JP2021170559A - 発光装置 - Google Patents

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Tatemi Okada
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Abstract

【課題】発光装置の外部接続部に可撓性を持たせることができ、かつ発光装置の製造工程数が増加することを抑制する。【解決手段】発光装置10は、可撓性基板100、有機EL素子200、ならびに引出配線112,114(第1配線)を備えている。可撓性基板100は可撓性を有している。また可撓性基板100は、本体領域102及び突出領域104を有している。突出領域104は、平面視において本体領域102から突出している。有機EL素子200は可撓性基板100の本体領域102に形成されている。引出配線112,114は、可撓性基板100の突出領域104に形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置に関する。
近年は、新たな発光素子として有機EL(Organic Electroluminescence)素子が注目されている。有機EL素子は、ディスプレイや照明装置として利用されている。
特許文献1には、有機EL素子の陽極及び陰極のそれぞれを有機EL層から突出させ、かつこの突出させた部分にFPC(フレキシブルプリント基板)を取り付けることが記載されている。
また、特許文献2には、有機EL素子の基板の一部を突出させ、この突出させた部分に、陽極に接続する導体及び陰極に接続する導体を設けることにより、この突出させた部分を接続部として用いることが記載されている。
特開2007−66709号公報 特開2004−55535号公報
有機EL素子を可撓性基板に形成した場合、ディスプレイや照明装置などの発光装置に可撓性を持たせることができる。一方、発光装置を取り付けやすくするためには、発光装置の外部接続部に可撓性を持たせることが好ましい。外部接続部に可撓性を持たせる一般的な方法は、発光装置の外部接続端子にFPC(フレキシブルプリント基板)を取り付ける方法である。しかしこの方法では、FPCを発光装置に取り付けるため、発光装置の製造工程数が増加してしまう。
本発明が解決しようとする課題としては、発光装置の外部接続部に可撓性を持たせることができ、かつ発光装置の製造工程数が増加することを抑制することが一例として挙げられる。
第1の発明は、本体領域と、前記本体領域から平面方向に突出した突出領域とを有する可撓性基板と、
前記本体領域に形成された有機EL素子と、
前記突出領域に形成され、一部が絶縁されている第1配線と、
を備える発光装置である。
第2の発明は、第2の可撓性基板が有する一対の第1の可撓性基板に有機EL素子を形成する工程と、
前記第2の可撓性基板から前記第1の可撓性基板を取り出す工程と、
を備え、
前記第1の可撓性基板は、本体領域と当該本体領域から平面方向に突出する突出領域を備え、
前記一対の第1の可撓性基板のうち、一方の前記第1の可撓性基板の前記本体領域と他方の前記第1の可撓性基板の前記突出領域が隣り合うことを特徴とする発光装置の製造方法である。
実施形態に係る発光装置の構成を示す平面図である。 発光装置の製造方法を説明するための図である。 実施例1に係る発光装置の構成を示す図である。 図3に示した発光装置の使用方法を示す図である。 実施例2に係る発光装置の平面図である。 図5から第2電極、接着層、及び封止層を取り除いた図である。 図5のA−A断面図である。 図5のB−B断面図である。 実施例3に係る発光装置の構成を示す平面図である。 図9に示した発光装置の製造方法を説明するための平面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
図1は、実施形態に係る発光装置10の構成を示す平面図である。本実施形態に係る発光装置10は、可撓性基板100、有機EL素子200、ならびに引出配線112,114(第1配線)を備えている。可撓性基板100は可撓性を有している。また可撓性基板100は、本体領域102及び突出領域104を有している。突出領域104は、平面方向において本体領域102から突出している。ここで平面方向において本体領域102から突出している、とは、可撓性基板100を上方から見た場合に、本体領域102から突出していることを意味する。有機EL素子200は可撓性基板100の本体領域102に形成されている。引出配線112,114は、可撓性基板100の突出領域104に形成されている。以下、発光装置10について詳細に説明する。
可撓性基板100は、例えば樹脂基板であるが、薄いガラス基板であっても良い。そして、突出領域104の縁の一部は、本体領域102の縁と同一線を形成している。
詳細には、可撓性基板100の本体領域102の平面形状は、例えば四角形、五角形、又は六角形などの多角形である。この多角形は、正多角形であってもよいし、正多角形でなくてもよい。本図に示す例では、本体領域102は矩形である。本体領域102は長方形であってもよいし、正方形であってもよい。そして突出領域104は、本体領域102の頂部、例えば頂点の一つから延在している。本図に示す例では、突出領域104は、本体領域102の一部を本体領域102の一辺に沿って突出させた形状を有している。なお、突出領域104が突出している方向(図中x方向)において、突出領域104の長さは、本体領域102の幅と同じか、それ以下である。また突出領域104の長さは、本体領域102の幅の1/2以上であるのが好ましい。
有機EL素子200は、本体領域102の一面に形成されており、第1電極と第2電極の間に有機層を設けた構成を有している。第1電極及び第2電極の一方は透明電極であり、他方は金属電極である。そして、引出配線112は第1電極に電気的に接続しており、引出配線114は第2電極に電気的に接続している。
引出配線112,114は、突出領域104のうち有機EL素子200と同一面に形成されている。引出配線112,114は、単一の導電層で形成されていてもよいし、複数の導電層を積層した構造であってもよい。いずれの場合においても、引出配線112,114は少なくとも一層の金属層(例えばAl層又はCu層)を有しているのが好ましい。
引出配線112,114の一部は絶縁されている。これにより、引出配線112,114が誤って他の部材と接触して導通することを抑制できる。本図に示す例では、引出配線112,114のうち絶縁されている部分は、第1絶縁部材120によって覆われている。第1絶縁部材120は、例えばレジストなどの樹脂層であるが、他の絶縁材料によって形成されていてもよい。第1絶縁部材120は、引出配線112,114の大部分を覆っている。そして、引出配線112,114のうち第1絶縁部材120で覆われていない部分は、端子部110となっている。端子部110は、有機EL素子200を外部と接続するための端子となっている。本図に示す例において、端子部110は突出領域104の先端に設けられている。
図2は、発光装置10の製造方法を説明するための図である。まず、第2の可撓性基板(可撓性基板101)を準備する、可撓性基板101には、少なくとも一対の可撓性基板100(第1の可撓性基板)を含んでいる。そして、可撓性基板100のそれぞれに有機EL素子を形成する。次いで、可撓性基板101から可撓性基板100を取り出す。上記したように、可撓性基板100は、本体領域102と突出領域104を有している。そして、一対の可撓性基板100のうち、一方の可撓性基板100の本体領域102と他方の可撓性基板100の突出部104が隣り合っている。以下、詳細に説明する。
まず、可撓性基板101を準備する。可撓性基板101は可撓性基板100よりも大きいため、可撓性基板101から複数の発光装置10が切り出される。
図1に示す例では、可撓性基板100の本体領域102は矩形である。そして、突出領域104は本体領域102の一辺に沿って延在している。このため、2つの可撓性基板100を並べ、かつ一方の可撓性基板100を他方の可撓性基板100に対して180°回転させた場合、これら2つの可撓性基板100を併せた形状は、ほぼ矩形になる。従って、可撓性基板101から複数の可撓性基板100を切り出すときに、可撓性基板101のうち使用されない部分は少なくなる。
なお、このような切り出し方をするため、上記したように、突出領域104が延在する方向、すなわち突出部104の長手方向において、突出領域104の長さは本体領域102の幅以下になっている。
次いで、可撓性基板101のうち本体領域102となる領域のそれぞれに、有機EL素子200を形成する。また、可撓性基板101のうち突出領域104となる領域のそれぞれに、引出配線112,114及び第1絶縁部材120を形成する。引出配線112,114は有機EL素子200の構成要素の一つと同一工程で形成されるのが好ましい。また、第1絶縁部材120も、有機EL素子200の構成要素の他の一つと同一工程で形成されるのが好ましい。
その後、可撓性基板101を複数の可撓性基板100に分断する。このようにして、発光装置10が形成される。
以上、本実施形態では、可撓性基板100の一部が突出領域104となっており、引出配線112,114は突出領域104に形成されている。すなわち、突出領域104がFPCと同様の機能を有している。このため、発光装置10にFPCを取り付ける必要がない。また、突出領域104は可撓性基板100の一部であるため、引出配線112,114を有機EL素子200と同時に形成することができる。従って、発光装置10にFPCを外付けする場合と比較して、発光装置10の製造工程数を少なくすることができる。
また、発光装置10にFPCを取り付けるための取り付け部を設ける必要がない。従って、本体領域102のうち有機EL素子200が形成されていない領域(縁)の幅を小さくすることができる。
(実施例1)
図3は、実施例1に係る発光装置10の構成を示す図である。本実施例に係る発光装置10は、以下の点を除いて、実施形態に係る発光装置10と同様の構成である。
まず、突出領域104の少なくとも端部側は、第1突出領域104a及び第2突出領域104bに分かれている。言い換えると、突出領域104は、端部側に、第1突出領域104a及び第2突出領域104bを有している。そして第1突出領域104aには引出配線112の少なくとも端部が位置しており、第2突出領域104bには引出配線114の少なくとも端部が位置している。また、第1突出領域104aの先端には第1端子110aが形成されており、第2突出領域104bの端部には第2端子110bが形成されている。第1端子110aは、引出配線112のうち第1絶縁部材120で覆われていない部分を用いて形成されており、第2端子110bは、引出配線114のうち第1絶縁部材120で覆われていない部分を用いて形成されている。第1端子110aは、例えば第1突出領域104aの端部に位置しており、第2端子110bは、例えば第2突出領域104bの端部に位置している。
図4は、図3に示した発光装置10の使用方法を示す図である。実施形態で説明したように、有機EL素子200は第1電極と第2電極の間に有機層を設けた構成を有している。引出配線112は第1電極に接続しており、引出配線114は第2電極を接続している。このため、発光装置10を複数並べ、第1突出領域104aの第1端子110aを隣の発光装置10の第2突出領域104bの第2端子110bに接続すると、複数の発光装置10を直列に接続することができる。
以上、本実施例によっても、発光装置10にFPCを外付けする場合と比較して、発光装置10の製造工程数を少なくすることができる。また、突出領域104を第1突出領域104a及び第2突出領域104bに分けているため、第1突出領域104aの第1端子110aを隣の発光装置10の第2突出領域104bの第2端子110bに接続することにより、複数の発光装置10を直列に接続することができる。従って、発光装置10の設置を容易に行える。
(実施例2)
図5は、実施例2に係る発光装置10の平面図である。図6は、図5から第2電極240、接着層260、及び封止層270を取り除いた図である。図7は図5のA−A断面図であり、図8は図5のB−B断面図である。
本図に示す例において、可撓性基板100は樹脂により形成されている。このため、可撓性基板100のうち有機EL素子200が形成される面にはバリア膜210が形成されている。バリア膜210は、可撓性基板100から有機EL素子200に水分が透過することを抑制するために設けられている。バリア膜210は、少なくとも一層の無機膜、例えばSiON膜である。バリア膜210は、複数の層を積層した構成を有していてもよい。バリア膜210は、無機膜/有機膜/無機膜を積層した構成を有していてもよい。バリア膜210は、本体領域102及び突出領域104の双方に形成されている。
なお、可撓性基板100がガラスにより形成されている場合、バリア膜210は不要である。
バリア膜210のうち本体領域102に位置する部分の上には、第1電極220、有機層230、及び第2電極240が積層されている。
第1電極220は、例えばITO(Indium Thin Oxide)やIZO(インジウム亜鉛酸化物)などの無機材料、またはポリチオフェン誘導体などの導電性高分子によって形成された透明電極である。第1電極220は、光が透過する程度に薄い金属薄膜であっても良い。第1電極220は、例えば有機EL素子200となる領域の全面に形成されている。
第1電極220の上には、配線222(第2配線)が形成されている。配線222は、例えば第1電極220よりも低抵抗の材料(例えば金属)によって形成されている。配線222は、第1電極220の見かけ上の抵抗を減らすために設けられている。配線222は、単層構造を有していてもよいし、複数の層を積層した構造を有していてもよい。配線222は、例えばMo層、Al合金層、及びMo層をこの順に積層した構成を有している。本図に示す例において、複数の配線222が互いに平行に設けられている。そしてこれら複数の配線222の端部は、互いに接続した上で、引出配線112に接続している。本図に示す例において、引出配線112と配線222は一体に形成されている。
バリア膜210のうち第1電極220が形成されていない領域の上には、配線242(第2配線)が形成されている。配線242は、引出配線114を第2電極240に接続するために設けられている。配線242の少なくとも一部は、本体領域102の縁に沿って形成されている。本図に示す例では、配線242は、矩形の本体領域102のうち突出領域104が突出している辺を除いた3辺に沿って形成されている。配線242は引出配線114と一体に形成されている。また配線242及び引出配線114は、配線222と同一工程で形成されているため、配線222と同一の層構造を有している。
配線222,242は、絶縁層250(第2絶縁部材)によって覆われている。絶縁層250は、ポリイミド系樹脂などの感光性の樹脂であり、露光及び現像されることによって、所望のパターンに形成されている。絶縁層250としては、例えば、ポジ型の感光性樹脂が用いられる。絶縁層250はポリイミド系樹脂以外の樹脂、例えばエポキシ系樹脂やアクリル系樹脂であっても良い。第1絶縁部材120は、絶縁層250と同一工程で形成されている。このため、第1絶縁部材120は絶縁層250と同一材料で形成されている。本図に示す例では、第1絶縁部材120は絶縁層250と一体に形成されている。
絶縁層250はストライプ状の複数の第1開口252を有している。第1電極220のうち第1開口252に位置する領域の上には、有機層230が形成されている。有機層230は、例えば、正孔輸送層、発光層、及び電子輸送層を積層したものである。正孔輸送層は第1電極220に接しており、電子輸送層は第2電極240に接している。
また、絶縁層250には第2開口254が形成されている。第2開口254は、配線242の一部と重なっている。言い換えると、配線242のうち第2開口254と重なっている部分は、絶縁層250から露出している。本図に示す例では、第2開口254は、可撓性基板100の本体領域102のうち互いに対向する2辺のそれぞれに設けられている。
有機層230及び絶縁層250の上には、第2電極240が形成されている。第2電極240は、例えばAgやAlなどの金属材料で形成された金属層、又はIZOなどの酸化導電材料で形成されている。第2電極240の一部は第2開口254と重なっている。言い換えると、第2電極240は、第2開口254の中で配線242に接続している。
このようにして、有機層230は第1電極220と第2電極240の間で挟持されている。なお、第1電極220と正孔輸送層との間には正孔注入層が形成されても良いし、第2電極240と電子輸送層との間には電子注入層が形成されてもよい。また、上記した各層の全てが必要ということではない。例えば電子輸送層内でホールと電子の再結合が生じている場合、電子輸送層が発光層の機能を兼ねているため、発光層は不要となる。また、これら第1電極220、正孔注入層、正孔輸送層、電子輸送層、電子注入層、及び第2電極240のうち少なくとも1つは、塗布法を用いて形成されていても良い。ここで用いられる塗布法には、例えばスプレー塗布、ディスペンサー塗布、インクジェット、又は印刷などがある。また、有機層230と第2電極240との間には、LiFなどの無機材料で構成される電子注入層を設けても構わない。
第2電極240の上には、接着層260を介して封止層270が設けられている。封止層270は有機層230に水分が浸入することを抑制するために設けられている。封止層270は、金属箔、例えばAl箔である。なお、封止層270としては、バリア膜を設けた樹脂基板を用いてもよい。
次に、本実施例に係る発光装置10の製造方法を説明する。まず、支持基板(例えばガラス基板)の上に、可撓性基板101(図2参照)を形成する。可撓性基板101の膜厚は、例えば約10μm以上約50μm以下である。可撓性基板101は、例えば塗布法を用いて形成される。次いで、可撓性基板101の上にバリア膜210を形成する。バリア膜210は、例えばスパッタリング法によって形成されるが、CVD法やALD法を用いて形成されてもよい。なお支持基板を用いない場合には、可撓性基板101の厚さは約50μm以上約300μm以下にしても構わない。
次いで、バリア膜210上に第1電極220を形成する。第1電極220は、例えばスパッタリング法を用いて形成される。その後、第1電極220のうち不要な部分を、レジストパターンをマスクとしたエッチングを行うことにより、除去する。これにより、本体領域102には第1電極220が形成される。
次いで、バリア膜210上及び第1電極220上に、配線222,242及び引出配線112,114となる導電膜を形成する。この導電膜は、例えばスパッタリング法を用いて形成される。次いで、この膜のうち不要な部分を、レジストパターンをマスクとしたエッチングを行うことにより、除去する。これにより、配線222,242及び引出配線112,114が形成される。なお、配線222,242及び引出配線112,114は、マスクを用いたスパッタリングによって形成されてもよい。
次いで、バリア膜210上、第1電極220上、配線222,242上、及び引出配線112,114上に、絶縁層250を形成する。このとき、第1開口252及び第2開口254も形成される。絶縁層250は、例えば感光性の樹脂層を形成し、この樹脂層を露光及び現像することにより、形成される。ただし絶縁層250は、スクリーン印刷法やインクジェット法を用いて形成されてもよい。
次いで、絶縁層250の第1開口252内に有機層230を形成する。次いで、有機層230上に第2電極240を、例えば真空蒸着法又はスパッタリング法を用いて形成する。次いで、接着層260を用いて絶縁層250の上に封止層270を取り付ける。
その後、レーザ又はカッターを用いて、可撓性基板101を分断し、複数の発光装置10を切り出す。この際、支持基板も分断されてもよい。この場合、支持基板は、分断後に可撓性基板101から取り外される。
なお、可撓性基板100の突出領域104は、実施例1のように第1突出領域104a及び第2突出領域104bに分けられてもよい。
本実施例によっても、発光装置10にFPCを外付けする場合と比較して、発光装置10の製造工程数を少なくすることができる。また、引出配線112を配線222と一体に形成し、かつ引出配線114を配線242と一体に形成している。従って、発光装置10の製造は容易になる。さらに、第1絶縁部材120を絶縁層250と一体に形成しているため、発光装置10の製造はさらに容易になる。
なお、本体領域102の縁に絶縁層250を設けていない領域を形成し、この領域を用いて封止層270を本体領域102に固定するようにしてもよい。この場合、有機EL素子200の封止性は向上する。
また、FPCを発光装置10に取り付ける必要がないため、本体領域102に外部接続用の端子を設ける必要がない。このため、本体領域102の全面を封止層270で覆うことができる。これにより、本体領域102を封止層270で補強することができる。これにより、本体領域102の曲率が小さくなりすぎて有機EL素子200が壊れることを抑制できる。
なお、本実施例において、第1絶縁部材120を、絶縁層250と同一の層を含む多層構造にしてもよい。この場合、第1絶縁部材120を厚くして突出領域104の強度を高めることができる。
(実施例3)
図9は、実施例3に係る発光装置10の構成を示す平面図である。本実施例に係る発光装置10は、突出領域104の位置を除いて、実施形態又は実施例1,2のいずれかに係る発光装置10と同様の構成である。
本実施例において、突出領域104は本体領域102の一辺の中央部から、その一辺と直交する方向(図中x方向)に延在している。
本実施例においても、発光装置10にFPCを外付けする場合と比較して、発光装置10の製造工程数を少なくすることができる。また、図10に示すように配置することで、可撓性基板101から効率よく発光装置10を切り出すことができる。詳細には、発光装置10は、図中x方向に2列に並べられている。第2の列に属する発光装置10は、第2の列に属する発光装置10を180°回転させた方向を向いている。そして、第1の列に属する本体領域102の間に第2の列に属する突出領域104を配置している。
以上、図面を参照して実施形態及び実施例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記以外の様々な構成を採用することもできる。
10 発光装置
100 可撓性基板(第1の可撓性基板)
101 可撓性基板(第2の可撓性基板)
102 本体領域
104 突出領域
104a 第1突出領域
104b 第2突出領域
110 端子部
112 引出配線(第1配線)
114 引出配線(第1配線)
120 第1絶縁部材
200 有機EL素子
222 配線
242 配線
250 絶縁層(第2絶縁部材)

Claims (1)

  1. 本体領域及び突出領域を有する可撓性基板と、
    前記本体領域に位置し、前記可撓性基板側から第1電極、有機層、及び第2電極をその順に有する有機EL素子と、
    前記突出領域に位置する端子と、
    前記第2電極及び前記端子を接続する配線と、
    前記突出領域において、前記配線の少なくとも一部を覆う絶縁部材と、
    を備える発光装置。
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