JP2021171988A - インクジェットプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体の浮き上がりをより簡易な構造で抑制すること。【解決手段】プリンタ100は、記録媒体5が載置される載置面16Pを有するプラテン16と、プラテン16に対して主走査方向Yに摺動可能に設けられ、プラテン16に載置された記録媒体5の浮き上がりを抑制する抑制部材70と、を備え、抑制部材70は、載置面16Pより上方に位置しかつ記録媒体5の浮き上がりを抑制する第1板部72Aと、第1板部72Aの副走査方向Xの一方側の端部から下方に向けて延び、かつ、一部が載置面16Pより下方に位置する第2板部72Bと、を有する板状部材72と、プラテン16と第2板部72Bとの間に保持され、かつ、第1板部72Aの副走査方向Xの一方側の端部をプラテン16に保持させる保持部材76と、を備えている。【選択図】図8

Description

本発明は、インクジェットプリンタに関する。
従来から、記録媒体が載置されるプラテンと、プラテンに載置された記録媒体にインクを吐出するインクヘッドと、記録媒体を搬送する搬送機構と、を備えたインクジェットプリンタが知られている。例えば、特許文献1には、搬送される記録媒体の搬送方向と直交する幅方向の両端部の浮き上がりを抑制するために用いられる媒体押さえ部が開示されている。
特開2016−68420号公報
ところで、特許文献1に記載の媒体押さえ部では、ユーザが一対の把持部を把持することによって、媒体押さえ部を媒体支持部に対して幅方向に移動可能に構成されている。即ち、媒体支持部に載置された記録媒体の幅方向の長さに合わせて媒体押さえ部の位置を変更することができる。しかしながら、特許文献1の媒体押さえ部では、把持部周りの構造が複雑であるためコストが増大する虞がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、記録媒体の浮き上がりをより簡易な構造で抑制することができるインクジェットプリンタを提供することである。
本発明に係るインクジェットプリンタは、記録媒体が載置される載置面を有するプラテンと、前記記録媒体にインクを吐出し、かつ、主走査方向に移動可能に設けられたインクヘッドと、前記主走査方向と直交する副走査方向に前記記録媒体を搬送する搬送機構と、前記プラテンに対して前記主走査方向に摺動可能に設けられ、前記プラテンに載置された前記記録媒体の浮き上がりを抑制する抑制部材と、を備えている。前記抑制部材は、前記載置面より上方に位置しかつ前記記録媒体の浮き上がりを抑制する第1板部と、前記第1板部の前記副走査方向の一方側の端部から下方に向けて延び、かつ、一部が前記載置面より下方に位置する第2板部と、を有する板状部材と、前記プラテンと前記第2板部との間に保持され、かつ、前記第1板部の前記副走査方向の一方側の端部を前記プラテンに保持させる保持部材と、を備えている。
本発明のインクジェットプリンタによると、保持部材が第1板部の副走査方向の一方側の端部をプラテンに保持させるため、記録媒体の上方に配置される第1板部によって記録媒体の浮き上がりが抑制される。
本発明によれば、記録媒体の浮き上がりをより簡易な構造で抑制することができるインクジェットプリンタを提供することができる。
一実施形態に係るプリンタの正面図である。 インクヘッドユニットおよびカッティングヘッドユニットの正面図である。 インクヘッドユニットおよびカッティングヘッドユニットの正面図である。 一実施形態に係るプリンタの制御系のブロック図である。 一実施形態に係るプラテンの周辺の構造を示す平面図である。 一実施形態に係るプラテンの周辺の構造の一部を示す斜視図である。 一実施形態に係るプラテンの周辺の構造の一部を示す側面図である。 一実施形態に係るプラテンの周辺の構造の一部を示す側面図である。 一実施形態に係る抑制部材の斜視図である。 一実施形態に係る板状部材の斜視図である。 一実施形態に係る保持部材の斜視図である。 一実施形態に係る保持部材の正面図である。 一実施形態に係る保持部材の正面図であり、腕部が上方に弾性変形した状態を示す。 一実施形態に係る抑制部材がプラテンに載置された状態を示す側面図である。 一実施形態に係る抑制部材をプラテンから持ち上げた状態を示す側面図である。
以下、図面を参照しながら、一実施形態に係るカッティングヘッド付きインクジェットプリンタ100(以下、プリンタ100とする。)について説明する。図1に示すように、本実施形態に係るプリンタ100は、記録媒体5に対して印刷および切断(カッティング)が可能ないわゆるプリント&カット機である。なお、ここで説明される実施形態は、当然ながら本発明を特に限定することを意図したものではない。また、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は適宜省略または簡略化する。
以下の説明では、左、右、上、下とは、プリンタ100の正面にいるユーザから見た左、右、上、下をそれぞれ意味することとする。また、プリンタ100から上記ユーザに近づく方を前方、遠ざかる方を後方とする。図面中の符号F、Rr、L、R、U、Dは、それぞれ前、後、左、右、上、下を表す。図面中の符号Yは主走査方向を表す。本実施形態では、主走査方向Yは、左右方向である。図面中の符号Xは副走査方向を表す。副走査方向Xは主走査方向Yと交差する方向(例えば、平面視で垂直に交差する方向)である。本実施形態では、副走査方向Xは前後方向である。また、後は副走査方向Xの上流側に相当し、前は副走査方向Xの下流側に相当する。ただし、上記方向は便宜的に定めたものに過ぎず、限定的に解釈すべきものではない。
記録媒体5は、例えば、長尺に形成され、ロール状に巻かれて用いられる。なお、記録媒体5は、ロール状に巻かれたものが所定の長さに切断されたシート状のものであってもよい。記録媒体5は、例えば、記録紙である。ただし、記録媒体5は、記録紙に限定されない。例えば、記録媒体5には、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエステルなどの樹脂材料から形成されたシート、台紙と台紙上に積層されかつ接着剤が塗布された剥離紙とからなるシール材等が含まれる。本実施形態の記録媒体5は、例えば、ポリ塩化ビニルシート材である。ポリ塩化ビニルシート材は、例えば、普通紙から形成された台紙(基材)と、ポリ塩化ビニルから形成された剥離紙と、台紙と剥離紙との間に配置された接着剤とから構成されている。剥離紙にはインクヘッド22(図2A参照)から吐出されたインクが定着する。なお、台紙および剥離紙の材料は上記のものに限定されないが、基材および剥離紙は典型的には相互に異なる材料から形成されている。本明細書において「切断」、「カッティング」とは、記録媒体5の厚み方向の全体を切断する場合(例えば、シール材の台紙および剥離紙の両方を切断する場合)と、記録媒体5の厚み方向の一部を切断する場合(例えば、シール材の台紙は切断せず、剥離紙のみを切断する場合)とが含まれる。
図1に示すように、プリンタ100は、ベース部材12と、脚11と、記録媒体5が載置されるプラテン16(図4も参照)と、インクヘッドユニット20と、カッティングヘッドユニット30と、キャリッジ移動機構40と、媒体搬送機構55と、制御装置90とを備えている。脚11は、ベース部材12を支持するものであり、ベース部材12の下面に設けられている。ベース部材12は、主走査方向Yに延びる。ベース部材12には、主走査方向Yに延びたケーシング12aが設けられている。
プラテン16は、記録媒体5への印刷および記録媒体5を切断する際、記録媒体5を支持するものである。プラテン16には、記録媒体5が載置される。図4に示すように、プラテン16は、記録媒体5が載置される載置面16Pを有する。載置面16Pは、平坦状に形成されている。プラテン16は、載置台の一例である。記録媒体5への印刷および記録媒体5の切断は、プラテン16上で行われる。プラテン16は主走査方向Yおよび副走査方向Xに延びる。プラテン16の主走査方向Yの長さは、副走査方向Xの長さより長い。プラテン16は、ベース部材12(図1参照)に設けられている。プラテン16は、ベース部材12の中央部に設けられている。
図6に示すように、プラテン16には、後述する保持部材76の一部(ここでは後述する突状部76C)が嵌め込まれる第1ガイド溝16Aが形成されている。第1ガイド溝16Aは、載置面16Pより下方に位置する。第1ガイド溝16Aは、プラテン16の前端部の下面に形成されている。第1ガイド溝16Aは、上方に向けて凹む。第1ガイド溝16Aは、主走査方向Yに延びる。第1ガイド溝16Aは、プラテン16の主走査方向Yの全体に亘って形成されている。
図6に示すように、プラテン16には、後述する板状部材72の一部(ここでは後述する係止部74)が嵌め込まれる第2ガイド溝16Bが形成されている。第2ガイド溝16Bは、載置面16Pに形成されている。第2ガイド溝16Bは、載置面16Pから下方に向けて凹む。第2ガイド溝16Bは、主走査方向Yに延びる。第2ガイド溝16Bは、プラテン16の主走査方向Yの全体に亘って形成されている。第2ガイド溝16Bは、第1ガイド溝16Aより後方に位置する。第2ガイド溝16Bは、後述するグリットローラ57より前方に位置する。第2ガイド溝16Bには、板状部材72の一部(ここでは係止部74)が係止する係止突起16Eが形成されている。係止突起16Eは後方に向けて延びる。係止突起16Eは、主走査方向Yに延びる。係止突起16Eは、載置面16Pより下方に位置する。係止突起16Eは、プラテン16の主走査方向Yの全体に亘って形成されている。
図6に示すように、プリンタ100は、ガイド部材19を備えている。ガイド部材19は、プラテン16より前方に配置されている。ガイド部材19は、ベース部材12(図1参照)に支持されている。ガイド部材19は、記録媒体5が副走査方向Xの上流側から下流側に移動するときには、プラテン16から搬送された記録媒体5を案内する。ガイド部材19の上面19Aは、後方から前方に向けて斜め下方に傾いている。上面19Aは、主走査方向Yから見て略円弧状に形成されている。ガイド部材19の上面19Aは、載置面16Pより下方に位置する。
図1に示すように、プリンタ100は、主走査方向Yおよび上下方向に延びる中央壁14を備えている。中央壁14は、ベース部材12に支持されている。中央壁14は、プラテン16の上方に配置されている。中央壁14とプラテン16との間には、記録媒体5が通過可能な間隙が形成されている。プリンタ100は、ガイドレール15を備えている。ガイドレール15は、主走査方向Yに延びる。ガイドレール15は、中央壁14に設けられている。ガイドレール15は、プラテン16の上方に配置されている。
図2Aに示すように、インクヘッドユニット20は、第1キャリッジ21と、複数のインクヘッド22と、を備えている。第1キャリッジ21は、ガイドレール15に係合している。第1キャリッジ21は、ガイドレール15に沿って主走査方向Yに移動可能に構成されている。インクヘッド22は、プラテン16に載置された記録媒体5にインクを吐出するノズル(図示せず)を有する。インクヘッド22は、記録媒体5に所定の画像を印刷する。インクヘッド22は、第1キャリッジ21に搭載されている。インクヘッド22は、第1キャリッジ21の移動に伴って、主走査方向Yに移動可能に構成されている。ここでは、5つのインクヘッド22が第1キャリッジ21に搭載されている。ただし、インクヘッド22の個数は5個に限定されない。
図2Aに示すように、カッティングヘッドユニット30は、第2キャリッジ31と、カッティングヘッド38とを備えている。カッティングヘッド38は、ソレノイド32と、カッター33とを備えている。第2キャリッジ31は、ガイドレール15に係合している。第2キャリッジ31は、主走査方向Yに関して第1キャリッジ21の側方(ここでは左方)に配置されている。第2キャリッジ31は、ガイドレール15に沿って主走査方向Yに移動可能に構成されている。カッティングヘッド38は、第2キャリッジ31に搭載されている。カッター33は、プラテン16に載置された記録媒体5を切断する。ソレノイド32は、制御装置90(図1参照)によって制御される。ソレノイド32がON/OFFされると、カッター33は上下方向に移動して記録媒体5に接触し、あるいは記録媒体5から離反する。カッター33は、第2キャリッジ31の移動に伴って、主走査方向Yに移動可能に構成されている。
キャリッジ移動機構40は、プラテン16に載置された記録媒体5に対してインクヘッドユニット20の第1キャリッジ21およびカッティングヘッドユニット30の第2キャリッジ31を相対的に主走査方向Yに移動させる機構である。キャリッジ移動機構40は、第1キャリッジ21および第2キャリッジ31を主走査方向Yに移動させる。なお、キャリッジ移動機構40の構成は特に限定されない。図1に示すように、キャリッジ移動機構40は、第1プーリ41と、第2プーリ42と、無端状のベルト43と、キャリッジモータ44とを備えている。第1プーリ41は、ガイドレール15の左端側に設けられている。第2プーリ42は、ガイドレール15の右端側に設けられている。ベルト43は、第1プーリ41と第2プーリ42とに巻き掛けられている。ベルト43は、第2キャリッジ31(図2A参照)の背面上部に固定されている。第2プーリ42には、キャリッジモータ44が接続されている。ただし、キャリッジモータ44は、第1プーリ41に接続されていてもよい。ここでは、キャリッジモータ44が駆動して、第2プーリ42が回転することで、第1プーリ41と第2プーリ42との間においてベルト43が走行する。これにより、第2キャリッジ31は主走査方向Yに移動する。即ち、キャリッジモータ44は、第2キャリッジ31を主走査方向Yに移動させる。後述するように、第1キャリッジ21は、第2キャリッジ31の移動に伴って主走査方向Yに移動する。キャリッジモータ44は、第2キャリッジ31を介して第1キャリッジ21を間接的に主走査方向Yに移動させる。キャリッジモータ44は、制御装置90(図1参照)に制御される。
図2Aに示すように、第1キャリッジ21の左側部分には、磁石によって構成される第1連結部材24が設けられている。第2キャリッジ31の右側部分には、磁石によって構成される第2連結部材34が固定されている。第1連結部材24は、第2連結部材34に対し、着脱自在に連結する。本実施形態では、第1連結部材24および第2連結部材34は、磁力を利用するものである。ただし、第1連結部材24および第2連結部材34は磁力を利用するものに限られず、係合部材等の他の構成を備えたものであってもよい。第1キャリッジ21の右側には、L字状に形成された第1受け金具25が設けられている。
図2Aに示すように、プラテン16の左方および右方には、それぞれ左サイドフレーム7Lおよび右サイドフレーム7Rが配置されている。右サイドフレーム7Rには、インクヘッドユニット20を待機位置にロックするためのロック装置35が設けられている。ロック装置35は、第1受け金具25に引っ掛けられる第2受け金具36と、第2受け金具36をロック位置(図2B参照)と非ロック位置(図2A参照)との間で移動させるロック用ソレノイド37(図3参照)とを備えている。ロック用ソレノイド37は、制御装置90によって制御される。
図2Aに示すように、インクヘッド22によって記録媒体5に所定の画像を印刷する際には、第2受け金具36が非ロック位置に設定される。カッティングヘッドユニット30の第2キャリッジ31が右方に移動し、第2連結部材34と第1連結部材24とが接触すると、第2キャリッジ31と第1キャリッジ21とが連結される。その結果、インクヘッドユニット20は、カッティングヘッドユニット30と共に主走査方向Yに移動可能となる。即ち、キャリッジモータ44が駆動することで、第1キャリッジ21および第2キャリッジ31が主走査方向Yに移動する。一方、カッター33によって記録媒体5を切断する際には、図2Bに示すように、インクヘッドユニット20が待機位置に位置付けられ、ロック装置35の第2受け金具36がロック位置に設定される。これにより、インクヘッドユニット20の主走査方向Yの移動が阻止される。第2キャリッジ31が左方へ移動すると、第2連結部材34と第1連結部材24とが離反し、第2キャリッジ31と第1キャリッジ21との連結が解除される。その結果、インクヘッドユニット20が待機位置に待機した状態で、カッティングヘッドユニット30のみが主走査方向Yに移動可能となる。即ち、キャリッジモータ44が駆動することで、第2キャリッジ31のみが主走査方向Yに移動する。
媒体搬送機構55は、プラテン16に載置された記録媒体5をインクヘッド22およびカッティングヘッド38に対して副走査方向Xに搬送させるものである。ここでは、媒体搬送機構55は、プラテン16に載置された記録媒体5を副走査方向Xに搬送する。媒体搬送機構55は、搬送機構の一例である。図1に示すように、媒体搬送機構55は、複数のグリットローラ57と、フィードモータ58(図3参照)と、複数のピンチローラユニット60と、保持シャフト45と、レバー46と、を備えている。
図4に示すように、グリットローラ57は、プラテン16に設けられている。グリットローラ57は、グリットローラ57の上部が外部に露出するようにプラテン16に埋設されている。本実施形態では、プリンタ100は、8個のグリットローラ57を備えている。なお、グリットローラ57の個数は8個に限定されない。グリットローラ57は、主走査方向Yに並列している。グリットローラ57は、後述するピンチローラ62(図5参照)との間に記録媒体5を挟み込む。フィードモータ58(図3参照)は、グリットローラ57に接続されている。フィードモータ58は、制御装置90(図1参照)に制御される。グリットローラ57とピンチローラ62との間に記録媒体5が挟まれた状態で、フィードモータ58が駆動してグリットローラ57が回転すると、記録媒体5は副走査方向Xに搬送される。本実施形態では、グリットローラ57とピンチローラ62との間に記録媒体5が挟まれた状態で、記録媒体5は上流側から下流側または下流側から上流側に移動する。
図6に示すように、ピンチローラユニット60は、ピンチローラ62と、支持部材64とを備えている。ピンチローラユニット60は、プラテン16より上方に配置されている。ピンチローラ62は、記録媒体5を上から押さえる。ピンチローラ62は、グリットローラ57と上下方向で対向するように、グリットローラ57の上方に配置可能に構成されている。支持部材64は、ピンチローラ62を回転可能に支持する。支持部材64は、ピンチローラ62を上下方向に移動可能に支持する。支持部材64は、主走査方向Yに延びる保持シャフト45(図1参照)に回動可能に支持されている。
図1に示すように、保持シャフト45は、ガイドレール15より下方に配置されている。保持シャフト45は、プラテン16より上方に配置されている。レバー46は、保持シャフト45の右端に接続されている。レバー46を押し下げることで、保持シャフト45が回転し、ピンチローラ62をグリットローラ57に対して接近させることができる。一方、レバー46を押し上げることで、保持シャフト45が回転し、ピンチローラ62をグリットローラ57に対して離反させることができる。
図4に示すように、プラテン16の右方には副走査方向Xに延びるフレーム部材13が設けられている。図7に示すように、フレーム部材13は、側面視で、ガイド部材19の一部、後述する板状部材72の一部およびグリットローラ57と重なる。フレーム部材13は、プラテン16の載置面16Pとは重ならない。
図4に示すように、プリンタ100は、プラテン16に載置された記録媒体5の浮き上がりを抑制する抑制部材70を備えている。抑制部材70は、記録媒体5の右縁の浮き上がりを抑制する右側抑制部材70Rと、記録媒体5の左縁の浮き上がりを抑制する左側抑制部材70Lと、を含む。右側抑制部材70Rと左側抑制部材70Lとは、平面視で副走査方向Xに延びる直線に対して線対称である点を除き同じ構成であるため、以下では右側抑制部材70Rについて説明する。右側抑制部材70Rは、プラテン16に対して摺動可能に設けられている。右側抑制部材70Rは、主走査方向Yに移動可能に設けられている。即ち、右側抑制部材70Rは、記録媒体5の主走査方向Yの長さ(幅方向の長さ)に応じて、プラテン16に対する位置を変更可能に構成されている。図5に示すように、記録媒体5の上方に右側抑制部材70Rの一部が配置される。右側抑制部材70Rは、プラテン16に対して着脱不能に設けられている。
図8に示すように、右側抑制部材70Rは、記録媒体5浮き上がりを抑制する板状部材72と、板状部材72をプラテン16に保持させる保持部材76と、板状部材72の裏面に設けられた高さ調整部材85と、を備えている。本実施形態では、板状部材72と保持部材76とは別体に形成されているが、一体に形成されていてもよい。
図8に示すように、板状部材72は、副走査方向Xに延びる。板状部材72は、例えば、金属材料から形成されている。板状部材72は、例えば、金属板を折り曲げ加工することによって形成される。板状部材72は、副走査方向Xに延びる第1板部72Aと、第1板部72Aの前端から下方に延びる第2板部72Bと、を備えている。第1板部72Aは、副走査方向Xに延びる。第1板部72Aは、プラテン16の載置面16Pより上方に位置する。第1板部72Aは、記録媒体5の浮き上がりを抑制する。第1板部72Aは、載置面16Pから離間されて配置される左側部72ALと、高さ調整部材85が設けられかつ高さ調整部材85を介してプラテン16の載置面16Pに載置される右側部72ARと、を含む。左側部72ALは、載置面16Pと接触しない。即ち、左側部72ALと載置面16Pとの間には、記録媒体5が通過可能な隙間が形成されている。左側部72ALの後端には、後方に行くほど上方に向かう第1傾斜部73Rが設けられている。第1傾斜部73Rは、例えば、曲げ加工により形成されている。左側部72ALの前端には、前方に行くほど上方に向かう第2傾斜部73Fが設けられている。第2傾斜部73Fは、例えば、曲げ加工により形成されている。右側部72ARの裏面の一部には、高さ調整部材85が設けられている。高さ調整部材85は、載置面16Pと面接触する。即ち、高さ調整部材85と載置面16Pとの間を記録媒体5は通過できない。高さ調整部材85の厚みは、記録媒体5の厚みより厚い。右側部72ARの後端には、プラテン16に形成された第2ガイド溝16B(図6参照)に係止する係止部74が形成されている。係止部74は、第2ガイド溝16Bの係止突起16E(図6参照)に係止する。係止部74は、例えば、曲げ加工により形成されている。右側部72ARの前端は、第2板部72Bと接続している。第2板部72Bの一部は、載置面16Pより下方に位置する。第2板部72Bは、上下方向に延びる第1部分72BLと、第1部分72BLの下端から後方に延びる第2部分72BMと、第2部分72BMの後端から上方に延びる第3部分72BNとを含む。第1部分72BLと、第2部分72BMと、第3部分72BNとによって、保持部材76が係止する凹部72BD(図9も参照)が形成されている。本実施形態では、凹部72BDには、保持部材76の後述する腕部76Bが保持される。図7に示すように、側面視で第2板部72Bの一部は、フレーム部材13と重なる。
図6に示すように、保持部材76は、板状部材72の前端に位置する。保持部材76は、プラテン16の載置面16Pより下方に位置する。保持部材76は、プラテン16と板状部材72の第2板部72Bとの間に保持されている。保持部材76は、板状部材72の第1板部72Aの前端をプラテン16に保持させる。保持部材76は、少なくとも一部が弾性変形可能に構成されている。保持部材76は、例えば、樹脂材料から形成されている。図10に示すように、保持部材76は、主走査方向Yに延びる保持部76Aと、保持部76Aの左端から右方に向けて斜め下方に延びる腕部76Bと、保持部76Aから上方に延びる突状部76Cとを備えている。保持部76Aは、プラテン16に保持される。保持部76Aは、板状部材72を保持する。保持部76Aには、板状部材72を保持する切り欠き部76ALが形成されている。切り欠き部76ALは、保持部76Aの右側に形成されている。本実施形態では、図8に示すように、保持部76Aは、板状部材72の第2板部72Bを保持する。より詳細には、保持部76Aは、第2板部72Bの第1部分72BLを保持する。図11および図12に示すように、腕部76Bは、保持部76Aの左端から右端に向けて右方に向かうにつれて保持部76Aとの離間距離(ここでは上下方向の距離)が漸増するように延びる。腕部76Bは、上下方向に弾性変形可能に構成されている。即ち、腕部76Bは、保持部76Aに対して上下方向に弾性変形する。腕部76Bは、板状部材72の第2板部72Bを付勢する。腕部76Bは、第2板部72Bに保持される。本実施形態では、図13に示すように、凹部72BDに保持された腕部76Bが第2板部72Bを下方に向けて付勢することで、第1板部72Aがプラテン16に向けて下方に付勢される。即ち、保持部材76が第2板部72Bを付勢することで、記録媒体5の浮き上がりが第1板部72Aにより抑制される。図7に示すように、側面視で腕部76Bの一部は、フレーム部材13と重なる。図10に示すように、突状部76Cは、保持部76Aの後部に設けられている。突状部76Cは、主走査方向Yに延びる。図13に示すように、突状部76Cは、プラテン16の第1ガイド溝16Aに嵌め込まれている。突状部76Cは、第1ガイド溝16Aに案内される。保持部材76は、第1ガイド溝16Aに沿って主走査方向Yに移動可能に構成されている。
図13に示すように、抑制部材70がプラテン16に取り付けられた状態では、保持部材76の腕部76Bが板状部材72の第2板部72Bを下方に付勢する。これにより、第2板部72Bに接続された第1板部72Aはプラテン16に向けて下方に付勢される。このとき、第1板部72Aの右側部72ARの裏面に設けられた高さ調整部材85は、プラテン16の載置面16Pと接触するが、第1板部72Aの左側部72AL(図8参照)は、載置面16Pと接触しないため、記録媒体5は左側部72ALと載置面16Pとの間を通過することができる。第1板部72Aは保持部材76によってプラテン16に向けて下方に付勢されているため、第1板部72Aの左側部72ALによって記録媒体5の浮き上がりを抑制することができる。
図14に示すように、抑制部材70の位置を変更するときには、ユーザは第1板部72Aの第2傾斜部73Fを持ち上げる。保持部材76の腕部76Bは上方に弾性変形するため、高さ調整部材85がプラテン16の載置面16Pから離れる。即ち、第1板部72A(例えば高さ調整部材85)が載置面16Pから適度に離れた状態で抑制部材70の位置を変更することができる。この状態で板状部材72を主走査方向Yに移動させる。即ち、板状部材72を第2ガイド溝16Bに沿って移動させ、かつ、保持部材76を第1ガイド溝16Aに沿って移動させる。このとき、板状部材72と保持部材76とは一体となって移動する。そして、板状部材72をプラテン16の所望の位置に移動させた後に、第1板部72Aを下すことで、腕部76Bが板状部材72の第2板部72Bを下方に付勢する。この結果、第1板部72Aはプラテン16に向けて付勢され、高さ調整部材85が載置面16Pと接触する。
以上のように、本実施形態のプリンタ100によると、保持部材76が第1板部72Aの副走査方向Xの一方側の端部(ここでは後端)をプラテン16に保持させるため、記録媒体5の上方に配置される第1板部72Aによって記録媒体5の浮き上がりが抑制される。本実施形態では、保持部材76は載置面16Pより下方に位置するため、記録媒体5と干渉しない。このため、保持部材76の構成の自由度が高まる。例えば、保持部材76は、載置面16Pより下方に位置するため、載置面16Pより上方に位置する場合と比較して、着脱作業の作業性は劣るが、保持部材76を比較的大きな構造にすることで、扱いやすくすることができ、着脱作業の作業性の向上が実現される。
本実施形態のプリンタ100によると、保持部材76は、少なくとも一部が弾性変形可能に構成され、第2板部72Bを付勢(例えば第2板部72Bを下方に付勢)することで、記録媒体5の浮き上がりが第1板部72Aにより抑制される。このように、保持部材76は少なくとも一部が弾性変形可能に構成されているため、例えば、ユーザは板状部材72の一部を持ち上げることができる。即ち、プラテン16に載置された記録媒体5から板状部材72の第1板部72Aを離した状態で抑制部材70を主走査方向Yに移動させることができる。これにより、第1板部72Aと記録媒体5の副走査方向Xの端部との干渉を抑制することができる。そして、第1板部72Aをプラテン16上の所望の位置に下すことによって、記録媒体5の大きさに合わせて記録媒体5の上方に第1板部72Aを容易に配置することができる。
本実施形態のプリンタ100によると、保持部材76と板状部材72とは別体に形成され、保持部材76は、樹脂材料から形成され、板状部材72は金属材料から形成されている。保持部材76を樹脂材料から形成することによって、保持部材76の大型化を抑制しつつ保持部材76に容易に弾性力を付与することができる。また、板状部材72は金属材料から形成されるため、加工が容易である。
本実施形態のプリンタ100によると、保持部材76は、主走査方向Yに延び、プラテン16に保持される保持部76Aと、保持部76Aの主走査方向Yの左端部から右端部に向けて右端部に向かうにつれて保持部76Aとの離間距離が漸増するように延び、かつ、第2板部72Bに保持されると共に、保持部76Aに対して弾性変形可能に構成され、かつ、第2板部72Bを付勢する腕部76Bと、を備えている。これにより、板状部材72と保持部材76との位置関係が定まると共に、腕部76Bが第2板部72B付勢するため第1板部72Aによって記録媒体5の浮き上がりを抑制することができる。
本実施形態のプリンタ100によると、保持部材76は、保持部76Aから上方かつ主走査方向Yに延び、プラテン16に形成された第1ガイド溝16Aに案内される突状部76Cを備えている。保持部材76は第1ガイド溝16Aに案内されるため、抑制部材70を主走査方向Yに沿って容易に(スムーズに)移動させることができる。
本実施形態のプリンタ100は、プラテン16よりも右方に設けられ、側面視で板状部材72の一部(ここでは第2板部72B)と重なるフレーム部材13を備えている。抑制部材70をフレーム部材13側に移動させると、板状部材72の第2板部72Bがフレーム部材13と接触するため、抑制部材70の移動を制限することができる。なお、腕部76Bは、保持部76Aの左端部から右端部に向けて斜め下方に延びるため、主走査方向Yに関して板状部材72の左端部を超えて、腕部76Bを左方に大きく(長く)することができる。
本実施形態のプリンタ100によると、第1板部72Aの後端には、プラテン16の載置面16Pに形成された第2ガイド溝16Bに係止する係止部74が設けられている。これにより、抑制部材70を主走査方向Yに沿って容易に(スムーズに)移動させることができる。また、第1板部72Aによってより確実に記録媒体5の浮き上がりを抑制することができる。
本実施形態のプリンタ100によると、抑制部材70は、第1板部72Aの裏面に設けられ、プラテン16と接触可能な高さ調整部材85を備えている。これにより、記録媒体5の浮き上がりを抑制しつつ、記録媒体5の副走査方向Xの搬送をスムーズに実現することができる。
本実施形態のプリンタ100によると、第1板部72Aの後端には、後方に行くほど上方に向かう第1傾斜部73Rが設けられている。第1傾斜部73Rが設けられていることによって、記録媒体5が副走査方向Xの上流側から下流側に搬送される場合には、第1板部72Aの後端と記録媒体5との干渉が抑制される。
本実施形態のプリンタ100によると、第1板部72Aの前端には、前方に行くほど上方に向かう第2傾斜部73Fが設けられている。第2傾斜部73Fはユーザによって掴みやすい形状であるため、ユーザは板状部材72をより容易に持ち上げることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明した。しかし、上述の実施形態は例示に過ぎず、本発明は他の種々の形態で実施することができる。
上述した実施形態では、プラテン16に第1ガイド溝16Aが設けられ、保持部材76は第1ガイド溝16Aに沿って移動するように構成されていたが、プラテン16には第1ガイド溝16Aは形成されていなくてもよい。
上述した実施形態では、保持部材76の腕部76Bは、保持部76Aの左端から右方に向けて斜め下方に延びていたが、これに限定されない。腕部76Bは、保持部76Aの右端から左方に向けて斜め下方に延びていてもよい。
上述した実施形態では、保持部材76は、板状部材72の前端に位置していたが、これに限定されない。保持部材76は、板状部材72の後端に位置していてもよい。
上述した実施形態では、保持部材76の腕部76Bが弾性変形可能に構成されていたが、これに限定されない。例えば、板状部材72の第2板部72Bが弾性変形可能(例えば上下方向に弾性変形して第2板部72Bが伸び縮みする)ように構成されていてもよい。
上述した実施形態では、右側抑制部材70Rと左側抑制部材70Lとは、平面視で副走査方向Xに延びる直線に対して線対称としたが、これに限定されない。例えば、載置面16Pより上方に位置しかつ記録媒体5の浮き上がりを抑制する第1板部72Aを、その一部が載置面16Pより下方に位置する第2板部72Bの一方側と他方側との両側に設けてもよい。これにより、左側抑制部材70Lと右側抑制部材70Rとの形状を同一にできるため、両部材の共通化を図ることができる。また、第1板部72Aは、高さ調整部材85を介してプラテン16の載置面16Pに載置される右側部72ARの右側に左側部72ALと同様の部分を備えていてもよい。即ち、主走査方向Yに関して、高さ調整部材85を介してプラテン16の載置面16Pに載置される部分の両側に、載置面16Pから離間されて配置されかつ記録媒体5の浮き上がりを抑制する部分が設けられていてもよい。
16 プラテン(載置台)
22 インクヘッド
55 媒体搬送機構(搬送機構)
70 抑制部材
70L 左側抑制部材
70R 右側抑制部材
72 板状部材
72A 第1板部
72B 第2板部
73F 第2傾斜部
73R 第1傾斜部
74 係止部
76 保持部材
76A 保持部
76B 腕部
76C 突状部
85 高さ調整部材
100 プリンタ(カッティングヘッド付きインクジェットプリンタ)

Claims (10)

  1. 記録媒体が載置される載置面を有するプラテンと、
    前記記録媒体にインクを吐出し、かつ、主走査方向に移動可能に設けられたインクヘッドと、
    前記主走査方向と直交する副走査方向に前記記録媒体を搬送する搬送機構と、
    前記プラテンに対して前記主走査方向に摺動可能に設けられ、前記プラテンに載置された前記記録媒体の浮き上がりを抑制する抑制部材と、を備え、
    前記抑制部材は、
    前記載置面より上方に位置しかつ前記記録媒体の浮き上がりを抑制する第1板部と、前記第1板部の前記副走査方向の一方側の端部から下方に向けて延び、かつ、一部が前記載置面より下方に位置する第2板部と、を有する板状部材と、
    前記プラテンと前記第2板部との間に保持され、かつ、前記第1板部の前記副走査方向の一方側の端部を前記プラテンに保持させる保持部材と、を備えている、インクジェットプリンタ。
  2. 前記保持部材は、少なくとも一部が弾性変形可能に構成され、前記第2板部を付勢することで、前記記録媒体の浮き上がりが前記第1板部により抑制される、請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
  3. 前記保持部材と前記板状部材とは別体に形成され、
    前記保持部材は、樹脂材料から形成され、
    前記板状部材は金属材料から形成されている、請求項1または2に記載のインクジェットプリンタ。
  4. 前記保持部材は、
    前記主走査方向に延び、前記プラテンに保持される保持部と、
    前記保持部の前記主走査方向の一方側の端部から他方側の端部に向けて他方側の端部に向かうにつれて前記保持部との離間距離が漸増するように延び、かつ、前記第2板部に保持されると共に、前記保持部に対して弾性変形可能に構成され、かつ、前記第2板部を付勢する腕部と、を備えている、請求項3に記載のインクジェットプリンタ。
  5. 前記プラテンには、前記載置面より下方に位置し、かつ、上方に向けて凹み、かつ、前記主走査方向に延びる第1ガイド溝が形成され、
    前記保持部材は、
    前記保持部から上方かつ前記主走査方向に延び、前記第1ガイド溝に案内される突状部を備えている、請求項4に記載のインクジェットプリンタ。
  6. 前記プラテンよりも前記主走査方向の他方側に設けられ、側面視で前記板状部材の一部と重なるフレーム部材を備えている、請求項1から5のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  7. 前記プラテンの前記載置面には、下方に向けて凹み、かつ、前記主走査方向に延びる第2ガイド溝が形成され、
    前記第1板部の前記副走査方向の他方側の端部には、前記第2ガイド溝に係止する係止部が設けられている、請求項1から6のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  8. 前記抑制部材は、
    前記第1板部の裏面に設けられ、前記プラテンと接触可能な高さ調整部材を備えている、請求項1から7のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  9. 前記第1板部の前記副走査方向の上流側の端部には、前記副走査方向の上流側に行くほど上方に向かう第1傾斜部が設けられている、請求項1から8のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
  10. 前記第1板部の前記副走査方向の下流側の端部には、前記副走査方向の下流側に行くほど上方に向かう第2傾斜部が設けられている、請求項1から9のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ。
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