JP2021160424A - 車両用制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】停車状態を維持する機構が故障した場合でも、車両が動いてしまうことを防止できる車両用制御装置を提供する。【解決手段】制御ECU2において、アクセルペダルの操作により車両1の駆動および制動を制御可能とするワンペダルモードと、アクセルペダルの操作により車両1の駆動のみを制御可能とする通常モードとを切り替える切替部21と、ワンペダルモード時に停車した場合に、停車状態を維持させる停車維持機構(EPB−ECU3、アクチュエータ5、およびブレーキ装置6)を自動的に稼働させる制動制御部24と、停車維持機構の故障を検出する故障検出部26と、報知部81に情報を報知させる報知制御部28とを備えた。 故障検出部26が故障を検出した場合、切替部21は通常モードに切り替え、報知制御部27は、通常モードに切り替えたことを報知部81に報知させる。【選択図】図1

Description

本発明は、車両の駆動および制動を制御する車両用制御装置に関する。
従来、アクセルペダルの操作により車両の駆動および制動の両方を制御可能とするワンペダルモードと、アクセルペダルの操作により車両の駆動のみを制御可能とする通常モードとを切り替え可能とした車両用制御装置が開発されている(例えば特許文献1参照)。また、駐車時に電動モータによる牽引力でパーキングブレーキを作動させる電動パーキングブレーキ(EPB:Electric Parking Brake)システムが知られている。EPBシステムが搭載された車両において、ワンペダルモードでの制御を行う場合、車両用制御装置は、停車して所定時間が経過したときに、駐車したものと判断して、自動的にパーキングブレーキを作動させることができる。この場合、運転者は、加速、減速、停車、および駐車まで、アクセルペダルの操作のみで行うことができるので、運転が容易になり、複数のペダルの操作による操作の間違いを防止することができる。
特開2017−200780号公報
上記のように、ワンペダルモードにおいて、アクセルペダルの操作により停車までできる場合、運転者は、ブレーキペダルやパーキングブレーキを操作する必要がない。しかし、EPBシステムに故障が発生して、パーキングブレーキが自動で作動しない場合がある。この場合、運転者が、パーキングブレーキが作動すると思い込み、ブレーキペダルもパーキングブレーキも操作しないと、ワンペダルモードによる制動が維持されなくなったときに、車両が動いてしまうおそれがある。EPBシステムが搭載されていない車両においても、ワンペダルモードで停車状態まで制御可能な場合に、同様の問題が発生する。すなわち、運転者は、停車状態を維持する機構が故障していても、停車状態が維持されると思い込んで、ブレーキペダルもパーキングブレーキも操作しないことで、車両が動いてしまうおそれがある。
本発明は上記した事情のもとで考え出されたものであって、停車状態を維持する機構が故障した場合でも、車両が動いてしまうことを防止できる車両用制御装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明によって提供される車両用制御装置は、アクセルペダルの操作により車両の駆動および制動を制御可能とするワンペダルモードと、前記アクセルペダルの操作により車両の駆動のみを制御可能とする通常モードとを切り替える切替部と、前記ワンペダルモード時に停車した場合に、停車状態を維持させる停車維持機構を自動的に稼働させる制動制御部と、前記停車維持機構の故障を検出する故障検出部と、報知部に情報を報知させる報知制御部とを備え、前記故障検出部が故障を検出した場合、前記切替部は前記通常モードに切り替え、前記報知制御部は、前記通常モードに切り替えたことを前記報知部に報知させる。
本発明によると、故障検出部が故障を検出した場合、通常モードに切り替えられ、その旨が報知部によって運転者に報知される。通常モードの場合、アクセルペダルの操作では駆動のみが制御され、制動の制御は、運転者のブレーキペダルの操作によって行われる。運転者はブレーキペダルを操作して停車させるので、停車維持機構が故障していても、停車後に車両が動いてしまうことがない。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
第1実施形態に係る車両用制御装置が適用された車両の構成を示す概略ブロック図である。 第1実施形態に係る停車時制御処理を説明するためのフローチャートの一例である。 第1実施形態に係るモード切替処理を説明するためのフローチャートの一例である。 第1実施形態に係るモード切替処理の変形例を説明するためのフローチャートの一例である。 第2実施形態に係る車両用制御装置が適用された車両の構成を示す概略ブロック図である。 第2実施形態に係るモード切替処理を説明するためのフローチャートの一例である。 第3実施形態に係る車両用制御装置が適用された車両の構成を示す概略ブロック図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る車両用制御装置が適用された車両1の構成を示す概略ブロック図である。図1に示すように、車両1は、制御ECU(Electric Control Unit)2、EPB−ECU3、パーキングスイッチ31、VSC(Vehicle Stability Control)−ECU4、アクチュエータ5、ブレーキ装置6、モード切替スイッチ71、アクセルセンサ72、車速センサ73、加速度センサ74、および報知部81を備えている。なお、車両1はその他の構成も備えているが、図1においては記載を省略している。車両1は、電気によるモータ駆動の自動車であってもよいし、エンジン駆動の自動車であってもよい。
モード切替スイッチ71は、アクセル操作モードを切り替えるための操作部であり、車両1の運転者などによって操作される。アクセル操作モードには、通常モードとワンペダルモードとがある。通常モードは、アクセルペダルの操作により車両1の駆動を制御し、ブレーキペダルの操作により車両1の制動を制御するモードである。ワンペダルモードは、アクセルペダルの操作により車両1の駆動および制動の両方を制御するモードである。なお、アクセル操作モードには他のモードが含まれてもよい。モード切替スイッチ71の操作による操作信号は、制御ECU2に入力される。
アクセルセンサ72は、アクセルペダル(図示なし)の操作量を検出するセンサである。アクセルセンサ72は、アクセルペダルの操作量に応じた信号を制御ECU2に出力する。制御ECU2は、アクセルセンサ72から入力される信号に基づいて、アクセルペダルの操作量を算出する。なお、アクセルセンサ72が検出した信号は、制御ECU2以外のECUに入力されてもよく、制御ECU2は、当該ECUが算出した算出値(操作量)を入力されてもよい。以下の各センサについても同様である。
車速センサ73は、車両1の車速を検出するセンサである。車速センサ73は、車輪の回転に同期したパルス信号を生成し、制御ECU2に出力する。制御ECU2は、車速センサ73から入力されるパルス信号の周波数に基づいて、車両1の車速を算出する。
報知部81は、運転者に対して情報を報知するものであり、本実施形態では、インストルメントパネルに配置されたメータユニットの警告表示ランプ、および、ナビゲーション画面などが表示されるディスプレイなどである。
パーキングスイッチ31は、駐車時にブレーキ装置6を作動させるための操作部であり、車両1の運転者などによって操作される。パーキングスイッチ31の操作による操作信号は、EPB−ECU3に入力される。
EPB−ECU3は、駐車時にブレーキ装置6を作動させるための電子制御を行うECUであり、CPUおよびメモリを備えたマイクロコンピュータによって実現されている。EPB−ECU3は、パーキングスイッチ31から入力される操作信号に基づいて、ブレーキ装置6を制御する。具体的には、EPB−ECU3は、パーキングスイッチ31から作動操作に基づく操作信号が入力された場合にブレーキ装置6を作動させ、パーキングスイッチ31から解除操作に基づく操作信号が入力された場合にブレーキ装置6の作動を解除させる。また、EPB−ECU3は、制御ECU2からの指令に応じて、ブレーキ装置6を制御する。
ブレーキ装置6は、後輪用のブレーキ装置であって、ドラム式のブレーキ装置である。なお、実際は後輪が2個あるので、ブレーキ装置6も2個あるが、図1においては、一方の後輪のブレーキ装置6に関する部分のみを記載している。ブレーキ装置6は、ドラム61、一対のブレーキシュー62、ホイールシリンダ63、およびブレーキレバー64を備えている。
ドラム61は、車軸とともに回転する円筒形状の部材である。一対のブレーキシュー62は、ドラム61の内側に配置され、バネによって、それぞれドラム61の内面から離れる方向に付勢されている。ホイールシリンダ63は、ブレーキペダル(図示なし)で操作されるマスタシリンダ(図示なし)から加えられる液圧によって、一対のブレーキシュー62を互いに反対側に拡開させて、ドラム61の内面に押し付ける。そして、ドラム61とブレーキシュー62との摩擦力によってドラム61の回転が抑制され、後輪が制動される。
マスタシリンダとホイールシリンダ63との間の液圧経路にはバルブ(図示なし)が設けられている。当該バルブは、VSC−ECU4からの指令により開閉し、ホイールシリンダ63に加わる液圧を制御する。これにより、VSC−ECU4は、制動力を調整することができる。
ブレーキレバー64は、ブレーキケーブル51の牽引により、一対のブレーキシュー62を互いに反対側に拡開させて、ドラム61の内面に押し付ける。なお、ブレーキレバー64がブレーキシュー62を拡開させる具体的な構造は限定されず、図示および説明を省略する。
VSC−ECU4は、滑りやすい路面でのコーナリング中などに発生する、車両1の横滑りを防止するための電子制御を行うECUであり、CPUおよびメモリを備えたマイクロコンピュータによって実現されている。VSC−ECU4は、車両1の車幅方向の加速度などによって横滑りを検知した場合に、ブレーキの液圧経路に配置されたバルブの開閉を調整して各車輪のホイールシリンダ63の液圧を個別に調整することで、制動力を個別に制御し、同時に、駆動力を制御することで、横滑りを防止する。また、本実施形態では、VSC−ECU4は、制御ECU2からの指令に応じて、マスタシリンダの液圧(以下では、「ブレーキ液圧」とする)を調整する。具体的には、VSC−ECU4は、制御ECU2からブレーキ液圧の増圧指令を入力された場合、液圧ポンプ(図示なし)を駆動させることで、マスタシリンダのブレーキ液圧を増圧させる。これにより、各車輪のホイールシリンダ63の液圧が増圧されて、制動力が増加する。また、VSC−ECU4は、制御ECU2からブレーキ液圧の減圧指令を入力された場合、バルブを開放することで、マスタシリンダのブレーキ液圧を減圧させる。これにより、各車輪のホイールシリンダ63の液圧が減圧されて、制動力が減少する。なお、制御ECU2は、VSC−ECU4の代わりに、ブレーキ液圧を制御可能な他のECUを利用してもよい。例えば、電動モータによってブレーキペダルを操作することでブレーキ液圧を制御する、いわゆる電動ブースターを備えていれば、制御ECU2は、これを制御するECUを利用してもよい。
アクチュエータ5は、EPB−ECU3からの指令により、ブレーキケーブル51を牽引することで、ブレーキ装置6を作動させる。アクチュエータ5は、電動モータ52を備えている。電動モータ52は、図示しないバッテリからの電力を、EPB−ECU3を介して供給される。アクチュエータ5は、EPB−ECU3からブレーキの作動指令が入力されている間、電動モータ52の回転軸を正方向に回転させ、その回転力を図示しないギア列およびねじ機構により牽引力に変換して、ブレーキケーブル51を牽引する。これにより、一対のブレーキシュー62がドラム61の内面に押し付けられて、制動力が増加する。また、アクチュエータ5は、EPB−ECU3からブレーキの解除指令が入力されている間、電動モータ52の回転軸を逆方向に回転させて、ブレーキケーブル51の牽引を解除させる。これにより、一対のブレーキシュー62はドラム61の内面から離されて、制動力が減少する。EPB−ECU3から指令を受けていない間は、電動モータ52が回転しないので、ブレーキケーブル51にかかる張力は固定されて、制動力が維持される。なお、アクチュエータ5の構成は限定されず、EPB−ECU3からの指令に基づいて、ブレーキケーブル51の牽引および解除を行えればよい。
制御ECU2は、運転者によるアクセルペダルの操作に応じて、車両1の駆動力の制御を行うECUであり、CPUおよびメモリを備えたマイクロコンピュータによって実現されている。また、制御ECU2は、ワンペダルモードの場合、車両1の制動力の制御も行う。なお、制御ECU2は、複数のECUが組み合わされたものであってもよい。制御ECU2が、本発明の「車両用制御装置」に相当する。
制御ECU2は、モード切替スイッチ71から入力される操作信号に応じて、アクセル操作モードを切り替える。制御ECU2は、アクセル操作モードが通常モードに切り替えらえている場合、アクセルセンサ72から入力されるアクセルペダルの操作量に応じて、車両1の駆動のみを制御する。一方、制御ECU2は、アクセル操作モードがワンペダルモードに切り替えらえている場合、アクセルセンサ72から入力されるアクセルペダルの操作量に応じて、車両1の駆動と制動とを制御する。すなわち、制御ECU2は、アクセルペダルの操作量が境界値より大きい場合には、車両1の駆動を制御して、車両1を加速させる。一方、制御ECU2は、アクセルペダルの操作量が境界値より小さい場合には、車両1の制動を制御して、車両1を減速させる。なお、駆動か制動かを決定するための境界値は、例えば車速などに応じて変動する。
また、制御ECU2は、車両1が停車した場合に、VSC−ECU4を介してブレーキ液圧でブレーキ装置6を作動させることで、停車状態を維持させる。そして、停車状態で所定時間が経過した場合、制御ECU2は、車両1が駐車されたと判断し、EPB−ECU3を介してブレーキケーブル51を牽引することでブレーキ装置6を作動させる。
また、制御ECU2は、EPB−ECU3から入力される情報に基づいて、EPBシステムの故障を判定する。制御ECU2は、故障を検出した場合、アクセル操作モードを通常モードに切り替えて、アクセル操作モードが通常モードに切り替えられたことを、報知部81に報知させる。
制御ECU2は、機能ブロックとして、切替部21、ワンペダルモード制御部22、通常モード制御部23、制動制御部24、駆動制御部25、故障検出部26、および報知制御部27を備えている。
切替部21は、アクセル操作モードを切り替える機能ブロックである。切替部21は、モード切替スイッチ71から入力される操作信号に応じて、ワンペダルモードと通常モードとを切り替える。切替部21によってワンペダルモードに切り替えられた場合、ワンペダルモード制御部22によって駆動と制動の制御が行われる。一方、切替部21によって通常モードに切り替えられた場合、通常モード制御部23によって駆動の制御が行われる。また、切替部21は、故障検出部26から通常モードへの切り替えを指示された場合、モード切替スイッチ71から入力される操作信号に関係なく、アクセル操作モードを通常モードに切り替える。
通常モード制御部23は、切替部21によって通常モードに切り替えられた場合に、駆動の制御を行う機能ブロックである。通常モード制御部23は、アクセルセンサ72から入力されるアクセルペダルの操作量に応じて、加速度の目標値を設定し、当該目標値を駆動制御部25に出力する。通常モードでは、アクセルペダルの操作範囲の全範囲が、車両1の駆動のために割り当てられている。通常モード制御部23は、例えば、アクセルペダルの操作量が「0」のとき(運転者によってアクセルペダルが操作されていない状態)に「0」となり、アクセルペダルの操作量が最大のとき(運転者によってアクセルペダルが最も踏み込まれている状態)に最大加速度となるように、目標値を設定する。なお、加速度の目標値の設定方法は限定されない。
ワンペダルモード制御部22は、切替部21によってワンペダルモードに切り替えられた場合に、駆動と制動の制御を行う機能ブロックである。ワンペダルモード制御部22は、アクセルセンサ72から入力されるアクセルペダルの操作量に応じて、加速度の目標値、または、減速度の目標値を設定し、当該目標値を駆動制御部25または制動制御部24に出力する。ワンペダルモードでは、アクセルペダルの操作範囲が、減速のための制動操作範囲と、加速のための駆動操作範囲とに分けられている。なお、制動操作範囲と駆動操作範囲との境界は、車速などによって異なる。制動操作範囲と駆動操作範囲との境界に相当するアクセルペダルの操作量が境界値として設定される。ワンペダルモード制御部22は、例えば、アクセルペダルの操作量が境界値のときに「0」となり、アクセルペダルの操作量が最大のときに最大加速度となるように、加速度の目標値を設定して、駆動制御部25に出力する。一方、ワンペダルモード制御部22は、例えば、アクセルペダルの操作量が境界値のときに「0」となり、アクセルペダルの操作量が「0」のときに最大減速度となるように、減速度の目標値を設定して、制動制御部24に出力する。なお、加速度および減速度の目標値の設定方法は限定されない。
駆動制御部25は、車両1の駆動を制御する機能ブロックである。駆動制御部25は、ワンペダルモード制御部22または通常モード制御部23から入力される加速度の目標値に基づいて、車両1の加速度を制御する。車両1がモータ駆動の自動車の場合、駆動制御部25は、例えば、モータへ供給する電力を調整してモータの出力を制御することで、車両1の加速度を目標値に制御する。また、車両1がエンジン駆動の自動車の場合、駆動制御部25は、例えば、EFI(Electronic Fuel Injection)−ECUを介してエンジンへの燃料噴射を調整して、エンジンの出力を制御することで、車両1の加速度を目標値に制御する。なお、駆動制御部25は、その他の方法で車両1の駆動を制御してもよい。
制動制御部24は、車両1の制動を制御する機能ブロックである。制動制御部24は、ワンペダルモード制御部22から入力される減速度の目標値に基づいて、車両1の減速度を制御する。車両1がモータ駆動の自動車の場合、制動制御部24は、例えば、モータによる回生ブレーキを働かせることによって、車両1の減速度を目標値に制御する。また、車両1がエンジン駆動の自動車の場合、制動制御部24は、例えば、VSC−ECU4を介してブレーキ装置6を作動させることで、車両1の減速度を目標値に制御する。なお、制動制御部24は、その他の方法で車両1の制動を制御してもよい。例えば、車両1がモータ駆動の自動車の場合、制動制御部24は、車速に応じて、回生ブレーキとブレーキ装置6とを併用してもよい。
また、制動制御部24は、アクセル操作モードに関係なく、車両1の停車時の制動を制御する。制動制御部24は、車両1が停車した場合、まず、VSC−ECU4に増圧指令を出力して、ブレーキ液圧を増圧させることで、ブレーキ装置6を作動させる。これにより、車両1は、停車状態を維持することができる。例えば、車両1が信号などで停車した場合、運転者は、発進までの間、ブレーキペダルを踏み続ける必要がない。また、ワンペダルモードで停車した場合、運転者はブレーキペダルを操作しなくても、停車状態を維持できる。そして、制動制御部24は、停車状態で所定時間(例えば3分)が経過した場合、車両1が駐車されたと判断する。この場合、制動制御部24は、EPB−ECU3に作動指令を出力して、アクチュエータ5にブレーキケーブル51を牽引させることでブレーキ装置6を作動させる。そして、制動制御部24は、VSC−ECU4に減圧指令を出力して、ブレーキ液圧を減圧させる。ブレーキ液圧が減圧されても、ブレーキケーブル51の張力が持続しているので、制動力は減少しない。
図2は、制動制御部24が行う、車両1が停車したときの処理(以下では、「停車時制御処理」とする)を説明するためのフローチャートの一例である。
まず、車速が取得される(S1)。次に、車両1が停車したか否かが判別される(S2)。例えば、車速が所定速度以下の状態が所定時間継続した場合に、停車したと判別される。なお、停車の判別方法は限定されない。車両1が停車していない場合(S2:NO)、ステップS1に戻って、ステップS1,S2が繰り返される。車両1が停車した場合(S2:YES)、VSC−ECU4に増圧指令が出力されて、ブレーキ液圧の増圧によって、ブレーキ装置6が作動される(S3)。
次に、車両1が停車してから所定時間が経過したか否かが判別される(S4)。所定時間が経過していない場合(S4:NO)、車両1の発進操作がされたか否かが判別される(S5)。例えば、アクセルペダルが操作された場合などに、発進操作がされたと判別される。なお、発進操作は限定されない。発進操作がされていない場合、(S5:NO)、ステップS4に戻って、ステップS4,S5の判別が繰り返される。ステップS5において、発進操作がされた場合、(S5:YES)、VSC−ECU4に減圧指令が出力されて、ブレーキ液圧の減圧によって、ブレーキ装置6の作動が解除され(S6)、ステップS1に戻る。また、ステップS4において、所定時間が経過した場合、(S4:YES)、車両1が駐車されたと判断され、EPB−ECU3に作動指令が出力されて、アクチュエータ5がブレーキケーブル51を牽引することでブレーキ装置6が作動される(S7)。次に、VSC−ECU4に減圧指令が出力されて、液圧によるブレーキ装置6の作動が解除され(S8)停車時制御処理が終了する。液圧によるブレーキ装置6の作動が解除されても、ブレーキケーブル51の牽引によってブレーキ装置6の作動は継続している。
なお、制動制御部24が行う停車時制御処理は、上述したフローチャートに示すものに限定されない。例えば、ステップS2で車両1が停車したと判別された場合(S2:YES)、ステップS3〜S6を行わずに、ステップS7に進んで、EPBによるブレーキ装置6の作動を行ってもよい。この場合、ステップS8も省略される。なお、停車時制御処理は、VSC−ECU4が行ってもよい。すなわち、制御ECU2がVSC−ECU4を含んでいて、VSC−ECU4が制動制御部24の一部であってもよい。
故障検出部26は、EPBシステムの故障を検出する機能ブロックである。故障検出部26は、EPB−ECU3から入力される情報に基づいて、EPBシステムの故障を判定する。EPB−ECU3から入力される情報には、アクチュエータ5の電動モータ52に流れる電流の電流値や、電動モータ52に印加される電圧の電圧値などがある。なお、EPB−ECU3から入力される情報は、これに限定されない。また、故障検出部26は、EPB−ECU3以外からも情報を入力されてもよい。故障検出部26は、例えば、エンジン始動後、走行前のEPBリリース時の電流異常や、走行中の電流または電圧の異常、停車後のEPBロック時の電流異常、ロックにかかる時間の異常などによって、EPBシステムの故障を検出する。なお、故障検出部26による故障の検出方法は、限定されない。故障検出部26は、EPBシステムの故障を検出した場合、切替部21に通常モードへの切り替えを指示し、通常モードに切り替えた旨の報知を、報知制御部27に指示する。
報知制御部27は、故障検出部26から報知の指示があった場合に、報知部81に報知させる。具体的には、報知制御部27は、メータユニットの、通常モードに切り替えたことを報知する警告表示ランプを点灯または点滅させ、例えば「アクセル操作モードを通常モードに切り替えました。減速には、ブレーキペダルを操作してください。また、停車後もブレーキペダルを踏み続けてください。」のような記載をディスプレイに表示させる。なお、報知の方法は限定されない。例えば、報知制御部27は、上記報知に加えて、警報音を発生させてもよいし、音声によるアナウンスを行ってもよい。また、運転席の座席シートを振動させることで、運転者の注意をひいてもよい。また、停車後、ディスプレイに、最寄りのディーラーでの検査を推奨する旨の表示を行ってもよい。
図3は、制御ECU2が行う、アクセル操作モードの切り替えのための処理(以下では、「モード切替処理」とする)を説明するためのフローチャートの一例である。モード切替処理は、所定のタイミング毎に繰り返し実行される。
まず、モード切替スイッチ71の切り替え状態が取得され(S11)、通常モードであるか否かが判別される(S12)。具体的には、制御ECU2は、モード切替スイッチ71から入力される操作信号に基づいて、モード切替スイッチ71が、通常モードに切り替えらえているか、ワンペダルモードに切り替えらえているかを判別する。通常モードである場合(S12:YES)、通常モード制御部23による通常制御(アクセルペダルの操作量に応じた駆動の制御)が行われる(S13)。
一方、ワンペダルモードである場合(S12:NO)、故障が検出されたか否かが判別される(S14)。具体的には、故障検出部26によってEPBシステムの故障が検出されたか否かが判別される。故障が検出されていない場合(S14:NO)、ワンペダルモード制御部22によるワンペダル制御(アクセルペダルの操作量に応じた駆動と制動の制御)が行われる(S15)。
ステップS14において、故障が検出された場合(S14:YES)、通常モードに切り替えたことが報知され(S16)、通常モード制御部23による通常制御(アクセルペダルの操作量に応じた駆動の制御)が行われる(S13)。
なお、制御ECU2が行うモード切替処理は、上述したフローチャートに示すものに限定されない。
例えば、図4に示すように、ステップS14でYESと判別された場合、ステップS16の前に、ステップS17〜S19を追加してもよい。当該変形例では、ステップS14において、故障が検出された場合(S14:YES)、車速が取得される(S17)。そして、車速が所定の閾値速度以下であるか否かが判別される(S18)。EPBシステムが故障していても、車両1が停車しなければ問題にならないので、通常の走行中はワンペダルモードを継続することができる。閾値速度は、車両1が通常の走行を行っているか、停車しようとしているかを判別するための速度として、あらかじめ設定されている。車速が所定の閾値速度より大きい場合(S18:NO)、通常走行中であると判断され、ワンペダルモード制御部22によるワンペダル制御が行われる(S15)。一方、車速が所定の閾値速度以下の場合(S18:YES)、停車しようとしていると判断され、液圧ブレーキによる自動制動が行われ(S19)、通常モードに切り替えたことが報知され(S16)、通常モード制御部23による通常制御が行われる(S13)。ステップS19による自動制動は、運転者が通常モードに切り替わったことに気付かずに、ブレーキペダルの操作が遅れた場合に対応するために行われる。なお、ステップS19は、省略されてもよい。
次に、第1実施形態に係る車両用制御装置(制御ECU2)の作用効果について説明する。
本実施形態によると、故障検出部26が故障を検出した場合、切替部21がアクセル操作モードを通常モードに切り替える。通常モードの場合、アクセルペダルの操作では駆動のみが制御され、制動の制御は、運転者のブレーキペダルの操作によって行われる。運転者はブレーキペダルを操作して停車させるので、EPBシステムが故障していても、停車後に車両1が動いてしまうことがない。また、故障検出部26が故障を検出した場合、通常モードへの切り替えと合わせて、報知制御部27がその旨を報知部81に報知させる。これにより、運転者に、アクセル操作モードが通常モードに切り替わったことを知らせることができる。
また、本実施形態によると、元からある制御ECU2のプログラムを変更するだけなので、新たに部品を追加したり、設計変更を行う必要がない。
また、変形例(図4参照)によると、故障が検出された場合でも、通常走行中はワンペダルモードが継続され、停車直前に通常モードに切り替えられる。これにより、運転者によるモード切替スイッチ71の操作内容を尊重しつつ、EPBシステムの故障による不都合を解消できる。また、停車直前に通常モードに切り替える際に、液圧ブレーキによる自動制動が行われるので、運転者が通常モードに切り替わったことに気付かずに、ブレーキペダルの操作が遅れた場合でも、車両1を停車させることができる。
なお、本実施形態においては、ブレーキ装置6がドラム式のブレーキ装置である場合について説明したが、これに限られない。ブレーキ装置6は、例えば、ディスク式のブレーキ装置であってもよい。この場合、アクチュエータ5は、ピストンでブレーキパッドを押圧して、2個のブレーキパッドでディスクロータを両側から挟持させることでブレーキ装置6を作動させる。
<第2実施形態>
図5および図6は、第2実施形態に係る車両用制御装置を説明するための図である。図5は、第2実施形態に係る車両用制御装置(制御ECU2a)が適用された車両1の構成を示す概略ブロック図である。図5において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。なお、図5においては、一部の構成の記載を省略している。図6は、第2実施形態に係るモード切替処理を説明するためのフローチャートの一例である。
第1実施形態に係る制御ECU2は、EPBシステムが正常な場合でワンペダルモードで停車すると、停車状態で所定時間が経過したときに、自動的にパーキングブレーキを作動させる。運転者は、EPBシステムの故障によりワンペダルモードから通常モードに切り替えられた場合、報知により通常モードに切り替えられたことを認識して、ブレーキペダルの操作で停車するが、そのまま駐車する場合に、シフトポジションをPレンジに切り替えることを失念してしまう場合がある。本実施形態に係る制御ECU2aは、EPBシステムの故障によりワンペダルモードから通常モードに切り替えて停車した後、運転者がシフトポジションをPレンジに切り替えることなく車両1から離れてしまうことを防ぐ工夫がなされている点で、第1実施形態に係る制御ECU2と異なる。
第2実施形態に係る車両1は、イグニッションセンサ75、シフトセンサ76、およびドアロック機構82をさらに備えている。なお、実際には、第1実施形態に係る車両1も、これらの構成を備えている。イグニッションセンサ75は、イグニッションスイッチのオンオフを検出するセンサである。シフトセンサ76は、現在のシフトポジションを検出するセンサである。ドアロック機構82は、ドアロックの設定および解除を行う機構である。
第2実施形態に係る制御ECU2aは、ドアロック制御部28をさらに備えている。ドアロック制御部28は、ドアロック機構82を制御する機能ブロックである。故障検出部26は、EPBシステムの故障を検出した場合、切替部21への切り替え指示、および、報知制御部27への報知指示に加えて、故障を知らせる故障検出信号をドアロック制御部28に出力する。ドアロック制御部28は、故障検出部26から、故障検出信号を入力された場合、イグニッションセンサ75からイグニッションスイッチのオフの検出信号を入力されると、シフトセンサ76から入力されるシフトポジションがPレンジでなければ、ドアロック機構82にドアロックの設定を行わせる。ドアロック制御部28は、シフトセンサ76から入力されるシフトポジションがPレンジになった場合、ドアロック機構82にドアロックの解除を行わせる。
図6は、制御ECU2aが行うモード切替処理を説明するためのフローチャートの一例である。図6に示すフローチャートは、図3に示すモード切替処理のフローチャートにおいて、ステップS16とステップS13との間に、ステップS21〜S24が追加されたものである。ステップS11〜S16は、第1実施形態の場合(図3参照)と同様である。
ワンペダルモード時(S12:NO)に故障が検出され(S14:YES)、通常モードへの切り替えの旨が報知された後(S16)、イグニッションセンサ75から入力される検出信号がイグニッションスイッチのオンを示すか否かが判別される(S21)。オンを示す検出信号であった場合(S21:YES)、ステップS13に進む。オフを示す検出信号であった場合(S21:NO)、シフトセンサ76から入力されるシフトポジションがPレンジであるか否かが判別される(S22)。Pレンジであった場合(S22:YES)、ドアロックが解除され(S23)、ステップS13に進む。具体的には、ドアロック制御部28は、ドアロック機構82にドアロックの解除指示を出力して、ドアロック機構82にドアロックの解除を行わせる。一方、Pレンジ以外であった場合(S22:NO)、ドアロックが設定され(S24)、ステップS13に進む。具体的には、ドアロック制御部28は、ドアロック機構82にドアロックの設定指示を出力して、ドアロック機構82にドアロックの設定を行わせる。なお、制御ECU2aが行うモード切替処理は、上述したフローチャートに示すものに限定されない。
本実施形態においても、故障検出部26が故障を検出した場合、切替部21がアクセル操作モードを通常モードに切り替え、報知制御部27がその旨を報知部81に報知させるので、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。さらに、本実施形態によると、故障検出部26が故障を検出した場合、ドアロック制御部28は、イグニッションスイッチがオフになると、シフトポジションがPレンジになるまでドアロックを解除させない。したがって、運転者がシフトポジションをPレンジに切り替えることなく車両1から離れてしまうことを防止できる。
<第3実施形態>
図7は、第3実施形態に係る車両用制御装置(制御ECU2b)が適用された車両1の構成を示す概略ブロック図である。図7において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
第1および第2実施形態においては、車両1に搭載されたEPBシステムが故障した場合について説明した。第3実施形態では、車両1がEPBシステムを搭載していない場合について説明する。
第3実施形態に係る車両1は、EPB−ECU3を備えておらず、アクチュエータ5は、パーキングスイッチ31から入力される操作信号に基づいて、ブレーキ装置6を制御する。したがって、第3実施形態に係る車両1では、ワンペダルモード時に停車して所定時間が経過しても、自動的にパーキングブレーキは作動されない。しかし、第3実施形態に係る車両1でも、ワンペダルモードで停車状態まで制御可能であり、VSC−ECU4によるブレーキ液圧の増圧によってブレーキ装置6が作動され、停車状態が維持される。運転者は、停車状態を維持する停車維持機構が故障していても、停車状態が維持されると思い込んで、ブレーキペダルもパーキングブレーキも操作しないことで、車両1が動いてしまうおそれがある。第3実施形態に係る制御ECU2bは、ブレーキ液圧の増圧によって停車状態を維持する停車維持機構が故障した場合に、アクセル操作モードを通常モードに切り替えて、アクセル操作モードが通常モードに切り替えられたことを、報知部81に報知させる。
第3実施形態に係る故障検出部26は、VSC−ECU4から入力される情報に基づいて、停車維持機構の故障を判定する。なお、VSC−ECU4から入力される情報は限定されない。また、故障検出部26は、VSC−ECU4以外からも情報を入力されてもよい。また、故障検出部26による故障の検出方法は、限定されない。故障検出部26は、停車維持機構の故障を検出した場合、切替部21に通常モードへの切り替えを指示し、通常モードに切り替えた旨の報知を、報知制御部27に指示する。
本実施形態においても、故障検出部26が故障を検出した場合、切替部21がアクセル操作モードを通常モードに切り替え、報知制御部27がその旨を報知部81に報知させるので、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
なお、停車維持機構は、第1および第2実施形態に係るEPBシステムや、第3実施形態に係るブレーキ液圧による停車維持機構に限定されない。例えば、停車維持機構には、停車から所定時間経過後に、電動シフトでシフトポジションを自動的にPレンジに切り替えるものがある。この場合、故障検出部26は、電動シフトの故障を検出すればよい。
本発明に係る車両用制御装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る車両用制御装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
1 :車両
2,2a,2b:制御ECU
21 :切替部
22 :ワンペダルモード制御部
23 :通常モード制御部
24 :制動制御部
25 :駆動制御部
26 :故障検出部
27 :報知制御部
28 :ドアロック制御部
3 :EPB−ECU
31 :パーキングスイッチ
4 :VSC−ECU
5 :アクチュエータ
51 :ブレーキケーブル
52 :電動モータ
6 :ブレーキ装置
61 :ドラム
62 :ブレーキシュー
63 :ホイールシリンダ
64 :ブレーキレバー
71 :モード切替スイッチ
72 :アクセルセンサ
73 :車速センサ
74 :加速度センサ
75 :イグニッションセンサ
76 :シフトセンサ
81 :報知部
82 :ドアロック機構

Claims (1)

  1. アクセルペダルの操作により車両の駆動および制動を制御可能とするワンペダルモードと、前記アクセルペダルの操作により車両の駆動のみを制御可能とする通常モードとを切り替える切替部と、
    前記ワンペダルモード時に停車した場合に、停車状態を維持させる停車維持機構を自動的に稼働させる制動制御部と、
    前記停車維持機構の故障を検出する故障検出部と、
    報知部に情報を報知させる報知制御部と、
    を備え、
    前記故障検出部が故障を検出した場合、前記切替部は前記通常モードに切り替え、前記報知制御部は、前記通常モードに切り替えたことを前記報知部に報知させる、
    車両用制御装置。
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