JP2009144573A - 多気筒エンジンの吸気装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】サージタンクを複雑な構造とすることなくサージタンクから複数の枝管への曲がりの急な部分の吸気流れの剥離を抑え、各気筒間の吸気量の差を低減し、各気筒間の燃焼のばらつきを低減して、燃費を向上させる。
【解決手段】サージタンクから複数の枝管への曲がりの急な部分に、吸気を循環させる流路を備える。
【選択図】図1
【解決手段】サージタンクから複数の枝管への曲がりの急な部分に、吸気を循環させる流路を備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、多気筒エンジンの吸気装置に関する。
多気筒エンジンの吸気装置においては、サージタンクが、スロットルの下流であってエンジンの直前に配置され、各気筒の吸気ポートに連通する複数の吸気枝管に連結されるが、車両への搭載制約により、サージタンクから吸気枝管への連結部の曲がりが急になっている。この曲がりは、スロットルに近い側の気筒への吸気枝管との連結部において特に急になっており、吸気の剥離による渦が発生し、吸気の流入抵抗が大きく、複数の気筒間の吸い込み流量に流量差が発生し、エンジンの性能が低下する要因となっている。
特許文献1の多気筒エンジンの吸気装置では、内部空間が上方部分と下方部分とに分割されているサージタンクと、このサージタンクと多気筒エンジンの各吸気ポートとを連通させる複数の吸気枝管とを具備し、多気筒エンジンの一方の気筒列に通じる吸気枝管がサージタンクの上方部分に連結されると共に他方の気筒列に通じる吸気枝管がサージタンクの下方部分に連結され、サージタンクの上方部分の前端部が下方部分の前端部よりも車両後方側に位置するように形成することにより、この吸気装置を車両に搭載した場合に、エンジンフードの高さを低くすることができる技術が示されているが、サージタンクの構造が複雑なものとなり、製造コストを増加させる要因となっている。
本発明は、サージタンクを複雑な構造とすることなく、サージタンクから吸気枝管への連結部の曲がり部分の吸気流れの剥離を抑えることができ、各気筒間の吸気量の差を低減し、燃焼のばらつきを低減して、燃費を向上させる手段を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明によれば、多気筒エンジンの吸気装置において、吸気装置が、サージタンクと、サージタンクを多気筒エンジンの各吸気ポートに連通させる複数の吸気枝管とを備え、サージタンクから複数の吸気枝管への曲がりの急な部分に、吸気を循環させる流路を更に備える、多気筒エンジンの吸気装置が提供される。
すなわち、請求項1の発明では、サージタンクから複数の枝管への曲がりの急な部分に吸気を循環させる流路を備えることにより、サージタンクを複雑な構造とすることなく、サージタンクから吸気枝管への連結部の曲がり部分の吸気流れの剥離を抑えることができ、各気筒間の吸気量の差を低減し、燃焼のばらつきを低減して、燃費を向上させることができる。
以下、添付図面を用いて本発明の実施形態について説明する。
図3は、従来のサージタンク13から吸気枝管14への連結部に発生する渦を説明する図である。図3では、6気筒エンジンの各気筒の吸気ポートに連通する6本の吸気枝管が示され、それぞれ符合141〜146で示されている。図3では、説明のため、スロットルに近い側の気筒への吸気枝管146とサージタンク13との連結部が、急な曲がりを有し、曲がり部分に発生する渦が示されているが、このような渦は、吸気枝管145への曲がり部や、他の吸気枝管への曲がり部でも発生する可能性がある。
図1は、本発明を多気筒エンジンの吸気装置に適用した場合の、実施形態の概略構成を説明する吸気装置の部分図であり、図3に対して、サージタンク13から複数の吸気枝管への曲がりの急な部分のうち、吸気枝管146への曲がり部に、本発明による吸気を循環させる流路20を形成した図である。本図は吸気を循環させる流路20の形成を説明するために、吸気枝管146への曲がり部に流路20を形成した場合を示しているが、吸気枝管146への曲がり部のみに限定するものではない。
図2は、吸気枝管146への曲がり部に形成した循環流路20を拡大して示す、部分図である。循環流路20を図2のように形成すると、図3で示した渦が発生せずに、循環流22を生じる。このため、主流21は、循環流22に引き寄せられ、吸気枝管146への曲がり部に沿った流れとなり、抵抗を受けることなく吸気枝管146に流入する。
図4は、本発明の吸気装置を搭載した車両を示す図であり、10は本発明による吸気装置である。吸気装置10は、エアクリーナ11、吸気管12、サージタンク13及び複数の吸気枝管14(141〜146)を備え、吸気ガス(吸入空気)はこれらを通って多気筒エンジンの各吸気ポート内に流入する。吸気管12には、吸気管12内を流れる吸入空気の量を調整するためのスロットル弁15が設けられる。
1 車両
10 吸気装置
11 エアクリーナ
12 吸気管
13 サージタンク
15 スロットル弁
20 循環流路
21 主流
22 循環流
141、142、143、144、145、146 吸気枝管
10 吸気装置
11 エアクリーナ
12 吸気管
13 サージタンク
15 スロットル弁
20 循環流路
21 主流
22 循環流
141、142、143、144、145、146 吸気枝管
Claims (1)
- 多気筒エンジンの吸気装置において、前記吸気装置が、
サージタンクと、
前記サージタンクを前記多気筒エンジンの各吸気ポートに連通させる複数の吸気枝管と、を備え、
前記サージタンクから前記複数の吸気枝管への曲がりの急な部分に、吸気を循環させる流路を更に備える、
多気筒エンジンの吸気装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007321300A JP2009144573A (ja) | 2007-12-12 | 2007-12-12 | 多気筒エンジンの吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007321300A JP2009144573A (ja) | 2007-12-12 | 2007-12-12 | 多気筒エンジンの吸気装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009144573A true JP2009144573A (ja) | 2009-07-02 |
Family
ID=40915464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007321300A Withdrawn JP2009144573A (ja) | 2007-12-12 | 2007-12-12 | 多気筒エンジンの吸気装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2009144573A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012180799A (ja) * | 2011-03-02 | 2012-09-20 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関の気流制御装置 |
US10550804B2 (en) | 2017-11-07 | 2020-02-04 | Mazda Motor Corporation | Air intake apparatus of multi-cylinder engine having secondary gas inlet passage connected to intake air inlet passage |
-
2007
- 2007-12-12 JP JP2007321300A patent/JP2009144573A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012180799A (ja) * | 2011-03-02 | 2012-09-20 | Nissan Motor Co Ltd | 内燃機関の気流制御装置 |
US10550804B2 (en) | 2017-11-07 | 2020-02-04 | Mazda Motor Corporation | Air intake apparatus of multi-cylinder engine having secondary gas inlet passage connected to intake air inlet passage |
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Legal Events
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