JP5510245B2 - エンジンの吸気装置 - Google Patents
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Description
吸気装置としての吸気マニホルドは、サージタンクと、このサージタンクからエンジンヘ延びる複数本の吸気管と、この吸気管の下流端部をエンジンに接続するフランジ部とを備えている。
このような場所にボルト挿入孔103が存在する場合、吸気マニホルド101の組み付け時に、ボルト挿入孔103へのボルト102の挿入が困難になって、最悪の場合、ボルト102が落下したり、又は、ボルト102に締付工具を嵌合することが困難となる場合があった。また、ボルト102の締め付けを容易に行なうため、スタッドボルト及びナットに変更した場合、コストアップとなるという不都合があった。
図1、図2において、1は車両にそのシリンダ軸線が垂直方向に対して所定の角度で傾斜して搭載される多気筒(3気筒)のエンジン、2はシリンダブロック、3はシリンダヘッド、4はシリンダヘッドカバーである。
エンジン1には、シリンダヘッド3の後部に吸気装置5が取り付けられる。
この吸気装置5は、シリンダヘッド3の後部に連結される吸気マニホルド6を備えている。
この吸気マニホルド6は、サージタンク7と、このサージタンク7からエンジン1のシリンダヘッド3ヘ延びる複数本としての3本の吸気管8A〜8Cと、この吸気管8A〜C8の下流端部9A〜9Cをシリンダヘッド3の後部のフランジ取付面部10に接続するフランジ部11とを備えている。
サージタンク7は、水平方向でフランジ部11の側方に配置され、左端にスロットルバルブ取付部12を備えている。また、吸気管8A〜8Cは、サージタンク7よりも上方に延びるとともに斜め上方からフランジ部11に連結している。更に、フランジ部11をエンジン1のシリンダヘッド3に締結する複数本のボルト13が挿入される複数個のボルト挿入孔のうちの一つであるボルト挿入孔14は、図4、図5に示すように、フランジ部11のうち隣接する吸気管、例えば、吸気管8A・吸気管8Bに両側を挟まれる部分に配置され、フランジ部11に形成されている。
上記の構造によって、ボルト挿入孔14にボルト13を挿入する際にガイド壁15によってボルト13をボルト挿入孔14の内周に案内でき、エンジン1に対する吸気マニホルド6の組付性を向上させることができる。また、ガイド壁15の先端部16とフランジ部11との間に隙間17を形成することで、この部分に雨水や雪が溶けた水が溜まることを防止でき、ボルト13の腐食を防止できる。さらに、スタッドボルト等への変更を不要として、構成が簡単で、廉価にできる。
これにより、ボルト13の頭部18に嵌合する締付工具Tのソケットを円弧部21に沿わせるだけで、ボルト13をボルト挿入孔14の内周に位置決めでき、吸気マニホルド6の組付性を向上させることができる。
これにより、ガイド壁15をロアケース24に形成することによって、フランジ部11を備えているとともにアッパケース22及びロアケース24に対する接合面を備えるミドルケース23の構造を複雑化させることなく、ガイド壁15をサージタンク7と一体に形成することができる。
上記の構造によって、ガイド壁15を吸気マニホルド6の外壁中で壁の厚さが厚く剛性の高い下側溶着部26に連結させることができ、ガイド壁15の振動を防止できる。
3 シリンダヘッド
5 吸気装置
6 吸気マニホルド
7 サージタンク
8A〜8C 吸気管
9A〜9C 吸気管の下流端部
11 フランジ部
13 ボルト
14 ボルト挿入孔
15 ガイド壁
16 ガイド壁の先端部
17 隙間
21 円弧部
22 アッパケース
23 ミドルケース
24 ロアケース
25 上側溶着部
26 下側溶着部
27 ガイド壁の外縁部
Claims (2)
- サージタンクと、このサージタンクからエンジンヘ延びる複数本の吸気管と、この吸気管の下流端部を前記エンジンに接続するフランジ部とを備える吸気マニホルドを設け、
前記吸気マニホルドは、前記吸気管の上部を構成するアッパケースと、前記フランジ部と前記吸気管の下部と前記サージタンクの上部とを構成するミドルケースと、前記サージタンクの下部を構成するロアケースとを夫々溶着して構成され、
前記サージタンクを水平方向で前記フランジ部の側方に配置し、前記吸気管を前記サージタンクよりも上方に延ばすとともに斜め上方から前記フランジ部に連結し、
前記フランジ部を前記エンジンに締結するボルトが挿入されるボルト挿入孔を前記フランジ部のうち前記吸気管に両側を挟まれる部分に配置したエンジンの吸気装置において、
前記ボルトを前記ボルト挿入孔に挿入する際に、前記ボルトを前記ボルト挿入孔の内周に案内するガイド壁を前記ロアケースに一体形成し、
前記ガイド壁を前記ボルト挿入孔の軸線方向から見た場合、前記ガイド壁は、その中心が前記ボルト挿入孔の軸線と同軸の円弧部を備え、
前記ガイド壁の先端部と前記フランジ部との間に隙間を形成するとともに、前記ガイド壁の両端部と前記吸気管との間に隙間を形成したことを特徴とするエンジンの吸気装置。 - 前記ガイド壁の外縁部を、前記ミドルケースと前記ロアケースとの溶着部に連結したことを特徴とする請求項1に記載のエンジンの吸気装置。
Priority Applications (1)
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JP2010216836A JP5510245B2 (ja) | 2010-09-28 | 2010-09-28 | エンジンの吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010216836A JP5510245B2 (ja) | 2010-09-28 | 2010-09-28 | エンジンの吸気装置 |
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ID=46169107
Family Applications (1)
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JP2010216836A Active JP5510245B2 (ja) | 2010-09-28 | 2010-09-28 | エンジンの吸気装置 |
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2010
- 2010-09-28 JP JP2010216836A patent/JP5510245B2/ja active Active
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