JP2014122590A - 内燃機関の吸気系 - Google Patents

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Toshiki Matsui
利樹 松井
Nobuhiro Kamei
信博 亀井
Shigenobu Shibuya
茂伸 渋谷
Yuji Sasaki
祐治 佐々木
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Abstract

【課題】内燃機関の運転停止中に水滴がスロットルシャフトの軸支部分に付着して凍結することを防ぐための内燃機関の吸気系の構成を実現する。
【解決手段】エアクリーナ1と、このエアクリーナ1の下流側かつ下方に配されスロットルシャフト21により軸支されたスロットルバルブ2とを備え、エアクリーナ1の底面11aからスロットルバルブ2のスロットルボディ3内部に連続する吸気通路12、3aを有する内燃機関の吸気系において、前記エアクリーナ1の底面11aに、前記吸気通路12、3aの前記スロットルシャフト21の軸支部分から周方向に離間した部位に水流を導くための水流誘導手段たる結露水流路13を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、エアクリーナと、このエアクリーナの下流側かつ下方に配されスロットルシャフトにより軸支されたスロットルバルブとを備えた内燃機関の吸気系に関する。
従来より、内燃機関の停止時に、空気中の水分が内燃機関の吸気系のエアクリーナからスロットルバルブにかけての通路中で凝結し、凝結した水分が水滴としてスロットルシャフトの軸支部分に付着し、冬季の夜間や寒冷地においてはスロットルシャフトの軸支部分に付着した水分が氷結してしまう不具合が知られている。この不具合の発生を防ぐ手段として、例えば、スロットルシャフトの軸支部分より上流側の壁面に、吸入空気の流れにより壁面に沿って前記軸支部分に向かう水滴を遮断するための水避け手段が考えられている(例えば、特許文献1を参照)。
ところで、特許文献1記載の構成ではスロットルバルブを構成するスロットルボディは吸気の通路が水平方向に延びる状態で設置するようにしているが、このような構成を採用した場合、エンジン停止時等の吸入空気の流れがない場合には水滴は自重により吸入通路の下端部に移動しそのまま留まり、下流側には水滴が流れない。このとき、水滴がスロットル周辺、特にスロットルシャフトの軸支部分周辺に留まりこの水滴が氷結する恐れがある。また、水滴の一部が水避け手段に沿ってスロットルシャフトの軸支部分に向かうことも考えられる。さらに、特許文献1記載の水避け手段は通路内に設けた突起であるため、内燃機関の運転時のNV(騒音や振動)が悪化する恐れも存在する。
特開2007−303301号公報
本発明は以上の点に着目し、内燃機関の運転停止中に水滴がスロットルシャフトの軸支部分に付着して凍結することを防ぐための内燃機関の吸気系の構成を実現することを目的とする。
以上の課題を解決すべく、本発明の内燃機関の吸気系は、以下に述べるような構成を有する。すなわち本発明に係る内燃機関の吸気系は、エアクリーナと、このエアクリーナの下流側かつ下方に配されスロットルシャフトにより軸支されたスロットルバルブと、前記スロットルシャフト及びスロットルバルブを支持するスロットルボディとを備え、エアクリーナの底面から前記スロットルボディ内部に連続する吸気通路を有する内燃機関の吸気系であって、前記エアクリーナの底面に、前記吸気通路の前記スロットルシャフトの軸支部分から周方向に離間した部位に水流を導くための水流誘導手段を設けている。
このようなものであれば、エアクリーナ内に貯留した水滴は前記水流誘導手段により吸気通路の前記スロットルシャフトの軸支部分から周方向に離間した部位に導かれるため、内燃機関の運転停止時にスロットルシャフトの軸支部分に水滴が付着することを防止又は抑制できる。なお、本発明の「水流誘導手段」は、吸気通路の前記スロットルシャフトの軸支部分から周方向に離間した部位に連続する溝状の水路や、スロットルシャフトの軸支部分に達する流路上に該スロットルシャフトの軸支部分への水の流れを遮断すべく設けた立壁又は突起等、前記吸気通路の前記スロットルシャフトの軸支部分から周方向に離間した部位に水流を導くための構造物全般を示す概念である。
本発明によれば、内燃機関の運転停止中に水滴がスロットルシャフトの軸支部分に付着して凍結することを防ぐための内燃機関の吸気系の構成を実現できる。
本発明の一実施形態に係る車両用内燃機関の吸気系を示す概略平面図。 図1におけるA−A断面図。 図1におけるB−B断面図。 本発明の他の実施形態に係る車両用内燃機関の吸気系を示す概略平面図。 図4におけるX−X断面図。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。図1〜図3に、本実施形態における車両用内燃機関の吸気系の要部を示す。
この内燃機関の吸気系は、エアクリーナ1と、このエアクリーナ1の下流側かつ下方に配されスロットルシャフト21により軸支されたスロットルバルブ2と、このスロットルバルブ2の下流に設けた図示しないサージタンクと、このサージタンクと図示しない気筒の吸気ポートとを接続する図示しない吸気マニホルドとを備えている。
前記エアクリーナ1は、上方に開口し下端にスロットルバルブ2に連通する吸気通路12を有するエアクリーナケース11と、このエアクリーナケース11の開口を被覆する図示しないエアクリーナキャップとを備えている。このエアクリーナケース11の底面11aは前記吸気通路12に近づくにつれ下方に向かう傾斜を有している。
前記スロットルバルブ2は、内部に略鉛直方向に伸びる吸気通路3aを有するスロットルボディ3の吸気通路3a内に配されている。また、このスロットルバルブ2は、水平方向に伸びるスロットルシャフト21により軸支されている。前記スロットルシャフト21は、両端に位置する軸支部分21aが前記スロットルボディ3に支持されており、水平方向に伸びている。なお、このスロットルバルブ2は、本実施形態では電子スロットルバルブであり、内燃機関の運転停止時にはスロットルボディ3との間に隙間を形成した状態に保持されるようにしている。また、前記スロットルボディ3内部の吸気通路3aと、前記エアクリーナケース11の吸気通路12とは連通しており、両者を併せて請求項中の吸気通路として機能する。
しかして本実施形態では、前記エアクリーナ1の底面11aに、吸気通路12、3aの前記スロットルシャフト21の軸支部分21aから周方向に離間した部位に水流を導くための水流誘導手段である結露水流路13を設けている。
より具体的には、エアクリーナ1の底面のうち平面視した場合に吸気通路12、3aの前記スロットルシャフト21の軸支部分21aから周方向に離間した部位の上方に、周囲の部位よりも下方に窪ませて前記結露水流路13を設けている。また、エアクリーナ1の底面11aの他の部位は、この結露水流路13に近づくにつれて下方に向かう傾斜を有する。ここで、吸入空気中の水分がエアクリーナ1内で凝結して水滴が形成されると、この水滴は、図1及び図2の矢印Wに示すように、自重により前記結露水流路13中に導かれる。そして、前記結露水流路13中に導かれた水滴は、そのままこの結露水流路13をへてスロットルボディ3の吸気通路3aの管壁に沿って、より詳細にはスロットルシャフト21の軸支部分21aから周方向に離間した部位の管壁に沿って下方に流れる。
すなわち本実施形態によれば、エアクリーナ1内に貯留した水滴は前記結露水流路13内を流通して吸気通路12、3aの前記スロットルシャフト21の軸支部分21aから周方向に離間した部位に導かれるため、内燃機関の運転停止時にスロットルシャフト21の軸支部分21aに水滴が付着し低温時に氷結することを防止又は抑制できる。
また、本実施形態では、周囲の部位よりも下方に窪ませることにより前記結露水流路13を設けているので、エアクリーナ1の底面を構成するエアクリーナケース11の剛性の向上を図ることもできる。
なお、本発明は上述した実施形態に限らない。
例えば、図4及び図5に示すような態様が考えられる。以下の説明において、上述した実施形態におけるものに対応する各部位には、同一の名称、及び先頭にAを追加した符号を付している。この態様の内燃機関の吸気系は、エアクリーナA1の底面(エアクリーナケースA11の底面A11a)における吸気通路A12、A3aの周縁部に、水流誘導手段である隆起部A14が設けられている。この隆起部A14は、周囲の部位と比較して上方に隆起しており、平面視した場合に前記スロットルシャフトA21の軸心と直交する直線上となる位置を除いて略全周に亘って設けられている。すなわち、平面視した場合に前記スロットルシャフトA21の軸心と直交する直線上となる位置には隙間A15が設けられており、この隙間A15に水流を導くようにしている。
このような構成を採用した場合、吸入空気中の水分がエアクリーナA1内で凝結して水滴が形成されると、この水滴は、図4及び図5の矢印WWに示すように、自重により前記吸気通路A12の周縁部に導かれ、さらに前記隙間A15に導かれる。そして、前記隙間A15に導かれた水滴は、そのままこの結露水流路をへてスロットルボディA3の吸気通路A3aの管壁に沿って、より詳細には平面視した場合に前記スロットルシャフトA21の軸心と直交する直線上となる位置近傍の管壁に沿って下方に流れる。
すなわちこのような態様を採用した場合であっても、本発明の最も主要な効果、すなわちエアクリーナA11内に貯留した水滴を吸気通路A12、A3aの前記スロットルシャフトA21の軸支部分から周方向に離間した部位に導くことにより、内燃機関の運転停止時にスロットルシャフトA21の軸支部分A21aに水滴が付着し低温時に氷結することを防止又は抑制できる。
また、上述した実施形態では電子スロットルバルブを採用し、内燃機関の運転停止時には弁体とスロットルボディとの間に隙間を形成した状態に保持されるようにしているが、弁体がアクセルペダルに機械的に接続された態様のスロットルバルブと、このスロットルバルブをバイパスし中途にISCバルブ(アイドル速度コントロールバルブ)を備えたISC通路(アイドル速度コントロール通路)とを備えた内燃機関の吸気系に本発明を採用してもよい。
さらに、上述した実施形態では平面視した場合に前記スロットルシャフトの軸心と直交する直線上となる位置に水滴を誘導するように水流誘導手段を形成しているが、平面視した場合に前記スロットルシャフトの軸心と重ならない位置、より望ましくは前記スロットルシャフトの軸視部分と所定角度以上位相が異なる位置に水滴を誘導する構成の水流誘導手段であれば、本発明の最も主要な効果を得ることができる。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
1、A1…エアクリーナ
11a、A11a…エアクリーナの底面
12、A12…吸気通路
13…水流誘導手段(結露水流路)
A14…水流誘導手段(隆起部)
2、A2…スロットルバルブ
21、A21…スロットルシャフト
21a、A21a…スロットルシャフトの軸支部分
3、A3…スロットルボディ
3a、A3a…吸気通路

Claims (1)

  1. エアクリーナと、このエアクリーナの下流側かつ下方に配されスロットルシャフトにより軸支されたスロットルバルブと、前記スロットルシャフト及びスロットルバルブを支持するスロットルボディとを備え、エアクリーナの底面から前記スロットルボディ内部に連続する吸気通路を有する内燃機関の吸気系であって、
    前記エアクリーナの底面に、前記吸気通路の前記スロットルシャフトの軸支部分から周方向に離間した部位に水流を導くための水流誘導手段を設けていることを特徴とする内燃機関の吸気系。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109653913A (zh) * 2018-12-14 2019-04-19 洛阳理工学院 一种空气滤清器

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