JP7233916B2 - 作業車両の制御装置、作業車両、及び作業車両の制御方法 - Google Patents
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Description
特許文献1の作業車両では、走行予定ルートに対する自車位置との間の位置偏差を演算する位置偏差演算部と、位置偏差に基づいて偏差解消の第1操舵値を出力する第1制御演算部と、操舵駆動部とを備え、操舵駆動部を第1操舵値に基づいて操舵している。
また、前記位置偏差が前記第1閾値以下である場合、前記第1制御部は、前記方位偏差が前記第2閾値以下になるよう前記操舵角の設定を行い、前記第2制御部は、前記走行予定ルートで示された方位と前記走行車両の走行方位とを比較し、前記方位偏差が前記第2閾値以下になるよう前記第1輪及び前記第2輪のいずれかの制動の設定を行い、前記方位偏差が前記第2閾値以下である場合、前記第1輪及び前記第2輪の制動を行わない。
また、前記第1輪は、前記走行車両における幅方向の一方側に設けられ、前記第2輪は、前記走行車両における幅方向の他方側に設けられており、前記第2制御部は、前記位置偏差が前記第1閾値を超え、前記走行車両の位置が前記走行予定ルートの一方側に位置している場合に、前記第2輪の制動の設定を行い、前記位置偏差が前記第1閾値を超え、前記走行車両の位置が前記走行予定ルートの他方側に位置している場合に、前記第1輪の制動の設定を行う。
また、作業車両は、走行車両の向きを変更可能な操舵装置と、前記走行車両に設けられた第1輪と、前記走行車両に設けられ且つ前記第1輪と幅方向に離れる第2輪と、前記第1輪及び前記第2輪のいずれかの制動を行う制動装置と、走行予定ルートに基づいて前記操舵装置に対して、操舵角の設定を行う第1制御部と、前記走行予定ルートに基づいて制動装置に対して、前記第1輪及び前記第2輪のいずれかの制動の設定を行う第2制御部と、を備え、前記第1制御部は、前記走行予定ルートと前記走行車両の位置との位置偏差が第1閾値以下になるよう前記操舵角の設定を行い、前記第2制御部は、前記位置偏差が前記第1閾値以下である場合に、前記走行予定ルートで示された方位と前記走行車両の走行方位とを比較し、前記走行予定ルートで示された方位と前記走行車両の走行方位との方位偏差が第2閾値以下になるよう前記第1輪及び前記第2輪のいずれかの制動の設定を行い、前記方位偏差が前記第2閾値以下である場合、前記第1輪及び前記第2輪の制動を行わない。
位と前記走行車両の走行方位とを比較し、前記方位偏差が前記第2閾値以下になるよう前記第1輪及び前記第2輪のいずれかの制動の設定を行い、前記位置偏差が前記第1閾値を超えている場合、前記第2制御部は、前記方位偏差に基づいて前記第1輪及び前記第2輪のいずれかの制動の設定を行わない。
また、前記位置偏差が前記第1閾値以下である場合、前記第1制御部は、前記方位偏差が前記第2閾値以下になるよう前記操舵角の設定を行い、前記第2制御部は、前記走行予定ルートで示された方位と前記走行車両の走行方位とを比較し、前記方位偏差が前記第2閾値以下になるよう前記第1輪及び前記第2輪のいずれかの制動の設定を行い、前記方位偏差が前記第2閾値以下である場合、前記第1輪及び前記第2輪の制動を行わない。
また、前記第1輪は、前記走行車両における幅方向の一方側に設けられ、前記第2輪は、前記走行車両における幅方向の他方側に設けられており、前記第2制御部は、前記位置偏差が前記第1閾値を超え、前記走行車両の位置が前記走行予定ルートの一方側に位置している場合に、前記第2輪の制動の設定を行い、前記位置偏差が前記第1閾値を超え、前記走行車両の位置が前記走行予定ルートの他方側に位置している場合に、前記第1輪の制動の設定を行う。
また、作業車両の制御方法は、制御装置の第1制御部が、走行予定ルートと走行車両の位置との位置偏差が第1閾値以下になるよう操舵角の設定を行う第1ステップと、前記位置偏差が前記第1閾値以下である場合に、前記制御装置の第2制御部が、前記走行予定ルートで示された方位と前記走行車両の走行方位とを比較し、前記走行予定ルートで示された方位と前記走行車両の走行方位との方位偏差が第2閾値以下になるよう第1輪及び第2輪のいずれかの制動の設定を行う第2ステップと、前記方位偏差が前記第2閾値以下である場合、前記第2制御部が、前記第1輪及び前記第2輪の制動を行わない第3ステップと、を備えている。
[第1実施形態]
図1は、作業車両1の構成及び制御ブロック図を示している。作業車両1は、トラクタ、コンバイン、田植機等の農業機械である。本実施形態において、トラクタを例に挙げ作業車両1について説明する。
当該ギアの接続を変更するシフタを有している。主変速部5bは、複数のギアの接続(噛合)をシフタで適宜変更することによって、推進軸5aから入力された回転を変更して出力する(変速する)。
シャトル部5dは、シャトル軸12と、切換部13とを有している。シャトル軸12には、副変速部5cから出力された動力がギア等を介して伝達される。切換部13は、例えば、油圧クラッチ等で構成され、油圧クラッチの入切によってシャトル軸12の回転方向、即ち、トラクタ1の前進及び後進を切り換える。シャトル軸12は、後輪デフ装置20Rに接続されている。後輪デフ装置20Rは、後輪7Rが取り付けられた後車軸21Rを回転自在に支持している。
とができる。
図1及び図7に示すように、トラクタ1は、操舵装置11を備えている。図1に示すように、操舵装置11は、ハンドル(ステアリングホイール)11aと、ハンドル11aの回転に伴って回転する回転軸(操舵軸)11bと、ハンドル11aの操舵を補助する補助機構(パワーステアリング機構)11cと、を有している。補助機構11cは、油圧ポンプ33と、油圧ポンプ33から吐出した作動油が供給される制御弁34と、制御弁34により作動するステアリングシリンダ35とを含んでいる。制御弁34は、制御信号に基づいて作動する電磁弁である。制御弁34は、例えば、スプール等の移動によって切り換え可能な3位置切換弁である。また、制御弁34は、操舵軸11bの操舵によっても切換可能である。ステアリングシリンダ35は、前輪7Fの向きを変えるアーム(ナックルアーム)36に接続されている。
。また、第1制御部41は、変速装置5の変速段、原動機4の回転数等を自動的に変更することによって、走行車両3(トラクタ1)の車速(速度)を制御する。
なお、コンピュータから制御装置40への走行予定ルートRの入力方法は、上述した例に限定されず、トラクタ1に無線を行う通信装置を設けて当該コンピュータ等から送信された走行予定ルートRを当該通信装置が受信してもよい。この場合、通信装置が走行予定ルートRを受信すると、取得部49は通信装置に対して走行予定ルートRを要求することで、通信装置から受信した走行予定ルートRを取得することができる。
第1制御部41は、位置検出装置39で検出された走行車両3(トラクタ1)の位置(走行位置)と、走行予定ルートRで示された位置(予定位置)とを比較し、走行位置と予定位置とが一致している場合は、操舵装置11におけるハンドル11aの操舵角及び操舵方向(前輪7Fの操舵角及び操舵方向)を変更せずに保持する(制御弁34の開度及び切換位置を変更せずに維持する)。一方、第1制御部41は、走行位置と予定位置とが一致していない場合、当該走行位置と予定位置との位置偏差d(ズレ量)が小さくなるように、操舵装置11におけるハンドル11aの操舵角及び/又は操舵方向を変更する(制御弁
34の開度及び/又は切換位置を変更する)。
図4に示すように、トラクタ1のエンジン4の始動後、制御装置40がトラクタ1の自動走行の開始指示を取得すると第1制御部41がトラクタ1の自動走行を開始する(S1)。制御装置40は、トラクタ1と通信可能に接続されたパーソナルコンピュータ(PC)、スマートフォン(多機能携帯電話)、タブレット等のコンピュータ等の携帯端末から取得する。なお、制御装置40は、所定時刻になると開始指示を取得して自動走行を開始してもよく、開始指示の取得元は上記構成に限定されない。
置Q3が直進部R1に対して幅方向の他方側(右側)に位置している場合、第1制御部41は、ハンドル11aの操舵方向が幅方向の一方側(左側)に向くように制御弁34の切換位置を設定し、且つ、位置偏差dの大きさに応じて制御弁34に出力する電流値を増加させ、操舵角を設定する。
走行位置と予定位置とが一致している場合(S2,Yes)、第2制御部42は、位置検出装置39で検出されたトラクタ1の方位(走行方位)と、走行予定ルートRで示された方位(予定方位)とを比較する。具体的には、第2制御部42は、走行方位と予定方位との方位偏差θが予め設定された第2閾値以下であるか否かを確認する(S5)。走行位置と予定位置とが一致しており、走行方位と予定方位とが一致していない場合、即ち、位置偏差dが第1閾値以下であり、且つ、方位偏差θが第2閾値以下である場合(S5,No)、第2制御部42は、走行予定ルートRの予定方位及び走行車両3の走行方位に基づいて、前輪7F及び/又は後輪7Rの制動に関する第2制御を行う。詳しくは、第2制御部42は、走行予定ルートRで示された方位と走行車両3の走行方位との方位偏差θが第2閾値以下になるよう第1輪7R1及び第2輪7R2のいずれかの制動の設定を行う(第2ステップ)。
きない方位ズレを制動によって行うことができる。
また、第1輪7R1は、走行車両3における幅方向の一方側に設けられ、第2輪7R2は、走行車両3における幅方向の他方側に設けられており、第2制御部42は、方位偏差θが第2閾値を超え、走行車両3の走行方位が走行予定ルートRで示された方位の一方側を向いている場合に、方位偏差θが第2閾値を超え、第2輪7R2の制動の設定を行い、走行車両3の走行方位が走行予定ルートRで示された方位の他方側を向いている場合に、第1輪7R1の制動の設定を行う。
上記構成によれば、走行車両3は、操舵装置11の操舵角を変更することなく、素早く走行車両3の向きを変えることができる。また、走行車両3の前部又は後部には、作業装置2が連結可能とされている。
また、作業車両1は、走行車両3の向きを変更可能な操舵装置11と、走行車両3に設けられた第1輪7R1と、走行車両3に設けられ且つ第1輪7R1と幅方向に離れる第2輪7R2と、第1輪7R1及び第2輪7R2のいずれかの制動を行う制動装置25と、走行予定ルートRに基づいて操舵装置11に対して、操舵角の設定を行う第1制御部41と、走行予定ルートRに基づいて制動装置25に対して、第1輪7R1及び第2輪7R2のいずれかの制動の設定を行う第2制御部42と、を備え、第1制御部41は、走行予定ルートRと走行車両3の位置との位置偏差dが第1閾値以下になるよう操舵角の設定を行い、第2制御部42は、位置偏差dが第1閾値以下である場合に、走行予定ルートRで示された方位と走行車両3の走行方位との方位偏差θが第2閾値以下になるよう第1輪7R1及び第2輪7R2のいずれかの制動の設定を行う。
また、第1輪7R1は、走行車両3における幅方向の一方側に設けられ、第2輪7R2は、走行車両3における幅方向の他方側に設けられており、第2制御部42は、位置偏差dが第1閾値を超え、走行車両3の走行方位が走行予定ルートRで示された方位の一方側を向いている場合に、位置偏差dが第1閾値を超え、第2輪7R2の制動の設定を行い、走行車両3の走行方位が走行予定ルートRで示された方位の他方側を向いている場合に、第1輪7R1の制動の設定を行う。
1輪7R1及び第2輪7R2のいずれかの制動の設定を行う。
上記構成によれば、走行車両3は、操舵装置11の操舵角を変更することなく向きを変えることができる。また、走行車両3の前部又は後部には、作業装置2が連結可能とされている。
また、作業車両1の制御方法は、走行予定ルートRと走行車両3の位置との位置偏差dが第1閾値以下になるよう操舵角の設定を行う第1ステップと、位置偏差dが第1閾値以下である場合に、走行予定ルートRで示された方位と走行車両3の走行方位との方位偏差θが第2閾値以下になるよう第1輪7R1及び第2輪7R2のいずれかの制動の設定を行う第2ステップと、を備えている。
[第2実施形態]
図6は、作業車両1の別の実施形態(第2実施形態)を示す。
図6に示すように、トラクタ1のエンジン4の始動後、制御装置40がトラクタ1の自動走行の開始指示を取得すると第1制御部41がトラクタ1の自動走行を開始する(S11)。
具体的には、制御装置40(第1制御部41及び第2制御部42)は、走行方位と予定方位との方位偏差θが予め設定された第2閾値以下であるか否かを確認する(S15)。走行位置と予定位置とが一致しており、走行方位と予定方位とが一致していない場合、即ち、位置偏差dが第1閾値以下であり、且つ、方位偏差θが第2閾値以下である場合(S15,No)、走行予定ルートRの予定方位及び走行車両3の走行方位に基づいて、第1制御部41は、第1制御を行い(S16)、第2制御部42は、第2制御を行う(S17)。
構成に限定されない。また、上述した第2実施形態において、作業車両1は、自動走行可能なトラクタであるが、自動走行ではなく、運転者が搭乗して、当該運転者が走行車両3の車速の操作を行う自動操舵が可能なトラクタであってもよい。
上記構成によれば、走行車両3は、操舵装置11、及び第1輪7R1又は第2輪7R2の制動によって向きを変えることができる。このため、操舵角を変更して走行方位を変更させる場合に比べ、小さい操舵角で走行方位を変更することができる。また、操舵角のみを変更して走行方位を変更させる場合に比べ、小さく旋回することができる。
上記構成によれば、走行車両3は、操舵装置11、及び第1輪7R1又は第2輪7R2の制動によって向きを変えることができる。このため、操舵角を変更して走行方位を変更させる場合に比べ、小さい操舵角で走行車両3の位置を変更することができる。これによって、走行車両3の走行予定ルートRに対する位置ズレを修正することができる。
上記構成によれば、走行車両3は、操舵装置11、及び第1輪7R1又は第2輪7R2の制動によって向きを変えることができる。このため、操舵角を変更して走行方位を変更させる場合に比べ、小さい操舵角で走行方位を変更することができる。
上記構成によれば、走行車両3は、操舵装置11、及び第1輪7R1又は第2輪7R2の制動によって向きを変えることができる。このため、操舵角を変更して走行方位を変更させる場合に比べ、小さい操舵角で走行車両3の位置を変更することができる。これによって、走行車両3が圃場を荒らすことを抑制しつつ、走行車両3の走行予定ルートRに対する位置ズレを修正することができる。
R1の回転数の方が第2輪7R2の回転数よりも大きくなる。このため、走行車両3は、走行車両3の幅方向の他方側を軸として向きを変えることができ、当該走行車両3の位置を他方側に移動させることができる。一方、第2制御部42が、第1輪7R1の制動の設定を行うと、第2輪7R2の回転数の方が第1輪7R1の回転数よりも大きくなる。このため、走行車両3は、走行車両3の幅方向の一方側を軸として向きを変えることができ、当該走行車両3の位置を一方側に移動させることができる。これによって、走行車両3は、操舵装置11だけでなく、第1輪7R1又は第2輪7R2の制動を設定することで、位置偏差dを小さくすることができる。
2 作業装置
3 走行車両
7R1 第1輪
7R2 第2輪
11 操舵装置
25 制動装置
40 制御装置
41 第1制御部
42 第2制御部
R 走行予定ルート
d 位置偏差
θ 方位偏差
Claims (15)
- 走行予定ルートに基づいて操舵装置に対して、操舵角の設定を行う第1制御部と、
前記走行予定ルートに基づいて制動装置に対して、走行車両に設けられた第1輪及び第2輪のいずれかの制動の設定を行う第2制御部と、
を備え、
前記第1制御部は、前記走行予定ルートと前記走行車両の位置との位置偏差が第1閾値以下になるよう前記操舵角の設定を行い、
前記第2制御部は、前記位置偏差が前記第1閾値以下である場合に、前記走行予定ルートで示された方位と前記走行車両の走行方位とを比較し、前記走行予定ルートで示された方位と前記走行車両の走行方位との方位偏差が第2閾値以下になるよう前記第1輪及び前記第2輪のいずれかの制動の設定を行い、前記方位偏差が前記第2閾値以下である場合、前記第1輪及び前記第2輪の制動を行わない作業車両の制御装置。 - 前記第1輪は、前記走行車両における幅方向の一方側に設けられ、
前記第2輪は、前記走行車両における幅方向の他方側に設けられており、
前記第2制御部は、
前記走行予定ルートで示された方位と前記走行車両の走行方位とを比較し、前記方位偏差が前記第2閾値を超え、前記走行車両の走行方位が前記走行予定ルートで示された方位の一方側を向いている場合に、前記第2輪の制動の設定を行い、
前記走行予定ルートで示された方位と前記走行車両の走行方位とを比較し、前記方位偏差が前記第2閾値を超え、前記走行車両の走行方位が前記走行予定ルートで示された方位の他方側を向いている場合に、前記第1輪の制動の設定を行う請求項1に記載の作業車両の制御装置。 - 前記位置偏差が前記第1閾値以下である場合、
前記第1制御部は、前記操舵装置に対して設定した操舵角を維持し、
前記第2制御部は、前記走行予定ルートで示された方位と前記走行車両の走行方位とを比較し、前記方位偏差が前記第2閾値以下になるよう前記第1輪及び前記第2輪のいずれかの制動の設定を行い、
前記位置偏差が前記第1閾値を超えている場合、
前記第2制御部は、前記方位偏差に基づいて前記第1輪及び前記第2輪のいずれかの制動の設定を行わない請求項1又は2に記載の作業車両の制御装置。 - 前記位置偏差が前記第1閾値以下である場合、
前記第1制御部は、前記方位偏差が前記第2閾値以下になるよう前記操舵角の設定を行い、
前記第2制御部は、前記走行予定ルートで示された方位と前記走行車両の走行方位とを比較し、前記方位偏差が前記第2閾値以下になるよう前記第1輪及び前記第2輪のいずれかの制動の設定を行い、前記方位偏差が前記第2閾値以下である場合、前記第1輪及び前記第2輪の制動を行わない請求項1又は2に記載の作業車両の制御装置。 - 前記位置偏差が前記第1閾値を超えている場合、
前記第2制御部は、前記走行予定ルートで示された位置と前記走行車両の位置とを比較し、前記位置偏差が前記第1閾値以下になるように前記第1輪及び前記第2輪のいずれかの制動の設定を行う請求項1~4のいずれか1項に記載の作業車両の制御装置。 - 前記第1輪は、前記走行車両における幅方向の一方側に設けられ、
前記第2輪は、前記走行車両における幅方向の他方側に設けられており、
前記第2制御部は、
前記位置偏差が前記第1閾値を超え、前記走行車両の位置が前記走行予定ルートの一方側に位置している場合に、前記第2輪の制動の設定を行い、
前記位置偏差が前記第1閾値を超え、前記走行車両の位置が前記走行予定ルートの他方側に位置している場合に、前記第1輪の制動の設定を行う請求項5に記載の作業車両の制御装置。 - 前記走行車両の前部又は後部には、作業装置が連結可能とされている請求項1~6のいずれか1項に記載の作業車両の制御装置。
- 走行車両の向きを変更可能な操舵装置と、
前記走行車両に設けられた第1輪と、
前記走行車両に設けられ且つ前記第1輪と幅方向に離れる第2輪と、
前記第1輪及び前記第2輪のいずれかの制動を行う制動装置と、
走行予定ルートに基づいて前記操舵装置に対して、操舵角の設定を行う第1制御部と、
前記走行予定ルートに基づいて制動装置に対して、前記第1輪及び前記第2輪のいずれかの制動の設定を行う第2制御部と、
を備え、
前記第1制御部は、前記走行予定ルートと前記走行車両の位置との位置偏差が第1閾値以下になるよう前記操舵角の設定を行い、
前記第2制御部は、前記位置偏差が前記第1閾値以下である場合に、前記走行予定ルートで示された方位と前記走行車両の走行方位とを比較し、前記走行予定ルートで示された方位と前記走行車両の走行方位との方位偏差が第2閾値以下になるよう前記第1輪及び前記第2輪のいずれかの制動の設定を行い、前記方位偏差が前記第2閾値以下である場合、前記第1輪及び前記第2輪の制動を行わない作業車両。 - 前記第1輪は、前記走行車両における幅方向の一方側に設けられ、
前記第2輪は、前記走行車両における幅方向の他方側に設けられており、
前記第2制御部は、
前記走行予定ルートで示された方位と前記走行車両の走行方位とを比較し、前記方位偏差が前記第2閾値を超え、前記走行車両の走行方位が前記走行予定ルートで示された方位の一方側を向いている場合に、前記第2輪の制動の設定を行い、
前記走行予定ルートで示された方位と前記走行車両の走行方位とを比較し、前記方位偏差が前記第2閾値を超え、前記走行車両の走行方位が前記走行予定ルートで示された方位の他方側を向いている場合に、前記第1輪の制動の設定を行う請求項8に記載の作業車両。 - 前記位置偏差が前記第1閾値以下である場合、
前記第1制御部は、前記操舵装置に対して設定した操舵角を維持し、
前記第2制御部は、前記走行予定ルートで示された方位と前記走行車両の走行方位とを比較し、前記方位偏差が前記第2閾値以下になるよう前記第1輪及び前記第2輪のいずれかの制動の設定を行い、
前記位置偏差が前記第1閾値を超えている場合、
前記第2制御部は、前記方位偏差に基づいて前記第1輪及び前記第2輪のいずれかの制動の設定を行わない請求項8又は9に記載の作業車両。 - 前記位置偏差が前記第1閾値以下である場合、
前記第1制御部は、前記方位偏差が前記第2閾値以下になるよう前記操舵角の設定を行い、
前記第2制御部は、前記走行予定ルートで示された方位と前記走行車両の走行方位とを比較し、前記方位偏差が前記第2閾値以下になるよう前記第1輪及び前記第2輪のいずれかの制動の設定を行い、前記方位偏差が前記第2閾値以下である場合、前記第1輪及び前記第2輪の制動を行わない請求項8又は9に記載の作業車両。 - 前記位置偏差が前記第1閾値を超えている場合、
前記第2制御部は、前記走行予定ルートで示された位置と前記走行車両の位置とを比較し、前記位置偏差が前記第1閾値以下になるように前記第1輪及び前記第2輪のいずれかの制動の設定を行う請求項8~11のいずれか1項に記載の作業車両。 - 前記第1輪は、前記走行車両における幅方向の一方側に設けられ、
前記第2輪は、前記走行車両における幅方向の他方側に設けられており、
前記第2制御部は、
前記位置偏差が前記第1閾値を超え、前記走行車両の位置が前記走行予定ルートの一方側に位置している場合に、前記第2輪の制動の設定を行い、
前記位置偏差が前記第1閾値を超え、前記走行車両の位置が前記走行予定ルートの他方側に位置している場合に、前記第1輪の制動の設定を行う請求項12に記載の作業車両。 - 前記走行車両の前部又は後部には、作業装置が連結可能とされている請求項8~13のいずれか1項に記載の作業車両。
- 制御装置の第1制御部が、走行予定ルートと走行車両の位置との位置偏差が第1閾値以下になるよう操舵角の設定を行う第1ステップと、
前記位置偏差が前記第1閾値以下である場合に、前記制御装置の第2制御部が、前記走行予定ルートで示された方位と前記走行車両の走行方位とを比較し、前記走行予定ルートで示された方位と前記走行車両の走行方位との方位偏差が第2閾値以下になるよう第1輪及び第2輪のいずれかの制動の設定を行う第2ステップと、
前記方位偏差が前記第2閾値以下である場合、前記第2制御部が、前記第1輪及び前記第2輪の制動を行わない第3ステップと、
を備えている作業車両の制御方法。
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