JP2021168527A - 車両用回転電機の冷却装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両用回転電機の上方に配置される冷却管から放出される冷却液によって車両用回転電機を冷却する構造を有する車両用回転電機の冷却装置において、冷却液が冷却管の下方を通る配線にかかることが防止される構造を提供する。【解決手段】規制部材106によって、冷却管74の下方を通る第2ワイヤーハーネス96が、冷却油孔82を通り且つ冷却管74の長手方向に対して垂直な平面Lに重ならない位置に規制されるため、第2ワイヤーハーネス96を冷却管74の上方に配置しなくても、冷却油孔82から放出される冷却油が第2ワイヤーハーネス96にかかることが防止される。従って、冷却油孔82から放出される冷却油が効率良く第1回転電機MG1に供給されるため、第1回転電機MG1の冷却性能が向上する。【選択図】図5
Description
本発明は、車両に備えられる車両用回転電機の冷却装置に係り、特に、車両用回転電機の上方に配置される冷却管から放出される冷却油によって車両用回転電機が冷却される構造を有する冷却装置に関する。
車両に備えられる車両用回転電機(以下、回転電機)の上方に、回転電機の回転軸線に対して並行な冷却管を配置し、その冷却管から回転電機を構成するステータやロータに向かって冷却油を放出することで、回転電機を冷却する構造が提案されている。特許文献1の回転電機の冷却構造がそれである。特許文献1では、回転電機の上方に供給源の異なる2本の冷却管を配置し、冷却油を安定的に回転電機に供給することで、回転電機の冷却性能を向上させている。
ところで、回転電機を構成するステータは、ワイヤーハーネス(W/H)介してケースの外にあるパワーコントロールユニット(PCU)に接続されることが一般的であり、そのワイヤーハーネスに冷却油がかかると、ロータやステータの冷却効率が落ちてしまう。このため、ワイヤーハーネスを冷却管よりも上方を通るようにワイヤーハーネスを配置することが考えられるが、回転電機を収容するケースを小型化するに伴い、ステータ、冷却管、およびケースの距離が狭まってしまうため、ワイヤーハーネスを冷却パイプの上方を通るように配置することが困難になっていた。また、ステータに接続されたワイヤーハーネスに限らず、ケース内に収容される配線についても、冷却管の下方を通す必要がある場合には、配線に冷却管から放出される冷却油がかかることで、ロータやステータの冷却性能が落ちる可能性がある。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、車両用回転電機の上方に配置される冷却管から放出される冷却液によって車両用回転電機を冷却する構造を有する車両用回転電機の冷却装置において、冷却液が冷却管の下方を通る配線にかかることが防止される構造を提供することにある。
第1発明の要旨とするところは、(a)ケース内に収容されるステータおよびロータを含んで構成される車両用回転電機に適用され、車両搭載状態における鉛直線の方向でステータおよびロータよりも上方に配置され、且つ、前記ロータの回転軸線に沿うように配置される長手状の冷却管を備え、前記冷却管に供給される冷却液が、前記冷却管に形成された冷却液放出孔を通って前記ステータおよび前記ロータの少なくとも一方に放出される、車両用回転電機の冷却装置であって、(b)前記冷却管には、前記冷却液放出孔を通り且つ前記冷却管の長手方向に対して垂直な平面に重ならない位置に、前記冷却管の下方を通る配線の前記冷却管に対する長手方向の相対位置を規制する規制部材が設けられていることを特徴とする。
第2発明の要旨とするところは、第1発明の車両用回転電機の冷却装置において、前記規制部材は、前記冷却液放出孔を通り且つ前記冷却管の長手方向に対して垂直な平面に重ならない位置に設けられ、前記配線を掛止するL字状の部材であることを特徴とする。
第1発明の車両用回転電機の冷却装置によれば、規制部材によって、冷却管の下方を通る配線が、冷却液放出孔を通り且つ冷却管の長手方向に対して垂直な平面に重ならない位置に規制されるため、配線を冷却管の上方に配置しなくても、冷却液放出孔から放出される冷却液が配線にかかることが防止される。従って、冷却液放出孔から放出される冷却液が効率良く車両用回転電機に供給されるため、車両用回転電機の冷却性能が向上する。
第2発明の車両用回転電機の冷却装置によれば、冷却管の下方を通る配線が、規制部材のL字状の部材によって掛止され、配線が冷却液放出孔の下方に移動することが阻止されるため、配線に冷却液がかかることが防止される。
以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の実施例において図は適宜簡略化或いは変形されており、各部の寸法比および形状等は必ずしも正確に描かれていない。
図1は、本発明が適用されたハイブリッド車両8(以下、車両8と記載)の構成を概略的に示す骨子図である。車両8は、エンジン12と左右一対の駆動輪14l、14r(区別しない場合には駆動輪14と記載)との間に、車両用動力伝達装置10(以下、動力伝達装置10と記載)を備えている。動力伝達装置10は、FF(フロントエンジン・フロントドライブ)形式のハイブリッド車両に好適に用いられる。動力伝達装置10は、走行用駆動力源であるエンジン12および第2回転電機MG2から出力される動力を、左右一対の駆動輪14l、14rに伝達するハイブリッド形式の動力伝達装置である。なお、本明細書における動力は、トルクおよび駆動力と同義である。
図1に示すように、動力伝達装置10は、第1回転軸線CL1を中心にして回転可能に配置されている、入力軸23と、遊星歯車装置24と、第1回転電機MG1と、出力歯車26とを備えている。また、動力伝達装置10は、第2回転軸線CL2を中心にして回転可能に配置されている、動力伝達軸34と、第2回転電機MG2と、動力伝達軸34に設けられているリダクションギヤ36とを備えている。また、動力伝達装置10は、第3回転軸線CL3を中心にして回転可能に配置されている、カウンタ軸32と、カウンタ軸32に設けられているカウンタギヤ28およびデフドライブギヤ30とを備えている。さらに、動力伝達装置10は、第4回転軸線CL4を中心にして回転可能に配置されている、デファレンシャル装置20と、車軸22l、22rとを備えている。これら各回転部材は、何れも非回転部材であるケース40の内部に収容されている。また、第1回転軸線CL1〜第4回転軸線CL4は、何れも車両8の車幅の方向と平行に配置される回転軸線である。
第1回転電機MG1および第2回転電機MG2は、電気エネルギから機械的な動力を発生させる発動機としての機能および機械的な動力から電気エネルギを発生させる発電機としての機能のうち少なくとも一方を備えた回転電機であって、好適には、発動機または発電機として選択的に作動させられるモータジェネレータである。第1回転電機MG1は、エンジン12の反力を受け持つための発電(ジェネレータ)機能、および、運転停止中のエンジン12を回転駆動する回転電機(モータ)機能を備える。また、第2回転電機MG2は、走行用の駆動力源として駆動力を出力する走行用回転電機として機能するための回転電機機能、および、駆動輪14側からの逆駆動力から回生により電気エネルギを発生させる発電機能を備える。
入力軸23は、エンジン12のクランク軸12aおよび図示しないダンパ等を介してエンジン12に動力伝達可能に連結されている。入力軸23は、軸受18等を介して、ケース40によって第1回転軸線CL1を中心にして回転可能に支持されている。
遊星歯車装置24は、第1回転軸線CL1を中心にして配置され、サンギヤS、キャリヤCA、およびリングギヤRを有するシングルピニオン型の遊星歯車装置(差動機構)から構成されている。遊星歯車装置24は、エンジン12の動力を、第1回転電機MG1および出力歯車26に分配する動力分配機構として機能する。遊星歯車装置24のサンギヤSが第1回転電機MG1に動力伝達可能に連結され、キャリヤCAが入力軸23およびクランク軸12aを介してエンジン12に動力伝達可能に連結され、リングギヤRが出力歯車26に動力伝達可能に連結されている。なお、リングギヤRおよび出力歯車26は、これらのギヤが一体的に形成された複合ギヤから構成されている。
第1回転電機MG1は、第1回転電機CL1方向において、ケース40の一部である隔壁56を隔てて遊星歯車装置24と隣り合う位置に配置されている。第1回転電機MG1は、ケース40に回転不能に固定されている円筒状のステータ42と、ステータ42の内周側に配置されている円筒状のロータ44と、ロータ44の内周に連結されているロータ軸46とを、備えている。ステータ42には、ステータコイル48が巻き掛けられている。ロータ軸46は、軸方向の両側に配置されている一対の軸受47a、47bを介して、ケース40によって回転可能に支持されている。
出力歯車26は、遊星歯車装置24のリングギヤRに連結され、カウンタ軸32に設けられているカウンタギヤ28に噛み合わされている。
第2回転電機MG2およびリダクションギヤ36は、第2回転電機CL2を中心にして回転可能に配置され、第2回転電機CL2方向で隔壁56を隔てて隣り合う位置に配置されている。第2回転電機MG2とリダクションギヤ36とは、動力伝達軸34を介して動力伝達可能に接続されている。
第2回転電機MG2は、ケース40に回転不能に固定されている円筒状のステータ50と、ステータ50の内周側に配置されている円筒状のロータ52と、ロータ52の内周に連結されているロータ軸54とを備えている。ステータ50には、ステータコイル55が巻き掛けられている。ロータ軸54は、軸方向の両側に配置されている一対の軸受57a、57bを介して、ケース40によって回転可能に支持されている。
リダクションギヤ36は、動力伝達軸34に一体的に設けられ、カウンタ軸32に設けられているカウンタギヤ28に噛み合わされている。リダクションギヤ36の歯数が、カウンタギヤ28の歯数よりも少なく設定されることで、第2回転電機MG2の回転が、リダクションギヤ36およびカウンタギヤ28を経由して、減速してカウンタ軸32に伝達される。動力伝達軸34は、軸方向の両側に配置されている一対の軸受59a、59bを介して、ケース40によって回転可能に支持されている。
カウンタ軸32は、軸方向の両側に配置されている一対の軸受61a、61bを介して、ケース40によって回転可能に支持されている。
カウンタギヤ28およびデフドライブギヤ30は、第3回転電機CL3を中心にして回転するカウンタ軸32に相対回転不能に設けられている。カウンタギヤ28は、出力歯車26およびリダクションギヤ36に噛み合わされることで、エンジン12および第2回転電機MG2から出力される動力が伝達される。デフドライブギヤ30は、デファレンシャル装置20のデフドリブンギヤ38に噛み合わされている。従って、出力歯車26およびリダクションギヤ36の少なくとも一方からカウンタギヤ28に動力が伝達されると、カウンタ軸32およびデフドライブギヤ30を経由してデファレンシャル装置20に動力が伝達される。
デファレンシャル装置20および左右一対の車軸22l、22rは、第4回転電機CL4を中心にして回転可能に配置されている。デファレンシャル装置20のデフドリブンギヤ38がデフドライブギヤ30と噛み合うことで、エンジン12および第2回転電機MG2の少なくとも一方から出力される動力が、デフドリブンギヤ38を介してデファレンシャル装置20に伝達される。
デファレンシャル装置20は、よく知られた差動機構から構成され、左右一対の車軸22l、22rの相対回転を許容しつつ、左右一対の車軸22l、22rに動力を伝達する。デファレンシャル装置20は、第4回転電機CL4方向の両側に配置されている一対の軸受62a、62bを介して、ケース40によって回転可能に支持されている。なお、デファレンシャル装置20は、公知の技術であるため、その説明を省略する。
ケース40は、第1ケース部材40aと、第2ケース部材40bと、第3ケース部材40cと、から構成されている。第2ケース部材40bは、第1回転電機CL1方向の両側が開口しており、第2ケース部材40bの一方の開口に、第1ケース部材40aがボルトで締結されているとともに、第2ケース部材40bの他方の開口に、第3ケース部材40cがボルトで締結されている。
第2ケース部材40bには、第1回転電機CL1に対して垂直な隔壁56が形成されている。隔壁56によって、ケース40の内部が、遊星歯車装置24、出力歯車26、カウンタギヤ28、リダクションギヤ36、およびデファレンシャル装置20等の各種ギヤが収容されるギヤ室58と、第1回転電機MG1および第2回転電機MG2が収容されるモータ室60とに区画されている。
また、第1回転電機CL1上であって、入力軸23の軸方向でエンジン12と反対側の端部には、エンジン12によって駆動させられる機械式のオイルポンプOPが設けられている。入力軸23の軸端部には、オイルポンプOPを駆動させる図示しない駆動ギヤが接続されており、オイルポンプOPは、エンジン12の回転に連動して回転駆動させられる。なお、オイルポンプOPは、ギヤ室58の下部に貯留されているオイルを汲み上げるように構成されている。
上記のように構成される動力伝達装置10において、エンジン12の動力が、遊星歯車装置24、出力歯車26、カウンタギヤ28、カウンタ軸32、デフドライブギヤ30、デファレンシャル装置20、および車軸22l、22rを介して、左右の駆動輪14l、14rに伝達される。また、第2回転電機MG2の動力が、ロータ軸54、動力伝達軸34、リダクションギヤ36、カウンタギヤ28、カウンタ軸32、デフドライブギヤ30、デファレンシャル装置20、および車軸22l、22rを介して、左右の駆動輪14l、14rに伝達される。
図2は、第1回転電機MG1を冷却する冷却装置70の構造を概略的に示す概略図である。図2において、紙面上方が、車両搭載状態での鉛直線の方向で上方に対応している。なお、第1回転電機MG1が、本発明の車両用回転電機に対応している。
図2において、ケース40内に形成されるモータ室60に収容されている第1回転電機MG1の一部が断面図で示されている。第1回転電機MG1は、第1回転軸線CL1を中心にして回転可能に配置されている。第1回転電機MG1は、円筒状のロータ44と、ロータ44の外周側に配置されている円筒状のステータ42とを、備えている。ステータ42およびロータ44は、それぞれ複数枚の円板状の電磁鋼板が、第1回転軸線CL1に積層されて構成されている。
ステータ42の内周部には、第1回転軸線CL1と平行に形成された複数本の溝が形成され、その溝を通ってステータコイル48が巻き掛けられている。これに関連して、ステータ42の第1回転軸線CL1の両端には、ステータコイル48が束ねられて形成されたコイルエンド72が配置されている。ステータ42は、そのステータ42に巻き掛けられたステータコイル48を含んで構成されている。
第1回転電機MG1の駆動時には、ステータコイル48が通電されるため、ステータコイル48が発熱する。ステータコイル48で発生した熱は、ステータ42に伝わるなどして放熱されるが、コイルエンド72では、ステータ50に接していないため、放熱し難い。これに対して、冷却装置70では、車両搭載状態における鉛直線の方向で第1回転電機MG1の上方に冷却管74を配置し、その冷却管74から冷却油を第1回転電機MG1に向かって放出することで、第1回転電機MG1を冷却するように構成されている。なお、冷却油が、本発明の冷却液に対応している。
冷却装置70は、鉛直線の方向で第1回転電機MG1の上方に配置された冷却管74を備えている。冷却管74は、長手方向の一端が開口するパイプ状の部材から構成されている。冷却管74は、長手方向が第1回転軸線CL1に沿うように、第1回転軸線CL1に対して平行に配置されている。冷却管74の長手方向の一端は、第2ケース部材40bの隔壁56にボルト76で固定されている。冷却管74の長手方向の他端には、突起78が形成され、その突起78が第3ケース部材40cに形成されている凹み80と嵌合することで、冷却管74の揺動が抑制されている。
冷却管74には、矢印で示す長手方向の一端の開口から冷却油が供給される。冷却管74には、例えばオイルポンプOPによって汲み上げられた冷却油が供給される。冷却管74には、管の内部と外部とを連通する複数個の冷却油孔82が形成されている。各冷却油孔82は、冷却管74の長手方向(すなわち第1回転軸線CL1の方向)において、一対のコイルエンド72が配置される位置と同じ位置、および、ステータ42が配置される位置と同じ位置に、それぞれ形成されている。すなわち、各冷却油孔82は、冷却管74の長手方向において、第1回転軸線CL1を中心とする径方向に見たとき、一対のコイルエンド72と重なる位置、および、ステータ42と重なる位置に、それぞれ形成されている。また、冷却油孔82は、冷却管74の周方向において、鉛直線の方向で下方の位置、すなわち一対のコイルエンド72およびステータ42と向かい合う位置に形成されている。
冷却管74の上述した位置に冷却油孔82が形成されることで、冷却管74に供給された冷却油が、矢印で示すように、各冷却油孔82から一対のコイルエンド72およびステータ42に向かって放出され、一対のコイルエンド72およびステータ42が効率よく冷却される。なお、冷却油孔82が、本発明の冷却液放出孔に対応している。
図3は、動力伝達装置10においてモータ室60の内部構造を示す図であり、図1において第3ケース部材40cを取り外した状態で矢印B方向から見た図に対応している。図3において、紙面上方が、車両搭載状態における鉛直線の方向で上方に対応し、紙面左側が、前進走行方向に対応している。また、図4は、図3において第1回転電機MG1の上方の部位を拡大した拡大図である。
図3に示すように、モータ室60内には、第1回転電機MG1および第2回転電機MG2が収容されている。第1回転電機MG1は、第1回転軸線CL1を中心にして回転可能に配置され、第2回転電機MG2は、第2回転軸線CL2を中心にして回転可能に配置されている。第1回転電機MG1は、車両進行方向で第2回転電機MG2よりも前進走行側に配置され、且つ、鉛直線の方向で第2回転電機MG2よりも下方に配置されている。
車両搭載状態において鉛直線の方向で第1回転電機MG1の上方に、第1回転電機MG1を冷却するための冷却油を放出する冷却管74が配置されている。冷却管74は、車両進行方向で第2回転電機MG2よりも前方に配置されている。
第1回転電機MG1のステータ42からは、ステータコイル48の三相巻線にそれぞれ連結された3本の銅線84a〜84cが伸びている。これらの銅線84a〜84cは、それぞれ第2ケース部材40bの隔壁56に設けられている三相端子86a〜86cに接続されている。
第2回転電機MG2のステータ50からは、ステータコイル55の三相巻線にそれぞれ連結された3本の銅線88a〜88cが伸びている。これらの銅線88a〜88cは、それぞれ第2ケース部材40bの隔壁56に設けられている三相端子90a〜90cに接続されている。
また、第1回転電機MG1のステータ42に設けられた温度センサのセンサコネクタ91に接続された第1ワイヤーハーネス92が伸びている。第1ワイヤーハーネス92は、一端がステータ42に設けられた温度センサのセンサコネクタ91に接続され、他端が第2ケース部材40bの隔壁56に設けられている第1コネクタ94に接続されている。
また、第2回転電機MG2のステータ50に設けられた温度センサのセンサコネクタ95に接続された第2ワイヤーハーネス96が伸びている。第2ワイヤーハーネス96は、一端がステータ50に設けられた温度センサのセンサコネクタ95に接続され、他端が第2ケース部材40bの隔壁56に設けられている第2コネクタ98に接続されている。なお、第2ワイヤーハーネス96が、本発明の配線に対応している。
第1コネクタ94および第2コネクタ98は、第2ケース部材40bの第1回転電機MG1および第2回転電機MG2を囲う壁の近傍に設けられている。また、第1コネクタ94および第2コネクタ98は、互いに隣接するようにして配置されている。これより、第1コネクタ94および第2コネクタ98に接続される端子を1つに纏めることができる。また、第1コネクタ94および第2コネクタ98は、車両搭載状態において、鉛直線の方向で冷却管74よりも上方に配置されている。また、第1コネクタ94および第2コネクタ98は、車両進行方向で冷却管74よりも前進方向側に配置されている。
上述した位置に第1コネクタ94および第2コネクタ98が配置されることで、車両進行方向で第2コネクタ98と第2回転電機MG2との間に冷却管74が位置することから、これら第2コネクタ98と第2回転電機MG2との間を接続する第2ワイヤーハーネス96は、冷却管74の上方または下方を通す必要が生じる。本実施例では、モータ室60内における配置の制限などから、図3に示すように、第2ワイヤーハーネス96を冷却管74の下方を通す必要があった。
ここで、第2ワイヤーハーネス96を冷却管74の下方を通す場合には、冷却管74の冷却油孔82から放出される冷却油が第2ワイヤーハーネス96にかかってしまい、第1回転電機MG1の冷却に必要な油量の冷却油が第1回転電機MG1に供給されず、第1回転電機MG1の冷却性能が不足する虞が生じる。また、第2ワイヤーハーネス96にかかった冷却油が、その第2ワイヤーハーネス96を伝って第2回転電機MG2の温度センサのセンサコネクタ95や第2コネクタ98に移動することで、冷却油に含まれた異物がこれらのコネクタに付着する虞が生じる。
これに対して、本実施例では、鉛直線の方向で冷却管74の冷却油孔82の下方を第2ワイヤーハーネス96が通らないように、第2ワイヤーハーネス96の冷却管74の下方を通る位置を規制することで、第2ワイヤーハーネス96に冷却油がかかることを防止している。
図5は、冷却管74の構造を説明するための斜視図である。図5に示すように、冷却管74は、長手方向に伸びるパイプ状の部材から構成されている。図5において紙面右側が、第2ケース部材40bの隔壁56にボルト76で固定される部位に対応している。一方、紙面左側が、第3ケース部材40cに形成される凹部80(図1参照)に嵌合する部位に対応している。
図5に示すように、冷却管74の長手方向で隔壁56に固定される側(紙面右側)には、径方向外側に伸びる鍔部100が形成されている。鍔部100には、冷却管74を固定するボルト76を通すためのボルト穴102が形成されている。冷却管74の隔壁56に固定される側の一端が、隔壁56の貫通穴104(図2参照)に挿し通された状態でボルト76で締結されることで、冷却管74が隔壁56に固定される。なお、冷却管74の長手方向で隔壁56に固定される側に形成される開口から、冷却管74の内部に冷却油が供給される。
冷却管74の長手方向で隔壁56に固定される側と反対側(紙面左側)の端部には、長手方向に突き出す突起78が形成されている。第3ケース部材40cが組み付けられた状態では、突起78が第3ケース部材40cに形成される凹部80に嵌合することで、車両走行中における冷却管74の揺動が抑制される。
冷却管74には、管の内部と外部とを連通する冷却油孔82が形成されており、この冷却油孔82から矢印で示すように冷却油が放出される。また、冷却管74の長手方向で冷却油孔82が形成される位置と異なる位置、すなわち冷却油孔82を通り且つ冷却管74の長手方向に対して垂直な平面L(図5参照)に重ならない位置に、第2ワイヤーハーネス96の冷却管74に対する長手方向への相対移動を規制する規制部材106が設けられている。
規制部材106は、短辺108および長辺110から構成されるL字状に形成されている。短辺108は、冷却管74から冷却管74の長手方向に対して垂直な方向(すなわち径方向の外側)に向かって突き出すように形成されている。また、長辺110は、短辺108の先端から冷却管74の長手方向に沿って、突起78側すなわち冷却油孔82から離れる側に向かって伸びている。長辺110は、その先端が冷却管74に接近する方向に傾斜しており、長辺110の先端と冷却管74との間に形成される隙間の寸法が、第2ワイヤーハーネス96の直径よりも小さくされている。従って、第2ワイヤーハーネス96が、長辺110と冷却管74との間の隙間に介挿されると、第2ワイヤーハーネス96の隙間からの脱落が阻止される。
第2ワイヤーハーネス96は、冷却管74の下方を通る部位が規制部材106によって掛止される。図5において、一点鎖線が第2ワイヤーハーネス96に対応している。図5に示すように、冷却管74の下方を通る第2ワイヤーハーネス96が、冷却管74と規制部材106の長辺110との間に形成される隙間に挟まれるようにして固定される。
上記のように構成されることで、冷却管74の下方を通る第2ワイヤーハーネス96の、冷却管74に対する長手方向への相対移動が規制される。例えば、第2ワイヤーハーネス96が、冷却管74に対して長手方向で冷却油孔82側に向かって相対移動した場合には、第2ワイヤーハーネス96が規制部材106の短辺108に当接させられる。従って、第2ワイヤーハーネス96の、冷却管74に対して長手方向で冷却油孔82側への相対移動が規制される。これより、第2ワイヤーハーネス96において冷却管74の下方を通る部位が、冷却管74の長手方向で冷却油孔82に対してずれた位置に規制される。言い換えれば、第2ワイヤーハーネス96の冷却管74の下方を通る部位が、規制部材106によって、冷却管74の長手方向で冷却油孔82を通り且つ冷却管74の長手方向に対して垂直な平面L(図5参照)に重ならない位置に規制される。
このように、第2ワイヤーハーネス96のうち冷却管74の下方を通る部位が、冷却管74の長手方向で冷却油孔82に対してずれた位置に規制されることで、冷却油孔82から放出される冷却油が第2ワイヤーハーネス96にかかることが防止される。その結果、第1回転電機MG1に冷却に必要な量の冷却油が行き渡り、第1回転電機MG1の冷却性能が向上する。また、冷却油が第2ワイヤーハーネス96を伝ってコネクタに移動することによる、コネクタへの異物の付着も防止される。また、第2ワイヤーハーネス96に走行中の振動が伝達された場合であっても、第2ワイヤーハーネス96の冷却管74に対する長手方向の相対移動が規制される。
上述のように、本実施例によれば、規制部材106によって、冷却管74の下方を通る第2ワイヤーハーネス96が、冷却油孔82を通り且つ冷却管74の長手方向に対して垂直な平面Lに重ならない位置に規制されるため、第2ワイヤーハーネス96を冷却管74の上方に配置しなくても、冷却油孔82から放出される冷却油が第2ワイヤーハーネス96にかかることが防止される。従って、冷却油孔82から放出される冷却油が効率良く第1回転電機MG1に供給されるため、第1回転電機MG1の冷却性能が向上する。
また、本実施例によれば、冷却管74の下方を通る第2ワイヤーハーネス96が、L字状の規制部材106によって掛止され、第2ワイヤーハーネス96が冷却油孔82の下方に移動することが阻止されるため、第2ワイヤーハーネス96に冷却油がかかることが防止される。
以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はその他の態様においても適用される。
例えば、前述の実施例では、鉛直線の方向で冷却管74の下方に、第2回転電機MG2の温度を検出する温度センサのセンサコネクタ95と第2コネクタ98とを接続する第2ワイヤーハーネス96が通っており、この第2ワイヤーハーネス96が規制部材106によって冷却管74に対する長手方向の相対位置が規制されるものであったが、本発明は、必ずしも上記第2ワイヤーハーネス96に限定されない。例えば、第2回転電機MG2の回転速度を検出するレゾルバとコネクタとを接続するワイヤーハーネスであってもよく、要は、冷却管74の下方を通る必要のある配線であれば、適宜本発明を適用することができる。
また、冷却管74は、長手方向が第1回転軸線CL1と平行になるように配置されていたが、本発明は、必ずしも平行に限定されるものではなく、冷却管74の長手方向が第1回転軸線CL1に沿うように配置される限りにおいて、適宜変更することができる。
また、前述の実施例では、冷却管74は、第2ケース部材40bの隔壁56にボルト76によって固定されるものであったが、第3ケース部材40cの壁に冷却管74がボルト76によって固定されるものであっても構わない。
また、前述の実施例では、第1回転電機MG1は、ステータ42の内周側にロータ44が配置されるインナロータ形式の回転電機であったが、ステータの外周側にロータが配置されるアウタロータ形式の回転電機であっても構わない。この場合には、専らロータに冷却油が供給されることとなる。
また、前述の実施例では、規制部材106が、短辺108および長辺110からなるL字状の部材で構成されるものであったが、本発明は、必ずしもL字状の部材に限定されない。例えば、周方向の一部に第2ワイヤーハーネス96を挿入する切欠が形成された円状または楕円状の部材など、第2ワイヤーハーネス96を掛止できる構造であれば適宜適用され得る。
また、前述の実施例では、第1回転電機MG1が冷却管74の冷却油孔82から放出される冷却油によって冷却されるものであったが、本発明は必ずしも冷却油に限定されない。本発明は、第1回転電機MG1を冷却可能な液体(冷却液)であれば適宜適用され得る。
なお、上述したのはあくまでも一実施形態であり、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を加えた態様で実施することができる。
40:ケース
42:ステータ
44:ロータ
70:冷却装置
74:冷却管
82:冷却油孔(冷却液放出孔)
96:第2ワイヤーハーネス(配線)
106:規制部材
MG1:第1回転電機(車両用回転電機)
L:平面
42:ステータ
44:ロータ
70:冷却装置
74:冷却管
82:冷却油孔(冷却液放出孔)
96:第2ワイヤーハーネス(配線)
106:規制部材
MG1:第1回転電機(車両用回転電機)
L:平面
Claims (2)
- ケース内に収容されるステータおよびロータを含んで構成される車両用回転電機に適用され、車両搭載状態における鉛直線の方向でステータおよびロータよりも上方に配置され、且つ、前記ロータの回転軸線に沿うように配置される長手状の冷却管を備え、前記冷却管に供給される冷却液が、前記冷却管に形成された冷却液放出孔を通って前記ステータおよび前記ロータの少なくとも一方に放出される、車両用回転電機の冷却装置であって、
前記冷却管には、前記冷却液放出孔を通り且つ前記冷却管の長手方向に対して垂直な平面に重ならない位置に、前記冷却管の下方を通る配線の前記冷却管に対する長手方向の相対位置を規制する規制部材が設けられている
ことを特徴とする車両用回転電機の冷却装置。 - 前記規制部材は、前記冷却液放出孔を通り且つ前記冷却管の長手方向に対して垂直な平面に重ならない位置に設けられ、前記配線を掛止するL字状の部材である
ことを特徴とする請求項1の車両用回転電機の冷却装置。
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