の作業機の測位システム。
  5. 前記第1作業機及び前記第2作業機は、
    走行車体と、
    前記走行車体に設けられた原動機と、
    前記走行車体に装着され且つ前記原動機の動力によって作動する作業装置と、
    前記走行車体の操舵を行う操舵装置と、
    を備え
    前記操舵装置は、測位に基づいて前記走行車体の操舵角を変更する請求項1~4のいずれかに記載の作業機の測位システム。
  6. 前記第1補正情報送信部は、予め定められた作業計画に基づいて、前記補正情報を前記第2作業機に送信する請求項1又は2に記載の作業機の測位システム。
JP2018133670A 2018-07-13 2018-07-13 作業機の測位システム Active JP6995711B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018133670A JP6995711B2 (ja) 2018-07-13 2018-07-13 作業機の測位システム
AU2019302087A AU2019302087B2 (en) 2018-07-13 2019-06-28 Work machine and work machine positioning system
CN201980036079.4A CN112204430A (zh) 2018-07-13 2019-06-28 作业机及作业机的定位系统
KR1020207030774A KR102527843B1 (ko) 2018-07-13 2019-06-28 작업기
PCT/JP2019/025889 WO2020012989A1 (ja) 2018-07-13 2019-06-28 作業機及び作業機の測位システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018133670A JP6995711B2 (ja) 2018-07-13 2018-07-13 作業機の測位システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020012682A JP2020012682A (ja) 2020-01-23
JP6995711B2 true JP6995711B2 (ja) 2022-01-17

Family

ID=69170843

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018133670A Active JP6995711B2 (ja) 2018-07-13 2018-07-13 作業機の測位システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6995711B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110307138A1 (en) 2008-12-05 2011-12-15 Leica Geosystems Ag Positioning system and method
JP2015112068A (ja) 2013-12-12 2015-06-22 株式会社クボタ 圃場作業機
WO2015198501A1 (ja) 2014-06-25 2015-12-30 三菱電機株式会社 測位装置及び測位方法及びプログラム
US20160033651A1 (en) 2014-08-01 2016-02-04 Agco Corporation Reassigning license for gnss accuracy improvement service
JP2018096799A (ja) 2016-12-12 2018-06-21 ヤンマー株式会社 通信システム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110307138A1 (en) 2008-12-05 2011-12-15 Leica Geosystems Ag Positioning system and method
JP2015112068A (ja) 2013-12-12 2015-06-22 株式会社クボタ 圃場作業機
WO2015198501A1 (ja) 2014-06-25 2015-12-30 三菱電機株式会社 測位装置及び測位方法及びプログラム
US20160033651A1 (en) 2014-08-01 2016-02-04 Agco Corporation Reassigning license for gnss accuracy improvement service
JP2018096799A (ja) 2016-12-12 2018-06-21 ヤンマー株式会社 通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020012682A (ja) 2020-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN109073763B (zh) 测位检测装置、以及具备测位检测装置的工作机
KR102370181B1 (ko) 작업기
CN113194707A (zh) 自主行驶系统
JP7233916B2 (ja) 作業車両の制御装置、作業車両、及び作業車両の制御方法
JP7179607B2 (ja) 作業車両
JP2021007334A (ja) 作業車両及び作業車両の支援システム
JP6879896B2 (ja) 作業車のための衛星測位システム
JP6995711B2 (ja) 作業機の測位システム
JP2021040498A (ja) 作業車両
JP7062542B2 (ja) 作業機の測位システム及び作業機の測位方法
JP2023021229A (ja) 作業車両
JP7453954B2 (ja) 自動走行システム
JP2020126307A (ja) 作業車両用の目標経路生成システム
JP7179565B2 (ja) 作業車両
WO2021125124A1 (ja) 作業機
JP6833941B1 (ja) 作業車両
JP7106419B2 (ja) 作業車両
JP6938444B2 (ja) 作業機
WO2023276393A1 (ja) 農業機械及び農業機械の通信システム
JP2020012679A (ja) 衛星信号受信装置及び衛星信号受信装置を備えた測位装置
JP2020000020A (ja) 作業車両
JP7203698B2 (ja) 作業車両及び作業車両の運転表示システム
JP7309602B2 (ja) 作業支援システム
JP2024007652A (ja) 自動走行方法、自動走行システム、およびプログラム
JP2023129688A (ja) 自律走行システム及び自律走行方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210803

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211215

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6995711

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150