JP2021156262A - スロットル弁装置 - Google Patents

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隆行 菊地
Takayuki Kikuchi
隆行 菊地
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Abstract

【課題】スロットル弁の上端部側から滴下された水分がスロットル弁の外周の広範囲で凍結することを防止することができるスロットル弁装置を提供する。【解決手段】スロットル弁装置1は、上下方向に延びるスロットルボディ2と、スロットルボディ2に回動自在に設けられたスロットル弁3と、を備え、スロットル弁3は、スロットルボディ2に回動自在に支持されたスロットルシャフト4と、スロットルシャフト4の両側のスロットル弁体と、を有し、スロットル弁体は、上側弁体部5及び下側弁体部6で構成され、スロットルボディ2の内壁面、上側弁体部5の上面、スロットルシャフト4、及び下側弁体部6の上面には、スロットルボディ2の内壁面の上側弁体部5の付近に滴下された水分Wを下側弁体部6の下方に順に誘導するための水分誘導凹部(誘導凹部7a、7b、誘導溝7c、誘導凹部7d)がそれぞれ形成されていることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、上下方向に延びる吸気通路の一部を構成するスロットルボディを有するスロットル弁装置に関する。
自動車等の車両において、内燃機関(エンジン)の燃焼室から漏出してクランクケース内に滞留するブローバイガスを、吸気系に還流させて再燃焼させるブローバイガス還流装置が知られている。このブローバイガス中には、通常、多量の水分が含まれているため、吸気通路を流れる吸気の温度が低い場合、吸気通路に開口するブローバイガス還流通路の吐出ポートから吐出されたブローバイガスが冷却されることで、凝縮水が発生することがある。
また、吸気通路が上下方向に延び、かつスロットル弁が全閉位置において水平に対して斜めに設置される場合において、吐出ポートが、傾斜したスロットル弁の上側の端部(以下「上端部」という)の上流側に開口するようなレイアウトの場合、凝縮水がスロットルボディの内周面を伝わり、スロットル弁とスロットルボディの間の隙間(以下「スロットル隙間」という)に拡がる可能性がある。そして、内燃機関の停止後、雰囲気温度が氷点下となった場合に、スロットル隙間に拡がった凝縮水が凍結し、スロットル弁が作動不能に陥る場合がある。
また、凝縮水がスロットル弁の外周に沿って、スロットルシャフトの支持部に流入し凍結する可能性もあり、その場合には、特に凍結の解除が困難になる。
こうした問題に対し、従来は、ブローバイガス還流通路の吐出ポートが、傾斜したスロットル弁の下側の端部(以下「下端部」という)の上流側に配されるようなレイアウトとし、スロットルボディを伝わってスロットル弁に滴下した凝縮水がスロットル弁の外周に沿って拡がることを防止するようにしている。また、たとえば特許文献1に記載の内燃機関の吸気系では、スロットル弁の上流側に配されたエアクリーナケースの底面に、吸気通路のスロットルシャフトの支持部から周方向に離間した部位に水流を導くための誘導用流路を設けることにより、凝縮水が吸気通路を伝わってスロットル弁の下端部側に誘導されるようにしている。
特開2014−122590号公報
しかしながら、従来のように、ブローバイガス還流通路の吐出ポートを、傾斜したスロットル弁の下端部側に常に配することは、内燃機関の配管レイアウトを決める上での一つの制約となるため、望ましいものではない。また、他の構成部品の配置の関係上、このようなレイアウトとするのが困難な場合もあり、ブローバイガス還流通路の吐出ポートがスロットル弁の上端部側に配される場合には、上述した凝縮水の問題に対処することが困難である。
また、特許文献1の技術では、エアクリーナケースよりも上流側で発生した凝縮水をスロットル弁の下端部側に誘導することは可能であっても、エアクリーナケースよりも下流側にブローバイガス還流通路の吐出ポートが設けられている場合に、この吐出ポートから滴下する凝縮水に対応することは困難である。また、特許文献1の技術の場合にも、エアクリーナケースの底面に設けられた誘導用流路を、常にスロットル弁の下端部側に配する必要があるので、レイアウトの都合上、スロットル弁の上端部側に凝縮水が滴下される場合には、上述の問題に対処することが困難である。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、スロットル弁の上方に傾斜した端部側から水分が滴下された場合であっても、滴下された水分がスロットル隙間やスロットルシャフトの支持部を含む広範囲で凍結することを防止でき、それにより配管レイアウトの自由度を向上させることができるスロットル弁装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の請求項1に係るスロットル弁装置1は、上下方向に延びる吸気通路の一部を構成するスロットルボディ2と、スロットルボディ2に回動自在に設けられ、吸気通路を開閉するためのスロットル弁3と、を備え、スロットル弁3は、スロットルボディ2に回動自在に支持され、ほぼ水平に延びるスロットルシャフト4と、スロットルシャフト4の軸線に直交する方向の両側に一体に設けられ、吸気通路を全閉状態で閉鎖する全閉位置において、水平に対して斜めに延びる円盤状のスロットル弁体と、を有し、スロットル弁体は、全閉位置においてスロットルシャフト4よりも上方及び下方にそれぞれ配される上側弁体部5及び下側弁体部6によって構成され、スロットルボディ2の内壁面、上側弁体部5の上面、スロットルシャフト4、及び下側弁体部6の上面には、スロットルボディ2の内壁面の上側弁体部5の付近に滴下された水分Wを下側弁体部6の下方に順に誘導するための水分誘導凹部(誘導凹部7a、7b、誘導溝7c、誘導凹部7d)がそれぞれ形成されていることを特徴とする。
この構成によれば、スロットルボディの内壁面、スロットル弁の上側弁体部の上面、スロットルシャフト、及びスロットル弁の下側弁体部の上面に、水分誘導凹部がそれぞれ形成されている。そして、スロットルボディの内壁面の上側弁体部の上流側に滴下された水分は、スロットルボディ、上側弁体部、スロットルシャフト及び下側弁体部の各水分誘導凹部を順に伝わり、下側弁体部の下方へと誘導される。これにより、スロットル弁の上側弁体部側に水分が滴下された場合であっても、滴下した水分がスロットル隙間やスロットルシャフトの支持部に広範囲に伝わり、凍結することを防止することができる。また、これにより、ブローバイガス還流通路の吐出ポートなどの、凝縮水を生じさせる可能性がある配管を、スロットル弁の上側弁体部側に配置することが可能となり、配管レイアウトの自由度を向上させることができる。
実施形態に係るスロットル弁装置の概略的な平面図である。 図1のA−A断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1及び図2に示すように、本実施形態に係るスロットル弁装置1は、内燃機関の吸気通路が上下方向に延びるダウンフロー構造になっており、スロットルボディ2は、吸気通路の一部を構成している。スロットル弁装置1の上方が吸気通路の上流側、下方が吸気通路の下流側となっている。上流側の吸気通路には、エアクリーナやブローバイガス還流通路の吐出ポート(いずれも不図示)が設けられている。下流側の吸気通路には、インテークマニホルドを介して内燃機関の各気筒の吸気ダクト(いずれも不図示)が連通している。
スロットルボディ2は円筒状のものであり、その内部空間が上流側及び下流側の吸気通路に連通している。このスロットルボディ2の内部には、スロットルシャフト4及び円盤状のスロットル弁体を有するスロットル弁3が、スロットルシャフト4を介して回動自在に設けられている。スロットルシャフト4は、スロットルボディ2内の吸気通路の中央部を通り、ほぼ水平に延び、スロットルボディ2内に設けられた支持部(不図示)に支持されている。
スロットル弁3は、モータ(不図示)によりスロットルシャフト4を中心として回動されることによって吸気通路を開閉し、その回転角度によって吸気通路を通過する空気(吸気)の流量を調整する。図1及び図2には、スロットル弁3が吸気通路を全閉位置で閉鎖した全閉状態が示されており、図中では、スロットル弁3の外縁部がスロットルボディ2の内壁面に接しているように見えるものの、実際には、滑らかな回動を確保するために、スロットル弁3とスロットルボディ2の内壁面との間に微小な隙間を有している。
スロットル弁体は、スロットル弁3の全閉位置において、水平に対して僅かに斜めに傾いて延びており、この状態において、スロットルシャフト4の上方に位置する上側弁体部5と、スロットルシャフト4の下方に位置する下側弁体部6とを有する。
スロットルボディ2の内壁面には、スロットル弁3の上側弁体部5の上方に、上流側から滴下された水分Wを上側弁体部5へと誘導するための誘導凹部7aが設けられている。誘導凹部7aは、スロットルシャフト4の軸と直交する図1に示す軸線L上において最も深くなるように、また、スロットルシャフト4の軸線方向の幅が、上側弁体部5に向かって次第に狭くなるように形成されている。この構成により、誘導凹部7aに流入した水分Wは、図2に矢印で示すように、軸線Lに沿いながら下方へと流れることにより、上側弁体部5の中央部に向けて誘導される。
上側弁体部5の上面には、スロットルボディ2から誘導された水分Wを、スロットルシャフト4の中央部へと誘導するための誘導凹部7bが設けられている。誘導凹部7bは、誘導凹部7aと同様、軸線L上において最も深くなるとともに、その幅がスロットルシャフト4に向かって次第に狭くなるように形成されている。この構成により、誘導凹部7aから誘導凹部7bに水分Wが誘導されるとともに、誘導凹部7b内の水分Wは、図2に矢印で示すように、軸線Lに沿いながら下方へと流れることにより、スロットルシャフト4の中央部に向けて誘導される。
スロットルシャフト4の中央部には、上側弁体部5から誘導された水分Wを、下側弁体部6へと誘導するための誘導溝7cが設けられている。誘導溝7cは、誘導凹部7a、7bと同様に、軸線L上において最も深くなるように形成されるとともに、その幅は一定になっている。この構成により、誘導凹部7bから誘導溝7cに水分Wが誘導されるとともに、誘導溝7c内の水分Wは、図2に矢印で示すように、軸線Lに沿いながら下方へと流れることにより、下側弁体部6の中央部に向けて誘導される。
下側弁体部6の上面には、スロットルシャフト4から誘導された水分Wを、さらに下方へと誘導するための誘導凹部7dが設けられている。誘導凹部7dは、誘導凹部7a、7bと同様、軸線L上において最も深くなるとともに、その幅が下方に向かって次第に狭くなるように形成されている。この構成により、誘導溝7cから誘導凹部7dに水分Wが誘導されるとともに、誘導凹部7d内の水分Wは、図2に矢印で示すように、軸線Lに沿いながら下方へと流れることにより、下側弁体部6のスロットルシャフト4から周方向に離間した部位へと誘導される。
このように誘導された水分Wは、スロットル弁3とスロットルボディ2の隙間を伝わって広範囲に広がることがないので、たとえ凍結したとしても、モータによるスロットル弁3の駆動を妨げず、スロットル弁3が作動不能になるおそれがない。
以上のように、本実施形態によれば、スロットルボディ2の内壁面、上側弁体部5の上面、スロットルシャフト4の中央部、及び下側弁体部6の上面に、誘導凹部7a、7b、誘導溝7c、誘導凹部7dがそれぞれ設けられていることにより、スロットルボディ2の内壁面の上側弁体部5側に滴下された水分Wは、誘導凹部7a、7b、誘導溝7c、誘導凹部7dを順に伝わり、下側弁体部6のスロットルシャフト4から周方向に離間した部位へと誘導される。
したがって、スロットル弁3の上側弁体部5側に水分Wが滴下された場合であっても、滴下した水分Wがスロットル弁3とスロットルボディ2の隙間やスロットルシャフト4の支持部に広範囲に伝わり、凍結することを防止することができる。また、これにより、ブローバイガス還流通路の吐出ポートなどの、凝縮水を生じさせる可能性がある配管を、スロットル弁3の上側弁体部5側に配置することが可能となり、配管レイアウトの自由度を向上させることができる。
なお、本発明は、説明した実施形態に限定されることなく、種々の態様で実施することができる。たとえば、誘導凹部及び誘導溝の位置及び形状は、本発明の趣旨を満たす限り、実施形態で説明したものに限定されず、異なる位置及び形状とすることが可能である。その他、本発明の趣旨の範囲内で、細部の構成を適宜、変更することが可能である。
1 スロットル弁装置
2 スロットルボディ
3 スロットル弁
4 スロットルシャフト
5 上側弁体部
6 下側弁体部
7a,7b,7d 誘導凹部
7c 誘導溝

Claims (1)

  1. 上下方向に延びる吸気通路の一部を構成するスロットルボディと、
    前記スロットルボディに回動自在に設けられ、前記吸気通路を開閉するためのスロットル弁と、を備え、
    前記スロットル弁は、前記スロットルボディに回動自在に支持され、ほぼ水平に延びるスロットルシャフトと、前記スロットルシャフトの軸線に直交する方向の両側に一体に設けられ、前記吸気通路を全閉状態で閉鎖する全閉位置において、水平に対して斜めに延びる円盤状のスロットル弁体と、を有し、
    前記スロットル弁体は、前記全閉位置において前記スロットルシャフトよりも上方及び下方にそれぞれ配される上側弁体部及び下側弁体部によって構成され、
    前記スロットルボディの内壁面、前記上側弁体部の上面、前記スロットルシャフト、及び前記下側弁体部の上面には、前記スロットルボディの内壁面の前記上側弁体部の付近に滴下された水分を前記下側弁体部の下方に順に誘導するための水分誘導凹部がそれぞれ形成されていることを特徴とするスロットル弁装置。
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