JP5458379B2 - プリンタ装置及びローラアッセンブリ - Google Patents
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Description
ローラアッセンブリには、印刷媒体のクランプ状態を変更可能に構成されたものがあり、例えば、印刷媒体の材質や厚さ等に応じて、送りローラに押し付けるピンチローラの押圧力(クランプ圧という)を変化させて設定可能なクランプ圧設定機構を備えたものが知られている。
しかしながら、上記のような従来の装置では、媒体の種類に応じてクランプ状態を変更する必要が生じるたびに、オペレータが該当するレバーを切り換え操作しなければならなかった。
また、前記第一ピンチローラと前記第二ピンチローラとを、カム機構により切り換えることを特徴とする。
本発明に係るローラアッセンブリは、印刷媒体を支持する媒体支持手段に支持された印刷媒体に対して、互いに直交する前後方向及び左右方向にプリンタヘッドを対向した状態で相対移動させながらインクを吐出させて印刷媒体に印刷を施すプリンタ装置において用いられるローラアッセンブリであって、各々回転自在な種類の異なる複数のピンチローラである、左右方向に離間して配され、比較的小さな径を有する複数の第一ピンチローラと、前記第一ピンチローラの間に配され、比較的大きな径を有する第二ピンチローラと、を備え、前記印刷媒体が板状の場合、第一ピンチローラに切り換え、前記印刷媒体がシート状の場合、第二ピンチローラに切り換えることにより、クランプ状態を変更可能となされていること、を特徴とする。
図1は、本発明のプリンタ装置の一構成例を示す図である。
本発明のプリンタ装置は、印刷媒体を支持する媒体支持手段に支持された印刷媒体に対して、互いに直交する前後方向(搬送方向)及び左右方向(走査方向)にプリンタヘッドを対向した状態で相対移動させながらインクを吐出させて印刷媒体に印刷を施すプリンタ装置である。
本発明のプリンタ装置では、ローラアッセンブリにおいて、印刷媒体の材質及び/又は厚さに応じて、ピンチローラの種類(例えばピンチローラ数/ピンチローラ径(クランプ高さ))を切り換えることにより、クランプ状態を変更可能となされているので、簡明な構成で、多種多様な材質/厚さを有する印刷媒体に対応して適したクランプをすることができる。これにより本発明のプリンタ装置は、例えばシート状や板状など、多種多様な材質/厚さを有する印刷媒体に応じて正確にフィードさせることが可能である。
なお、ここでは、送りローラ21が左右に延びた一本の円筒状である場合を例として挙げているが、これに限定されるものではない。
なお、本発明のプリンタ装置におけるローラアッセンブリ100の具体的な構成については、後に詳述する。
次に、以上のように構成されるプリンタ装置10において用いられる本発明のローラアッセンブリ100の具体的な構成について説明する。
図5及び図6は、本発明のプリンタ装置10において、ローラアッセンブリ100の一構成例を示す図であり、図5は外観図、図6は左右中央での側断面図である。
クランプベース120は、図6〜図7に示すように、アッセンブリケース110の左右の側壁間を結んで取り付けられた揺動軸114に揺動自在に支持されて前後に延びる平坦なベースプレート部121と、このベースプレート部121から上方に突出して揺動軸114と平行に延びる壁面状のレバー係合部122と、レバー係合部122の上端を左右貫通する支軸孔に軸支されたバネ支軸123とを有して構成される。
特に本発明では、多種多様な材質/厚さを有する印刷媒体に応じて、ここでは印刷媒体がシート状の場合と板状の場合とに応じて、ピンチローラを使い分けている。これにより印刷媒体に対応して適したクランプをすることができ、正確にフィードさせることが可能である。
これら第一ピンチローラ130Aと第二ピンチローラ130Bとは、ローラピン132によってベースプレート部121に回転自在に軸支されている。
そして前記印刷媒体が板状の場合、第一ピンチローラ130Aに切り換え、前記印刷媒体がシート状の場合、第二ピンチローラ130Bに切り換える。図7及び図8は、第一ピンチローラ130Aに切り換えた状態を示しており、図9及び図10は、第二ピンチローラ130Bに切り換えた状態を示している。
図7及び図8に示すように、切り換えレバー131を第一の位置P1にすることで、第二ピンチローラ130Bが上がった状態となり、第一ピンチローラ130Aでクランプを行う状態となる。また、図8の状態から、切り換えレバー131を矢印方向に動かして第一の位置P1から第二の位置P2に移動させることで、図9及び図10に示すように、第二ピンチローラ130Bが下がり、第二ピンチローラ130Bでクランプを行う状態となる。
印刷媒体が板状の場合、後述するシート状(ロールメディア)の場合のように高速走行させる必要はないため、走行時のベアリングよりも、媒体をしっかりと押さえることが重要となる。
印刷媒体が板状の場合、離間して配された複数の第一ピンチローラ130Aを用いることで、押さえ幅を広くし、媒体をしっかりと押さえることができる。
前記印刷媒体が板状の場合、媒体の厚みが厚いため、第一ピンチローラ130Aの径は、媒体の厚みに合わせて、シート状の場合(第二ピンチローラ130B)と比べて比較的小さいものとなる。
印刷媒体がシート状(ロールメディア)の場合、媒体を高速走行させて印刷を行うため、板状媒体のように媒体をしっかりと押さえることよりも、走行時のベアリング、すなわち印刷媒体を安定走行させることが重要となってくる。
印刷媒体がシート状の場合、第二ピンチローラ130Bは1つしか配されていないが、これにより第二ピンチローラ130Bと印刷媒体との摩擦を小さくし、印刷媒体を安定走行させることができる。
また、印刷媒体がシート状の場合、媒体の厚みが薄いため、第二ピンチローラ130Bの径は、媒体の厚みに合わせて、板状の場合(第一ピンチローラ130A)と比べて比較的大きなものとなる。
なお、上述した説明では第一ピンチローラを2つ備え、その間に1つの第二ピンチローラが配された場合を示しているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば第一ピンチローラを3つ以上備え、それらの間に第二ピンチローラが配されていてもよい。
クランプ係脱機構150は、主としてクランプベース120のレバー係合部122とクランプレバー155とにより構成される。
ON係止面157n(及びOFF係止面157fの左端角部157p)は、クランプレバー155を左方のON側に設定したときにレバー係合部122と係合し得る状態になり、コイルスプリング140の付勢力によりピンチローラ130を送りローラ21の周面(上面)に押し付けたクランプ位置(クランプON)に保持させる。
例えば上述の実施形態では、UVインクを用いて印刷を行う構成を示したが、このUVインク以外に、例えば水性インク、油性インク又はソルベントインク等を使用するプリンタ装置に対しても、本発明を適用することができる。
また、上述した実施形態では、印刷媒体がシート状の場合と板状の場合とで異なるピンチローラを用いた場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、シート状媒体間でも、その材質/厚さに応じて異なるピンチローラを用いてもよい。また、板状媒体間でも、その材質/厚さに応じて異なるピンチローラを用いてもよい。
Claims (4)
- 印刷媒体を支持する媒体支持手段に支持された印刷媒体に対して、互いに直交する前後方向及び左右方向にプリンタヘッドを対向した状態で相対移動させながらインクを吐出させて印刷媒体に印刷を施すプリンタ装置であって、
媒体支持手段に対して左右に延びて設けられ駆動力が伝達される送りローラ、及び、いずれも前記送りローラに相対向して配置される各々回転自在な種類の異なる複数のピンチローラである、左右方向に離間して配され、比較的小さな径を有する複数の第一ピンチローラと、前記第一ピンチローラの間に配され、比較的大きな径を有する第二ピンチローラと、を設けたローラアッセンブリを有し、前記媒体支持手段上に載置された印刷媒体を前記送りローラと前記ピンチローラとの間に挟み込んで前後に搬送する搬送機構と、
前記プリンタヘッドを前記左右方向に移動させるヘッド移動機構と、
前記媒体搬送機構による印刷媒体の送り制御、及び前記ヘッド移動機構による前記プリンタヘッドの移動制御を行う印刷制御部と、を備え、
前記ローラアッセンブリは、前記印刷媒体が板状の場合、第一ピンチローラに切り換え、前記印刷媒体がシート状の場合、第二ピンチローラに切り換えることにより、クランプ状態を変更可能となされていること、を特徴とするプリンタ装置。 - 前記第一ピンチローラと前記第二ピンチローラとを、カム機構により切り換えることを特徴とする請求項1に記載のプリンタ装置。
- 印刷媒体を支持する媒体支持手段に支持された印刷媒体に対して、互いに直交する前後方向及び左右方向にプリンタヘッドを対向した状態で相対移動させながらインクを吐出させて印刷媒体に印刷を施すプリンタ装置において用いられるローラアッセンブリであって、
各々回転自在な種類の異なる複数のピンチローラである、左右方向に離間して配され、比較的小さな径を有する複数の第一ピンチローラと、前記第一ピンチローラの間に配され、比較的大きな径を有する第二ピンチローラと、を備え、
前記印刷媒体が板状の場合、第一ピンチローラに切り換え、前記印刷媒体がシート状の場合、第二ピンチローラに切り換えることにより、クランプ状態を変更可能となされていること、を特徴とするローラアッセンブリ。 - 前記第一ピンチローラと前記第二ピンチローラとを、カム機構により切り換えることを特徴とする請求項3に記載のローラアッセンブリ。
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