JP2021175571A - フロントヘビーダスト清掃用ビークル - Google Patents

フロントヘビーダスト清掃用ビークル Download PDF

Info

Publication number
JP2021175571A
JP2021175571A JP2021096592A JP2021096592A JP2021175571A JP 2021175571 A JP2021175571 A JP 2021175571A JP 2021096592 A JP2021096592 A JP 2021096592A JP 2021096592 A JP2021096592 A JP 2021096592A JP 2021175571 A JP2021175571 A JP 2021175571A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wheel
carriages
wheels
cleaning
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2021096592A
Other languages
English (en)
Inventor
ブライアン・パロット
Parrott Brian
パブロ・キャラスコ・ザニーニ
Carrasco Zanini Pablo
アリ・アイシェフリ
Aishehri Ali
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Saudi Arabian Oil Co
Original Assignee
Saudi Arabian Oil Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Saudi Arabian Oil Co filed Critical Saudi Arabian Oil Co
Publication of JP2021175571A publication Critical patent/JP2021175571A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02SGENERATION OF ELECTRIC POWER BY CONVERSION OF INFRARED RADIATION, VISIBLE LIGHT OR ULTRAVIOLET LIGHT, e.g. USING PHOTOVOLTAIC [PV] MODULES
    • H02S40/00Components or accessories in combination with PV modules, not provided for in groups H02S10/00 - H02S30/00
    • H02S40/10Cleaning arrangements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B13/00Brushes with driven brush bodies or carriers
    • A46B13/001Cylindrical or annular brush bodies
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A46BRUSHWARE
    • A46BBRUSHES
    • A46B13/00Brushes with driven brush bodies or carriers
    • A46B13/02Brushes with driven brush bodies or carriers power-driven carriers
    • B08B1/12
    • B08B1/32
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24SSOLAR HEAT COLLECTORS; SOLAR HEAT SYSTEMS
    • F24S40/00Safety or protection arrangements of solar heat collectors; Preventing malfunction of solar heat collectors
    • F24S40/20Cleaning; Removing snow
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02SGENERATION OF ELECTRIC POWER BY CONVERSION OF INFRARED RADIATION, VISIBLE LIGHT OR ULTRAVIOLET LIGHT, e.g. USING PHOTOVOLTAIC [PV] MODULES
    • H02S40/00Components or accessories in combination with PV modules, not provided for in groups H02S10/00 - H02S30/00
    • H02S40/40Thermal components
    • H02S40/44Means to utilise heat energy, e.g. hybrid systems producing warm water and electricity at the same time
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/60Thermal-PV hybrids

Abstract

【課題】新規な片持ち式清掃用要素を有するビークルを提供する。【解決手段】ビークル200は、第1および第2のキャリッジと、対象物上面に沿った配置のために当該キャリッジに結合される第1および第2のホイールと、駆動アセンブリを形成するために当該ホイールに結合されたモーターと、上記キャリッジ間に延在し、それらによって支持された清掃用要素114と、対象物の一方の側面に接触し、それに沿って動くために当該キャリッジの一方に結合されたサイドローラー形態の第3のホイールと、対象物底面に接触し、それに沿って動くために上記キャリッジの一方に結合されたボトムローラー形態の第4のホイールとを具備する。清掃用要素114は第1および第2のホイールを通過し、そこから第1の距離だけ離間させられた横向き軸線の一方の側に配置され、第4のホイールは横向き軸線の反対側に配置され、そこから第2の距離だけ離間させられる。【選択図】図4

Description

本発明は、2015年8月24日に出願された米国特許出願第62/209,047号の優先権を主張し、その全体がこの引用により本明細書中に組み込まれる。
本発明は、概して、清掃用ビークル、より詳細には、片持ち式清掃用要素を有するビークルに関する。
ソーラーパネルは、電力を発生させるための環境に良い代替品である。大規模発電は、ソーラーエネルギーを電気エネルギーに変換するために屋外環境に配置されたソーラーパネルのアレイを含むことがある。しかしながら、屋外環境に配置されたソーラーパネルは、ソーラーパネルの表面上に集まり、光を吸収して、それを電気に変換するパネルの能力を低下させ得る、砂、ダスト、ほこりおよびその他のデブリにさらされる。この問題は、高いレベルの太陽放射を受け、曇りの日数が少ない砂漠のような乾燥した環境にパネルが設置された場合に深刻化する。なぜなら、こうした環境は、パネルの表面上での高い堆積速度につながる高レベルのダストおよび風を伴う傾向があるからである。
ソーラーパネルは手作業で掃除するか、あるいはその他の方法で清掃することができる。しかしながら、このプロセスは、時間がかかり、労働集約的であり、コストがかかり、またはこれらの特質を全て持ち得る。本発明は、これらおよびその他の問題に向けられている。
一実施形態では、対象物の表面を清掃するための清掃用ビークルは、(フレームを形成する)第1および第2のキャリッジを備え、この第1および第2のキャリッジ間にはアクスルが延びている。ビークルはまた、アクスルに結合されて駆動アセンブリを形成する第1および第2の駆動ホイールを含み、少なくとも一つのモーターが駆動アセンブリに動作可能に結合される。清掃用要素は、第1および第2の駆動ホイールの前方の位置において、第1および第2のキャリッジ間で延び、かつ、第1および第2のキャリッジによって支持される。ビークルはまた、第1および第2のトラベラーホイールを含む。第1のトラベラーホイールは、第1の駆動ホイールに対して調整可能に取り付けられ、第2のトラベラーホイールは、第2の駆動ホイールに対して調整可能に取り付けられる。第1および第2のトラベラーホイールは、対象物が第1および第2のトラベラーホイールと、それぞれの第1および第2のキャリッジとの間に受け入れられるように構成される。
ビークルは、清掃用要素がアクスル(ならびに第1および第2の駆動ホイール)の一方の側に配置されると共に第1の距離だけそこから離れて配置され、一方、第1および第2のトラベラーホイールがアクスルの反対側に配置されると共に第2の距離だけそこから離れて配置されるように設計される。
本発明の第1実施形態に係る、ソーラーパネル上に配置された清掃用ビークルの斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る、ソーラーパネル上に配置された清掃用ビークルの斜視図である。 第1の状態でのビークルの側面図である。 第2の状態でのビークルの側面図である。 ビークルの背面図である。 第2実施形態に係る清掃用ビークルの第1の側方斜視図である。 図4の清掃用デバイスの第2の側方斜視図である。 第3実施形態に係る清掃用デバイスの側面図である。
本発明の一実施形態によれば、図1Aおよび図1Bを参照すると、表面清掃用ビークル100がソーラーパネルアレイ10の上に配置されている。表面清掃用ビークルは、アクスル106の両端に配置された第1および第2のキャリッジ102,104を備える。第1および第2のホイール108,110からなるホイールの第1のセットは、アクスル106に結合されかつそれぞれのキャリッジ102,104に近接して、その両端に配置されている。制御ハウジング112は、キャリッジ102,104の一方によって支持される。制御ハウジング112は、以下で詳しく説明するように、モーター、制御電子機器、通信モジュール、電源などを含むことができる。清掃用要素114は、キャリッジ102,104間に延在し、それによって支持される。第3および第4のホイール116,118からなるホイールの第2のセットは、調整可能なカップル120,122によって、それぞれのキャリッジ102,104に接続されている。以下でより詳細に説明するように、第1および第2のホイール108,110ならびに第3および第4のホイール116,118は、ビークルがアレイの表面を横切ると共に清掃用要素114を清掃のためにアレイの表面と接触状態で維持できるように、ソーラーパネルアレイ10に対してビークルを結合するように協働する。
本明細書で詳細に説明するように、一実施形態では、第1および第2のホイール108,110の少なくとも一方は被駆動ホイールであり、第3および第4のホイール116,118はトラベラーホイールであってもよい。しかしながら、本明細書で説明するように、他の実施形態では、第3および第4のホイール116,118の少なくとも一方が被駆動ホイールでありかつ第1および第2のホイール108,110がトラベラーホイールであってもよい逆の構成が可能である。
キャリッジ102,104は、ビークル100の支持構造骨組みを提供する。アクスル106は二つのキャリッジ102,104間で延びる。キャリッジ102は、アクスル106の一端を支持し、キャリッジ104は、その他端を支持する。アクスル106は、このアクスル106が自由に回転するようにキャリッジ102,104に結合される。第1および第2のホイール108,110はアクスル106に対して、その両端において結合される。第1および第2のホイール108,110は、それぞれのキャリッジ102,104に近接して配置される。第1および第2のホイール108,110は、ソーラーパネルアレイ10の上面12と接触する。したがって、アクスル106の回転は、ビークルがソーラーパネルアレイ10を横切ることができるように、第1および第2のホイール108,110の回転を生じる。
アクスル106は省略することができ、代わりに、二つのキャリッジ102,104の間に十分な強度の結合を提供するために、二つのキャリッジ102,104間に異なるタイプの構造サポートを提供しかつ配置できることが理解される。例えば、アルミニウム押出し材が二つのキャリッジ102,104間に延在してもよい。代替的に、二つのキャリッジを互いに結合するために、シート金属体/カバーまたは何らかの構造要素を設けることができる。さらに、本明細書で説明するブラシコアはまた、二つのキャリッジ間の構造的剛性を提供することができる。
アクスル106が省略された場合、第1および第2のホイール108,110は、この第1および第2のホイール108,110の自由な回転を可能にするために、二つのキャリッジ102,104にそれ以外の方法で結合されることが理解される。本明細書で説明するように、一実施形態では、第1および第2のホイール108,110の一方のみが駆動され、したがって、一つの被駆動ホイール108,110と(本明細書で説明される)駆動モーターとの間に接続された単一のアクスルまたは駆動シャフトを設けることができる。したがって、両方のホイール108,110に接続される単一のアクスルは不要である。なぜなら、ホイール108,110の一方のみが能動的に駆動され、その一方で他方のホイール108,110は受動的(従動ホイール)である構成を提供できるからである。
清掃用要素114は、剛毛を含むブラシであってもよい。しかしながら、パッドまたは布のような他のタイプの清掃用デバイスを使用することもできる。清掃用要素114は、キャリッジ102,104間で延在する。清掃用要素114は、この清掃用要素114が自由に回転できるようにキャリッジ102,104に結合される。図示された実施形態における清掃用要素114は、この清掃用要素の回転によってデブリの効果的な除去を達成できるように概して円筒形である。清掃用要素114は、それがソーラーパネルアレイ10の長さにわたって延在するような寸法とされている。清掃用要素114は、この清掃用要素を回転させるモーターに結合されており、これは、アクスル106を回転させる同じモーターであっても、あるいは図示されていない別の実施形態では清掃用要素を回転させる異なるモーターであってもよい。ビークル100がソーラーパネルを横切るように第1および第2のホイール108,110が回転するとき、清掃用要素が回転して、ソーラーパネルアレイ10の表面からデブリを機械的に除去する。
ここで図2A、図2Bおよび図3を参照すると、ビークル100の一方の側面がソーラーパネルアレイ10上で示されている(見やすくするために制御ハウジング112は取り外されている)。図2A、図2Bおよび図3はビークルの一方の側面のみを示しているが、反対側も概ね同様に配置されている。キャリッジ102はアクスル106を支持する。第1のホイール108はソーラーパネルアレイ10の上面に接触し、アクスル106と軸方向に整列させられ、そしてアクスル106に結合される。清掃用要素114はキャリッジ102によって支持され、アクスル106の第1の側に配置される。調整可能なカップル120および第3のホイール116はアクスル106の反対の側に配置される。調整可能なカップル120およびトラベラーホイール116はアクスル106から距離D1だけ離間させられ、そして清掃用要素114はアクスル106から距離D2だけ離間させられる(すなわち第3のホイール116は、第1のホイール108よりも清掃用要素からさらに離れて配置される)。この構造的構成では、清掃用要素114の重量(W)は、第1の方向にアクスル106周りの回転力R1をもたらす。第3のホイール116は、ソーラーパネル10の下面に接触している。したがって、第3のホイール116とソーラーパネルの下面との間の力は、清掃用要素114によってもたらされる回転力R1の反対方向であるアクスル106周りの回転力R2をもたらす。F1およびF2は、それぞれトラベラーホイールおよび駆動ホイールが受ける反作用力である。図から分かるように、清掃用要素114は、ビークルが「フロントヘビー」であるように、アクスル106および第1のホイール108に関してビークルの前側に片持ちされている。第3のホイール116が清掃用要素114の片持ち取り付けによって生じる力に対抗するので、第3のホイール116の調整は、以下でより詳細に説明するように、清掃用要素114の位置決めに影響を及ぼす可能性がある。
第3のホイール116は、第1のホイール108がアレイの上面に接触している間に第3のホイール116がソーラーパネルアレイ10の下面に接触できるように、キャリッジ102の下まで延在している。第3のホイール116は、調整可能なカップル120を介してキャリッジ102に結合される。調整可能なカップルは、キャリッジ102に取り付けられた第1のフレーム部材124と、それに対して第3のホイール116が接続される第2のフレーム部材126とを含む。第1および第2のフレーム部材124,126間にサポート128,130が延在する。二つのサポート128,130は、第3のホイール116の整列状態を維持するために、フレーム126とビークルの残部との間の望ましくない回転を防止する。ハンドル132を回転させることによって、ネジ付きサポート130が回転し、二つのフレーム部材124および126間の距離Aが変化するように、サポート130の一方にネジを切りかつフレーム124に対して接続することができる。二つのフレーム部材124,126間の距離を調整することによって、第3のホイール116は駆動ホイール10に対して移動させられる(すなわち、ビークルの基準フレームにおいて、トラベラーホイールと駆動ホイールとの間の全垂直距離は、トラベラーホイールのための取り付け点がビークルに対して移動させられるので変更される)。二つのフレーム部材124,126間の距離が増大する(すなわちA2がA1よりも大きい)ようにサポート130が調整される場合、ビークルは、清掃用要素114が図2Bに示すようにソーラーパネルアレイの上面に対して降下させられるように、第1のホイール108を中心にM方向に回転することができる。二つのフレーム部材124,126間の距離が減少する(すなわちA2がA1より小さい)ようにサポート130が調整される場合、ビークルは、清掃用要素114がソーラーパネルアレイの上面に対して上昇するように、第1のホイール108を中心に反対方向に回転することができる。ソーラーパネル表面に対して清掃用要素114を降下させまたは上昇させる能力は、清掃用要素114(例えば回転ブラシのフィラメント)と、現場におけるパネル表面との間の接触量の調整を可能にする。この種の調整を可能にするこの構造は、清掃用要素114(例えばブラシフィラメント)が経時的に摩耗する可能性があるため、初期セットアップ中およびメンテナンス中の両方において有用である。
図3を参照すると、ソーラーパネル10は第1のホイール108と第3のホイール116との間に配置されている。第3のホイール116は、ソーラーパネルの底部エッジ14を補完する凹状面輪郭134を有することができる。このように、第3のホイール116は、ソーラーパネルの側面18に加えて、ソーラーパネルの底面16の両方に接触することができる。ソーラーパネルの底面および側面の両方に接触することにより、トラベラーホイールは、垂直方向および水平方向の両方に力を提供することができる。この構造的構成により、トラベラーホイールが、ソーラーパネルの各側に外向きに垂直力を提供するガイドとして機能することが可能になる。これは、ビークルが回転するのを阻止すると共に下向きの垂直力を維持するが、これは、ブラシを下方に引っ張るように作用する重力を相殺することによって、前方の清掃用要素114が上面12上で完全に停止してしまうのを防止する。上述したように、調整可能なサポート120はトラベラーホイールの調節を可能にするが、これは、ビークルの回転動作によって清掃用要素の上昇および降下をもたらす。加えて、調節可能なサポート120によって実現される調節はまた、ビークルが、異なる厚みおよび形状のソーラーパネルアレイおよび/またはガイドトラックに結合することを可能にする。したがって、フレーム部材124,126間の間隔を増大させることを可能にする調節可能なサポート120を調節することにより、ビークルをより厚みのあるソーラーパネルに結合するように調整することができる。逆に、より薄いソーラーパネルに適応するために、この間隔を低減することができる。
ここで図1Bおよび図2Bを参照すると、ビークル100は、ビークルに駆動力を提供するための少なくとも一つのモーターを含む制御ハウジング112を含む。モーターは、このターからの動力を第1のホイール108に伝達するために、アクスル106に結合することができる。さらに、清掃用要素114は、モーターからの動力もまた清掃用要素を回転させるために清掃用要素に伝達できるように、アクスル106に結合することができる。動力伝達システム136は、モーターからの動力を第1のホイール108を回転させる(ソーラーパネルの表面を横切ってビークルを平行移動させる)と共に清掃用要素を回転させる(清掃用要素にソーラーパネルの表面からデブリを除去させる)ために使用することができるようにアクスル106と清掃用要素114とを結合できる。動力伝達システム136は、アクスル106に接続されたギア138と、清掃用要素114をギア138に結合するベルト駆動システム140とを含むことができる。したがって、アクスル106が回転すると、ギア138が回転し、これがベルト駆動システム140を回転させ、清掃用要素114の回転が生じる。動力伝達システム136は、駆動ホイール108および清掃用要素114が反対方向に回転するように構成されかつ配置される。このように、清掃用要素は、ビークルの直線運動が生じる方向とは反対に回転する。ホイールが前進するとき、清掃用要素の回転の逆方向は、より効果的な清掃をもたらす。
さらに、清掃用要素の反対の回転は、駆動ホイールを駆動することによって発生するトルクを相殺する。清掃用要素に電力を供給することなく、モーターがビークルを前方に駆動するトルクを加えると、ビークルのボディは「ウィリー」をする傾向(すなわちブラシは表面から持ち上がる傾向がある)に反応する。しかしながら、駆動ホイールおよび清掃用要素はモーターに結合されているので、相殺効果が同様に、ただし反対方向に生じる。この効果は、ブラシを駆動するために必要なトルク、特にその駆動開始に必要なトルク、およびブラシがホイールの反対方向に動作しているという事実に起因する。その結果、どのトルク要求(すなわちビークルを加速させるために必要なトルクまたは清掃用要素を始動させるために必要なトルク)が高いかに応じて、ビークルは「ウィリー」または「ダイビング」効果のいずれかを経験する。説明した構成では、清掃用要素を駆動するのに必要なトルクは、一般に、ホイールを駆動するのに必要なトルクよりも大きく、したがって、ビークルは、それが前方に加速するにつれて前方にダイブする傾向がある(すなわち清掃用要素はトルクの結果としてソーラーパネルの表面に向かって押し付けられる)。これは上記設計の付加的な利益であり、なぜなら、それは、パネルを清掃するために前方に移動するときに付加された清掃用要素圧力が存在し、その一方で後ろに移動するときにこの付加された圧力を同時に軽減することを自然に保証するからである(すなわちパネルの清掃パスが完了した後にビークルが反対方向に駆動されると、逆トルク方向は清掃用要素をソーラーパネルから持ち上げ、これによって両者間の圧力および摩擦を減少させる傾向がある)。清掃用要素が静止摩擦を克服するので、ビークルの運動が開始されるときトルク作用が最も強くなる傾向がある。トルク作用は、清掃用要素とパネル表面との間に摺動摩擦が生じるため、始動後には、強くはなくても継続する。
上述したように、単一のモーターを用いて駆動ホイールおよび清掃用要素を回転させることができるが、その他のモーター構成も可能である。典型的には、ホイールを駆動するよりも清掃用要素を駆動するためにより多くの電力を必要とするので、清掃用要素を直接的に、そして動力伝達システムを使用して駆動ホイールを間接的に駆動するようにモーターを配置することは、動力伝達要素のコストを低減できる。なぜなら、それはより小さな動力しか伝達する必要がなく、したがって、より小さくすることができるからである。他方、モーターをビークルの前方に(すなわち清掃用要素の近くに)移動させることはまた、ビークルの重量分布を変化させ、場合によっては、これは望ましくないことがある。また、駆動ホイールと清掃用要素とを、それぞれのための別々のモーターおよびクラッチ機構のいずれかを用いて、別々に駆動することも可能である。例えば、一つの可能な利点は、ビークルがその清掃パスを完了した後、その開始位置まで戻るとき、清掃用要素が回転させられないことであり、なぜなら、これは電力消費を低減し、清掃用要素およびパネルの摩耗を低減するからである。他の構成では、一つのモーターがブラシを駆動することができ、第2のモーターが駆動ホイールのうちの一つのみを駆動することができる(すなわち他方の駆動ホイールは被駆動回転のためではなく自由回転のためにアクスルに結合される)。三つのモーターを使用することもでき、この場合、各駆動ホイールはそれ自体のモーターによって駆動され、ブラシは第3のモーターによって駆動される。駆動ホイールに加えて、または駆動ホイールに代えて、トラベラーホイールを駆動するためにモーターを使用することも可能である(この場合、ブラシは別のモーターによって駆動される)。
図示された実施形態に関して上述したように、第3および第4のホイール116,118は、ソーラーパネルの水平面および垂直面(例えば底面および側面)の両方に接触する凹状面134を有することができる。しかしながら、他の構成では、二つのローラーを含むビークルの各側にガイドアセンブリを設けることができる。(片側当たり)二つのローラー構成では、一方のローラーがソーラーパネルの側面に接触し、他方のローラーがソーラーパネルの下面に接触する。二つのガイドローラー構成は、ビークルが表面に沿って移動する際の摩擦を最小限に抑えながら、二つのガイドローラーが清掃用要素114の重量(W)を相殺するための垂直力および水平力を提供すると共にソーラーパネルに結合されかつ整列させられた状態でビークルを維持するので、凹状面を有するトラベラーホイールと同様に機能する。この後者の構成は、ロボットが最小限の摩擦しか伴わずにソーラーパネルに沿って並進することを可能にしながら、垂直および水平法線力の両方を提供するために、例えば30度といった一定量を超える傾きを伴ってソーラーパネルが取り付けられる設備のために特に好適である。さらに、サイドローラーの第2のセット(一側面当たり一つのローラー)がビークルに含まれ、清掃用要素を有するビークルの側により近接して(例えば図2Aの矢印F2の近傍に)配置されてもよい。この追加のサイドローラーのセットは、特にビークルが、幅が広いかまたは複数のソーラーパネルにまたがる場合に、ビークルをソーラーパネルアレイと整列させた状態で維持するのにさらに役立つ。
したがって、ビークル100は、複数のソーラーパネルにまたがるように拡幅することができる。ビークルのキャリッジ102,104のそれぞれは、アレイ内の最も外側のソーラーパネルの最も外側の側面に結合することができる。このような構成では、ビークルは複数のソーラーパネルを1回のパスで清掃することができる。アクスルおよび清掃用要素は、ソーラーパネルの幅に適応するように伸長させることができる。フレーム部材142は、二つのキャリッジ間で延在し、キャリッジが一緒に移動して整列状態を維持するように付加的な構造的サポートを提供することができる。
ビークルの構造的配置の別の結果は、ビークルがパネルを横切る際にビークルがある程度の「跳ね返り」を有することである。この跳ね返りは、駆動ホイールおよびトラベラーホイールに使用される材料と、ホイールが遭遇する可能性があるあらゆるバンプまたは突起の組み合わせから生じる。例えば、より硬い材料はより剛性の高いビークル構造をもたらし、一方、軟らかいゴム状材料はスプリングサスペンションとして作用し、若干の跳ね返りをもたらす(駆動ホイールのために60Aの、そしてトラベラーホイールのために40AのショアA硬さを有するポリウレタンコーティングされたホイールを使用できる)。また、表面に対する清掃用要素の高さは、ビークルのホイールが、パネルフレームの縁部、パネル間の隙間、一つのパネルと次のものとの間の位置ズレなどの障害物または突起、あるいは硬化した鳥のフンまたは堆積した砂のようなパネル上のデブリを乗り越えるとき僅かに変化する。トラベラーホイールは可撓性を有し、スプリングサスペンションのように機能することができるので、(清掃用要素と表面との相互作用によって生じる垂直力のために)清掃用要素を持ち上げておくために必要な力の減少は、清掃用要素とパネルとの間に垂直力がない場合(すなわち清掃用要素がパネルに接触していない場合)よりも高い位置で、システムを動的にバランスさせる。したがって、ビークルは、ある程度の自動調整が可能である。
清掃用要素114は、プラスチックフィラメントを使用する代わりに剛毛を有するブラシまたは布ブラシであってもよい。布清掃用要素が使用される場合、清掃用要素における垂直力はそれほど重要ではない(清掃用要素が回転していない場合は無視できる)。
別な構成では、駆動ホイールとトラベラーホイールとの間の距離D1をゼロまで減少させることができる(すなわち第1のホイール108を第3のホイール116と垂直方向に整列させることができる)。
本発明の設計は、清掃用要素をビークルのホイールの前に置く点で独特であり、清掃される表面の端部に到達するという問題を解決する。加えて、この構成は、清掃用ビークルの可動部品の数を低減し、したがって機械的信頼性の向上とコストの削減を可能にする。さらに、この設計により、さまざまな厚みのソーラーパネルにフィットするように清掃用ビークルを調整することができ、非常に僅かな変更によって異なるシステムでの使用を容易にする。
ビークルが標準のPV(太陽光発電)ソーラーパネルモジュールの端に直接乗るように設計されており、追加のトラックが不要であることは明らかである。本設計は、フレーム付きPVモジュールおよびフレームレスPVモジュールの両方で使用するのに適している。フレーム付きモジュールの場合、ビークルのホイールは単にPVモジュール上のアルミフレームに直接乗る。一方、フレームレスパネルの場合、ビークルのホイールはモジュールのメインガラスパネルに直接乗る。この場合、設計者はパネルの強度を考慮し、(それがフロントヘビーであるために)ビークルのホイールが加えるモーメントがガラスを破壊しないことを保証するために設計パラメータのバランスをとる必要がある。さらに、サポートバーの一つを取り除くことによって、ロボット清掃用デバイスをパネルの端部へと移動させることができない場合の、より容易な搭載のために、ローラーを残りのサポートバー上で外向きに回転させることができる。
ビークルには、ボトムホイール(トラベラーホイール)の高さを調整するための調整ネジが含まれていてもよい。この結果は、a)現場において(異なるフレーム高さを備えた)異なるタイプのソーラーパネルで作業するようにビークルを調整する能力と、b)ブラシフィラメントとパネル表面との間の接触量を現場で制御するためにパネル表面に対してブラシを降下または上昇させる能力(ブラシフィラメントは時間の経過と共に摩耗するので初期セットアップ中およびメンテナンス中の両方において有用である)である。本明細書で説明するように、ユーザーがD1,D2およびその他のビークル設計パラメータを変更することによってそれを制御可能であるので、反力F1およびF2によって生成されるモーメントが存在する。ユーザーはビークルの静特性および動特性を見て、両方のホイールから十分なトラクションが得られていることを確認し、そしてまた、その望ましい弾力性を得るためにホイール材料が選択される。調整ネジを使用したボトムホイールの「降下」はボトムホイールがその位置を動かすことに帰着するのではなく、その代わりに、ボトムローラーとビークルの残部との間の取り付け点がローラーから離れるように上昇し、これによってビークルが前方に傾くときブラシが降下することが可能になることもまた理解されるであろう。
さらに、図4に示すように、「トラベラーホイール」は、さまざまな構成および配置をとすることができる。例えば、図3は単一のトラベラーホイール(すなわち第3のホイール116)を示しているが、図4に示すように、複数のトラベラーホイールを、以下で説明するように、各キャリッジに関連付けかつそれに結合することができる。さらに、ホイールは、凹形またはV字形の構造を有することに限定されず、他の構造も同様に使用することができる。例えば、図4の実施形態では、ホイールは滑らかな円形の外面を有する。
図4および図5の実施形態では、カウンターバランス機能は横向き位置合わせ機能から分離されている。より具体的には、図4は、(キャリッジ104に類似した)第1のキャリッジ210と、クロスサポート部材219によってそれから離間されかつそれに結合された(キャリッジ102に類似した)第2のキャリッジ212とを備えたビークル200を示している。クロスサポート部材219は、その端部において第1および第2のキャリッジ210,212に取り付けられた(固定された)細長いサポート構造体の形態であってもよい。クロスサポート部材219は、前面222および後面224を有する。同様に、第1および第2のキャリッジ210,212のそれぞれは、前方を向く端部および後方を向く端部を有する。クロスサポート部材219は、金属、硬質プラスチックなどを含むが、これに限定されない、さまざまな異なる材料から形成できる。
図4および図5に示すように、キャリッジ210,212のそれぞれの後方を向く端部は、下方に延びるアーム211を有する。この下方に延びるアーム211に沿って、一つ以上のホール213が形成される。図示の実施形態は、アーム211に沿って三つの離間したホール213を有する。
ビークル200は、第1および第2のキャリッジ210,212のそれぞれがサイドローラー220およびボトム(アップ・ストップ)ローラー230を含むように構成される。図4および図5は、片側ローラー220および単一のボトムローラー230が使用されることを示しているが、二つ以上のサイドローラー220および二つ以上のボトムローラー230を使用できることが理解される(ホイール110を示すためにブラケットを取り除いた図6参照)。この実施形態では、ローラー220およびローラー230は、先の実施形態とは異なり調節可能ではない。より具体的には、サイドローラー220は、(キャリッジの長手方向軸線に対して直交するように配向された)アクスルに取り付けられ、そしてサイドローラーの接触面がパネル10の側壁に接触するように配置される。ボトムローラー230は、(キャリッジの長手方向軸線に平行に配向された)アクスルに取り付けられ、そしてボトムローラーの接触面がパネル10の底壁に接触するように配置される。
ホール213は、それぞれの第1および第2のホイール108,110の一つに対してボトムローラー230の異なる位置決めを可能にし、これによって異なる厚みを有するパネル10に適応する。
図4および図5はまた、第1および第2のホイール108,110の一方のみが駆動される構成を示しており、特に図示の実施形態では、第2のローラー110が駆動される。第2のホイール110は第1のホイールサポート240に取り付けられる(同様に、第1のホイールは、キャリッジ210に取り付けられる同一または類似の第2のホイールサポート(図示せず)に取り付けられている)。第1および第2のホイールサポート240のそれぞれは、その端部において、対応するキャリッジ210,212の内面に取り付けられるブラケットの形態であってもよい。第1のホイール108は、第1のホイールサポート240と第1のキャリッジとの間に回転可能に配置され、そして第2のホイール110は、第2のホイールサポート242と第2のキャリッジ212との間に回転可能に配置される。第1のモーター250は第1のホイール108に動作可能に結合されて、第1のホイール108の回転を制御する。第1のモーター250は、第1のキャリッジ210の外面に沿って取り付けられる。第2のモーター252もまた、第1のキャリッジ210の外面に取り付けられ、清掃用要素114を制御可能に回転させるために清掃用要素114に対して動作可能に結合される。
パネル10に沿ってビークル200を駆動するために一つのモーター250のみが使用されるので、パネル10の上面に沿った他のホイールは受動(従動)ホイールである。したがって、図示の実施形態では、第2のホイール110はモーター250によって直接駆動されない(すなわち第2のホイール110への動力の伝達はない)。さらに、清掃用要素114および第1のホイール108は、それぞれモーター252,250によって独立して駆動されるので、清掃用要素114と駆動ホイール(すなわちホイール108)との間に動力の伝達はない。
図4および図5はまた、ビークル200が付加的な任意のトップホイール、すなわち第5のホイール260を含むことを示している。第2のホイール110と同様、第5のホイール260は受動ホイールであり、モーターによって能動的に駆動されない。第5のホイール260はクロスサポート部材219に取り付けることができ、より詳細には、第5のホイール260は、後面224に取り付けられたホイールブラケット270(例えばU字形ブラケット)に取り付けられる。この実施形態における第5のホイール260はクロスサポート部材219に沿って中央に配置される。第1、第2および第5のホイール108,110,260は全て、それを中心としてホイールが回転するアクスルを単一の軸線が通過するように配向されることが理解される。この構成は、ビークル200がパネル10の上面に置かれたとき、ホイール108,110,260のそれぞれがパネル10の上面に当接して着座することを保証する。したがって第5のホイール260は、必要に応じて重量のためのサポートを提供するように配置される。
図6は、各キャリッジ当たり、二つのサイドローラー220と、一つの底部(アップ・ストップ)ローラー230とを含むように構成された別のビークル300を示している。 二つのサイドローラー220は、この二つのサイドローラー220間に少なくとも部分的に配置された一つのトップホイールによって離間させられている。一つのボトムローラー230はキャリッジの後端に配置されている。
上記に基づいて、本発明は、以下の点から明らかなように、異なるレベルの特異性で、さまざまな様式で実現できることを理解されたい。
一実施形態によれば、第1および第2の上部側方エッジならびに第1および第2の底部側方エッジを有する表面を清掃するための清掃用ビークルが開示され、当該ビークルは以下の特徴、すなわち
第1および第2のキャリッジと、
第1および第2のキャリッジ間に延びるアクスルと、
上記アクスルの両端に結合された第1および第2の駆動ホイールと、
上記第1および第2のキャリッジの一つによって支持されると共に、上記第1および第2の駆動ホイールを第1の方向に回転させるようにモーターからの動力を上記アクスルに伝達するために上記アクスルに結合された少なくとも一つのモーターと、
上記第1および第2のキャリッジ間に延在し、かつ、それによって支持された清掃用要素であって、上記アクスルの一方の側に配置されると共に第1の距離だけそこから離間させられた清掃用要素と、
上記アクスルの反対側に配置されると共に第2の距離だけそこから離間させられた第1および第2のトラベラーホイールと、
第1および第2の調整可能なカップルであって、各トラベラーホイールは、この調整可能なカップルのそれぞれのものによって上記第1および第2のキャリッジの一つに接続され、上記調整可能なカップルは、この調整可能なカップルの調整によって変更可能な各キャリッジとトラベラーホイールとの間の間隔を画定し、この間隔は、駆動ホイールとトラベラーホイールとの間に清掃される表面の少なくとも一部を受け入れるようなサイズとされ、さらに、各キャリッジとトラベラーホイールとの間の間隔の変更は上記駆動ホイールの周りで上記清掃用要素を回転させる、第1および第2の調整可能なカップルと
を有する。
上記対象事項は例示のために提供されたものに過ぎず、限定として解釈されるべきではない。本発明の真の趣旨および範囲から逸脱することなく、図示されかつ説明された例示的な実施形態および用途に従わずに、本明細書において説明された対象事項に対してさまざまな修正および変更を施すことができる。
10 ソーラーパネルアレイ
12 上面
14 底部エッジ
16 底面
18 側面
100 表面清掃用ビークル
102 第1のキャリッジ
104 第2のキャリッジ
106 アクスル
108 第1のホイール
110 第2のホイール
112 制御ハウジング
114 清掃用要素
116 第3のホイール
118 第4のホイール
120 調整可能なカップル
122 調整可能なカップル
124 第1のフレーム部材
126 第2のフレーム部材
128 サポート
130 サポート
132 ハンドル
134 凹状面輪郭
136 動力伝達システム
138 ギア
140 ベルト駆動システム
142 フレーム部材
200 ビークル
210 第1のキャリッジ
211 アーム
212 第2のキャリッジ
213 ホール
219 クロスサポート部材
220 サイドローラー
222 前面
224 後面
230 ボトムローラー
240 第1のホイールサポート
242 第2のホイールサポート
250 第1のモーター
252 第2のモーター
260 第5のホイール
270 ホイールブラケット
300 ビークル

Claims (12)

  1. 対象物の表面を清掃するための清掃用ビークルであって、
    第1および第2のキャリッジと、
    前記対象物の上面に沿った配置のために前記第1および第2のキャリッジそれぞれに結合される第1および第2のホイールと、
    駆動アセンブリを形成するために前記第1および第2のホイールの少なくとも一つに動作可能に結合された少なくとも一つのモーターと、
    前記第1および第2のキャリッジ間に延在しかつ前記第1および第2のキャリッジによって支持された清掃用要素と、
    前記対象物の一方の側面に接触すると共にそれに沿って動くために前記第1および第2のキャリッジの一方に結合されたサイドローラーの形態の第3のホイールと、
    前記対象物の底面に接触すると共にそれに沿って動くために前記第1および第2のキャリッジの一方に結合されたボトムローラーの形態の第4のホイールと
    を具備し、
    前記清掃用要素は、前記第1および第2のホイールを通過しかつそこから第1の距離だけ離間させられた横向き軸線の一方の側に配置され、
    前記第4のホイールは、前記横向き軸線の反対側に配置されかつそこから第2の距離だけ離間させられている、清掃用ビークル。
  2. 前記横向き軸線は、前記第1および第2のホイールの回転軸線と平行である、請求項1に記載の清掃用ビークル。
  3. 単一の第1のモーターが前記第1および第2のホイールの一方に動作可能に結合され、前記第1および第2のホイールの他方が非被駆動ホイールであり、前記清掃用要素がその制御された回転のために異なる第2のモーターに動作可能に結合される、請求項1に記載の清掃用ビークル。
  4. 前記第1および第2のモーターは、前記第1および第2のキャリッジの一つの外面に沿って取り付けられる、請求項3に記載の清掃用ビークル。
  5. 前記第1および第2のキャリッジのそれぞれは、その後端に、下方に延びるアームを含み、前記第4のホイールは、それぞれ下方に延びる一つのアームに取り付けられる、請求項1に記載の清掃用ビークル。
  6. 前記下方に延びるアームのそれぞれは、前記第4のホイールを受け入れる複数の離間させられた穴を含む、請求項5に記載の清掃用ビークル。
  7. 前記第1および第2のキャリッジに、その第1および第2の端部において取り付けられたクロスサポート部材をさらに含む、請求項1に記載の清掃用ビークル。
  8. 前記対象物の別の側面に接触すると共にそれに沿って動くために前記第1および第2のキャリッジの他方に結合されたサイドローラーの形態の第5のホイールと、
    前記対象物の底面に接触すると共にそれに沿って動くために前記第1および第2のキャリッジの他方に結合されたボトムローラーの形態の第6のホイールと
    をさらに含む、請求項1に記載の清掃用ビークル。
  9. 前記クロスサポート部材に取り付けられかつパネルの前記上面に沿って動くよう構成された第7のホイールをさらに含む、請求項8に記載の清掃用ビークル。
  10. 前記対象物の一方の側面に接触すると共にそれに沿って動くために前記第1および第2のキャリッジの一方に結合されたサイドローラーの形態の第7のホイールと、
    前記対象物の他方の側面に接触すると共にそれに沿って動くために前記第1および第2のキャリッジの他方に結合されたサイドローラーの形態の第8のホイールと
    をさらに含み、
    前記第3のホイールおよび前記第7のホイールは、前記第1のホイールが少なくとも部分的に両者間に配置された状態で互いに離間させられており、
    前記第4のホイールおよび前記第8のホイールは、前記第2のホイールが少なくとも部分的に両者間に配置された状態で互いに離間させられている、請求項8に記載の清掃用ビークル。
  11. 前記清掃用要素は、前記第1および第2のキャリッジの前端に回転可能に結合される、請求項1に記載の清掃用ビークル。
  12. アクスルが前記第1および第2のキャリッジ間に延び、前記第1および第2のホイールは前記アクスルに結合される、請求項1に記載の清掃用ビークル。
JP2021096592A 2015-08-24 2021-06-09 フロントヘビーダスト清掃用ビークル Withdrawn JP2021175571A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201562209047P 2015-08-24 2015-08-24
US62/209,047 2015-08-24
JP2018510436A JP6896706B2 (ja) 2015-08-24 2016-08-18 フロントヘビーダスト清掃用ビークル

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018510436A Division JP6896706B2 (ja) 2015-08-24 2016-08-18 フロントヘビーダスト清掃用ビークル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2021175571A true JP2021175571A (ja) 2021-11-04

Family

ID=56926261

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018510436A Active JP6896706B2 (ja) 2015-08-24 2016-08-18 フロントヘビーダスト清掃用ビークル
JP2021096592A Withdrawn JP2021175571A (ja) 2015-08-24 2021-06-09 フロントヘビーダスト清掃用ビークル

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018510436A Active JP6896706B2 (ja) 2015-08-24 2016-08-18 フロントヘビーダスト清掃用ビークル

Country Status (8)

Country Link
US (2) US10305420B2 (ja)
EP (2) EP3550220B1 (ja)
JP (2) JP6896706B2 (ja)
KR (2) KR20200138452A (ja)
CN (2) CN110822739A (ja)
ES (1) ES2747397T3 (ja)
SA (1) SA521421707B1 (ja)
WO (1) WO2017034921A2 (ja)

Families Citing this family (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105834188B (zh) * 2016-05-13 2017-03-22 北京中电博顺智能设备技术有限公司 一种光伏板清洗设备
US9923513B2 (en) * 2016-05-13 2018-03-20 Boson Robotics Ltd. Cleaning mechanism having water spray function and photovoltaic panel cleaning equipment having same
MX2019000016A (es) 2016-07-08 2019-08-29 O Soiling Metodo y aparato para limpiar superficies.
WO2019046086A1 (en) * 2017-08-30 2019-03-07 Sunpower Corporation AUTOMATED CLEANING DEVICE FOR SOLAR COLLECTORS
CN107626631A (zh) * 2017-10-24 2018-01-26 维科诚(苏州)光伏科技有限公司 一种光伏组件清洗设备
KR102063561B1 (ko) * 2017-12-21 2020-02-11 (주)디엠비에이치 집진 청소용 로봇
ES2965511T3 (es) * 2017-12-28 2024-04-15 Weismacher Eco Private Ltd Sistema de limpieza de panel solar autoalimentable y basado en temporizador
EP3759402A4 (en) * 2018-03-01 2021-11-24 Mohan, Suraj AUTOMATIC CLEANING VEHICLE FOR PHOTOVOLTAIC PANELS
CN108609541A (zh) * 2018-07-06 2018-10-02 湖州吉弘机械有限公司 一种便于清理的叉车用货叉
US11638939B2 (en) * 2018-11-27 2023-05-02 Steam Tech, Llc Mobile panel cleaner
US11020772B2 (en) * 2019-02-05 2021-06-01 William F. Crunk System and method for cleaning wind turbine blades and solar panels
DE202019101423U1 (de) * 2019-03-13 2020-06-16 Franz Ehleuter Vorrichtung zur Behandlung glatter Flächen, insbesondere der Oberfläche von Photovoltaik- und Solaranlagen
USD938114S1 (en) * 2019-03-22 2021-12-07 Sungrow Power Supply Co., Ltd. Intelligent cleaning robot
KR102327890B1 (ko) * 2019-05-08 2021-11-17 호산이엔씨 주식회사 다기능 태양광 패널 청소 장치
CN110332721B (zh) * 2019-06-21 2021-01-12 浙江中控太阳能技术有限公司 一种定日镜的自清洁装置
CN110548706A (zh) * 2019-09-30 2019-12-10 国网河南省电力公司洛宁县供电公司 一种太阳能电池板的清扫装置
CN110560404B (zh) * 2019-09-30 2020-12-22 北京中电博顺智能设备技术有限公司 一种光伏板清洁机器人及其控制方法
CN110953646A (zh) * 2019-11-26 2020-04-03 广州市婵昕生物科技有限责任公司 一种具有过滤功能的高效型太阳能地暖
CN111299195A (zh) * 2019-11-29 2020-06-19 吉林大学 一种清洁装置、太阳能电池板系统及其控制方法
WO2021183699A1 (en) * 2020-03-10 2021-09-16 Escobedo Christopher Systems for cleaning and analysis of nonporous surfaces
US20220000255A1 (en) * 2020-07-02 2022-01-06 Eugene Saint-Jean, JR. Mobile Trailer-Cleaning System
CN113726284A (zh) * 2020-11-23 2021-11-30 吴碧玉 多功能太阳能光伏组件
CN112910404B (zh) * 2021-01-19 2022-04-15 黄山富乐新能源科技有限公司 一种戈壁用光伏发电板
CN113134481B (zh) * 2021-03-30 2022-07-01 湖南腾发新能源有限公司 一种光伏太阳能板清理装置
KR102357644B1 (ko) * 2021-08-02 2022-02-09 조득제 태양광 집광판 청소장치
CN115005715A (zh) * 2022-07-15 2022-09-06 北京顺造科技有限公司 一种地刷的助力装置、地刷组件及湿式表面清洁设备

Family Cites Families (30)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3194178A (en) 1963-09-13 1965-07-13 Martin E Weston Wheel assembly for a monorail
JPH0929195A (ja) 1995-07-21 1997-02-04 Ke Corp:Kk マット洗浄機
JPH10324077A (ja) 1997-03-25 1998-12-08 Toshiyuki Niimura 物品表面清掃装置
US6047645A (en) 1998-06-26 2000-04-11 Setpoint Engineered Systems, Inc. Truss track assembly and side mount roller coaster vehicle
US6883201B2 (en) 2002-01-03 2005-04-26 Irobot Corporation Autonomous floor-cleaning robot
JP4843167B2 (ja) * 2001-09-20 2011-12-21 株式会社東芝 ローラ清掃装置
US7082639B2 (en) 2001-10-19 2006-08-01 Tennant Company Brush optimizer
EP1904204A1 (en) 2005-05-20 2008-04-02 William J. Kitchen Wheel hub rider conveyance
KR101275303B1 (ko) 2009-06-23 2013-06-14 이상현 집광판의 세정장치
DE102010008131B4 (de) 2009-07-24 2011-09-15 Scansonic Mi Gmbh Reinigungsvorrichtung
US8650693B2 (en) * 2010-06-21 2014-02-18 Indian Institute Of Technology, Bombay Sun tracking mechanism with automated cleaning arrangement for solar panel
ES2435445T3 (es) 2010-10-01 2013-12-19 Manu Systems Ag Dispositivo de servicio para la limpieza y el mantenimiento de una disposición de paneles solares
CN102124921B (zh) * 2011-01-30 2013-11-27 河南方孔实业有限公司 透镜大棚光靶联动太阳能收集装置
WO2012123979A2 (en) 2011-03-14 2012-09-20 Preziuso Benvenuto Mchele Solar panel cleaning apparatus
ITTV20110163A1 (it) 2011-12-01 2013-06-02 Tendital Di Zanatta F & C Snc Dispositivo automatico per il lavaggio di superfici continue quali pannelli solari/fotovoltaici e vetri in facciate continue, dotato di spazzola rotante, motore, telaio e dispositivo di avanzamento caratterizzato dalla presenza di un albero di torsio
DE102012002900A1 (de) * 2012-02-14 2013-08-14 Anton Jäger Reinigungsvorrichtung
US8771432B2 (en) * 2012-05-15 2014-07-08 Ecoppia Scientific, Ltd. Solar panel cleaning system and method
US8500918B1 (en) * 2012-05-15 2013-08-06 Ecoppia Scientific, Ltd. Solar panel cleaning system and method
EP2695683A1 (en) * 2012-08-06 2014-02-12 Chemik Innovacion y Desarrollos S.L. Device for the maintenance of flat elements, in particular solar panels
FR2997875B1 (fr) * 2012-11-09 2016-02-05 Constructions Ind De La Mediterranee Cnim Dispositif permettant de nettoyer les surfaces reflechissantes de miroirs d'une installation solaire
JP6168679B2 (ja) 2013-03-29 2017-07-26 株式会社コーワ 着脱式ソーラーパネル清掃装置
CA2917079A1 (en) * 2013-07-05 2015-01-15 King Abdullah University Of Science And Technology System and method for conveying an assembly
US8813303B1 (en) * 2013-08-28 2014-08-26 Ecoppia Scientific, Ltd. Descent control and energy recovery system for solar panel cleaning system
DE202013008573U1 (de) * 2013-09-26 2013-10-25 Anton Jäger Führungsvorrichtung
DE102013219460A1 (de) * 2013-09-26 2015-03-26 Anton Jäger Reinigungsvorrichtung
WO2015083149A1 (en) * 2013-12-04 2015-06-11 Ram Ido Pressure driven automated solar panel cleaning system
US20150349706A1 (en) * 2014-06-03 2015-12-03 Sunpower Corporation Solar module cleaner
US9130502B1 (en) * 2014-12-15 2015-09-08 King Fahd University Of Petroleum And Minerals Photovoltaic panel cleaning machine
US20160178241A1 (en) * 2014-12-22 2016-06-23 Sunpower Corporation Solar module cleaner
US9455665B1 (en) * 2015-11-08 2016-09-27 Ecoppia Scientific Ltd. Solar tracker cleaning system and method

Also Published As

Publication number Publication date
KR20200138452A (ko) 2020-12-09
US20170063293A1 (en) 2017-03-02
JP6896706B2 (ja) 2021-06-30
EP3550220B1 (en) 2020-12-02
WO2017034921A3 (en) 2017-04-20
US20190245481A1 (en) 2019-08-08
EP3341660B1 (en) 2019-07-24
WO2017034921A2 (en) 2017-03-02
EP3550220A1 (en) 2019-10-09
CN108139117B (zh) 2019-12-10
JP2018528071A (ja) 2018-09-27
KR102188786B1 (ko) 2020-12-08
SA521421707B1 (ar) 2022-02-07
CN110822739A (zh) 2020-02-21
US11183966B2 (en) 2021-11-23
CN108139117A (zh) 2018-06-08
ES2747397T3 (es) 2020-03-10
EP3341660A2 (en) 2018-07-04
KR20180044326A (ko) 2018-05-02
US10305420B2 (en) 2019-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6896706B2 (ja) フロントヘビーダスト清掃用ビークル
JP2018528071A5 (ja)
US20180316303A1 (en) Systems and methods for cleaning arrays of solar panels
CN103930983A (zh) 用于清洁光电器件的装置和方法
KR102057819B1 (ko) 태양광패널 자동 세척장치
CN210518193U (zh) 清洁行走装置及光伏阵列
CN111379212B (zh) 路面养护车的前喷淋装置及路面养护车
CN217966453U (zh) 具有降噪组件的砂光机
CN211077484U (zh) 一种可调节高度的滚筒输送机
CN214591264U (zh) 一种具有除尘功能的分布式太阳能光伏装置
CN210561914U (zh) 一种扫地车无刷电机转子连接结构
CN113325881A (zh) 一种可折叠跟随太阳角度的光伏发电装置
CN113532035B (zh) 一种煤矿单轨轨道上的除湿系统
CN218663726U (zh) 一种可调节高度具有防护功能的自动化流水线设备
CN213005399U (zh) 一种应用于吊轨式机器人的防晃动装置
CN219971703U (zh) 一种光伏清洁机器人的转运车
CN220798199U (zh) 光伏清洁机器人的大角度自适应清洁机构
CN220452634U (zh) 光伏板清洁机器人的驱动装置
CN216933008U (zh) 清洁设备
CN114614758A (zh) 一种高效清洁的光伏板装置
CN116639197A (zh) 履带张紧装置及履带式行进装置
JP2022152342A (ja) ロボットクリーナ
CN117277947A (zh) 适用于平单轴跟踪式光伏板的自适应光伏清洁机器人
KR102281074B1 (ko) 브러쉬 세정 장치
CN113796781A (zh) 一种用于地面清洁的清洁机构及清洁机器人

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210610

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20220311