JP2021156166A - エアクリーナ - Google Patents

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Abstract

【課題】エアクリーナ内に入り込んだ雨水または溜水が内燃機関の吸気通路に至ることを抑止する。【解決手段】内燃機関の吸気通路に清浄な空気を供給するためのエアクリーナであって、空気を導入する空気入口11と、前記空気入口11よりも高い位置にあり内燃機関の吸気通路に向けて空気を流出させる空気出口12と、前記空気入口11と前記空気出口12との間に介在し空気入口11から空気出口12に向かう空気を濾過するフィルタ3と、前記フィルタ3の下方にあって空気入口11から導入した空気の流れが当たる縦壁13と、前記フィルタ3の下方にありかつ前記縦壁13の直上に設けられ縦壁13に当たった空気の流れが直接フィルタ3に向かうことを遮る遮水壁2とを具備するエアクリーナを構成した。【選択図】図1

Description

本発明は、車両等に搭載される内燃機関の吸気通路に接続されるエアクリーナに関する。
エアクリーナは、空気入口(インレット)から取り入れた空気を内蔵しているフィルタにより濾過して異物を取り除き、その上で空気出口(アウトレット)から内燃機関の吸気通路に流入させて供給するものである。
車両のエンジンルーム(または、エンジンコンパートメント)に搭載される内燃機関用のエアクリーナでは、空気入口を車両の横方向に向けることが少なくない。これは、取り込む空気に雨水や溜水が入り込むことを防止する意図であるが、エンジンルーム内は内燃機関が放つ熱により昇温しており、空気入口を横に向けると内燃機関における吸気の充填効率が低下するという背反が生じる。
そのため、エアクリーナの空気入口を車両の前方に向けて開口させ、昇温していない走行風をエアクリーナに取り入れながら、雨水や溜水の侵入を抑制する工夫がなされている(例えば、下記特許文献を参照)。
特開2018−084200号公報
エアクリーナの容積を拡大すると、当該エアクリーナの外殻を構成するケースが膜振動を起こしやすくなり、NV(Noise and Vibration)性能の低下を招く。そこで、エアクリーナケースの内面に連接し内方に突出する壁(または、リブ)を成形して、ケースの剛性を補強することが考えられる。
しかしながら、空気入口からケース内に流入する空気の流れがその壁に当たり、勢いよくフィルタを通過して空気出口に至る可能性が高くなる。それに伴い、雨水や溜水が空気出口から内燃機関の吸気通路のスロットルボディに侵入する懸念が生じる。
以上の問題に着目してなされた本発明は、エアクリーナ内に入り込んだ雨水または溜水が内燃機関の吸気通路に至ることを抑止することを所期の目的としている。
本発明では、内燃機関の吸気通路に清浄な空気を供給するためのエアクリーナであって、空気を導入する空気入口と、前記空気入口よりも高い位置にあり内燃機関の吸気通路に向けて空気を流出させる空気出口と、前記空気入口と前記空気出口との間に介在し空気入口から空気出口に向かう空気を濾過するフィルタと、前記フィルタの下方にあって空気入口から導入した空気の流れが当たる縦壁と、前記フィルタの下方にありかつ前記縦壁の直上に設けられ縦壁に当たった空気の流れが直接フィルタに向かうことを遮る遮水壁とを具備するエアクリーナを構成した。
本発明によれば、エアクリーナ内に入り込んだ雨水または溜水が内燃機関の吸気通路に至ることを抑止できる。
本発明の一実施形態のエアクリーナの内部の構造を示す縦断面図。
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。本実施形態のエアクリーナは、車両等に搭載される内燃機関の吸気通路に接続され、空気入口11から取り入れた空気をフィルタ3により濾過した後、空気出口12から内燃機関の吸気通路に流入させて供給するものである。
図1に、本実施形態のエアクリーナの内部の構造を示している。なお、図1の上方がエアクリーナの上方(天)、図1の下方がエアクリーナの下方(地)である。このエアクリーナは、空気入口11及び空気出口12を開設している例えば樹脂成形品のエアクリーナケース1と、ケース1内における空気入口11と空気出口12との間に介在するフィルタエレメント3と、ケース1内におけるフィルタ3の下方に所在する縦壁13と、ケース1内におけるフィルタ3の下方かつ縦壁13の直上に所在する遮水壁2とを具備する。
エアクリーナケース1は、水平方向即ち前後方向及び左右方向に比して上下方向の寸法が長尺な、縦長の筐体状をなす。
空気入口11は、ケース1の下端部に設けている。この空気入口11は、車両の前方から空気、特にフロントグリルを通じてエンジンルーム内に吹き込む走行風をケース1内に取り込むように、車両の前方側を指向して開口している。
空気出口12は、ケース1の上端部に設けている。当然、空気出口12は、空気入口11よりも高位置にある。空気入口11からケース1内に流入した空気は、ケース1内を下方から上方に流れて空気出口12に至る。空気出口12は、内燃機関の吸気通路に接続している。
フィルタ3は、空気入口11よりも高位置、空気出口12よりも低位置にあって水平方向に拡張しており、空気入口11から空気出口12に向かう空気を濾過し、その空気中に混入している異物を除去して異物が内燃機関の吸気通路に侵入することを阻止する。
縦壁13は、左右方向(図1の紙面に垂直な方向である)に沿って対向するケース1の一対の外側壁10の双方に連接または極近接するとともに、上下方向に拡張しており、ケース1内におけるフィルタ3の下方の空間を区画している。そして、縦壁13は、空気入口11に臨んでいる。図1中に矢印で表しているように、空気入口11からケース1内に流れ込んだ空気は、縦壁13に当たり、縦壁13に沿って上方に流れる。
遮水壁2は、フィルタ3の下方、縦壁13の直上にあって、水平方向即ち前後方向及び左右方向に拡張している。この遮水壁2は、左右方向に沿って対向するケース1の一対の外側壁10の双方に連接または極近接するが、前後方向(図1の左右方向である)に沿って対向するケース1の一対の外側壁14からは離間している。図1中に矢印で表しているように、縦壁13に沿って上方に向かう空気の流れは、この遮水壁2の下面に当たって前後方向に分岐し、しかる後再び上方に流れてフィルタ3を通過する。
空気入口11から雨水や溜水が勢いよく入り込んだときには、遮水壁2がちょうどねずみ返しのように機能してその水を跳ね返し、水がフィルタ3を通過して空気出口12から内燃機関の吸気通路に侵入することを抑止する。
空気入口11、空気出口12及び縦壁13は、ケース1に一体成形している。縦壁13は、ケース1の外側壁10の内向面から内方即ち左右方向に延出している。これに対し、フィルタ3及び遮水壁2はそれぞれ、ケース1とは別体をなし、ケース1内に後付けで取り付ける。
因みに、ケース1の外側壁10の内向面には、上下方向に伸びるリブ15を複数設けている。リブ15は、縦壁13及び遮水壁2とともに、ケース1の剛性を補強する役割を担う。
本実施形態では、内燃機関の吸気通路に清浄な空気を供給するためのエアクリーナであって、空気を導入する空気入口11と、前記空気入口11よりも高い位置にあり内燃機関の吸気通路に向けて空気を流出させる空気出口12と、前記空気入口11と前記空気出口12との間に介在し空気入口11から空気出口12に向かう空気を濾過するフィルタ3と、前記フィルタ3の下方にあって空気入口11から導入した空気の流れが当たる縦壁13と、前記フィルタ3の下方にありかつ前記縦壁13の直上に設けられ縦壁13に当たった空気の流れが直接フィルタ3に向かうことを遮る遮水壁2とを具備するエアクリーナを構成した。
本実施形態によれば、エアクリーナ内に入り込んだ雨水または溜水が内燃機関の吸気通路に至ることを適切に抑止できる。
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。各部の具体的な構成は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
11…空気入口
12…空気出口
13…縦壁
2…遮水壁
3…フィルタ

Claims (1)

  1. 内燃機関の吸気通路に清浄な空気を供給するためのエアクリーナであって、
    空気を導入する空気入口と、
    前記空気入口よりも高い位置にあり内燃機関の吸気通路に向けて空気を流出させる空気出口と、
    前記空気入口と前記空気出口との間に介在し空気入口から空気出口に向かう空気を濾過するフィルタと、
    前記フィルタの下方にあって空気入口から導入した空気の流れが当たる縦壁と、
    前記フィルタの下方にありかつ前記縦壁の直上に設けられ縦壁に当たった空気の流れが直接フィルタに向かうことを遮る遮水壁と
    を具備するエアクリーナ。
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