JP2021167862A - 露光装置、及び物品の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ペリクルを有するレチクルを用いる際に吸光物質の量を精密に推定することで、露光性能を維持しつつ高スループット化を達成することができる露光装置を提供する。【解決手段】本発明に係る露光装置50は、レチクル1に形成されたパターンをウェハ3に転写するようにウェハ3を露光する露光装置50であって、レチクル1、レチクル1に取り付けられたペリクル枠1a、及びペリクル枠1aに対してレチクル1の反対側に取り付けられたペリクル1bに囲まれたペリクル枠内空間1dより低い湿度のレチクルステージ空間17に配置されたレチクル1のペリクル枠内空間1dにおける湿度の時間変化のデータに基づいて露光開始動作を制御する制御部を備えることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、露光装置、及び物品の製造方法に関する。
従来、露光装置において露光を行う際に、光路内の雰囲気中にある硫酸イオン、アンモニアイオンや水等の吸光物質が光化学反応を起こすことで曇り物質が生成されることが知られている。
このとき、生成された曇り物質が光学素子に付着すると、光透過率等が低下することでウェハに到達する露光光の強度が減少し、生産性が低下してしまう。
特許文献1は、露光を行う際に光路が形成されるチャンバ内の雰囲気の湿度を計測することで吸光物質の量を推定し、その結果に基づいてチャンバ内の吸排気を制御する露光装置を開示している。
特開2001−102290号公報
一方、露光装置においてペリクル膜を有するレチクルを用いて露光を行う際には、ペリクル膜、ペリクル枠及びレチクルによって画定されるペリクル枠内空間内の雰囲気中にある吸光物質が光化学反応を起こすことが知られている。
このとき、光化学反応によって生成された曇り物質がレチクルやペリクル膜の表面に付着することで、レチクルの光透過率が減少してしまう。
この場合、特許文献1に開示されているような方法を用いてペリクル枠内空間の湿度を計測することで吸光物質の量を推定しようとすると、レチクル毎に湿度計を設ける必要があるため、コストが増大してしまう。
また、ペリクル膜の破損を回避するためにペリクル枠内空間の吸排気を行わない場合には、ペリクル膜からの浸透を介してペリクル枠内空間と外部雰囲気との間に吸光物質の移動が起こる。
このとき、湿度計等を用いて計測を行わない場合、ペリクル枠内空間の吸光物質の量の時間変化をリアルタイムで推定することは困難である。
そのため、ペリクル枠内空間の吸光物質の量が十分に低下したと予想される時間まで露光待機することが考えられるが、その場合の露光待機時間は本来吸光物質の量が十分に低下した時間までの露光待機時間よりも長くなり、スループットが低下してしまう虞がある。
そこで本発明は、ペリクルを有するレチクルを用いる際に吸光物質の量を精密に推定することで、露光性能を維持しつつ高スループット化を達成することができる露光装置を提供することを目的とする。
本発明に係る露光装置は、レチクルに形成されたパターンをウェハに転写するようにウェハを露光する露光装置であって、レチクル、レチクルに取り付けられたペリクル枠、及びペリクル枠に対してレチクルの反対側に取り付けられたペリクルに囲まれた第1空間より低い湿度の第2空間に配置されたレチクルの第1空間における湿度の時間変化のデータに基づいて露光開始動作を制御する制御部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、ペリクルを有するレチクルを用いる際に吸光物質の量を精密に推定することで、露光性能を維持しつつ高スループット化を達成することができる露光装置を提供することができる。
第一実施形態に係る露光装置の模式的斜視図及び用いられるレチクルの模式的断面図。 第一実施形態に係る露光装置でのレチクルにおける湿度の時間変化を模式的に示した図。 第二実施形態に係る露光装置の模式的斜視図。 第二実施形態に係る露光装置でのレチクルにおける湿度の時間変化を模式的に示した図。 第三実施形態に係る露光装置でのレチクルにおける湿度の時間変化及び曇り物質の累積量を模式的に示した図。
以下に、本実施形態に係る露光装置を添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に示す図面は、本実施形態を容易に理解できるようにするために、実際とは異なる縮尺で描かれている。
なお、以下の説明では、ウェハステージ4のウェハ載置面に垂直な方向をZ軸としており、Z軸に垂直な平面内において互いに直交する二方向をそれぞれX軸及びY軸としている。
[第一実施形態]
図1(a)は、第一実施形態に係る露光装置50の模式的斜視図を示している。また、図1(b)は、第一実施形態に係る露光装置50において用いられるレチクル1の模式的断面図を示している。
本実施形態に係る露光装置50は、投影光学系2、ウェハステージ4、ポッド5及び6、ポッドオープナ7及び8、多軸搬送ロボット9、コードリーダ10及びレチクルストッカ11を備えている。
また、本実施形態に係る露光装置50は、ペリクル検査装置12、位置合せステージ13、回転ハンド14及び低湿度ガス供給装置15を備えている。
また、本実施形態に係る露光装置50における上記の各構成部材は、不図示のチャンバ内に設けられている。
図1(a)に示されているように、不図示のレチクルステージ上に載置されたパターンが形成されているレチクル1(原版、マスク)に、不図示の光源から出射した露光光が不図示の照明光学系を介して照明される。
なお、本実施形態に係る露光装置50において用いられる光源としては、193ナノメートル付近の発振波長を有するArFエキシマレーザ光源等の短波長光源が挙げられる。
そして、レチクル1を通過した露光光が投影光学系2によってウェハステージ4に載置されたウェハ3(基板)に所定の倍率で照射されることで、レチクル1に形成されているパターンがウェハ3上に投影(転写)される。
なお、ウェハ3は、不図示のウェハ搬送装置によってウェハステージ4に搬送される。
また、ウェハ3が載置されるウェハステージ4は、少なくともX方向及びY方向に駆動することができ、レチクル1が載置される不図示のレチクルステージは、少なくともY方向に駆動することができる。
そして、本実施形態に係る露光装置50はステップ・アンド・スキャン方式を用いることで、レチクル1とウェハ3とを互いに同期させながら各ショットにおいてY方向にスキャン露光すると共に、ショット間においてステップ移動させている。
ポッド5及び6は、複数のレチクル1を収納する開閉可能な密閉容器であり、SMIF(Standard Mechanical Interface)ポッドと称される。
ポッドオープナ7及び8はそれぞれ、ポッド5及び6を開放し、ポッド5及び6内に収納されている所定のレチクル1を引き出せる状態にするための駆動機構を備えている。
そして、ポッド5及び6においてポッドオープナ7及び8によって搬出可能となった所定のレチクル1は、多軸搬送ロボット9によって引き出され、コードリーダ10によってレチクルIDが読み出された後、レチクルストッカ11に搬送される。
レチクルストッカ11(保管部)は、棚状の構造を有しており、レチクルストッカ11には保管可能数以下の範囲で複数のレチクル1が保管される。
なお、ポッド5及び6からレチクルストッカ11へのレチクル1の搬送動作は、レチクルステージ上のレチクル1を介したウェハステージ4上のウェハ3への露光動作と並行して、順次繰り返し行われる。
次に、レチクルストッカ11に保管されている複数のレチクル1から、露光される所定のレチクル1が多軸搬送ロボット9によって引き出され、ペリクル検査装置12に搬送される。
そして、ペリクル検査装置12(検査部)は、レチクル1の上面やペリクル膜1bの下面に付着した異物の大きさや量を検査することができる。
図1(b)に示されているように、ペリクル枠1aの一方の側にレチクル1が接着されており、他方の側には、ペリクル膜1bが接着されている。
このように、レチクル1、ペリクル枠1a及びペリクル膜1bによって囲まれた、ペリクル枠内空間(第1空間)1dが画定される。
換言すると、レチクル1にペリクル枠1aが取り付けられると共に、ペリクル枠1aに対してレチクル1の反対側にペリクル膜1bが取り付けられることでペリクル枠内空間1dが画定される。
そして、主にペリクル膜1bを介してペリクル枠内空間1d内の気体と外部の気体とが互いに移動し合い、それによりペリクル枠内空間1dの湿度が外部の湿度と同一になる。
なお、ペリクル枠1aには外部との気圧差を減らすための孔1cが設けられているが、単独の孔1cのみを設けているため、孔1cを介した気体の移動は十分に無視することができる。
検査されたレチクル1は、位置合せステージ13に搬送される。そして位置合せステージ13に搬送されたレチクル1が、例えばX方向、Y方向及びZ軸周りの回転方向において位置合せ基準に基づいて所望のずれ量以下になるように位置合せされ、露光待機状態となる。
そして、レチクルステージ上のレチクル1を介したウェハステージ4上のウェハ3への露光動作が完了すると、レチクルステージが回転ハンド14との受け渡しポジションに移動し、露光完了したレチクル1が回転ハンド14に受け渡される。
また、回転ハンド14は、位置合せステージ13において露光待機していたレチクル1を受け取る。
これにより、回転ハンド14上には露光完了したレチクル1と露光待機していたレチクル1とが載置されることとなる。
そして、回転ハンド14が回転駆動することで、露光完了したレチクル1が位置合せステージ13へ受け渡される一方で、露光待機していたレチクル1がレチクルステージへ受け渡される。
また、本実施形態に係る露光装置50では、レチクルステージが内部に設けられている空間17(低湿度ガス雰囲気空間、第2空間)には、低湿度ガス供給装置15(低湿度ガス供給手段)から供給パイプ16を介して低湿度ガスが常時供給されている。なお以下では、レチクルステージが内部に設けられている空間17(レチクルステージ周囲の空間)を簡単のためにレチクルステージ空間17と称する。
換言すると、本実施形態に係る露光装置50では、レチクル1が搬送される際に通過する空間の少なくとも一部、すなわちレチクルステージ空間17では、ペリクル枠内空間1dに比べて吸光物質が除去されている(湿度が低下している)。
これにより、レチクルステージ上にレチクル1が載置されている間、レチクル1のペリクル枠内空間1d内の気体と外部の低湿度ガスとが互いに移動し合い、載置時間に応じてペリクル枠内空間1d内の吸光物質の濃度が低下する。
なお本実施形態に係る露光装置50では、レチクルステージ空間17は、低湿度ガス供給装置15からの低湿度ガスの供給において指向性を持たせるように、例えば不図示の枠等の指向性部材によって少なくとも部分的に画定されている。
また、低湿度ガス供給装置15としては、例えばXCDA(Extreme Clean Dry Air)供給装置が用いられる。
なお、低湿度ガス供給装置15から供給される低湿度ガスとしては、乾燥空気が用いられるが、窒素ガスを用いても構わない。
また、本実施形態の露光装置50では、レチクルステージ空間17内の気体は、不図示の排気部によって不図示の排気パイプを介して排気されている。
そして、回転ハンド14によってレチクルステージに搬送されたレチクル1に対して、不図示の露光制御部によって露光動作が行われる。
なおレチクルストッカ11からレチクル1を搬出するタイミングは、レチクルストッカ11からペリクル検査装置12及び位置合せステージ13を経由したレチクルステージまでの搬送時間が最短となるように不図示のレチクル搬送時間管理部によって決定される。
また、露光完了したレチクル1は、回転ハンド14から多軸搬送ロボット9に受け渡される。
そして、後の露光処理において再び用いられる予定がある場合には、レチクルストッカ11に搬送され、保管される。
一方、後の露光処理において再び用いられる予定がない場合には、ポッドオープナ7及び8を介して、ポッド5及び6に収納される。
次に、本実施形態に係る露光装置50の特徴について説明する。
図2は、本実施形態に係る露光装置50でのレチクル1のペリクル枠内空間1dにおける湿度Mの時間変化を模式的に示している。
図2に示されているように、レチクル1がレチクルステージ空間17に搬入された時刻をT=0とする。
そして、レチクル1がレチクルステージ空間17に搬入される前(T<0)、すなわちレチクルストッカ11からレチクルステージ空間17へ搬送されている際のペリクル枠内空間1dの湿度Mは、露光装置50内の湿度であるC%であるとする。
そして、レチクルステージ空間17内の湿度は、湿度A%である低湿度ガスが低湿度ガス供給装置15によって充填されていることによりA%であるとする。
これにより、レチクル1がレチクルステージ空間17へ搬入された後、ペリクル枠内空間1dの湿度Mは、時間Tが経過するに従ってC%から減少し、A%に近づいていく。
ここで、本実施形態に係る露光装置50では、湿度Mが以下の式(1)に表されるような時定数αを有する指数関数に従ってC%からA%へ減衰していくとする。
Figure 2021167862
なお、以下に示す計測で得られるサンプルレチクルにおける湿度Mの変化のデータは、単純な指数関数で表されるとは限られない。
その場合は、得られたデータを式(1)でフィッティングしてもよいし、得られたデータから露光に用いられるレチクル1における湿度Mの時間変化を推定してもよい。
また、このときの湿度Mが減少する速度、すなわち時定数αは、主にペリクル膜1bの材質や厚さ等の特性(ペリクル膜1bの種類)や、ペリクル枠内空間1dの大きさ、すなわちペリクル枠1aの面積や高さ等に応じて決まる。
また、ペリクル枠内空間1dの外部であるレチクル1の外表面の湿度は、時定数αより大きい時定数で早くA%に到達する。
また、露光を行うことによってペリクル枠内空間1d内の吸光物質から発生する曇り物質の推定量が許容範囲内であるとされる湿度Mの閾値をB%とし、湿度Mは時刻TにおいてB%に到達するとする。
本実施形態に係る露光装置50では、上記に示したデータを取得するために、低湿度ガス供給装置15によって低湿度ガスが充填されたレチクルステージ空間17に、ペリクル枠内空間1dの内部に湿度計が設けられたサンプルレチクルを予め搬入する。
そして、湿度計を用いて計測される、サンプルレチクルがレチクルステージ空間17に配置されている時間に対するペリクル枠内空間1dにおける湿度Mの変化のデータを取得し、不図示の記憶部に保存する。
そして、本実施形態に係る露光装置50では、不図示の制御部が、不図示の記憶部に記憶されているサンプルレチクルを搬送した際のペリクル枠内空間1dにおける湿度Mの時間変化のデータを参照することで、レチクル1に対する露光開始時間Tを決定する。
すなわち、本実施形態に係る露光装置50では、不図示の計測部が、ペリクル枠内空間1dに湿度計が設けられたサンプルレチクルを搬送している間に湿度計の計測値を取得する。
そして、取得された計測値に基づいてサンプルレチクルを搬送した際のペリクル枠内空間1dにおける湿度Mの時間変化のデータを不図示の記憶部に記憶させる。
そして不図示の制御部が、不図示の記憶部に記憶されたデータから湿度MがB%になる時刻Tを取得し、レチクル1をレチクルステージ空間17に搬入してから時刻Tまで待機した後、露光を開始する。
換言すると、本実施形態に係る露光装置50では、不図示の制御部が、ペリクル枠内空間1dより低い湿度の低湿度ガス雰囲気に晒された(配置された)レチクル1のペリクル枠内空間1dにおける湿度Mの時間変化のデータに基づいて露光開始動作を制御する。
これにより、本実施形態に係る露光装置50では、露光の際にレチクル1のペリクル枠内空間1dに発生する曇り物質を十分に低減することができ、レチクル1の光透過率ひいては露光性能を向上させることができる。
そして、露光を開始するまでの待機時間を不必要に増大させることがないため、スループットを向上させることができる。
なお、本実施形態に係る露光装置50では、用いられる複数のレチクル1の各々に対応した複数の上記データをコードリーダ10によって取得されたレチクルIDで分類して不図示の記憶部に記憶させることもできる。
また、本実施形態に係る露光装置50は、上記の制御において取得されたデータを表示するための表示部を備えていてもよい。
[第二実施形態]
図3は、第二実施形態に係る露光装置60の模式的斜視図を示している。
なお、本実施形態に係る露光装置60は、レチクルストッカ11及びペリクル検査装置12の構成が異なること以外は、第一実施形態に係る露光装置50と同一の構成であるため、同一の部材には同一の付番を付して、説明を省略する。
図3に示されているように、本実施形態に係る露光装置60では、レチクルストッカ11及びペリクル検査装置12に対しても低湿度ガス供給装置15から供給パイプ16を通して低湿度ガスが供給される。すなわち本実施形態に係る露光装置60では、レチクルストッカ11、ペリクル検査装置12及びレチクルステージ空間17が低湿度ガス雰囲気空間になっている。
これにより、レチクル1がレチクルストッカ11及びペリクル検査装置12に配置されている際においても、ペリクル枠内空間1dの吸光物質を低減することができる。
なお、本実施形態に係る露光装置60では、レチクルストッカ11及びペリクル検査装置12内の気体は、不図示の排気部によって不図示の排気パイプを介して排気されている。
図4は、本実施形態に係る露光装置60でのレチクル1のペリクル枠内空間1dにおける湿度Mの時間変化を模式的に示している。
なお、図4において実線は、本実施形態に係る露光装置60で用いられるレチクル1のペリクル枠内空間1dにおける湿度Mの時間変化を示している。
また、点線は、第一実施形態に係る露光装置50で用いられるレチクル1のペリクル枠内空間1dにおける湿度Mの時間変化、すなわち図2に示されている実線と同一のものを示している。
図4に示されているように、レチクル1がレチクルステージ空間17内に搬入された時刻をT=0とする。
そして、ポッド5及び6内の湿度はD%であり、露光装置50内の湿度(より詳細には、露光装置50内の低湿度ガスが供給されていない領域の湿度)はC%であるとする。
また、レチクルストッカ11、ペリクル検査装置12及びレチクルステージ空間17内の湿度は、湿度A%である低湿度ガスが低湿度ガス供給装置15によって充填されていることによりA%であるとする。
そして、露光を行うことによってペリクル枠内空間1d内の吸光物質から発生する曇り物質の推定量が許容範囲内であるとされる湿度Mの閾値をB%とする。
本実施形態に係る露光装置60では、第一実施形態に係る露光装置50と同様に、ペリクル枠内空間1dに湿度計が設けられたサンプルレチクルを予めレチクルステージ空間17内まで搬入し、データを取得する
そして、湿度計を用いて計測される、サンプルレチクルのペリクル枠内空間1dにおける湿度Mの時間変化のデータを取得し、不図示の記憶部に保存する。
このとき、まずサンプルレチクルがポッド5及び6内に収納されている際、ペリクル枠内空間1dにおける湿度Mは、D%となる(時間領域(1))。
そしてサンプルレチクルは、ポッド5及び6から搬出された後、レチクルストッカ11に搬入されるまで、露光装置50内の空間を通過する。そのため、ペリクル枠内空間1dにおける湿度Mは、C%に向けて指数関数的に減少していく(時間領域(2))。
次に、サンプルレチクルがレチクルストッカ11に配置されると、ペリクル枠内空間1dの気体とレチクルストッカ11内の低湿度ガスとが互いに移動し合い、ペリクル枠内空間1dにおける湿度Mは、A%に向けて指数関数的に減少していく(時間領域(3))。
そして、サンプルレチクルがレチクルストッカ11から搬出されると、ペリクル検査装置12に搬入されるまで、露光装置50内の空間を通過する。そのため、ペリクル枠内空間1dにおける湿度Mは、C%に向けて指数関数的に増大していく(時間領域(4))。
次に、サンプルレチクルがペリクル検査装置12に配置されると、ペリクル枠内空間1dの気体とペリクル検査装置12内の低湿度ガスとが互いに移動し合い、ペリクル枠内空間1dにおける湿度Mは、A%に向けて指数関数的に減少していく(時間領域(5))。
そして、サンプルレチクルがペリクル検査装置12から搬出されると、レチクルステージ空間17内に搬入されるまで、露光装置50内の空間を通過する。そのため、ペリクル枠内空間1dにおける湿度Mは、C%に向けて指数関数的に増大していく(時間領域(6))。
その後、サンプルレチクルがレチクルステージ空間17内に搬入されると(このとき、T=0)、ペリクル枠内空間1dの気体とレチクルステージ空間17内の低湿度ガスとが互いに移動し合う。そして、ペリクル枠内空間1dにおける湿度Mは、A%に向けて指数関数的に減少していく(時間領域(7))。
そして図4に示されているように、本実施形態に係る露光装置60では、サンプルレチクルのペリクル枠内空間1dにおける湿度Mは、時刻T’においてB%に到達する。
このようにして取得されたサンプルレチクルにおける湿度Mの時間変化のデータから、湿度MがB%になる時刻T’を取得する。
そして、本実施形態に係る露光装置60においてレチクル1を用いて露光を行う際には、レチクル1をレチクルステージ空間17内に搬入してから時刻T’まで待機した後、露光を開始する。
一方、第一実施形態に係る露光装置50では、点線で示されているように、サンプルレチクルがポッド5及び6から搬出されてからレチクルステージ空間17内に搬入されるまでの時間を通して、湿度C%の空間を通過する。
そのため、時間領域(2)乃至(6)にかけて、湿度MがD%からC%へ指数関数的に減少することとなる。
図2及び図4に示されているように、第一実施形態に係る露光装置50では、レチクル1が時刻T=0においてレチクルステージ空間17内に搬入されてから、湿度MがB%に到達する時刻T=Tまで待機する必要があった。
一方、本実施形態に係る露光装置60では、レチクルストッカ11及びペリクル検査装置12にも低湿度ガス供給装置15から低湿度ガスを供給している。
そのため、レチクル1が時刻T=0においてレチクルステージ空間17内に搬入されたときに、ペリクル枠内空間1dにおける湿度Mは既に十分低下している。
これにより、湿度MがB%に到達する時刻をTからT’まで短縮することができ、スループットをさらに向上させることができる。
以上の説明からわかるように、本実施形態に係る露光装置60においてレチクル1がレチクルステージ空間17内に搬入された時刻T=0から湿度MがB%に到達する時刻までの時間を短縮するためには、以下のようにすればよい。
すなわち、レチクル1がレチクルストッカ11内に配置されている時間領域(3)及びペリクル検査装置12内に配置されている時間領域(5)を長くすればよい。
さらに、レチクル1がレチクルストッカ11からペリクル検査装置12まで搬送される際に露光装置60内を通過する時間領域(4)及びペリクル検査装置12からレチクルステージまで搬送される際に露光装置60内を通過する時間領域(6)を短くすればよい。
これにより、レチクル1がレチクルステージに搬入された時刻T=0における湿度Mをより低下させることができ、湿度MがB%に到達する時刻までの待機時間をより短縮することができる。
以上のように、本実施形態に係る露光装置60では、露光の際にレチクル1のペリクル枠内空間1dに発生する曇り物質を十分に低減することができ、レチクル1の光透過率ひいては露光性能を向上させることができる。
また、露光を開始するまでの待機時間をより短縮することで、スループットをより向上させることができる。
なお、本実施形態に係る露光装置60では、低湿度ガス供給装置15によってレチクルストッカ11、ペリクル検査装置12及びレチクルステージ空間17内に低湿度ガスが供給されていたが、これに限られない。
例えば、低湿度ガス供給装置15によってポッド5及び6が配置されるポッドオープナ7及び8の周囲の空間に低湿度ガスを供給することもでき、この場合スループットの更なる向上が期待できる。
[第三実施形態]
図5(a)は、第三実施形態に係る露光装置で用いられるレチクル1のペリクル枠内空間1dにおける湿度Mの時間変化を模式的に示している。
また図5(b)は、第三実施形態に係る露光装置で用いられるレチクル1に付着した曇り物質の累積量を模式的に示している。
なお、本実施形態に係る露光装置は、第一実施形態に係る露光装置50と同一の構成であるため、同一の部材には同一の付番を付して、説明を省略する。
上記に示したように、第一及び第二実施形態に係る露光装置では、レチクル1が時刻T=0においてレチクルステージ空間17に搬入されてから、時刻TまたはT’において湿度MがB%に到達した後に露光を開始していた。
この際、ペリクル枠内空間1dをB%まで除湿しても、ペリクル枠内空間1dの吸光物質の濃度は0%にはならない。
そのため、ArFエキシマレーザ光源等の短波長光源を用いる本実施形態に係る露光装置では、露光処理を行う毎に吸光物質から発生する所定の量の曇り物質がレチクル1に付着する。
一方、生産性を優先するためには、レチクル1が時刻T=0においてレチクルステージ空間17内に搬入された後、湿度MがB%に到達するより前の時刻に露光を開始することも考えられる。
このとき、露光を行うことによって吸光物質から発生しレチクル1に付着する曇り物質の量も増加することとなる。
そこで、本実施形態に係る露光装置では、露光を行うことによってレチクル1に付着する曇り物質の累積量をサンプルレチクルのペリクル枠内空間1dにおける湿度Mの時間変化のデータから以下のように算出する。
具体的には、本実施形態に係る露光装置では、曇り物質の累積量は、所定の露光時間だけ露光を行った際の合計湿度に比例すると仮定する。
すなわち、例えば湿度MがB%に到達する時刻Tから所定の露光時間だけ露光を行った際の合計湿度は、図5(a)に示されているように湿度Mの時間変化を積分して得られる面積(1)となり、このときの曇り物質の累積量は、面積(1)に比例する。
同様に、湿度MがB%に到達する時刻Tから所定の露光時間だけ露光を行った際の合計湿度は、図5(a)に示されているように湿度Mの時間変化を積分して得られる面積(2)となり、このときの曇り物質の累積量は、面積(2)に比例する。
また、湿度MがB%に到達する時刻Tから所定の露光時間だけ露光を行った際の合計湿度は、図5(a)に示されているように湿度Mの時間変化を積分して得られる面積(3)となり、このときの曇り物質の累積量は、面積(3)に比例する。
さらに、湿度MがB%に到達する時刻Tから所定の露光時間だけ露光を行った際の合計湿度は、図5(a)に示されているように湿度Mの時間変化を積分して得られる面積(4)となり、このときの曇り物質の累積量は、面積(4)に比例する。
換言すると、本実施形態に係る露光装置では、不図示の制御部が、ペリクル枠内空間1dの湿度Mから吸光物質の濃度を算出する。
そして、不図示の制御部は、算出された吸光物質の濃度と、レチクル1に入射する露光光の強度及び露光時間の少なくとも一方とからレチクル1に付着する曇り物質の量を算出する。
ここで、各露光処理において露光時間が互いに同一である場合、露光を開始した際の湿度Mが大きいほど(すなわち、時刻Tが早いほど)、合計湿度を表す面積は大きくなり、すなわち生成される曇り物質の量も多くなる。
しかしながら、各露光処理における露光時間は互いに同一である必要はなく、例えば吸光物質の量が多いほど露光光の透過率が減少する場合には、湿度Mが大きいほど露光時間が長くなることも考えられる。
また、レチクル1に既に付着している曇り物質の累積量によっても露光光の透過率が変化する場合には、それに応じて露光時間が変化することも考えられる。
次に、図5(b)に示されているように、各レチクル1に対して露光処理を行うごとに曇り物質の累積量を更新する。すなわち、不図示の制御部が、算出された曇り物質の量を積算することで得られるレチクル1に付着した曇り物質の累積量を算出し、不図示の記憶部に記憶させる。
そして、例えばレチクルの使用限界となる使用限界累積量に対して所定の割合の累積量(所定の量)を使用停止通知累積量に設定し、累積量が使用停止通知累積量に到達した際、不図示の制御部がレチクルの使用停止を通知する。
なお、ここで用いられる使用停止通知累積量及び使用限界累積量は、例えば露光の際にレチクル1を通過する露光光の量、すなわちレチクル1の光透過率の減少量から決定することができる。
このようにして、本実施形態に係る露光装置ではレチクルの使用限界を管理することができ、これによりレチクルの使用限界を超えて使用することが無くなり、生産の歩留まりの低下を抑制することができる。
また、使用限界を超えていない十分に使用できる状態のレチクルを誤って破棄することも無くなることで、レチクルを無駄に生産せずに済み、コストを削減することができる。
以上、好ましい実施形態について説明したが、これらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
[物品の製造方法]
次に、第一乃至第三実施形態のいずれかに係る露光装置を用いた物品の製造方法について説明する。
物品は、半導体デバイス、表示デバイス、カラーフィルタ、光学部品、MEMS等である。
例えば、半導体デバイスは、ウェハに回路パターンを作るための前工程と、前工程で作られた回路チップを製品として完成させるための、加工工程を含む後工程とを経ることにより製造される。
前工程は、第一乃至第三実施形態のいずれかに係る露光装置を使用して感光剤が塗布されたウェハを露光する露光工程と、感光剤を現像する現像工程とを含む。
そして、現像された感光剤のパターンをマスクとしてエッチング工程やイオン注入工程等が行われ、ウェハ上に回路パターンが形成される。
これらの露光、現像、エッチング等の工程を繰り返して、ウェハ上に複数の層からなる回路パターンが形成される。
後工程で、回路パターンが形成されたウェハ上に対してダイシングを行い、チップのマウンティング、ボンディング、検査工程を行う。
表示デバイスは、透明電極を形成する工程を経ることにより製造される。透明電極を形成する工程は、透明導電膜が蒸着されたガラスウェハ上に感光剤を塗布する工程と、第一乃至第三実施形態のいずれかに係る露光装置を使用して感光剤が塗布されたガラスウェハを露光する工程と、露光された感光剤を現像する工程とを含む。
本実施形態に係る物品の製造方法によれば、従来よりも高品位且つ高生産性の物品を製造することができる。
1 レチクル
1a ペリクル枠
1b ペリクル膜(ペリクル)
1d ペリクル枠内空間
3 ウェハ
50 露光装置

Claims (26)

  1. レチクルに形成されたパターンをウェハに転写するように前記ウェハを露光する露光装置であって、
    前記レチクル、前記レチクルに取り付けられたペリクル枠、及び該ペリクル枠に対して前記レチクルの反対側に取り付けられたペリクルに囲まれた第1空間より低い湿度の第2空間に配置された前記レチクルの前記第1空間における湿度の時間変化のデータに基づいて露光開始動作を制御する制御部を備えることを特徴とする露光装置。
  2. 前記レチクルの前記第1空間における湿度の時間変化のデータは、前記第1空間に配置された湿度計により計測され記憶部に記憶されていることを特徴とする請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記記憶部には、複数の前記レチクルに対応する複数の前記データが記憶されていることを特徴とする請求項2に記載の露光装置。
  4. 前記制御部は、前記湿度から前記第1空間の吸光物質の濃度を算出することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の露光装置。
  5. 前記制御部は、前記吸光物質の濃度と、前記レチクルに入射する露光光の強度及び露光時間の少なくとも一方とから前記レチクルに付着する曇り物質の量を算出することを特徴とする請求項4に記載の露光装置。
  6. 前記制御部は、前記算出された曇り物質の量を積算することで得られる前記レチクルに付着した前記曇り物質の累積量を記憶部に記憶させることを特徴とする請求項5に記載の露光装置。
  7. 前記制御部は、前記累積量が所定の量以上になった際に前記レチクルの使用を停止する旨を通知することを特徴とする請求項6に記載の露光装置。
  8. 前記第2空間は、前記レチクルが配置されるレチクルステージが設けられ低湿度ガスが供給された空間を含むことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載の露光装置。
  9. 前記第2空間は、前記レチクルが保管される保管部内の低湿度ガスが供給された空間を含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一項に記載の露光装置。
  10. 前記第2空間は、前記ペリクルを検査する検査部内の低湿度ガスが供給された空間を含むことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の露光装置。
  11. 前記低湿度ガスは、乾燥空気又は窒素ガスであることを特徴とする請求項8乃至10のいずれか一項に記載の露光装置。
  12. 前記制御部によって取得されたデータを表示する表示部を備えることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか一項に記載の露光装置。
  13. 請求項1乃至12のいずれか一項に記載の露光装置を用いて前記ウェハを露光する工程と、
    露光された前記ウェハを現像する工程と、
    現像された前記ウェハを加工して物品を得る工程と、
    を有することを特徴とする物品の製造方法。
  14. レチクルに形成されたパターンをウェハに転写するように前記ウェハを露光する露光装置における露光開始動作を制御する方法であって、該方法は、
    前記レチクル、前記レチクルに取り付けられたペリクル枠、及び該ペリクル枠に対して前記レチクルの反対側に取り付けられたペリクルに囲まれた第1空間より低い湿度の第2空間に前記レチクルを配置する工程と、
    前記レチクルの前記第1空間における湿度の時間変化のデータに基づいて露光開始動作を制御する工程と、
    を含むことを特徴とする方法。
  15. 前記第2空間に配置された前記レチクルの前記第1空間に配置された湿度計により前記第1空間における湿度を計測する工程と、
    前記計測された湿度の時間変化のデータを記憶部に記憶させる工程と、
    を含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記制御する工程は、前記記憶部に記憶されている、前記レチクルの前記第1空間における湿度の時間変化のデータに基づいて露光開始動作を制御する工程を含むことを特徴とする請求項15に記載の方法。
  17. 前記記憶させる工程は、複数の前記レチクルに対応する複数の前記データを前記記憶部に記憶させる工程を含むことを特徴とする請求項15または16に記載の方法。
  18. 前記湿度から前記第1空間の吸光物質の濃度を算出する工程を含むことを特徴とする請求項14乃至17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記吸光物質の濃度と、前記レチクルに入射する露光光の強度及び露光時間の少なくとも一方とから前記レチクルに付着する曇り物質の量を算出する工程を含むことを特徴とする請求項18に記載の方法。
  20. 前記算出された曇り物質の量を積算することで得られる前記レチクルに付着した前記曇り物質の累積量を記憶部に記憶させる工程を含むことを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 前記記憶部に記憶されている前記累積量が所定の量以上になった際に前記レチクルの使用を停止する旨を通知する工程を含むことを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 前記配置する工程は、前記レチクルが配置されるレチクルステージが設けられる空間に低湿度ガスを供給する工程を含むことを特徴とする請求項14乃至21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 前記配置する工程は、前記レチクルが保管される保管部内の空間に低湿度ガスを供給する工程を含むことを特徴とする請求項14乃至22のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記配置する工程は、前記ペリクルを検査する検査部内の空間に低湿度ガスを供給する工程を含むことを特徴とする請求項14乃至23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 前記低湿度ガスは、乾燥空気若しくは窒素ガスであることを特徴とする請求項22乃至24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 前記制御する工程によって取得されたデータを表示する工程を含むことを特徴とする請求項14乃至25のいずれか一項に記載の方法。
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