JP2021167071A - 孔版印刷装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】不定型サイズの原稿又は用紙の製版印刷をドラムに振り分けする際の使い勝手を改善可能な孔版印刷装置を提供する。【解決手段】判別処理手段13aは、印刷ジョブに含まれる原稿のサイズ又は給紙台3aに載置された用紙のサイズが不定型サイズの場合、その原稿の副走査方向の長さがA4ノビ横長以下か否かを示す原稿長さ情報と、その用紙の長さがA4ノビ横長以下か否かを示す用紙長さ情報と、に基づき、その原稿又は用紙の長さがA4ノビ横長以下の場合、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフするとともに、A4ドラムである第1ドラム5aを装着した第1印刷部5に印刷処理を割り当て、その原稿又は用紙の長さがA4ノビ横長よりも大きい場合、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフするとともに、A3ドラムである第2ドラム7aを装着した第2印刷部7に印刷処理を割り当てる。【選択図】図1
Description
本発明は、孔版原紙が巻装されるドラムを有し、孔版原紙の先端をドラムの外周部に挟み込んだ状態で回転することにより孔版原紙をドラムに着版し、この着版されたドラムに印刷媒体を圧接することにより印刷処理を実行する孔版印刷装置に関する。
従来から、画像読取装置で原稿をスキャンして読み取った画像データ若しくはPC(personal computer)等の外部端末から送信される画像データを基に感熱孔版原紙(以下、「マスタ」と称する)を製版し、この製版したマスタを印刷ドラムに巻装し、製版済みのマスタと記録媒体となる用紙とを圧接させた状態でドラム内部からインクを滲出させて、マスタに製版した画像を用紙に印刷する孔版印刷装置が知られている。
また、下記特許文献1には、インクを滲出させるインク透過領域がA4用紙を横向きに搬送したときにA4用紙全体に印刷可能に形成されたA4ドラムと、インク透過領域がA3用紙を縦向きに搬送したときにA3用紙全体に印刷可能に形成されたA3ドラムと、を備えた孔版印刷装置について開示されている。
A4ドラムではドラムの径の略半分をインク透過領域とし、A3ドラムではドラムの径の略全体をインク透過領域とするので、A4ドラムに必要なマスタはA3ドラムに必要なマスタの約半分で済む。そこで、A4サイズよりも大きな原稿の場合はA3ドラムで製版印刷し、A4サイズ以下である小さな原稿の場合はA4ドラムで製版印刷すること、すなわち、A4サイズ以下の原稿の製版印刷をA3ドラムで実行しないようにすることで、マスタの使用量を削減している。
特許文献1の孔版印刷装置では、A3サイズやA4サイズといった原稿の定型サイズを判定し、その判定した定型サイズに応じて製版印刷を実行するドラムを自動で振り分けている。しかし、原稿又は用紙が定型サイズに該当しない不定型サイズである場合には、原稿の倍率や回転の有無についてユーザが個別に指定する必要があったり、原稿と用紙のサイズが互いに合わないことで画像切れによる印刷ミスを防止できないことがあったりした。例えば、印刷後に断裁するためA4用紙よりも一回り大きなA4ノビ用紙を給紙する場合、A4用紙に印刷して一回り小さく断裁した印刷物や、冊子の閉じ部を断裁機でカットした印刷物を原稿に用いる場合があった。それ故、不定型サイズの原稿又は用紙の製版印刷をドラムに振り分けする際の使い勝手が悪いという課題があった。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、不定型サイズの原稿又は用紙の製版印刷をドラムに振り分けする際の使い勝手を改善可能な孔版印刷装置を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明に係る孔版印刷装置は、最大印面サイズが異なる印刷ドラムが装着された複数の印刷部を備え、印刷ジョブに基づき製版されたマスタを前記印刷ドラムに着版し、前記着版された印刷ドラムで用紙を圧接して印刷処理を実施する孔版印刷装置であって、前記印刷ジョブに含まれる原稿のサイズを示す原稿サイズ情報と、給紙台に載置された用紙のサイズを示す用紙サイズ情報と、に基づき、前記用紙のサイズに合うように原稿データを変倍して回転するとともに、前記印刷ジョブに最も適した最大印面サイズの印刷ドラムが装着された印刷部を選択し、前記変倍して回転した原稿データの印刷処理を前記選択した印刷部に割り当てる制御部を備え、前記制御部は、前記印刷ジョブに含まれる原稿のサイズ又は前記給紙台に載置された用紙のサイズが不定型サイズの場合、当該原稿の長さが閾値以下か否かを示す原稿長さ情報と、当該用紙の長さが閾値以下か否かを示す用紙長さ情報と、に基づき、当該原稿又は当該用紙の長さが閾値以下の場合、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフするとともに、前記最大印面サイズの小さい印刷ドラムが装着された印刷部に印刷処理を割り当て、当該原稿又は当該用紙の長さが閾値よりも大きい場合、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフするとともに、前記最大印面サイズの大きい印刷ドラムが装着された印刷部に印刷処理を割り当てることを特徴とする。
本発明によれば、不定型サイズの原稿又は用紙の製版印刷をドラムに振り分けする際の使い勝手を向上可能な孔版印刷装置を提供できる。
以下、本発明を実施するための形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。また、この実施の形態によって本発明が限定されるものではなく、この形態に基づいて当業者等により考え得る実施可能な他の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれるものとする。
本装置は、画像読取装置で原稿をスキャンして読み取った画像データ若しくはPC(personal computer)等の外部端末から送信される画像データを基に感熱孔版原紙(マスタ)を製版し、この製版したマスタを印刷ドラムに巻装し、製版済みのマスタと記録媒体となる用紙とを圧接させた状態でドラム内部からインクを滲出させて、マスタに製版した画像を用紙に印刷する孔版印刷装置において、最大印面サイズ(つまり、ドラム面に形成されたインク透過領域で印刷可能な最大の用紙サイズ)が異なる印刷ドラムを複数装着できる装置である。
また、本装置に装着される印刷ドラムは、ドラム交換時や複数の装置を所有する際に、印刷ドラムを適宜入れ替えることができるようにするため、印刷ドラムの外形寸法(軸寸法やドラム径)を従来サイズに合わせて製造して汎用性を持たせている。そのため、本装置では、同色で異なるサイズの印刷ドラムを搭載する他、例えば異なる色で同一サイズの印刷ドラムを搭載したり、同色で異なるサイズの印刷ドラムを搭載したりと、使用環境に応じて適切な印刷ドラムを装着可能な構成となっている。
なお、本明細書では、印刷部を2つ(第1印刷部5、第2印刷部7)を備え、A4用紙が最大印面サイズとなる印刷ドラム(以下、「A4ドラム」と称する)を上流側印刷部である第1印刷部5に装着し、A3用紙が最大印面サイズとなる印刷ドラム(以下、「A3ドラム」と称する)を下流側印刷部である第2印刷部7に装着し、各印刷ドラムの色は同色(例えば、黒色)として、片面印刷処理で使用する場合の装置構成例で説明する。
また、本装置で用いる「印刷ジョブ」とは、画像(図形や文字等)が記された原稿のサイズを示す「原稿サイズ情報」と、用紙に印刷(出力)する際の原稿をデータ化した原稿データの拡大/縮小倍率(変倍率)を示す「出力倍率情報」と、を少なくとも含む印刷に必要な各種情報で構成された情報である。そして、印刷ジョブは、例えばインターネットやイーサネット(登録商標)等の各種通信ネットワークを介して接続されるPCやサーバ等の外部端末からの入力や、紙媒体である原稿を画像読取部2で読み取った原稿データを操作設定部11で適宜印刷条件(出力倍率、回転)を設定入力して作成して取得する。
[孔版印刷装置の構成]
まず、本発明に係る孔版印刷装置1の構成について、図1又は図2を参照しながら説明する。
まず、本発明に係る孔版印刷装置1の構成について、図1又は図2を参照しながら説明する。
図1に示すように、孔版印刷装置1は、画像読取部2と、給紙部3と、製版部4と、第1印刷部5と、反転貯留部6と、第2印刷部7と、第1排版部8と、第2排版部9と、排紙部10と、操作設定部11と、記憶部12と、制御部13と、を備えている。
画像読取部2は、孔版印刷装置1の上部に設けられ、図示しないが、原稿を載置するコンタクトガラスと、このコンタクトガラスに対して接離自在に設けられたカバーと、コンタクトガラス上に載置された原稿を走査する走査ユニットと、走査された画像を集束するレンズと、集束された画像を処理する画像処理部と、を備えている。画像読取部2は、コンタクトガラス上に載置した原稿から画像を光学的に読み取り、この取り込んだ画像データを画素毎に二値化処理されたデータ(原稿データ)を生成して制御部13に出力する。
また、画像読取部2は、原稿のサイズ(A3、A4、B3、B4等)や原稿の向きを読み取る原稿サイズ取得部を備えている。画像読取部2は、原稿のサイズや原稿の向きを読み取り、その読み取った原稿のサイズや原稿の向きを示す「原稿サイズ情報」を記憶部12に出力する。
また、画像読取部2は、原稿の主走査方向の長さが閾値以下か否かを識別する主走査長センサ2aと、その原稿の副走査方向の長さが閾値以下か否かを識別する副走査長センサ2bと、を備えている。画像読取部2は、原稿の主走査方向の長さ又は原稿の副走査方向の長さが閾値以下か否かを識別し、その長さが閾値以下の場合はオフ、その長さが閾値よりも大きい場合はオンの識別結果を示す「原稿長さ情報」を記憶部12に出力する。
給紙部3は、用紙が積層される給紙台3aと、この給紙台3aから最上位置の用紙のみを搬送させる1次給紙ロール3bと、この1次給紙ロール3bによって搬送された用紙を後述する第1印刷部5の第1ドラム5aの回転に同期して第1ドラム5aと第1プレスローラ5c間に所定タイミングで搬送する一対の2次給紙ロール3cと、を備えている。
また、給紙台3aに搭載される用紙のサイズ(A3、A4、B3、B4等)や用紙の向きを示す「用紙サイズ情報」は、例えば載置される用紙の端部を規制するフェンス部材(サイドフェンス、エンドフェンス)の位置情報等から得られ、記憶部12に記憶されている。
また、給紙部3は、用紙の主走査方向の長さが閾値以下か否かを識別する主走査長センサ3dと、その用紙の副走査方向の長さが閾値以下か否かを識別する副走査長センサ3eと、を備えている。給紙部3は、用紙の主走査方向の長さ又は用紙の副走査方向の長さが閾値以下か否かを識別し、その長さが閾値以下の場合はオフ、その長さが閾値よりも大きい場合はオンの識別結果を示す「用紙長さ情報」を記憶部12に出力する。
なお、給紙部3から搬出される用紙がA4用紙のときは例えば用紙の短手方向を、A3用紙では例えば長手方向を搬送方向に沿って搬送し、第1印刷部5又は第2印刷部7で印刷処理が施される。
製版部4は、図示しないレールによって図1におけるX方向に移動自在に支持されており、制御部13からの制御により、製版するドラム位置に応じてマスタを供給する破線で示した位置と、第2印刷部7に製版したマスタを供給する実線で示した位置と、を選択的に移動して、画像読取部2により読み取られた画像データに基づいて製版を行う。
第1印刷部5は、第1メインモータ5eの駆動力によって図1の矢印方向に回転する第1ドラム5aと、この第1ドラム5aの外周面に設けられ、マスタの先端をクランプする原紙クランプ部5bと、を備えている。
本例の第1ドラム5aは、A4ドラムを装着した構成例であるため、ドラムのインク透過領域がA4用紙を横向きに搬送したとき(つまり、A4用紙の短手方向を搬送方向に合わせて搬送したとき)に、A4用紙全体に印刷可能なように形成されている。よって、図1では、軸方向から見たドラムの径の略半分がインク透過領域となる。
また、第1印刷部5は、第1ドラム5aの基準位置を検出する第1基準位置検出部5fと、第1メインモータ5eの回転に応じて定周期でパルス信号を出力する第1ロータリエンコーダ5gと、を備えており、第1基準位置検出部5fにより検出された基準位置信号を基に第1ロータリエンコーダ5gのパルス信号を検出することによって第1ドラム5aの回転角度を検出して制御部13に出力している。
さらに、第1印刷部5は、用紙を反転貯留部6へ搬送する搬送ベルト5dと、第1ドラム5aの下方位置に配置された第1プレスローラ5cと、を備えている。第1ドラム5aの回転に同期して給紙部3より給紙される用紙を第1プレスローラ5cで第1ドラム5aに着版されたマスタに圧接することで、マスタの穿孔からインクが押し出されて画像が用紙の表面に印刷されるようになっている。
そして、第1プレスローラ5cが第1ドラム5aに圧接することによって画像が印刷された用紙は、両面印刷の場合は両端が一対の回転軸に巻きかけられた環状の搬送ベルト5dによって反転貯留部6に搬送され、片面印刷の場合は後述する第1中間搬送ベルト10cによって後段の第2印刷部7に搬送される。
反転貯留部6は、第1印刷部5に対して用紙の搬送方向下流側に配置され、多孔構造に形成された環状の反転ベルト6aが半円形状に配置されている。この反転ベルト6aは、半円形状の補助部材6bと一対のローラ6c,6dに巻きかけられ、一対のローラ6c,6dのうち少なくとも一方のローラが駆動モータ(不図示)で回転駆動される。また、反転ベルト6aの裏面側には、反転ベルト6aに用紙を吸着させる吸引ファン6eが設けられている。この反転貯留部6により用紙の表裏が反転され、積載台6fに用紙を搬送される。
第2印刷部7は、第1印刷部5と同様に、第2メインモータ7eの駆動力によって図1の矢印方向に回転する第2ドラム7aと、この第2ドラム7aの外周面に設けられ、第2孔版原紙の先端をクランプする原紙クランプ部7bと、第2ドラム7aの下方位置に配置された第2プレスローラ7cと、反転貯留部6により反転された用紙を第2ドラム7aの回転に同期して第2ドラム7aと第2プレスローラ7c間に搬送する一対の2次給紙ロール7dと、を備えている。
本例の第2ドラム7aは、A3ドラムを装着した構成例であるため、ドラムのインク透過領域がA3用紙を縦向きに搬送したとき(つまり、A3用紙の長手方向を搬送方向に合わせて搬送したとき)に、A3用紙全体に印刷可能なように形成されている。よって、図1では、軸方向から見たドラムの径の略全体がインク透過領域となる。
また、第2印刷部7は、第1印刷部5と同様に、第2ドラム7aの基準位置を検出する第2基準位置検出部7fと、第2ドラム7aを駆動する第2メインモータ7eの回転に応じて定周期でパルス信号を出力する第2ロータリエンコーダ7gと、を備えており、第2基準位置検出部7fにより検出された基準位置信号を基に第2ロータリエンコーダ7gのパルス信号を検出することによって第2ドラム7aの回転角度を検出して制御部13に出力している。
そして、第2印刷部7は、第1印刷部5と同様に、第2ドラム7aの回転に同期して一対の2次給紙ロール7dより給紙される用紙を第2プレスローラ7cで第2ドラム7aに着版されたマスタに圧接することによって、マスタの穿孔からインクが押し出されて画像が用紙の裏面に印刷されるようになっている。
第1排版部8は、後述する第1印刷部5の第1ドラム5aの外周面よりクランプ解除されたマスタを第1ドラム5aより引き剥がし、引き剥がされたマスタを排版ボックス(図示しない)内に収納している。また、第2排版部9は、第1排版部8と同様に、第2印刷部7の第2ドラム7aの外周面よりクランプ解除されたマスタを第2ドラム7aより引き剥がし、引き剥がされたマスタを排版ボックス(図示しない)内に収納している。
排紙部10は、印刷された用紙が搬送される排紙ベルト10aと、排紙ベルト10aより排紙される用紙が積置される排紙台10bと、第1印刷部5から両面印刷せずに搬出される用紙を後段に搬出する第1中間搬送ベルト10cと、積載台6fに複数枚積載された用紙を1枚ずつ吸引しながら搬出する第2中間搬送ベルト10dと、第2中間搬送ベルト10dにより搬出された用紙を第2印刷部7に搬送する一対のローラ10eと、を備えている。
操作設定部11は、孔版印刷装置1の上部に設けられ、各種表示画面を表示する液晶表示パネルの前面に配置された感圧式あるいは静電式の透明なタッチパネルと、製版・印刷等の開始/停止を入力する選択キーや印刷枚数等を入力するためのテンキー等の各種操作キーとを備え、液晶表示パネルに表示された表示内容を見ながらユーザによる操作に基づく操作信号を制御部13に出力する。
記憶部12は、例えばEEPROMやフラッシュメモリ等の不揮発性メモリやDRAMやSDRAM等の揮発性メモリを含む各種半導体メモリ、HDD等の各種記憶装置で構成され、画像読取部2で読み取られた原稿の原稿サイズ情報、画像読取部2で検出された原稿の原稿長さ情報、給紙部3で読み取られた用紙の用紙サイズ情報、給紙部3で検出された用紙の用紙長さ情報、第1印刷部5に搭載される第1ドラム5aのドラムサイズ情報や第2印刷部7に搭載される第2ドラム7aのドラムサイズ情報等、孔版印刷装置1を構成する各部の駆動制御情報を記憶している。
制御部13は、例えばCPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory),RAM(Random Access Memory)又はこれらの機能を具備するMPU(Micro-Processing Unit)等のプロセッサで構成され、操作設定部11からの操作信号や記憶部12に記憶される各種駆動制御情報に従って孔版印刷装置1を構成する各部の駆動制御を行っている。
また、制御部13は、入力した印刷ジョブのジョブ内容に応じて搭載する複数ドラムのうち、適切なサイズのドラムを選択して印刷処理をする機能を実現するため、判別処理手段13aを備えている。
[判別処理手段の機能]
判別処理手段13aは、記憶部12から読み出した原稿サイズ情報と用紙サイズ情報を基に、ユーザが印刷処理を実行している原稿及び用紙がA3やA4等の定型サイズであるか、その定型サイズに該当しない不定型サイズであるかを判定する。
判別処理手段13aは、記憶部12から読み出した原稿サイズ情報と用紙サイズ情報を基に、ユーザが印刷処理を実行している原稿及び用紙がA3やA4等の定型サイズであるか、その定型サイズに該当しない不定型サイズであるかを判定する。
[判別処理手段の機能(定型サイズの場合)]
そして、判別処理手段13aは、印刷ジョブに含まれる原稿のサイズ及び給紙台に載置された用紙のサイズが定型サイズの場合、記憶部12から読み出した「原稿サイズ情報」と「用紙サイズ情報」に基づき、給紙台3aに載置された用紙のサイズに合うように原稿データを変倍して回転するとともに、印刷ジョブに最も適した最大印面サイズの印刷ドラムが装着された印刷部を選択し、変倍して回転した原稿データの印刷処理を選択した印刷部に割り当てる処理を実施する。
そして、判別処理手段13aは、印刷ジョブに含まれる原稿のサイズ及び給紙台に載置された用紙のサイズが定型サイズの場合、記憶部12から読み出した「原稿サイズ情報」と「用紙サイズ情報」に基づき、給紙台3aに載置された用紙のサイズに合うように原稿データを変倍して回転するとともに、印刷ジョブに最も適した最大印面サイズの印刷ドラムが装着された印刷部を選択し、変倍して回転した原稿データの印刷処理を選択した印刷部に割り当てる処理を実施する。
例えば、原稿サイズがA3サイズ、原稿の向きが縦向き、用紙サイズがA4サイズ、用紙の向きが横向きの場合、判別処理手段13aは、A3サイズの原稿データをA4サイズに縮小(オート変倍)し、その縮小したA4サイズの原稿データを90度回転させ、その回転させたA4サイズ・横向きの原稿データの印刷処理を、A4ドラムである第1ドラム5aを装着した第1印刷部5で実施させる。
例えば、原稿サイズがA3サイズ、原稿の向きが縦向き、用紙サイズがA3サイズ、用紙の向きが縦向きの場合、判別処理手段13aは、変倍及び回転を行うことなく、A3サイズ・縦向きの原稿データの印刷処理を、A3ドラムである第2ドラム7aを装着した第2印刷部7で実施させる。
その他の実施例については、特許文献1に開示されている。
[判別処理手段の機能(不定型サイズの場合)]
一方、判別処理手段13aは、印刷ジョブに含まれる原稿のサイズ又は給紙台に載置された用紙のサイズが不定型サイズの場合、記憶部12から読み出した「原稿長さ情報」と「用紙長さ情報」に基づき、原稿又は用紙の長さが閾値以下の場合には、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフするとともに、最大印面サイズの小さい印刷ドラムが装着された印刷部に印刷処理を割り当て、原稿又は用紙の長さが閾値よりも大きい場合には、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフするとともに、最大印面サイズの大きい印刷ドラムが装着された印刷部に印刷処理を割り当てる処理を実施する。
一方、判別処理手段13aは、印刷ジョブに含まれる原稿のサイズ又は給紙台に載置された用紙のサイズが不定型サイズの場合、記憶部12から読み出した「原稿長さ情報」と「用紙長さ情報」に基づき、原稿又は用紙の長さが閾値以下の場合には、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフするとともに、最大印面サイズの小さい印刷ドラムが装着された印刷部に印刷処理を割り当て、原稿又は用紙の長さが閾値よりも大きい場合には、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフするとともに、最大印面サイズの大きい印刷ドラムが装着された印刷部に印刷処理を割り当てる処理を実施する。
例えば、画像読取部2に備わる副走査長センサ2bは、原稿の副走査方向の長さがA4ノビ用紙の副走査方向の長さ(以下、「A4ノビ横長」と称する)以下の場合には、オフのセンサ信号を記憶部12に出力し、その原稿の副走査方向の長さがA4ノビ横長よりも大きい場合には、オンのセンサ信号を記憶部12に出力する。そして、記憶部12は、画像読取部2からのセンサ信号を原稿長さ情報として記憶する。
また、給紙部3に備わる副走査長センサ3eは、用紙の副走査方向の長さがA4ノビ横長以下の場合には、オフのセンサ信号を記憶部12に出力し、その用紙の副走査方向の長さがA4ノビ横長よりも大きい場合には、オンのセンサ信号を記憶部12に出力する。そして、記憶部12は、給紙部3からのセンサ信号を用紙長さ情報として記憶する。
その後、判別処理手段13aは、記憶部12から印刷ジョブに含まれる原稿の原稿長さ情報と給紙台3aに載置された用紙の用紙長さ情報とを読み出し、原稿又は用紙の副走査方向の長さがA4ノビ横長以下(センサ信号;オフ)の場合には、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフするとともに、A4ドラムである第1ドラム5aを装着した第1印刷部5に印刷処理を割り当て、原稿又は用紙の副走査方向の長さがA4ノビ横長よりも大きい(センサ信号;オン)の場合には、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフするとともに、A3ドラムである第2ドラム7aを装着した第2印刷部7に印刷処理を割り当てる。
このとき、判別処理手段13aは、原稿又は用紙の副走査方向の長さの長短に関わらず、原稿データの変倍及び回転の実行処理を原則オフする。しかし、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフしたことにより、例えば、用紙の副走査方向の長さがA4ノビ横長以下(センサ信号;オフ)であるが、原稿の副走査方向の長さがA4ノビ横長よりも大きい(センサ信号;オン)、という組み合わせの場合には、用紙の紙面内に原稿の全印面を収めることができなくなる。そこで、このような状態が生じる組み合わせについては、判別処理手段13aは、原稿の印面が切れて印刷されることを示す警告情報を操作設定部11の画面に出力し、印刷処理の継続をユーザへ問い合わせる。
その他、原稿サイズと用紙サイズとのうち、一方のサイズは不定型サイズであるが、他方のサイズが定型サイズである組み合わせも考えられる。この場合、判別処理手段13aは、印刷処理を実行できる可能性を高めるため、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフからオンに変更し、原稿データの変倍率及び90度回転の有無を設定するための詳細設定画面を操作設定部11の画面に出力し、それらの設定変更をユーザへ問い合わせる。例えば、用紙の副走査方向の長さがA4ノビ横長以下(センサ信号;オフ)であるが、原稿がA4サイズ・縦向きである、という組み合わせの場合には、原稿データを90度回転させることで原稿の全印面をA4ドラムで印刷できる。そこで、このような組み合わせについては、判別処理手段13aは、例えば、原稿データの向きを90度回転させるか否かをユーザに問い合わせるための詳細画面、原稿データの向きを90度回転させて印刷することを示した詳細画面を操作設定部11の画面に出力する。
[判別処理手段の動作(不定型サイズの場合)]
次に、判別処理手段13aの動作について、図3を参照しながら説明する。図3は、判別処理手段13aの処理フローであるが、前述した判別処理手段13aの機能が行う処理の一例である。判別処理手段13aは、その機能の範囲内において、図3に示した処理フローの他、各処理フローに対して分岐や更なる処理を追加し、各処理の実行タイミングを前後で入れ替えた処理フロー等、様々な処理フローを実行できる。
次に、判別処理手段13aの動作について、図3を参照しながら説明する。図3は、判別処理手段13aの処理フローであるが、前述した判別処理手段13aの機能が行う処理の一例である。判別処理手段13aは、その機能の範囲内において、図3に示した処理フローの他、各処理フローに対して分岐や更なる処理を追加し、各処理の実行タイミングを前後で入れ替えた処理フロー等、様々な処理フローを実行できる。
まず、判別処理手段13aは、記憶部12から、給紙台3aに載置された用紙の「用紙サイズ情報」と、その用紙の「用紙長さ情報」と、を読み出し、その読み出した用紙サイズ情報及び用紙長さ情報を基に、給紙台3aに載置された用紙の用紙サイズが不定型サイズであり、かつ、その用紙の副走査方向の長さがA4ノビ横長以下であるかを判定する(ST1)。
次に、判別処理手段13aは、その用紙の用紙サイズは不定型サイズであるが、その用紙の副走査方向の長さがA4ノビ横長よりも大きい(センサ信号;オン)場合、原稿データの変倍及び回転の実行処理を実施することなく、A3ドラムである第2ドラム7aを装着した第2印刷部7に原稿データの印刷処理を割り当てる(ST2)。
一方、判別処理手段13aは、その用紙の用紙サイズは不定型サイズであり、かつ、その用紙の副走査方向の長さがA4ノビ横長以下(センサ信号;オフ)である場合、記憶部12から原稿の「原稿サイズ情報」を読み出し、その読み出した原稿サイズ情報を基に、原稿の原稿サイズがA4サイズ(定型サイズ)であり、かつ、その原稿の向きが縦向きであるかを判定する(ST3)。
次に、判別処理手段13aは、その原稿の原稿サイズがA4サイズであり、かつ、その原稿の向きが縦向きである場合、図4に例示する詳細設定画面を操作設定部11の画面に出力し、原稿データを90度回転させるか否かをユーザへ問い合わせる(ST4)。その画面で90度回転することが選択された場合には原稿データを90度回転させた後、90度回転しないことが選択されない場合には原稿データを90度回転させずに、後述のST7へ進む。
次に、判別処理手段13aは、その原稿の原稿サイズがA4サイズでなく、かつ、その原稿の向きが縦向きでない場合、記憶部12から原稿の「原稿長さ情報」を読み出し、その読み出した原稿長さ情報及びST3で既に読み出していた原稿サイズ情報を基に、その原稿の原稿サイズが不定型サイズであり、かつ、その原稿の副走査方向の長さがA4ノビ横長以下(センサ信号;オフ)であるかを判定する(ST5)。
次に、判別処理手段13aは、その原稿の原稿サイズは不定型サイズであるが、その原稿の副走査方向の長さがA4ノビ横長よりも大きい(センサ信号;オン)場合、用紙よりも原稿の長さの方が長くて用紙の紙面内に原稿の全印面を収めることができないので、原稿の印面が切れて印刷されることを示す警告情報を操作設定部11の画面に出力し、印刷処理を継続するか否かをユーザへ問い合わせる(ST6)。その画面で印刷処理の継続が選択された場合は後述のST7へ進み、印刷処理の中止が選択された場合は印刷処理を終了する。
最後に、判別処理手段13aは、その原稿の原稿サイズが不定型サイズであり、かつ、その原稿の副走査方向の長さがA4ノビ横長以下(センサ信号;オフ)である場合、原稿データの変倍及び回転の実行処理を実施することなく、A4ドラムである第1ドラム5aを装着した第1印刷部5に原稿データの印刷処理を割り当てる(ST7)。
このように、本実施例では、用紙の用紙サイズが不定型サイズの場合、給紙部3に備わる副走査長センサ3eのセンサ信号を確認し、用紙の副走査方向の長さがA4ノビ横長よりも大きい場合(センサ信号;オン)には、A3ドラムで製版印刷し、用紙の副走査方向の長さがA4ノビ横長以下の場合(センサ信号;オフ)には、A4ドラムで製版印刷する処理を実行する。
また、本実施例では、用紙の用紙サイズが不定型サイズであり、用紙の副走査方向の長さがA4ノビ横長以下であり、原稿の原稿サイズがA4サイズ(定型サイズ)であり、かつ、原稿の向きが縦向きである場合、詳細設定画面を画面に表示して90度回転するか否かを問い合わせる処理を実行する。
また、本実施例では、原稿の原稿サイズが不定型サイズの場合、画像読取部2に備わる副走査長センサ2bのセンサ信号を確認し、原稿の副走査方向の長さがA4ノビ横長よりも大きい場合(センサ信号;オン)には、原稿の印面が切れて印刷されることを示す警告情報を画面に表示した後に印刷処理の継続指示があればA4ドラムで製版印刷し、原稿の副走査方向の長さがA4ノビ横長以下の場合(センサ信号;オフ)には、A4ドラムで製版印刷する処理を実行する。
前述した判別処理手段13aの処理を用紙サイズ(定型、不定型)、用紙の向き、用紙の副走査方向の長さ、原稿サイズ(定型、不定型)、原稿の向き、原稿の副走査方向の長さ、に応じて纏めると、図5に示すようになる。図5は、判別処理手段13aが実行する処理の実施例を示している。太い実線及び太い破線で囲まれた枠内の各処理は、原稿サイズ又は用紙サイズが不定型サイズである場合の処理である。この場合、判別処理手段13aは、原稿データの変倍及び回転の実行処理を実行しない。また、太い実線で囲まれた枠内の各処理は、A4ドラムで製版印刷する場合の処理である。一方、太い破線で囲まれた枠内の各処理は、A3ドラムで製版印刷する場合の処理である。図5では、原稿及び用紙の各副走査方向の長さが共にA4ノビ横長よりも大きい場合に、A3ドラムで製版印刷し、原稿又は用紙の各副走査方向の長さがA4ノビ横長以下の場合は、A4ドラムで製版印刷する例を示している。その他、原稿及び用紙の各副走査方向の長さが共にA4ノビ横長以下の場合に、A4ドラムで製版印刷し、原稿又は用紙の副走査方向の長さがA4ノビ横長よりも大きい場合は、A3ドラムで製版印刷してもよい。
[変形例]
本実施例では、「A4ノビ横長」(A4ノビ用紙の副走査方向の長さ)を閾値の例に用いて説明したが、用紙と原稿とのそれぞれについて、「A4ノビ」に代えて例えば「レターノビ」、「横長」(副走査方向の長さ)に代えて「縦長」(主走査方向の長さ)を用いてもよい。例えば、用紙については「レターノビ横長」を用い、原稿については「レターノビ縦長」を用いる。この場合、判別処理手段13aは、画像読取部2の副走査長センサ2bから出力されたセンサ信号ではなく、画像読取部2の主走査長センサ2aから出力されたセンサ信号を用いて原稿の長さを判定する。
本実施例では、「A4ノビ横長」(A4ノビ用紙の副走査方向の長さ)を閾値の例に用いて説明したが、用紙と原稿とのそれぞれについて、「A4ノビ」に代えて例えば「レターノビ」、「横長」(副走査方向の長さ)に代えて「縦長」(主走査方向の長さ)を用いてもよい。例えば、用紙については「レターノビ横長」を用い、原稿については「レターノビ縦長」を用いる。この場合、判別処理手段13aは、画像読取部2の副走査長センサ2bから出力されたセンサ信号ではなく、画像読取部2の主走査長センサ2aから出力されたセンサ信号を用いて原稿の長さを判定する。
[効果]
本実施形態によれば、判別処理手段13aは、印刷ジョブに含まれる原稿のサイズ又は給紙台3aに載置された用紙のサイズが不定型サイズの場合、その原稿の副走査方向の長さがA4ノビ横長以下か否かを示す原稿長さ情報と、その用紙の長さがA4ノビ横長以下か否かを示す用紙長さ情報と、に基づき、その原稿又は用紙の長さがA4ノビ横長以下の場合、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフするとともに、A4ドラムである第1ドラム5aを装着した第1印刷部5に印刷処理を割り当て、その原稿又は用紙の長さがA4ノビ横長よりも大きい場合、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフするとともに、A3ドラムである第2ドラム7aを装着した第2印刷部7に印刷処理を割り当てるので、原稿サイズや用紙サイズが不定型サイズであっても、自動で使い勝手よく、最も適したドラムに印刷処理を振り分けることができ、原稿又は用紙の長さがA4ノビ横長以下の場合にはA4ドラムに印刷処理を振り分けることで、マスタの使用コストをより確実に低減可能となる。
本実施形態によれば、判別処理手段13aは、印刷ジョブに含まれる原稿のサイズ又は給紙台3aに載置された用紙のサイズが不定型サイズの場合、その原稿の副走査方向の長さがA4ノビ横長以下か否かを示す原稿長さ情報と、その用紙の長さがA4ノビ横長以下か否かを示す用紙長さ情報と、に基づき、その原稿又は用紙の長さがA4ノビ横長以下の場合、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフするとともに、A4ドラムである第1ドラム5aを装着した第1印刷部5に印刷処理を割り当て、その原稿又は用紙の長さがA4ノビ横長よりも大きい場合、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフするとともに、A3ドラムである第2ドラム7aを装着した第2印刷部7に印刷処理を割り当てるので、原稿サイズや用紙サイズが不定型サイズであっても、自動で使い勝手よく、最も適したドラムに印刷処理を振り分けることができ、原稿又は用紙の長さがA4ノビ横長以下の場合にはA4ドラムに印刷処理を振り分けることで、マスタの使用コストをより確実に低減可能となる。
[その他]
本実施形態で説明した孔版印刷装置1に対して封入封緘装置等も更に含めてもよい。
本実施形態で説明した孔版印刷装置1に対して封入封緘装置等も更に含めてもよい。
[付記]
本出願は、以下の発明を開示する。
本出願は、以下の発明を開示する。
(付記1)
最大印面サイズが異なる印刷ドラムが装着された複数の印刷部を備え、印刷ジョブに基づき製版されたマスタを前記印刷ドラムに着版し、前記着版された印刷ドラムで用紙を圧接して印刷処理を実施する孔版印刷装置であって、
前記印刷ジョブに含まれる原稿のサイズを示す原稿サイズ情報と、給紙台に載置された用紙のサイズを示す用紙サイズ情報と、に基づき、前記用紙のサイズに合うように原稿データを変倍して回転するとともに、前記印刷ジョブに最も適した最大印面サイズの印刷ドラムが装着された印刷部を選択し、前記変倍して回転した原稿データの印刷処理を前記選択した印刷部に割り当てる制御部を備え、
前記制御部は、
前記印刷ジョブに含まれる原稿のサイズ又は前記給紙台に載置された用紙のサイズが不定型サイズの場合、当該原稿の長さが閾値以下か否かを示す原稿長さ情報と、当該用紙の長さが閾値以下か否かを示す用紙長さ情報と、に基づき、当該原稿又は当該用紙の長さが閾値以下の場合、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフするとともに、前記最大印面サイズの小さい印刷ドラムが装着された印刷部に印刷処理を割り当て、当該原稿又は当該用紙の長さが閾値よりも大きい場合、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフするとともに、前記最大印面サイズの大きい印刷ドラムが装着された印刷部に印刷処理を割り当てることを特徴とする孔版印刷装置。
最大印面サイズが異なる印刷ドラムが装着された複数の印刷部を備え、印刷ジョブに基づき製版されたマスタを前記印刷ドラムに着版し、前記着版された印刷ドラムで用紙を圧接して印刷処理を実施する孔版印刷装置であって、
前記印刷ジョブに含まれる原稿のサイズを示す原稿サイズ情報と、給紙台に載置された用紙のサイズを示す用紙サイズ情報と、に基づき、前記用紙のサイズに合うように原稿データを変倍して回転するとともに、前記印刷ジョブに最も適した最大印面サイズの印刷ドラムが装着された印刷部を選択し、前記変倍して回転した原稿データの印刷処理を前記選択した印刷部に割り当てる制御部を備え、
前記制御部は、
前記印刷ジョブに含まれる原稿のサイズ又は前記給紙台に載置された用紙のサイズが不定型サイズの場合、当該原稿の長さが閾値以下か否かを示す原稿長さ情報と、当該用紙の長さが閾値以下か否かを示す用紙長さ情報と、に基づき、当該原稿又は当該用紙の長さが閾値以下の場合、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフするとともに、前記最大印面サイズの小さい印刷ドラムが装着された印刷部に印刷処理を割り当て、当該原稿又は当該用紙の長さが閾値よりも大きい場合、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフするとともに、前記最大印面サイズの大きい印刷ドラムが装着された印刷部に印刷処理を割り当てることを特徴とする孔版印刷装置。
1…孔版印刷装置
2…画像読取部
3…給紙部
4…製版部
5…第1印刷部(5a…第1ドラム)
6…反転貯留部
7…第2印刷部(7a…第2ドラム)
8…第1排版部
9…第2排版部
10…排紙部
11…操作設定部
12…記憶部
13…制御部(13a…判別処理手段)
2…画像読取部
3…給紙部
4…製版部
5…第1印刷部(5a…第1ドラム)
6…反転貯留部
7…第2印刷部(7a…第2ドラム)
8…第1排版部
9…第2排版部
10…排紙部
11…操作設定部
12…記憶部
13…制御部(13a…判別処理手段)
Claims (1)
- 最大印面サイズが異なる印刷ドラムが装着された複数の印刷部を備え、印刷ジョブに基づき製版されたマスタを前記印刷ドラムに着版し、前記着版された印刷ドラムで用紙を圧接して印刷処理を実施する孔版印刷装置であって、
前記印刷ジョブに含まれる原稿のサイズを示す原稿サイズ情報と、給紙台に載置された用紙のサイズを示す用紙サイズ情報と、に基づき、前記用紙のサイズに合うように原稿データを変倍して回転するとともに、前記印刷ジョブに最も適した最大印面サイズの印刷ドラムが装着された印刷部を選択し、前記変倍して回転した原稿データの印刷処理を前記選択した印刷部に割り当てる制御部を備え、
前記制御部は、
前記印刷ジョブに含まれる原稿のサイズ又は前記給紙台に載置された用紙のサイズが不定型サイズの場合、当該原稿の長さが閾値以下か否かを示す原稿長さ情報と、当該用紙の長さが閾値以下か否かを示す用紙長さ情報と、に基づき、当該原稿又は当該用紙の長さが閾値以下の場合、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフするとともに、前記最大印面サイズの小さい印刷ドラムが装着された印刷部に印刷処理を割り当て、当該原稿又は当該用紙の長さが閾値よりも大きい場合、原稿データの変倍及び回転の実行処理をオフするとともに、前記最大印面サイズの大きい印刷ドラムが装着された印刷部に印刷処理を割り当てることを特徴とする孔版印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020070358A JP2021167071A (ja) | 2020-04-09 | 2020-04-09 | 孔版印刷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020070358A JP2021167071A (ja) | 2020-04-09 | 2020-04-09 | 孔版印刷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021167071A true JP2021167071A (ja) | 2021-10-21 |
Family
ID=78079366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020070358A Pending JP2021167071A (ja) | 2020-04-09 | 2020-04-09 | 孔版印刷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2021167071A (ja) |
-
2020
- 2020-04-09 JP JP2020070358A patent/JP2021167071A/ja active Pending
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