JP2021162868A - 劣化表示システム、劣化表示方法、及び、プログラム - Google Patents

劣化表示システム、劣化表示方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】地図の表示範囲に応じて道路の劣化状態を示す劣化情報を表示する。【解決手段】道路区間の劣化状態を示す劣化指標を取得する取得部と、地図の表示範囲と縮尺に応じて、前記地図の表示を変更し、地図上のエリアまたは前記エリア内の道路区間における劣化指標に基づく劣化情報を重畳して表示する表示制御手段と、を備え、前記表示制御部は、前記地図の縮尺が小さい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、エリアの劣化指標の度合に応じた表示態様で、前記エリアごとに重畳して表示し、前記地図の縮尺が大きい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、道路区間の劣化指標の度合に応じた表示態様で、前記道路区間ごとに重畳して表示する。【選択図】図5

Description

本開示は、道路の劣化を表示する劣化表示システム等に関する。
撮像装置および測定装置から得られるデータに基づく道路の劣化診断システムは、道路管理者が管轄する広い地域に渡り道路の診断結果を出力する。特許文献1には、道路の撮影画像を用いて道路のひび割れを検出して、ひび割れ率を算出する例が記載されている。
特開2018−087484号公報
道路管理者は、管轄区域内で得られる膨大な劣化診断の結果から重要な情報を優先的に選択する必要がある。例えば、劣化診断の視える化だけでは、道路の点検又や補修の計画に必要な情報を複合的に把握するのが難しい。このため、必要な情報が画面に反映され、かつ、分かり易い表示が求められている。
本開示の目的は、上記の課題を解決するために、地図の表示範囲に応じて道路の劣化状態を示す劣化情報を表示することができる劣化表示システム等を提供することにある。
本開示の一態様である劣化表示システムは、道路区間の劣化状態を示す劣化指標を取得する取得部と、地図の表示範囲と縮尺に応じて、前記地図の表示を変更し、地図上のエリアまたは前記エリア内の道路区間における劣化指標に基づく劣化情報を重畳して表示する表示制御手段と、を備え、前記表示制御部は、前記地図の縮尺が小さい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、エリアの劣化指標の度合に応じた表示態様で、前記エリアごとに重畳して表示し、前記地図の縮尺が大きい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、道路区間の劣化指標の度合に応じた表示態様で、前記道路区間ごとに重畳して表示する。
本開示の一形態である劣化表示方法は、道路区間の劣化状態を示す劣化指標を取得し、地図の表示範囲と縮尺に応じて、前記地図の表示を変更し、地図上のエリアまたは前記エリア内の道路区間における劣化指標に基づく劣化情報を重畳して表示し、前記地図の縮尺が小さい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、エリアの劣化指標の度合に応じた表示態様で、前記エリアごとに重畳して表示し、前記地図の縮尺が大きい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、道路区間の劣化指標の度合に応じた表示態様で、前記道路区間ごとに重畳して表示する。
本開示の一形態であるプログラムは、道路区間の劣化状態を示す劣化指標を取得し、地図の表示範囲と縮尺に応じて、前記地図の表示を変更し、地図上のエリアまたは前記エリア内の道路区間における劣化指標に基づく劣化情報を重畳して表示し、前記地図の縮尺が小さい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、エリアの道路区間の劣化指標の度合に応じた表示態様で、前記エリアごとに重畳して表示し、前記地図の縮尺が大きい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、道路区間の劣化指標の度合に応じた表示態様で、前記道路区間ごとに重畳して表示する、ことをコンピュータに実行させる。
本開示によれば、地図の表示範囲に応じて道路の劣化状態を示す劣化情報を表示する。
道路管理システムの例を示すブロック図である。 劣化診断システムの構成の例を示すブロック図である。 道路区間における劣化度の履歴テーブルを示す図である。 道路の劣化曲線の例を示す図である。 第1の実施形態に係る劣化表示システムの構成を示すブロック図である。 劣化度の劣化度レベルの例を示すテーブルである。 劣化速度の劣化速度レベルの例を示すテーブルである。 信頼度の信頼度レベルの例を示すテーブルである。 エリアに含まれる各道路区間の道路点検データの一部を示すテーブルである。 地図をメッシュ表示する例を示す図である。 エリア毎の劣化指標の代表レベルに応じた表示態様の例を示す図である。 道路区間毎の劣化指標の代表レベルに応じた表示態様の例を示す図である。 道路画像に劣化指標を重畳表示する例を示す図である。 道路画像に撮影画像を重畳表示する例を示す図である。 第1の実施形態の劣化表示システムの動作を示すフローチャートである。 メッシュ表示処理の動作を示すフローチャートである。 道路地図表示処理の動作を示すフローチャートである。 道路画像表示処理の動作を示すフローチャートである。 コンピュータによるハードウエア構成を示す図である。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る劣化表示システムの一態様を説明する。図1は、第1の実施形態に係る劣化表示システムを含む道路管理システムの例を示すブロック図である。図1に示す道路管理システム5は、劣化表示システム10、地図情報記憶部21、道路点検データ記憶部22、及び、劣化診断システム30を備える。
劣化表示システム10は、道路の点検、補修などを計画する道路管理者を支援するシステムである。劣化表示システム10は、道路点検データ記憶部22に記憶された道路の点検データを参照し、点検データに基づき、地図の表示範囲に応じた道路の劣化指標を表示することで、道路管理者による道路点検又は補修の計画の策定を支援する。劣化表示システム10の詳細は後述する。
地図情報記憶部21は、道路管理者が管理する道路を含む地図情報を記憶する。道路点検データ記憶部22は、道路の劣化状態が登録された点検データを記憶する。地図情報記憶部21と道路点検データ記憶部22は、例えば、磁気ハードディスクなどの記憶装置で構成される。
劣化診断システム30は、撮像装置および測定装置から得られるデータに基づき測定地点における道路の劣化状態を診断する。道路区間には複数の測定地点が含まれる。点検が実施された後、道路の劣化状態を示す点検データは、道路区間と関連付けされて道路点検データ記憶部22に追加、又は更新して登録される。
表示装置40は、劣化表示システム10が出力する画面データを表示する。表示装置40は、例えば、液晶ディスプレイである。
<劣化診断システム>
次に劣化診断システム30について図面を用いて説明する。図2は、劣化診断システム30の構成の例を示すブロック図である。図2に示す劣化診断システム30は、取得部31、記憶部(図示せず)、データ解析部32、劣化度算出部33、劣化速度算出部34、信頼度算出部35を備える。記憶部(図示せず)は、例えば、ハードディスク等の記憶装置である。
取得部31は、例えば、カメラで道路を撮影した撮影画像、撮影した道路を識別する道路区間ID(Identifier)、撮影した道路の位置を示す位置情報、道路を撮影した点検日を受付ける。取得部31は、撮影画像、道路区間および位置情報を関連付けて記憶部に記憶する。位置情報は、カメラと共に搭載されるGPS(Global Positioning System)に基づく緯度・経度である。位置情報には、緯度・経度に加え、速度、加速度、日時が含まれていてもよい。例えば、カメラは、ドライブレコーダ等の車載カメラであってもよい。車載カメラは、路上をくまなく取れるために好適である。また、自転車やドローン等の他の移動体に搭載されたカメラであってもよい。さらに、人が持ち歩いたカメラ、道路に設置された固定カメラであってもよい。
データ解析部32は、記憶部に記憶された道路区間における撮影画像から道路のひび割れを検出する。データ解析部32は、ひび割れ情報と、ひび割れの位置を劣化度算出部33に出力する。ひび割れ情報には、ひび割れの形状(線、亀甲)とひび割れの長さ又は面積、ひび割れの本数が含まれる。
また、データ解析部32は、撮影画像から道路のポットホールも検出する。データ解析部32は、ポットホール情報と、ポットホールの位置を劣化度算出部33に出力する。ポットホール情報には、ポットホールの面積、ポットホールの個数が含まれる。
劣化度算出部33は、劣化度としてひび割れ率を算出する。ひび割れ率は、例えば、100×(ひび割れの面積/道路区間の面積)で算出される。この場合、劣化度の値は、0%から100%の範囲となる。ひび割れの面積は予め定められた方法などで算出してもよい。なおひび割れ率の算出方法は、上記の他に既知の算出方法を適用可能である。
上記説明では、劣化度の算出にひび割れ率を用いる例で説明したが、これに限られない。劣化度の算出にわだち掘れ量、IRI(International Roughness Index)、MCI(Maintenance Control Index:維持管理指数)などを用いてもよい。わだち掘れ量とは、自動車の荷重やタイヤとの摩擦により、車両の走行軌跡が他の路面よりも低くなったわだち掘れの深さである。IRIとは、路面と運転手の乗り心地を関連付けた指数であり、凸凹の程度を数値として表現したものである。わだち掘れ量、IRIで劣化度を算出する場合、取得部31は、センサで道路表面を測定した測定データ、測定した道路を識別する道路区間ID、測定した道路の位置を示す位置情報、道路を測定した点検日を受付ける。例えば、IRIで劣化度を算出する場合、取得部31は、走行中の加速度センサの値を受け付け、劣化度算出部33は、IRIを算出してもよい。なおIRIの算出方法は、上記に限られず、既知の算出手法を採用することが可能である。また、わだち掘れ量についても、データ解析部32が道路の撮影画像を解析し、劣化度算出部33が、解析結果に基づき、わだち掘れ量を推定し、算出してもよい。
取得部31は、測定データ、道路区間IDおよび位置情報を関連付けて記憶部に記憶する。データ解析部32は、道路の測定データに基づき、横断プロファイルからわだち掘れ量を算出し、縦断プロファイルから平坦性を示すIRIを算出する。わだち掘れ量を用いる場合、劣化度の値は、0以上の値(単位は、mm)となる。IRIを用いる場合、劣化度の値は、0以上の値(単位は、mm/m)となる。
MCIは、道路の維持修繕を判断するために、道路の舗装の供用性をひび割れ率、わだち掘れ量、及び平たん性(σ)の値によって定量的に評価するものである。平たん性(σ)は、IRIの値から相関式によって算出される。MCIは、ひび割れ率、わだち掘れ量、及び平たん性(σ)を用いる4つの定義式がある。4つの定義式を計算した結果、最小値をもってその道路のMCIの値とされる。舗装の劣化に伴いMCIは低下する。
ひび割れ率、わだち掘れ量、IRI、MCIのうち、いずれを道路の劣化状態を示す劣化度として使用するかは、道路管理者によって適宜選択される。
なお、以下の説明では、劣化度として、主にひび割れ率を用いて説明する。そのため、劣化度は、悪化した場合に、その値が大きくなる。なお、劣化度の値としては、悪化した場合にその値が小さくなるようにしてもよい。
劣化速度算出部34は、道路点検データ記憶部22に記憶されている道路区間の劣化度の履歴を用いて、劣化速度を算出する。劣化速度とは、劣化度の時間に対する変化の程度である。図3は、道路区間における劣化度の履歴テーブルの例を示す図である。図3に示す劣化度の履歴テーブルには、同一の道路区間に対する劣化度(ひび割れ率、わだち掘れ量、IRI)が点検日時ごとに記録されている。なお、図3の劣化度には、MCIが追加されてもよい。
劣化速度算出部34は、劣化度の履歴に、所定の回帰分析(例えば、線形回帰、又は、二次曲線回帰)を適用して、劣化速度を算出する。図4は、劣化曲線の一例を示す図である。図4に示す劣化曲線は、経過年数ごとのひび割れ率に対して、二次曲線回帰を適用した例である。図4において、劣化曲線における傾きが、劣化速度に相当する。また、図4では、交通量ごとの劣化曲線が示されている。交通量が多い道路の劣化曲線は、交通量の少ない道路の劣化曲線と比較して、ひび割れ率の変化の割合が大きくなる。すなわち、劣化速度が速くなる。なお、劣化度の劣化曲線は、ひび割れ率の他に、わだち掘れ量、IRI、MCIであってもよい。この場合、わだち掘れ量、IRI、MCI、それぞれに対する劣化速度が算出される。
複数の道路区間がある場合、劣化速度算出部34は、道路区間毎に劣化速度を算出する。劣化速度算出部34は、算出した劣化速度を、道路区間を識別する道路区間IDに関連付けて、道路点検データ記憶部22に記憶する。
信頼度算出部35は、撮影画像の撮影情報に基づいて、信頼度を算出する。信頼度とは、例えば、劣化度に対する信頼の程度を表す。具体的には、信頼度は、撮影画像が劣化度の算出に適している画像であるか否かの度合いを表す。撮影情報とは、撮影状況に関する情報である。撮影情報には、例えば、天気(日時、照度、降雨の有無)、カメラの移動速度、画像のフレームレート、圧縮率などがある。
撮影画像を解析してひび割れの箇所を推定する場合、撮影状況は、撮影画像を解析する結果に影響を与える要因となる。具体的には、天気が晴天の場合は、道路のひび割れは検出しやくなるが、道路脇の構造物(標識、街灯など)の影を誤って検出することもある。また、建物などの大きな影に路面全体が覆われてしまうことで路面全体の照度が低くなりひび割れなどの劣化を視認・認識できなくなる場合がある。雨天の場合は、照度が低くなるとともに路面が濡れひび割れが検出できなくなる。さらに、カメラの移動速度が速い場合、あるいは、撮影画像のフレームレートや解像度が低い場合も静止画像が不鮮明となり、ひび割れが検出しにくくなる。
例えば、撮影情報として天気を用いる場合、信頼度算出部35は、晴天の場合の信頼度=50%、曇天の場合の信頼度=100%、雨天の場合の信頼度=0%を基準として信頼度を算出してもよい。あるいは、信頼度算出部35は、晴天と曇天の信頼度を撮影時における照度に応じて算出してもよい。さらに、信頼度算出部35は、撮影日時における撮影場所の雲量または降水量に基づき、信頼度を算出してもよい。なお、上記の信頼度の算出は、これに限定されるものではない。撮影画像が劣化度の算出に適している画像であるか否かの度合いを表すのであれば、他の算出により導出されてもよい。
以下の説明において、信頼度の値の範囲は、0%から100%の範囲とするが、これは、一例である。各実施形態は、異なる値の範囲の信頼度を用いてもよい。また、以下の説明において、信頼度の値は、劣化度がより信頼できる場合に高くなる。ただし、信頼度を表す値として、信頼できない場合にその値が高くなるような値が用いられてもよい。
撮影情報としては、撮影情報の少なくとも一部は、撮影画像から取得してもよい。あるいは、所定の装置(図示せず)から撮影情報を受付けてもよい。例えば、外部のシステムから撮影日時、撮影場所の情報に基づく撮影情報(天気など)を受付けてもよい。
上記の信頼度は、信頼度を算出するための撮影情報として、撮影日時と、撮影日時の天気と、撮影時のカメラの移動速度の少なくとも一つを用いる。
信頼度算出部35は、算出した信頼度を、道路区間IDに関連付けて、道路点検データ記憶部22に記憶する。
上記説明では、道路区間における劣化度、劣化速度、信頼度の算出について説明したが、測定地点における劣化度、劣化速度、信頼度も同様に算出することができる。
<劣化表示システム>
劣化表示システム10は、道路区間の劣化状態を示す劣化指標を取得し、地図の表示範囲と縮尺に応じて、地図の表示を変更し、表示される地図のエリアまたはエリア内の道路区間における劣化指標に基づく劣化情報を重畳して表示する。劣化指標は、例えば、劣化度、劣化速度、信頼度である。また、劣化表示システム10は、劣化指標に基づく劣化情報の他に、緊急度の高い劣化情報としてポットホールの存在を示す情報を重畳して表示してもよい。また、劣化表示システム10は、各劣化指標について、その劣化の要因や種類等を表示してもよい。例えば、劣化指標がひび割れ率の場合、劣化表示システム10は、ひび割れの種類(縦ひび/横ひび/亀甲ひび等)を検出・分類し、その情報を重畳して表示してもよい。また、劣化指標がIRIの場合、劣化表示システム10は、路面が劣化した場所以外で大きなIRI値を算出する要因となりうる道路構造物(踏切や橋の境目、マンホールなど)を検出し、検出した要因情報を重畳して表示してもよい。
劣化表示システム10は、表示される地図の縮尺が小さいメッシュ表示の場合、劣化指標に基づく劣化情報を、メッシュ表示の所定のエリアの劣化指標の度合に応じた表示態様で、所定のエリア毎に重畳して表示する。劣化表示システム10は、表示される地図の縮尺が大きい道路地図表示の場合、劣化指標に基づく劣化情報を、所定の道路区間の劣化指標の度合に応じた表示態様で、所定の道路区間毎に重畳して表示する。また、劣化表示システム10は、道路地図表示で指定された道路区間の道路画像を表示し、道路画像の劣化指標に基づく劣化情報を道路画像に重畳表示する。
第1の実施形態に係る劣化表示システム10の構成について図面を用いて説明する。図5は、第1の実施形態に係る劣化表示システム10の構成の例を示すブロック図である。劣化表示システム10は、取得部11、表示制御部12を備える。劣化表示システム10は、地図情報記憶部21、道路点検データ記憶部22と通信可能に接続される。
(取得部)
取得部11は、地図情報記憶部21から地図情報を取得し、取得した地図情報を表示制御部12に出力する。取得部11は、道路点検データ記憶部22から所定の道路点検データを取得し、取得した道路点検データを表示制御部12に出力する。例えば、取得部11は、道路点検データ記憶部22から、エリア毎に、エリア内の各道路区間の劣化指標を取得する。また、取得部11は、道路点検データ記憶部22から、劣化指標ごとの劣化指標レベルを取得する。劣化指標レベルとは、例えば、劣化度レベル、劣化速度レベル、信頼度レベルである。図6、図7、図8に、劣化指標(劣化度、劣化速度、信頼度)ごとのレベルを示すテーブルを示す。図6、図7、図8に示す劣化度レベル、劣化速度レベル、信頼度レベルは3段階であるが、3段階には限られない。
図6は、劣化度の劣化度レベルの例を示すテーブルである。図6に示す劣化度レベルは、劣化度の値の範囲に応じて3段階のレベルに分けられている。劣化度レベルに対応する劣化度の値の範囲は、図6に示す例に限定されない。また、図中、劣化度レベルの値は、劣化度が悪化した場合に、その値が大きくなるように規定しているが、劣化度が悪化した場合にその値が小さくなるように規定してもよい。
図7は、劣化速度の劣化速度レベルの例を示すテーブルである。図7に示す劣化速度レベルは、劣化速度の範囲に応じて3段階のレベルに分けられている。なお、劣化速度レベルに対応する劣化速度の値の範囲は、図7に示す例に限定されないまた、図中、劣化速度レベルの値は、劣化速度が速い場合に、その値が大きくなるように規定しているが、劣化速度が速い場合にその値が小さくなるように規定してもよい。
図8は、信頼度の信頼度レベルの例を示すテーブルである。図8に示す信頼度レベルは、信頼度の範囲に応じて3段階のレベルに分けられている。なお、信頼度レベルに対応する信頼度の値の範囲は、図8に示す例に限定されないまた、図中、信頼度レベルの値は、信頼度が高い場合に、その値が大きくなるように規定しているが、信頼度が高い場合にその値が小さくなるように規定してもよい。
図9は、エリアに含まれる各道路区間の道路点検データの一部を示すテーブルである。図9に示す道路点検データは、エリアにおける各道路区間ごとの位置情報、劣化指標(劣化度、劣化速度、信頼度)、点検日時、緊急度である。なお、取得部11が取得する道路点検データは、図9の例に限られない。
(表示制御部)
表示制御部12は、メッシュ表示、道路地図表示、道路画像表示の3段階で道路の劣化状態を示す劣化情報を表示する。メッシュ表示では、地図は、所定範囲のエリアに分割される。図10は、地図をメッシュ表示する例を示す図である。図10に示す表示画面に、操作表示101、劣化情報表示102を含む。操作表示101には、劣化度(ひび割れ、わだち掘れ、IRI、MCI)の表示を選択する選択ボタン、劣化指標(劣化度、劣化速度、信頼度)の表示を選択する選択ボタンが含まれる。ひび割れは、ひび割れ率に関連し、わだち掘れは、わだち掘れ量に関連する。なお、劣化度、劣化指標の選択ボタンで表示される種類は、図10の例に限られない。さらに、操作表示101には、地図の縮尺を変更するための縮尺バー、劣化情報の重畳表示のON・OFFを切り替える表示切替ボタンが含まれる。表示制御部12は、選択ボタン、縮尺バー、表示切替ボタンへの入力に応じて、画面に表示する情報を変える。選択ボタン、縮尺バー、表示切替ボタンについては、図11から図14に示す表示例においても同様に示される。
1つのエリアにおける地図の表示範囲は、任意である。なお、説明を簡単にするために分割されたエリア間は同じサイズであるとする。エリアの表示範囲を予め定めておき、地図の縮尺に応じて画面に表示されるエリア数(分割数)を変化させてもよい。この場合、メッシュ表示において、地図の縮尺が小さくなるほどエリア数は多く表示される。あるいは、地図の縮尺を固定して分割数に応じて1つのエリアの表示範囲を変化させてもよい。道路地図表示では、エリアに含まれる道路が表示される。
表示制御部12は、メッシュ表示、道路地図表示では、地図情報に基づく地図を表示すると共に、エリアあるいは道路区間の劣化情報を重畳表示する。また、表示制御部12は、道路画像表示では、道路区間に関連する道路画像を表示すると共に、道路区間又は道路画像の劣化情報を重畳表示する。
表示制御部12について、メッシュ表示、道路地図表示、道路画像表示に分けて説明する。
[メッシュ表示]
図11は、エリア毎の劣化指標の代表レベルに応じた表示態様の例を示す図である。
表示制御部12は、エリア内の各道路区間の劣化指標レベルに基づき、エリアの劣化指標を代表する代表レベルを決定する。エリアの劣化指標を代表する代表レベル(以下、単にエリアの代表レベルと示す場合もある)は、例えば、以下のように決定される。
(A)表示制御部12は、エリア内の各道路区間の劣化指標レベルに応じて、エリアの代表レベルを決定する。例えば、各道路区間のうち最も高い劣化指標レベル(最も悪化を示す劣化指標レベル)をエリアの代表レベルとする。この場合、複数の道路区間のうち、劣化指標レベル「3」となる道路区間が1つでもあると、エリアの代表レベルは「3」となる。
(B)表示制御部12は、エリア内の道路区間で劣化指標のうち、最も高い劣化指標レベル(最も悪化を示す劣化指標レベル)の割合に基づいて、代表レベルを決定する。例えば、劣化指標レベル「3」の割合が50%以上の場合、エリアの代表レベルを「3」、劣化指標レベル「3」の割合が20%以上50%未満の場合、エリアの代表レベルを「2」とする。劣化指標レベル「3」の割合が20%未満の場合、エリアの代表レベルを「1」とする。
(C)表示制御部12は、エリア内における各道路区間の代表レベルの割合に基づいて、エリアの劣化指標の代表レベルを決定する。例えば、エリア内の道路区間の総数に占める各道路区間の代表レベルの数の割合が最も高い道路区間の代表レベルをエリアの代表レベルとする。
[道路区間の代表レベル「3」の数]/[道路区間の総数]×100
[道路区間の代表レベル「2」の数]/[道路区間の総数]×100
[道路区間の代表レベル「1」の数]/[道路区間の総数]×100
この例の場合、エリアの劣化指標の代表レベルは「2」となる。なお、道路区間の代表レベルの求め方は、後の道路地図表示にて説明する。
(D)エリア内の各道路区間の劣化指標レベルの平均値に基づき、エリアの劣化指標を代表する代表レベルを決定する。例えば、算出された平均値と代表レベルを決定するために設定されたレンジとの比較により代表レベルを決定する。
表示制御部12は、エリア毎に、決定された代表レベルに応じた表示態様を重畳表示する。代表レベルに応じた表示態様とは、例えば、エリアに重畳される重畳画像の濃淡(透過率)、色、エリア枠の太さ、アイコンである。また、表示態様とは、重畳画像の濃淡や色の変化、重畳画像の点滅であってもよい。
なお、表示制御部12によるメッシュ表示の例は上記に限られない。例えば、劣化度として「ひび割れ」を選択した場合に、表示制御部12は、エリアごとの劣化度の違いをエリアの色の違い(例えば、シアン、マゼンダ、イエロー等)とし、エリアごとの劣化速度の違いをエリアの点滅周期の違いとし、エリアごとの信頼性の違いをエリアの濃淡の違いとして、それぞれの情報を表示してもよい。これにより、エリア1つの表示で、そのひび割れ率に対する劣化度、劣化速度、信頼性を一目で確認できるよう表示可能となる。なお、劣化度、劣化速度、信頼性の3つを同時に表示する必要はなく、劣化度、劣化速度、信頼性から選択されて表示されてもよい。
図11中のエリア111、112、113は、それぞれ劣化指標の代表レベルが「3」、「2」、「1」の表示例である。図11の例では、劣化指標の代表レベルに応じてエリアの濃淡(透過率)が定まっている。図11では表示を簡単にするためにエリア113の代表レベル「1」の表示は、エリアの濃淡における透過率0%として表している。なお、エリア114の「NO DATA」は、エリア114内には、道路点検データがない、又は、所定年数を超えて点検されていない道路が存在することを表す。
エリア115は、劣化指標の代表レベルが「3」のエリアを更に注視させるために、エリア115の枠の色を変える、あるいは、エリアを点滅させて変化させる例を表している。アイコン116は、当該エリア内の道路にポットホールが存在することを表している。
図11において、アイコン116は、エリア内の道路区間にポットホールが存在することを表す。表示制御部12は、取得した道路区間の道路点検データにポットホールの存在を示すデータを検出すると、緊急度の高い情報としてメッシュ表示における該当するエリアにポットホールのアイコン116を重畳表示する。なお、ポットホールのアイコンは、エリアの代表レベルによらずエリアに重畳表示される。例えば、エリアの代表レベルが「1」であっても当該エリアの道路区間にポットホールが存在すれば、エリアにポットホールのアイコンが重畳表示される。
[道路地図表示]
図12は、道路区間毎の劣化指標の代表レベルに応じた表示態様の例を示す図である。表示制御部12は、道路区間毎に、道路区間の劣化指標の代表レベルに応じた表示態様で重畳表示する。
道路区間における劣化指標の代表レベルとは、例えば、道路区間における各劣化指標レベル(劣化度レベル、劣化速度レベル、信頼度レベル)のうち、最も高い劣化指標レベルである。例えば、ある道路区間で、劣化度レベル「3」、劣化速度レベル「2」、信頼度レベル「1」である場合、当該道路区間の劣化指標の代表レベルは「3」となる。なお、道路区間における劣化指標の代表レベルは、上記の例に限られない。例えば、同一の道路区間を複数回走行して得られた劣化指標に基づき、その道路区間における劣化指標の代表レベルを決定してもよい。
例えば、表示制御部12は、同一道路区間で得られた複数の劣化指標のうち、最も高い劣化指標レベル(最も悪化を示す劣化指標レベル)の割合に基づいて、代表レベルを決定してもよい。あるいは、表示制御部12は、同一道路区間の走行回数に占める道路区間の代表レベルの数の割合が最も高い劣化指標の代表レベルを、その道路区間の劣化指標の代表レベルとしてもよい。また、同一道路区間を複数回走行したときに、その同一道路区間の劣化指標レベルの平均値に基づき、エリアの劣化指標を代表する代表レベルを決定してもよい。
表示制御部12は、道路区間の劣化指標ごとの劣化指標レベルのうち、最も高い劣化指標レベルを代表レベルとして決定する。
次に、表示制御部12は、道路区間に対して、代表レベルに応じた表示態様で重畳表示する。代表レベルに応じた表示態様とは、例えば、道路区間を示す矢印の濃淡(透過率)、色、形状などである。表示態様は、矢印の濃淡や色の変化、あるいは、点滅であってもよい。図12中、各道路区間の矢印の濃淡は、劣化指標レベルに応じた3段階となっている。図12中の道路区間121、道路区間122、道路区間123の矢印の濃淡は、道路区間の劣化指標の代表レベルがそれぞれ「3」、「2」、「1」に対応する。道路区間における矢印の向きは、道路点検時における点検車両の進行方向を表している。
図12において、アイコン124は、道路区間上にポットホールが存在することを表す。表示制御部12は、取得した道路区間の道路点検データにポットホールの存在を示すデータを検出すると、緊急度の高い情報として道路地図表示における該当する道路区間の上にポットホールのアイコン124を重畳表示する。なお、ポットホールのアイコンは、道路区間の代表レベルによらず道路区間に重畳表示される。例えば、道路区間の代表レベルが「1」であっても当該道路区間にポットホールが存在すれば、道路区間にポットホールのアイコンが重畳表示される。
上記の説明では、道路地図表示において、道路区間における各劣化指標レベル(劣化度レベル、劣化速度レベル、信頼度レベル)のうち、最も高い劣化指標レベルを道路区間における劣化指標の代表レベルとしたが、これに限られない。例えば、劣化指標ごとに、道路区間の劣化指標レベルを代表レベルとして重畳表示してもよい。具体的には、表示制御部12は、道路地図表示において、劣化指標(劣化度、劣化速度、信頼性)ごとの劣化指標レベルを代表レベルとして道路区間に重畳表示してもよい。この場合、代表レベルに応じた表示態様(例えば、濃淡)は、劣化指標ごとの劣化指標レベルによって変化する。
なお、表示制御部12による道路地図表示の例は上記に限られない。例えば、劣化度として「ひび割れ」を選択した場合に、表示制御部12は、劣化度の違いを矢印の色の違い(例えば、シアン、マゼンダ、イエロー等)とし、劣化速度の違いを矢印の点滅周期の違いとし、信頼性の違いを矢印の濃淡の違いとして、それぞれの情報を表示してもよい。これにより、矢印1つの表示で、そのひび割れ率に対する劣化度、劣化速度、信頼性を一目で確認できるよう表示可能となる。なお、劣化度、劣化速度、信頼性の3つを同時に表示する必要はなく、劣化度、劣化速度、信頼性から選択されて表示されてもよい。
[道路画像表示]
道路画像表示では、各道路区間に対応する道路画像が表示される。図13は、道路画像に劣化指標を重畳表示する例を示す図である。表示制御部12は、道路点検データ記憶部22から所定の道路区間に関連する撮影画像を取得して道路画像130を表示する。
更に、表示制御部12は、道路画像130に、道路画像の道路区間における劣化指標を重畳表示する。図13では、表示領域131に、道路区間における劣化度のうち、IRIの値が表示されている。表示領域には、劣化指標のうち、劣化指標レベルが最も高い劣化指標の値を表示してもよい。図13において、1つの車線に対する劣化指標を表示しているが、複数の車線がある場合、道路画像に車線単位で劣化指標を表示してもよい。また、表示制御部12は、道路画像表示について、その道路画像の道路区間の劣化指標の表示に限らず、その道路画像の劣化指標(例えば、その道路画像から算出した劣化指標)を表示してもよい。
図13に示す立体矢印132は、道路画像130に関連する道路区間の劣化速度の表示態様の1つである。表示制御部12は、立体矢印132に対して、矢印の大きさや形状、矢印の道路に対する角度、矢印の濃淡、色、点滅の速度を変化させることにより、劣化速度の度合を表現してもよい。また、立体矢印132は、その表示態様によって複数の劣化指標を表現してもよい。例えば、劣化度を立体矢印132の大きさで表し、劣化速度を立体矢印132が点滅する速度で表すようにし、各劣化指標を複合的に表現してもよい。
図13の枠133は、道路画像の中で亀甲ひびが存在する箇所を表す。表示制御部12は、道路画像に対応する道路点検データに基づき道路画像で亀甲ひびが存在する位置に枠133を重畳表示する。表示制御部12は、亀甲ひびの程度に応じて枠の実線の太さ、色、線種を変化させてもよい。枠133は、マウスによってクリックされると、表示制御部12は、枠133に関連する詳細画像を表示する。
図13のボタン表示134は、次の道路画像を表示するためのボタンである。道路画像上のボタン表示134がマウスによってクリックされると、表示制御部12は、道路区間の次の道路画像を表示する。
図14は、道路画像に詳細画像を重畳表示する表示画面の例を示す図である。図14の詳細画像141は、枠133に対応する亀甲ひびの画像である。表示制御部12は、詳細画像141の亀甲ひびに対応する劣化指標を表示してもよい。図14の詳細画像141には、劣化度、劣化速度、信頼度の3つの劣化指標が重畳表示されているが、これに限られない。例えば、3つの劣化指標のうち、劣化指標のレベルが最も高い劣化指標を重畳表示してもよい。
また、表示制御部12は、道路画像130に含まれる複数の詳細画像を順次表示するための矢印ボタンを詳細画像141内に表示してもよい。また、表示制御部12は、メインの道路画像に添えて時系列で道路画像又は詳細画像を並べて表示してもよい。
次に、第1の実施形態に係る劣化表示システムの動作を図面を用いて説明する。図15は、劣化表示システム10の動作示すフローチャートである。劣化表示システム10は、劣化診断システム30による道路点検データが記憶された道路点検データ記憶部22から道路区間の劣化指標を含む道路点検データを取得し、メッシュ表示、道路地図表示、道路画像表示に応じて劣化指標に基づく劣化情報を表示する。
具体的には、取得部11は、道路区間の劣化状態を示す劣化指標を取得する(ステップS11)。取得部11は、取得した道路区間の劣化指標を表示制御部12に出力する。表示制御部12は、地図の表示範囲と縮尺に応じて、地図の表示を変更し、表示される地図のエリアまたはエリア内の道路区間における劣化指標に基づく劣化情報を重畳して表示する(ステップS12)。
表示制御部12は、表示される地図の縮尺が小さい場合(メッシュ表示)、劣化指標に基づく劣化情報を、エリアの劣化指標の度合に応じた表示態様で、所定のエリア毎に重畳して表示する。表示制御部12は、表示される地図の縮尺が大きい場合(道路地図表示)、劣化指標に基づく劣化情報を、所定の道路区間の劣化指標の度合に応じた表示態様で、所定の道路区間毎に重畳して表示する。
以下、劣化表示システム10による、メッシュ表示処理、道路地図表示処理、道路画像表示処理についてそれぞれ説明する。
[メッシュ表示]
図16は、メッシュ表示処理の動作を示すフローチャートである。取得部11は、メッシュ表示のエリア範囲を取得する(ステップS111)。エリアの範囲は、メッシュサイズにより定まる。例えば、エリア内の道路区間は、地図のエリア範囲を示す位置情報と道路点検データにおける道路区間の位置情報に基づき特定される。取得部11は、メッシュ表示のエリア毎に、エリア内の各道路区間数を取得する(ステップS112)。取得部11は、エリア毎に、エリア内の各道路区間における各劣化指標の代表レベル取得する(ステップS113)。
表示制御部12は、メッシュのエリア毎に、各道路区間の劣化指標(劣化度、劣化速度、信頼度)の代表レベルから、エリアにおいて各劣化指標ごとに最も高い劣化指標を示す道路区間の割合を算出する。(ステップS114)。表示制御部12は、算出した割合に基づいて、エリア毎にエリアを代表する代表レベルを決定する(ステップS115)。表示制御部12は、エリア毎に、エリアの代表レベルに応じた表現態様で重畳表示する(ステップS116)。
[道路地図表示]
劣化表示システム10による道路地図表示処理について説明する。図17は、道路地図表示処理の動作を示すフローチャートである。道路地図表示において、劣化表示システム10は、エリア内の道路区間における劣化指標に基づく劣化情報を重畳して表示する。
取得部11は、道路点検データ記憶部22から、エリア内の各道路区間(測定地点を含む)の道路点検データを取得する(ステップS211)。取得部11は、取得した道路点検データに基づき、エリア内の各道路区間数を取得する(ステップS212)。
取得部11は、図6から図8に示す各劣化指標のレベルテーブルを参照し、各道路区間で劣化指標(劣化度、劣化速度、信頼度)ごとの劣化指標レベルを取得する(ステップS213)。取得部11は、各道路区間ごとに、取得した道路区間の劣化指標ごとの劣化指標レベルを表示制御部12に出力する。
表示制御部12は、各道路区間において、道路区間の劣化指標ごとの劣化指標レベルのうち、最も高い劣化指標レベルを当該道路区間の代表レベルとして決定する(ステップS214)。表示制御部12は、各道路区間の代表レベルを劣化指標に応じた表現態様で重畳表示する(ステップS215)。
[道路画像表示]
図18は、道路画像表示処理の動作を示すフローチャートである。表示制御部12は、道路地図表示で、道路画像の表示指示を受付ける(ステップS311)。例えば、表示制御部12は、図12に示す道路画像表示において、道路区間121がマウスでクリックされたことを検出し、道路区間121の道路画像と、当該道路画像の詳細画像と、を道路点検データ記憶部22から取得する(ステップS312)。道路画像、詳細画像は道路の撮影画像である。表示制御部12は、道路画像と詳細画像に関連付けられた劣化指標を重畳表示する(ステップS313)。
第1の実施形態に係る劣化表示システムによれば、地図の表示範囲に応じて道路の劣化状態を示す劣化情報を表示することができる。その理由は、取得部11は、劣化診断システムが点検した道路点検データを取得し、表示制御部12は、メッシュ表示、道路地図表示、道路画像表示のように地図の縮尺に応じて道路の劣化情報を表示するからである。詳しくは、表示制御部12は、メッシュ表示において、エリア毎に、エリア内の道路区間の劣化指標を代表する代表レベルを決定し、代表レベルに応じた表示態様で重畳表示するからである。メッシュ表示において、エリアごとの道路の劣化状態を俯瞰して把握することができる。さらに、ポットホールのような緊急度の劣化情報を、メッシュ表示、道路地図表示において、注視可能な表示態様で表示することができる。
また、表示制御部12が、メッシュ表示、道路地図表示、道路画像表示のように地図の縮尺に応じて道路の劣化情報を表示することで、道路の劣化情報が表示されたエリアを俯瞰する地図から、道路区間に関連する道路画像までを深堀りするように表示することが可能となる。これらにより、道路管理者は、道路の点検計画又は補修計画をより効率的に設定することが可能となる。
(ハードウエア構成)
劣化表示システム10は、図19に示すコンピュータ60によって構成される。劣化表示システム10は、CPU(Central Processing Unit)61で、劣化表示システム10の各構成要素の機能をプログラム64で実行することにより実現する。各構成要素の機能は、CPU61がROM(Read Only Memory)62あるいは記憶装置65からプログラム64を読み込み、読み込んだプログラム64を、CPU61、及び、RAM(Random Access Memory)63を用いて実行することで実現されてもよい。各構成要素とは、劣化表示システム10の取得部11、表示制御部12である。
また、上述の劣化表示システム10をCPU61に機能させるためのプログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体66によって構成されると捉えることもできる。なお、劣化診断システム30もコンピュータ60によって構成することができる。記憶媒体66は、例えばハードディスクドライブ、ドライブ装置67に着脱可能なディスク媒体やメモリカードなどである。例えば、劣化表示システム10の取得部11、表示制御部12の構成要素は、集積回路による専用のハードウエアであってもよい。またコンピュータ60は、ネットワークと接続可能な通信インターフェース68、入出力インターフェース70を有してもよい。また、劣化表示システム10、劣化診断システム30の構成要素は、複数の装置に分散して配置されてもよく、その場合、複数の装置間を通信可能に接続することで装置単体と同様に機能することができる。
本開示は上述した各実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された構成、動作、処理を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本開示の技術的範囲に含まれる。
以上、上述した実施形態を模範的な例として本開示を説明した。しかしながら、本開示は、上述した実施形態には限定されない。即ち、本開示は、本開示のスコープ内において、当業者が理解し得る様々な態様を適用することができる。
この出願は、2020年3月31日に出願された日本出願特願2020−06291620を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のように記載されうるが、以下には限られない。
[付記1]
道路区間の劣化状態を示す劣化指標を取得する取得手段と、
地図の表示範囲と縮尺に応じて、前記地図の表示を変更し、地図上のエリアまたは前記エリア内の道路区間における劣化指標に基づく劣化情報を重畳して表示する表示制御手段と、を備え、
前記表示制御手段は、
前記地図の縮尺が小さい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、エリアの劣化指標の度合に応じた表示態様で、前記エリアごとに重畳して表示し、
前記地図の縮尺が大きい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、道路区間の劣化指標の度合に応じた表示態様で、前記道路区間ごとに重畳して表示する、
劣化表示システム。
[付記2]
前記エリアの劣化指標の度合は、前記エリア内の道路区間における劣化指標に基づいて決定する、
付記1に記載の劣化表示システム。
[付記3]
前記表示制御手段は、
前記道路区間の道路画像を表示可能であり、前記道路画像の前記劣化指標に基づく劣化情報を、前記道路画像の前記劣化指標に応じた表示態様で、前記道路画像に重畳して表示する、
付記1又は2に記載の劣化表示システム。
[付記4]
前記劣化指標の度合は、前記劣化指標ごとの劣化指標レベルに基づいて決定される、
付記1から3のいずれか1つに記載の劣化表示システム。
[付記5]
前記エリアの劣化指標の度合は、前記エリア内の道路区間ごとの前記劣化指標レベルに基づき決定された、前記エリアの劣化指標を代表する代表レベルである、
付記4に記載の劣化表示システム。
[付記6]
前記エリアの劣化指標の度合は、前記各道路区間における劣化指標のうち、最も高い前記劣化指標レベルの割合に基づき決定された、前記エリアの劣化指標を代表する代表レベルである、
付記4に記載の劣化表示システム。
[付記7]
前記エリアの劣化指標の度合は、前記エリア内における各道路区間の代表レベルの割合に基づいて決定された、前記エリアの劣化指標の代表レベルである、
付記4に記載の劣化表示システム。
[付記8]
前記エリアの劣化指標の度合は、前記エリア内の各道路区間の前記劣化指標レベルの平均値に基づき決定された、前記エリアの劣化指標を代表する代表レベルである、
付記4に記載の劣化表示システム。
[付記9]
前記表示制御手段は、
前記地図の縮尺が小さい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、前記エリア内の道路区間の劣化指標の度合に応じて、色、透過率、エリアを区画する枠線の太さのうち少なくとも一つを用いて、前記エリアごとに重畳して表示し、
前記地図の縮尺が大きい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、道路区間を示す矢印の色、透過率、形状のうち少なくとも一つを用いて、前記道路区間ごとに重畳して表示する、
付記1から8のいずれか1つに記載の劣化表示システム。
[付記10]
前記表示制御手段は、
前記道路画像の前記劣化指標に基づく劣化情報を、道路区間の進行方向を示す矢印の色、透過率、形状、大きさ、道路に対する角度のうち少なくとも一つを用いて、
前記道路画像に重畳して表示する、
付記3から9のいずれか1つに記載の劣化表示システム。
[付記11]
前記表示制御手段は、前記エリア、又は、前記道路区間に対し、ポットホールの存在、劣化の種類、又は劣化の要因を含む情報を重畳表示する、
付記1から9のいずれか1つに記載の劣化表示システム。
[付記12]
道路区間の劣化状態を示す劣化指標を取得し、
地図の表示範囲と縮尺に応じて、前記地図の表示を変更し、地図上のエリアまたは前記エリア内の道路区間における劣化指標に基づく劣化情報を重畳して表示し、
前記地図の縮尺が小さい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、エリアの劣化指標の度合に応じた表示態様で、前記エリアごとに重畳して表示し、
前記地図の縮尺が大きい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、道路区間の劣化指標の度合に応じた表示態様で、前記道路区間ごとに重畳して表示する、劣化表示方法。
[付記13]
道路区間の劣化状態を示す劣化指標を取得し、
地図の表示範囲と縮尺に応じて、前記地図の表示を変更し、地図上のエリアまたは前記エリア内の道路区間における劣化指標に基づく劣化情報を重畳して表示し、
前記地図の縮尺が小さい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、エリアの劣化指標の度合に応じた表示態様で、前記エリアごとに重畳して表示し、
前記地図の縮尺が大きい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、道路区間の劣化指標の度合に応じた表示態様で、前記道路区間ごとに重畳して表示する、
ことをコンピュータに実行させるプログラム。
5 道路管理システム
10 劣化表示システム
11 取得部
12 表示制御部
21 地図情報記憶部
22 道路点検データ記憶部
30 劣化診断システム

Claims (13)

  1. 道路区間の劣化状態を示す劣化指標を取得する取得手段と、
    地図の表示範囲と縮尺に応じて、前記地図の表示を変更し、地図上のエリアまたは前記エリア内の道路区間における劣化指標に基づく劣化情報を重畳して表示する表示制御手段と、を備え、
    前記表示制御手段は、
    前記地図の縮尺が小さい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、前記エリアの劣化指標の度合に応じた表示態様で、前記エリアごとに重畳して表示し、
    前記地図の縮尺が大きい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、前記道路区間の劣化指標の度合に応じた表示態様で、前記道路区間ごとに重畳して表示する、
    劣化表示システム。
  2. 前記エリアの劣化指標の度合は、前記エリア内の前記道路区間における劣化指標に基づいて決定する、
    請求項1に記載の劣化表示システム。
  3. 前記表示制御手段は、
    前記道路区間の道路画像を表示可能であり、前記道路画像の前記劣化指標に基づく劣化情報を、前記道路画像の前記劣化指標に応じた表示態様で、前記道路画像に重畳して表示する、
    請求項1又は2に記載の劣化表示システム。
  4. 前記エリアの前記劣化指標の度合は、前記劣化指標ごとの劣化指標レベルに基づいて決定される、
    請求項1から3のいずれか1つに記載の劣化表示システム。
  5. 前記エリアの劣化指標の度合は、前記エリア内の道路区間ごとの前記劣化指標レベルに基づき決定された、前記エリアの劣化指標を代表する代表レベルである、
    請求項4に記載の劣化表示システム。
  6. 前記エリアの劣化指標の度合は、前記各道路区間における劣化指標のうち、最も高い前記劣化指標レベルの割合に基づき決定された、前記エリアの劣化指標を代表する代表レベルである、
    請求項4に記載の劣化表示システム。
  7. 前記エリアの劣化指標の度合は、前記エリア内における各道路区間の代表レベルの割合に基づいて決定された、前記エリアの劣化指標の代表レベルである、
    請求項4に記載の劣化表示システム。
  8. 前記表示制御手段は、
    前記地図の縮尺が小さい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、前記エリア内の道路区間の劣化指標の度合に応じて、色、透過率、エリアを区画する枠線の太さのうち少なくとも一つを用いて、前記エリアごとに重畳して表示し、
    前記地図の縮尺が大きい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、道路区間を示す矢印の色、透過率、形状のうち少なくとも一つを用いて、前記道路区間ごとに重畳して表示する、
    請求項1から7のいずれか1つに記載の劣化表示システム。
  9. 前記表示制御手段は、
    前記道路画像の前記劣化指標に基づく劣化情報を、道路区間の進行方向を示す矢印の色、透過率、形状、大きさ、道路に対する角度のうち少なくとも一つを用いて、
    前記道路画像に重畳して表示する、
    請求項3に記載の劣化表示システム。
  10. 前記表示制御手段は、前記エリア、又は、前記道路区間に対し、ポットホールの存在、劣化の種類、又は劣化の要因を含む情報を重畳表示する、
    請求項1から9のいずれか1つに記載の劣化表示システム。
  11. 道路区間の劣化状態を示す劣化指標を取得し、
    地図の表示範囲と縮尺に応じて、前記地図の表示を変更し、地図上のエリアまたは前記エリア内の道路区間における劣化指標に基づく劣化情報を重畳して表示し、
    前記地図の縮尺が小さい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、前記エリアの劣化指標の度合に応じた表示態様で、前記エリアごとに重畳して表示し、
    前記地図の縮尺が大きい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、前記道路区間の劣化指標の度合に応じた表示態様で、前記道路区間ごとに重畳して表示する、劣化表示方法。
  12. 道路区間の劣化状態を示す劣化指標を取得し、
    地図の表示範囲と縮尺に応じて、前記地図の表示を変更し、地図上のエリアまたは前記エリア内の道路区間における劣化指標に基づく劣化情報を重畳して表示し、
    前記地図の縮尺が小さい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、前記エリアの劣化指標の度合に応じた表示態様で、前記エリアごとに重畳して表示し、
    前記地図の縮尺が大きい場合、前記劣化指標に基づく劣化情報を、前記道路区間の劣化指標の度合に応じた表示態様で、前記道路区間ごとに重畳して表示する、
    ことをコンピュータに実行させるプログラム。
  13. 前記エリアの劣化指標の度合は、前記エリア内の各道路区間の前記劣化指標レベルの平均値に基づき決定された、前記エリアの劣化指標を代表する代表レベルである、
    請求項4に記載の劣化表示システム。
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