JP2021175490A - 棚部材 - Google Patents

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光容 永野
Mitsuyoshi Nagano
泰生 野崎
Yasuo Nozaki
聡 中島
Satoshi Nakajima
陽児 森本
Yoji Morimoto
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【課題】遊技機が設置されない遊技機設置部を有効利用することができるとともに、遊技者にとって使い勝手の良い棚部材を提供する。【解決手段】パチンコ機本体を支持するものと同一で、島設備においてパチンコ機が設置される遊技機設置部に設置可能な機枠2と、機枠2の前面側に、機枠2に対して片開き可能に蝶着されるフレーム状の棚枠3と、棚枠3に固定され、前側に開口する箱状に形成された棚4とにより棚部材1を構成している。したがって、パチンコ機が設置されない遊技機設置部を、棚部材1の設置部として有効利用することができる。また、従来よりも棚4を広く形成することができるため、遊技者にとって使い勝手の良い棚部材1とすることができる。さらに、従来から使用している機枠2を利用しているため、製造コストの低減等も図ることができる。【選択図】図1

Description

本発明は、遊技者の手荷物等を載置可能な棚を有する棚部材に関するものである。
従来、遊技ホールに設置される島設備には、左右方向に複数の遊技機設置部が並べて設けられており、各遊技機設置部には、遊技機本体を機枠に支持してなる遊技機が夫々設置されている(たとえば特許文献1)。また、各遊技機毎に対応して、遊技者の手荷物等を載置したり収納したりするための棚が設けられることがあり、そのような棚は、各遊技機の上方や下方に設けられていた(たとえば特許文献2)。
特開平11−164956号公報 特開2001−190818号公報
遊技ホールにおいて各遊技機は、古くなる等して故障し修理の必要が生じたり、稼働率が低くなったり、新機種への交換が求められたりすることがある。しかしながら、コストとの関係で遊技機の設置台数を調整しなければならない等の理由により、遊技機設置部に遊技機を設置しないという状況が起こり得る。
一方、従来の棚は、そもそもの構造上の問題から十分なスペースを確保しづらい。そのため、結局、遊技ホール内にロッカー等が別途設置されているように、使い勝手が悪いという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、遊技機が設置されない遊技機設置部を有効利用することができるとともに、遊技者にとって使い勝手の良い棚部材を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、島設備において遊技機が設置される遊技機設置部に設置可能な機枠と、前記機枠の前面側に、前記機枠に対して片開き可能に蝶着されるフレーム体である棚枠と、前記棚枠に固定され、前側に開口する箱状に形成された棚とを有していることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記棚が、天板、背板、左右両側板、及び底板を有しており、前記棚枠の開口が前記棚により閉塞されているとともに、前記機枠の開口が前記棚枠及び前記棚により閉塞可能であり、さらに、前記棚枠に、前記機枠の開口を前記棚枠及び前記棚により閉塞した状態でロック可能な施錠ユニットが取り付けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記棚に、前記島設備において当該棚部材に隣接して設置される遊技機の遊技履歴を表示するための遊技履歴表示装置が設置されていることを特徴とする。
本発明によれば、島設備において遊技機が設置される遊技機設置部に設置可能な機枠と、機枠の前面側に、機枠に対して片開き可能に蝶着されるフレーム体である棚枠と、棚枠に固定され、前側に開口する箱状に形成された棚とにより棚部材を構成している。したがって、遊技機が設置されない遊技機設置部を、棚部材の設置部として有効利用することができる。また、従来よりも棚を広く形成することができるため、遊技者にとって使い勝手の良い棚部材とすることができる。さらに、従来から使用している機枠を利用しているため、製造コストの低減等も図ることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、機枠の開口を棚枠及び棚により閉塞した状態のままロックすることができるため、棚部材の設置箇所近傍に設置されている遊技機の後面が露出したりすることがない。したがって、遊技機の制御装置等への不正行為を防止することができる。一方、ロックを解除して棚枠を片開きすれば、機枠の開口が開放されるため、島設備内の遊技球循環装置に不具合が生じた場合等に容易に対応することができる。
さらに、請求項3に記載の発明によれば、棚に、島設備において当該棚部材に隣接して設置される遊技機の遊技履歴を表示するための遊技履歴表示装置が設置されているため、汎用性の高い棚部材とすることができる。
遊技履歴表示装置が設置された状態にある第1実施例の棚部材を前側から示した斜視説明図である。 遊技履歴表示装置が設置された状態にある第1実施例の棚部材を後側から示した斜視説明図である。 遊技履歴表示装置が取り外された状態にある第1実施例の棚部材を前側から示した斜視説明図である。 第2実施例の棚部材を島設備に設置した状態を示した説明図である。 第2実施例の棚部材を前側から示した斜視説明図である。 第2実施例の棚部材を右側から示した説明図である。
(第1実施例)
まず本発明の第1実施例となる棚部材1について、図1〜図3にもとづき詳細に説明する。
図1は、遊技履歴表示装置5が設置された状態にある棚部材1を前側から示した斜視説明図である。図2は、遊技履歴表示装置5が設置された状態にある棚部材1を後側から示した斜視説明図である。図3は、遊技履歴表示装置5が取り外された状態にある棚部材1を前側から示した斜視説明図である。
棚部材1は、機枠2と、機枠2に対して片開き可能に蝶着される棚枠3と、棚枠3に固定される棚4及び遊技履歴表示装置5とを備えてなる。機枠2は、パチンコ機本体を支持する機枠と同じ大きさ及び形状を有する正面視矩形のフレーム体であって、遊技ホールの島設備においてパチンコ機が設置される設置部に取付可能となっている。また、棚枠3は、上辺部3a、左右側辺部3b、3b、及び下辺部3cを有する正面視矩形のフレーム体であって、パチンコ機において遊技盤が支持される所謂ミドル枠と同じ大きさ及び形状とされている。ただ、一般的にミドル枠は金属製とされているところ、棚枠3は木製とされている。そして、棚枠3は、左側の側辺部3bが機枠2の左側縁に上下方向を軸として回動可能に取り付けられることにより、機枠2の前面に対して左開き可能に取り付けられている。また、棚枠3の右側の側辺部3bには、従来周知の施錠ユニット6(パチンコ機のミドル枠に設けられているものと同様)が取り付けられており、当該施錠ユニット6の施錠機構8によって、棚枠3を、機枠2の前面に当接する閉塞姿勢のままロック可能となっている。なお、7は、施錠ユニット6に備えられたシリンダであって、施錠機構8を作動させるためのキー(図示せず)を差し込み可能となっている。また、機枠2側には、施錠機構8が係止可能な被係止部が設けられており、これもパチンコ機の機枠に設けられている従来周知のものと同様に構成されている。
さらに、上記棚枠3に、遊技者の手荷物等を載置可能な棚4が固定されている。棚4は、天板11、背板12、左右の側板13、13、及び底板14を有し、前面に開口する箱状に形成されてなる。底板14は、棚枠3の中央開口の左右幅(左右の側辺部3b、3b間の距離)と同じ左右長さを有する前後方向に長い板体である。そして、底板14は、棚枠3を前後に貫通する格好で棚枠3の下辺部3cに固定されており、棚枠3の後側において棚枠3の中央開口の下側を塞いでいる。また、底板14の右側縁であって、棚枠3よりも前方に突出する箇所は、前方へ向かって底板14の左右幅が短くなる側(左側)へ傾斜している(すなわち、底板14の右側部はカットされている)。
また、右側の側板13は、上下方向へ長い板体であり、上下長さは、棚枠3の中央開口の上下幅(上辺部3aと下辺部3cとの距離)と同じとされ、前後長さは、底板14の棚枠3よりも後方へ突出する箇所の前後長さと同じとされている。そして、該右側の側板13は、棚枠3の後側において底板14の右側縁に沿って立設するように右側の側辺部3bに固定されており、棚枠3の後側において棚枠3の中央開口の右側を塞いでいる。
一方、左側の側板13は、下部が前方へせり出した形状の上下方向へ長い板体であり、後端における上下長さは、右側の側板13の上下長さと同じとされ、下端における前後長さは底板14の左側縁の前後長さと同じ、上端における前後長さは下端における前後長さの2/3程度で、右側の側板13の前後長さよりも長くなっている。そして、左側の側板13は、底板14の左側縁に沿って立設するように左側の側辺部3bに固定されて、棚枠3の前後両側に突出しており、棚枠3の後側においては棚枠3の中央開口の左側を塞ぎ、棚枠3の前側においては底板14上の空間の左側を塞いでいる。
さらに、天板11は、左部が前方へせり出した形状の板体であり、左右長さは底板14の左右長さと同じとされ、右端における前後長さは右側の側板13の前後長さと同じ、左端における前後長さは左側の側板13の上端における前後長さと同じとされている。そして、天板11は、後部が左右両側板13、13間の上端同士を連結するように上辺部3aに固定され、棚枠3の後側では棚枠3の中央開口の上側を塞いでいる。また、天板11のせり出し箇所は棚枠3の前方へ突出しており、当該せり出し箇所の右側縁は、底板14の右側縁同様、前方へ向かって左側に傾斜している。さらに、せり出し箇所の右側縁に沿っては、下方へ突出する覆い板15が固定されており、当該覆い板15と天板11と左側の側板13とで囲まれる空間は、遊技履歴表示装置5に接続されるケーブルを配線するための配線空間とされている。なお、覆い板15には、配線空間からケーブルを引き出すための配線用開口16が開設されている。また、覆い板15の下端と左側の側板13とを連結するように閉塞板17が取り付けられており、該閉塞板17によって、配線空間の下側は閉塞されている。
さらにまた、背板12は、棚枠3の中央開口と略同じ大きさとされた正面視矩形の板体であって、棚枠3の後側において天板11、左右両側板13、13、及び底板14で囲まれた開口を閉塞するように各板11、13、14の後端に固定されており、棚枠3の中央開口の後側を塞いでいる。
加えて、上述したような棚4には、たとえば島設備において棚部材1の右隣に設置される遊技機の遊技履歴を表示するための遊技履歴表示装置5を設置可能となっている。該遊技履歴表示装置5は、覆い板15の右側において、底板14の右側縁同様に前方へ向かって左側に傾斜する姿勢で天板11及び右側の側板13に固定される。また、棚4内の空間は、底板14の上面に立設される第1の仕切り板21や第1の仕切り板21と右側の側板13とを連結するように固定される第2の仕切り板22によって垂直方向及び水平方向で仕切られており、それらの仕切り板21、22によって複数の収納スペースが形成されている。
そして、上述したような棚部材1は、図1に示すように機枠2に対して棚枠3を閉塞姿勢としたまま島設備の遊技機設置部に設置され、主に右隣のパチンコ機で遊技する遊技者に使用される。つまり、遊技者の手荷物等が棚4内に収納されたり、遊技者が遊技履歴表示装置5を参照して遊技したりすることになる。また、棚枠3を閉塞姿勢とすることで、機枠2の中央開口、ひいては島設備の遊技機設置部における開口が、棚枠3及び棚4により閉塞される。したがって、棚枠3を閉塞姿勢のままロックすれば、棚部材1の設置箇所近傍にあるパチンコ機の後面が露出することがなく、パチンコ機の制御装置への不正行為等を防止することができる。一方、島設備内の遊技球循環システム等に不具合が生じた場合には、施錠機構8によるロックを解除するとともに、棚枠3を片開きして図2に示すような開放姿勢とすればよい。このように棚枠3を開放姿勢とすることで、機枠2の中央開口を介して島設備内にアクセスすることができる。
以上のような構成を有する棚部材1によれば、パチンコ機本体を支持するものと同一で、島設備においてパチンコ機が設置される遊技機設置部に設置可能な機枠2と、機枠2の前面側に、機枠2に対して片開き可能に蝶着されるフレーム状の棚枠3と、棚枠3に固定され、前側に開口する箱状に形成された棚4とにより棚部材1を構成している。したがって、パチンコ機が設置されない遊技機設置部を、棚部材1の設置部として有効利用することができる。また、従来よりも棚4を広く形成することができるため、遊技者にとって使い勝手の良い棚部材1とすることができる。さらに、従来から使用している機枠2を利用しているため、製造コストの低減等も図ることができる。
また、棚枠3に、機枠2に対して閉塞姿勢のままロック可能な施錠ユニット6を取り付けているため、機枠2の中央開口を棚枠3及び棚4により閉塞した状態のままロックすることができる。したがって、棚部材1の設置箇所近傍に設置されているパチンコ機の後面が露出したりすることがなく、パチンコ機の制御装置等への不正行為を防止することができる。一方、ロックを解除して棚枠3を片開きすれば、機枠2の中央開口が開放されるため、島設備内の遊技球循環装置に不具合が生じた場合等に容易に対応することができる。加えて、施錠ユニット6は、機枠に対してミドル枠をロック可能とする従来周知のものを採用しているため、製造コストの更なる低減を図ることができる。
さらに、棚4に、島設備において当該棚部材1に隣接して設置されるパチンコ機の遊技履歴を表示するための遊技履歴表示装置5が設置されているため、汎用性の高い棚部材1とすることができる。
加えて、棚枠3よりも前方へ突出している底板14の右側縁を、前方へ向かって左側に傾斜させたり、遊技履歴表示装置5を、底板14の右側縁と平行な傾斜方向に設置しているため、棚部材1が設置される右隣のパチンコ機において、たとえば球詰まりを解消すべく前扉を開く等する際に、棚部材1が邪魔になりにくく、極めて使い勝手の良い棚部材1とすることができる。
(第2実施例)
次に本発明の第2実施例となる棚部材51について、図4〜図6にもとづき詳細に説明する。
図4は、棚部材51を島設備50に設置した状態を示した説明図である。図5は、棚部材51を前側から示した斜視説明図である。図6は、棚部材51を右側から示した説明図である。
棚部材51は、機枠52と、機枠52に対して片開き可能に蝶着される棚枠53と、棚枠53に固定される棚54とを備えてなる。機枠52は、パチンコ機本体を支持する機枠と同じ大きさ及び形状を有する正面視矩形のフレーム体であって、遊技ホールの島設備50においてパチンコ機が設置される設置部に取付可能となっている。また、棚枠53は、上辺部53a、左右側辺部53b、53b、及び下辺部53cを有する正面視矩形のフレーム体であって、パチンコ機において遊技盤が支持される所謂ミドル枠と同じ大きさ及び形状とされている。そして、棚枠53は、左側の側辺部53bが機枠52の左側縁に上下方向を軸として回動可能に取り付けられることにより、機枠52の前面に対して左開き可能に取り付けられている。また、棚枠53の右側の側辺部53bにおける上下方向で中央部分には、上下方向へ延びる手摺り56が設けられている。さらに、右側の側辺部53bの裏側には、従来同様の施錠機構(パチンコ機のミドル枠に設けられているものと同様のもので、図示しない)が設けられており、手摺り56の下側となる箇所に備えられているシリンダ57にキー(図示しない)を差し込んで施解錠動作させることによって施錠機構が作動し、棚枠53を、機枠52の前面に当接する閉塞姿勢のままロックしたり、当該ロックを解除して機枠52に対して片開き可能にしたりすることができるようになっている。なお、機枠52側には、上記施錠機構が係止可能な被係止部が設けられており、これもパチンコ機の機枠に設けられている従来周知のものと同様に構成されている。
さらに、上記棚枠53に、遊技者の手荷物等を載置可能な棚54が固定されている。棚54は、天板61、背板62、左右の側板63、63、及び底板64を有し、前面に開口する箱状に形成されてなる。底板64は、棚枠53の中央開口の左右幅(左右の側辺部53b、53b間の距離)と同じ左右長さを有する前後方向に長い板体である。そして、底板64は、棚枠53を前後に貫通する格好で棚枠53の下辺部53cに固定されており、棚枠53の後側において棚枠53の中央開口の下側を塞いでいる。また、底板64の右側縁であって、棚枠53よりも前方に突出する箇所は、前方へ向かって底板64の左右幅が短くなる側(左側)へ傾斜している(すなわち、底板64の右側部はカットされている)。さらに、底板64の右側縁に沿っては、スマートフォンやタブレット等を立てかけた状態で保持可能な保持部材66が取り付けられている。
また、右側の側板63は、上下方向へ長い板体であり、上下長さは、棚枠53の中央開口の上下幅(上辺部53aと下辺部53cとの距離)と同じとされ、前後長さは、底板64の棚枠53よりも後方へ突出する箇所の前後長さと同じとされている。そして、該右側の側板63は、棚枠53の後側において底板64の右側縁に沿って立設されており、棚枠53の後側において棚枠53の中央開口の右側を塞いでいる。
一方、左側の側板63は、上下長さは、棚枠53の中央開口の上下幅と同じとされ、前後長さは、底板64の左側縁の前後長さと同じとされた板体であって、底板64の左側縁に沿って立設されており、棚枠53の前後に突出している。そして、左側の側板63の棚枠53よりも後側となる箇所は、棚枠53の中央開口の左側を塞いでいる。また、左側の側板63における棚枠53よりも前側となる箇所は、透明な合成樹脂により成形されており、島設備50への設置に伴い、自身の収納空間(すなわち底板64上の空間)と、自身の左側に位置するパチンコ機70との間を仕切る遮蔽板65として機能するようになっている。
さらに、天板61は、左右方向へ長い板体であり、左右長さは、底板64の後縁における左右長さと同じされ、前後長さは、右側の側板63の前後長さと同じとされている。そして、天板61は、棚枠53の後側において左右両側板63、63間の上端同士を連結するように固定されており、棚枠53の中央開口の上側を塞いでいる。
加えて、背板62は、棚枠53の中央開口と略同じ大きさとされた正面視矩形の板体であって、棚枠53の後側において天板61、左右両側板63、63、及び底板64で囲まれた開口を閉塞するように各板61、63、64の後端に固定されており、棚枠53の中央開口の後側を塞いでいる。また、背板62の前面における上下方向で略中央には、棚枠53の後側における棚54の収納空間を上下で仕切る仕切り板67が設置されている。
そして、上述したような棚部材51は、機枠52に対して棚枠53を閉塞姿勢としたまま島設備50の遊技機設置部に設置され、主に右隣のパチンコ機70で遊技する遊技者に使用される。つまり、天板61、背板62、左右の側板63、63、及び底板64で囲まれる空間が収納空間となり、たとえば右隣のパチンコ機70で遊技する遊技者が、手荷物を底板64上に載置したり、スマートフォンを保持部材66に保持させたり、ドリンクを仕切り板67上に載置したりして使用することになる。また、遊技終了等に伴って離席する際には、手摺り56を利用して立ち上がることができるため、高齢の遊技者が遊技しやすい環境とすることができる。加えて、遮蔽板65により、棚部材51の収納空間を左隣のパチンコ機70側から遮蔽することができるため、手荷物の取り間違い等が起きにくい。
さらに、棚枠53を閉塞姿勢とすることで、機枠52の中央開口、ひいては島設備50の遊技機設置部における開口が、棚枠53及び棚54により閉塞される。したがって、棚枠53を閉塞姿勢のままロックすれば、棚部材51の設置箇所近傍にあるパチンコ機70の後面が露出することがなく、パチンコ機70の制御装置への不正行為等を防止することができる。一方、島設備50内の遊技球循環システム等に不具合が生じた場合には、シリンダ57にキーを差し込んで解錠し、施錠機構によるロックを解除するとともに、棚枠53を片開きして開放姿勢とすればよい。このように棚枠53を開放姿勢とすることで、機枠52の中央開口を介して島設備50内にアクセスすることができる。
以上のような構成を有する棚部材51によれば、パチンコ機本体を支持するものと同一で、島設備50においてパチンコ機70が設置される遊技機設置部に設置可能な機枠52と、機枠52の前面側に、機枠52に対して片開き可能に蝶着されるフレーム状の棚枠53と、棚枠53に固定され、前側に開口する箱状に形成された棚54とにより棚部材51を構成している。したがって、島設備50においてパチンコ機70が設置されない遊技機設置部を、棚部材51の設置部として有効利用することができる。また、従来よりも棚54を広く形成することができるため、遊技者にとって使い勝手の良い棚部材51とすることができる。さらに、従来から使用している機枠52を利用しているため、製造コストの低減等も図ることができる。
また、棚枠53に、機枠52に対して閉塞姿勢のままロック可能な施錠機構を設けているため、機枠52の中央開口を棚枠53及び棚54により閉塞した状態のままロックすることができる。したがって、棚部材51の設置箇所近傍に設置されているパチンコ機70の後面が露出したりすることがなく、パチンコ機70の制御装置等への不正行為を防止することができる。一方、ロックを解除して棚枠53を片開きすれば、機枠52の中央開口が開放されるため、島設備50内の遊技球循環装置に不具合が生じた場合等に容易に対応することができる。加えて、施錠ユニットは、機枠に対してミドル枠をロック可能とする従来周知のものを採用しているため、製造コストの更なる低減を図ることができる。
さらに、棚枠53よりも前方へ突出している底板64の右側縁を、前方へ向かって左側に傾斜させているため、棚部材51が設置される右隣のパチンコ機70において、たとえば球詰まりを解消すべく前扉を開く等する際に、棚部材51が邪魔になりにくく、極めて使い勝手の良い棚部材51とすることができる。
さらにまた、棚枠53の右側の側辺部53bに手摺り56を設けているため、遊技終了等に伴って離席する際には、手摺り56を利用して立ち上がることができる。したがって、高齢の遊技者が遊技しやすい環境とすることができる。
加えて、棚枠53よりも前側となる箇所では、底板64の左側縁に沿って遮蔽板65を立設しているため、棚部材51の収納空間を左隣のパチンコ機70側から遮蔽することができ、手荷物の取り間違い等が起きにくい。
なお、本発明の棚部材に係る構成は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、棚部材全体の構成や棚に係る構成等について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更可能である。
たとえば、上記実施形態では、機枠に対して棚枠を左開き可能に取り付けているが、右開き可能に取り付けても何ら問題はないし、右開き可能に取り付けられるものにおいては、底板の右側縁ではなく左側縁を傾斜状に形成してもよく、底板の形状は勿論、側板や天板の形状についても適宜設計変更可能である。
また、上記実施形態とは異なり、より小型の遊技履歴表示装置を覆い板の前面に設置するという構成を採用することも可能である。
さらに、当然ながら棚内部のレイアウトについては適宜変更可能な設計事項であり、たとえばドリンクホルダーを設置する等しても何ら問題はない。
加えて、上記実施形態では、遊技機の一例であるパチンコ機が設置される島設備について説明しているが、たとえばスロットマシーンや封入式パチンコ機等といった他の遊技機が設置される島設備に対しても当然適用可能である。
なお、特許請求の範囲、明細書および図面に記載される全ての要素(例えば、島設備や遊技機設置部、機枠、棚枠、棚、施錠ユニット、遊技履歴表示装置等)は、個数を意識的に限定する明確な記載がない限り、物理的に単一であっても複数であっても構わないし、適宜配置の変更が行われても構わない。また、特許請求の範囲や明細書等で使用している要素名(要素につけた名称)は、単に本件の記載のために便宜上付与したにすぎないものであり、それによって特別な意味が生じることを特に意識したものではない。すなわち、要素名のみによって要素が何であるかが限定解釈されるものではない。さらには、全ての要素のうちの複数の要素を適宜一体的に構成するか、もしくはひとつの要素を複数の要素に分けて構成するかは、敢えて特許請求の範囲等において特定していない限り、何れも当業者であれば容易に考えられる事項である。したがって、その程度の範囲内での構成上の差異を有する遊技機を、本実施例に記載がなされていないことを理由に採用することのみでは、本発明に係る権利を回避したことにはならない。その他、各要素の構成や形状等における、本実施例から当業者であれば容易に考えられる自明な範囲の差異についても同様である。
1、51・・棚部材、2、52・・機枠、3、53・・棚枠、3a、53a・・上辺部、3b、53b・・側辺部、3c、53c・・下辺部、4、54・・棚、5・・遊技履歴表示装置、6・・施錠ユニット、11、61・・天板、12、62・・背板、13、63・・側板、14、64・・底板、15・・覆い板、50・・島設備、56・・手摺り、65・・遮蔽板。

Claims (3)

  1. 島設備において遊技機が設置される遊技機設置部に設置可能な機枠と、
    前記機枠の前面側に、前記機枠に対して片開き可能に蝶着されるフレーム体である棚枠と、
    前記棚枠に固定され、前側に開口する箱状に形成された棚とを有していることを特徴とする棚部材。
  2. 前記棚が、天板、背板、左右両側板、及び底板を有しており、
    前記棚枠の開口が前記棚により閉塞されているとともに、前記機枠の開口が前記棚枠及び前記棚により閉塞可能であり、
    さらに、前記棚枠に、前記機枠の開口を前記棚枠及び前記棚により閉塞した状態でロック可能な施錠ユニットが取り付けられていることを特徴とする請求項1に記載の棚部材。
  3. 前記棚に、前記島設備において当該棚部材に隣接して設置される遊技機の遊技履歴を表示するための遊技履歴表示装置が設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の棚部材。
JP2020154800A 2020-04-23 2020-09-15 棚部材 Pending JP2021175490A (ja)

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