JP2021158377A - インダクタ、インダクタの製造方法、受動素子および半導体装置 - Google Patents

インダクタ、インダクタの製造方法、受動素子および半導体装置 Download PDF

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【課題】高出力、かつ、小型のインダクタを提供する。【解決手段】インダクタ100は、第1面110A及び第1面と反対側の第2面110Bを有する基板110と、第1面及び第2面の少なくとも一方に設けられた環状の溝125、225と、環状の溝に設けられた配線130、230と、含む。環状の溝は、基板の第1面側に設けられた第1の環状の溝と、基板の第2面側に設けられた第2の環状の溝と、を含む。インダクタはさらに、第1の環状の溝に設けられた第1の配線と、第2の環状の溝に設けられた第2の配線と、基板に設けられた貫通孔115と、基板に設けられ、第1の配線および第2の配線と接続された貫通電極120と、を含む。【選択図】図1

Description

本開示は、インダクタ、インダクタの製造方法、受動素子および半導体装置に関する。
インダクタ(コイル)は、多くの電子デバイスでの電力調整用途、周波数制御用途、信号調整用途で使用される。最近では、インダクタは、スマートフォンなどの携帯型端末にも広く用いられており、小型のインダクタに対するニーズが強い。例えば、特許文献1にはグリーンシートを用いた小型インダクタの製造方法が開示されている。また、特許文献2にはシリコン基板を用いた小型インダクタの製造方法が開示されている。
特開2011−249836号公報 特表2016−509373号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている製造方法では、インダクタの巻き数を増やすために、積層された配線が必要であり、インダクタの小型化が難しい。また、特許文献2に開示されている製造方法では、配線幅が大きく、高出力のインダクタを製造するときに、インダクタが大きくなってしまう。
このような課題に鑑み、本開示の実施形態における目的は、高出力かつ小型のインダクタを提供することにある。
本開示の一実施形態によると、第1面、および第1面と反対側の第2面を有する基板と、第1面および第2面の少なくとも一方に設けられた環状の溝と、環状の溝に設けられた配線と、を含み、環状の溝は、基板の第1面側に設けられた第1の環状の溝と、基板の第2面側に設けられた第2の環状の溝と、を含み、第1の環状の溝に設けられた第1の配線と、第2の環状の溝に設けられた第2の配線と、基板に設けられた貫通孔と、基板に設けられ、第1の配線および第2の配線と接続された貫通電極と、を含む、インダクタが提供される。
上記インダクタにおいて、第1の環状の溝と、第2の環状の溝とは、重なる領域を有してもよい。
上記インダクタにおいて、基板は、高抵抗材料を含んでもよい。
上記インダクタにおいて、環状の溝は、渦巻き形状を有してもよい。
上記インダクタにおいて、環状の溝は、同一の面上に複数の渦巻き形状を有してもよい。
上記インダクタにおいて、環状の溝の周りに設けられた複数の孔と、複数の孔に設けられ、配線と同じ材料を含む構造体と、を有してもよい。
上記インダクタにおいて、貫通電極および配線は、銅を含んでもよい。
本開示の一実施形態によると、複数の上記インダクタを含み、複数の上記インダクタの一と、複数の上記インダクタの他の一とは、重なって配置され、電気的に接続される、インダクタが提供される。
本開示の一実施形態によると、上記インダクタと、断面視において、配線と同一面に一方の電極を有する容量素子と、を含む、受動素子が提供される。
本開示の一実施形態によると、第1面、および第1面の反対側に第2面を有する基板を用い、第1面および第2面の少なくとも一方に環状の溝を形成し、環状の溝を塞ぐように、レジストを形成し、基板に貫通孔を形成し、基板の貫通孔に貫通電極を形成し、レジストを除去し、環状の溝に配線を形成することを含む、インダクタの製造方法が提供される。
上記インダクタの製造方法において、貫通電極および配線は、銅を含んでもよい。
上記インダクタの製造方法において、環状の溝の周りに複数の孔を形成し、複数の孔に、配線と同じ材料を含む構造体を形成してもよい。
上記インダクタの製造方法において、配線および構造体は、めっき法により形成されてもよい。
本開示の一実施形態によると、上記インダクタと、半導体回路基板と、を含む、半導体装置が提供される。
本開示の一実施形態によると、高出力かつ小型のインダクタを提供することができる。
本開示の一実施形態に係るインダクタを説明する上面図および断面図である。 本開示の一実施形態に係るインダクタの製造方法を説明する断面図である。 本開示の一実施形態に係るインダクタの製造方法を説明する断面図である。 本開示の一実施形態に係るインダクタの製造方法を説明する断面図である。 本開示の一実施形態に係るインダクタを説明する上面図および断面図である。 本開示の一実施形態に係るインダクタを説明する上面図および断面図である。 本開示の一実施形態に係るインダクタを含む受動素子を説明する上面図および断面図である。 本開示の一実施形態に係るインダクタを説明する上面図および断面図である。 本開示の一実施形態に係るインダクタを含んだ半導体装置を説明する断面図である。 本開示の一実施形態に係るインダクタを含んだ半導体装置を含む電気機器を説明する斜視図である。 本開示の一実施形態に係るインダクタを説明する上面図および断面図である。 本開示の一実施形態に係るインダクタを説明する上面図および断面図である。 本開示の一実施形態に係るインダクタを説明する上面図および断面図である。 本開示の一実施形態に係るインダクタを説明する上面図および断面図である。 本開示の一実施形態に係るインダクタを説明する上面図および断面図である。 本開示の一実施形態に係るインダクタを説明する上面図および断面図である。 本開示の一実施形態に係るインダクタを説明する上面図および断面図である。 本開示の一実施形態に係るインダクタを説明する上面図および断面図である。
以下、本開示の各実施形態に係るインダクタおよび配線基板の製造方法等について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に示す各実施形態は本開示の実施形態の一例であって、本開示はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。なお、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号(数字の後に−1、−2等を付しただけの符号)を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率は説明の都合上実際の比率とは異なったり、構成の一部が図面から省略されたりする場合がある。
<第1実施形態>
(1−1.インダクタの構成)
図1(A)はインダクタ100の上面図であり、図1(B)はインダクタ100のA1−A2間の断面図である。図1(A)および図1(B)に示すように、インダクタ100は、基板110、貫通電極120、溝125、配線130、配線140、溝225、配線230および配線240を備える。
基板110は、第1面110A(上面)、および第1面の反対側に第2面110B(下面)を有し、さらに貫通孔115および溝(後述する溝125、溝225)を有する。貫通電極120は、貫通孔115に設けられる。
基板110には、高抵抗な材料が用いられる。例えば、基板110には、ガラス基板(石英ガラス基板、ソーダガラス基板、ホウ珪酸ガラス基板、無アルカリガラス基板など)が用いられる。なお、基板110は、ガラス基板に限定されず、サファイア基板、シリコン基板、炭化シリコン基板、アルミナ(Al)基板、窒化アルミニウム(AlN)基板、ジルコニア(ZrO)基板、アクリルまたはポリカーボネートなどを含む樹脂基板、またはこれらの基板が積層されたものが用いられてもよい。また、シリコン基板の場合、体積抵抗率が1000Ω・cm以上であってもよい。また、基板110の板厚は、100μm以上800μm以下、好ましくは200μm以上500μm以下として適宜設定される。なお、ガラス基板を用いた場合、基板の透磁率は、空芯の透磁率に類似する。
図1(A)に示すように、貫通電極120は、この例では上面視において四角形状を有する。また、貫通電極120には、銅(Cu)を含む材料が用いられる。なお、貫通電極120には、銅(Cu)に限定されず、他の金属材料が用いられてもよい。
溝125は、第1面110A側に設けられる。溝225は、第1面110B側に設けられる。また、溝125および溝225は、それぞれ環状に設けられる。なお、溝125および溝225は、閉じた環状の形状でもよいし、開いた環状の形状でもよい。この例では、溝125および溝225は、渦巻き形状を有する。また、この例では、貫通孔115は、溝125および溝225の内側に設けられる。なお、貫通孔115は、これに限定されず、溝125および溝225の外側に配置されてもよい。
また、溝125と溝225とは、重なる領域を有してもよい。図1(A)および図1(B)では、溝125と溝225とは、略全体において重なっている。これにより、第1面110Aおよび第2面110Bに省スペースにインダクタを設けることができる。
配線130および配線230は、インダクタのコイルとしての機能を有する。配線130は、溝125に設けられる。同様に、配線230は、溝225に設けられる。配線130および配線230は、貫通電極120と接続される。
配線130は、渦電流損失を低減させるために、抵抗が低いことが好ましい。配線130には、貫通電極120と同様に銅(Cu)を含む材料が用いられる。配線130の線幅は、10μm以上100μm未満として適宜設定される。配線230には、配線130と同様の材料および構造が用いられる。
配線140は、基板110の第1面110A上に設けられる。配線140は、配線130と電気的に接続される。配線240は、第2面110B上に設けられる。また、配線240は、配線230と電気的に接続される。配線140および配線240には、例えば銅(Cu)が用いられる。
(1−2.インダクタの製造方法)
次に、図1に示したインダクタ100の製造方法を図2〜図4を用いて説明する。
図2(A)に示すように、第1面(上面)および第1面(上面)の反対側に第2面(下面)を有する基板110を用いる。例えば、基板110には、ガラス基板(石英ガラス基板、ソーダガラス基板、ホウ珪酸ガラス基板、無アルカリガラス基板)が用いられる。基板110には、ガラス基板の他、サファイア基板、シリコン基板(例えば体積抵抗率は1000Ω・cm以上)、炭化シリコン基板、アルミナ(Al)基板、窒化アルミニウム(AlN)基板、ジルコニア(ZrO)基板、アクリルまたはポリカーボネートなどを含む樹脂基板、またはこれらの基板が積層されたものが用いられてもよい。
次に、図2(B)に示すように、基板110に溝125を形成する。この例では、溝125は、渦巻き状に形成される。溝125は、基板110に対してレーザー照射法(レーザーアブレーション法と呼ぶことができる)を用いることにより形成される。レーザーには、エキシマレーザー、ネオジウム:ヤグレーザー(Nd:YAG)レーザー、フェムト秒レーザー等が用いられる。エキシマレーザーを用いる場合、紫外領域の光が照射される。例えば、エキシマレーザーにおいて塩化キセノンを用いる場合、波長が308nmの光が照射される。また、Nd:YAGレーザーを用いる場合、波長が1064nmの基本波、波長が532nmの第2高調波、または波長が355nmの第3高調波等が照射される。なお、レーザーによる照射径は、例えば10μm以上100μm未満として適宜設定される。
なお、溝125の形成は、レーザー照射法に限定されず、反応性イオンエッチング法、深堀り反応性イオンエッチング法などのドライエッチング法や、ウェットエッチング法を用いてもよいし、レーザー照射法とウェットエッチング法を組み合わせて用いてもよい。ウェットエッチング法のためのエッチング液としては、フッ化水素酸(HF)、硫酸(HSO)、硝酸(HNO)、塩酸(HCl)のいずれか、またはこれらのうちの混合物を用いることができる。例えば、ガラス基板の場合、フッ化水素酸が用いられる。レーザー照射法とウェットエッチング法を組み合わせた場合、具体的には、レーザー照射によって基板110の溝125が形成されるべき領域に変質層を形成する。続いて、ガラス基板をフッ化水素酸などに浸漬して、変質層をエッチングする。これによって、基板110に溝125が形成される。
次に、基板110の第2面110Bに溝225を形成する。溝225は、溝125と同様の方法により形成される。また、溝225は、溝125と同様に渦巻き状に形成される。
次に、図3(A)に示すように、基板110の第1面110Aに、溝125を塞ぐようにレジスト135を形成する。同様に、基板110の第2面110Bに溝225を塞ぐように、レジスト235を形成する。レジスト135およびレジスト235には、例えば、ドライフィルムレジストが用いられる。
次に、図3(B)に示すように、貫通孔115を形成する。貫通孔115は、溝125と同様の方法により形成される。例えば、ガラス基板に対して貫通孔115を形成する場合、TGV(Through Glass Via)法とも呼ぶことができる。貫通孔115の孔径は、10μm以上100μm未満の範囲で適宜変えることができる。
次に、図4(A)に示すように、貫通孔115に貫通電極120を形成する。この例では、貫通電極120には、電解めっき法により充填形成された銅(Cu)が用いられる。なお銅(Cu)の他、ニッケル(Ni)、金(Au)、銀(Ag)、錫(Sn)などが用いられてもよい。例えば、銅(Cu)を用いて、貫通電極120を形成する場合、基板110の第1面、第2面および貫通孔115にスパッタリング法により銅(Cu)の薄膜を形成する。次に、上記銅(Cu)薄膜をシード層として、電解めっき法により銅(Cu)膜を形成する。最後に、基板110の第1面および第2面に形成された銅(Cu)膜を化学機械研磨(CMP:Chemical Mechanical Polishing)法により、基板110の第1面および第2面上の銅(Cu)を除去することにより、貫通電極120が形成される。なお、基板110に高抵抗シリコン基板を用いる場合、貫通孔形成後、熱酸化工程を経て、溝および貫通部に酸化シリコン(SiO)膜を形成しても
よい。このとき、酸化シリコン膜の膜厚は、500nm以上2μm未満であることが望ましい。酸化シリコン膜を形成した後、金属層が形成される。
貫通電極120を形成した後、レジスト135およびレジスト235を剥離除去する。レジスト135およびレジスト235は、物理的に除去してもよいし、剥離液を用いて化学的に除去してもよい。
次に、図4(B)に示すように、溝125に配線130を形成する。同様に、溝225に配線230を形成する。配線130および配線230は、貫通電極120と同様の方法に形成される。
次に、基板110の第1面110A上に配線140を形成する。配線140には、電解めっき法により形成された銅(Cu)膜が用いられる。なお、この方法に限定されず、スパッタリング法、蒸着法、印刷法およびフォトリソグラフィ法を適宜組み合わせて用いてもよい。
以上述べた製造方法を用いることで、インダクタ100を形成することができる。なお、貫通電極120の径は、レーザー照射時のレーザーのスポット径、照射回数、照射時間、またはエッチングの処理条件(例えばエッチング液の種類、濃度、時間、混合比率など
)を管理することにより制御することができる。また、配線130の線幅は、溝125の幅により決定される。溝125は、基板110を貫通させずに形成されるものであり、基板を貫通した溝よりも細く制御することができる。配線130の幅が細くなることにより、配線130によって構成されるコイルの巻き数を増やすことができる。これにより、インダクタのインダクタンスを向上させることができる。インダクタンスの向上は、インダクタのQ値を高めることにつながる。また、配線130の幅が細くなることにより、配線の高密度化が容易となり、インダクタの小型化が可能となる。したがって、上述の構造および製造方法を用いることにより、高出力かつ小型化したインダクタを提供することが可能となる。また、溝125に配線130が設けられる構成とすることにより、材料コストの削減が可能となる。
また、インダクタ100の配線130の線幅が細くなることにより、電磁誘導が小さくなり、配線130において生じる渦電流損失を低減させることが可能となる。
また、インダクタ100は、配線130および配線230の一方をインダクタとして用い、他方をノイズカット用のガードトレースとして用いることができる。具体的には、配線130は、インダクタとして用いられ、配線230は、ガードトレースとして用いられる。なお、配線230は、適宜定電位線(例えばGND線)に接続されてもよい。これにより、ノイズカットが効果的に行われ、高品質なインダクタを提供することができる。
また、インダクタ100は、配線130と配線230とが断面視において縦方向に重なって(つまり立体的に)配置されている。このとき、同一平面に設けられた2つのインダクタよりも結合係数を高めることができる。たとえば、配線130をトランス(変圧器)の一部として用い、配線230をチョークコイルとして用いてもよい。
<第2実施形態>
次に、構造の異なるインダクタについて説明する。なお、第1実施形態において示した構造、材料、および方法については、その説明を援用する。
図5(A)は、インダクタ100−1の上面図であり、および図5(B)はインダクタ100−1のA1−A2間の断面図である。インダクタ100−1は、基板110、貫通電極120、溝125−1、配線130−1(配線130−1Lおよび配線130−1R)、配線140、溝225−1および配線230−1を有する。
配線130−1および配線230−1は、インダクタのコイルとしての機能を有する。配線130−1は、インダクタ100の配線130と異なり、第1面110Aにおいて、2つの渦巻き形状を有する。同様に、配線230−1は、インダクタ100の配線230と異なり、第2面において、2つの渦巻き形状を有する。
配線130−1と配線230−1とは、重なる領域を有する。図5(A)および図5(B)に示すように、この例では渦巻き形状の部分において重なる。
上記構造を有することにより、インダクタ100−1は、配線130および配線230の一方をインダクタとして用いて、他方をノイズカット用のガードトレースとして用いることができる。具体的には、配線130−1がインダクタのコイルとして用いられ、配線230−1がガードトレースとして用いられる。また、このとき、配線230−1はチョークコイルとして用いられてもよい。さらに、配線130−1はトランスとして用いられてもよい。このとき、配線130−1Lは入力側の一次コイルとして用いられ、配線130−1Rは出力側の二次コイルとして用いられる。以上により、小型であり、高出力であり、かつ複数の機能を有するインダクタを提供することができる。なお、配線230−1
は、適宜定電位線に接続されてもよい。
<第3実施形態>
次に、構造の異なるインダクタについて説明する。なお、第1および第2実施形態において示した構造、材料、および方法については、その説明を援用する。
図6(A)は、インダクタ100−2の上面図であり、図6(B)はインダクタ100−2のA1−A2間の断面図である。インダクタ100−2は、基板110、溝125−2、配線130−2、孔132、構造体133、配線140および絶縁層150を有する。
絶縁層150には、有機樹脂が用いられる。例えば、絶縁層150にはポリイミド、アクリル、エポキシ、ベンゾシクロブテン(BCB)などの有機樹脂が用いられる。また、絶縁層150には、有機樹脂の他、シリカを含む有機無機ハイブリッド樹脂を用いてもよいし、プラズマCVD法により形成された酸化シリコン(SiO)、窒化シリコン(SiN)、酸窒化ケイ素(SiO)、酸化アルミニウム(Al)、窒化アルミニウム(AlN)、五酸化タンタル(Ta)等の無機膜を用いてもよい。
インダクタ100−2において、配線130は環状(渦巻き状)に設けられた溝125に設けられる。一方、図6(A)および図6(B)に示すように、構造体133は、複数設けられた孔132に設けられる。孔132は、溝125の周り、具体的には配線130−2の外側および内側に設けられる。また、溝125と、孔132とは、同時に形成されてもよい。
また、構造体133には、配線130−2と同じの材料が含まれてもよい。配線130−2に銅(Cu)が用いられている場合、構造体133にも銅(Cu)が用いられる。このとき、配線130−2と、構造体133とは同時に形成されることが望ましい。配線130−2と、構造体133とを同時に形成する場合には、この例では、スパッタリング法によりシード層を形成後、電解めっき法により形成することが望ましい。電解めっき法により銅(Cu)膜を形成した後、配線130−2および構造体133はCMP法により平坦化される。上述の方法において、構造体133はダミーメタルとして用いられる。なお、構造体133の形状は図6(A)のように同じ形状で図示されているが、これに限定される事は無く、異なるパタ−ンを含んでいてもよい。目安として配線幅と同じ程度の長さである事が生産上望ましい。
上記の構造および方法を用いることにより、インダクタ100−2は、小型化かつ高出力のインダクタを提供することができ、さらに配線130の均一化、具体的にはめっき法による形成時の銅(Cu)膜の膜厚の均一化およびCMP法による銅膜の研磨量の均一化が可能となる。
なお、溝125は、渦巻き形状に限定されず、枠状でもよい。図7(A)は、インダクタ100−3の上面図であり、図7(B)はインダクタ100−3のA1−A2間の断面図である。溝が枠状の場合、基板に対する配線の面積割合が小さいため、膜厚の均一化が困難である。しかしながら、構造体133が設けられることにより、配線130の膜厚を均一化させることができ、より効果を奏することができる。
<第4実施形態>
次に、構造の異なるインダクタについて説明する。なお、第1〜第3実施形態において示した構造、材料、および方法については、その説明を援用する。
図8(A)は、インダクタ100−4の上面図であり、図8(B)はインダクタ100−4のA1−A2間の断面図である。インダクタ100−4は、基板110、貫通電極120、溝125、配線130、配線140、溝225−4、配線230−4、絶縁層250および配線240−4を有する。配線230−4の一部は、インダクタのコイルではなく容量素子の一方の電極として機能してもよい。また、配線240−4は、容量素子の他方の電極として機能してもよい。この場合、インダクタ100−4は、インダクタと容量素子とを含む受動素子であるということができる。この場合、インダクタ100−4は、小型のLC回路として機能することができる。
<第5実施形態>
本実施形態では、第1〜4実施形態で説明したインダクタを含んだ半導体装置について説明する。
図9は、半導体装置500の断面図である。図9において、半導体装置500は、インダクタ600(例えば第1実施形態のインダクタ100)およびトランジスタを含むチップ化された半導体回路基板610と、配線基板700と、パッケージ基板800とを有する。半導体回路基板610は、中央演算処理装置(CPU:Central Processing Unit)としての機能、および記憶装置としての機能を有する。配線基板700は、インターポーザとしての機能を有する。インダクタ600および半導体回路基板610と、配線基板700とは、金バンプ650などを用いて接続される。また、インダクタ600と、半導体回路基板610との間はモールド樹脂によって封止されていてもよい。また、配線基板700と、パッケージ基板800とは、錫、銀などを含むはんだバンプ750などを用いて接続される。また、配線基板700と、パッケージ基板800との間隙には、アンダーフィル樹脂が充填されることにより封止されてもよい。半導体装置500において、インダクタ600は、電圧安定用途に用いてもよいし、ノイズ消去用途に用いてもよいし、信号フィルタとして用いてもよい。
<第6実施形態>
本実施形態では、第5実施形態において説明した半導体装置500を電気機器に適用した例について説明する。
図10は、電気機器を説明する図である。インダクタ600を含んだ半導体装置500は、例えば、携帯端末(携帯電話、スマートフォンおよびノート型パーソナルコンピュータ、ゲーム機器等)、情報処理装置(デスクトップ型パーソナルコンピュータ、サーバ、カーナビゲーション等)、家庭用電気機器(電子レンジ、エアコン、洗濯機、冷蔵庫)、自動車等、様々な電気機器に搭載される。図10(A)はスマートフォン4000であり、筐体4001、表示部4003、マイク4005、スピーカー4007、ボタン4009、カメラ4011等を有する。図10(B)は携帯用ゲーム機5000であり、筐体5001、表示部5003、表示部5005、ボタン5007、ボタン5009、ボタン5010、スピーカー5011、マイク5013、カメラ5015等を有する。図10(C)は、ノート型パーソナルコンピュータ6000であり、筐体6001、表示部6003、キーボード6005、タッチパッド6007、ボタン6009、カメラ6011等を有する。
これらの電気機器において、インダクタ600を含んだ半導体装置500は、電圧を安定化させる電源回路部、アプリケーションプログラムを実行して各種機能を実現するCPU等で構成される制御部などの機能を有することができる。
(変形例1)
本開示の第1実施形態では、インダクタの配線(コイル)が四角形の渦巻き形状を有する例を示したが、これに限定されない。図11(A)は、インダクタ100−5の上面図であり、図11(B)はインダクタ100−5のA1−A2間の断面図である。図12(A)は、インダクタ100−6の上面図であり、図12(B)はインダクタ100−6のA1−A2間の断面図である。図11に示すように、同心円の渦巻き形状を有してもよいし、図12に示すように六角形の渦巻き形状を有してもよい。また、この他にも、インダクタの配線の形状として方形、楕円、非円形状、八角形の巻き線形状を有してもよい。
(変形例2)
本開示の第1実施形態では、基板は一つとして説明したが、これに限定されない。図13(A)は、インダクタ100−7の上面図であり、図13(B)はインダクタ100−7のA1−A2間の断面図である。図13(A)および図13(B)に示すように、インダクタ100−7は、基板110、貫通電極120、配線130、配線230、配線240、絶縁層150、配線140の他、配線141、基板111、貫通電極121、配線131および配線231を有する。インダクタ100−7は、外側の配線(つまり配線131および配線230)は、ノイズカット用のガードトレースとして用いられる。これにより、配線130および配線231は、インダクタとして機能させることができ、渦電流損失を低減させることができる。また、立体的にコイルが配置されており、結合係数を高めることができ、Q値を高めることができる。つまり、高出力のインダクタを提供することができる。
(変形例3)
また、本開示の第1実施形態では、インダクタ100は、溝を有する例を示したが、これに限定されない。図14(A)は、インダクタ100−8の上面図であり、図14(B)はインダクタ100−8のA1−A2間の断面図である。インダクタ100−8において、溝は貫通するものであってもよい。この場合、他の実施例のインダクタと組み合わせて用いてもよい。
(変形例4)
本開示の第1実施形態では、貫通電極120を形成する際に、貫通孔115が充填されるめっきが行われる例を示したが、これに限定されない。図15(A)は、インダクタ100−9の上面図であり、図15(B)はインダクタ100−9のA1−A2間の断面図である。インダクタ100−9において、貫通電極は、コンフォーマルめっき法により形成されてもよい。この場合、貫通孔115、溝125および溝225に対して同時にめっき処理によりが行われ、貫通電極120−9、配線130および配線230が形成される。これにより、インダクタの製造工程を短縮することができる。
(変形例5)
本開示の第1実施形態では、基板内に環形状の配線が設けられる例を示したが、これに限定されない。図16(A)は、インダクタ100−10の上面図であり、図16(B)はインダクタ100−10のA1−A2間の断面図である。インダクタ100−10は、基板110、溝125、配線130、絶縁層150および配線140−10を有する。配線140−10は、蛇状の形状を有する。配線140−10は、インダクタとして、機能させてもよいし、抵抗素子または容量素子として機能させてもよい。
(変形例6)
本開示の第3実施形態では、インダクタ100−2は、貫通電極120、配線230が有していないが、適宜設けられてもよい。図17(A)は、インダクタ100−11の上面図であり、図17(B)はインダクタ100−11のA1−A2間の断面図である。インダクタ100−11は、基板110、溝125、配線130、孔132−11、構造体133−11、配線140および絶縁層150の他、溝225、配線230、孔232、構造体233、配線240および絶縁層250を有する。インダクタ100−11において、構造体133はそれぞれ分離しているものに限定されない。構造体133−11は配線130を囲むように(例えば枠状に)設けられてもよい。この場合、構造体133−11はノイズカット用のガードトレースとして用いてもよい。また、構造体133−11は、適宜定電位線(例えばGND線)に接続されてもよい。なお、貫通電極120が適宜配置されてもよい。
図18(A)は、インダクタ100−10の上面図であり、図18(B)はインダクタ100−12のA1−A2間の断面図である。インダクタ100−12は、基板110、溝125−12、配線130−12、孔132−12、構造体133−12、配線140および絶縁層150を有する。配線130−12および構造体133−12は、貫通して設けられてもよい。
100・・・インダクタ、110・・・基板、111・・・基板、115・・・貫通孔、120・・・貫通電極、125・・・溝、130・・・配線、131・・・配線、132・・・孔、133・・・構造体、135・・・レジスト、140・・・配線、141・・・配線、150・・・絶縁層、225・・・溝、230・・・配線、231・・・配線、235・・・レジスト、240・・・配線、600・・・インダクタ、610・・・半導体回路基板、650・・・金バンプ、700・・・配線基板、750・・・はんだバンプ、800・・・パッケージ基板、4000・・・スマートフォン、4001・・・筐体、4003・・・表示部、4005・・・マイク、4007・・・スピーカー、4009・・・ボタン、4011・・・カメラ、5000・・・携帯用ゲーム機、5001・・・筐体、5003・・・表示部、5005・・・表示部、5007・・・ボタン、5009・・・ボタン、5010・・・ボタン、5011・・・スピーカー、5013・・・マイク、5015・・・カメラ、6000・・・ノート型パーソナルコンピュータ、6001・・・筐体、6003・・・表示部、6005・・・キーボード、6007・・・タッチパッド、6009・・・ボタン、6011・・・カメラ

Claims (13)

  1. 第1面、および前記第1面と反対側の第2面を有する基板と、
    前記第1面および前記第2面の少なくとも一方に設けられた環状の溝と、
    前記環状の溝に設けられた配線と、
    を含み、
    前記環状の溝は、前記基板の前記第1面側に設けられた第1の環状の溝と、前記基板の前記第2面側に設けられた第2の環状の溝と、を含み、
    前記第1の環状の溝に設けられた第1の配線と、
    前記第2の環状の溝に設けられた第2の配線と、
    前記基板に設けられた貫通孔と、
    前記基板の前記貫通孔に設けられ、前記第1の配線および前記第2の配線と接続された貫通電極と、
    前記環状の溝の周りに設けられた複数の孔と、
    前記複数の孔に設けられ、前記配線と同じ材料を含む構造体と、を含み、
    前記複数の孔の一部は、枠状に設けられる、
    インダクタ。
  2. 前記第1の環状の溝と、前記第2の環状の溝とは、重なる領域を有する、
    請求項1に記載のインダクタ。
  3. 前記基板は、高抵抗材料を含む、
    請求項1または2に記載のインダクタ。
  4. 前記環状の溝は、渦巻き形状を有する、
    請求項1乃至3のいずれか一に記載のインダクタ。
  5. 前記環状の溝は、同一の面上に複数の渦巻き形状を有する、
    請求項4に記載のインダクタ。
  6. 前記貫通電極および前記配線は、銅を含む、
    請求項1に記載のインダクタ。
  7. 複数の請求項1乃至6のいずれか一に記載のインダクタを含み、
    前記複数の前記インダクタの一と、前記複数の前記インダクタの他の一とは、重なって配置され、電気的に接続される、
    インダクタ。
  8. 請求項1乃至6のいずれか一に記載のインダクタと、
    断面視において、前記配線と同一面に一方の電極を有する容量素子と、を含む、
    受動素子。
  9. 第1面、および前記第1面の反対側に第2面を有する基板を用い、
    前記第1面および前記第2面の少なくとも一方に環状の溝を形成し、
    前記環状の溝を塞ぐように、レジストを形成し、
    前記基板に貫通孔を形成し、
    前記レジストを除去し、
    前記基板の前記貫通孔に貫通電極を形成し、
    前記環状の溝に配線を形成し、
    前記環状の溝の周りに複数の孔を形成し、
    前記複数の孔に、前記配線と同じ材料を含む構造体を形成すること、を含み、
    前記複数の孔の一部は、枠状に形成される、
    インダクタの製造方法。
  10. 前記貫通電極および前記配線は、銅を含む、
    請求項9に記載のインダクタの製造方法。
  11. 前記配線および前記構造体は、めっき法により形成される、
    請求項9または10に記載のインダクタの製造方法。
  12. 請求項1乃至7のいずれか一に記載のインダクタと、半導体回路基板と、を含む、
    半導体装置。
  13. インダクタであって、
    前記インダクタは、
    第1面、および前記第1面と反対側の第2面を有する第1基板と、
    前記第1面と対向する第3面、および前記第3面と反対側の第4面を有する第2基板と、
    前記第1面に設けられた第1の環状の溝と、
    前記第2面に設けられた第2の環状の溝と、
    前記第3面に設けられた第3の環状の溝と、
    前記第4面に設けられた第4の環状の溝と、
    前記第1の環状の溝に設けられた第1配線と、
    前記第2の環状の溝に設けられた第2配線と、
    前記第3の環状の溝に設けられた第3配線と、
    前記第4の環状の溝に設けられた第4配線と、
    前記第1基板に設けられた第1貫通孔と、
    前記第1基板の前記第1貫通孔に設けられ、前記第1配線および前記第2配線と接続された第1貫通電極と、
    前記第2基板に設けられた第2貫通孔と、
    前記第2基板の前記第2貫通孔に設けられ、前記第3配線および前記第4配線と接続された第2貫通電極と、を含み、
    前記第1の環状の溝と、前記第3の環状の溝とは、重なる領域を有し、
    前記第1配線および前記第3配線は、前記インダクタ用の配線として機能し、
    前記第2配線および前記第4配線は、ノイズカット用のガードトレースとして機能する、
    インダクタ。
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