JP2021175061A - 交流増幅器 - Google Patents

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Abstract

【課題】発振状態の消費電流を低減した交流増幅器を提供する。【解決手段】本発明は、第1のPMOSトランジスタ、第1のNMOSトランジスタおよび第2のNMOSトランジスタを含む交流増幅器であって、前記第1のPMOSトランジスタと前記第1のNMOSトランジスタの各ドレインを接続して増幅回路の出力ノードとし、前記第1のNMOSトランジスタのゲートは、キャパシタンスを介して前記第1のPMOSトランジスタのゲートに接続されるとともに、抵抗を介して前記出力ノードに接続しており、前記第1のPMOSトランジスタのゲートまたは前記第1のNMOSトランジスタのゲートのどちらか一方を増幅回路の入力ノードとし、前記第2のNMOSトランジスタは閾値電圧以下のゲート電圧にバイアスされており、前記第1のPMOSトランジスタのゲートが前記第2のNMOSトランジスタのドレインに接続していることを特徴とする交流増幅器である。【選択図】図1

Description

本発明は、消費電流を低減した圧電素子発振器および交流増幅器に関する。
図4は、CMOSインバータを交流増幅器とした従来の典型的な水晶発振回路を示す図である。発振が始まると入力および出力とも動作点(たとえば、電源電圧の約半分の電圧)を中心にした発振波形を示す。この水晶振動子発振回路で発振させるには、その動作点における電圧においてPMOSトランジスタ11もNMOSトランジスタ12も導通状態で動作させる必要があるため、電源電圧(VDD)をPMOSの閾値電圧(Vtp)の絶対値(|Vtp|)とNMOSの閾値電圧Vtn(|Vtn|)とを合わせた電圧より大きくする必要がある(VDD>|Vtp|+|Vtn|)。一方、発振回路の貫通電流及びスイッチング電流は電源電圧(VDD)が大きくなるに従い増加するため消費電流を低減することは困難である。
特願2005−260161
電源電圧を低下するために、図5に示すような発振回路が提案されている。すなわち、図5は、従来の典型的な低電圧動作の圧電素子発振器の回路を示す図である。図5に示す発振増幅器はPMOSトランジスタ11のゲートとNMOSトランジスタ12のゲートの間にキャパシタンスCaを配置してそれぞれに個別のバイアス電圧をかけられるようにしている。PMOSトランジスタ11のゲートは抵抗16(Rg)を介して接地され、NMOSトランジスタ12のゲートは帰還抵抗Rfを介してドレインに接続されている。水晶振動子等の圧電素子13が発振を開始した後のPMOSトランジスタ11のゲート電圧の波形を図9に示す。図9においては電源電圧(VDD)が1V、Vtp(PMOSトランジスタの閾値電圧)≒0.6Vの場合について図示している。電圧0Vを中心とした周期的に電圧が変化した電圧波形がPMOSトランジスタ11のゲートに印加される。PMOSトランジスタ11のゲート電圧がその閾値Vtp(破線で示すライン)を越えて低くなるとPMOSトランジスタはオンするので、貫通電流が流れる。図9に示すように、PMOSトランジスタ11のゲート電圧(を示す波形)は、Vtpより低い時間の割合が長い。即ちPMOSトランジスタの1周期内のON時間(Ton)は、波形の周期時間T0の半分よりかなり長くなる(Ton>1/2T0)ので、電源電圧を下げることはできても消費電流の低減効果は不十分である。
本発明は、ゲートに閾値電圧近傍またはそれ以下の電圧がバイアスされたNMOSトランジスタあるいはPMOSトランジスタを使用して消費電流を低減した発振回路や交流増幅器に関するものであり、具体的には以下の特徴を有する。
(1)本発明は、第1のPMOSトランジスタ、第1のNMOSトランジスタおよび第2のNMOSトランジスタを含む交流増幅器であって、前記第1のPMOSトランジスタと前記第1のNMOSトランジスタの各ドレインを接続して増幅回路の出力ノードとし、前記第1のNMOSトランジスタのゲートは、キャパシタンスを介して前記第1のPMOSトランジスタのゲートに接続されるとともに、抵抗を介して前記出力ノードに接続しており、前記第1のPMOSトランジスタのゲートまたは前記第1のNMOSトランジスタのゲートのどちらか一方を増幅回路の入力ノードとし、前記第2のNMOSトランジスタは閾値電圧以下のゲート電圧にバイアスされ、そのドレインが前記第1のPMOSトランジスタのゲートに接続していることを特徴とする。あるいは前記第2のNMOSトランジスタの代わりに閾値電圧以下のゲート電圧にバイアスされた第2のPMOSトランジスタを含む回路を使用したことを特徴とする。
(2)本発明は、第1のPMOSトランジスタ、第1のNMOSトランジスタおよび第2のPMOSトランジスタを含む交流増幅器であって、前記第1のPMOSトランジスタと前記第1のNMOSトランジスタの各ドレインを接続して増幅回路の出力ノードとし、前記第1のPMOSトランジスタのゲートは、キャパシタンスを介して前記第1のNMOSトランジスタのゲートに接続されるとともに、抵抗を介して前記出力ノードに接続しており、前記第1のPMOSトランジスタのゲートまたは前記第1のNMOSトランジスタのゲートのどちらか一方を増幅回路の入力ノードとし、前記第2のPMOSトランジスタは閾値電圧以下のゲート電圧にバイアスされ、そのドレインが前記第1のNMOSトランジスタのゲートに接続していることを特徴とする。あるいは前記第2のPMOSトランジスタの代わりに閾値電圧以下のゲート電圧にバイアスされた第2のNMOSトランジスタを含む回路に接続していることを特徴とする。
本発明は、発振初期において発振開始に必要となる負性抵抗を大きくでき、発振が成長すると発振回路全体に流れる消費電流が飛躍的に低減する交流増幅器を提供できる。交流増幅器のバイアス回路に閾値電圧近傍か閾値電圧以下のゲート電圧を印加したNMOSトランジスタ(閾値バイアスNMOSトランジスタという)あるいはPMOSトランジスタ(閾値バイアスPMOSトランジスタという)を使用することにより、発振成長後の交流増幅器の消費電流を大幅に低減している。
図1は、本発明の閾値バイアスNMOSトランジスタを圧電素子発振器ICに用いた第1の実施形態を示す図である。 図2は、本発明の閾値バイアスPMOSトランジスタを圧電素子発振器ICに用いた第2の実施形態を示す図である。 図3は、本発明の圧電素子発振器ICの別の実施形態を示す図である。 図4は、従来の典型的な水晶振動子発振器の回路図である。 図5は、従来の典型的な低電圧動作圧電素子発振器の回路図である。 図6は、本発明の閾値電圧以下のゲート電圧が印加されたNMOSトランジスタのドレイン電流の測定回路を示す図である。 図7は、図6に示すNMOSトランジスタのドレイン電圧電流特性のゲート電圧依存性を示す図である。 図8は、閾値バイアスNMOSトランジスタを発振増幅器のPMOSトランジスタのゲートに接続した場合におけるPMOSトランジスタのゲート電圧変化を示す図である。 図9は、図5に示すPMOSトランジスタのゲート電圧波形を示す図である。
本発明は、ゲートに閾値電圧近傍かそれ以下の電圧を印加したPMOSトランジスタまたはNMOSトランジスタをCMOSインバータのゲートバイアス回路に利用して、発振(交流)増幅器や交流増幅器の消費電流を低減するものである。図6は、閾値電圧近傍のゲート電圧が印加されたNMOSトランジスタのドレイン電流の測定回路を示す図である。NMOSトランジスタにゲート電圧Vnbが印加されている。図7は、図6に示すNMOSトランジスタのドレイン電流特性のゲート電圧依存性を示す図であり、縦軸にドレイン電流Id、横軸にドレイン電圧Vdを示す。NMOSトランジスタの閾値電圧をVtnとする。ゲート電圧Vnbが閾値電圧より十分小さいとき(Vnb<<Vtn)、図7のA曲線に示されるように、ドレイン電流はドレイン電圧が負方向に0.6V以上の電圧がかかると電流が流れる始めるPN接合ダイオードとよく似た電流特性となる。ゲート電圧Vnbが閾値電圧と等しいか少し小さいときは(Vnb=Vtn−Δ)、図7のB曲線に示されるように、ドレイン電圧Vdが0V以上ではドレイン電流がほとんど流れないが、ドレイン電圧Vdが0Vより低くなると、ドレイン電流が流れ始める。ゲート電圧Vnbが閾値電圧より大きいときは(Vnb>Vtn)、図7のC曲線に示されるように、ドレイン電圧Vdが0Vより大きい時にも、ドレイン電流が流れる。
図7から分かるように、ゲート電圧に閾値電圧と等しいか、それよりも少しだけ低い電圧がバイアスされているNMOSトランジスタの場合(B曲線)、プラス(正)のドレイン電圧Vdに対してドレイン電流Idは殆ど流れないが、マイナス(負)のドレイン電圧Vdに対しては、それが小さな電圧であってもドレイン電流Idが流れる。すなわち、このNMOSトランジスタは、マイナスのドレイン電圧を順方向電圧とみると、順方向電圧降下の殆どない理想的なダイオード特性を示している(pn接合ダイオードの場合は、順方向電圧降下(約0.5V〜0.6V)がある)。本発明では、このようにゲートに閾値電圧以下のバイアス電圧が印加されたNMOSトランジスタあるいはPMOSトランジスタ(以下それぞれ閾値バイアスNMOSトランジスタあるいは閾値バイアスPMOSトランジスタと呼ぶ。尚、ここで閾値電圧および印加電圧は、その絶対値を表現しているものとする。)をCMOSインバータのゲートバイアス回路に利用して、発振回路に使用される増幅回路の消費電流を低減するものである。
図1は、本発明の閾値バイアスNMOSトランジスタを圧電素子発振器(または交流増幅器)ICに用いた第1の実施形態を示す図である。すなわち、図1は、図5の圧電素子発振回路における抵抗16(Rg)の代わりに閾値バイアスNMOSトランジスタを接続した回路である。閾値バイアスNMOSトランジスタ14のドレインとソースがそれぞれCMOSインバータ(交流増幅器)のPMOSトランジスタ11のゲートXGPと接地との間に接続されている。
NMOSトランジスタ12のゲートXGNは、帰還抵抗Rf介してPMOSトランジスタ11およびNMOSトランジスタ12からなるCMOSインバータの出力ノードXDに接続している。また、水晶発振子13の一方のノードX1がNMOSトランジスタ12のゲートXGN(Gn)に、水晶発振子13の他方のノードX2が制限抵抗RDを介してCMOSインバータの出力ノードXDに接続しており、水晶発振子13のノードX1からの発振信号は、NMOSトランジスタ12のゲートXGNおよびキャパシタCbを介してPMOSトランジスタ11のゲートXGPへ入力し、CMOSインバータの出力ノードXDから出力する。さらに、水晶発振子13の一方のノードX1はキャパシタンスCGを介して接地し、また水晶発振子13の他方のノードX2はキャパシタンスCDを介して接地して、コルピッツ型の発振回路を形成している。
図1に示す回路において、発振前の状態では、発振増幅器(帰還抵抗Rfを有するCMOSインバータ)のPMOSトランジスタ11のゲートXGP(Gp)はゲートバイアス回路のNMOSトランジスタ(閾値バイアスNMOSトランジスタ)14により、接地電位にバイアスされる。従って、電源電圧VDDがPMOSトランジスタ11の閾値電圧(Vtpとする)とNMOSトランジスタ12の閾値電圧(Vtnとする)より大きければ、PMOSトランジスタ11には、ドレイン電流が流れ、増幅器として機能する状態となる。発振が始まり、X1信号がマイナスに振れるとPMOSトランジスタ11のゲートXGPは、接地側から電流が流れ込むため、振動電圧の中心がプラス側にバイアスされていく。この様子を図8に示す。
図8は、閾値バイアスNMOSトランジスタ14を発振増幅器(CMOSインバータ)のPMOSトランジスタ11のゲートXGPに接続した場合におけるPMOSトランジスタ11のゲートGp(XGP)での電圧変化(横軸に発振開始からの時間を示す)を示す図である。図8では、|Vtp11|≒|Vtn12|≒0.6V、発振増幅器の電源電圧を1Vとしている。X1における発振振幅が大きくなると、それに従いゲートGp(XGP)での電圧変化の振動中心が図8に示すようにプラス側にシフトしていく。従って、発振増幅器のPMOSトランジスタ11のゲート電圧がPMOSトランジスタ11の閾値電圧(Vtp)(図8において破線で示すライン)を越えて低くなる時間、すなわちPMOSトランジスタのON時間(Tonとする)は短くなる(周期をT0とすると、Tonは半周期よりもかなり小さくなる(Ton<1/2T0))ので、発振状態における本増幅器の消費電流を大幅に低減することができる。特に、図9に示す従来技術の場合のPMOSトランジスタのゲート電圧変化と比較すると、閾値バイアスNMOSトランジスタ14をCMOSインバータ(増幅器)のPMOSトランジスタ11のゲートGp(XGP)に接続した本発明の効果が良く分かる。尚、閾値バイアスの電圧は、閾値電圧より小さく0Vより大きければ消費電流を低減できるが、0Vに近い場合は信号振幅が|Vtn|超えるまではXGPのバイアスが変動なく消費電流の低減効果は現れない。一方、閾値バイアスの電圧が閾値電圧に近ければ、わずかの信号振幅でもXGPのバイアスは変化して消費電流の低減効果が現れる。
図2は、本発明の閾値バイアスPMOSトランジスタを圧電素子発振器(交流増幅器)ICに用いた第2の実施形態を示す図である。図2は、圧電素子を用いた図1と同様の発振回路であるが、発振回路のインバータに使用されるNMOSトランジスタのゲートに本発明の閾値バイアスPMOSトランジスタ18を接続した発振回路である。図2の閾値バイアスPMOSトランジスタ18は図6に示した閾値バイアスNMOSトランジスタ14と同様な働きをする。閾値バイアスPMOSトランジスタにおいてそのドレイン電圧が電源電圧より低い時にはドレイン電流Idは流れないが、ドレイン電圧が電源電圧より高くなると、それが小さな電圧であってもドレイン電流Idが流れる。すなわち、このPMOSトランジスタは、プラスのドレイン電圧を順方向電圧とみると、順方向電圧降下の殆どない理想的なダイオード特性を示す。図2に示す第2の実施形態は、このような理想的なダイオード特性を示すPMOSトランジスタ(閾値バイアスPMOSトランジスタ)を発振増幅器のNMOSトランジスタのゲートバイアス回路に利用したものであり、発振回路の消費電流を低減するメカニズムは図1の回路と同じである。
図3は、本発明の圧電素子発振器(交流増幅器)ICの別の実施形態を示す図である。図3では、閾値バイアスPMOSトランジスタを含んだバイアス回路を増幅回路26のPMOSトランジスタ11のゲートに接続した回路を示している。CMOSバイアス回路21は、図1における閾値バイアスNMOSトランジスタとほぼ同様の機能を果たす。即ち、X1の発振振幅が小さい時には、バイアス回路21の出力と接続されているPMOSトランジスタ11のゲートXGPは接地電圧に近い電圧にバイアスされ、CMOS増幅器26の増幅率は高く保つことができる。X1の発振振幅が大きくなると、PMOSトランジスタ11のゲートXGPの振動電圧の中心はプラス側にバイアスされるようになり、CMOS増幅器21の消費電流を低減することができる。このように、本発明の閾値バイアスPMOSトランジスタおよび/または閾値バイアスNMOSトランジスタを利用する増幅器を使用することによって、これらを含む回路の消費電流を低減することができる。図3に示した回路以外にも、本発明の閾値バイアスPMOSトランジスタや閾値バイアスNMOSトランジスタを含む回路は、全体として消費電流を低減する素子を実現することができる。
以上詳細に説明した様に、閾値電圧近傍またはそれよりより低い電圧を印加したPMOSトランジスタまたはNMOSトランジスタをバイアス回路として交流増幅器に使用することにより、交流増幅器やそれらを含む回路の消費電流を低減することができる。また、本発明の閾値電圧より低い電圧を印加したPMOSトランジスタまたはNMOSトランジスタは交流増幅器以外にも適用することもできる。さらに、前記実施形態は一例であり、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施でき、本発明の権利範囲が前記実施形態に限定されないことも言うまでもない。
本発明の閾値バイアスPMOSトランジスタおよび/または閾値バイアスNMOSトランジスタは、種々の回路にも利用でき当該回路の消費電流を低減することができる。
11・・・PMOSトランジスタ、12・・・NMOSトランジスタ、
13・・・圧電素子、14・・・閾値バイアスNMOSトランジスタ、
15・・・電源、16・・・抵抗、
18・・・閾値バイアスPMOSトランジスタ、19・・・電源、
21・・・CMOS交流増幅器、22・・・PMOSトランジスタ、
23・・・NMOSトランジスタ、
24・・・閾値バイアスPMOSトランジスタ、25・・・電源、
26・・・CMOS交流増幅器、

Claims (4)

  1. 第1のPMOSトランジスタと第1のNMOSトランジスタからなるインバータ型の交流増幅器であって、
    前記第1のPMOSトランジスタと前記第1のNMOSトランジスタの各ドレインを接続して増幅回路の出力ノードとし、
    前記第1のNMOSトランジスタのゲートは、キャパシタンスを介して前記第1のPMOSトランジスタのゲートに接続されるとともに、抵抗を介して前記出力ノードに接続され、
    前記第1のPMOSトランジスタのゲートまたは前記第1のNMOSトランジスタのゲートのどちらか一方を増幅回路の入力ノードとし、
    前記第1のPMOSトランジスタのゲートは、閾値電圧近傍またはそれ以下のゲート電圧にバイアスされた第2のNMOSトランジスタのドレインに接続されていることを特徴とする交流増幅器。
  2. 前記第1のPMOSトランジスタのゲートが、閾値電圧近傍またはそれ以下のゲート電圧にバイアスされた第2のPMOSトランジスタを含む回路によりバイアスされていることを特徴とする請求項1に記載の交流増幅器
  3. 第1のPMOSトランジスタと第1のNMOSトランジスタからなるインバータ型の交流増幅器であって、
    前記第1のPMOSトランジスタと前記第1のNMOSトランジスタの各ドレインを接続して増幅回路出力ノードとし、
    前記第1のPMOSトランジスタのゲートは、キャパシタンスを介して前記第1のNMOSトランジスタのゲートに接続されるとともに、抵抗を介して前記出力ノードに接続され、
    前記第1のPMOSトランジスタのゲートまたは前記第1のNMOSトランジスタのゲートのどちらか一方を増幅回路の入力ノードとし、
    前記第1のNMOSトランジスタのゲートは、閾値電圧近傍かそれ以下のゲート電圧にバイアスされた第2のPMOSトランジスタのドレインに接続されていることを特徴とする交流増幅器。
  4. 前記第1のNMOSトランジスタのゲートが、閾値電圧近傍かそれ以下のゲート電圧にバイアスされた第2のNMOSトランジスタを含む回路によりバイアスされていることを特徴とする請求項3に記載の交流増幅器。
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